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楽天が交流戦初勝利!伊藤光がダメ押しの12球団本塁打 古巣相手に価値ある一撃 新主将・鈴木大が執念ヘッスラで同点打

2026年06月02日 21:42

 「DeNA3−7楽天」(2日、横浜スタジアム)  楽天がシーソーゲームを制して交流戦開幕7戦目で初勝利。連敗を6で止めた。  1点を追う八回2死一、二塁で代打鈴木大。二塁深い位置へゴロを打ち、一塁にヘッドスライディング。判定はセーフとなり、二塁走者が生還する、同点適時内野安打となった。さらにマッカスカーが左前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。  そして九回には伊藤光がNPB史上49人目となる12球団本塁打を達成。バックスクリーンに2年ぶりの一発をたたき込むと、平良のダメ押し2ランで突き放した。  打線は三回、1死二、三塁から佐藤の右犠飛、さらに2死三塁から辰己の左中間適時二塁打で2点を先制した。佐藤は「ことを起こそうと食らいつきました」、辰己は「今日勝てるように頑張ります」と連敗脱出にかける強い思いを口にしていた。  エース・荘司は6回7安打3試合と試合を作った。2点リードの五回、振り逃げと四球で1死一、二塁のピンチを招くと、蝦名に逆転3ランを被弾。「一番やってはいけない結果になってしまい、申し訳ないです」。厳しい表情でこの日の投球を振り返った。  ここまで交流戦開幕6連敗。離れた最下位に低迷する緊急事態。この日、今季は不在だったキャプテンの座に鈴木大が就任することが発表された。三木監督は「チームの状況がこういう形であるのと、彼の野球人としての人間性、経験含めて、先頭に立ってやってほしい」と期待。鈴木大も「前へ前へチームが進むように、そこの先頭にしっかり立ちたい」と決意表明。言葉通り、新キャプテンの意地の一打が勝利につながった。

  • 野球
  • 巨人・杉内投手チーフコーチ ブルペン陣に「プレッシャーはあったと思う」則本の移籍初勝利たたえる

    2026年06月02日 23:28
     「巨人3−2オリックス」(2日、東京ドーム)  巨人が5投手の継投でオリックスに競り勝った。先発の則本は7度目の登板で移籍後初勝利をつかんだ。  開幕から2カ月以上がたって、ようやく則本に初勝利がついたことを杉内投手チーフコーチも喜んだ。  制球に苦しんだ立ち上がりについて「結構、苦しそうだった。ストライクを取るのに必死だった。でも、そこらへんを修正できるのがね。実績がありますから」とベテランの修正能力を称えた。  則本自身、チームに「則本に何とか初勝利を」というプレッシャーを与えていたと振り返ったが、杉内コーチも「ブルペン陣、プレッシャーはあったと思いますよ。ノリに初勝利をと。大勢は1回、同点にしてますし、口にはしませんでしたが頭にはあったと思う」。5月13日の広島戦(福井)で則本を救援した大勢が八回に同点弾を被弾した一戦に言及した。  則本自身も、大勢らブルペン陣にとっても、呪縛から解放された価値ある勝利。  「勝てないとなかなか苦しいですから。勝ちたい、勝ちたいと。この1勝で気持ち的に余裕ができるんじゃないかと思いますね」とベテランの今後の益々の奮起に期待を込めた。

  • 楽天 新キャプテン鈴木大地が逆転呼ぶ執念ヘッドスライディング「泥臭い形でしたけどヒットになってくれた」お待たせ交流戦初勝利「すごく意味のある1勝」

    2026年06月02日 23:28
     「DeNA3−7楽天」(2日、横浜スタジアム)  楽天がシーソーゲームを制して交流戦開幕7戦目にして初勝利。連敗を6で止め、借金は12した。  1点を追う八回、2四球でつかんだ2死一、二塁の好機に代打・鈴木大。二塁深い位置へゴロを放ち、一塁に執念のヘッドスライディング。同点内野安打とした。続くマッカスカーが左前決勝適時打。九回には伊藤光の1号ソロ、平良の8号2ランが飛び出して試合を決めた。  大きな同点打を放った鈴木大は「泥臭い形でしたけど、ヒットになってくれたっていうこと。みんなで繋いでくれた、そういうのが全部乗っかった1打席になったと思います」と振り返った。  鈴木大はこの日から右胸に「C」のマークをつける。低迷打破へ、今季は不在だったキャプテンの座に緊急就任した。「このCマークをつけさせてもらって、かなり重い。状況も状況ですし、この年齢で僕が付けるっていう意味合いもそうですし」と受け止める。  三木監督は「彼の人間性、経験含めて、先頭に立ってやってほしい」とキャプテンに指名した意図を明かす。試合後は「本当にいい仕事をしてくれたと思います」と話すその声は枯れていた。  キャプテン就任初日で連敗を止める1勝。鈴木大は「みんなで何とか1勝という思いで戦えたので。そういうチームだと思うので。誰かが頑張るとういうよりは。すごく意味のある1勝だったと思います」。チーム一丸となって、苦境を乗り越えていく。

  • 巨人・則本昂大がオリックス相手に六回途中2失点、移籍後初勝利…ソフトバンクは大津亮介がプロ初完封

    2026年06月02日 22:34
     巨人3−2オリックス(交流戦=2日)――巨人は二回にキャベッジの2ランで逆転し、五回に松本の適時二塁打で加点した。  六回途中2失点の則本が移籍後初勝利。オリックスは巨人戦で3年ぶり黒星。 ◇  ソフトバンク3−0中日(交流戦=2日)――ソフトバンクが今季最長に並ぶ5連勝。栗原が三回に先制二塁打、五回に2点三塁打を放った。大津が七回一死まで走者を出さず、プロ初完封。中日は3連敗。 ◇  ロッテ5−0ヤクルト(交流戦=2日)――ロッテが継投で零封勝ち。五回に犠飛と安田の適時二塁打などで3点を先取し、八回にも加点した。ヤクルトの松本健は今季初黒星、チームの連勝も3で止まった。 ◇  楽天7−3DeNA(交流戦=2日)――楽天が連敗を6で止め、交流戦初勝利。八回に代打鈴木大の適時内野安打で追いつき、マッカスカーの適時打で勝ち越した。DeNAは救援陣が踏ん張れず。 ◇  2日の阪神―西武(甲子園)、広島―日本ハム(マツダ)は雨天中止となった。

  • 元西武監督 松井稼頭央氏が女優の長女とほっこり2ショ「奇麗なアボガドの妖精が」綺麗な台所でお肉の焼き係「家でもかっこいい」

    2026年06月02日 21:54
     元西武監督の松井稼頭央氏が2日、自身のインスタグラムに新規投稿。

  • DeNAが痛恨逆転負け 伊藤光に恩返しのダメ押し弾も被弾 交流戦は2勝5敗 苦しい戦い続く

    2026年06月02日 21:42
     「DeNA3−7楽天」(2日、横浜スタジアム)  DeNAが逆転負けで連勝を逃した。九回には伊藤光に恩返しのダメ押し弾を被弾した。  2点ビハインドの五回、1死から松尾が振り逃げで出塁。続く代打・ヒュンメルが四球を選び1、二塁とチャンスを広げると、蝦名が左越え3ランを放ち、試合をひっくり返した。  しかし1点リードの八回、勝ちパターンの4番手・中川虎が2四球で2死一、二塁とピンチを招き、鈴木の二塁への適時内野安打で同点とされた。さらにマッカスカーに勝ち越しの左前適時打を浴びてしまった。  九回には坂本が伊藤光に恩返し弾、さらに平良にも一発を浴びて突き放されたDeNA。これで交流戦は2勝5敗と苦しい戦いが続いている。

  • 楽天が交流戦初勝利!伊藤光がダメ押しの12球団本塁打 古巣相手に価値ある一撃 新主将・鈴木大が執念ヘッスラで同点打

    2026年06月02日 21:42
     「DeNA3−7楽天」(2日、横浜スタジアム)  楽天がシーソーゲームを制して交流戦開幕7戦目で初勝利。連敗を6で止めた。  1点を追う八回2死一、二塁で代打鈴木大。二塁深い位置へゴロを打ち、一塁にヘッドスライディング。判定はセーフとなり、二塁走者が生還する、同点適時内野安打となった。さらにマッカスカーが左前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。  そして九回には伊藤光がNPB史上49人目となる12球団本塁打を達成。バックスクリーンに2年ぶりの一発をたたき込むと、平良のダメ押し2ランで突き放した。  打線は三回、1死二、三塁から佐藤の右犠飛、さらに2死三塁から辰己の左中間適時二塁打で2点を先制した。佐藤は「ことを起こそうと食らいつきました」、辰己は「今日勝てるように頑張ります」と連敗脱出にかける強い思いを口にしていた。  エース・荘司は6回7安打3試合と試合を作った。2点リードの五回、振り逃げと四球で1死一、二塁のピンチを招くと、蝦名に逆転3ランを被弾。「一番やってはいけない結果になってしまい、申し訳ないです」。厳しい表情でこの日の投球を振り返った。  ここまで交流戦開幕6連敗。離れた最下位に低迷する緊急事態。この日、今季は不在だったキャプテンの座に鈴木大が就任することが発表された。三木監督は「チームの状況がこういう形であるのと、彼の野球人としての人間性、経験含めて、先頭に立ってやってほしい」と期待。鈴木大も「前へ前へチームが進むように、そこの先頭にしっかり立ちたい」と決意表明。言葉通り、新キャプテンの意地の一打が勝利につながった。

  • ヤクルトが完封負けで連勝ストップ 開幕から無敗の松本健がまさか 五回途中3失点KO

    2026年06月02日 21:36
     「ヤクルト0−5ロッテ」(2日、神宮球場)  ヤクルトは投打の歯車がかみ合わず敗れ、連勝が3でストップした。  開幕から無傷の5連勝中の松本健が先発したが安定感を欠く投球となり誤算だった。四回まで毎回、走者を出しながらも粘り無失点に抑えた。0−0の五回先頭・小川から3連打を浴びて無死満塁。ここで山口に押し出し死球を与えて先制点を献上。この回はソトに犠飛を打たれるなど3失点を許した。松本健は五回途中を9安打3失点で今季初黒星を喫した。  打線は1番に今季初めて塩見を入れ、3番に長岡を据えるなど組み替えたが、相手先発・ジャクソンに苦しめられた。塩見は初回に右前打、三回に左線二塁打を放って出塁したが得点につながらず。五回無死一、二塁の好機を迎えたが塩見が遊ゴロ併殺打に仕留められ、2死三塁の場面ではサンタナが空振り三振に倒れた。

  • 楽天 伊藤光が12球団本塁打を達成!NPB史上49人目 九回に2年ぶりの今季1号をバックスクリーンへ かつての本拠地が大歓声に

    2026年06月02日 21:29
     「DeNA−楽天」(2日、横浜スタジアム)  楽天の伊藤光捕手が九回に2年ぶりのアーチとなる今季1号ソロを放った。

  • 村上不在の一戦で…「どうなってんだぁぁぁ!?」 胸躍った日本ファン、元ド軍26歳の衝撃

    2026年06月02日 21:13
    村上離脱後は4試合で3発…相棒の早期復帰も心待ち  ホワイトソックスのミゲル・バルガス内野手が1日(日本時間2日)、敵地でのツインズ戦で1試合2本塁打の大暴れを見せた。主砲の村上宗隆内野手が右太もも裏の負傷で離脱となる中、打線を牽引する爆発ぶり。試合には敗れたものの、若き大砲のバットに日本のファンからも「マジどうなってんだぁぁぁぁぁぁ!!??」「バルガス!!!」と、驚きと絶叫の混じった絶賛の声が寄せられている。  まさに豪快なパワーショーだった。まずは5回1死一塁の第3打席、80.8マイル(約130キロ)のスイーパーを捉え、左中間に飛び込む14号2ランを放った。これだけでは終わらない。9回1死一塁で迎えた第5打席には、90.9マイル(約146.3キロ)のカットボールに鋭く反応。今度は左翼スタンドへと叩き込む15号2ランを突き刺した。  バルガスは村上が負傷交代した5月29日(同30日)のタイガース戦での劇的な逆転サヨナラ2ランに続き、直近4試合で3本塁打と主砲離脱の打線を支えている。そのサヨナラ弾の直後には、地元放送局のインタビューで「ムネが出ていなかったら自分がパワーヒッターの役を買ってでなくちゃと思ったんだ……いや、ただの冗談だよ」と笑いを誘いつつ「ムネはチームの大きな部分を占めている。全員で彼を支える」と絆を口にしていた。  この日も試合後に地元放送局の囲み取材に応じ、「彼(村上)が早く戻ってくることを願っているよ」と、相棒の1日も早い復帰を改めて心待ちにしていた。  村上不在が打線に影響を与えるのではという懸念を他所に、頼もしい活躍を続ける26歳に、ネット上の日本のファンも大興奮。SNS上では「まじでえぐい」「スゲェ、バルガス2本目」「大ブレイクちゃうんか」「1日2発だとぉ!?」といったコメントが続いていた。(Full-Count編集部)

  • 巨人・橋上監督代行 長嶋茂雄さんの一周忌へ「恥ずかしくないようなゲームに」則本の移籍後初勝利「彼本来の気迫を感じた」

    2026年06月02日 21:08
     「巨人−オリックス」(2日、東京ドーム)  巨人の橋上秀樹監督代行は則本昂大投手の移籍後初勝利に「立ち上がりにだいぶ力んでいる感じはありましたけど、彼本来の気迫を感じた。みんなも勝たせてやろうという気持ちが出ていたのでよかったと思います」と目を細めた。  「いいバッターをできるだけ早めにということで、松本1番、大城を3番にしました」と指揮官。五回には則本の懸命な送りバントから松本が貴重なタイムリーを放ち、「パ・リーグ出身の選手なんでどうかなと思ったんですけど、投打で活躍でしたね」とたたえた。  3日は長嶋茂雄氏の一周忌となる。「普段とは違う思い入れのある試合になる。長嶋さんに向けて恥ずかしくないようなゲームにしたいなと思います」と力を込めた。

  • 巨人 則本昂大がついに移籍後初勝利!開幕から2カ月、7登板目で待望の白星 満面の笑みで記念球手に「苦しい2カ月」「重圧を解き放ちたかった」八回に坂本が好守備連発

    2026年06月02日 20:49
     「巨人3−2オリックス」(2日、東京ドーム)  巨人がオリックス戦の連敗を6で止め、則本が移籍後7度目の登板で初勝利を挙げた。  先発の則本は立ち上がりに先頭の中川に中前打されるが、続く渡部を二ゴロ併殺に仕留めてピンチを切り抜けた。  二回は1死後、宗の投手強襲安打から山中の右前打で一、三塁とされ、若月に右前に適時打を運ばれ先制を許すも、野口、九里を連続空振り三振に仕留めた。  直後の二回裏、キャベッジが九里から右中間へ10号逆転2ラン。五回には浦田の中前打を足がかりに1死二塁から松本の適時二塁打で1点を加えた。  則本は三回以降はテンポよく投球を重ねた。六回には中川に左翼へ3号ソロを運ばれ1点差とされ、2死後に高梨に救援を仰いだが、6回途中を5安打2失点と粘りの投球を見せた。  ここまで通算120勝のうち対戦最多の28勝をオリックス戦でマークしていたキラーぶりを発揮して、勝ち投手の権利をつかんで降板。盤石の継投に入った。八回には坂本が三塁守備で好プレーを連発。移籍後初勝利へ好アシストした。  九回は守護神のマルティネスが締め、開幕から2カ月、新加入のベテラン右腕が待望の初勝利を手にした。ゲームセットの瞬間、則本は大勢、高梨と喜びを分かち合った。そしてウイニングボールを手渡されると、満面の笑みを浮かべ、内海投手コーチと抱き合った。  お立ち台では大歓声に「ヤバいっすね」と笑顔。「最高で〜す」と絶叫し、「ストライクは入らなくてマウンドを降りたくなったんですけど、周りの人のおかげでここに立てているので。感謝しています」と語った。  「マウンドからすごいプレーをいっぱい見たのでプレーバックを何度も見ようかなと思います」と笑わせ、「僕も安定した投球でリリーフ陣を助けられたらなと思います」とリリーフ陣も気遣った。  白星から見放され「普段通りやろうと思ったんですけど、苦しい2カ月。早く勝って『則本に初勝利を』というチームメートのプレッシャーを解き放ちたかった」と笑った則本。「本当に特別な1勝。ここからもっと勝ちを積み重ねてチームの優勝のために頑張りたい」と力を込めた。

  • 楽天 荘司が蝦名に逆転3ラン被弾「一番やってはいけない結果」6回3失点、リード許して降板

    2026年06月02日 20:45
     「DeNA−楽天」(2日、横浜スタジアム)  連敗脱出、交流戦初勝利を目指したエース・荘司が6回7安打3失点、1点リードを許す展開で降板した。

  • 巨人 坂本勇人がスーパープレー!スライディングキャッチからノールックで一塁へ完璧な送球 本拠地が大歓声に包まれる 解説も「見えてないはず」

    2026年06月02日 20:32
     「巨人−オリックス」(2日、東京ドーム)  巨人の坂本勇人内野手が八回に三塁守備で衝撃のプレーを見せた。  八回先頭、来田が放った三遊間への打球をスライディングしながら好捕した坂本。そのまま座った状態から体を一回転っせて一塁へドンピシャの送球でアウトに。CS放送「日テレG+」で解説を務めた能見篤史氏も「一塁が見えてないはず」と解説。鮮やかなプレーに本拠地も大歓声に包まれた。  さらに次打者が三塁線へ放った打球も体で止めて一塁でアウトにした坂本。則本の移籍後初勝利へベテランが懸命のプレーを見せた。

  • ソフトバンク 大津亮介が打者29人でプロ初完封 パーフェクトの偉業逃すも動じず「いずれ出るだろうと思っていた」圧倒的な投球「意識したらダメになっちゃう」

    2026年06月02日 20:28
     「中日0−3ソフトバンク」(2日、バンテリンドーム)  ソフトバンクの先発・大津亮介投手が七回1死から初安打を許し、パーフェクトの偉業はならなかった。それでもプロ初の完封勝利をわずか1安打で飾った。  立ち上がりからキレのある直球を軸に、多彩な変化球を織り交ぜて中日打線を寄せ付けなかった大津。6回まで1人の走者も許さずに打者18人連続アウトの快投を見せた。  そして大記録まで残り9人と迫った七回。村松の痛烈な打球に敵地が沸き返ったが、中堅手の正面に。大きなタメ息がわき起こった。続く田中には追い込みながらも甘く入ったボールを捉えられ、左前打を浴びた。打球は詰まっていたが、遊撃手の頭上を越えてしまった。  敵地は大歓声に沸き返ったが、右腕はまったく動じず。後続を断ち切ると、八回も三者凡退に締めた。そして九回2死から四球を与え、準完全試合はならなかったが、打者29人で1試合を投げきった。  「何も意識してなくて。意識したらダメになっちゃうと思って投げていたと思います」とヒーローインタビューで語った大津。「いずれ出るだろうと思って動揺することなく、アウトを積み重ねていこうと思いました」と振り返り、「真っすぐで押せていたのでよかったと思います」と明かした。  大津は今季、8試合に先発し5勝1敗、防御率1・33をマークしていた。これでリーグトップ達の6勝目。チームを5連勝へ導く快投だった。

  • ファン魅了した野手から選出「長嶋賞」、打撃好調の阪神・佐藤や本盗成功のソフトバンク・周東ら有力

    2026年06月02日 20:13
     長嶋さんの功績をたたえるため新設された「長嶋茂雄賞」の選考が、今年からスタートする。  走攻守の成績に加え、ファンを魅了し、プロ野球の社会的な価値向上に貢献した野手が対象となる。  現時点での有力候補として、阪神の佐藤は外せないだろう。打率3割7分、14本塁打、39打点は、堂々のリーグトップ。このままいけば、自身初の三冠王も夢ではない。長打率は7割を超え、得点圏打率も4割3分6厘と圧巻の数字を残している。リーグ連覇を狙う阪神打線を引っ張る主砲は、「(長嶋さんは)ミスタープロ野球。そういう時代を作った人に、少しでも近づけたら」と意気込む。  ソフトバンクの周東は、自慢の脚力で大きな衝撃を与えた。5月10日のロッテ戦の三回二死で、三塁から単独ホームスチールを成功させた。「(打率などの)数字は上下するし、予想もできない。でも一生懸命やることはいつでもできる。そういうところでみせられたらいい」。ハッスルプレーでファンを熱狂させた長嶋さんと共通する思いを口にする。  身体能力を武器にしたスケールの大きなプレーが魅力の日本ハムの万波は今季、その強肩でファンを驚かせている。定位置の右翼から繰り出す、矢のような「レーザービーム」で、5補殺は両リーグの外野手トップ。「僕のプレースタイルを考えると、まさに目指すべき賞として一番ぴったり。シーズンを通して(走攻守)トータルで目立たなきゃいけない」と意欲満々だ。  選考委員は、王会長ら球界のレジェンド5人。王会長は「長嶋さんは一年中、ファンの胸をときめかせてくれた人。選手も『第1回は俺だ』とやる気が出ると思う。野球界は長嶋賞ができたことでより盛り上がるでしょう」と期待を込める。「ミスター」の後継者として、「第1号」に輝くのは、はたして誰か。(記録は1日現在)  選考委員の略歴は以下の通り。  王貞治(おう・さだはる) 1940年5月20日生まれ。59年に巨人入団。77年に世界記録の756本塁打を樹立し、初の国民栄誉賞を受賞した。巨人やソフトバンクで監督を務め、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では監督として日本を優勝に導いた。  山本浩二(やまもと・こうじ) 1946年10月25日生まれ。69年、法大から広島に入団。75年に首位打者を獲得し、広島初優勝の原動力となった。77年から5年連続40本塁打以上を放った「ミスター赤ヘル」。広島の監督を通算10年務め、2013年のWBCで日本代表を率いた。  岡田彰布(おかだ・あきのぶ) 1957年11月25日生まれ。80年、早大から阪神に入団し、新人王を獲得。85年は主力として日本一に貢献した。95年に引退。2004年に阪神監督に就任し、05年にリーグ制覇。オリックス監督を経て阪神監督に復帰し、23年に日本一となった。  栗山英樹(くりやま・ひでき) 1961年4月26日生まれ。84年、東京学芸大からドラフト外でヤクルト入りし、90年に現役引退。2012〜21年に日本ハム監督を務めてリーグ優勝2回、日本一1回。23年のWBCで日本代表を率いて3大会ぶりの優勝に導いた。26年に殿堂入り。  松井稼頭央(まつい・かずお) 1975年10月23日生まれ。94年に大阪・PL学園高から西武入団。2002年に打率3割、30本塁打、30盗塁の「トリプルスリー」達成。米大リーグで活躍した後、11年に楽天入りし、18年に西武で引退。23年から24年途中まで西武の監督を務めた。