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フランス回避か、1位通過か──日本代表が直面する複雑なスウェーデン戦。中村敬斗は「2位通過も悪くない」【W杯】

2026年06月25日 06:57

 いよいよ6月25日(日本時間26日)、日本代表がグループステージ最終戦のスウェーデン戦に臨む。2試合を終えて1勝1分の勝点4。森保ジャパンはグループFでオランダに次ぐ2位につけている。  この一戦を前に、選手たちにとって悩ましいのは「敗れても決勝トーナメント進出が濃厚」という状況だ。  1位通過を狙うにしても、2位通過を目指すにしても、最終的にはオランダの結果が大きく影響する。日本は自分たちだけで順位を完全にコントロールできる立場にはない。  もっとも、3位通過となれば高い確率でグループIの首位、すなわちフランスかノルウェーとの対戦が待っている。いずれも優勝候補に挙がる強豪だが、とりわけフランスとの対戦は避けたいところだ。  今大会のフランスは、キリアン・エムバペを筆頭に個の力だけで試合を決定づけられるタレントが揃う。組織力だけでは対抗しきれない破壊力を持ち、優勝候補の筆頭と見る声も少なくない。  そうした背景を踏まえると、スウェーデン戦は単純に「勝つか負けるか」だけでは語れない試合になる。仮に終盤までスコアレスで進んだ場合、状況によっては引き分けを受け入れる選択も現実的な戦略となるかもしれない。    試合展開によってはドロー狙いに切り替える可能性もあるのか--。そう問いかけると、中村敬斗はすかさず「もちろん」と答えた。 「(オランダの結果次第ですけど)引き分けでも2位通過ですし、それは全然悪くないと思います。3位通過だと1位のチームと当たっちゃうので難しくなる。最低でも2位通過を狙えたらと思います。もちろん1位通過を目指しますけど。試合展開によっては引き分けでもいいという状況はあるかもしれない。でも最初からそんな気持ちは一切なくて、勝って1位通過を狙いに行きます」  そうした試合中の状況変化に対応するうえで、鍵を握りそうなのがハイドレーションタイムだ。 「毎回そこでリセットして。戦術の確認などもできているので」  順位争いと他会場の結果が複雑に絡み合うスウェーデン戦。勝利を目指す姿勢は変わらないが、90分の中では状況に応じた冷静な判断も求められる一戦となりそうだ。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派) 【画像】日本代表のチュニジア戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!8人が7点以上の高評価!最高点は2G1Aの18番  

  • サッカー
  • 森保J、2位通過なら決勝T1回戦の相手はブラジル。最終節で逆転して首位通過ならモロッコと対戦。注目のC組順位が確定【W杯】

    2026年06月25日 09:02
     現地6月24日に北中米ワールドカップのグループC最終節が行なわれ、順位が確定した。  1位でフィニッシュしたのは、24年ぶり6度の優勝を目指すブラジル(勝点7)。初戦でモロッコと1−1で引き分けた後、ハイチとスコットランドに3−0で大勝した。勝点はモロッコと同じ7だが、得失点は最多の6でトップ通過した。  2位は前回ベスト4のモロッコ(勝点7)。ブラジル戦を経て、スコットランドを1−0、ハイチを4−2で破り、きっちりと勝点を積み上げたものの、得失点でブラジルを3下回った。    3位は28年ぶりにW杯に帰ってきたスコットランド(勝点3)。初戦でハイチを1−0で下すも、以降はモロッコに0−1、ブラジルに0−3で敗れた。ただ、参加が48か国に増え、新たにラウンド32が設けられた今大会からは、3位でも12グループ中、上から8番目までに入れば、決勝トーナメントに進める。  4位は13大会ぶり2回目の出場のハイチ(勝点0)。1節、2節と続けて落とし、1試合を残して最下位での敗退が決まっていた。最終節では待望の今大会初得点を含む2ゴールを挙げ、モロッコを苦しめたものの、2−4で逆転負けを喫した。  なお、C組の1位は、オランダ、日本、スウェーデン、チュニジアがいるF組の2位、C組の2位はF組の1位と対戦する。  森保ジャパンはもし現状の2位のままグループステージを終えれば、決勝トーナメント1回戦の相手はブラジルとなる。スウェーデンと戦う最終節でオランダをかわし、首位で通過した場合は、モロッコと当たる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【動画】とんでもないぞ!ハイチFWの衝撃ゴラッソ

  • ブラジルのGS首位突破が決定! 日本が2位通過ならラウンド32で対戦。エースのヴィニシウスが2発、スコットランドに3−0完勝【W杯】

    2026年06月25日 09:02
     現地6月24日に開催された北中米ワールドカップのグループステージ(C組)第3節で、ブラジル代表がスコットランド代表と対戦した。  開始7分に先制に成功する。敵陣ペナルティエリア内でマッケンナからラヤンがボールを奪取。こぼれ球を拾ったヴィニシウスが落ち着いてGKガンをかわして右足で流し込んだ。  さらに22分、今度は敵陣ボックス手前でヘンドリーからボールを奪ったヴィニシウスがネットを揺らす。しかしファウルを取られて得点は認められなかった。  ブラジルがゲームの主導権を握り続けるなか、42分にはクーニャがボックス手前の左から狙い澄ましたミドルを放つも、わずかにゴール右に外れる。その3分後にはヴィニシウスの右からの折り返しにクーニャがダイレクトで合わせるも、相手にブロックされた。  それでも45+3に追加点を奪取。敵陣ゴール前でこぼれ球を拾ったギマランイスのクロスにヴィニシウスが反応。ヘディングシュートを叩き込んだ。このまま2点リードで前半を終える。    後半に入っても攻撃の手を緩めないブラジルは51分に決定機。パケタのスルーパスに抜け出したヴィニシウスがGKガンと1対1の状況になるも、決めきれない。  それでも60分、カゼミーロのスルーパスを受けたギマランイスのラストパスからクーニャが右足のシュートを流し込んだ。  76分にはクーニャに代わってネイマールが途中出場。2023年10月以来、2年8か月ぶりにセレソンの一員としてピッチに立ち、スタンドからの大歓声で迎えられた。  このまま3−0で勝利し、GS2勝1分としたブラジルは首位通過が決定。F組の日本がもし2位通過となれば、ラウンド32で激突する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【動画】ブラジルのエースFWヴィニシウスが貫禄の2発!  

  • 「解決策を見つけている」“三笘不在”で再確認した日本の強み。スウェーデン指揮官が感心「非常に強い集団的な理解を持っています」【W杯】

    2026年06月25日 08:42
     北中米W杯のグループF最終節で、スウェーデン代表は森保一監督が率いる日本代表と対戦する。試合前日の現地6月24日に行なわれた会見で、グレアム・ポッター監督が、かつての教え子に言及した。  過去にブライトンで指揮を執ったポッター監督は、同クラブでわずかな期間ながら三笘薫とも共闘。今大会は怪我の影響で代表メンバーから漏れた29歳アタッカーに関して、その不在の影響などを問われると、まず選手としての実力を評価した。 「正直な答えとして、クオリティは非常に高いので、どのチームも彼を恋しく思うでしょう。どのチームも欲しがるはずです。それは確信しています。彼との経験はポジティブなものしかありません。ワン・オン・ワンでできることは信じられないほどです。そして、現代サッカーでは難しい、ダイナミックな突破口を与えてくれます。守備陣を抜き去り、守備組織を破壊する能力は重要です」    それだけの選手を今回の森保ジャパンは欠くことになったが、ポッター監督は「日本チームを見ると、解決策を見つけていると言えます」と分析する。 「もちろん、選手のタイプは少し違いますが、それでも解決策です。そして、それが感心するところです。日本は集団としてそれを見つけられる。長い間、一緒にやってきたと認識できるチームです。非常に強い集団的な理解を持っています。我々は個人について考えますが、これはチームゲームであり、日本はそれをうまく実践しています」  三笘の不在で改めて浮かび上がった日本代表の強みを認めた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【美女サポ画像】北中米W杯を華やかに彩る各国ファンを一挙公開!  

  • 「あれだけ能力が高ければ楽しいだろうな」日本代表FWが思わず本音「バネ、強さと高さ、上手さがあれば」【W杯】

    2026年06月25日 08:34
    「あれだけ能力が高ければ楽しいだろうな」  スウェーデン戦前日の全体練習後、囲み取材に応じた小川航基は、スウェーデンの強力2トップ、アレクサンデル・イサク(リバプール)とヴィクトル・ヨケレス(アーセナル)について問われると、思わず本音を漏らした。

  • 「今はとにかく勝ちたい」「W杯はエゴを出す大会じゃない」堂安律が示す献身性、日本代表の10番が見せる変化と進化

    2026年06月25日 08:31
     日本代表の道筋が決まる重要な節目、FIFAワールドカップ2026 グループステージ第3節のスウェーデン代表戦が迫ってきた。  オランダ代表、チュニジア代表を相手に1勝1分けの勝ち点4を確保。グループFの2位につけている日本代表は、目下1位〜3位まで全ての可能性がある状況だ。1位・2位の場合はラウンド32がブラジル代表かモロッコ代表と非常に厳しい戦いが予想されるが、1位通過の方がその後と対戦相手がやや楽とも言われている。仮に3位通過になれば、一発目からフランス代表との激突が濃厚。その行方はスウェーデン戦次第ということになる。  こうした中、森保一監督は23日の練習前ミーティングで「あくまで勝って1位通過を狙う」と宣言。改めて選手たちの目線を統一したという。その指揮官の言葉に呼応し、誰よりも強く勝利にこだわっているのが、エースナンバー10番を着ける堂安律である。  2018年9月に第1次森保ジャパンがスタートした頃、堂安は“エゴイストの塊”のような選手だった。森保監督も「『自分が自分が』を押し出すのは悪いことじゃない」と語り、その鼻息の荒さを買っていたが、あまりにも度が過ぎるのはチームにとってマイナスだ。カタール大会に向けたアジア最終予選では、伊東純也の台頭によって出場機会が減少。感情の整理がつかずに苦しんでいたが、指揮官は若きレフティを外すという大鉈をを振るったこともあった。  そんな紆余曲折を経て、迎えたカタール大会。堂安の立ち位置は“ジョーカー”。途中から出てきてゴールを奪い、勝利を引き寄せるという重要な役割だった。本人もそこに集中。ドイツ代表、スペイン代表戦で歴史的逆転勝利につながる一撃をお見舞いしたが、本音の部分では「次は絶対的な主軸としてフル稼働したい」という強い気持ちがあったのではないか。  第2次森保ジャパンでの堂安は大黒柱に君臨したが、右ウイングバックが主戦場になったことで、守備のハードワークを強く求められる状況が増していった。その結果、今大会に向けたアジア最終予選ではアタッカー陣の中で唯一のノーゴール。今大会に入ってからもまだ得点がない。その複雑な胸中を大先輩・長友佑都は代弁した。 「律は10番で、前の選手たちがこれだけ得点を取っている中、彼も点を取りたいはずなんですよ。でも、DFかのようにあれだけ体を張ってディフェンスをして、忠誠心を持ってチームのためにやっている。その姿を見て、僕らもすごく勇気づけられるんですよ。エゴとか自分だけのことを考えず、チームのために徹して戦っている姿を見て、自分もああいうプレーをしたいなと思う。絶対にいつかチャンスのボールがこぼれてくるし、彼が全て持っていく。それが堂安律なんです」  39歳の大ベテランも太鼓判を押すほど、堂安が献身性を強く押し出ようになったのは一体なぜなのか。23日のナッシュビルでの練習後にそれを問うと、本人はこう語気を強めた。 「日本代表として他の国に負けるという辛さを今まで経験してきましたけど、本当に負けたくない。目の前で相手が喜んでいる姿がどうしても気に食わない。やっぱり全ての試合に勝ちたいですし、どんな強豪国であれ、有名選手であれ、僕らが勝って喜び、ウィナーとしてピッチを去りたいという思いが、この3年半で特に強く芽生えてきた。勝利にこれほどまでに飢えていることは、今までの人生にはなかったので、今はとにかく勝ちたいです」と背番号10は強調。「ワールドカップはエゴを出す大会じゃないので、それがしたいやつは大会が終わってからしれくれって思います」とまで言い放ったのである。  まさにフォア・ザ・チーム精神の申し子となった堂安。彼は今、献身性や犠牲心を示しつつも、ヒーローになるという“新たな10番像”を築き上げようとしている。「いつか自分にはゴールのチャンスが転がってくる」という手ごたえもあるようだ。であれば、その本領をスウェーデン戦で遺憾無く発揮するしかない。それは日本代表を取り巻くすべての人が願っていること。「僕自身も得点を取れるという確信がなぜかあるので、全く心配していません」と言い切る堂安がワールドカップ通算3点目を奪ってくれれば、日本代表は1位通過に大きく近づくはずだ。  今後の過密日程を踏まえ、森保監督は伊東をベンチに回し、堂安を右シャドーで先発起用する可能性もゼロではない。そうなれば、左足シュートがゴールネットを揺らす確率も上がる。「自分の良さは得点」と口癖のように言う堂安が真の絶対的10番へと飛躍を遂げるためにも、とにかく早く1点を取ってほしい。日本中がその瞬間を待ちわびているに違いない。 取材・文=元川悦子

  • 「前回の試合よりも...」日本代表と最終節で激突。スウェーデン指揮官が考える“相手を不安定にさせる”方法とは?【W杯】

    2026年06月25日 07:35
    「彼らがヨーロッパのチームに8年間、負けていないと今、聞いたところです」  北中米W杯のグループF最終節で、日本代表と対戦するスウェーデン代表のグレアム・ポッター監督が、前日会見で対戦相手の印象を語った。 「私は日本というチームに、非常に感銘を受けています。彼らが長い間、一緒にやってきたことが見て取れますし、自分たちがやろうとしていることを本当に理解している。その点については尊敬しています」  一方で、「我々も準備をしてきましたし、選手たちもそのことを認識しています」とコメント。「自分たちが持つクオリティを確実に活かさなければなりません。単純なことです」と考えている。 「厳しい試合になることは間違いないでしょう。前回の試合よりも守備を良くしなければなりません。そして、我々も脅威を与えられることを期待しています。それが相手を不安定にさせる方法だからです」    試合に勝つためのキーポイントを問われると、指揮官は「守備をより強くして、オランダ戦よりもうまくやらなければなりません」と応じる。 「当たり前のことのように聞こえますが、そうしなければなりません。そして、我々が持つ攻撃のクオリティをうまく使って、非常に、非常によく組織されたチームだと私が思う相手を、不安定にさせる必要もあります」  北欧の実力国は、手堅く戦ってきそうだ。注目の日本対スウェーデンは、日本時間で6月26日の8時にキックオフ予定だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【美女サポ画像】北中米W杯を華やかに彩る各国ファンを一挙公開!  

  • 放出は断固拒否 アストン・ヴィラはモーガン・ロジャーズ売却の予定はないとアーセナルら複数クラブに通達

    2026年06月25日 07:20
    プレミアリーグのアーセナルがFWの獲得を計画している。 『Sky Sports』によると、ターゲットはアストン・ヴィラに所属するモーガン・ロジャーズ。 マンチェスター・シティのユースに所属していた過去を持つアタッカーだが、トップチームでの出場機会はなし。2023年に完全移籍で加入したミドルズブラでブレイクし、翌年にヴィラへ。 その後も順調に評価を高め、25-26シーズンは公式戦55試合で14ゴール12アシストを記録。プレミアリーグでは4位でフィニッシュし、ELではフライブルクを破っての優勝に大きく貢献している。 イングランド代表としてW杯に出場中のロジャーズの評価は非常に高く、アーセナルをはじめとする複数のクラブが獲得に関心を寄せているが、来季CLを控えていることもあり、ヴィラは今夏売却する予定はないと、各クラブに通達したという。 現時点でどのクラブもオファーを出していないが、前述したヴィラからの通達がありながらも、一部報道によると、アーセナルはオファーを用意しているクラブの1つだとみられている。

  • フランス回避か、1位通過か──日本代表が直面する複雑なスウェーデン戦。中村敬斗は「2位通過も悪くない」【W杯】

    2026年06月25日 06:57
     いよいよ6月25日(日本時間26日)、日本代表がグループステージ最終戦のスウェーデン戦に臨む。

  • 「1位、2位の話をずっとされていますけど…」1位と2位のどちらがよい? GS突破に森保監督が見解「そんなに甘い戦いには…」【W杯】

    2026年06月25日 06:34
     日本代表の森保一監督が現地6月24日、翌日に開催される北中米ワールドカップ・グループステージ第3節のスウェーデン戦に向けて、会場のダラス・スタジアムで前日会見を実施した。  ここまで1勝1分けで首位オランダと勝点4で並び、得失点差で2位の日本は、首位通過なら、チュニジア戦でホームの雰囲気を味わったメキシコのモンテレイで、2位なら移動距離の少ないアメリカのヒューストでラウンド32を戦う。  その点について問われると、「何がどこが一番というのは本当にないかなと思っています」と回答した。 「1位通過、2位通過、もしかしたら3位通過ということももちろんありますし、いまは1位、2位の話をずっとされてますけど、スウェーデンは非常に力のあるチームですし、守備陣は堅いですし、攻撃では本当にスピードがあって推進力があって、世界的に点が取れるストライカーを擁してるチームで、そんなに甘い戦いにはならないと思います」    指揮官は「まずは本当に勝つことを、しっかりと考えた上で勝てればいいですし、オランダ戦のように勝点1に終わるかもしれないですし、そこは試合の状況を考え、勝利を目指した上で、結果を受け入れられるようにしっかり準備していきたいなと思います」と続けた。 「どこで決勝トーナメントを戦うことになっても、どこと戦うことになっても、これまでワールドカップの事前準備の段階で、全ての競技場であったり、環境であったりを、JFAの皆さんが細かくチェックしてくれ、我々が安心して落ち着いて準備できる環境があると思いますので、自然に結果を受け止めながら決勝トーナメントに進めればなと思っています」  スウェーデンを甘く見ると、3位に落ちる可能性もあると気を引き締めた。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派) 【画像】日本代表のチュニジア戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!8人が7点以上の高評価!最高点は2G1Aの18番

  • 勝点4で迎えるGS最終戦…森保監督が語る“「ポーランド戦の教訓」 スウェーデン戦と重なる8年前の構図【W杯】

    2026年06月25日 06:28
     勝点4で迎えるグループステージ最終戦のスウェーデン戦。その状況は、森保一監督がコーチとしてベンチ入りした2018年ロシア・ワールドカップのポーランド戦と少なからず重なる。  ロシア大会の日本は、第2戦終了時点で1勝1分の勝点4。今回の北中米ワールドカップでも、日本は2試合を消化して勝点4を獲得しており、決勝トーナメント進出が見える位置で最終戦に臨んだ。  共通しているのは、最終戦で「勝利」と「2位以内」のどちらを優先するかという難しい判断を迫られる可能性がある点だ。  2018年のポーランド戦で、日本は0−1とリードを許していた。しかし、同時開催のコロンビア対セネガル戦でコロンビアが74分に先制。このまま試合が終われば、日本はセネガルと勝点、得失点差、総得点で並びながらもフェアプレーポイントで上回り、2位通過が決まる状況となった。  そのなかで日本はリスクを冒して攻めるのではなく、グループリーグ突破を優先する決断を下す。82分には長谷部誠が投入され、ピッチ上では「イエローカードをもらうな」という意思統一が図られた。警告数ひとつが運命を左右する可能性があったためだ。終盤はボールを回して時間を使い、0−1で敗れながらも決勝トーナメント進出を果たした。    森保監督にとって、この経験は決して忘れられないものだろう。今回のスウェーデン戦でも、試合展開や他会場の結果によっては、目先の勝利だけでなく、その先の決勝トーナメントを見据えた判断が求められるかもしれない。  指揮官自身も「勝利を目指す」と強調しながら、「何かが懸かった時に、その状況に合わせてプレーを選択するのはポーランド戦の教訓を活かせると思う」と語った。  2018年のポーランド戦と今回のスウェーデン戦。その共通点は勝点4で迎える最終戦という状況だけではない。大会を勝ち抜くために、時には攻めるだけではなく冷静な選択も必要になる--。ロシアで経験した極限の駆け引きは、8年後の北中米ワールドカップでも日本の判断材料になりそうだ。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派) 【画像】日本代表のチュニジア戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!8人が7点以上の高評価!最高点は2G1Aの18番  

  • 佐野海舟、3戦連続スタメン出場へ「準備はできています」 攻撃参加にも意欲「隙を常に狙いながらやっていきたい」

    2026年06月25日 06:19
     日本代表は24日、FIFAワールドカップ2026 スウェーデン代表戦に向け、試合開催都市のアメリカ・ダラスで公式練習を行った。  ここまで2試合連続先発フル出場中の佐野海舟。持ち味の豊富な運動量で中盤をカバーし、機を見た攻撃参加も光る。チュニジア代表戦では果敢な飛び出しからポケットを取り、上田綺世のゴールをお膳立てした。「後半のああいったオープンになった展開で距離感が開いてきた時に、深いところに走る動きは効いてくると思います。そこは隙を常に狙いながらやっていきたい」と見据えた。  日本代表は引き分け以上でグループ2位以内が確定。決勝トーナメントに進出した場合、次戦中3日と連戦になるが、まずは明日のスウェーデン戦に向けて「準備はできています」と出場に意欲を示す。「海外で連戦をやっている選手も多いですし、それが日常になっています。リカバリー方法だったりは、自分自身もいろいろあるので問題ない」と強調した。 【総集編】3分で分かる! FIFAワールドカップ2026 全48カ国ガイド

  • 主将・板倉滉「気の緩みはない」 中3日で決勝トーナメント1回戦も「まずはスウェーデン戦に全力で向かっていくことが大事」

    2026年06月25日 06:03
     日本代表は24日、FIFAワールドカップ2026 スウェーデン代表戦に向け、試合開催都市のアメリカ・ダラスで公式練習を行った。

  • 「能力はめちゃくちゃ高い」スウェーデン戦で初先発か。22歳DFに長友佑都が賛辞。「まだまだ腹から(声が)出ていない」と注文も【W杯】

    2026年06月25日 05:54
     日本代表は現地6月25日に開催される北中米ワールドカップのグループステージ第3節で、スウェーデンと対戦する。  この試合で初先発の可能性があるDF鈴木淳之介は24日の前日練習で髪をカットして登場した。 その22歳のDFについて、長友佑都は「なんからしくないヘアスタイルですけど、まあ気合入ってるなと思いました」と話し、こうエールを贈った。 「彼もワールドカップは初めてなんで、思い切って。能力はめちゃくちゃ高いんで。出せるように、ライバルであり仲間でもあるので、アドバイスをしっかりやってきたので」    だだ、注文もつけた。 「まだまだ腹から(声が)出てないですね。僕が見本を見せるので、仕上がってるんで」  39歳の重鎮も実力を認めるDFは、スウェーデン戦で躍動するか。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派) 【画像】日本代表のチュニジア戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!8人が7点以上の高評価!最高点は2G1Aの18番

  • 「2−1、日本で行きましょうかね」本田圭佑が運命のスウェーデン戦を鋭く展望!「中村さん、堂安さん、やはりサイドが起点になる」【W杯】

    2026年06月25日 05:43
     元日本代表MFで、北中米ワールドカップ中継の日本戦スペシャルアンバサダーを務める本田圭佑が、日本テレビの独占インタビューに応じた。同局の公式Youtubeチャンネルがその様子を公開。40歳のレジェンドが来る日本vsスウェーデン戦の大一番に向けた展望を明かした。  4−0快勝に終わったチュニジア戦の直後のインタビューで、本田は「今日(チュニジア戦)の感じからいくと、やっぱりスウェーデン戦でも(日本が)ボールを持つと思うんですよね。ボールを持って、基本的には支配して、チャンスを作っていく」と予想。そのうえで、「でもそうなるとスウェーデンの前線の特長のある選手たちがカウンターを仕掛ける隙を与えかねない。これを与えずにいかにボールを持ちながら、継続してチャンスを作っていくか、支配し続けるか。このへんの駆け引き、ラインがいわゆる生命線になるだろうなと思います」と予測した。  さらにスウェーデン戦のキーマンを問われると、「中村(敬斗)さん、堂安(律)さん。やはりサイドが起点になるんで、ここにふたりのシャドーが絡んでくる。まあありきたりですけど、ここの4人が起点にはなると思いますね」と回答した。    そして気になるスコア予想にも挑み、「どうすかね、けっこう今日も失点は1失点くらいするかなと思ったら全然する気配もなかったですし。ただ、やっぱりスウェーデンはチュニジアより上だと考えると、1失点してもおかしくないと思うんですよね」と話し、「でも、今日の戦いやってたら(日本は)2、3点取れると思うんですよね。2−1、日本で行きましょうかね」と明かした。  森保ジャパンの充実ぶりに感服する本田は、「今の日本代表はてっぺんを見て、ぬかりなく準備を淡々と進めているチームだと見受けられる。もう本当にいっさい油断しない印象ですかね」と褒め称えた。  グループFは日本、オランダ、スウェーデン、チュニジアが同居する。1勝1分けの日本は勝点4でオランダと並ぶものの、わずかに総得点1の差で2位。1勝1敗で勝点3のスウェーデンが3位で、2連敗のチュニジアは最下位でグループリーグ敗退が確定した。日本は第3戦のスウェーデン戦で引き分け以上ならグループ2位以内が決まり、もし敗れてもベスト32進出が濃厚とされている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】日本代表のチュニジア戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!8人が7点以上の高評価!最高点は2G1Aの18番

  • 首位通過は得失点差勝負か…森保一監督「大量得点を狙ってバランスを崩して、バラバラになることの方がリスク」

    2026年06月25日 05:39
     日本代表は24日、FIFAワールドカップ2026 スウェーデン代表戦に向け、試合会場のダラス・スタジアム(アメリカ)で公式会見を行った。  森保一監督は「いろいろなパターンがあると思いますけど、まず我々の考え方としては一戦一戦勝利を目指して戦っていく」と宣言。「明日のスウェーデン戦は勝利を目指して戦うことをチームで共有して進めてきました。その結果を受け止めて、決勝トーナメントに向かいたい。3位通過の可能性もありますけど、勝利を目指して戦う」と意気込んだ。  日本代表はここまで1勝1分けの勝ち点4。首位オランダ代表とは直接対決で2-2のドロー、勝ち点と得失点差で並んでいるが、総得点差で現在2位となっている。明日の一戦は引き分け以上で3大会連続での決勝トーナメント進出が決定。また同時キックオフの他会場の結果によっては、首位通過も見えてくる。得失点差勝負になることが濃厚だが「1位通過を目指したい気持ちはありますけど、大量得点を狙ってバランスを崩して、バラバラになることの方がリスクになる」と森保監督。「どのチームと当たったとしても、自分たちをぶつけていく。自分たち次第でどのチームとも互角に戦い、勝つことも可能だと思います。自分たちのことを考えて戦いに挑みたい」と述べた。なお、他会場の経過については「教えないかなと思います」としている。 【総集編】3分で分かる! FIFAワールドカップ2026 全48カ国ガイド