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2026年05月18日 17:57
名ボランチとして長く活躍し、監督としては柏、横浜FC、大分、長崎を率い、先日には大分市に拠点を置くJFLのジェイリースFCのクラブアドバイザーにも就任した下平隆宏氏の連載コラム。第2回の今回も、自身が考える“ビルドアップ”について語ってもらった。 ――◆――◆―― 試合を観ていると、どこで流れが決まるのか。その分岐点の多くは、ビルドアップの局面にある。 前回は「チームビルド」という視点で、強いチームに共通する基準について書いた。今回はそこから一歩踏み込み、ピッチ上での「ビルドアップ」について考えてみたい。 まずは私の考えるビルドアップの定義から説明したい。ビルドアップとは、「クリーンにハーフラインを超えること」である。 相手チームが前からプレッシングにきても、中盤でブロックを組んでこちらの侵入を阻もうとしても、クリーンにハーフラインを超えて相手陣内に侵入していくことができれば、再現性のある攻撃につながる。それこそがビルドアップだと思っている。 そのために必要になるのが、フリーマンの把握である。後方からビルドアップする場合、基本的にピッチ上にはGKを含めて11人がいる。それに対して相手は10人。相手GKがマークにこない限り、必ずピッチ上には数的有利が作れる。 重要なのは、誰がフリーになり、そこに相手が出てきた時に次のフリーマンが誰になるかを共有することだ。相手はパスコースを切りながらプレスに出てきたり、1人で2人をマークしたりと賢い守備をしてくる。 それでも、適切なポジショニングで相手のプレスのスイッチと矢印を見極め、的確な身体の向きと確かな技術があれば、フリーマンからフリーマンへとボールを動かし、前進することができる。 そしてここからがビルドアップの本題になるが、フリーマンを作るうえで最も重要なのが、GKのフィールド選手並みの技術と理解度である。 ハイプレス全盛の現代サッカーにおいて、GKにまでプレスをかけてくるのは当然である。そのプレスにハマりロングボールで回避するしか術がなければ、攻撃のリズムは生まれない。 しかし、GKが相手のプレスにハマらずプレッシャーを引き受けてくれたら、チームで次のフリーマンができる。そうやって相手のプレスを回避し前進させることができれば、メリットは大きい。 そしてビルドアップはGKだけの問題ではなく、CBにも大きく関わってくる。 CBが相手にプレスをかけられ、GKにバックパス。相手がそのままGKにまでプレスをかけた場面で、バックパスしたCBがポジションを変えなければ、GKは1つパスコースを失う。 CBは自分のマーカーがGKに二度追いしてプレスにいったのであれば、次のフリーマンが自分だと理解し、ポジションを取り直さなければならない。 そのうえで、GKが判断し直接リターンを受けてもいいし、中盤の選手を使って3人目から受けてもいい。 CBだけに限らずだが、GKにバックパスしてポジションを取り直さないのは、私からしたらエチケット不足である。小さなポジショニングだが、これを実践すればチームへのメリットは大きい。 ビルドアップにより、クリーンにハーフラインを超え、相手陣内で再現性のある攻撃に繋げることができた時、それはすでにゲームをコントロールしている状態に近い。 ビルドアップとは、ボールを運ぶ技術ではなく、優位性を設計する思考である。そしてそれは、ピッチ上の選手1人ひとりの判断によって完成する。 戦術でありながら、同時に判断の連続。ゲームをコントロールするとは、その積み重ねに他ならない。それが、私の考えるビルドアップである。 【著者プロフィール】下平隆宏(しもたいら・たかひろ)/1971年12月18日生まれ、青森県出身。現役時代は柏などでJ1では234試合・3ゴール。引退後は柏のU-18の監督などを経て、柏、横浜FC、大分、長崎を指揮。現在は大分市に拠点を置くJFLのジェイリースFCのクラブアドバイザーを務め、九州を中心に活動。 【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2026年05月19日 15:34
海外移籍1年目での受賞は快挙と言えるだろう。
デンマークの強豪コペンハーゲンが5月17日、今シーズンのクラブ年間MVPを発表。昨夏に湘南ベルマーレから加入したDF鈴木淳之介が選出された。
22歳の日本代表戦士は公式戦33試合に出場。2ゴール・2アシストをマークした、
この一報がもたれされると、SNS上では次のような声が上がった。
「本当にすごい」
「短期間でどんだけ飛躍し続けてんだよ、この男は」
「まだ22って本当ですか?」
「海外初年度で年間MVPは適応力どうなってるんだレベル」
「初年度でここまで存在感を出すのは見事です」
「とてつもない成長曲線を描いた1年だった気がする」
「海外挑戦初年度での年間MVP、本当に素晴らしい成果」
「日本代表でも楽しみ」
北中米ワールドカップに臨む日本代表メンバーにも選ばれた鈴木。大舞台での活躍にも期待が高まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「3年連続はさすがに凄すぎ」「異次元」なんと史上最多!三笘薫の“偉業達成”にファン驚嘆!「完全にワールドクラス」
2026年05月19日 15:24
ドイツの古豪ブレーメンに所属する長田澪(ドイツ名:ミオ・バックハウス)に、移籍の可能性が高まっているようだ。
ドイツ人の父、日本人の母を持つ22歳のGKは、今季のブンデスリーガで32試合に先発。正守護神として安定した活躍を披露し、将来的な日本代表入りも期待されている。
現行契約は2028年6月30日までとされるなか、ドイツメディア『FUSSBALL TRANSFERS』は現地5月18日、「バックハウスの移籍話が急展開を見せている」と題した記事を掲載。「ブレーメンの守護神を巡り、イングランド、イタリア、ドイツのクラブが争奪戦を繰り広げている。残留はほぼ不可能だ」とし、こう伝えた。
「大手紙『Bild』の報道によれば、今後2週間以内に移籍が成立する可能性があるという。同紙は、特に有力な移籍先として、プレミアリーグを挙げており、ニューカッスルとブライトンが獲得レースで優位に立っていると報じている。また、フライブルクやドルトムントも注目しているようだ」
さらに、移籍市場に精通する『ドイツ・スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク記者も、19日に自身のXで「ミオ・バックハウスの退団がますます現実味を帯びてきている」と発信。「フライブルクやニューカッスルを含む複数のクラブが本格的に動き始めている。ブレーメン側は残留を望んでいるものの、収入を必要としているため、最大で2000万ユーロを要求している。現在、具体的な交渉が進行中だが、まだ合意には至っていない」と続けた。
プレミアリーグの名門ニューカッスルや、ドイツの強豪ドルトムントなどから関心を寄せられている長田。欧州での評価を高めている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「3年連続はさすがに凄すぎ」「異次元」なんと史上最多!三笘薫の“偉業達成”にファン驚嘆!「完全にワールドクラス」
2026年05月19日 13:58
アーセナルが22年ぶりのプレミアリーグ制覇に王手をかけた。
プレミアリーグ第37節が現地時間18日に行われ、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』にすでにチャンピオンシップ(2部リーグ)降格が決まったバーンリーを迎えた。序盤から主導権を握る中、37分にブカヨ・サカの右コーナーキックからカイ・ハヴァーツのヘディングシュートで先制に成功。追加点は奪えなかったものの反撃を許さず、1−0で今シーズンのホーム最終戦を飾った。
2003−04シーズンの無敗優勝以来遠ざかっているタイトルはもう手の届くところにある。今節の勝利によってアーセナルは勝ち点を「82」まで積み上げ、1試合消化の少ない2位マンチェスター・シティとは暫定「5」ポイント差に。マンチェスター・シティが現地時間19日のボーンマス戦で引き分け以下に終わった場合、最終節を待たずして優勝が確定。マンチェスター・シティが勝利した場合でも、クリスタル・パレスとの最終節に勝利すれば自力優勝となる。
試合後、ミケル・アルテタ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』を通じて「厳しい試合になることはわかっていた。前半は今シーズン最高のサッカーができたと思う。2、3点取れなかったのは本当に不運だったが、それが今シーズンのすべてを物語っている。点が取れないのであれば、特定の局面で徹底的に守備を固めなければならない。相手に何も与えず、勝ち点『3』を獲得する。選手一人一人が守備の役割において見せる意欲、振る舞いは驚異的だ」と振り返り、今シーズン通算32度目のクリーンシートを達成した選手たちを称賛した。
長かった2025−26シーズンも残り2試合。クリスタル・パレスとの最終節、そしてパリ・サンジェルマン(PSG)とのチャンピオンズリーグ(CL)決勝のみとなった。キャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアは「本当に誇りに思う。ここまで素晴らしいシーズンだった。残る大きな試合はあと一つ、そしてCL決勝だ。トロフィーを両方とも持ち帰りたい。持てる力のすべてを出し切り、最後まで戦い抜くことを約束する」と力強く語っている。
【ハイライト動画】アーセナルがプレミア制覇に王手! CKからハヴァーツ弾で勝利
2026年05月19日 13:30
ロイ・キーン氏は降格が近づくウェストハムへ厳しい言葉を送った。
2026年05月19日 12:55
日本代表の下田崇GKコーチが取材に応じ、FIFAワールドカップに臨む日本代表GK陣について語った。
15日に発表されたFIFAワールドカップ2026に臨む日本代表メンバー26名。GKは早川友基、大迫敬介、鈴木彩艶の3名の名前が読み上げられた。下田コーチは「誰が出ても日頃Jリーグや海外でプレーしているパフォーマンスを思い切り出してほしいと思っています。その環境づくりをチームとして、GKコーチとして支えていきたい」と意気込みを述べた。
前回大会のGK陣は川島永嗣、権田修一、シュミット・ダニエルから3名全員が入れ替わる形に。初出場の1998年大会を除くと、GK陣3人全員がW杯未経験なのは初めてとなる。それでも「この3人でうまく問題を解決できる」とグループとしての一体感に信頼を寄せる。「長友(佑都)やコーチとして長谷部(誠)、中村俊輔も経験がありますので、そこでもうまく解決していけると思っています。ベテランのGKを入れるという選択肢にはならなかったです」と明かした。
たった一つのポジションを巡り、日々鍛錬を重ねているGK陣。下田コーチは早川・大迫・鈴木の関係性について、「自分が出るという準備を全員ができていますし、もし(自分が)出なかった時でも気軽に3人で話しているのが良い」と語る。「『こいつが出るから……』というのはもうこの時代ないですし、彩艶が年下ということを早川も大迫も分かってうまくサポートしていると思います。年齢は関係なく、お互いの気になるところはそれぞれが気づいてうまく話しています」。そして、重要なのは誰かが一方的に話すのではなく、双方向性であること。「友達感覚で『これはこうだよね?』というのを、会話の中で確認しているのだと思います。それを自分の中で整理していくような言葉が飛び交っているので、すごくいいこと」と称えた。また今回選出された早川・大迫・鈴木だけではなく、日本代表として招集されているGK陣全体に根付く“互いを高め合う姿勢”についても言及した。
「予選からいろいろな選手を呼んできましたけど、GK陣で争っているというより、FWだったりシュートを打ってくる選手に対して『どうプレーするのか』で高め合っています。そういうところを見ていると、試合に出る選手が決まった後は、その選手のことをサポートする。これはこちらから何か言うことはなくて、しっかりと高め合っていけています。いいグループなので何も心配ないですし、それでギクシャクするようであれば、こういった代表のグループにもなかなか入れないのかなと思っています」
「前回W杯に出た選手が今回選ばれてないということは、ベースになる守備・攻撃が上がっているということ。若くして試合に出ているので、経験を積んでより可能性を高めてくれています」と下田コーチ。GK陣への信頼を改めて口にした。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
【動画】FIFAワールドカップ2026 全48カ国ガイド
2026年05月19日 12:17
日本代表の前田遼一コーチが取材に応じ、担当するセットプレーやFIFAワールドカップに向けた意気込みを語った。
前田コーチは2023年に発足した第2次森保ジャパンから入閣。15日に発表となった本大会メンバーの選考にも携わった。「選ぶ側としていろいろな選手の思いを感じていたので、しっかりと責任を持って選手を見ることを大事にしていました」と前田コーチ。「特別なメンバーを決めるタイミングではありましたけど、監督のスタンスは変わらず、僕らの意見を聞いてくれた中でメンバーを決めていました。いつもの雰囲気や活動と変わらなかった」と明かした。
前田コーチは主に攻撃面でのセットプレーを担当。テクニカルスタッフとも協力しながら、本大会に向けた準備を進めている。「どの試合でもほぼ必ず1本はあると思うので、それで得点が取れることはすごく大きいこと。(山本)昌邦さんから『総得点の30%はセットプレーから生まれている』という話をよくされていますので、そういった意味でもすごく大事なことだと感じています」と語る。4月からは中村俊輔コーチが加わり、早速新たな知見を得ているという。
「俊輔さんと話をさせていただき、今まで自分にない視点の話も聞かせてもらいました。今までは敵(相手選手)を入れた中でのトレーニングが多かったのですが『敵を入れないでやるのも一つじゃない?』というアドバイスをいただきました。そういった部分は、またトライできたらいいなと考えています」
前田コーチは現役時代ストライカーとして活躍し、2007年に日本代表デビュー。通算33試合10得点をマークしている。2010年に発足したザックジャパンでは主力を務めたが、2014年大会のメンバーからは惜しくも落選。日本代表のコーチとして、自身初のFIFAワールドカップに臨む。「選手ではないですけど、W杯に行けることはすごく光栄なこと。皆さんの期待がすごく高いのも感じているので、しっかりと結果を残せるようにやっていきたいです。そういった責任は感じています」と覚悟を語った。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
【動画】FIFAワールドカップ2026 全48カ国ガイド
2026年05月19日 12:03
今季プレミアリーグ3位入りを決めたマンチェスター・ユナイテッドでは、シーズン途中に指揮官に就任したマイケル・キャリックの功績が大きかった。
それに加え、昨夏の補強も見逃せない。FWマテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモ、ベンヤミン・シェシュコ、GKセネ・ラメンスがヒット。来季へキャリック体制継続はもちろん、昨夏に続いて市場で的確な補強を実現する必要がある。
英『BBC』がポイントの1つに挙げたのは、MFカゼミロが退団する中盤だ。候補はすでに複数出ており、アタランタのエデルソン、クリスタル・パレスのアダム・ウォートン、ブライトンのカルロス・バレバ、そして補強リストの上位に挙がっているとされるノッティンガム・フォレストMFエリオット・アンダーソンもハイレベルな実力者だ。
さらにルーク・ショーをサポートする左サイドバック、GKラメンスとFWシェシュコの控えとなる選手の補強も必要かもしれない。来季はチャンピオンズリーグの舞台にも復帰することになり、複数コンペティションを戦っていくための選手層が必要となる。
今夏の補強は極めて重要なものとなりそうで、失敗の許されない夏となる。
2026年05月19日 11:58
ニューカッスルでプロとしての一歩を踏み出し、現在はノッティンガム・フォレストで絶対の主力へと成長したMFエリオット・アンダーソン。
2026年05月19日 11:55
16日に行われたセリエA第37節のピサ戦に3-0で勝利し、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を決めたナポリ。このゲームでは後半アディショナルタイムにFWラスムス・ホイルンドがダメ押しの3点目を決めたが、この勝利はホイルンドにとって特別な意味を持つ。
ホイルンドはマンチェスター・ユナイテッドからのレンタル移籍でナポリに加わっていたが、ナポリがCL出場権を獲得した場合は買取義務が発生する条件となっていた。ピサ戦の勝利により、ホイルンドの完全移籍が決定したのだ。
ホイルンドはマンUで批判を浴びることもあったが、今季ナポリではリーグ戦11ゴール4アシストと結果を出してみせた。ホイルンドは自身のSNSで今季の充実ぶりを振り返っていて、ナポリへの完全移籍についても触れている。
「このゴールは象徴的な意味を持つ。2つの意味があるからだ。ナポリでCL出場権を確保できたということは、契約上僕が正式にナポリの選手になったということだ。そしてユナイテッドに別れを告げることになる。何だか不思議な感じだ。この1年間、僕はすでにナポリの選手のように感じていたからね。サポーターの皆が僕を支えてくれたおかげで、まるで故郷にいるかのような安心感を得られたし、自信を取り戻せた。本当に感謝している。ユナイテッドに別れを告げることにも特別な思いがある。あの赤いユニフォームを着てオールド・トラッフォードでプレイすることは幼い頃からの夢だったからだ」
「今日のゴールは新たな自信に満ちたスタートを象徴するものになる。これからナポリのために全力を尽くすよ。そして子供の頃からの夢を叶えてくれたユナイテッドのサポーター、チームメイト、スタッフの全員に感謝する。新たな夢を追いかける時がきた」
セリエAでの二桁得点は確かな自信となったはずで、来季はさらなる活躍が期待される。
2026年05月19日 11:40
ブンデスリーガこそ連覇を達成したものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準決勝で敗退し、バイエルン・ミュンヘンは今シーズンも欧州制覇を達成することができなかった。
彼らにとってCL優勝は目標ではなくノルマに近いものになりつつあり、それに向けたオフシーズンでの新戦力獲得の重要度が増している。
ヴァンサン・コンパニ監督やクラブ首脳陣は、左サイドバックの獲得を急いでいるようだ。このポジションにはアルフォンソ・デイヴィスという絶対的なレギュラーがいるものの、最近の同選手は怪我が多く、稼働率が目に見えて低下。彼に代わって左サイドで攻撃にアクセントを加えられるサイドバックをバイエルンは求めている。
こうした中、ドイツメディア『SPORT1』によれば、バイエルンはフランクフルトのナサニエル・ブラウンを獲得候補としてリストアップし、17日(現地時間)には同選手の代理人と接触して移籍の可能性を探るなど、獲得に向けた動きを本格化させているという。
左利きで年齢もまだ22歳と若いブラウンだが、ドイツ代表では既に常連メンバーであり、北中米ワールドカップの登録メンバー入りも確実視されている同国屈指の左サイドバックだ。レアル・マドリードも獲得に向けて動向を注視しているとされる。
フランクフルトは、ブラウンについては移籍金6000万ユーロ(約111億円)以上のオファーでなければ移籍交渉には応じない方針であるという。そのため交渉は難航することが予想される。
しかし、仮にブラウンのバイエルン移籍が決まれば、彼とポジションが被っていることで出場機会に恵まれていないフランクフルトの小杉啓太にとっては大きなチャンスとなる。その一方で、バイエルンの伊藤洋輝はデイヴィスに加えてブラウンともポジションを争うという非常に厳しい状況に置かれることになるだろう。
2026年05月19日 11:06
現地5月18日、アジアカップの準決勝を前日に控えたU-17 日本代表は、サウジアラビアのジェッダ市内でトレーニングを行なった。
ウズベキスタンとのセミファイナルを控えたチームは17時からトレーニングをスタート。日中は45度前後の気温が計測されたジェッダ市内とあって、日が落ちる前の夕刻であっても猛烈な暑さが残る。そうした影響を鑑み、チームは40分ほどグラウンドで汗を流し、早めに練習を切り上げた。
グループステージで上位2か国に入り、今秋のU-17ワールドカップ出場は決定済み。3連勝の首位突破で準々決勝もタジキスタンに5−0で快勝するなど、上り調子のチームは勢いづいている。選手たちは長丁場の活動でも明るい表情が目立ち、高いモチベーションを維持。ピッチ内外でまとまりの良さもあり、良い状態でウズベキスタンとの準決勝に臨めるのは間違いない。
そうした状況下のチームを束ねるうえで重要な役割を担っているのが、CB元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島/3年)だ。早生まれでチーム最年長。昨年4月のU-17アジアカップと昨秋のU-17ワールドカップに飛び級で出場した経験値豊富なCBは190センチのサイズとスピードを活かした守りでチームに貢献するだけではなく、リーダーシップも発揮して仲間の心をひとつにしている。
元々、性格的には温厚で物静か。もちろん、ピッチ上では声を出し、的確なコーチングでコミュニケーションを取っていたが、キャプテンを務めるようなタイプではなかった。
しかし、今大会はチーム最年長という立場と前回大会を知るという点も踏まえ、キャプテンに就任。その意図と狙いについて小野信義監督も「鹿島でトップに上がったこともあり、上の立場をやる経験があまりない」と話し、責任を与えることでさらなる成長を促した。
「キャプテンとしてチームを引っ張る、プレーで引っ張る、声を出して引っ張る」と本人は大役にも冷静で淡々と想いを口にしたが、意識の変化はプレーや振る舞いにも現れるようになった。
最も印象的だったのは、中国とのグループステージ第2戦だ。前半終了間際にアクロバティックなボレーをCKの流れから叩き込んだ後、元砂は声を張り上げた。「まだまだここから!」。珍しく大声で吠え、仲間の心に訴えかけるような感情がこもったワンシーン。今までの元砂からは考えられないような一場面だった。
周りの選手も変化を感じ取っており、鹿島でもチームメイトのMF岩土そら(鹿島ユース/2年)は元砂の変化を10日の練習後にこう話していた。
「昨日の中国戦は見たことないくらいに喋っていた。やっぱりやる時はやるんだ、こんなに喋るんだなと。どちらかというと守備とかで引っ張るタイプだけど、昨日の試合は気持ちが上がっていたのもあるかもしれないけど、感情を出していてびっくりした」
リーダーとしての自覚が芽生え、プレーにも責任感が出てきた。前回のU-17ワールドカップは大一番となる準々決勝(オーストリア戦/0−1)を体調不良で欠場し、自責の念に駆られた。「U-17ワールドカップの舞台に戻りたい」と話したように、その悔しさを返す場所は世界の舞台でしかない。
4年後のワールドカップに対しても「4年後は21歳。年齢的に全然出られる年齢」とU-17ワールドカップだけではなく、次の大舞台も視野に入れつつある。高さと速さは世界の猛者と比べても引けを取らない。そこに絶対的な安心感とリーダーシップが備われば、さらなるステップアップも見込める。
元砂晏翔仁ウデンバ、17歳。鹿島の未来だけではなく、日本の次世代を背負う男は覚悟を持ってまずは準決勝に全力を尽くす。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【画像】ついに決定!北中米ワールドカップに挑む日本代表26人を一挙紹介!
2026年05月19日 11:00
17日(現地時間)、堂安律や小杉啓太の所属するフランクフルトは、アルベルト・リエラ監督の解任を発表した。
2026年05月19日 10:57
ブレーメンに所属するU−21ドイツ代表GK長田澪(ミオ・バックハウス)に対し、複数のクラブが関心を寄せているようだ。18日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在22歳の長田は日本人の母とドイツ人の父を持ち、川崎フロンターレの下部組織やU−15日本代表でプレーした経歴を持つ。生まれ故郷のドイツへ戻り、2018年夏にブレーメンユースに入団すると、オランダでの武者修行を経て今シーズンはトップチームの正GKに定着。肩の負傷による戦線離脱があったもののブンデスリーガでは34試合中32試合に出場し、残留に貢献した。
GK大国で評価を高めている長田だが、今夏に新天地を求める可能性が浮上している模様。報道によると、日本代表MF鈴木唯人が所属するフライブルクやニューカッスルを含む複数のクラブが獲得に向けて積極的な動きを見せており、すでに具体的な交渉が進行中だという。退団が現実味を帯びる中、ブレーメンは移籍金として最大2000万ユーロ(約37億円)を要求しているようだ。
フライブルクではドイツ代表GKノア・アトゥボルが正守護神としてゴールマウスを守っているが、今夏のステップアップの噂が絶えない。また、ニューカッスルではイングランド代表GKニック・ポープと同アーロン・ラムズデールが出場機会を分け合っているが、前者は来たる2026−27シーズンが契約最終年で、後者はサウサンプトンからのレンタル期間が6月末で満了に。こうしたことから今夏の移籍市場でGKの補強に動く可能性が高いと報じられている。
果たして、長田は来シーズンどのクラブでプレーすることになるのだろうか。その去就に大きな注目が集まる。
2026年05月19日 10:52
オランダのNECに所属する日本代表MF佐野航大は、今シーズンのリーグ戦全試合フル出場を果たした。
3位フィニッシュと躍進したチームのボランチとして、攻守に躍動。そのプレゼンスは際立っていた。
インテンシティが高く、交代枠も5に増えた現代サッカーで、中盤の選手が1シーズンピッチに立ち続けるというのは、尋常ではない。怪我に強い身体、驚異的なスタミナはもちろん、どんな試合展開でも外されない圧倒的なパフォーマンス、監督からの厚い信頼がなければ、成し遂げられない。
さらに驚きなのは、マインツでプレーする兄の海舟も、同じくブンデスリーガ全試合フル出場を達成したという事実だ。兄が北中米ワールドカップのメンバー入りを果たしたのに対し、弟は落選となってしまったとはいえ、この偉業達成に、SNS上では次のような声が寄せられた。
「わあ、信じられない!」
「1番選手との接触が多いボランチでフル出場っていうのがすげーのよ」
「普通にバケモン級」
「(W杯に)何で連れて行かなかったのか不思議」
「できれば弟も選んでおいた方が良かったと思う。シャドーとボランチもできるし」
「佐野海舟はマジでやばい!と思ってたけど弟の航大もスタミナモンスターなんや」
「鉄人ブラザーズ」
「兄弟そろってこの稼働率は化け物すぎる」
「4年後は兄弟で代表に選ばれてほしい!」
「兄弟そろって欧州でこの稼働率は本当に異常レベル」
「兄弟でワールドカップ出て欲しかった」
とにもかくにも、恐ろしい兄弟である。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「まじかよ!」「信じられない」伝説FWイブラヒモビッチの“衝撃変貌”に世界驚愕!「お願いだからAIだと言ってくれ」
2026年05月19日 10:06
パリ・サンジェルマン(PSG)は18日、フランス代表FWウスマン・デンベレの状態について発表した。
デンベレは現地時間18日に行われたリーグ・アン最終節のパリFC戦に先発出場したものの、27分にポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスとの交代でピッチを後に。目立った接触等はなかったが、前半の早い時間帯での交代ということもあり、何らかのアクシデントが発生したものと見られていた。
PSGの発表によると、デンベレが右ふくらはぎの違和感を訴えたため、ルイス・エンリケ監督は予防措置として交代の決断を下したとのこと。今後数日間は治療を受ける予定だという。現地時間30日に控えるアーセナルとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝の出場可否は現時点で不透明。フランス紙『レキップ』は「関係者の間で懸念を引き起こしており、CL決勝を欠場する可能性を完全に否定するものではない」とも報じている。
PSGのCL初制覇に大きく貢献したデンベレは世界最高のサッカー選手に贈られるバロンドールを受賞。今シーズンは負傷に悩まされながらも、ここまで公式戦39試合出場19ゴール11アシストという成績を残し、リーグ・アン5連覇と2シーズン連続のCL決勝進出に大きく貢献した。また、FIFAワールドカップ2026に臨むフランス代表メンバーにも名を連ね、開幕まで1カ月を切った本大会での活躍が期待されている。
連覇がかかるCL決勝まで約2週間。エースナンバー「10」を背負うバロンドーラーが欠場となればPSGにとっては大きな痛手だが、それまでにコンディションを整えることができるだろうか。
【ハイライト動画】デンベレが前半途中で交代…PSGはパリ・ダービーに敗れる