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2026年07月21日 23:27
「ファーム・交流戦、DeNA3−0阪神」(21日、横須賀スタジアム) 阪神は完封負けで、引き分けを挟んで6連敗。DeNA先発、高卒2年目の育成左腕・金渕に完封勝利を献上した。 試合後の平田2軍監督の主な一問一答は以下の通り。 ◇ ◇ −先発・桐敷は5回1/3を投げて3失点。打ち込まれた前回登板をへて収穫もあった。 「ランナーを出しながらも丁寧に投げてたね。低めを意識して、今日のストレートはこの前よりはまだマシかな。まあ、彼本来の調子まではいかなくても、今日は丁寧に丁寧に、ランナーが出てもゴロを打たせるピッチングをしてたよ。そういう意識は伝わってきたね」 −木浪が逆方向への2安打。チーム唯一の複数安打で気を吐いた。 「今日1打席目にレフトオーバー打ってね、彼本来の逆方向へのしっかりとした打球でね。これから調子も上がってくると思うよ」 −三塁でスタメン出場し、途中からは二塁も守った。 「1軍ではいろんなポジションを守るケースが出てくると思うし、そういう時のためにね、ファームで出ている以上はいろんなポジションを準備しているところだな」 −嶋村の左翼スタメンもその準備の一環。 「もちろん、もちろん。実戦のナイターで外野を守ることは、彼も経験ないだろうから。そういうところでは良い経験になったと思う」
2026年07月23日 05:01
「ソフトバンク22−2オリックス」(22日、みずほペイペイドーム)
オリックスは今季ワースト26安打22失点の歴史的大敗を喫し、自力優勝の可能性が消滅した。2年目の片山が「申し訳ないです」と初回1死も取れないままプロ最短の13球、4失点でKOされると後続の救援陣、プロ初の中継ぎ起用された田嶋もそろって大炎上。
2016年5月24日・ソフトバンク戦(ヤフオク)でも22失点しており、2度目の不名誉記録。岸田監督は「ファンの皆さんに申し訳ない試合になった。(抑えた)才木だけで誰も止められなかった」とうなだれるしかなかった。
2026年07月23日 05:01
「西武4−3日本ハム」(22日、ベルーナドーム)
日本ハムは今季2度目のサヨナラ負けで、同5度目の延長戦で初黒星。3点を先行も、三回に中堅・吉田が目測を誤って頭を越される三塁打で失点。流れが変わった。新庄監督は「うまい選手でもああいう正面の判断ミスはある」と責めず。
先発の伊藤も「リードしたまま帰ってくるのが理想。そこの悔しさは残ります」と、その後に追いつかれたことを悔やんだ。
2026年07月23日 05:01
「巨人1−6広島」(22日、東京ドーム)
巨人は初回の1点以降、追加点を奪えず9連戦の最後を落とした。橋上監督代行は「もっとも避けなきゃいけない試合になってしまいましたね」。吉川、門脇の主力2人が故障で離脱。急きょ昇格させた石塚を3カ月ぶりにスタメン起用したが、打線はつながらなかった。
連勝が3でストップし、首位から陥落。「次への課題は見えましたので残り試合、満足な戦いができるようにしたい」と阪神戦を見据えた。
2026年07月23日 05:01
「高校野球広島大会・準々決勝、広島商5−3呉港」(22日、ぶんちゃんしまなみ球場球場)
ベスト4をかけた大一番で主将のバットがチームに勇気を与えた。
2026年07月23日 05:01
「阪神5−4DeNA」(22日、甲子園球場)
6回2失点という数字だけを見れば、役割は十分に果たした。ただ、阪神・高橋は反省の言葉だけを並べた。「最後の六回のホームランはめちゃくちゃいらなかったなと」。初回2死二塁からエンカーナシオンに先制適時二塁打を献上。同点の六回は先頭の牧に勝ち越しソロを浴びた。
ここ数試合、決して調子が良くない中で試合をつくっている。勝ち負けはつかなかったからこそ「一回、見つめ直さないといけないなと考えさせられる登板だった」と前向きにも捉えている。
前半戦のラスト登板。球団53年ぶりとなる球宴までの12勝こそならなかったが、11勝1敗と10個の貯金をつくった。また後半戦も勝ちを積み重ねるため、この日の悔しさは忘れない。「ピッチングは本当にひどかった。牧選手に打たれたのは今日の僕を物語っている」。この課題を克服し、再び無双状態へと突入する。
2026年07月23日 05:01
「高校野球広島大会・準々決勝、広陵5−3崇徳」(22日、電光石火きんさいスタジアム三次)
準々決勝4試合が行われ、4連覇を目指す広陵は崇徳を逆転で下し、準決勝に駒を進めた。2−3の九回2死一、三塁から主将・曽根丈一郎内野手(3年)の左越え2点適時三塁打で逆転した。昨夏決勝の再戦。2年連続で最終盤で試合をひっくり返した。
三塁側の応援席前。崇徳・徳丸凜空投手(3年)は、人目をはばからず泣き崩れた。「1年間、ここで勝つために準備してきた。去年と同じような負け方をしてしまった。自分の力不足」。あと1アウトで勝利を逃し、春夏連続となる甲子園出場の夢は断たれた。
3−2の九回2死一、三塁から曽根に三塁打を浴び、続く熊高にも二塁打を打たれて3点を失った。体はもう限界に近づいていた。暑さの影響もあり、八回途中から左足にけいれんが起こり始めていた。水分補給などを行ったものの、劇的な改善には至らなかった。
広陵との再戦。昨夏もバッテリーを組んだ主将の新村瑠聖捕手(3年)のミットを目がけて、全力で腕を振り128球を投げ込んだ。「新村のミットは、これまでにないくらい大きく見えた。頼もしかったし、感謝しかないです」。すべてを出し切ったエースの夏が終わった。
2026年07月23日 05:01
「阪神5−4DeNA」(22日、甲子園球場)
懐かしい風を受けながら、DeNA・藤浪は腕を振った。2021年4月16日のヤクルト戦以来1923日ぶりの甲子園白星はならなかったが、4回2/3を5安打1失点。降板時、虎党からは温かい拍手が注がれ「すごい歓声をいただいていたので、うれしかったというか。甲子園にいた全てのファンに感謝したいなと思います」と言葉を紡いだ。
5四死球を与えながらも粘り強く抑えた。「リリーフを2日間使っていたので最低でも5回、6回と投げていきたかった」と反省を口にしながらも「ゲームを崩さなかったことは及第点」とした。「日本のトップクラスのバッター」と評する佐藤輝から2三振を奪い、元チームメートとの初対決に全力で挑んだ。
前回登板の11日の巨人戦では3回3失点、6四球。「あの試合の後は、悔しくて眠れなかった」ほどだったが、古巣での登板の舞台が巡り「監督、コーチ陣、球団が自分にもう1試合かけてくれた。意気に感じて、その思いに応えたい」と話していた。相川監督は「5つの四死球は、また改善の余地があると思う。ただ、ゾーン近辺にしっかり自分の投球はできているとは感じる」と一定の評価を与えた。
2026年07月23日 05:01
「ロッテ10−2楽天」(22日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・小島が141球を投げきって今季チーム初完投勝利を飾った。
2026年07月23日 05:01
「阪神5−4DeNA」(22日、甲子園球場)
阪神・伏見寅捕手が快音を連発し、チームの勝利に貢献した。甲子園初のお立ち台では、前の試合でヒーローになった同じく新加入の元山に習い自己紹介。「キャッチャーの人こと伏見寅威です」と笑いを誘った。球場360度の大歓声を浴び「すごい気持ちよかったです」と白い歯を見せた。
難敵を打った。1点を追う三回2死満塁で、藤浪から右前へ同点適時打。森下、大山と右打者が苦労する中で、右腕から2安打。「立ち向かう気持ちです。いいバッティングができた」と果敢に挑み、結果につなげた。1点を追う六回には、岩田から内野安打を放ち、移籍後初の猛打賞を記録。一時逆転の口火を切った。
今季新加入ながら、開幕から主に高橋とバッテリーを組むなど、ベテランらしい安定感でチームを支えてきた。ただ、6月に腰部のコンディション不良で約3週間離脱。復帰後もなかなか当たりが出ていなかったが「いい調整をしたいと思って練習してきた。その結果が出た」とうなずいた。
お立ち台では、入団当初からいじってもらい、チームになじませてくれた近本、大山とともに登壇。「いいメンバーで上がれて、本当にうれしかったです」と笑顔。「ワンチームの中に入ってます」とすっかり猛虎軍団の一員だ。
苦しい9連戦で光った新加入選手の活躍。勝負の後半戦も、伏見は攻守でチームの力になっていく。
2026年07月23日 05:01
「高校野球千葉大会・準々決勝、専大松戸5−1市船橋」(22日、千葉県総合スポーツセンター野球場)
千葉大会は準々決勝4試合が行われ、専大松戸が昨夏王者の市船橋に逆転勝利で4強入りした。これで県内公式戦18連勝とし、秋春夏の3連覇まであと2勝。今夏の地方大会では今春センバツ4強の大阪桐蔭、智弁学園、中京大中京が続々と敗退する波乱の中、唯一の準決勝進出を決めた。大阪大会は5回戦8試合が行われ、関大北陽や履正社などが8強入り。和歌山大会では準々決勝で智弁和歌山が市和歌山を下し、京都大会では龍谷大平安がベスト8で姿を消した。
“真”の強豪校の底力を見せた。主導権を譲らないリードで貢献した専大松戸のプロ注目・吉岡伸太朗捕手(3年)は「1点を取られても粘り強い野球を忘れずに、自分たちの野球ができた」と力強く話した。
初回こそ先頭の右中間二塁打から1失点を喫したが、以降は幾度のピンチを招きながらもホームベースは踏ませなかった。三回に同点に追いつくと、着実に得点を積み重ねて逆転勝利。“V候補対決”を制した。
今春センバツ4強勢で今夏、地方大会唯一の“生き残り”となった。センバツ王者の大阪桐蔭をはじめ、智弁学園、中京大中京は5回戦までに敗退。他にも山梨学院や八戸学院光星など強豪校が各地で姿を消す波乱が起こっている。
持丸修一監督(78)は「嫌な展開」と話しながらも表情を緩めた。「春、甲子園に出ても(夏の大会は)別もの。(専大松戸は)地元から人間が集まって頑張ってくれている。その選手たちがしっかりやってくれれば勝てる」と部員への信頼を口にした。
この日、2番手で5回2/3を無失点に抑えたエースの門倉昂大投手(3年)もチームへの自信を語った。「(強豪校の敗退は)驚きはするけど、自分たちは自分たちの野球をすれば勝てる」。混とんとする地方大会でも名門校の貫禄を示す。
2026年07月23日 05:01
阪神の石井大智投手(28)が22日、尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムでライブBPに登板した。今春キャンプ中に「左アキレス腱の断裂」と診断されてから、初の実戦形式のマウンドとなった。打者4人に計24球を投げ、安打性は2本。最速は140キロ台後半をマークしたようで順調な回復ぶりを見せ、8月中の実戦復帰もありそうだ。石井の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−ステップを踏めたことが収穫か。
「そうですね。実戦に少しずつ近づいていくという中で。まだまだやることが多いので、トレーナーのプログラムに従いながら、一つずつクリアして消化していきたいなと思います」
−確認したかったことは。
「一つの目標としては全球種を投げるということだったので、それは確認できました。どういう感覚かというのもある程度、想定内だった。次の投球だったり、実戦だったりに入ってきた時にしっかり修正できるようにしたい」
−球速はどれぐらい。
「102キロぐらいです(笑)。あんまりブルペンとかライブBPとかの球速って、僕の中で当てにならないので。試合と負荷もやっぱり違いますし。でもできるだけ試合に近づいていける、その負荷にしっかり耐えられるようにトレーニングしていきたいです」
−相当、早い復帰なのかと思うが。
「普通ぐらいじゃないですかね。それか僕の中ではちょっと遅いぐらいというか。僕は『行けますよ』と言ってるけど、トレーナーさんが『今はやめとこう』と止めてくれている。本当に慎重に僕の中では結構、余裕を持ってリハビリを進めてもらっている。だからこそ、今日もね、何も問題なく終われたと思う。今後もそういうのを続けていって、トレーナーさんとしっかり話し合いながら、強度を上げていくという感じです」
2026年07月23日 05:01
「阪神5−4DeNA」(22日、甲子園球場)
これぞ虎不動のリードオフマンだ。
2026年07月23日 05:01
「高校野球広島大会・準々決勝、広陵5−3崇徳」(22日、電光石火きんさいスタジアム三次)
準々決勝4試合が行われ、4連覇を目指す広陵は崇徳を逆転で下し、準決勝に駒を進めた。2−3の九回2死一、三塁から主将・曽根丈一郎内野手(3年)の左越え2点適時三塁打で逆転した。昨夏決勝の再戦。2年連続で最終盤で試合をひっくり返した。広島商は主将の中本拓志内野手(3年)が2安打2打点の活躍で、呉港との接戦を制した。26日の準決勝は広島商−広陵、呉−福山の組み合わせでマツダスタジアムで行われる。
何度も拳を握った。土壇場で見せた広陵の底力、そして主将の意地。2−3の九回2死一、三塁。曽根が逆転の左越え2点適時三塁打を放つ。「自分が決めてやるという気持ちだった」。集中力を研ぎ澄まし、大会ナンバーワン左腕の徳丸を攻略した。
はじき返したのは、左腕の決め球スライダーだった。大会前からチーム全体で、打撃マシンで外角スライダーの軌道を脳裏に焼き付ける“徳丸対策”を徹底した。昨夏の対戦は4打数無安打2三振。並々ならぬ覚悟で、この日に備え、最高の結果を残した。
二回に3点を先制され追いかける展開。それでも、曽根には揺るぎない自信があった。「負けるイメージはなかった」。強靱(きょうじん)なメンタルの裏には、1年前の強烈な経験がある。
昨夏の崇徳との決勝戦。九回2死から同点とし、延長十回タイブレークの末に優勝旗を勝ち取った。2年生ながら中心選手としてグラウンドに立っていた曽根は当時を振り返る。
「去年の方が負けるんじゃないかという不安が、すごくありました。それを経験したからなのかは分からないけど、きょうは本当に自信満々でバットを振ることができました」
極限状態を乗り越えた昨夏の成功体験が2年連続逆転勝利というドラマを生み出した。
プロ注目の左腕を相手に積極的なスイングも目立った。相手に合わせるのではなく、自分たちの強さを前面に押し出すのも広陵スタイルだ。
松本健吾監督(35)は「素晴らしい投手なので甘い球は来ない。最後は気持ち。スタンドの応援が届き、全員でやっていこうという一体感にもつながった」と、一丸でつかみとった白星に何度もうなずいた。
曽根主将は「ここで喜んだだけで終わってはいけない。次へ向けてしっかり準備したい」と前を向いた。学校史上2度目の大会4連覇まであと2勝。劇的勝利で弾みをつけた広陵が、準決勝の広島商戦へ向かう。
2026年07月23日 05:01
阪神の石井大智投手(28)が22日、尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムでライブBPに登板した。今春キャンプ中に「左アキレス腱の断裂」と診断されてから、初の実戦形式のマウンドとなった。打者4人に計24球を投げ、安打性は2本。最速は140キロ台後半をマークしたようで順調な回復ぶりを見せ、8月中の実戦復帰もありそうだ。
石井がマウンドに帰ってきた。スタンドに観客はいない。当然、拍手もない。でも、ここまでたどり着けたことに意味がある。「明日の状態も見ながらですけど、とりあえず何事もなく終われて良かった」。左アキレス腱の断裂から約5カ月、大きな一歩を踏み出した。
最高気温35度。立っているだけで汗が落ちるほどの暑さだった。豊田に対し、初球は外角のストレート。無人だからこそミットの響きで球の重さが伝わった。粘られながら、最後は中堅の定位置より前の飛球。育成の川崎、井坪には安打性の打球を打たれたが、結果よりも内容だ。
真っすぐは最速で140キロ台後半が出ていたようだ。ブルペンやライブBPでの球速は気にしないというが「想定通りです」と、いきなりこの球速を出せるのだから末恐ろしい。最後は戸井に二塁へのゴロを打たせ、計24球の“復帰戦”を無事に終えた。
春季キャンプ中の2月11日に紅白戦で負傷。その後大阪府内で手術を受け、同20日に退院した。5月1日には本格的なキャッチボールを再開。6月28日には立ち投げで、術後初めて屋外ブルペンを使って投球した。7月18日には捕手を座らせ、4度目の本格的なブルペン入り。今後はライブBPなどでの登板を重ねながら、早ければ8月中の実戦復帰もありそうだ。
今の戦況もテレビで見守っている。「投打のバランスも整っているチーム」と首位争いの巨人の強さを分析。「巨人だったり、他のチームもそうですけど、強打者を抑えていくのが仕事になる。抑えていくためには自分の状態、パフォーマンスを上げていかないといけない」。優勝のピースになるため、現状の課題と向き合っている。
工藤や木下という若手の台頭、岩崎やドリスの奮闘を改めて感じながら「負担をかけて申し訳ない」と謝罪する。中継ぎは新外国人のセベリーノを獲得したが、まだ少し不安が残る状況だ。「自分のできることをやって戻れたらいいなと思います」。石井が再び戦いの場に戻ってくる日が、刻一刻と近づいている。
【石井の経過】
◆2月11日 キャンプ紅白戦の三回、ホームのカバーに走って向かうと、転倒。そのまま病院へ運ばれた。
◆同12日 帰阪し検査を受けた結果「左アキレス腱損傷」と診断結果を発表。WBCへの辞退も決まった。
◆同21日 球団は「左アキレス腱断裂縫合術」を終え、20日に退院したことを発表した。
◆同27日 松葉杖(づえ)をついてSGLに現れ、リハビリを開始。
◆3月3日 SGLの室内練習場で、座った状態でのキャッチボールを行った。
◆4月29日 SGLで歩行訓練を開始。外野のポール間を2往復し、約25分汗を流した。
◆5月1日 ギプスや装具を取り外し、30メートル離れたトレーナー相手に30球程度のキャッチボール。
◆6月20日 室内のブルペンで、数分間ながら投球を行った。
◆7月18日 捕手を座らせて、故障後4度目のブルペン投球を行った。
2026年07月23日 05:01
「高校野球和歌山大会準々決勝、智弁和歌山2−0市和歌山」(22日、紀三井寺公園野球場)
プロ注目の市和歌山・丹羽涼介投手(3年)は9回126球を投げ抜いたが、あと一歩及ばなかった。「この試合に合わせてやってきた」と臨んだ智弁和歌山との大一番。150キロもマークし、七回までは3安打無失点と好投した。
しかし八回、死球と暴投でピンチとなり、犠飛で先制点を献上。九回は3連打で2点目を失い、勝利を導けなかった。「チームを甲子園に連れて行きたい気持ちが大きかったので悔しい」。ただ、涙はなかった。「全部出し切って悔いはない」とすがすがしく笑った。
NPB4球団のスカウトが視察。阪神は畑山統括スカウトを含めた3人体制。岡本スカウトは「ストレートも走っていたし、変化球も思うように投げられていた」と評価した。ただ、右腕には美容師になる夢もあり、「まだ悩んでいます」と進路は考え中だ。甲子園の夢は破れたが、「今までで一番濃い3年間でした」と充実感をにじませた。