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2026年05月18日 18:58
どんなシステムにも、長所と欠点がある。3−4−2−1も、5−3−2も、4−2−3−1も、4−3−3も正解はない。しかし、世界のトップレベルで4バックが主流になっていることには、相応の正当性を与えるべきだろう。 次のワールドカップで少しでも優勝の可能性のある強豪国は、アルゼンチン、スペイン、フランス、イングランド、ポルトガル、ブラジル、ドイツ、ベルギー、オランダ、ウルグアイ、クロアチア、モロッコなどすべてが4バックをファーストチョイスにしている。UEFAチャンピオンズリーグ、ベスト8も全チームが4バックだ。 4バックでプレーする選手が多い分だけ、主流化は進む。なぜなら、いくら監督が3バック支持者でも、選手が3バックに慣れていないからだ。3バックが少数派なのは必然と言える。 それでも、森保一監督が3バックを用いるのはなぜだろうか。「日本人の高さやパワーだと3枚いないと守り切れない」「サンフレッチェ広島監督時代から仕組みとしてやり慣れている」「アジアでは攻撃の枚数を増やした成功体験」など様々な理由はあるだろう。しかし主流ではないシステムに、「不慣れな選手をはめ込んでいること」は覚えておくべきだ。 無論、主流に従う義務はない。3バックは、攻撃的にも守備的にもなる。結局は選手のキャラクターやクオリティ次第で、吉と出ることもあるだろう。 ただ、主流に選ばれていない理由はある。 3バックは、とにかく弱点が見えやすい。守りに回った場合、両サイドのウイングバックが下がらざるを得ない。すると後ろは重たくなり、前に出にくくなる。これで攻撃は難しくなって、カウンター一辺倒になってしまう。 ウイングバックが下げたら防御力が上がる、というのは幻想である。5枚を並べるとスライドをせずに相手の攻め口をふさげるように思えるが、5枚を揃えるのは4枚を統率するよりも論理的に難しく、ラインは乱れやすく、特に3バックの端とウイングバックの間はぜい弱ポイントになるのだ。 たとえば、ヨーロッパカンファレンスリーグ準々決勝2レグ、佐野海舟を擁するマインツはフランスのストラスブールと対戦したが、1レグの2−0のリードを守れず、4−0と大逆転を許した。激しいフィジカルコンタクトの中、幅広くサイドを使われた後、インナースペースにボールを入れられ、そこを破られて、クロスから立て続けに失点を喫したのである。 ストラスブールは1レグで劣勢も、5−3−2のマインツの守備の歪みを見抜いていた。それは難しくない研究、対策だった。デュエル(1対1の格闘)に勝ってボールを運べば、3バックの端とウイングバックの結合部分は脆さを露呈していた。 W杯本大会を想像して欲しい。勝ち上がるほど、親善試合とは比べ物にならないデュエルが行われる。その結末は楽観すべきか? 文●小宮良之 【著者プロフィール】こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月に『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たし、2020年12月には新作『氷上のフェニックス』が上梓された。 【記事】「まじかよ!」「信じられない」伝説FWイブラヒモビッチの“衝撃変貌”に世界驚愕!「お願いだからAIだと言ってくれ」
2026年05月19日 16:47
アーセナルは18日、プレミアリーグ第37節でバーンリーをホームに迎え、1−0で勝利した。試合後、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がイギリスメディア『スカイスポーツ』を通して、優勝争いの“ライバル”と相まみえるボーンマスについて語った。
前節終了時点で24勝7分5敗を記録し、勝ち点「79」を積み上げて首位に立っていたアーセナルは今節、既に降格が決まったバーンリーを本拠地『エミレーツ・スタジアム』に迎えた。試合は37分、イングランド代表MFブカヨ・サカの蹴った右コーナーキックから、ドイツ代表MFカイ・ハヴァーツがヘディングシュートを沈めると、この1点が勝敗を分け、アーセナルが1−0で勝利。今季のホーム最終戦を白星で飾った。
1−0での勝利は公式戦3試合連続、かつ今季のプレミアリーグで8度目となったが、アルテタ監督は1点リードの緊張感をどう乗り越えているのかを問われると、「正直、分からないね」と素直に返答。続けて、「自分の髪の毛の毛量を考えると、(髪は)一生なくならないと思っていた。でも、この仕事を続けていると、限界まで髪の毛の量と戦わなければならいかもしれないね」と冗談を発し、プレッシャーは並大抵ではないことを告白している。
この勝利により、アーセナルは勝ち点を「82」に伸ばした。2位につけるマンチェスター・シティは現時点で勝ち点「77」を獲得しているが、この週末はFAカップ決勝を戦っていた関係もあって、今節のボーンマス戦は現地時間で19日に開催される。この試合でマンチェスター・シティが勝利を逃すと、アーセナルは、無敗優勝を成し遂げた2003−04シーズン以来の優勝が決定。マンチェスター・シティが勝利した場合も、24日敵地で控えたプレミアリーグ最終節のクリスタル・パレス戦を勝利で飾れば、22年ぶりの戴冠を決めることができる。
このような状況の中、アルテタ監督は今節、マンチェスター・シティをホームで迎え撃つボーンマスを応援すると宣言。「史上最大のファンになるよ」と発している。
アルテタ監督と、ボーンマスを率いるアンドニ・イラオラ監督は同じ1982年生まれ。現役時代は、共にスペイン・バスク州のサン・セバスティアンに本拠を置くクラブのアンティグオコのカンテラ(育成組織)でプレーしており、旧知の中と言える。
そんなイラオラ監督へのメッセージを問われたアルテタ監督は、「何も必要ないね」と断言。“盟友”が作り上げたチームを高く評価しているからこそ、次のように語っている。
「彼がボーンマスで成し遂げたこと、チームの変貌ぶり、そして彼らが何のために戦っているかを見れば、他に何も必要ないはずだ」
「アンドニのためにも、そしてボーンマスの全選手やサポーターのためにも、もし彼らが(マンチェスター・シティを相手に)結果を出せれば、それがどれほど大きな意味を持つだろうか…。我々はその意味を知っているからこそ、(ボーンマスのファンとして)応援するのだと思う」
なお、アルテタ監督はボーンマスとマンチェスター・シティの一戦について、テレビの前で見ることは認めつつも、「どれくらい観戦できるかは分からない」と話している。チャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えていることもあり、多忙を極めるため、「テレビの前にはいるが、どれだけ観られるかは分からない。それが現実だ」と語った。
【ハイライト動画】ハヴァーツ決勝弾でアーセナルがプレミア制覇に王手
2026年05月19日 16:00
ドルトムントでプレイするドイツ代表FWカリム・アデイェミ(24)は今夏の去就が注目を集めている選手の一人だ。
2022年夏よりドルトムントでプレイする同選手は爆発的なスピードが持ち味のアタッカーで、今シーズンはここまで公式戦39試合に出場して10ゴール6アシストを記録している。常にスタメンという立ち位置ではないものの、チームの貴重な戦力としてアデイェミは躍動している。
そんな同選手の現行契約は2027年6月までと、今夏に残り1年を迎える。ドルトムントは契約延長を希望しているというが、交渉は停滞しており、アデイェミは途中出場も多くなってきた今、夏の移籍を希望し始めていると考えられている。
そして、英『TEAMTALK』によると、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドがアデイェミの状況を注視している模様。もしチャンスが訪れた場合、獲得に動き可能性があるという。さらにリヴァプールも攻撃陣の刷新を計画するなかでドルトムントFWに注目しているようだ。
またパリ・サンジェルマンもアデイェミの状況を見守っているというが、同選手自身がプレミアリーグへの移籍を希望しており、イングランドへの移籍が現実味を帯びてきているという。
ドルトムントはフリーでの流出を避けるべく、今夏の売却に応じる姿勢だというが、 6000万〜7000万ユーロ(約111億〜129億円)のオファーが届けば移籍を容認するとのことだ。
特にプレミアクラブから熱視線が届くアデイェミだが、今夏の去就はいかに。
2026年05月19日 15:34
海外移籍1年目での受賞は快挙と言えるだろう。
デンマークの強豪コペンハーゲンが5月17日、今シーズンのクラブ年間MVPを発表。昨夏に湘南ベルマーレから加入したDF鈴木淳之介が選出された。
22歳の日本代表戦士は公式戦33試合に出場。2ゴール・2アシストをマークした、
この一報がもたれされると、SNS上では次のような声が上がった。
「本当にすごい」
「短期間でどんだけ飛躍し続けてんだよ、この男は」
「まだ22って本当ですか?」
「海外初年度で年間MVPは適応力どうなってるんだレベル」
「初年度でここまで存在感を出すのは見事です」
「とてつもない成長曲線を描いた1年だった気がする」
「海外挑戦初年度での年間MVP、本当に素晴らしい成果」
「日本代表でも楽しみ」
北中米ワールドカップに臨む日本代表メンバーにも選ばれた鈴木。大舞台での活躍にも期待が高まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「3年連続はさすがに凄すぎ」「異次元」なんと史上最多!三笘薫の“偉業達成”にファン驚嘆!「完全にワールドクラス」
2026年05月19日 15:24
ドイツの古豪ブレーメンに所属する長田澪(ドイツ名:ミオ・バックハウス)に、移籍の可能性が高まっているようだ。
2026年05月19日 15:00
ウナイ・エメリ率いるアストン・ヴィラは今夏MF守田英正を獲得できると自信を持っているようだ。英『Football Insider』が報じている。
2022年夏よりプレイするスポルティングを今夏退団し、新天地が注目されている守田。今シーズンは公式戦49試合で1ゴール5アシストを記録しており、リーグ最終節では見事なバックヒールでのアシストも決めた。
惜しくもW杯のメンバーには選ばれなかった守田だが、欧州での評価は高く、田中碧が所属するリーズ、そしてジョゼ・モウリーニョの復帰が近づくレアル・マドリードが興味を示していると考えられている。
特にリーズは守田獲得へ熱心だと噂されており、獲得レースで先頭を走っていると報じられているが、同メディアによると、ヴィラはリーズを出し抜いて移籍を実現させることができる可能性が十分にあると自信を持っている模様。
ヴィラはすでにCL出場権を獲得していて、来季に向けた戦力アップに熱心だが、PSRの制限があり、フリーで獲得することができる守田は魅力的な選択肢に浮上しているとのこと。また「自分たちが次の移籍先として最適なクラブであることを納得させることができると楽観視している」とも同メディアは伝えており、ヴィラは争奪戦を制することができると考えているようだ。
そして多くのクラブが注目しているユーリ・ティーレマンスはヴィラに残留する見込みだというが、エメリはさらに守田を加えることで中盤の層を厚くしたいと考えていて、同メディアは「仮に彼が加入したとしても、必ずしもティーレマンスの退団を意味するわけではない」と主張している。
多くの欧州クラブから関心が寄せられ、現在守田はあらゆる選択肢を検討しているようだが、今夏の去就はいかに。
最高のラストを飾る
まさにこれ以上ない“有終の美”
守田英正 ビューティフルアシスト!
ポルトガルリーグ第34節
スポルティング×ジウ・ヴィセンテ
#DAZN 見逃し配信中 #だったらDAZN pic.twitter.com/pDimW6Z1xx— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 17, 2026
2026年05月19日 13:58
アーセナルが22年ぶりのプレミアリーグ制覇に王手をかけた。
プレミアリーグ第37節が現地時間18日に行われ、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』にすでにチャンピオンシップ(2部リーグ)降格が決まったバーンリーを迎えた。序盤から主導権を握る中、37分にブカヨ・サカの右コーナーキックからカイ・ハヴァーツのヘディングシュートで先制に成功。追加点は奪えなかったものの反撃を許さず、1−0で今シーズンのホーム最終戦を飾った。
2003−04シーズンの無敗優勝以来遠ざかっているタイトルはもう手の届くところにある。今節の勝利によってアーセナルは勝ち点を「82」まで積み上げ、1試合消化の少ない2位マンチェスター・シティとは暫定「5」ポイント差に。マンチェスター・シティが現地時間19日のボーンマス戦で引き分け以下に終わった場合、最終節を待たずして優勝が確定。マンチェスター・シティが勝利した場合でも、クリスタル・パレスとの最終節に勝利すれば自力優勝となる。
試合後、ミケル・アルテタ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』を通じて「厳しい試合になることはわかっていた。前半は今シーズン最高のサッカーができたと思う。2、3点取れなかったのは本当に不運だったが、それが今シーズンのすべてを物語っている。点が取れないのであれば、特定の局面で徹底的に守備を固めなければならない。相手に何も与えず、勝ち点『3』を獲得する。選手一人一人が守備の役割において見せる意欲、振る舞いは驚異的だ」と振り返り、今シーズン通算32度目のクリーンシートを達成した選手たちを称賛した。
長かった2025−26シーズンも残り2試合。クリスタル・パレスとの最終節、そしてパリ・サンジェルマン(PSG)とのチャンピオンズリーグ(CL)決勝のみとなった。キャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアは「本当に誇りに思う。ここまで素晴らしいシーズンだった。残る大きな試合はあと一つ、そしてCL決勝だ。トロフィーを両方とも持ち帰りたい。持てる力のすべてを出し切り、最後まで戦い抜くことを約束する」と力強く語っている。
【ハイライト動画】アーセナルがプレミア制覇に王手! CKからハヴァーツ弾で勝利
2026年05月19日 13:30
ロイ・キーン氏は降格が近づくウェストハムへ厳しい言葉を送った。
ウェストハムはプレミアリーグ第37節でニューカッスルと対戦した。17位トッテナムとは2ポイント差のため、残り2試合は連勝したかったが、ニューカッスル戦は1-3で敗戦。
トッテナムはまだ今節を行っていないため、勝ち点差は変わっていない。しかしトッテナムは今節のチェルシー戦で勝利した場合、勝ち点差は5となり、ウェストハムの降格が決まってしまう。さらに、得失点差(トッテナムは-9、ウェストハムは-22)の影響もあり、トッテナムは残り2試合で勝ち点1を獲得できれば、勝ち点でウェストハムと並んでも上回ることができる状態だ。
ニューカッスル戦の敗戦はトッテナムへの追い風になり、ウェストハムの残留はより厳しい道のりとなったが、キーン氏はこの試合でのウェストハムの選手らの姿勢を批判した。
「ニューカッスルは自分たちの幸運が信じられなかっただろうね。ニューカッスルは最近調子が良くないチームなのに、君たちは彼らに試合をプレゼントしたようなものだからね。最後には反撃したが、3点ビハインドの状況では反撃するのは簡単だ。試合はもう終わっていた」
「問題は彼らの試合開始時のプレイぶりだ。あれは生き残りをかけて戦うチームの姿ではなかった。明らかに彼らは自信を失っている。まるで先週末のアーセナル戦の敗戦から立ち直れていないかのようだ。先週は判定に恵まれず、まるで自分たちを哀れんでいるかのようだった」
「コンパクトに、簡単に負けないように、試合に食らいついていけ。彼らはその真逆のことをやってしまった。相手にゴールを献上し、順位表は嘘をつかない。それでは不十分だ。判断力はまるで小学生レベルだ」(英『Sky Sports』より)
さらに同氏は「激しさも、闘志も感じられなかった。命がけで戦っている様子も全く見られなかった」とも話しており、残留をかけて戦うチームの気迫が感じられなかったと振り返った。
2026年05月19日 12:55
日本代表の下田崇GKコーチが取材に応じ、FIFAワールドカップに臨む日本代表GK陣について語った。
2026年05月19日 12:17
日本代表の前田遼一コーチが取材に応じ、担当するセットプレーやFIFAワールドカップに向けた意気込みを語った。
前田コーチは2023年に発足した第2次森保ジャパンから入閣。15日に発表となった本大会メンバーの選考にも携わった。「選ぶ側としていろいろな選手の思いを感じていたので、しっかりと責任を持って選手を見ることを大事にしていました」と前田コーチ。「特別なメンバーを決めるタイミングではありましたけど、監督のスタンスは変わらず、僕らの意見を聞いてくれた中でメンバーを決めていました。いつもの雰囲気や活動と変わらなかった」と明かした。
前田コーチは主に攻撃面でのセットプレーを担当。テクニカルスタッフとも協力しながら、本大会に向けた準備を進めている。「どの試合でもほぼ必ず1本はあると思うので、それで得点が取れることはすごく大きいこと。(山本)昌邦さんから『総得点の30%はセットプレーから生まれている』という話をよくされていますので、そういった意味でもすごく大事なことだと感じています」と語る。4月からは中村俊輔コーチが加わり、早速新たな知見を得ているという。
「俊輔さんと話をさせていただき、今まで自分にない視点の話も聞かせてもらいました。今までは敵(相手選手)を入れた中でのトレーニングが多かったのですが『敵を入れないでやるのも一つじゃない?』というアドバイスをいただきました。そういった部分は、またトライできたらいいなと考えています」
前田コーチは現役時代ストライカーとして活躍し、2007年に日本代表デビュー。通算33試合10得点をマークしている。2010年に発足したザックジャパンでは主力を務めたが、2014年大会のメンバーからは惜しくも落選。日本代表のコーチとして、自身初のFIFAワールドカップに臨む。「選手ではないですけど、W杯に行けることはすごく光栄なこと。皆さんの期待がすごく高いのも感じているので、しっかりと結果を残せるようにやっていきたいです。そういった責任は感じています」と覚悟を語った。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
【動画】FIFAワールドカップ2026 全48カ国ガイド
2026年05月19日 12:03
今季プレミアリーグ3位入りを決めたマンチェスター・ユナイテッドでは、シーズン途中に指揮官に就任したマイケル・キャリックの功績が大きかった。
それに加え、昨夏の補強も見逃せない。FWマテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモ、ベンヤミン・シェシュコ、GKセネ・ラメンスがヒット。来季へキャリック体制継続はもちろん、昨夏に続いて市場で的確な補強を実現する必要がある。
英『BBC』がポイントの1つに挙げたのは、MFカゼミロが退団する中盤だ。候補はすでに複数出ており、アタランタのエデルソン、クリスタル・パレスのアダム・ウォートン、ブライトンのカルロス・バレバ、そして補強リストの上位に挙がっているとされるノッティンガム・フォレストMFエリオット・アンダーソンもハイレベルな実力者だ。
さらにルーク・ショーをサポートする左サイドバック、GKラメンスとFWシェシュコの控えとなる選手の補強も必要かもしれない。来季はチャンピオンズリーグの舞台にも復帰することになり、複数コンペティションを戦っていくための選手層が必要となる。
今夏の補強は極めて重要なものとなりそうで、失敗の許されない夏となる。
2026年05月19日 11:58
ニューカッスルでプロとしての一歩を踏み出し、現在はノッティンガム・フォレストで絶対の主力へと成長したMFエリオット・アンダーソン。今夏には1億ポンド級の移籍金でステップアップする可能性も噂されており、イングランド代表の常連メンバーにもなった。
ここまでの選手になると想定していなかったと正直に語ったのは、ニューカッスルでアンダーソンをデビューさせた元指揮官スティーブ・ブルースだ。
ブルースはアンダーソンがもっと前のポジションでプレイする選手と想定していたと語っていて、自分の見る目がなかったかもと冗談混じりに振り返る。
「彼がニューカッスルにいた頃に少しの間一緒に仕事をしたことがある。彼は元より才能のある選手だったが、守備的MFになるとは思っていなかったね。そんな目利きだからもう指揮官をやってないのかもしれないね(笑)」
「彼が最近こなしているような、中盤の深い位置でのプレイは想定していなかった。昔の彼はいつも前に出たがっていたからね。ペナルティエリア付近のプレイが非常に上手いんだよ。てっきり10番タイプの選手になると思っていたが、実際にはそうではなかった。彼はセントラルMFとして活躍している」(『TalkSport』より)。
アンダーソンは足下の技術が安定しており、攻撃的な位置でプレイしていた経験も活きているのだろう。次なるステップは重圧のかかるビッグクラブでも活躍出来るかどうかだが、23歳と若いアンダーソンはまだまだ成長してくれそうだ。
2026年05月19日 11:55
16日に行われたセリエA第37節のピサ戦に3-0で勝利し、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を決めたナポリ。
2026年05月19日 11:40
ブンデスリーガこそ連覇を達成したものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準決勝で敗退し、バイエルン・ミュンヘンは今シーズンも欧州制覇を達成することができなかった。
彼らにとってCL優勝は目標ではなくノルマに近いものになりつつあり、それに向けたオフシーズンでの新戦力獲得の重要度が増している。
ヴァンサン・コンパニ監督やクラブ首脳陣は、左サイドバックの獲得を急いでいるようだ。このポジションにはアルフォンソ・デイヴィスという絶対的なレギュラーがいるものの、最近の同選手は怪我が多く、稼働率が目に見えて低下。彼に代わって左サイドで攻撃にアクセントを加えられるサイドバックをバイエルンは求めている。
こうした中、ドイツメディア『SPORT1』によれば、バイエルンはフランクフルトのナサニエル・ブラウンを獲得候補としてリストアップし、17日(現地時間)には同選手の代理人と接触して移籍の可能性を探るなど、獲得に向けた動きを本格化させているという。
左利きで年齢もまだ22歳と若いブラウンだが、ドイツ代表では既に常連メンバーであり、北中米ワールドカップの登録メンバー入りも確実視されている同国屈指の左サイドバックだ。レアル・マドリードも獲得に向けて動向を注視しているとされる。
フランクフルトは、ブラウンについては移籍金6000万ユーロ(約111億円)以上のオファーでなければ移籍交渉には応じない方針であるという。そのため交渉は難航することが予想される。
しかし、仮にブラウンのバイエルン移籍が決まれば、彼とポジションが被っていることで出場機会に恵まれていないフランクフルトの小杉啓太にとっては大きなチャンスとなる。その一方で、バイエルンの伊藤洋輝はデイヴィスに加えてブラウンともポジションを争うという非常に厳しい状況に置かれることになるだろう。
2026年05月19日 11:06
現地5月18日、アジアカップの準決勝を前日に控えたU-17 日本代表は、サウジアラビアのジェッダ市内でトレーニングを行なった。
ウズベキスタンとのセミファイナルを控えたチームは17時からトレーニングをスタート。日中は45度前後の気温が計測されたジェッダ市内とあって、日が落ちる前の夕刻であっても猛烈な暑さが残る。そうした影響を鑑み、チームは40分ほどグラウンドで汗を流し、早めに練習を切り上げた。
グループステージで上位2か国に入り、今秋のU-17ワールドカップ出場は決定済み。3連勝の首位突破で準々決勝もタジキスタンに5−0で快勝するなど、上り調子のチームは勢いづいている。選手たちは長丁場の活動でも明るい表情が目立ち、高いモチベーションを維持。ピッチ内外でまとまりの良さもあり、良い状態でウズベキスタンとの準決勝に臨めるのは間違いない。
そうした状況下のチームを束ねるうえで重要な役割を担っているのが、CB元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島/3年)だ。早生まれでチーム最年長。昨年4月のU-17アジアカップと昨秋のU-17ワールドカップに飛び級で出場した経験値豊富なCBは190センチのサイズとスピードを活かした守りでチームに貢献するだけではなく、リーダーシップも発揮して仲間の心をひとつにしている。
元々、性格的には温厚で物静か。もちろん、ピッチ上では声を出し、的確なコーチングでコミュニケーションを取っていたが、キャプテンを務めるようなタイプではなかった。
しかし、今大会はチーム最年長という立場と前回大会を知るという点も踏まえ、キャプテンに就任。その意図と狙いについて小野信義監督も「鹿島でトップに上がったこともあり、上の立場をやる経験があまりない」と話し、責任を与えることでさらなる成長を促した。
「キャプテンとしてチームを引っ張る、プレーで引っ張る、声を出して引っ張る」と本人は大役にも冷静で淡々と想いを口にしたが、意識の変化はプレーや振る舞いにも現れるようになった。
最も印象的だったのは、中国とのグループステージ第2戦だ。前半終了間際にアクロバティックなボレーをCKの流れから叩き込んだ後、元砂は声を張り上げた。「まだまだここから!」。珍しく大声で吠え、仲間の心に訴えかけるような感情がこもったワンシーン。今までの元砂からは考えられないような一場面だった。
周りの選手も変化を感じ取っており、鹿島でもチームメイトのMF岩土そら(鹿島ユース/2年)は元砂の変化を10日の練習後にこう話していた。
「昨日の中国戦は見たことないくらいに喋っていた。やっぱりやる時はやるんだ、こんなに喋るんだなと。どちらかというと守備とかで引っ張るタイプだけど、昨日の試合は気持ちが上がっていたのもあるかもしれないけど、感情を出していてびっくりした」
リーダーとしての自覚が芽生え、プレーにも責任感が出てきた。前回のU-17ワールドカップは大一番となる準々決勝(オーストリア戦/0−1)を体調不良で欠場し、自責の念に駆られた。「U-17ワールドカップの舞台に戻りたい」と話したように、その悔しさを返す場所は世界の舞台でしかない。
4年後のワールドカップに対しても「4年後は21歳。年齢的に全然出られる年齢」とU-17ワールドカップだけではなく、次の大舞台も視野に入れつつある。高さと速さは世界の猛者と比べても引けを取らない。そこに絶対的な安心感とリーダーシップが備われば、さらなるステップアップも見込める。
元砂晏翔仁ウデンバ、17歳。鹿島の未来だけではなく、日本の次世代を背負う男は覚悟を持ってまずは準決勝に全力を尽くす。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【画像】ついに決定!北中米ワールドカップに挑む日本代表26人を一挙紹介!
2026年05月19日 11:00
17日(現地時間)、堂安律や小杉啓太の所属するフランクフルトは、アルベルト・リエラ監督の解任を発表した。
リエラ監督は、今年2月にディノ・トップメラー監督前監督の後任としてチームを引き継ぎ、チームの立て直しが期待されていた。
しかし、同監督の就任後も成績は上向かず、ブンデスリーガでは最終節まで5試合連続未勝利。8位フィニッシュとなって来季のヨーロッパの各大会の出場権も逃していたことから、クラブの首脳陣は僅か3カ月余りで再度の監督交代という決断に至った。
こうした中、リエラ監督は『Instagram』にコメントを投稿し、シーズン途中という難しいタイミングでの監督就任だったため、満足な仕事ができなかったという思いを明かしている。
「監督を務めていた時期に多くの問題に直面したことを残念に思っている。時間も準備も新戦力もないことから、これらの問題を解決することは困難であることをクラブ内の全員が理解していた」
「私は、全力を出しきったという感覚とともにチームを去る。見知らぬ土地で家族と離れて暮らし、練習場で一晩過ごしながら勝つための解決策を探すこともたくさんあった」
「落ち着いた気分で出て行くが、悲しさも感じている。なぜなら、クラブは私のポテンシャルの20%ほどしか活かしてくれなかったからだ」
リエラ監督にとって初めてとなる欧州5大リーグでの挑戦は、あまりにも早く終わりを迎えてしまった。