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構え方を変えるだけ!バンカーから1発脱出する打ち方をレッスン

2026年07月23日 05:00

ゴルフを何年続けてもバンカーだけは上達しないという人が少なくありません。そこで、女子プロが超簡単に脱出する方法を伝授します! 【Hint28】エクスプロージョンショットの極意 ヒザを深く曲げて体の重心を低くする 構え方が成否を分けます! ポイントは、ヒザの角度と重心の高さです。バンカーは砂を爆発(エクスプロージョン)させる特殊なショットなので、スタンスを広くしたうえで、ヒザを深く曲げて、体の重心を低くする。砂がやわらかい場合は、足を砂の中にしっかり埋める。そのため、上記の画像の正解は左側の構えです! そして、ボールをスイングの最下点よりも左に置くことが重要。ドライバーのように左足力カトの延長線上でもかまいません。この特殊な構えを作れば、打ち方を変えなくても1発で確実に脱出できますよ。 「脱出に失敗する人の大半は、ヒザの角度が浅く、棒立ち気味。これではヘッドがボールの下まで届きません」(蛭田・左写真) 体重を土踏まずから拇指球に乗せたまま、ヒザを深く曲げる。お尻を下げすぎるとカカト体重になってしまうので注意しよう(右写真) 【Hint29】ボール位置は最下点の左 最下点 ボールを最下点の左に置くことで、ヘッドがポールの手前に入り、砂が爆発する。ダフらせる意識は必要ない 【Hint30】ヒール側から砂に入れる フェースを開いたうえで、ヒール側から砂に入れるのが上級テク。ヘッドが潜りすぎず、砂をとりやすくなる 【Hint31】バンカーのアゴが高いときは目線を上げてやわらかく使う 「ヘッドを入れる位置をズラし、砂をとる量をコントロールするのがワンランク上のテクニックです」(清本) バンカーはアゴが高くなればなるほど難度が上がり、脱出に失敗しやすい。そこで、構えるときに高い球をイメージし、ターゲット方向への目線を高く上げたら、手首をできるだけやわらかく使ってみてください。 インパクトゾーンで手の通り道を低くしながら、ヘッドがボールの下をくぐるように手首をやわらかく使う。怖がらずに大きく振ることが大切です。 加えて私は、砂をとる量をコントロール。薄くとったほうがスピンが効きますが、ホームランのミスが出そうな場合は、砂をやや多めにとってそのリスクを回避します。 高く上げたい位置に目線を向けます! ピンまでの距離とアゴの高さを考慮し、高い球をイメージ。その弾道の頂点に目線を向けることが大事 手首が硬くなると、力まかせに上から打ち込んでしまうので高く上がらない。大ダフリやホームランのミスも出やすくなるので注意(×) 【Hint32】手首をやわらかくして大きく振る スイング軸をブラさないことが鉄則。打って終わりではなく、手首をやわらかく使いながら、最後まで振り切る 【Hint33】ボールの下をくぐらせる サンドウエッジのフェースを目いっぱい開き、インパクトでヘッドがボールの下をくぐり抜けるように振ると、打球がより高く上がる 【Hint34】1発脱出!ミスなく打てる! ピンが近くても振り幅は「9時→3時」 左腕が9時!右腕が3時! 手や腕だけでなく、体の回転を使って「9時から3時」の振り幅を作ることが重要 バンカーがいつまでたっても上達しない人には、共通点があります。それは砂を叩くことに恐怖心があり、スイングが小さくなること。とくにピンが近いときは小さく振りがちで、砂の爆発力が弱くなる。結果、うまく打っても飛距離が出ず、脱出に失敗してしまうのです。 たとえピンが近い場合でも、スイングの振り幅は、時計の文字盤の「9時から3時」が最低条件。バックスイングで左腕が9時、フォローで右腕が3時の方向を指すように、体の回転を使って振ることがポイントです。 フェースとスタンスを大きく開いて砂を叩けば、打球が飛びすぎることはありません。バンスを砂に当てながら砂とボールを一緒に飛ばせば、ミスなく確実に脱出できますよ。 スイングが小さくなればなるほど、砂の爆発力が弱くなり、脱出に失敗してしまう 【Hint35】フェースとスタンスは大きく開く オープンスタンス ターゲットライン ピンまでの距離と球の高さに応じて、フェースとスタンスを開く。フェースは大きく開いたほうがバンスを活用できる 【Hint36】砂とボールを一緒に飛ばす 「ピンが近いときはギリギリを狙わず、ピン奥5メートルでもOKというつもりで砂とボールを一緒に飛ばせば、1発で脱出できます」(林) バンスを砂に当てることで、砂が効率よく爆発し、正しいエクスプロージョンショットになる いかがでしたか? バンカー上達を目指しましょう! レッスン=蛭田みな美 ●ひるた・みなみ/1997年生まれ、福島県出身。164cm。23年「CATLadies」でツアー初優勝。25年は「富士フィルム・スタジオアリス」4位など、4度のベスト10入り。YUASA所属。 レッスン=清本美波 ●きよもと・みなみ/2005年生まれ、愛知県出身。153cm。23年のプロテストにトップ合格。今季は男子ツアーの「前澤杯MAEZAWA CUP」に出場し、話題に。ジェイテクト所属。 レッスン=林菜乃子 ●はやし・なのこ/1997年生まれ、神奈川県出身。154cm。18年のステップアップツアー「京都レディースオープン」で初優勝。師匠の芹澤信雄にはプロ入り前から指導を受けており、師匠ゆずりの教え上手。フリー。 構成=小山俊正、岡田豪太、鈴木康介  写真=田中宏幸、相田克己、高木昭彦

  • ゴルフ
  • 三浦技研とササキがまさかのタッグ 20年以上更新できなかったレフティモデルが誕生

    2026年07月23日 06:00
    株式会社三浦技研と株式会社ササキがパートナーシップ契約を締結した。精密な削り(グラインド)技術を強みとする三浦技研と、鍛造からCNC加工、組み立てまでを国内で一貫して手掛けるササキ。異なる強みを持つ両社は、なぜ手を組むことになったのか。 【写真】三浦技研×ササキが生んだレフティモデル 2機種を構えた顔を比較 代表取締役の三浦信栄氏は「鍛造に困っていた。自社の力だけでは足りない」という課題があったと話す。2021年の「ジャパンゴルフフェア」終了後、三浦氏はササキの本社がある栃木県鹿沼市へ足を運んだ。競合他社だけに断られることも覚悟していたが、代表取締役の佐々木政浩氏から返ってきたのは「何をしましょう?」という前向きな言葉だった。そこから両社の関係が始まる。お互いの技術力を確かめるため、アイアンやウェッジをテストケースとして製品化。その第一弾として誕生したのが今回発売されるレフティモデル『900シリーズ』だ。なぜ、レフティモデルだったのか。レフティユーザーは市場規模が小さく、右利きの職人がレフティモデルを仕上げるには通常の2〜3倍の研磨時間を要する。そうしたハードルがあり、三浦技研は20年以上更新できていなかった。しかし、ササキの製造技術と三浦技研の研磨技術を融合させることでこれを乗り越えた。鍛造とCNC加工はササキ、仕上げの研磨は三浦技研。一つのヘッドには、それぞれの技術が受け継がれている。まずササキが棒状の軟鉄(S20C)を1,600トンプレスで鍛造し、ヘッドのベースを成形。その後、表面加工やバックフェースの切削、彫刻加工を施し、品質検査を経て三浦技研へ引き継がれる。荒研磨やバフ研磨など、職人の手によって仕上げられる。こうして誕生した『900シリーズ』には、『LT-900』と『LC-900』の2モデルがラインナップされる。アスリート向けの『LT-900』は、小ぶりでシャープなヘッドが特徴。マッスルバックに迫る打感を追求し、インパクトエリア後方に十分な肉厚を確保することで、芯のある分厚い打感を実現した。安心感のあるトップブレードからヒールへと流れる美しいフォルムも魅力で、力強さを感じさせるヘッド形状に仕上げられている。さらに、キャビティ部はソール側へ重量を配分した低重心設計を採用。ミドルアイアンでも高弾道を打ちやすく、小ぶりなヘッドならではの高い操作性も兼ね備えている。一方の『LC-900』は、幅広いゴルファーに向けた寛容性の高いモデルだ。インパクトエリア後方のキャビティをV字形状とし、トゥ・ヒール側へ重量を配分することで、左右の打点ブレに強い設計としている。さらに、ヘッド重量の約60%をソール側に集中させた低重心設計により、高弾道と風に負けない力強い弾道を両立。20.3mmのワイドソールは入射時のミスにも寛容で、キャンバーソールによる抜けの良さも追求した。適度なオフセットやヒールのボリューム、美しい面のつながりなど、三浦技研らしい端正なヘッド形状も特徴だ。レフティモデルという長年の課題を克服して生まれた『900シリーズ』。競合という立場を超え、日本のものづくりを支え続ける両社の技術が融合した、モデルと言えそうだ。 三浦技研の50周年記念コンペ「MIURA FORGED CUP 2026」が10月開催決定 テーマは『令和のイケメン』 Jucie新作アイアンがお披露目 『PRO V1』を数カ月使ってみたら思わぬ気づきがあった件 最新の“先中調子”はつかまり一辺倒ではない? 『SPEEDER NX WHITE』を打ってみた 女子会場で“欠品中”の『PHANTOM 12』が初供給!

  • グリップを短く持つだけ!アイアンでミスを出さないコツを解説

    2026年07月23日 06:00
    ちょっとした“ ヒント”でも急に上達するのがゴルフ!新生ワッグルは「正しく、素早くうまくなる」レッスン記事を強化! あなたが探していたスイングや球筋のレベルアップ、スコアアップに役立つ“ 大正解”が必ず見つかります! 【Hint14】ショートアイアンの距離感がそろう! ”理想のフィニッシュ”を作って体に記憶させる バランスのいい理想のフィニッシュを作り、その細部を記憶。 そのフィニッシュにたどり着けるようにスイングする練習すると、アイアンの距離感がそろってくる アイアンの距離感は、スイングのリズム、バランス、タイミングが整うことでそろいます。そのためにはボールをヒットする感覚を極力なくして、フィニッシュまでスムーズに、流れるように振り抜くことが大事です。「ボールを意識せず振った結果、そこにボールがある」という状態が理想といえます。 だからこそ重要なのがフィニッシュ。まずは、形だけでもバランスのいい理想のフィニッシュを作り、そこから巻き戻すようにスイングする練習がオススメです。どうやったらいいフィニッシュにたどり着けるか考えながらスイングしましょう。 クラブを持たない素振りでも有効 クラブ不要で家のなかでもできます! 理想のフィニッシュを作る素振りはクラブを持たなくてもOK。習慣化していい形を体に覚え込ませよう 【Hint15】「 気持ちよく振ったところにボールがある」感覚が理想! フィニッシュまでスムーズに振り抜くことに集中してボールを意識から消し、まるでボールがないかのようにスイングできるのが理想だ。 フィニッシュから逆算してトップを作ろう 理想のフィニッシュから巻き戻すようにバックスイングすると、自然とトップの形もよくなってくる。 【Hint16】ハイティーで正しい入射角をマスター! 手の通り道を低くしてボールをヨコから叩く 正しいスイングができているか、気づかずに悪い動きになっていないか。私はそれをチェックするために、ドライバーのように高くティーアップしたボールを9番アイアンで打ちます。 ボールだけをクリーンヒットして、乾いた打球音とともに真っすぐ飛べばOK。極端に上から打ち込んだり、すくい上げたりするとゴムティーを打ってしまう。耳を澄ませてインパクトの音を聞けば、入射角の善し悪しがわかります。 大事なのは、インパクトで手元が浮かないように手の通り道を低くして、ボールをヨコから叩くこと。これはダフリの予防に効果があるので、練習の一環としてもオススメです。 手元を低く押さえることがポイントです! ボールをヨコから叩くイメージをもち、手の通り道を低くすることで入射角が安定し、ミート率がよくなる。 左手甲を目標に向けながら手の位置を低くする(○)。手元が浮いたり、体から離れたりするとうまく当たらない(×) ボールだけをクリーンヒット! クラブのソールがゴムティーに触れずにボールだけをクリーンヒットしていれば、正しい入射角になっている証し ゴムティーを打つのはNG 入射角が悪いとボールと同時にゴムティーを打ってしまい、鈍い音が鳴る 【Hint17】頭の高さを変えずにスイングする 「足がバタつくと体が上下動してしまうので、ベタ足気味にして頭の高さを変えないようにするとクリーンに打てます」(鶴岡) 【Hint18】つかまった球が打てる! お尻の左側を引く動きで左に振る お尻の左側をうしろへ引くことで、前傾角のキープが容易になる。自然とクラブを左に振れるようになるためボールをつかまえて打てる アイアンでつかまった球を打つには、ダウンスイングからインパクトにかけてお尻の左側を真うしろへ引く動作がポイントになります。上体の前傾角が保てるため、クラブを左へ振り抜きやすくなる。すると、ボールのつかまりがよくなります。 お尻を引かずに下半身がスエーしてしまうと、上半身も左に回転しづらくなる。クラブヘッドが走らない、飛距離が出ない、スライスやトップのミスが多いという人は、ぜひ積極的にお尻の左側を真うしろへ引きながら打ってみてください! 【Hint19】左足に体重を移したらお尻の左側を引く お尻を引くとヘッドが走ります! ダウンスイングで体重を左に移したら、お尻の左側を真うしろへ引く。自然とクラブヘッドが走る感覚がつかめたら、お尻をうまく引けている証拠だ 振れる空間ができるから軸がブレない 前傾角を保てば、体とボールの間に空間ができる。上半身をつまらせることなく振り切れるため軸ブレも起きにくくなる。 下半身の動作不良がさまざまなミスを起こす お尻がヨコ方向へ流れると、左肩などの上半身がつまって前傾角が崩れてしまう(写真左)。加速を手で行ない、ボールをつかまえようと手を返せばチーピンも出てしまう(写真右)。 【Hint20】「コンパクト」で効率を上げる 短く持ったら飛ばないはウソ! アイアンが苦手な人は、グリップを短く持ってみましょう。長く持つよりも、振りやすい、クラブが操作しやすい、軽く感じるからリキみが抜ける、ボールをミートしやすい、ミートすると飛距離も安定するなど、じつはいいことずくめ。 「飛ばなくなる」と思いがちですが、ミスヒットがなくなってボールへの当たりがよくなりインパクトが厚くなれば、長く持つより絶対に飛びます!グリップを「短く握る」を試して、たくさんの利点を肌で感じてくださいね。 クラブを短く握ることはマイナスではない!スイングが安定するし、ミートもしやすくなる。ボールに効率よくパワーを伝えられるので飛距離も落ちるどころか伸びる人もいる 【Hint21】飛ばしに大事なのは効率のよいインパクト 速く振る、強く叩く以上に大事なのが「効率のよいインパクト」。アイアンでは、ハンドファーストの形でミートするとエネルギーがボールに効率よく伝わる。それを容易にするコツがコンパクトスイングだ。 【Hint22】自然に、トップがコンパクトになる クラブを長く持つと、クラブが重たく感じるので大きく振り上げてしまう(×)。ところが「短く持つと意識しなくてもトップが自然に小さくなるんですよ」と藤本 【Hint23】コンパクトでも「体で打つ」は一緒! スイングの大きさは時計の文字盤でいうところの9時、3時で止める。コンパクトなスイングでも手打ちにならないように、必ず「体を回転させて」打つ。 【Hint24】ショットの乱れの修正法 地面スレスレのヘッド軌道で打つ! 低く入れて低く出す! ボールの前後20センチくらいでヘッドを低く長く動かすと、ボールをうまく拾って打てる。ロフト角どおりにインパクトできるのでタテの距離も安定する アイアンショットの定番であるダウンブローで打っていたら、インパクトや球筋がバラつくようになった。そんなときは、ダウンブローをやめてレベルブローで打ってみてください。 バラつく原因はヘッドの入射角が鋭角になりすぎて、インパクトが点になっているため。地面スレスレ、マットや芝を擦るくらい低く長い入射角のヘッド軌道にしてインパクトを線にしてください。すると、ボールを真ヨコから打つインパクトになるので、スイングの最下点や打点がズレにくくなる。番手のロフト角どおりにヒットできるから、球の高さやスピン量、飛距離も安定する。 過度な打ち込みを修正して、調子を取り戻しましょう! 【Hint25】過度なダウンブローはバラついてしまう 上から打ち込みすぎると、ボールを正確にとらえにくくなってしまうので過度なダウンブローはNG。スピンがかかりすぎるので打球の曲がりが大きくなり、タテの距離もバラつきが出てしまう。 【Hint26】ボールに近づくとクラブが寝ない 真ヨコから打つとダウンスイングでクラブが寝やすくなるのは、通常よりもボールに近づいて構えて、スイング軌道をアップライトにすると防げる。 【Hint27】「ボール手前から」でもトップをコンパクトにすればダフらない 「低いかも」と思うくらいの高さでOK! ヘッドをボールの20センチくらい手前に下ろすイメージで払い打つ(右)。「ボールの手前に振り下ろすとダフってしまう人はトップの位置を低くしてください。スイングをコンパクトにするとクラブが操作しやすくなるので、ダフらずヘッドを低く長く動かせます」(仲宗根) いかがでしたか? アイアンのHintをぜひ取り入れてみてください! レッスン=小西たかのり ●こにし・たかのり/1992年生まれ、東京都出身。175㎝、81㎏。2012年にプロテスト合格し、翌年の「日本プロゴルフ新人選手権」で優勝。昨年「前澤杯」でツアー初優勝を遂げた。フリー。 レッスン=鶴岡果恋 ●つるおか・かれん/1999年生まれ、神奈川県出身。166㎝。25年は「大東建託・いい部屋ネットレディス」と「北海道meijiカップ」で2位に入るなど活躍。今季は悲願のツアー初優勝を目指す。明治安田所属。 レッスン=原 江里菜 ●はら・えりな/1987年生まれ、愛知県出身。162cm。08年「NEC軽井沢72ゴルフ」でツアー初優勝。15年「大東建託・いい部屋ネットレディス」で2勝目をあげる。多くの選手に慕われるプロ入り18年目のベテランプロ。NEC所属。 レッスン=藤本麻子 ●ふじもと・あさこ/1990年生まれ、岡山県出身。164cm。11年「伊藤園レディスゴルフトーナメント」でツアー初優勝。24年はステップアップツアーの「サロンパスレディス」で優勝。三愛石油所属。 レッスン=仲宗根澄香 ●なかそね・すみか/1992年生まれ、千葉県出身。160cm。15年のプロテストに合格。抜群のコントロール性が武器のショットメーカー。ステップアップツアーで通算4勝をあげている。Sky所属。 構成=小山俊正、岡田豪太、鈴木康介 写真=田中宏幸、相田克己、高木昭彦

  • ゴルフ「天才少女」須藤弥勒が日本ジュニア初出場に王手 四国ジュニア3位スタート

    2026年07月23日 06:00
     ゴルフのジュニアメジャー4冠を達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(14)=高知・明徳義塾中3年/太陽自動車=が22日、愛媛・北条CCで行われた四国ジュニア選手権女子12〜14歳(中学生)の部(6110ヤード、パー72)の第1日に出場し、4バーディー、4ボギーのイーブンパー、72で首位と2打差の3位スタートを切った。四国ジュニアは2日間競技(36ホール)で、23日に最終日が行われる。5位以内に入れば、日本ジュニア選手権(8月19〜21日、千葉・千葉CC梅郷C)の出場権を獲得する。  昨年までプロツアー挑戦に重点を置いていた弥勒は昨年9月に群馬・太田市内の公立中学校から2021年マスターズ優勝の松山英樹(LEXUS)らを輩出した名門の明徳義塾中に転校し、ジュニアの大会に参戦を始めた。日本トップクラスの選手が集う日本ジュニア初挑戦に王手をかけた。  「パットが全く入ってくれなくてグリーン上で苦労しましたが、明徳義塾中に編入して約10か月が経過して、ようやく少しずつ、まともなゴルフができるようになって、ホッとしています」と弥勒はパープレーの第1日を振り返った。  高知で新たな生活を始めてから1年近くが過ぎた。昨年は思ったような成績を残せず、苦しんだが、名指導者として知られる明徳義塾の三木逸子監督のもと、2モーションから1モーションへ、スイングの大改造に着手し、徐々に調子を取り戻している。「高知に来る前、1歳から始めたゴルフ人生の中で最も調子が悪くて、精神的にも疲れていましたが、明徳義塾の素晴らしい環境と、三木監督のご指導のお陰で復活の兆しが見えてきました。明日(23日)はここまで導いてくれた三木監督のために四国ジュニアのタイトルを獲得できるように頑張ります」と弥勒は表情を引き締めて話した。  「天才少女」が、かつての輝きを取り戻し、日本ジュニアへ駒を進めることができるか。灼熱(しゃくねつ)のタフな環境で勝負の最終日に臨む。  ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。14歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17年に大会史上最年少で世界ジュニアに優勝。18年も連覇した。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。25年9月に群馬県・太田市内の公立中学校から高知・明徳義塾中に転校した。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。

  • 構え方を変えるだけ!バンカーから1発脱出する打ち方をレッスン

    2026年07月23日 05:00
    ゴルフを何年続けてもバンカーだけは上達しないという人が少なくありません。

  • 【女子ゴルフ】渡辺彩香「リスタートできたら」 恩返しの連覇へ ゴム製の「昭和の氷枕」で暑さ対策

    2026年07月23日 05:00
    ◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス プロアマ戦(22日、福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6485ヤード、パー72)  昨年覇者でホステスプロの渡辺彩香(大東建託)は開幕前日のプロアマ戦で、1番からのアウト9ホールをラウンド。1年前に涙の逆転優勝を果たした舞台に帰ってきた。「昨日(21日)の前夜祭でも、去年の映像を流してくれたり。プロとして所属の大会で優勝できたことは素晴らしい出来事だったんだなと実感した」と笑みを浮かべた。  ティーショットが安定せず、直近の5試合で4度の予選落ちを喫している。「今年前半はすごくいいゴルフができていただけに、気持ち的にはちょっと落ちている。でも、去年もあまり調子がいいとは言えない中で勝ちきった。その経験を大事にして、ここからまたリスタートできたら」と自らを奮い立たせた。  本大会は各日のスタートを早朝6時に設定するなど、例年様々な暑さ対策が施されている。渡辺は今週、遠征先に「氷枕」を持ち込んだ。赤いゴム製の枕の中に氷を入れ、大きな金具でガッツリ密閉。昭和世代には懐かしい一品だ。ドラッグストアで2500円で購入し、今週から持参している。「練習が終わって仮眠する時にも使っている。とにかく体を冷やすことが大事」。現状、効果を実感している。  大東建託と所属契約を結んで今年で11年目。「オフにあいさつに行った時から社長に『2連覇してくれ』ってずっと言われている」。万全の暑さ対策を積み重ね、熱いゲキに応える。

  • 【女子ゴルフ】阿部未悠「第2の地元」で2週連続優勝へ 暑さ対策「水シャワー」で睡眠も食欲も良好

    2026年07月23日 05:00
    ◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス プロアマ戦(22日、福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6485ヤード、パー72)  前週の明治安田レディスで2年ぶりのツアー2勝目を挙げた阿部未悠(ミネベアミツミ)が、2週連続優勝に挑む。北海道生まれだが、中学と高校の6年を福岡で過ごした。「調子は悪くはない。第2の地元だし、今週もたくさん応援に来てくださる方がいるので、自分らしいプレーができたら」と意気込んだ。  今週は練習ラウンドはせず、コースを回ったのはこの日のプロアマ戦でのアウト9ホールのみ。「先週も先々週も優勝争いをしているので、体を少し休めたかった。学生時代からよく回っているし、4月にも練習を兼ねて回っているので、コース自体は覚えている」と不安はない。  本大会は各日のスタートを早朝6時に設定するなど、例年様々な暑さ対策が施されている。阿部はこの時期、コースの浴場で「水シャワー」を存分に浴びてから帰るようにしている。「体の中に熱がこもっている感じが良くないので、ちょっと寒いなと思うぐらいまで水をかける」  酷暑を乗り切る一工夫が功を奏し、睡眠もしっかり取れている。「快眠タイプなので、すぐに眠れる。夏バテするタイプでもない。残念ながら食欲が落ちるタイプでもない」。体調管理も順調だ。  「2週連続優勝は私にしかできないので、楽しんでやりたい。まず自分のゴルフができたらいいかなと思う。先週のようにとはいかないだろうけど、皆さんに自分らしいゴルフをお見せできたらいいなと思う」と口にした。

  • 「かわいすぎて失神した」22歳人気美人ゴルファー、衝撃透明感の最新姿にネット衝撃「スタイル抜群、まるでモデル」「もう女優レベルやで♥」「段違い」「ミニがまた」

    2026年07月22日 20:40
     女子ゴルフの人気選手、吉田鈴(22)が22日、ホステスプロとして出場する大東建託いい部屋ネットレディースの前夜祭に出席した様子を公開。その可憐な姿が反響を呼んだ。  透け感のあるパフスリーブトップス、ミニワンピースを合わせた上品なコーデのショットとともに「ホステスプロとして出場するので、ぜひ暑さ対策をして観に来て下さい!」と呼びかけた。  コメント欄などでは「大人びた黒の装いもGOOD」、「控えめに言って世界一美しい」、「ミニがまた素敵」、「あー可愛い、可愛すぎる もう女優レベルやで♥」、「段違いの可愛さ」、「かわいすぎて失神してしまいました・・・」、「この世に舞い降りた妖精?」、「スタイル抜群、まるでモデル並み」、「もはやアイドルでは」と、騒然となっていた。

  • 西村優菜が今季初の国内参戦 初めてクラブを置いた一週間に「いい選択だったと…」

    2026年07月22日 17:52
    <大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇22日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>米国女子ツアーを主戦場にする西村優菜が、推薦枠で今大会に出場する。

  • 先週はF1工場を“社会科見学” 岩井姉妹がツアー転戦のなか大事にする「遊び」の時間

    2026年07月22日 17:14
    <ISPS HANDA スコットランド女子オープン 事前情報◇21日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6543ヤード・パー72>2週前に行われたメジャー「アムンディ・エビアン選手権」で、姉妹はそれぞれの悔しさを抱えながらフランスを後にした。姉・明愛は、最後の最後まで優勝を争いながらの惜敗に悔し涙。妹・千怜は予選落ちを喫した。 【写真】ゴルフも遊びも全力で 岩井姉妹のオフショット集 しかし、オープンウィークを挟み、スコットランドで見る2人の表情はいつものように明るい。先週、英国で過ごした時間も、それに関係してそうだ。そこでは、ロンドンにあるロイヤルミッドサリーGCでのラウンドも満喫したが、「少ないオフなのでゴルフを忘れて、遊びに集中した方が大きかった」と千怜は明かす。目玉は、14日にミルトンキーンズにあるホンダレーシングUKと、シルバーストンにあるF1チームのアストンマーチン本拠地を訪れたこと。そこで話を聞いたり、工場を見て回るなど“社会科見学”を楽しんだ。2人が所属するホンダが、今年からアストンマーチンにエンジンを供給していることが縁。「映画よりもすごいテクノロジー」(千怜)と表現するような、F1カー作りの現場に立ち会うことができたのは感動ものだった。今年5月の「メキシコ・リビエラマヤオープン」の前にはマヤ遺跡を観光するなど、岩井姉妹からは、時間が許す範囲で転戦先近くのレクリエーションを楽しむ話をよく聞くことができる。その重要度について、明愛は「リフレッシュになってますね。楽しい気持ちになることで、次の大会にグッといけるような気がしてます」と明かす。マヤ遺跡で会った「熱血なガイドさん」は印象に残っている。ロンドンでのラウンドも、毎年コースで会えるヘッドプロとの再会を、むしろ楽しみにしていた。こういった“メリハリ”が、2人のツアー生活を支える大事な要素にもなっている。ここまでのことに関しては意見が同じ姉妹だが、同じリンクスコースで来週開催されるメジャー「AIG女子オープン」(ロイヤルリザム&セントアンズGC/イングランド)をふまえて、今週をどう戦うのかという質問に対しては、“逆の考え方”になるのも面白い。明愛は「風や転がる距離などを確認しながら、今週、得られるものがある」と“前哨戦”ととらえている。一方の千怜は、「今週は今週の試合でまったく別だし、すべての試合で全力。(前哨戦とは)全然、考えてもなかった」という意見。それぞれのスタンスで、今週も戦っていく。2週前の経験を、姉は「何がとは言いたくないですけど、生かせるものがある」と話す。最後、姉のプレーを観戦していた妹は「明愛ができるなら私もできると、勇気をもらえました」と振り返った。オープンウィークに気持ちを“オーバーホール”した姉妹の活躍が楽しみだ。(文・間宮輝憲) 大会初日の組み合わせ&スタート時間 日本勢の現在地は? 米女子ポイントランキング ネリーの額がすごすぎる… 米女子賞金ランキング 元世界1位からの言葉『誇りに思って』 岩井明愛がフランスで流した“涙” 飛ばない人ほど見てほしい! 岩井明愛は「右ヒザを寄せつつ左ヒザを伸ばす」ことで回転力アップ

  • 17歳の赤松美波が単独首位発進 ドラコン女王・長谷川円香は出遅れ【女子プロテスト1次予選・D地区】

    2026年07月22日 16:47
    <JLPGAプロテスト第1次予選・D地区 初日◇22日◇ジャパンクラシックカントリー倶楽部 キングコース(三重県)◇6447ヤード・パー72>日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)プロテストの第1次予選(全6地区)。三重県で行われているD地区の第1ラウンドが終了した。 【連続写真】威力バツグン! ドラコン女王のドライバースイング 17歳の赤松美波が7バーディ・1ボギーの「66」をマーク。6アンダー・単独首位発進を決めた。4アンダー・2位タイに小林京加、森田乃愛、平山心暖、川中俊果、新井苺、キム・ウンジェ(韓国)、アン・ジニン(中国)。3アンダー・9位には巽琉愛が続いた。女子プロのエイミー・コガを姉に持つジェニファーは、1オーバー・32位タイ発進。最長395ヤードのドラコン女王・長谷川円香は9オーバー・91位タイと出遅れた。1次予選は7月30日までに全6地区で争われ、9月1日から2次予選が全3地区でスタート。最終プロテストは11月3日〜6日の日程で、茨城県の静ヒルズカントリークラブで行われる。 JLPGAプロテスト1次予選・D地区 初日の結果 女子プロテスト1次予選・C地区 最終結果 女子プロテスト1次予選・A地区 最終結果 女子プロテスト1次予選・F地区 最終結果 女子プロテスト1次予選・B地区 最終結果

  • 大会側が実行する懸命な“暑さ対策” 連覇狙う渡邉彩香はゴム製の氷枕でケア「とにかく冷やす」

    2026年07月22日 16:31
    <大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇22日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>今季国内女子ツアー第20戦が、福岡県のザ・クイーンズヒルGCで23日(木)に開幕する。大会前日の水曜日は気温が30度を超え、熱中症警戒アラートが発令されるなど、厳しい暑さに見舞われた。 【写真】都玲華さんもお肌をばっちりカバー 選手たちはキャディに日傘を差してもらいながらパッティング練習を行ったり、氷のうで体を冷やしたりと、それぞれ工夫を凝らしてコンディション調整に努めた。そうしたなか、大会側も選手や来場者の安全を第一に、さまざまな暑さ対策を考えて実施している。まず“選手向け対策”として、昨年に続き各日の第1組は午前6時にスタートする。これは昨年大会でツアー史上最も早いスタート時刻として導入されたものだ。米ツアーを主戦場とし、今大会に推薦出場する西村優菜は、この取り組みに対し「めちゃくちゃありがたい。6時からスタートするためにコース管理の人たちはもっと早くに来てくださっているので、大会側の運営の方もそうですし、すごく選手思いというか、すごくありがたいと思います」と感謝を口にした。さらに、ハーフターン時には10分間のクーリングタイムを設定。マスター室前には氷のう用と飲料用の氷が用意され、スタートホールのテントには日焼け止めや虫よけスプレー、塩分タブレット、うちわなども備えられている。コース内では、全ホールにドリンクを冷やすための“どぶづけ”を配置。アウト、インそれぞれ2カ所ずつ、計4カ所に氷のう用の氷も設けられる予定だ。さらに、4番、12番、14番、17番にはミストシャワー付きの日除けテントを設置。加えて、3、5、6、7、9、11、15、16、18番のティイングエリア付近にも日除けテントが用意され(8番、13番には常設の日陰スペースあり)、選手の体調管理をサポートする。救護室には経口補水液や体温を下げるための霧吹きなども備えられている。来場するギャラリー向けの対策も充実している。入場時にはドリンク1本に加え、うちわ、塩分タブレット、メッシュキャップを配布。さらに4日間を通して先着6000名に冷却ボディシートが提供される。観戦の合間に利用できるギャラリープラザには工場扇風機20台を設置し、大会スタッフやボランティアにはネックカバー付きメッシュキャップが支給されるなど、観戦環境の整備も図られている。そうしたなか、昨年大会で3年ぶりとなるツアー通算6勝目を挙げたホステスプロの渡邉彩香は、自身でも入念な暑さ対策を講じている。「氷枕をして寝る」というケアを取り入れており、昨年は「氷のうを枕の両サイドに置いて冷やしていた」が、今年はゴム製の氷枕に変更。「とにかく冷やす」ことを意識し、練習後に仮眠を取る際も活用している。万全の準備を整え、目指すは大会連覇だ。前日のプロアマ前夜祭では昨年の優勝シーンが映し出され、「素晴らしい出来事だったんだなっていうのを実感しました」と胸を熱くした。さらに、主催であり所属先でもある大東建託の社長からは「連覇してくれ」というエールも送られたという。「今年も優勝することが一番の目標。それが一番の恩返しになると思うので、ガッツポーズをたくさんして、優勝目指して頑張りたいです」と力強く意気込む。万全の暑さ対策が施された舞台で、今年も熱戦が繰り広げられる。(文・高木彩音) 大会初日の組み合わせ&スタート時間 国内女子ツアー ポイントランキング トップは1億超え 国内女子ツアーの賞金ランキング 【写真】黒のシースルードレスを披露した吉田鈴 【写真】完璧です 都玲華さんの肩出しドレス

  • 脇元華はシーズン中でもジムで地道な積み重ね 「きついはずのトレーニングが、何か楽しそう」とファンも称賛!

    2026年07月22日 16:07
    脇元華のスタッフが自身のインスタグラムを更新。

  • 青木瀬令奈らのコーチ・大西翔太氏がヤマエグループとスポンサー契約「ゴルフ界を盛り上げたい」

    2026年07月22日 15:58
    女子プロゴルファー・青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める大西翔太氏が、ヤマエグループホールディングス株式会社とスポンサー契約を結んだことを発表した。 【写真】安田祐香は姉妹タッグで参戦です 34歳の大西氏は名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務め、24年からは安田祐香、今年からは中村心を指導している。中村がヤマエグループと所属契約を結んでいる縁で、今回のスポンサー契約が実現した。「(ヤマエグループの)網田日出人会長のおかげです。私にとって恩師のような存在。まずは、いいご報告ができるよう努めてまいります」と話した。さらに「コーチとして指導させていただいている中村心選手、安田祐香選手、青木瀬令奈選手の3人を、しっかりと優勝へ導くことが自分の一番の役目。ゴルフ界全体を盛り上げていけるよう、今後も精進してまいります」と腕をまくった。青木、安田、中村は今週23日(木)から開催される国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」に出場する。 大会初日の組み合わせ&スタート時間 国内女子ツアー ポイントランキング トップは1億超え 国内女子ツアーの賞金ランキング アマ必見 パットの名手が実践する”ティ刺しドリル”とは【大西翔太のHOTSHOT】 「キャディをしながらずっと勉強」 後藤あいが“瀬令奈塾”で学んだ匠の技

  • 【女子ゴルフ】都玲華がホステス大会でメラメラ 入念暑さ対策「氷のうダブル持ち」

    2026年07月22日 15:50
    ◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス プロアマ戦(22日、福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6485ヤード、パー72)  大会ホステスプロの都玲華(大東建託)は開幕前日、プロアマ戦でインコース9ホールをラウンド。「いつもお世話になっている大東建託さんの試合なので、頑張りたい気持ちはいつもにも増して強い。福岡も好きだし頑張りたい」。炎天下で元気いっぱいに意気込みを語った。  昨年大会は初日に51位と出遅れながら日に日に順位を上げ、最終結果は16位だった。「去年の今頃は、その前の週の明治安田で6位に入ったりして、いい感じでこの試合に入った」が、今年は開幕からトップ10入りがまだ一度もない。「春先よりは良くなって、戦えるぐらいにはなってきているけど、グリーン上でまだ決めきれない。パターの重さを変えたりして、重いグリーンに対応できるようにしたい」  本大会は各日のスタートを早朝6時に設定するなど、例年様々な暑さ対策が施されている。「夏は本当は嫌いだけど、夏の方が成績がいい。多分、苦手ではない」と涼しい顔。「氷のうをダブルで持ったり、扇風機と傘と、できるだけの対策はしてやっている。今日使ってみた冷却スプレーもよかった。多分、大丈夫」。基本は「氷のうダブル持ち」。両脇に挟んだり、頭や背中、足の付け根に当てながら体を冷やす。  昨年は所属先の先輩、渡辺彩香が優勝した。「すごいの一言。昨日の前夜祭で昨年の映像がずっと流れていて、何度見ても鳥肌が立った。私も思うものが大きかった。本当に尊敬する」と目を輝かせた。「どちらかというと耐える方が得意ではあるけど、そんなことを言っていたらダメ。しっかりついていきたい」。心は熱く、体を冷たく、初優勝を目指して行く。

  • 飛ばし屋・山路晶は0.75インチ短 吉本ひかるは44.5インチを使用 短尺化の時代が来る!?【ツアープロたちの“飛ばしギア”】

    2026年07月22日 15:42
    この夏は過去イチの飛距離を手に入れたい! アマチュアの永遠の願いをかなえるべく、ALBAでは『飛ばしフェス』を開催中。ツアーの現場から、女子プロの使用ドライバーを調査し、飛距離アップのコツをギアの面から探った。今回はシャフトの長さに注目した。 【写真】山路晶のドライバーの顔 ◇■山路晶は45.75→45インチと短くしてメリット大1998年度生まれの黄金世代で、ツアー屈指の飛距離を持つ山路晶。今季のドライビングディスタンスは6位(251.99ヤード)につけている。エースドライバーは契約するテーラーメイドの『Qi4D LS』にフジクラの『26ベンタスTRブルー』(5-S)を挿している。詳しく聞いてみると、「今年の途中からシャフトを短くしました」と、今季の序盤戦までは45.75インチだったものを45インチにしたという。 ゴルフショップに並ぶ各メーカーのドライバーは、45.5インチを基準にするモデルが多く、慣性モーメントの大きいモデルは46インチが基準というものもある。もちろんカスタムでシャフトの長さを選べるようになってはいるが、店頭に並ぶドライバーの大半は、45.5〜46インチ。山路のドライバーはそれよりも短いことになる。 昔からシャフトの長さは飛距離に直結し、1インチ伸ばせばヘッドスピードも約1m/s上がるとも言われている。2021年の「全米プロ」を制したフィル・ミケルソン(米国)は、『48インチ以内』というルール内の47.75インチを使って話題になった。これをきっかけに、飛距離を求めて国内の選手も46インチ以上の長尺を実践投入したり、テストする選手が増えた。 しかし、同年にR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)が『パターを除くクラブの長さが46インチを超えてはならない』というローカルルール新設を発表。2022年からプロトーナメントや主要アマチュア競技で、ドライバーは46インチ以内という制限が設けられた。 ルールで規制されるほど『長尺=飛距離アップ』が確立されたが、山路は逆の調整を行った。「(45.75インチは)少しつかまらないことがあったので、45インチをテストしたら良かったんです。飛距離は全然落ちないし、むしろミート率が上がって平均的に飛距離は出ています。コントロールも良くなったと思います」と短くしたことへのメリットを感じている。 ■吉本ひかるは46インチで振り遅れて飛距離ロス 今は44.5インチ市販品より短いシャフトを使っている選手はほかにもいる。ツアー1勝の吉本ひかるは、キャロウェイ『クアンタムMAX???』を使用しているが、昨季の46インチから今季は途中から44.5インチと短くしている。身長が152センチと小柄なこともあるが、かなり短い。 「昨年シャフトを長くしたのですが、かなり振り遅れていて、逆にヘッドスピードが落ちていました」と長尺化したことにより、逆に飛距離ロスをしていたという。「フェアウェイウッドまでは普通に打てるのに、ドライバーだけ良くないイメージがあったので、フェアウェイウッドに寄せる感覚で短くしました。短い方が振りやすいので、ヘッドスピードも上がりましたし、ミート率も上がりました」。短くしたことで、振りやすさを得られた。 昨年の年間女王の佐久間朱莉は、プロになる前からずっと45インチを使用している。ピンのプロ担当によると、クラブバランスもC9〜D0とやや軽めで、しっかり振り切るスイングが信条ということもあり、長さは変えていないという。 ■芯に当たらないと飛ばない これからはシャフト長を抑える時代!?この傾向についてギアに詳しいティーチングプロのQPこと関雅史は次のように解説する。「シャフトを伸ばせば物理的にヘッドスピードが上がるといわれますが、芯に当てるミート率が大切です。シャフトを長くすると少なからず振りにくさが出てくるので、ミート率が下がると飛距離は逆にロスします。女子ツアーで『C』バランスが増えているのと同じで、振りやすい長さならミート率も上がるので、平均的に飛距離が伸びる傾向にはあると思います。長尺は一発の飛びはあるかもしれませんが、安定的に飛距離伸ばすのは難しいと思います」。 男子プロの今平周吾や女子プロの古江彩佳、山下美夢有らが通常のショットでも短く握ることにも注目する。「ジュニアの頃からゴルフをやっているプロは、自分がどの長さで振ると当てやすいか、感覚的に分かっているのでわざわざ短く握っているのです。中島啓太プロが2023年に日本で賞金王を取ったときは44.75インチだったと聞きます。結局プロは一発の飛距離よりも安定して飛ばせる、振りやすい長さにしているということです」。 こんな話も教えてくれた。「あるメーカーによると、最近のアマチュアのニーズは飛距離と方向性だったら、方向性の方が高まっている、と」。ただ、ショップで並ぶのは長めのクラブが多い。「クラブを短くすることをネガティブに感じる人がいます。『短い=飛ばないクラブ』。そうしたイメージが市販のクラブの長さにつながっているのでしょう。やはり長いクラブは、背が高い人や手先を使わずにスイングできる人は合うと思いますが、日本人の一般的な体型なら45インチ程度が合うと思います。これからはドライバーの長さは抑える時代に入るんじゃないかと、私は思います」。 短尺化の流れが来ると推測するQP。今使っているドライバーに問題を感じなければ変える必要はないが、ミスが多いとか曲がるなどと感じるならシャフトを短くすることを試してみるのもいいだろう。 それでも、いきなりシャフトカットするのは勇気がいるもの。「例えば今使っているクラブが45.5インチなら、指2本分余らせて握ると45インチ相当になります。短く握って当てやすいと思ったら、長さは調整したほうがいいと思います。芯に当てることが大事ですので、短くなったら飛ばないかといったらそうでもありません。飛距離の最大値、一発の飛びを求めるのは厳しいかもしれませんが、当てやすさを重視することは大切な飛ばしの要素です」。 1インチは2.54センチ、0.75インチは約1.9センチ、0.5インチ約1.3センチ。このわずかな差でも、結果が大きく変わることもある。まずは短く握って振り感を試してみると、自分に合った長さが見つかりそうだ。 ■解説・関雅史 せき・まさし/QPさんの愛称でおなじみのティーチングプロ。最新のクラブ性能に詳しく、ギアの性能を生かすスイング指導も高く評価されている。自身のスタジオ「ゴルフフィールズ」でのフィッティングとレッスンは予約が取りづらいほど大人気。 【ツアープロのギア】女子ツアーに流行る『C』バランスは飛ばしの潮流 【ツアープロのギア】菅楓華は9度→10.5度 ハイロフト時代へ 【50歳からの飛ばし】復活のドロー・田中秀道  シニア世代の 飛ばし方 【女子プロ先生】森田理香子の夏期講習「飛ばしは アドレスが9割や!」 ドラコン女子・松浦美侑 ワンポイントで 即効変わる! 非力の飛ばし術