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2026年07月02日 05:19
「別に変える必要がないじゃないですか」 今なお、強く記憶に残っているのが、上田綺世のこのひと言だ。 現地2026年6月10日、オランダとのグループステージ初戦を前に、上田は「守備的なスタンス」に戻る考えをきっぱりと否定した。 「前回のワールドカップが終わってから同じコーチ陣と監督と、戦術をアップデートしながらやってきた。ここで自陣に全員引き込んで守りましょうってやる必要がないじゃないですか。僕らが培ってきたものをぶつけるために準備してきたので」 この4年間、森保一監督は「良い守備から良い攻撃」をコンセプトに掲げ、カタール大会での“引いて守るスタイル”からの脱却を図ってきた。強豪相手にもボール保持を恐れず、自分たちの時間を作る。その積み重ねは着実に実を結び、2025年10月にはブラジルを3−2で、26年3月にはイングランドを1−0で撃破。チームは「自分たちのサッカー」への確かな自信を手にしていた。だからこそ、上田の言葉には4年間の積み重ねが凝縮されていた。 今大会、日本代表は三笘薫、南野拓実、遠藤航ら主力を負傷で欠きながらも、初戦で難敵オランダと2−2で引き分けた。2度リードを許しながらも冷静さを失わずに追いついた戦いぶりは、日本の成長を十分に印象づけるものだった。 オランダ戦で久保建英が左膝を負傷するアクシデントに見舞われたものの、日本は続くチュニジア戦を4−0で快勝。最終節はスウェーデンと1−1で引き分け、グループFの2位で決勝トーナメント進出を決めた。 グループステージを終えた時点で、上田はチームの成熟についてこう語っている。 「戦術的なことを言えば、より明確化できていますよね。試合中のシチュエーション、相手や日本の状態、スコアによってもそうですけど、自分たちが今何をしなきゃいけないのか、チームとしてどういうプランで行くのかが明確になっています」 さらに、「この3試合やっていても、もちろん流れが悪い時間はありますけど、戦術的に僕らが噛み合ってないような状態にはなっていない。それが今、チームの完成度が上がってきている証拠だと思います」と手応えを口にした。 実際、日本はグループステージ3試合で追加招集の町野修斗を除くフィールドプレーヤー22人を起用。オランダ戦、チュニジア戦、スウェーデン戦はいずれも異なる先発メンバーだったが、誰が出場しても一定のパフォーマンスを発揮できる完成度を示した。 その背景には、サポートメンバーとして帯同した吉田麻也や、メンター役を務めた南野拓実の存在もあった。選手のスパイクを磨き、積極的に助言を送るなど、ピッチ外での献身がチームに良い刺激を与え、一体感を生み出していた。 「最高潮!」 決勝トーナメント1回戦を前に、長友佑都はそう言い切った。相手は優勝候補ブラジル。それでも、「今の日本なら歴史を変えられる」。そう期待させるだけの空気が、確かにチームにはあった。 迎えた現地6月29日の大一番。前半の日本はブラジルのお株を奪うような試合運びを見せた。組織的な守備で相手を封じながら主導権を握り、29分には佐野海舟のミドルシュートで先制。理想的な展開だった。 しかし、後半に入ると流れは一変する。中央突破に固執せず、サイド攻撃へ比重を移したブラジルに日本は徐々に押し込まれ、56分にはカゼミーロにヘディングで同点ゴールを許した。 そして66分、堂安律と中村敬斗に代えて菅原由勢と鈴木淳之介を投入。守備を意識した交代策によって、日本は4年前のように自陣へ押し込まれ、耐え忍ぶ戦い方へと変わってしまった。その後は攻撃の形をほとんど作れず、アディショナルタイムの90+5分、ガブリエウ・マルチネッリに決勝ゴールを決められ、力尽きた。 1 2 次へ
2026年07月02日 06:55
ブラジルとの決勝トーナメント1回戦から一夜明けた6月30日(日本時間7月1日)、日本代表の伊東純也が、日本代表での今後について語った。
記者から「選ばれる限りは引き続き代表で、という思いは変わらないですか?」と問われると、「分からないですね。特にまだ何も決めてないので」と回答。現時点では将来について明言を避けた。
一方で、日本代表として戦い続けてきた歩みや、代表への思いを問われると、表情を引き締めてこう語った。
「本当にここにいられることは誇りですし。だから、選ばれるのに自分から拒否することはないですけど。はい。自分からっていうのはないとは思いますね。おこがましいっていうか」
「まだ何も決めていない」と将来については明言を避けた一方、「ここにいられることは誇り」「自分から拒否するのはおこがましい」と卒業しない意向も示した。日本代表への強い愛着と、招集される限りは日の丸を背負う覚悟を感じさせる発言となった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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2026年07月02日 06:53
ワールドカップでも活躍した日本代表DFの冨安健洋は、まだ来シーズンの所属先が決まっていない。アヤックスを退団してフリーとなり、新天地は未定という状況だ。
アーセナルでも実力を証明してきたタレントがフリーとあれば、引く手はあまただろう。多くのクラブが注目しているはずだ。そのなかで、かつて戦ったセリエAのクラブからの関心が伝えられた。
そのクラブとは、2025-26シーズンを11位で終えたサッスオーロだ。ファビオ・グロッソ監督がフィオレンティーナに去ったことで、新シーズンはアルベルト・アクイラーニ監督が指揮をとる。
専門サイト『Sassuolo News』は6月28日、冨安がサッスオーロの「具体的な目標になった」と報道。「CBと右SBをこなせる万能性は、アクイラーニ監督の要求を特に満たす」と伝えた。
「ワールドカップ出場中の彼には、複数クラブやヴェネツィアが注視している。だが、最も活発に選手を検討し、近くオファーを出すかもしれないクラブのひとつがサッスオーロだ」
「トミヤスは経験豊富でクオリティがある、だがコストを抑えて可能な補強となる。スカッドの国際化をさらに進め、日本にも展望を開かせる補強だ。進展があるか、様子を見よう」
ボローニャ時代に最終ラインのあらゆるポジションをハイレベルにこなした冨安は、守備の国イタリアで高く評価されている。フィジカルへの懸念はあっても、能力や実績が申し分ないのは周知のとおりだ。候補リストに名前が載るのは、まったく不思議ではない。
ただ、サッスオーロは欧州カップ戦に出場するクラブではない。リハビリ明けの状況で声をかけてきたアヤックスに感謝しながらも別れを告げたことを考えれば、選手の野心に見合うかは不明だ。
いずれにしても、ワールドカップで改めてその能力が称賛されている冨安だけに、この夏の決断に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月02日 05:32
2026W杯でもノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのゴールペースが止まらない。今大会ではグループステージ初戦のイラク戦、第2戦のセネガル戦で2ゴールずつを記録。第3戦のフランス戦こそ休みを取ったが、1日に行われたベスト32のコートジボワール戦では決勝ゴールを記録。
これにより、ハーランドは代表直近13試合で25ゴールを決めていることになる。これには欧州予選のモルドバ戦で挙げた5ゴールなど格下からのゴールも含まれているが、それでも驚異的な数字であることに変わりはない。
まだ未来の話をするには早すぎるが、英『BBC』はこのペースならポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの代表得点数を超えるのも時間の問題と伝えている。
41歳の現在もポルトガル代表で戦うロナウドは、通算231試合で145ゴールを挙げている。ペース的には1.59試合に1ゴールのペースでネットを揺らしてきたことになる。
一方でハーランドはここまで53試合で60ゴールを記録していて、得点数が試合数を超えている。0.88試合に1ゴールのペースとなっていて、このペースなら通算128試合目のところでロナウドの145ゴールに並ぶ計算になる。
今後のW杯&EUROの欧州予選、本大会、親善試合を含めて年間に10試合の代表戦をこなすとすれば、ハーランドは32歳になるあたりでこの数字に届くことになる。
もちろんこの計算通りにいくほど甘くはないだろうが、ここまでの得点ペースが異次元なのは確かだ。仮にロナウドのように40歳になってもキャリアを続けていた場合、ハーランドの数字はとんでもないことになるかもしれない。
2026年07月02日 05:29
2026W杯でも優勝筆頭候補だろうか。
2026年07月02日 05:19
「別に変える必要がないじゃないですか」
今なお、強く記憶に残っているのが、上田綺世のこのひと言だ。
現地2026年6月10日、オランダとのグループステージ初戦を前に、上田は「守備的なスタンス」に戻る考えをきっぱりと否定した。
「前回のワールドカップが終わってから同じコーチ陣と監督と、戦術をアップデートしながらやってきた。ここで自陣に全員引き込んで守りましょうってやる必要がないじゃないですか。僕らが培ってきたものをぶつけるために準備してきたので」
この4年間、森保一監督は「良い守備から良い攻撃」をコンセプトに掲げ、カタール大会での“引いて守るスタイル”からの脱却を図ってきた。強豪相手にもボール保持を恐れず、自分たちの時間を作る。その積み重ねは着実に実を結び、2025年10月にはブラジルを3−2で、26年3月にはイングランドを1−0で撃破。チームは「自分たちのサッカー」への確かな自信を手にしていた。だからこそ、上田の言葉には4年間の積み重ねが凝縮されていた。
今大会、日本代表は三笘薫、南野拓実、遠藤航ら主力を負傷で欠きながらも、初戦で難敵オランダと2−2で引き分けた。2度リードを許しながらも冷静さを失わずに追いついた戦いぶりは、日本の成長を十分に印象づけるものだった。
オランダ戦で久保建英が左膝を負傷するアクシデントに見舞われたものの、日本は続くチュニジア戦を4−0で快勝。最終節はスウェーデンと1−1で引き分け、グループFの2位で決勝トーナメント進出を決めた。
グループステージを終えた時点で、上田はチームの成熟についてこう語っている。
「戦術的なことを言えば、より明確化できていますよね。試合中のシチュエーション、相手や日本の状態、スコアによってもそうですけど、自分たちが今何をしなきゃいけないのか、チームとしてどういうプランで行くのかが明確になっています」
さらに、「この3試合やっていても、もちろん流れが悪い時間はありますけど、戦術的に僕らが噛み合ってないような状態にはなっていない。それが今、チームの完成度が上がってきている証拠だと思います」と手応えを口にした。
実際、日本はグループステージ3試合で追加招集の町野修斗を除くフィールドプレーヤー22人を起用。オランダ戦、チュニジア戦、スウェーデン戦はいずれも異なる先発メンバーだったが、誰が出場しても一定のパフォーマンスを発揮できる完成度を示した。
その背景には、サポートメンバーとして帯同した吉田麻也や、メンター役を務めた南野拓実の存在もあった。選手のスパイクを磨き、積極的に助言を送るなど、ピッチ外での献身がチームに良い刺激を与え、一体感を生み出していた。
「最高潮!」
決勝トーナメント1回戦を前に、長友佑都はそう言い切った。相手は優勝候補ブラジル。それでも、「今の日本なら歴史を変えられる」。そう期待させるだけの空気が、確かにチームにはあった。
迎えた現地6月29日の大一番。前半の日本はブラジルのお株を奪うような試合運びを見せた。組織的な守備で相手を封じながら主導権を握り、29分には佐野海舟のミドルシュートで先制。理想的な展開だった。
しかし、後半に入ると流れは一変する。中央突破に固執せず、サイド攻撃へ比重を移したブラジルに日本は徐々に押し込まれ、56分にはカゼミーロにヘディングで同点ゴールを許した。
そして66分、堂安律と中村敬斗に代えて菅原由勢と鈴木淳之介を投入。守備を意識した交代策によって、日本は4年前のように自陣へ押し込まれ、耐え忍ぶ戦い方へと変わってしまった。その後は攻撃の形をほとんど作れず、アディショナルタイムの90+5分、ガブリエウ・マルチネッリに決勝ゴールを決められ、力尽きた。
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2026年07月02日 05:17
2014W杯を制した時の強さはすっかり消えてしまったのか。ドイツ代表は2026W杯ベスト32でパラグアイ代表にPK戦の末敗れた。2018、2022はグループステージ敗退に終わっていて、非常に厳しい内容の大会が続いている。
今大会もゴールを守ったGKマヌエル・ノイアーはすでに代表引退を表明しているが、ドイツ代表はEURO2028へ他にも選手の入れ替えを進める必要があるだろう。
独『Sky Sport』によると、2014W杯優勝メンバーのマッツ・フンメルスはここ10年ほどは最悪の時期を過ごしていると語る。
「過去3年、自国開催のEURO、ネーションズリーグ、今回のW杯があった。EURO2024については話題になることもあるが、他2大会は期待はずれだ。一部の選手は自ら代表を退くだろう。30歳前後の選手に関しても厳しい決断を下さなければならないだろう。良い結果を残すチャンスはあったのに、それが出来なかったのだから。EURO2016以降、我々は1度も良い大会を過ごせていない。これは偶然ではない。実に10年に及ぶ失敗の連続だ」
W杯制覇から一気にここまで成績が落ちるのも珍しいかもしれないが、今回も伏兵パラグアイに敗れてしまった。強いドイツを取り戻すには何をすべきなのか。今は答えが見えないか。
2026年07月02日 05:15
――4年後に20代後半や30代前半となる選手が多く、次のW杯は現行メンバーの集大成と捉えることもできます。ある程度このままでいくのか、それともガラッと入れ替えた方が良いのか。
「それは若手の成長次第だね。今20歳くらいの選手で、すでにA代表レベルの選手がたくさんいる。シオガイ(塩貝健人)、ゴトウ(後藤啓介)、サトウ(佐藤龍之介)。
U-17のキタハラ(北原槙)やミイデラ(三井寺眞)もポテンシャルがある。彼らが4年後にA代表レベルになれば、ワールドカップに行く可能性がある。
例えば、ブラジル代表のラヤンは19歳で今回の日本戦に先発しているし、同じく19歳のエンドリッキは次のエース候補で日本戦に途中出場した。ブラジルで話題になったモロッコの18歳の選手(アユブ・ブアディ)もほとんどの試合で先発し、高いレベルでプレーしている。ポテンシャルのある選手がいれば、早くから代表に入れた方がいいね」
――ベテランに目を向けると、遠藤航は今大会の直前に怪我で離脱し、代表引退を表明しました。ただ、まだ33歳です。代表復帰の可能性はあるのでしょうか。
「代表引退は少し早かった。少なくとも来年1月のアジアカップまでは行けるかなと思っている。ただ、ボランチは日本で一番タレントが多いポジションだ。ワールドカップメンバーに入らなかった選手でもフジタ(藤田譲瑠チマ)やサトシ・タナカ(田中聡)、コウダイ・サノ(佐野航大)など良い選手がたくさんいるので、エンドウが戻るのは簡単ではない。
もちろん、彼がプレミアリーグの高いレベルで試合に出続けるなら、代表復帰してほしいね。残念ながら今回のワールドカップに出られなかったからこそ、アジアカップにキャプテンとして出てくれたらいいなと思う」
――同じくボランチで31歳の守田英正は、欧州最高峰のチャンピオンズリーグでも活躍を続けながら、北中米W杯のメンバーから外れました。代表に戻ってくると思いますか。
「微妙だね。モリタも代表に戻るべきだと思う。年齢的にもまだ続けられるはずだ。次のクラブ(今夏にスポルティングを退団、新天地は未定)で活躍すれば、代表に戻ってきてほしい」
――最後に、次の4年間で日本代表には何が必要だと考えますか。
「一つは、必ずアジアカップで優勝すること。『日本はアジアで一番強い』と他国のメディアも思っているようだが、最後に優勝したのは15年も前だ。日本がアジア最強であることをピッチで見せるべきだと思う。
しかし、一番大事な目的はやはりワールドカップだ。ワールドカップに向けて、他の強豪国と試合をして、新しいやり方や戦術を見せてほしい。ブラジル戦のように守備的になりすぎる戦術ではなく、もっと勇気を持ってプレーしてほしい」
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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森保一監督が率いる日本代表は6月30日、北中米ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、ブラジル代表と対戦。29分に佐野海舟が鮮やかに先制点を奪うも、56分にカゼミーロ、90+5分にガブリエウ・マルチネッリに得点を許し、1−2で逆転負けした。
またしてもグループステージ以降は勝利を掴めず、ラウンド32で敗退。その瞬間、第二次森保政権は終わりを迎えた。森保監督が続投する可能性はあるが、一区切りだ。
目標としていた優勝には届かなかった。世界との差を埋めるために、次の4年間はどうあるべきか。そしてカタールW杯を戦った第一次森保政権からは、どれだけの上積みができたのか。
日本サッカーを長く取材するブラジル人記者、チアゴ・ボンテンポ氏の見解は――。
――◆――◆――
――カタールW杯後からの4年間を振り返ってみて、チームの上積みはどんなところで感じられますか。
「4年前と比べたらチームはかなり進化した。たくさんのポジションで、クオリティだけじゃなくてクオンティティ(量)も進化したと思う。
今のチームの強みは、ほとんどのポジションでスタメンと控えのレベルにそれほど差がないことだ。キープレーヤー数人がいなくても、調子はそんなに落ちないと思う。もちろん、特にミトマ(三笘薫)やクボ(久保建英)がブラジル戦にいたら、違う展開になっていたかもしれないが、チーム作りとしては4年前と比べてすごく進化した。
ここから監督もさらに進化してほしい」
――では逆に、森保ジャパンの一番のウィークポイントは?
「ブラジル戦で感じたのは、守備の時、本来ディフェンダーではないウイングバックと、サイドのセンターバックの間のスペースを、技術の高い選手に突かれてしまう点だ。3−4−2−1のシステムに変わった時から、これが弱点になるだろうとみんなが思っていた。なぜミトマやドウアン(堂安律)をウイングバックで起用するのか。彼らはディフェンダーではない。
アジアレベルではそれで問題ないが、世界のレベルでは違う戦い方が必要。選手のレベルだけを考えれば、今の日本は間違いなく世界と戦える。しかし、今の戦い方だけでは足りないことが、ブラジル戦の結果で明らかになった。これから新しい戦い方を見つけるのがポイントだと思う。将来、他の強豪国と対戦する時にチームに何の変化をもたらすのか。監督やコーチたちが勉強すべきことはたくさんある」
2026年07月02日 05:13
2026W杯グループHを首位で通過したものの、カーボベルデ代表と引き分けるなどパフォーマンスレベルに不安が残ったスペイン代表。
2026年07月02日 04:56
現地6月30日、北中米ワールドカップのノックアウトステージ、ラウンド32でフランス代表はスウェーデン代表と対戦し、3−0の快勝を収めた。グループFで日本と死闘を演じた北欧の雄を終始圧倒し、キリアン・エムバペの2発などで一蹴。ラウンド16ではドイツを下す金星を挙げたパラグアイと対峙する。
そのスウェーデン戦のゲーム終了直後、気になるシーンが国際映像に捉えられたという。英紙『The Sun』は次のように説明している。
「ワールドカップを視聴していたファンの間で、ある選手と監督の関係が険悪なのではないかとの憶測が広がっている。試合後に見られた緊迫したやり取りが、そのきっかけだ。試合後、フランス代表のディディエ・デシャン監督はピッチへ入り、選手たちをねぎらって回っていた。そのなかには終盤の85分から途中出場したラヤン・シェルキも含まれていたが、シェルキはデシャン監督にまったく応じようとしなかったように見えたのだ。シェルキはデシャン監督が近づいてくるのを見ると、最初は反対方向へ歩き始め、さらに監督が握手を求めると、それを避けるようにソックスを直すために身をかがめ、指揮官との接触を避けているような仕草を見せたのである」
現在22歳のシェルキはマンチェスター・シティに所属し、次代を担うエース候補として注目が集まっている。だが今大会では出場機会が限定的で、グループステージ初戦のセネガル戦が86分から、イラク戦が67分から、ノルウェー戦も67分から出場し、ラウンド32のスウェーデン戦も85分から登場。ほとんどが試合の趨勢がほぼ定まったなかでの投入だ。
『The Sun』紙は「シェルキは明らかにフラストレーションを溜めている。監督との関係は火花バチバチで、確執も取り沙汰されている」と論じる。そのスウェーデン戦ではチャンスの場面でシェルキがパスミスをしてしまい、デシャン監督が手で顔を覆う場面が映し出された。
件の映像がSNS上で拡散されると、まさに議論百出。「シェルキがめっちゃ怒ってるぞ」「監督に対して無礼な恥さらしだ」「大人げない態度」「嫌ってるのはデシャンのほうだろ」「あれほどの天才をなぜ使いこなせないんだ」「デシャンは間違ってない」「ラヤンの気持ちも分かる」など、さまざまな意見が飛び交っている。
そんななか、フランスのメディア『RMC Sport』は「デシャンとシェルキの間に確執? フランス代表スタッフは『問題ない』と断言した」との記事を掲載した。
記事では「確かにシェルキが冷たい態度を取ったように見えたが、少なくともフランス代表内部では、この出来事は問題視されていない」と報じ、「我々の取材によると、シェルキとデシャンの関係は良好だ。チームスタッフのひとりは『彼は自分自身に腹を立てていただけだ。途中出場でのプレーに満足していなかったのであって、監督に不満を抱いていたわけではない』と説明してくれた。さらに『彼は良いプレーをしたいと強く望んでいる。しかし最近の試合では思うようなパフォーマンスを見せられず、そのことが本人の中でわだかまりになっている』というのだ」と伝えている。
そして同メディアは「代表チームが公開した動画を見ると、その後のロッカールームでのシェルキは笑顔を浮かべていた」と付け加えている。
やはり、周りが騒ぎすぎているだけなのか。いずれにせよファンとしては、ワールドカップの舞台でもっとシェルキのパフォーマンスを観たいのが正直なところ。だがそれを許さないのが、フランス代表のとんでもない選手層ということになるのだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】シェルキがデシャン監督を無視? スウェーデン戦後の問題シーンをチェック!
2026年07月02日 04:55
4年前は、どちらかといえば自らの結果を強く求める印象があった堂安律や鎌田大地らが、今大会ではリーダーとして誰よりもチームのために走り、戦った。その変化の背景には、長友佑都や吉田麻也といった長年日本代表を支えてきたベテランの存在があったことは間違いない。彼らの背中を見て育った世代へ、「フォア・ザ・チーム」の精神は確実に受け継がれている。
そうした意味でも、長友の貢献は計り知れない。ブラジル戦翌日の囲み取材でそのことを本人に伝えると、「そう言っていただけると嬉しいですね」と笑顔を見せた。
「それは僕自身も感じていて。彼らのチームへの忠誠心とか、そうしたところへの度合いがどんどん大きくなっているなと。あの律が、10番で点を取りたいとギラギラしていた彼が今大会はディフェンダーのような守備をずっとやっていた。大地の心構えも含めて素晴らしかったです」
長友の魂に突き動かされたのは、堂安や鎌田だけではない。後藤啓介や塩貝健人ら、ロサンゼルス五輪世代の若手にも、その思いは確かに届いていた。
「啓介と健人、この1か月の変わりようがあまりにも凄すぎて。本当に嬉しくて、日本代表として戦う誇りと覚悟みたいなものが彼らに伝わったなと思うと。負けて自分をすごく否定したくなるけど、そこに関しては嬉しく思います」
長友は、日本代表の一員としてだけでなく、日本サッカーそのものに何かを残せたという確かな手応えを口にした。
「彼らの魂に火をつける。代表とはこうあるべきだという部分に火をつけられたのは、日本サッカーに大きく貢献できたなと。彼らがその心構えでやってくれると、これから代表に呼ばれる選手たちもそうあるべきだと広がっていくので。伝染していった感覚は確実にありますよ。彼らの言動、彼らの成長が僕は嬉しいです。これからもやってくれると信じています」
若手について語っていた長友は、ふと「なんだか鳥肌が立ってきた」と興奮気味に声を弾ませた。
「チームへの忠誠心もそうだし、若いから自分のエゴだけでやりたいとは思うんだけど、それでもやっぱりチームのために戦う、仲間のために戦うような、代表のために日の丸をつけて戦うような誇りを彼らから感じたので。これは財産になりますよ、日本サッカーに。そこにちょっとでも貢献できたのなら非常に嬉しく思います」
ピッチでのプレーだけでは測れない価値があることを、長友は今大会で改めて証明した。5大会連続でワールドカップに出場したベテランが植え付けた「代表とはどうあるべきか」という精神は、これから先も世代を超えて受け継がれていくだろう。その意味で、長友が日本サッカーに残した足跡は、出場時間や数字だけでは決して測ることはできない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
【画像】美女がずらり!! 上田綺世、谷口彰悟、長友佑都、柴崎岳…新旧日本代表を支える“女優&モデル妻たち”を一挙紹介!
2026年07月02日 04:45
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で最多優勝国のブラジルと対戦。1−2で逆転負けを喫し、敗退が決定した。
後半アディショナルタイムの失点で、あっけない幕切れ。しばし茫然となってしまった。とはいえ、取材エリアに行かなくてはならない。
記者席から1階に降りるエレベーターに乗ると、ある男性が飛び乗ってきた。そして、「日本代表は本当に素晴らしいチームだよ。いい試合だった」と声を掛けてくれた。
「どこかで見たことがある顔だな」と思い、エレベーターを降りてから思い出した。元アメリカ代表の“英雄”ランドン・ドノバンだったのだ。
調べてみると、『FOX SPORTS』でこの試合の解説を務めていた。
わざわざ一介の日本人記者に話しかかけてくれるなんて、よほど日本の戦いぶりに感銘を受けたのだろう。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月02日 04:34
「だからブラジルだけは避けたかったんだ」
そう感じてしまった。
2026年07月02日 04:01
トッテナム・ホットスパーが、イタリア代表MFサンドロ・トナーリの獲得に向けてニューカッスルとクラブ間合意に至った模様だ。スポーツメディア『ジ・アスレティック』など複数メディアが報じている。
ロベルト・デ・ゼルビ監督の下、プレミアリーグ最終節で17位での土壇場残留を決めたトッテナム。2年連続17位の体たらくからの脱却へ、今夏の移籍市場ではスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン、ボーンマスからアルゼンチン代表DFマルコス・セネシをフリーで獲得し、ブライトンに移籍金5200万ポンド(約111億円)を支払いオランダ代表DFヤン・ポール・ファン・ヘッケも確保。
さらに、数日前の報道によれば、残留争いのライバルでチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定したウェストハムのポルトガル代表MFマテウス・フェルナンデスに関して、クラブ史上最高額となる8500万ポンド(約183億円)と言われる金額のオファーを掲示し、マンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦を制した模様だ。
この間にクロアチア代表DFルカ・ヴシュコヴィッチを総額5000万ポンド(約108億円)の金額でブライトンに売却する交渉をまとめあげたクラブは、マテウス・フェルナンデス同様に今夏のトップターゲットに定めていたイタリア代表MFに関する交渉も再開。
ここまで2度のオファーを拒絶されていた中、マンチェスター・シティやアーセナルの獲得レース参戦報道も出ていたが、素早い動きでクラブ間合意にこぎ着けたようだ。
『ジ・アスレティック』によれば、移籍金はニューカッスルサイドが要求していた最低ラインの総額1億ポンド(約215億円)になるという。ただ、その内訳は移籍金9250万ポンド(約199億円)+チャンピオンズリーグ複数回の出場権獲得などが条件となるアドオン750万ポンド(約16億円)という形になるようだ。
現在、26歳のトナーリはブレシアでトップチームデビューを果たし、ミランでの活躍を経て2023年7月にニューカッスルへ完全移籍。2025−26シーズンは公式戦53試合3ゴール7アシストの数字を残した。
豊富な運動量と球際の強さに加え、正確なボール捌きと推進力を併せ持った万能型MFで中盤の選手に多くのタスクを要求する同胞指揮官の下では重要な存在となりそうだ。
2026年07月02日 02:41
ブライトンが、トッテナム・ホットスパーのクロアチア代表DFルカ・ヴシュコヴィッチの獲得を決定的なものにしたようだ。イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が報じている。
2007年2月24日生まれのヴシュコヴィッチは、2023年2月に母国のハイドゥク・スプリトでトップチームデビューを飾り、同年夏にトッテナムへ加入が内定。ベルギーのウェステルローでの武者修行を経て、2025−26シーズンはレンタル移籍先のハンブルガーSVで守備の要として公式戦30試合6ゴールの数字を残し、多くのクラブから注目を集める存在となっている。
本来であれば、トッテナム復帰が既定路線と見られていたが、ロベルト・デ・ゼルビ監督のリクエストによってクラブはアルゼンチン代表DFマルコス・セネシ、オランダ代表DFヤン・ポール・ファン・ヘッケと今夏センターバック2人を補強。
トッテナムは再びのレンタル移籍で引き続き保有する意向もあったが、選手サイドと代理人が今夏の完全移籍を要求し、個人間では先月の段階でブライトンと合意。
ただ、クラブ間では3000万ポンド(約64億円)のファーストオファーがあっさりと断られ、トッテナム側がその2倍の6000万ポンド(約129億円)を要求したことで交渉が難航していた。
しかし、最新の報道では4600万ポンド(約99億3000万円)+達成が容易な400万ポンド(約8億6000万円)のアドオンの総額5000万ポンド(約108億円)の移籍金と、リセール時の20%+将来の入札での優先交渉権という条件でクラブ間合意に至ったようだ。
現在、クロアチア代表としてFIFAワールドカップ2026に参戦中のヴシュコヴィッチはアメリカでメディカルチェックを受信した後、正式にブライトンの一員となる見込みだ。
【動画】逸材ヴシュコヴィッチ、HSV公式プレー集
2026年07月02日 02:14
バルセロナは1日、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンと2028年6月30日までの契約延長合意を発表した。
現在30歳のクリステンセンは、チェルシーでプレミアリーグやチャンピオンズリーグ優勝などを経験し、2022年夏にフリートランスファーでバルセロナに移籍。ここまで公式戦98試合に出場。1年目と2年目は一定の出場機会を得ていたが、2024−25シーズンはアキレス腱、25−26シーズンは左ひざの負傷に泣き、同シーズンはラ・リーガ13試合の出場にとどまっていた。
現行契約は25−26シーズン終了までとなっていたが、スペインメディア『スポルト』によると、数週間にわたる交渉の末に、バルセロナが提示していた「減額での契約更新に加え、出場試合数に応じたボーナスを付与する」条件で合意に達したという。
稼働率の問題はあるものの、ボール運び、守備の読みの良さ、プロ意識、そしてセンターバックとしてもボランチとしてもプレーできる汎用性をチームは高く評価。コンディションさえ整えば、依然として有用な選手であると考えているようだ。