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2026年06月10日 08:00
広島の末包昇大外野手(30)が、逆襲への牙を研いでいる。春季キャンプから2軍暮らしが続く中、飽くなき向上心でバットを振り込む。加えて豊富な経験を若鯉たちに還元し、後進の成長の一翼も担う姿は頼もしい。「がむしゃら」という言葉を胸に、自身の課題と向き合いながら汗を流している。 黙々とバットを振る。5月27日に30歳を迎えた末包は、若鯉に負けじと元気いっぱい。春季キャンプから2軍暮らし。「悔しさ?もちろんあります。しっかりと結果を出すためにやっている」。若手が次々と1軍に昇格していく中、自身の長所に磨きをかけている。 「がむしゃらに、前向きに」を胸に、練習に打ち込む。現在は打球に角度を付けることが課題だ。始動時に右肩が少し突っ込むことで左肩も開いてしまっていたフォームを修正している。 「捉えたときに打球がライナー性になることが多い。打球は速いけどゴロになるから、単打になる。もっとバットに球を乗せる。(右肩の動きを修正すれば)角度がついて長打になる」 ファームでは44試合で打率・224、4本塁打、16打点(9日現在)。打球方向は左翼側が多いが、修正中のフォームが固まれば、「逆方向にも飛ぶと思う」と、自身の調子のバロメーターでもある右翼側への打球も増えてくると自覚する。自分の長所を最大限に生かすため一心不乱にバットを振っている。 自身のレベルアップを図りつつ、若手の成長を後押しすることも忘れない。守備時に外野からの中継プレーのとき、内野手がカットマンとして、どこにポジションを取るかなど豊富な1軍経験に基づいた「生きたアドバイス」を送っている。 「矢野とかが1軍へ上がってから、外野との中継プレーが少し崩れてしまっている。どうしてそのポジションにいるの?というのがある。やっぱり、連係は大事。『キクさん(菊池)だったらこう動くよ』とか、伝えています」 体の状態は良い。開幕から2カ月余りが経過し、トレーニングの成果もあって筋肉量が増えたという。測定した跳躍の数値も「格段に良くなっている」と手応えがある。 「技術と合わせて、良いパフォーマンスを出せれば。僕には他の選手とは違う長所がある。それをしっかり出していきたい」。逆襲の準備は整いつつある。大砲はがむしゃらに1軍を目指す。 ◇末包昇大(すえかね・しょうた)1996年5月27日生まれ。香川県出身。外野手。身長188センチ、体重108キロ。右投げ右打ち。高松商では1年秋からレギュラーとなり、3年夏には4番を務める。東洋大を経て大阪ガスに進み、社会人3年目の21年日本選手権では、チームを日本一に導くとともに打撃賞を受賞した。同年度のドラフト6位で広島に入団。
2026年06月10日 11:02
楽天の森井誠之球団社長が10日、楽天モバイル最強パーク宮城で、休養を発表した三木肇監督について取材に対応した。
球団は球団との双方協議によって退任が決定したと発表していた。その上で森井社長は「三木監督と話して、その中で休養を決断させていただきました。三木監督には多大な貢献をいただきました。いろいろ思い出はありますけど、球団に残していただいた功績は計り知れないと思います。残り85試合、まだ諦めない。そのつもりで1試合でも多くファンの方に前向きな新しい戦いを見せていきたいと思います」と話した。
このタイミングでの決断ついては「何か数字を決めていたわけではないんですけど。現状チーム状況がよくない中で、戦っていただいたんですけど、その中で昨晩遅くまで話し合った結果です。双方合意です」とし、「監督だけの責任ではないです。1年間通して走り切らせてあげられなかったのは私の責任です。ですが、今チームを前向きに動かしていく中で、こういう1つの目の決断という形になります。1年間させられなかったのは、私の責任です」と話した。
また三木監督との話し合いの内容について問われると、詳細については明かさなかったが、「やっぱり結果を出せなかったら申し訳ない。新しい方向になってくれることを願っている」という言葉があったという。
10日・巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが監督代行として指揮を執ると発表していた。塩川監督代行については「あくまでも代行。今の段階で先のことは言わずに、まずは代行に全力で努めていただきたい」とした。
三木監督は2019年から楽天2軍監督を務め、20年に1軍監督に昇格。21年から再び2軍監督となり、昨季から再び1軍監督を務めていた。
復帰1年目となった昨季は67勝74敗2分けで4位。今季は4月18日には今季最多の貯金4としていた。
しかし、4月末から急失速してしまう。2度の6連敗、2度の5連敗を喫し、ここまで58試合で21勝36敗1分。9日・巨人戦で4連敗となり、今季ワーストの借金15となっていた。首位・西武とは14・5ゲーム差で、5位・ロッテとも7ゲーム差の最下位に沈んでいた。
楽天は4日のDeNA戦(横浜)では7点差からの逆転負けを喫し、5日には小野寺投手コーチを1軍から2軍へ、青山投手コーチを2軍から1軍へ配置転換していた。
それでも浮上の兆しが見えず。2021年の3位を最後にBクラスが続いている球団は、さらなるテコ入れに踏み切った。
◇三木 肇(みき・はじめ)1977年4月25日、大阪市出身。49歳。上宮から1995年度ドラフト1位でヤクルト入団。2008年に日本ハムに移籍し、同年現役引退。日本ハム、ヤクルトでコーチなどを歴任。2019年から楽天2軍監督を務め、20年に1軍監督。21年から再び2軍監督となり、昨季から再び1軍監督に就任。
2026年06月10日 11:00
● パイレーツ 3−12 ドジャース ○
<現地時間6月9日 PNCパーク>
ロサンゼルス・ドジャースが敵地カード初戦に2桁得点の大勝。大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で先発出場し、3試合連続安打を記録した。
大谷は昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞右腕スキーンズと対決。初回の第1打席はカウント1-1から低めのスプリットで二ゴロに打ち取られ、3回表の第2打席はカウント1-2から高めボールゾーンのフォーシームで空振り三振。5回表の第3打席はカウント0-2から外角ボールゾーンのチェンジアップに手を出し、一ゴロに倒れた。
同点の7回表、2番手右腕ドテルから無死一、三塁を好機を作って大谷の第4打席を迎えると、捕手デービスの三塁牽制が走者ダルトン・ラッシングに直撃し、ボールが転々とする間に勝ち越しのホームイン。なおも無死二塁、カウント2-2から大谷が外角98.6マイル(約158.7キロ)のフォーシームを左中間に弾き返し、適時二塁打で4点目を挙げた。
さらに、ドジャースは2番アンディ・パヘスが15号2ランを放つと、無死満塁とチャンスを続けて7番ライアン・ウォードの適時打まで打者9人が連続出塁。再び一死満塁の好機だった第5打席の大谷は3番手右腕ビドワから押し出し四球を選んだ。2番パヘスも右犠飛、3番フレディ・フリーマンは通算2500安打となる中前適時打と畳みかけ、1イニング10得点の猛攻を締め括った。
大谷は大差のついた8回表に代打が送られ、4打数1安打、2打点、1四球、1三振という内容。今季成績は打率.301、11本塁打、37打点、OPS.938となっている。
2026年06月10日 11:00
ヤクルト、楽天で投手、外野手として17年の現役生活を送り、引退後は13年間ヤクルトのコーチを務めた宮出隆自氏(48)。30年というプロ野球人生の原点は、愛媛・宇和島東高時代にあるが、本人は高校で「野球をやるつもりはなかった」と振り返る。ひょんなことから名将・上甲正典監督のもとで野球をやることになった宮出さん。当時同高からは宮出さんを含め4年連続してドラフト上位でプロ野球選手が生まれている。
◇ ◇
四国、愛媛の南西部に位置する海と山に囲まれた港町に宇和島東高はある。1988年に同校をセンバツ大会で初出場初優勝に導いたのが上甲監督だった。
宮出さんも上甲監督のもとで鍛えあげられ94年には2年生ながら甲子園に春夏連続出場。3番打者として“牛鬼打線”の中軸を担い、2回戦の広島商戦では延長13回にチームをベスト8に導く2点二塁打を放った。
投手になったのは3年から。1年未満のキャリアながら剛腕ぶりを発揮したことが95年のドラフト指名につながっている。ただ、それは偶然の産物でもあった。
「僕は、宇和島東で野球をやるつもりはなかったんです。中学1年の途中で野球をやめて、中2、中3は野球をやらずに、スケボーとかをやってたんです。そしたら中3の終わりごろに、橋本さんが部活の帰りに家に来たんです」
高校の1学年先輩で、ロッテにドラフト3位で入団し捕手として活躍した橋本将氏とのやりとりを振り返った。
2人は宇和島市の和霊小時代からの先輩、後輩の間柄で、宮出さんが低学年でソフトボールをやっていたときの監督は橋本氏の父親でもあった。
「橋本さんから『上甲監督が野球部に入ってくれと言ってる』と伝えられたんですけど、断ったんです。でも、僕の父親がたまたま、そのやりとりを見てたんです」
野球をやめていたが、4番でエースとして地元では知られた存在だった宮出さんへの上甲監督からのスカウトだった。その夜、宮出さんは父に呼ばれ「お父さんは、もう一回野球をやってほしいと思ってる」と告げられたという。
「野球もやらずにぷらぷらしてたから心配してたんでしょうね。おやじに頼まれごとをされるなんてなかったので、それだったらやるかと思って始めたんです。人生って面白いですよね。おやじが橋本さんとのやりとりを見てなければ、僕の人生は変わってたんです」
野球部は猛者ぞろいだった。橋本捕手以外にも、2学年上にはドラフト1位でオリックス入りした平井正史投手、日体大を中退後、近鉄入りした岩村敬士外野手。1つ下には、宮出さんと同じヤクルトにドラ2で指名される敬士さんの弟、岩村明憲捕手も入部し、バッテリーを組んだ。
地方の公立高から4年連続してドラフト上位でプロを輩出したのは類を見ない。「すごいですよね。田舎で、みんな家を知ってるような間柄で」。全員が地元出身者というのも興味深い。
上甲監督は甲子園で話題になった「上甲スマイル」とは別に、厳しい監督だったが「僕には甘かったんです」と笑う。「僕は野球部に入らないってところから始まってるから、たぶん監督は、怒ったら僕が辞めると思ってたんでしょう。上級生は、何かあったら“宮出のせいにしろ”って言ってましたね。それだったら怒られないから」
上甲監督の盟友でもあった馬淵史郎監督率いる高知・明徳義塾高校と行われていた練習試合は忘れがたいという。「監督同士が刺激を受け合って激しかったんです。お互いが気合を入れ合ってましたね」。火花を散らしながらの対戦だった。
上甲監督は宇和島東の監督を退任後、同じ愛媛の私学・済美高に着任し、創部3年目の2004年に福井優也投手(早大から広島、楽天)を擁してセンバツ初出場初優勝を果たすなど監督として通算17度甲子園に出場、25勝を挙げた。
その後、体調を崩して闘病していた上甲監督は14年9月2日に67歳で死去した。当時ヤクルトの2軍コーチを務めていた宮出さんは、その前日に東京から日帰りで愛媛の病院に恩師を見舞っている。
「あまり状態が良くないと聞いてお見舞いに行ったんです。監督の顔を最後に見られてよかったです」。しみじみと恩師と過ごした時間を振り返った。
(デイリースポーツ・若林みどり)
宮出隆自(みやで・りゅうじ)1977年8月18日生まれ。愛媛県出身。宇和島東高から95年度のドラフト2位で投手としてヤクルトに入団。2002年から野手に転向。06年に規定打席に到達し、打率・275、9本塁打、59打点をマーク。09年から楽天で2年間プレーしてヤクルトに復帰。投手では49試合で6勝5敗、防御率4・73。通算701試合出場で458安打、216打点、39本塁打、打率・277。引退後はヤクルトの1、2軍の打撃コーチなどを務め、21年は1軍ヘッドコーチとしてリーグ優勝、日本一に貢献。身長192センチ、99キロ。
2026年06月10日 10:54
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2026年06月10日 10:45
○ ブルージェイズ 3x−2 フィリーズ ●
<現地時間6月9日 ロジャース・センター>
トロント・ブルージェイズが本拠地カード2戦目で劇的な逆転サヨナラ勝利。岡本和真内野手(29)は「7番・三塁」でフル出場し、3打数1安打を記録した。
5年連続2桁勝利の先発右腕ウィーラーと対峙した岡本は2回裏の第1打席、カウント3-1から甘く入ったシンカーを捉え、右翼フェンス直撃の二塁打。得点には繋がらなかったものの、7試合ぶりの長打を記録した。
ブルージェイズは2週間ぶりの復帰を果たした先発右腕ディラン・シースが初回に先制こそ許したものの、6回11奪三振の好投。6回裏には4番ヘスス・サンチェスの7号ソロで追いついたが、9回表に今季防御率0点台の守護神ルイ・バーランドが勝ち越し点を献上した。
それでも9回裏、今度はフィリーズの守護神デュランから連打で無死一、三塁の好機を作ると、暴投で2対2の同点に。さらに、6番ブランドン・バレンズエラが99.9マイル(約160.8キロ)のフォーシームを左中間に弾き返し、劇的なサヨナラ勝利を収めた。
2026年06月10日 10:33
ドジャース打線が7回に猛攻
【MLB】パイレーツ ー ドジャース(日本時間10日・ピッツバーグ)
大雨をきっかけに、投手戦が一方的な展開へと変わった。ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でパイレーツと対戦。同点で迎えた7回、一挙10点をあげて勝ち越した。ファンは「急にお祭りやん」「まさかだね」と急展開に驚きを隠せなかったようだ。
6回、同点に追いついたドジャース打線が、7回にパイレーツ救援陣を攻略した。ラッシングとフリーランドの連打でチャンスをつくると、相手守備陣のミスで1点を勝ち越し。直後に1番の大谷翔平が適時二塁打を放ち追加点をあげた。以降も打線がつながり、パヘスの15号2ラン、フリーマンの通算2500安打となる適時打などで一挙10点をあげる猛攻をみせた。
このイニング、大谷を含めて5人の打者が2度打席に入る事態に。ファンは「もう下がっても良いんじゃ…」「終わらないんだが…」「これほどまでとは」「投手交代してから流れが完全にドジャースになりましたね」「試合が変わっちゃったね」とコメントを寄せていた。
6回裏の大雨直後の猛攻。7回表だけで15回打席がまわり、7安打4四球で10得点。40分近くドジャースの攻撃が続き、パイレーツファンは沈黙するしかなかった。(Full-Count編集部)
2026年06月10日 10:21
「全日本大学野球選手権・2回戦、東日本国際大−大商大」(10日、神宮球場)
今秋ドラフト候補の大商大・春山陽登外野手(4年・敦賀気比)が特大の今大会1号2ランを放った。
1−0の五回2死一塁。外角高めの直球を思い切りよく振り抜いた。打球は高々と舞い上がり、左翼スタンドの中段上部に着弾。確信の一発にバットを豪快に放り投げて、大歓声を浴びながらダイヤモンドを一周した。
初戦の九産大戦でも初回から二塁打を打つなど2安打の活躍で絶好調な様子を見せている。
2026年06月10日 10:11
インスタグラムで明らかになった村上の“休息”
ひと時のリフレッシュになっただろうか。
2026年06月10日 10:09
阪神の椎葉剛投手が10日、SGLスタジアムのファーム残留練習に合流した。
椎葉は9日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に2番手で登板も3被弾するなど、2回6安打5失点と苦しい投球になっていた。
2026年06月10日 09:47
6回裏のパイレーツ攻撃中に突如…
【MLB】パイレーツ ー ドジャース(日本時間10日・ピッツバーグ)
同点に追い付いた直後、スタジアムに思わぬ“敵”が訪れた。ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でパイレーツと対戦。6回途中から突如雨が降り始め、あっという間に中継でも分かるほどの大雨に。ファンは「すげーことになってる」「やるの?」と騒然となった。
6回裏、パイレーツの攻撃中に天候が激変。ポツリポツリと雨が降り始めると、一気に激しさを増して豪雨となった。スタンドの観客はすぐさま避難。雨の影響もあってなのか、ドジャース先発のラウアーは2死を奪い89球を投げたタイミングで交代となった。2番手にはクラインがあがった。
大雨は短時間で止み、左翼方向には虹も確認できた。思わぬ“来訪者”に「まじかよ」「大雨すごかったww」「こんな状況でも試合続けるんだね」「中断しないのね」などのコメントがSNS上に寄せられていた。
突然すぎた雨が去った7回表、ドジャースは大谷翔平投手が適時二塁打、アンディ・パヘス外野手が本塁打を放つなど4点を勝ち越し。ドジャースにとっては恵みの雨になったのかもしれない。(Full-Count編集部)
2026年06月10日 09:20
ラッシングの走塁にファンから批判が殺到
【MLB】パイレーツ ー ドジャース(日本時間10日・ピッツバーグ)
1点を争う好ゲームに水を差すプレーに批判が殺到した。ドジャースのダルトン・ラッシング捕手は9日(日本時間10日)、敵地でのパイレーツ戦に「8番・捕手」で先発出場。5回に見せた走塁が“危険なプレー”と、ドジャースファンからも嘆きの声が寄せられた。
1点を追う5回、先頭で打席に入ったラッシングは怪物右腕スキーンズから四球を選び出塁。続くフリーランドの打球は二ゴロとなり、相手守備陣は併殺を完成させた。一塁走者だったラッシングは、二塁に滑り込む際、ベースではなく遊撃手に向かってスライディング。この走塁が悪質なプレーと捉えられた。
遊撃手は二塁手からの送球をキャッチしアウトを成立させたあと、すぐに二塁ベースを離れたにも関わらず、“露骨な妨害”を見せたラッシングに批判が殺到。「これは絶対やっちゃいかん」「今のラフプレーはダメでしょ!」「ラッシング何やってんだ」「いらんことすんなよ…」「ドジャースは問題児をこのままにしておいていいの?」などのコメントがSNS上に飛び交っていた。(Full-Count編集部)
2026年06月10日 09:00
「西武4−3広島」(9日、ベルーナドーム)
広島が3本塁打によるリードを守れず、5投手による継投の末、サヨナラ負けとなった。
2026年06月10日 09:00
ロッテの小川龍成、友杉篤輝の“二遊間コンビ”は、チームに欠かせない存在になっている。
今季に入ってから1番・小川、2番・友杉の並びはあったが、9日の中日戦は今季初めて1番ショート・友杉、2番セカンド・小川の打順で出場した。0−0の初回先頭の友杉が、中日先発・マラーが投じた初球のストレートを、三塁線を破る二塁打で出塁すると、2番・小川も初球、武器とする三塁に絶妙のセーフティバントでチャンスを広げ、3番・西川史礁のセカンドゴロの間に、三塁走者の友杉が先制のホームを踏んだ。
1−1の6回は9番・郄部瑛斗がセンター前安打で出塁すると、続く友杉はマラーの初球、一塁線にファウル、2球目にピッチャー横にセーフティバントを決め、郄部を二塁に進める。小川がマラーの初球を捉え、ライト前安打でチャンスを広げ、西川のライト前適時打に繋げた。一塁走者の小川は西川のライト前安打で三塁に進み、佐藤都志也のセンターへのフライでタッチアップ。ヘッドスライディングで欲しかった3点目をもぎ取った。
守っても、3−1の8回先頭の岡林勇希が放ったセカンドへの高いバウンドのゴロを、小川がうまく合わせすばやく一塁に送球。一塁・池田来翔にも助けられ、一塁アウトにした。ショートの友杉も3−1の8回二死満塁で、サノーが放った三遊間のゴロをスライディングキャッチし素早く立ちあがって一塁に送球してアウトにする超スーパープレー。
小川、友杉の躍動も、間違いなくチームの勝利に大きく貢献した。
◆ 欠かせないコンビ
昨季のオールスター以降からセカンド・小川、ショート・友杉の二遊間コンビが増え、小川は7月20日から守備についた試合は41試合連続無失策、友杉は8月21日の楽天戦から32試合連続無失策でシーズンを終えた。
今季の開幕はセカンド・池田、ショート・小川で迎えたが、4月の後半からはセカンド・小川、ショート・友杉の二遊間コンビが板についてきた。
攻撃面でも7番・友杉、9番・小川がチャンスを作り上位に繋げることも多かったが、上位を打つことの多かった藤原恭大が故障で離脱して以降は小川が1番や2番の打順に定着。友杉も2番の打順で出場する機会が増え、5月22日の楽天戦から5月31日の阪神戦にかけて9試合連続で『1番・小川、2番・友杉』の並びで出場した。
友杉に5月29日の取材で小川との二遊間コンビ、打っても1、2番で出場している中で、阿吽の呼吸などあるのか訊くと、「どうですかね、いろんな声をかけてくださるのでやりやすさはあります」と明かした。
一方の小川は「(阿吽の呼吸は)あんまり意識したことはないですけど、違和感なくできているのは、あっているのかなと思っています。いい感じでできているかなと思います」と話した。
5月27日の広島戦、0−2の5回一死一塁で森翔平のバスターで打ったセカンドベース付近のゴロをセカンド・小川が逆シングルで捕球して、グラブトスでセカンドベースカバーに入った友杉にトスし、4−6−3の併殺完成させた場面は“阿吽の呼吸”のようにも見えた。
小川は「そうですね、長い期間ずっと二遊間組んでいるので、(友杉)篤輝もやっぱりああいうトスが来ると予測できていると思うので、そこはお互いいい感じでできていると思います」と教えてくれた。
小川と友杉の二遊間は守備範囲が広く、安打性のあたりを何本もアウトにし投手陣を助けている。守備だけでなく、打っても小川がリーグ3位の打率.296、友杉もリーグ8位の.284をマークする。友杉、小川に攻守に大きな波がなくプレーできれば、かなり気は早いが、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞の同時受賞も期待が持てる。そのくらい小川、友杉の2人はマリーンズファンをワクワクさせている。
取材・文=岩下雄太
2026年06月10日 08:55
「7番・三塁」で先発出場
【MLB】Bジェイズ ー フィリーズ(日本時間10日・トロント)
ブルージェイズの岡本和真内野手は9日(日本時間10日)、本拠地のフィリーズ戦に「7番・三塁」で先発出場。第1打席で右翼フェイス直撃の二塁打を放った。メジャ30球場のうち3球場では本塁打となる会心の一打に本拠地は騒然となった。
2回2死で迎えた第1打席、岡本は5球目のシンカーを捉えて逆方向に大飛球を放った。高々と舞い上がった打球は僅かにスタンドに届かず、フェンス直撃の二塁打に。飛距離は354フィート(約107メートル)だった。
1日(同2日)の敵地・ブレーブス戦以来の一発は逃したが、6月に入り11本目の安打。6日(同7日)の同戦から3試合連続マルチ安打をマークするなど、復調の兆しを見せつつある。
岡本が記録している13本塁打、37打点はチームトップ。巨人から移籍1年目でブルージェイズ打線を引っ張っている。(Full-Count編集部)
2026年06月10日 08:10
ゲッツGMが明かす村上の状況…米記者が報じた
右太もも裏負傷のため負傷者リスト(IL)入りしたホワイトソックスの村上宗隆内野手の“最新情報”が明らかになった。MLB公式サイトのホワイトソックス番スコット・マーキン記者が9日(日本時間10日)、クリス・ゲッツGMが語った村上の近況を自身のX(旧ツイッター)で明かした。
マーキン記者によると、ゲッツGMは「彼はとても順調に進んでいる」と、村上の治療は大きなトラブルはなく継続中と言及。続けて「回復(のプロセス)が始まってから1週間と少しが経った。当初は4〜6週間程度と見込んでいましたが、その見通しに(今後も)変わりはないことだろう。今後も1日ずつ状態を評価していく」と、回復に向けて前進していることを伝えた。
村上は5月29日(同30日)のタイガース戦の3回、1死一塁で迎えた第2打席で二ゴロに終わるも全力疾走で一塁を駆け抜けた直後に右足を負傷。途中交代し、IL入りが決まった。指揮官は当時、4〜6週間の離脱の可能性を示唆していた。
ホワイトソックスは8日(同9日)時点で、34勝31敗でア・リーグ中地区の2位につけている。村上が復帰となれば、さらに勢いが増しそうだ。(Full-Count編集部)