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2026年04月30日 09:30
今季から選手会長に就任したロッテ・横山陸人は、開幕から勝ち試合の9回を務め、ここまでリーグトップタイの8セーブをマークする。 開幕戦となった3月27日の西武戦、3−1の9回に登板し、13球を投げ、被安打0、2奪三振、無失点に抑え、チームの今季初勝利、サブロー監督の監督初勝利、毛利海大のプロ初勝利に導いた。 初登板から4試合連続被安打0に抑える抜群の安定感を見せ、4月12日の西武戦、1−0の9回に登板し、源田壮亮に同点適時打を浴びたが、4月14日(火)の週の働きは見事だった。 雨が激しく降る中行われた4月15日の日本ハム戦。横山は今季初めて8−7の7回二死走者なしの場面で登板。万波中正を1ボール2ストライクから空振り三振に仕留めると、イニング跨ぎとなった8−7の8回には二死一、二塁で奈良間大己に1ボールを投じた後、降雨により約20分間の中断。 「正直、難しい場面ではあったと思うんですけど、逆にあのまま二死一、二塁で、勝負してたら打たれていたかもしれないので、1回間がおけたことで自分も落ち着けて考える時間もできました。(佐藤)都志也さんともしっかりどういう入りをして、どういうイメージをして抑えようと話ができたので、いいイメージを持って試合再開してその通りに投げられた。そういう面では、自分的には良かった中断だったのかなと思いつつ、いい経験ができたと思います」 中断後、奈良間を2ボール2ストライクから投じた6球目のシンカーで空振り三振に打ち取り、ゼロで切り抜けた。 前日イニング跨ぎのリリーフも翌16日の日本ハム戦も、5−3の9回にマウンドへ。安打を1本打たれたが、3つのアウトのうち2つを三振で奪うなど、無失点で試合を締め括った。 4月19日の楽天戦は、8−5の9回に無死満塁で1点も入らなかった中で、その裏、横山が登板。攻撃時間が長かったことに加え、1点も入らず、楽天に流れが傾きかけている中、「攻撃時間が長かったんですけど、集中力を切らさずブルペンでも準備ができていた」と、先頭の小郷裕哉にライト前に運ばれたものの、続く中島大輔を遊飛、小深田大翔を右飛、辰己涼介を投ゴロで試合を締めた。「そういうところ(集中力を切らさず準備できているところ)が今良い結果につながっているのかと思うので、これからも継続していければと思います」と胸を張った。 4月14日の週は3試合に登板したが、どのマウンドもハードな場面だった。それだけ、チームから信頼を受けているようにも見える。 「試合に使っていただけるだけでもありがたいですし、大事な場面を任せていただけるのは貴重な経験をさせてもらっていて、しっかりそれに応えられているので良かったのかなと思います」 4月28日からの楽天2連戦では、2試合ともセーブシチュエーションの場面だったこともあり連投となったが、29日の試合では1イニング3つのアウトを3球で仕留めた。 「今のところ特に問題なく、試合に投げられていますし、体の状態も全然問題ないので、これからしっかりケアとかに気を遣って1年間シーズン通してやっていければなと思います」 勝ち試合の最後をシーズン通して締めくくり、自身が今季の目標の一つに掲げる最多セーブのタイトルを獲得してみせる。 取材・文=岩下雄太
2026年04月30日 10:39
29歳の同僚右腕が明かした村上の素顔
ホワイトソックスの村上宗隆内野手が、メジャー1年目から存在感を放っている。同僚のデービス・マーティン投手は、打者としての能力や野球に取り組む姿勢を称賛。「これがうちのベストプレーヤーなんだという空気になっている」と最大級の賛辞を送った。
米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」は27日(日本時間28日)、公式X(旧ツイッター)でマーティンが出演した際の動画を公開。司会のスコット・ブラウン氏から村上について問われた29歳右腕は、まず打撃で印象的なことを挙げた。「かなり四球を選んでいるし、打てる球がきたときは、しっかり仕留めている。それは最高なことだよ」と高く評価した。
村上の人柄については「すぐにチームに溶け込んだ。今のチームカルチャーもいい状態だし、彼もそれを自然に受け入れて、チームの一員としてスッと馴染んでいる」と適応力の高さに脱帽。「彼の練習への取り組み方には本当に感心させられているよ」と、野球に取り組む姿勢も称えた。
マーティンの称賛は終わらず、「彼は誰よりも早く球場に来て、帰るまでずっと何かしらやっているんだ。ロッカーで、1人でぼーっとしているムネを見ることはほとんどない。常に何かをしていて、少しでもよくなろうとしている」と語り、村上の絶えることのない向上心に感心していた。
村上の姿はチームに好影響を与えているようで、マーティンは「これがうちのベストプレーヤーなんだという空気になっている」と、存在感の高さを認めた。日本を代表するスラッガーは、プレーだけでなく日々の振る舞いの面でも、チームをけん引している。(Full-Count編集部)
2026年04月30日 10:31
● レッズ 2−13 ロッキーズ ○
<現地時間4月29日 グレートアメリカン・ボールパーク>
コロラド・ロッキーズが中地区首位シンシナティ・レッズに快勝。先発登板した菅野智之投手(36)は6回途中無失点の投球で今季3勝目を挙げた。
ロッキーズは初回、6番ブレット・サリバンが満塁走者一掃の適時二塁打を放って3点を先制。女房役から援護を貰った菅野は二死二塁とピンチを招き、4番スチュワートにあわや中前安打というゴロを打たれるも、遊撃手エゼキエル・トーバーが横っ飛びで好捕して素早くバックホーム。生還を試みた二塁走者を本塁アウトに仕留め、無失点で切り抜けた。
菅野は2回裏にも無死一、二塁とピンチを背負ったが、外野フライ3本で後続を断って得点は与えず。1番フリードルからの好打順だった3回裏をわずか4球で三者凡退に封じると、打たせて取るピッチングで5回までゼロを並べた。最終的に91球で5回1/3まで投げ、4被安打、3四球、2奪三振、無失点の好投。今季成績を3勝1敗、防御率2.84としている。
序盤から試合の主導権を握ったロッキーズは7回表に4番ハンター・グッドマンが2打席連発の9号2ランを放つなどレッズを突き放し、最終的に15安打・13得点で大勝。敵地3連戦を1勝1敗のタイとしている。
2026年04月30日 09:30
今季から選手会長に就任したロッテ・横山陸人は、開幕から勝ち試合の9回を務め、ここまでリーグトップタイの8セーブをマークする。
開幕戦となった3月27日の西武戦、3−1の9回に登板し、13球を投げ、被安打0、2奪三振、無失点に抑え、チームの今季初勝利、サブロー監督の監督初勝利、毛利海大のプロ初勝利に導いた。
初登板から4試合連続被安打0に抑える抜群の安定感を見せ、4月12日の西武戦、1−0の9回に登板し、源田壮亮に同点適時打を浴びたが、4月14日(火)の週の働きは見事だった。
雨が激しく降る中行われた4月15日の日本ハム戦。横山は今季初めて8−7の7回二死走者なしの場面で登板。万波中正を1ボール2ストライクから空振り三振に仕留めると、イニング跨ぎとなった8−7の8回には二死一、二塁で奈良間大己に1ボールを投じた後、降雨により約20分間の中断。
「正直、難しい場面ではあったと思うんですけど、逆にあのまま二死一、二塁で、勝負してたら打たれていたかもしれないので、1回間がおけたことで自分も落ち着けて考える時間もできました。(佐藤)都志也さんともしっかりどういう入りをして、どういうイメージをして抑えようと話ができたので、いいイメージを持って試合再開してその通りに投げられた。そういう面では、自分的には良かった中断だったのかなと思いつつ、いい経験ができたと思います」
中断後、奈良間を2ボール2ストライクから投じた6球目のシンカーで空振り三振に打ち取り、ゼロで切り抜けた。
前日イニング跨ぎのリリーフも翌16日の日本ハム戦も、5−3の9回にマウンドへ。安打を1本打たれたが、3つのアウトのうち2つを三振で奪うなど、無失点で試合を締め括った。
4月19日の楽天戦は、8−5の9回に無死満塁で1点も入らなかった中で、その裏、横山が登板。攻撃時間が長かったことに加え、1点も入らず、楽天に流れが傾きかけている中、「攻撃時間が長かったんですけど、集中力を切らさずブルペンでも準備ができていた」と、先頭の小郷裕哉にライト前に運ばれたものの、続く中島大輔を遊飛、小深田大翔を右飛、辰己涼介を投ゴロで試合を締めた。「そういうところ(集中力を切らさず準備できているところ)が今良い結果につながっているのかと思うので、これからも継続していければと思います」と胸を張った。
4月14日の週は3試合に登板したが、どのマウンドもハードな場面だった。それだけ、チームから信頼を受けているようにも見える。
「試合に使っていただけるだけでもありがたいですし、大事な場面を任せていただけるのは貴重な経験をさせてもらっていて、しっかりそれに応えられているので良かったのかなと思います」
4月28日からの楽天2連戦では、2試合ともセーブシチュエーションの場面だったこともあり連投となったが、29日の試合では1イニング3つのアウトを3球で仕留めた。
「今のところ特に問題なく、試合に投げられていますし、体の状態も全然問題ないので、これからしっかりケアとかに気を遣って1年間シーズン通してやっていければなと思います」
勝ち試合の最後をシーズン通して締めくくり、自身が今季の目標の一つに掲げる最多セーブのタイトルを獲得してみせる。
取材・文=岩下雄太
2026年04月30日 09:17
ホワイトソックスが4月を5割で終えた
【MLB】Wソックス 3ー2 エンゼルス(日本時間30日・シカゴ)
2年連続最下位に低迷していたホワイトソックスが、粘り強い戦いを続けている。
2026年04月30日 09:00
ロッテの八木彬が29日の楽天戦、1球勝利を挙げた。
八木は3−2の5回一死二、三塁の場面で、先発・西野勇士の後を受けて登板。伊藤裕季也を初球のインコースツーシームで三併に打ち取り、ピンチを脱した。その裏、マリーンズは2点を追加すると、6回からは澤田圭佑、ロング、鈴木昭汰、横山陸人のリレーで逃げ切り、八木は1球で勝利投手になった。
勝利投手になった八木は「あの場面でほんとにダブルプレーが取れてほんま良かったなって思います。あんまり実感が沸いていない感じですね。4勝しているってこともふくめて。西野(勇士)さんも本当に良い感じだったんですけど、あの場面で僕に切り替えてもらったってところだったので絶対に点を取られないようにとにかく厳しいところに投げる意識でいきました。1球ではありましたけどね。ほんま良かったです」と喜んだ。
これで八木はエスピノーザと並び、リーグトップタイの4勝となった。
2026年04月30日 08:53
中日は、球団に関わる多種多様な「個」の核心に迫る新たな映像プロジェクト『IDENTITY of Dragons』を、球団公式YouTubeにて始動した。
4月27日に公開した第1弾は、今シーズン投手キャプテンに就任した郄橋宏斗投手に密着。初めて足を踏み入れたライトスタンドで明かした決意、今季初勝利までの試行錯誤の日々を追った。
新しい動画コンテンツでファンに楽しんでもらいたいという思いで、今回の『IDENTITY of Dragons』を企画した。日頃の『#Dragons_Inside』では鮮度優先で、あえて手を加えず公開しているが、今シリーズは画面のレイアウトや音声にもこだわりを持って、普段の動画と差別化を図っている。初回は選手(郄橋宏斗投手)だが、今後もドラゴンズに関わる様々な人々の『IDENTITY』を届ける。
▼『IDENTITY』 → プロフェッショナルの「正体」に迫る
タイトルの『IDENTITY』は、各回対象となる人物の「正体(しょうたい)」を意味します。それは、単なる役割や実績としての姿ではありません。中日ドラゴンズに関わる様々な役割の人物に密着し、大きな看板を背負いながらその内側で何を思い、何に突き動かされているのか。「根底にある想い」に迫り、そのIDENTITYを追う映像作品となります。
▼ 中日ドラゴンズ公式YouTube
球団公式YouTubeは、2019年オフにドアラのYouTuberデビュー宣言をきっかけに登録者数が飛躍的に増加。21年4月から「#Dragons_Inside」として選手の映像なども公開し、26年4月26日現在で 32.8万人。
2026年04月30日 08:39
菊池雄星を襲ったアクシデント
【MLB】Wソックス 3ー2 エンゼルス(日本時間30日・シカゴ)
早朝3時前に届いた“悲報”にファンの嘆きが溢れた。エンゼルスの菊池雄星投手は29日(日本時間30日)、敵地でのホワイトソックス戦に先発登板。2回まで無失点も3回に突如降板となった。「え、雄星…?」「どうした!?」と悲鳴を上げるファンが目立った。
3回のマウンドに上がった菊池がアクシデントに見舞われた。投球練習を行った際、違和感を訴えて緊急交代。2番手としてファリスが急遽登板した。その後、球団が菊池の降板は「左肩の張り」によるものと発表。今季7度目の先発登板は、思わぬ形で幕切れとなった。
この日、菊池は村上宗隆内野手と初対戦。初回1死一塁で迎えた打席は、154キロのフォーシームで左飛に打ち取った。2打席目以降の日本人対決にも注目が集まったが、菊池の負傷により、対戦はこの1度きりとなった。
深夜に発生した菊池のアクシデントを、日本のファンも心配そうに見守った。SNS上には「雄星さんどうしたの…ちょっとマズそう」「まじか…」「大丈夫!?」「2回で降りた? えっ? 怪我? 心配だ」「アクシデントか(涙)」などのコメントが寄せられていた。
菊池に勝ち負けはつかなかったが、ここまで7試合に先発登板し、0勝3敗、防御率5.81。まだ白星をあげていない中での負傷となった。MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー氏によると、試合後に菊池が前回登板でも痛みがあったと話したとしており、今後の展開が気になるところだ。(Full-Count編集部)
2026年04月30日 08:38
オイシックス新潟は29日、国吉佑樹投手と契約合意を発表した。
2026年04月30日 08:33
オリックスは29日、6月12日の阪神戦の試合前セレモニーで演歌歌手の水森かおりさんが国家独唱を行うことになったと発表した。
水森さんはオリックス球団を通じて「今回このような機会をいただき、とても光栄に思うと同時に身の引き締まる思いです。当日は精一杯務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。
2026年04月30日 08:28
ロッテは29日、オフィシャルスポンサーであるキリンビバレッジ株式会社北関東統括本部と、昨年に続き「水分補給パートナー」契約を締結することになったと発表した。
屋外球場であるZOZOマリンスタジアムでは安心・安全なスタジアム運営を目指し、来場される方々や球場で活動するクルーに向けて、例年夏季のホームゲームにおいて試合中のイニング間に水分補給を促す取り組みを実施している。
昨年に続き、キリンビバレッジ株式会社北関東統括本部と水分補給パートナーとして契約を締結することで、屋外球場での観戦環境に配慮した水分補給の重要性を訴求し、熱中症対策および体調管理に向けた啓発に取り組んでいく。
5月1日の西武戦(18時00分試合開始)から「ZOZO MARINE STADIUM 一斉水分補給タイムsupported by キリンビバレッジ」を実施。試合中のイニング間には、球団公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」がビジョンに登場し、キリンビバレッジの商品を通じて、来場者およびスタジアムで活動するクルーの皆さまへ水分補給の呼びかけを行う。
また、パートナー契約の締結を記念し、5月15日オリックス戦に球場外周特設テントで、「キリン 世界のKitchenから ソルティライチ 500mlPET」、「キリン 世界のKitchenから ライムソルト 500mlPET」を計先着1,200名様にプレゼント。
▼ プレゼント詳細・実施概要
日程:5月15日(金) オリックス戦(18時00分試合開始)
配布時間:15時00分〜
※無くなり次第配布終了
配布場所:球場外周 Cゲート付近 特設テント
配布数:先着1,200名
※一人どちらか1本まで
2026年04月30日 08:11
フリーマンは1点を追う9回1死満塁で二ゴロ併殺打、2番スタメンで打率.138
【MLB】マーリンズ 3ー2 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地のマーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、2打数無安打3四球で打率.273となった。チームも1点差ゲームを落とし、2カードぶりの負け越しとなった。
深刻なのが1番・大谷の後を打つ「2番打者問題」だ。4年2億4000万ドル(約385億円)で加入したカイル・タッカーが開幕から務めてきたが、打率2割台前半と低迷。23日(同24日)から経験豊富なフレディ・フリーマンが入ったが、7試合で29打数4安打の打率.138。逆転サヨナラ勝ちの機運が高まった9回1死満塁では二ゴロ併殺打に終わった。
フリーマンは「シーズン中にはこうした時期が必ずある。とにかく走者を出し続けること、そうすれば最終的に得点につながると信じてやっていくしかない。今は調子の波があり、特に打って欲しいところで結果が出ていない。感覚を探っている状態だ。一本ヒットが出てくれれば、そこから乗っていける」と必死に前を向いた。
この日、大谷は3四球を選び、ロバーツ監督は「ショウヘイの調子は戻ってきている。良いスイングができている」と評価。打線全体については「打撃には波があるが、ここ10日間ほどは噛み合っておらず、必要な場面で一本が出ていない」と苦言を呈した。昨季まで不動の2番だったムーキー・ベッツの実戦復帰は近づいているが、1試合でも早く解消したいところだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2026年04月30日 08:02
地元放送局が注目した村上の走塁
【MLB】Wソックス 3ー2 エンゼルス(日本時間30日・シカゴ)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたエンゼルス戦に「3番・一塁」でフル出場。
2026年04月30日 08:01
「ヤクルト0−2阪神」(29日、神宮球場)
ルーキーが手負いの虎を救った。阪神ドラフト3位・岡城快生外野手(22)が「2番・左翼」でプロ初スタメン出場し、三回に決勝の先制適時二塁打を放った。前日、自打球で途中交代した中野の“代役”で、左中間にプロ初安打&プロ初適時打&初打点をマーク。高橋の3度目完封勝利に貢献し、チームは1日で首位に返り咲いた。岡城の父・英樹さん(53)がデイリースポーツに手記を寄せた。初安打の喜びから幼少期の素顔など、快生を近くで見てきた父親しか知らない一面を明かした。
◇ ◇
快生、プロ初安打おめでとう。点も入ったし、うれしかったよ。
初安打の瞬間、実はちょっと出かけていて…。快生の同級生がプロボクサーになったから、たまたま同じ時間帯に試合があって大阪に行ってたんです。その帰りに先発で出ているという連絡があって、新大阪駅でスマホの画面越しに見ました。ちゃんと家で録画したのも見ましたよ。
学校とかでは本当にいい子でした。基本的には外面(づら)がいい感じ。どこの子もそうでしょうけど、家ではそこそこです。でも、自分のやりたいことは一生懸命にやっていましたね。野球にしても、勉強にしても、親が何かを言うことはなかった。三つ上の兄が先に野球を始めて、兄も勉強ができたので、見習ってやってましたね。
「なんでそんなに勉強ができる子とか、プロに行く子とか、どういう教育をしているんですか」とよく言われるんですよ。何もしてないんです。弱音を聞いたこともない。自分で決める、意志の強さはありました。勉強も野球も本人の努力だと思います。
野球が好きで、スポーツ関係の仕事に就きたいと言っていました。大学を決める時、「そんなに野球が好きなら、プロ野球選手になって、その後にスタッフになったらいいんじゃないか」とアドバイスはしました。一番の近道かなと。でも、ドラフトで指名された時はビックリしました。まさか、と。
小さい頃、そんなに野球で活躍した記憶がないんです。プロ野球選手になるなんて思いませんでした。プロを目指したのは筑波大に入ってからだと思います。国立大学の中でも野球は強いし、スポーツに関する勉強もできると本人が思ったんでしょうね。
家で怒ったのは、小さい頃に食べ物の好き嫌いが多くて。特に野菜は嫌いでした。これは食べたくないという時に、「じゃあ食べるな」と。「出されたものは食べなさい」と。本当にそのくらいですかね。担当の平塚スカウトにも真面目で、やることをキチッとやるのを評価していただいたみたいです。その結果が早く出たんじゃないかなと言ってくれました。
快く、生きて
「快生」という名前はそのままで、快く、生きてくださいという思いでつけました。今はその通りに育ってくれたのかなと思います。ここまで十分、頑張ってるのはわかります。ケガをしないように、これからも頑張ってほしいです。
◆岡城快生(おかしろ・かいせい)2003年6月23日生まれ、22歳。岡山県出身。183センチ、83キロ。右投げ右打ち。外野手。岡山一宮−筑波大を経て、25年度ドラフト3位で阪神入団。プロ初出場は26年4月4日・広島戦。広角に強い打球を放つ巧打者で、肩の強さも魅力。
2026年04月30日 08:01
「ヤクルト0−2阪神」(29日、神宮球場)
阪神がヤクルトとの投手戦を制して首位に浮上した。高橋遥人投手(30)が3安打完封で今季3勝目をマークした。4月までに3完封は2リーグ制以降では球団初。1リーグ制を含めても1943年の若林忠以来83年ぶりの快挙となった。打線は左手首骨折の近本、28日に右ふくらはぎに自打球の中野が2年ぶりにそろってスタメンを外れた。代役として起用された1番・福島が三回2死から中前打を放つと、続くドラフト3位・岡城(筑波大)が決勝の適時二塁打。岡城はこの日がプロ初先発で初安打が初適時打となり初ものづくしの一打となった。デイリースポーツ評論家の岡義朗氏は「ケガ人が続出する中、代わってスタメン出場した選手が役割を果たし、高橋の好投を支えた」と評価した。
◇ ◇
阪神はケガ人が続出する中で、代わってスタメン出場した選手が役割を果たし、高橋の好投を支えたといえる。
ポイントに挙げたいのは三回、先制の場面だ。2死走者なしで1番の福島。相手の山野が好投していただけに、1球目から勝負をかけたくなるものだ。しかし初球はセーフティーバントの構えで1球見て、その後もファウルで粘った後、中前打で出塁。続く岡城の適時二塁打で生還した。
1番打者は9番・投手の次に打席に入る。三回の場合は2死で、福島が初球で凡退してチェンジなら、高橋は打席から間もなくマウンドへ行かざるを得ない。小さなことだが、息も上がっているだろうし慌てて準備するのは投球に影響もあるだろう。福島はここで間を取った。自分の打撃だけでなく全体を見て仕事ができているのだと思う。
岡城も、塁上の福島に盗塁のサインが出たかもしれない中で、3球目まで待って適時二塁打。序盤に先制できたことは大きく、岡城も自信になるだろう。二塁を守った熊谷も二、五回に好守があった。随所でのいいプレーが試合のリズムを作り出した。
2026年04月30日 08:01
「ヤクルト0−2阪神」(29日、神宮球場)
阪神がヤクルトとの投手戦を制して首位に浮上した。高橋遥人投手(30)が3安打完封で今季3勝目をマークした。4月までに3完封は2リーグ制以降では球団初。1リーグ制を含めても1943年の若林忠以来83年ぶりの快挙となった。
◇ ◇
少し肌寒くなった秋季キャンプ…日付はハッキリと覚えている。2019年11月17日−同月7日が誕生日の高橋を祝うため、高知・香南市野市町にあったなじみの寿司屋で囲んだ。壁掛けのテレビはプレミア12の決勝・日本−韓国戦を放送中。2番手の高橋礼が好投を見せていた。
「本当にすごいですよね。同じ高橋なのに、俺はなにをやってんだろ」
高橋礼の誕生日は11月2日で、2人は95年生まれの同学年。同じプロ野球の舞台にいながら、世界相手に戦う右腕がまぶしかった。あれから7年がたった。肘、肩、手首とメスを入れながら、日の当たる時を信じ、風雪に耐えて咲く梅花のように、ひたむきに、ひたすらに花開く季節を待った。
「僕、いつも情緒不安定でしたけど」。振り返れば思いは募る。一緒にリハビリ生活を過ごした先輩左腕・横山や脳腫瘍から復活を目指し、志半ばでこの世を去った同い年の横田さん、支えてくれたトレーナー陣。何より大きかったのが温かいファンの存在だった。一人じゃない−そんな毎日が今も戦う原動力。満開の季節はまだ先だ。(デイリースポーツ・田中政行)