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広島・ドラ3勝田 2試合連続途中出場で安打 清水から右前打「しっかりと振り切れた」 また勝ちパターンから快音

2026年05月10日 08:00

 「広島0−4ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)  広島ドラフト3位・勝田成内野手(近大)の打球がしぶとく一、二塁間を抜けていく。敗戦濃厚の展開ながらルーキーが高い集中力でHランプをともした。途中出場で2試合連続安打をマーク。「しっかりと振り切れた。引っ張れて、いいところに転がったんでよかったです」とうなずいた。  六回に代打で途中出場。4点を追う九回1死で迎えた第2打席で、10試合連続無失点中の清水と相対した。カウント2−1からの4球目。146キロ直球を右前に運び、チーム2安打目を記録した。8日の同戦でも八回に代打で出場し、星の148キロを捉えて中前打をマーク。2日連続で勝ちパターンを担う2投手から快音を響かせ、「強い真っすぐに対して、しっかりと振れてるっていうのはいい状態」と、内容のある打席を続けている。  8日の早出特打で藤井ヘッドから打撃指導を受けた。遊撃手の頭上を狙ってスイングすることで、体の開きを抑えることができ、自然と強い打球が増えていくという助言を授かった。試行錯誤の段階だが、「打球の質も変わってきた。少しずつ自分の体に染みついてきてる」と、手応えをにじませる。  5月に入ってスタメンは1試合と出場機会が限られつつある中、少ないチャンスで存在感を放っている。「少しずつ状態は良くなってきている」と勝田。背番号0が逆襲を狙う新井カープの希望の星となる。

  • 野球
  • 阪神 森下翔太の美しいバットフリップ ファンも「初めて見たぞ」確信の141メートル弾後に キャリア初の2打席連発

    2026年05月31日 09:45
     「ロッテ3−4阪神」(30日、ZOZOマリンスタジアム)  阪神の森下翔太外野手がキャリア初の2打席連続アーチを放った。五回に放った飛距離141メートルの衝撃弾は左中間席最上段へ。美しいバットフリップも決まった。  五回、浮いたカットボールを完璧に捉えた森下。バットを掲げながら打球を見つめ、ゆっくりと走り出す。そしてバットをポーンと投げたが、クルクルと回転してフィールドへ。確信の一撃にファンも「森下のこんなかっこいいバットフリップ初めて見たぞ」とつぶやいたほどだ。  リーグ本塁打王の佐藤輝に並ぶ14号弾。3発競演でチームを連勝へ導いた。「とにかく自分のスイングをするだけだという気持ちで打席に立ちました」と森下。「(状態を)上げてかないといけない。なかなか攻めあぐねているので、やっぱ得点っていうところも、取っていきたい」と語っていた。

  • ベッツが吐露した誹謗中傷のダメージ SNS削除に至る苦悩「どうしても否定的に」

    2026年05月31日 08:59
    ベッツが吐露した苦悩、不振以上に悩んだ辛辣な批判  匿名による心ない批判が、ムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)を苦しめた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番を務めるケイティー・ウー記者が記事で言及。不振が続くなか“見えない敵”にも悩まされていた事実が、ベッツの口から明かされた。  ベッツは今季、右脇腹を痛めた影響で4月5日(日本時間6日)に負傷者リスト入り。5月11日(同12日)に復帰するも打率は1割台に低迷し、本来のプレーは影を潜めた。しかし5月26日(同27日)のロッキーズ戦に今季初めて4番で起用されると、2本塁打を含む3安打5打点の活躍。復調の兆しを見せたが、不振が続く間、最もベッツを悩ませていたのはインターネット上での辛辣な批判だったという。  記事ではベッツの悲痛な思いも紹介。「ネガティブ(な声)が多くあるんだ。(ネット上には)本当に沢山のヘイトがある。ある意味信じられないよ」と赤裸々な発言を取り上げた。ファンの反応が気になって眠れない日もあり、自身のSNSアカウントも削除。「応援しに行って、どうしてそこまで否定的になれるんだろう。でも、それが今の世の中なんだろうね。時々、最悪だなって思う」と、胸の内に抱えていた思いを吐露した。  記事を執筆したウー記者は28日(同29日)、ポッドキャスト番組「ドジャース・テリトリー」に出演。ベッツが受けた名もなき批判について語ると「私たちが覚えておくべきことがある。それは、彼らは選手である前に1人の人間だということ」と注意喚起。「ムーキーは今季ここまで(成績が)安定していないし、ファンがフラストレーションを感じていると思う。でも、彼が努力していないという訳ではない」と、スター選手が抱く重圧を思いやった。  また、同記者は低迷が続く要因についても言及。「彼は、若い頃にやっていたことがもう機能しなくなっているから、ほとんど一から学び直さなければならなくなっていると話していた。だから今は試行錯誤を繰り返している最中で、それには時間がかかる」と、ベッツが置かれている現状を説明した。  初めて4番で起用された26日(同27日)のロッキーズ戦は、2本塁打を放つも、以降2試合は7打数無安打。チームは29日(同30日)のフィリーズ戦に勝利し6連勝を飾るも、ベッツは打率.176と苦悩が続く。ドジャースの象徴でもある33歳は、この逆境を乗り越えることができるだろうか。(Full-Count編集部)

  • 日本時間未明、届いた正式発表が「本当に残念」 村上宗隆の「HR王どうなるの」

    2026年05月31日 08:30
    Wソックスは「右太腿裏負傷」のためIL入りを発表  ホワイトソックスは30日(日本時間31日)、村上宗隆内野手が「右太腿裏負傷」のため負傷者リスト(IL)入りしたと発表した。1年目にしてア・リーグトップタイの20本塁打を放っていた主砲を巡る“悲報”に、日本のファンも「本当に残念」「マジかぁ……楽しみの一つが減った」と肩を落とした。  村上は29日(同30日)のタイガース戦で、3回の第2打席にニゴロを放った際に左足を負傷。代走が送られ、途中交代していた。地元メディアが伝えたところによると、この日ウィル・ベナブル監督が村上について、グレード2の筋損傷で、4週間から6週間ほどの離脱になると説明したという。  村上はここまで57試合に出場して打率.240、20本塁打、41打点、OPS.938をマークし、ア・リーグ中地区2位と躍進するチームを支えていただけに、離脱は大きな痛手となる。  ファンも「村上vs大谷を見るプランが、あと2週間というところで崩壊」「HR王どうなるの」「村上宗隆さんの活躍を毎日ウキウキで待っている身としては、とても悲しい」と落胆。一方で「焦らずゆっくり治して欲しい」「戻って来てから30本打ってください」「昨年NPBでも復活してから驚異のペースでホームランを量産しただけに後半戦だけで30本打つ可能性はある」と願う声も多かった。(Full-Count編集部)

  • ブルージェイズ、まさかの逆転サヨナラ負けで借金1に逆戻り 救援右腕ホフマンが痛恨5失点 岡本和真は2点適時打&好守と活躍も連勝ストップ

    2026年05月31日 08:07
    ○ オリオールズ 6x−5 ブルージェイズ ● <現地時間5月30日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ>  トロント・ブルージェイズが9回4点リードから逆転サヨナラ負け。

  • 【解説】阪神・岩崎 打者の待ち球で勝負できる強み 八回1死一、二塁のピンチ脱出シーン

    2026年05月31日 08:00
     「ロッテ3−4阪神」(30日、ZOZOマリンスタジアム)  阪神が連勝。佐藤輝が初回先制14号ソロ。三回に勝ち越し13号2ランの森下は、五回にも14号ソロ。八回途中3失点の先発・村上から、岩崎とドリスの継投で逃げ切った。デイリースポーツ評論家の狩野恵輔氏は、八回1死一、二塁のピンチを救った岩崎優投手を「さすがの投球」と絶賛した。   ◇  ◇  岩崎の救援は言うことなし。素晴らしいの一言だった。1点差に迫られた八回1死一、二塁の場面。この試合、最大のポイントだった。村上を続投させると思ったが、岩崎がさすがの投球でピンチを切り抜けた。  ポランコは真っすぐ待ちの打者。村上は3打席、変化球主体で勝負していた。岩崎も変化球から入ってフルカウントにした。だが、最後は自分の得意の真っすぐで空振りさせて抑えた。次の安田も追い込んで、最後は直球で空振りを奪った。打者が待っている球で勝負ができるのが、岩崎の強みであり、すごさだと思う。経験があるからできる投球だった。  森下の本塁打は2本とも完璧だった。初対戦が多くなる交流戦は、積極的にいかないと対戦が終わってしまう。そういう意味でも、積極性のある森下は交流戦に向いているように思うし、明日以降も期待できるのではないか。  佐藤輝の本塁打は“意識”が打たせた。パの投手は内角をガンガン攻めてくる。ずっと内寄りを意識していたからインハイに反応できたのだろう。力感なく“さばいて”いる打ち方は今年の状態の良さを表している。

  • 広島・森下 自己ワーストタイ6四死球も粘って5回2失点 安仁屋氏「真っすぐにキレが出てきたのは収穫」

    2026年05月31日 08:00
     「ソフトバンク4−2広島」(30日、みずほペイペイドーム)  広島の先発・森下暢仁投手は、自己ワーストタイとなる6四死球を与えながらの5回6安打2失点だった。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は、「よく粘った」と評価しつつ次回登板に期待した。   ◇  ◇  森下は悪いなりによく粘ったと思う。二回は四球をきっかけにピンチを招いて押し出し四球で同点。勝ち越してもらった直後の三回も柳田に同点弾を浴びた。2者連続三振を奪った後であり、柳田に対しても追い込んでいただけに、もったいない失点となった。  ただ、それでも5回2失点に抑え、先発としての役目は果たした。投球面では真っすぐにキレが出てきたのは収穫だ。あとは変化球の精度。まだストライクとボールがはっきりしているところがあるので、そこを修正できれば、結果はついてくるだろう。次回の登板に期待したい。  ほかに目についたのは八回に登板した辻。上位打線に対し、2三振を奪って3人で片付けた。真っすぐに速さがあるし、腕もよく振れている。同じ左腕の高とともに、今後はより重要な局面でも使っていけそうだ。  打線では4番・坂倉が久しぶりに2安打を打って2打点。3番・菊池も2安打でチャンスをつくった。中軸に当たりが出たのも明るい材料。交流戦開幕5連敗と苦しい状況が続くが、まだまだシーズンも交流戦も先は長い。いい兆しも見えているので、あきらめずに挽回していってほしい。

  • 広島・新井監督 2番手・塹江が誤算「点を取られたというより内容的に…」「いつも通り、考えてやりたいと思います」

    2026年05月31日 08:00
     「ソフトバンク4−2広島」(30日、みずほペイペイドーム)  広島が球団初の交流戦開幕5連敗を喫した。坂倉将吾が初回と三回に適時打を放つも、森下暢仁が自己ワーストタイの6四死球で5回5安打2失点。2番手・塹江敦哉が六回に2失点した。試合後、新井貴浩監督の主な一問一答は以下の通り。   ◇  ◇  −同点の六回は塹江を起用した。  「打線の並びを見ながらだったんだけど…。点を取られるなとは言わないけど、取られ方が(マウンドに)行って、いきなり先頭バッターをストレートの四球というのは。点を取られたというより内容的に…」  −打線を組み替えた。今後も試行錯誤していく?  「いつも通り、考えてやりたいと思います」  −まず1つ勝って流れを変えたいところ。  「そうですね。明日、頑張りたいです」

  • 広島・森下に復調の兆し 周囲は評価も本人納得せず「申し訳ないです」6四死球反省

    2026年05月31日 08:00
     「ソフトバンク4−2広島」(30日、みずほペイペイドーム)  「粘った」という周囲からの評価とは裏腹に広島・森下暢仁投手の表情は険しかった。

  • ロッテ・安田、3年ぶりの一発!坂口氏「長打を打てる打者だと僕は思う」

    2026年05月31日 07:50
     30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した斎藤雅樹氏と坂口智隆氏が、ロッテ・安田尚憲について言及した。  今季初昇格となった安田は『7番・サード』で先発出場し、0−1の2回二死走者なしの第1打席、阪神先発・村上頌樹が1ストライクから投じた2球目のストレートをバックスクリーンに放り込んだ。これが安田にとって23年10月10日の楽天戦以来の一発になった。  斎藤氏は「3年ぶり?久しぶりすぎますね。もっともっと打てるバッターですからね。もうちょっと頑張って欲しいですね」とエールを送れば、坂口氏は「今日のホームランのような、アウトサイドはセンターの一番深いところに持っていけるだけの力はある。長打を打てる打者だと僕は思うので、ここから長打もいっぱい打って欲しいなと思いますね」と今後の一発に期待した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • ホワイトソックス・村上宗隆が負傷者リスト入り 前日に右太もも裏痛め途中交代 4〜6週間の離脱へ

    2026年05月31日 07:40
     シカゴ・ホワイトソックスは現地時間30日、村上宗隆内野手(26)が右ハムストリングの肉離れにより10日間の負傷者リストに入ることを発表。同日の試合前、ウィル・ベナブル監督(43)は4−6週間の離脱となる見通しを示した。  村上は29日のタイガース戦に先発出場するも、3回裏の第2打席で内野ゴロを打って一塁へ全力疾走した際に右太もも裏を負傷。直後に代走が送られて途中交代となり、MRI検査の結果、グレード2の肉離れと診断された。  メジャー1年目の今季は開幕から全57試合に出場して打率.240、20本塁打、41打点、OPS.938と活躍。28日まで3試合連続本塁打を放ち、本塁打・打点の2部門でア・リーグトップ。また、2018年に大谷翔平がマークした日本人ルーキー最多本塁打記録まで早くも2本に迫っていた。  チームにとっても無念の戦線離脱となったが、30日のタイガース戦は西田陸浮がMLB初タイムリーを放つなど7対1で快勝。4連勝で今季最多の貯金4に増やし、地区首位ガーディアンズまで2.5ゲーム差としている。

  • 日ハム・有原、1ヶ月ぶりに先発も…斎藤雅樹氏「本来の有原じゃない」

    2026年05月31日 07:40
     30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した斎藤雅樹氏が、巨人戦に先発するも7回4失点で5敗目を喫した日本ハム先発・有原航平について言及した。  斎藤氏は「ファームでも投げてきているんですけど、本来のストレートのキレ、変化球のキレ、コントロールも含めて、本来の有原じゃないなという感じがしました。もうちょっと真っ直ぐのキレよく、彼の場合だと球速も出るでしょうし、真っ直ぐをもっとやると、他の変化球ももっと効いてくるかなと思いますね」と指摘。  有原はソフトバンク時代の24年から2年連続最多勝のタイトルを獲得し、今オフ日本ハムに復帰したが、二軍再調整を経験するなど、ここまで6試合・34回1/3を投げ、1勝5敗、防御率7.34と苦しんでいる。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 楽天、交流戦5連敗も打線が復調の兆し 坂口氏「まず得点に繋がるところが大事」

    2026年05月31日 07:30
     30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した坂口智隆氏が、交流戦5連敗となった楽天について言及した。

  • 西武、引き分けを挟んで6連勝!交流戦単独首位!坂口氏「ネビン選手が帰ってきて…」

    2026年05月31日 07:20
     30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した坂口智隆氏が、パ・リーグ首位の西武について言及した。  西武は引き分けを挟んで6連勝。交流戦の首位にも浮上した。30日のDeNA戦も打線が11安打6得点を奪えば、投げては隅田知一郎が9回を一人で投げ抜き完封勝利で4勝目。  特に6連勝中(1引き分け)の打線は打率.292、8本塁打、39得点と好調だ。坂口氏は「すごいですね。一番はネビン選手が帰ってきて、ラインナップにいてくれる安心感が周りを良くしますし、その中でまた桑原選手も帰ってきて、本当に良い形ができて、周りもチームも調子が良いので、それにつられて、調子の落としていた選手も上がってくるし、その気になって戦えているところが、こういう数字になっていますよね」と目を細めた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 阪神・サトテル、森下との“アベック弾”!坂口智隆氏「ホームラントップが同じチームに2人いる打線がまずすごい」

    2026年05月31日 07:10
     30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した坂口智隆氏が、阪神・佐藤輝明、森下翔太について言及した。  同日のロッテ戦、森下が2本塁打3打点、佐藤輝明が1本塁打1打点と阪神の全得点を叩き出した。これで森下、佐藤輝ともに本塁打数はリーグトップの14本となった。  坂口氏は「すごいですね。ホームラントップが同じチームに2人いる打線がまずすごいんですけど、佐藤選手、森下選手、お互いに意識しあって、いい効果が生まれているんじゃないかなと思いますね。お互い意識しながら打線を引っ張っていくのが、チームにとって一番いいと思いますね」と話していた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • ロッテ・河村説人「いろんな抑え方ができるように増やしている感じ」引き出しを増やし投球の幅を広げる

    2026年05月31日 07:00
     ロッテの河村説人は4月10日の西武戦に先発し、6回・92球を投げ1失点に抑えた登板後は、ファームで調整している。  ファームでは「球数も最近は抑えられているので、いいかなと思っています」と、5月5日の楽天二軍戦こそ5回1/3を投げ105球だったが、4月17日のヤクルト二軍戦が6回・61球、4月28日のソフトバンク戦が6回・67球、5月14日のヤクルト二軍戦が6回・76球、5月23日の西武二軍戦が4回・59球、5月30日の広島二軍戦が6回・97球と少ない球数で長いイニングを投げている。  気になるのは初回の立ち上がり。5月30日の広島二軍戦は初回を3人で抑えたが、5月23日の西武二軍戦では初回に失点し、5月5日の楽天二軍戦でも初回に失点するなど、立ち上がりがやや不安定だ。昨年5月29日の取材で「単純に序盤に緩く入ってしまったりだとか、あまりポジティブなことではないですね。取られてしまっている状況ですね」と話していたが、現在も「なかなかアジャストが難しくて、色々試合の入り方は変えながらやっているところですね」と試行錯誤する。  具体的に変えていることについて「時間の使い方だったり、何を何球投げてとか、そういうところですね」と話し、試合前のブルペンでの球数も「多くしたり、少なくしたり、ウォーミングアップの順番だったりを変えながらやっています」とのことだ。  「初回だけ結構課題かなと思います」と、初回を乗り越えれば、2回以降スイスイいくのが河村の特徴。  今季の河村の投球で注目すべきひとつが、シュート。5月23日の西武二軍戦でも、2−1の4回先頭の村田怜音を初球のインコースシュートで三ゴロに打ち取った。  シュートは「結構投げています。アウトの内容というのも意識してやっていて、ゴロアウトの方がいいので、そこを目指してという感じですね」と明かす。  シュートを投げながらも、右打者のインコースに投げるストレートも「狙ったところにはいけているのかなと思います」と好感触を掴む。  ストレートのスピードについては「最近(スピードが)出ていないですけど、見逃し三振もちょっと増えてきたり、色々ピッチングとしての幅を増やしたいと思っている段階。スピードは今は気にせず狙ったところに投げるのを意識してやっています」と説明した。  右打者のインコースにシュートを投げることで、スライダー、フォークと投球のバリエーションが増えた印象だ。  「バッターもシュートを意識したら、その分、スライダーは逆の軌道になるので、意識してくれれば効いてくれるのかなと思います」  一軍ではこれまでと違った姿を見せてくれそうな予感もある。「(球種が)増えればいいかなという感じなので、まっすぐが、もし悪かったらシュートを多めにできると思います。ピッチャーとして、いろんな抑え方ができるように増やしている感じですね」  ファームでは、冒頭にも述べたように少ない球数で長いイニングをしっかり消化している。「任されたところできっちり投げられていますし、イニングも行けと言われたイニングはいけている。そんなに悪くないかなと思います」。一軍からいつ呼ばれても良い準備はできている。 取材・文=岩下雄太