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2026年07月26日 05:01
「阪神1−5巨人」(25日、甲子園球場) 巨人は阪神に連勝し、前半戦の首位ターンが決まった。2020年以来6年ぶりとなるセ・リーグ一番乗りでの50勝目も挙げた。 橋上監督代行は「まだまだ途中ですから」と足元を見つめた上で、「マイナスでないことが良かった。順位に関しては、いいところで戦えている」と説明。残り52試合。「最終的に終わった時にどうなっているかが一番大事」と表情を引き締めた。
2026年07月26日 07:00
25日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した笘篠賢治氏が、阪神戦に先発し7勝目を挙げた巨人・竹丸和幸について言及した。
竹丸は2回と3回に満塁のピンチを招いたが、3回に元山飛優に打たれた犠飛による1失点で凌ぐ。すると、4回に打線が4点を奪い逆転してもらうと、4回、5回、6回は三者凡退に片づけ、6回・99球、4被安打、5奪三振、3与四死球、1失点で7勝目を手にした。
笘篠氏は「1回、2回、3回とピンチを背負ったんですけど、そこで1失点で終えた。まずはこれがゲームを作れた要因。味方が逆転してもらった後は4回、5回、6回、パーフェクトピッチング。しっかりゲームを作って、後ろのピッチャーにバトンタッチする。勝てるピッチャー。右バッターの膝もと、左バッターのアウトロー、ここのコントロール、精度が見事でした。痺れました」と絶賛した。
「前半で7勝ということは新人王、2桁の条件がありますよね、チームの優勝とともに、自分自身の新人王に向けてすごく大きな1勝になったと思いますね」と振り返った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月26日 06:50
ロッテのドラフト3位・奥村頼人(横浜高)は、6月17日のオイシックス戦以来となる二軍公式戦登板となった7月19日の巨人二軍戦、先頭打者に四球を与えたものの、1回・15球を投げ、0被安打、2奪三振、1与四球、無失点に抑えた。
ここ最近の登板ではストレートで空振りを奪えている。7月19日の巨人二軍戦でも、5−2の8回二死一塁で浅野翔吾に投じた初球141キロストレートで空振りを奪い、2球目142キロ外角ストレート空振り、3球目の144キロストレートで見逃し三振に仕留めた。
6月17日のオイシックス戦でバッテリーを組み、開幕から一軍でプレーする松川虎生は奥村について「まっすぐはすごく良いものを持っていると思うんですけど、投げるところというか、入ってくるところが変化球と差があるので、低めにキャッチャーに向かって投げてくれればいいかなという話はしています。そこは一緒に話し合いながらやっていると思います」と評価した。
奥村は「松川さんに言われたのは、コースよりは高さを気を付けて投げた方が良いと言われたので、それを意識してこの間の試合は高さを意識して投げていました。そのコースは外れずに高さをしっかり低いところに、被打率の低いところに投げられたので、そこは助言をもらって素直にやれたので良かったと思います」と、巨人二軍戦で松川からの助言を活かした。
自身のストレートについて「ストライクをとりに行かずに思いっきり腕を振って投げることが一番大事だと思うので、コントロールというか、いいところに投げようと意識せずに自分の球をストライクゾーンに投げ込むことが一番大事。それを意識してやっています」と明かす。
変化球では同日の巨人戦、5−2の8回無死一塁でリチャードに1ボール1ストライクから投じた空振りを奪った3球目の124キロチェンジアップが良い抜け。続く空振り三振を奪った4球目の123キロチェンジアップはストライクゾーンからボールゾーンに良い落ちだった。チェンジアップはカウント球と決め球で投げ分けしているのだろうかーー。
「投げ分けは多少はしているんですけど、変化量が少ない方がコントロールがしやすい。カウントをとって決め球に行くときはカウントが有利だったので、思い切って落としに行って三振が取れたという感じですね」
その他の変化球に関しても、「最近変化球でストライクが取れる確率が高くなっているので、まっすぐが良かったら変化球も良くなるというか、まっすぐを投げられれば変化球も投げられる印象があります。まっすぐがゾーンに入っていれば、いつでも変化球は投げられるなと思うので、最近はストライク率が上がってきたので変化球もストライク率、狙ったところに行く確率は上がっていくかなと思います」と分析した。
登板ごとに課題をクリアし、成長した姿を見せる。「空振りを取れるまっすぐが持ち味だと思うので、そこは継続してやっていきながら、四球をなくしていかないといけない。この間のように四球は一番もったいないと思うので、それならヒットを打たれる方がマシというか、出し方としてはリズムが良いと思うので、しっかりゾーンでバッターと勝負していって投げていければいいなと思います」。その中で、前回登板は先頭打者に四球を与えながら、ゼロに抑えられたことは収穫なのだろうかーー。
「ランナーを出してからも変わらずに投げ続けることができた。クイックが課題でもあったので、そこをしっかり投げられたのは収穫であるなと思います」
将来一軍の舞台で活躍するため、今は課題を持って日々過ごしている。
取材・文=岩下雄太
2026年07月26日 06:00
「ヤクルト2−1広島」(25日、神宮球場)
広島が2試合連続のサヨナラ負けを喫し、借金が今季ワーストを更新する「16」に膨らんだ。延長十回1死満塁で、遠藤淳志投手(27)が古賀に右犠飛を浴び、試合を決められた。打線を大幅に組み替えて臨んだ一戦は、九回2死まで無得点に抑え込まれるも、秋山翔吾外野手(38)が土壇場で同点適時打を放ったが、勝利にはつながらなかった。前半戦の最終戦となる26日は勝利で締めくくりたい。
2夜連続で屈辱的な光景を見せつけられた。沸き立つ緑に染まったスタンドを尻目に、カープナインが重い足取りでクラブハウスへと引き揚げていく。サヨナラ負けは12球団ワーストタイの今季7度目。新井監督は「何とか勝ちたかった」と悔しさをにじませた。
1−1で迎えた延長十回。4番手・遠藤がマウンドへ上がった。先頭の塩見に左中間への二塁打を浴びると、続く長岡への初球を投じる前に二塁けん制を試みるも、足が絡まりボークの判定。2者連続の申告敬遠で無死満塁とし、赤羽から空振り三振を奪うも、古賀に右犠飛を浴び、2試合連続のサヨナラ負けを喫した。
遠藤は24日の試合でも1点リードの八回に古賀に同点の1号ソロを被弾しており、2戦連続で痛恨の失点。今季リリーフとしてチームを支えている右腕に対し、指揮官は「評価は変わらない」と変わらぬ信頼を寄せた。
諦めず声をからした鯉党の思いがようやく届いたのは、1点を追う九回だった。キハダに対し、2死一、二塁の好機をつくると打席には秋山。「ある程度の対策を持ってやりました」と、1ストライクから2球目の直球を捉えた打球は、ホーム付近で大きく弾み左前へ。二走・前川が勢いよくスライディングでホームを踏むと、赤く染まった左翼席が大きく揺れた。
ベテランが土壇場で意地の同点打を放つも、大幅に組み替えた打線が機能しなかった。新井監督は「菊(池)は疲労を考慮して。小園も体が重そうだった」と判断し、2人はベンチスタート。秋山を2試合ぶりのスタメンとなる1番、24日に猛打賞をマークしていた名原はプロ初の5番、二俣を今季初の遊撃で起用したが、プロ初登板の西舘に苦戦し、ホームが遠い展開が続いてしまった。
痛すぎる連敗で借金は今季ワーストを更新する「16」まで膨らんだ。7月は7勝11敗1分となり、月間負け越しが決定。目を背けたくなる数字が並んでいるが、下を向いている暇はない。26日は前半戦の最終戦。指揮官は、「明日は勝って前半戦を締めくくりたい」と前を向いた。波に乗れないまま迎える今季の折り返し地点。ここからの巻き返しを信じるファンのためにも勝利を届けたい。
2026年07月26日 05:01
野球日本代表「侍ジャパン」新監督に元ロッテ監督の井口資仁氏(51)が就任することが25日、発表され、東京都内で記者会見が行われた。
2026年07月26日 05:01
「阪神1−5巨人」(25日、甲子園球場)
阪神は2夜連続の逆転負けで2連敗を喫し、巨人に首位を明け渡した。悔しい敗戦の中、ドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=がマルチ安打をマーク。巨人戦は19打数9安打、打率・474とGキラーぶりを見せつけている。
打ち鳴らした快音に、満足感はない。立石の胸にこみ上げたのは好機での凡退。「チャンスで一本出たら、また試合の展開も変わったかなと思います」と唇をかむ。それでも、伝統の一戦で示した存在感は色あせない。うだるような暑さに包まれた真夏のナイター。宿敵相手に響かせた2本の快音が、見る者に爽快感を与えた。
いきなり魅せた。二回1死一塁で竹丸から右前打。4球目を追っつけるようにコンタクトした打球は一、二塁間をしぶとく破った。3戦ぶりのスタメンで好機を広げた。
出場4戦ぶりの安打で滑り出すと、4点を追う九回は先頭で森田から左前にはじき返した。立石らしい痛烈な打球に、スタンドの熱気が増幅。2ストライクからの一打に「割り切って、しっかり打ちに行きながら判断していこうと思ったので、良かったです」と汗を拭った。
これで巨人戦は19打数9安打、打率・474の高打率を誇る。同戦は5試合の出場で、無安打だったのは代打出場の1試合のみ。ライバルチームに対する好相性ぶりは今後に向けても頼もしい。この日の2安打はともに左腕からで、対左投手には34打数13安打、打率・382。“巨人キラー”に加え“左キラー”としての片りんも見せた。
本人が悔やんだのは三回の打席。1点を先制し、なおも2死一、二塁で右飛に倒れた。「点が取れそうで、結局1点止まりだったので。その後に点を取られてますし、あの打席が一番チャンスがあったと思う」と冷静に自己分析した。
劣勢の中、勝利への執念を燃やした若虎の姿を藤川監督も評価。「(痛烈な)左翼線のファウルとかね、いいファウルだったのかなと思います。もっともっと大きく、いってもらいたいので」と背中を押した。
26日は前半戦最終戦。同一カード3連敗だけは阻みたい。「(出場の)チャンスがあれば、しっかり振っていきたいと思います」と立石。自慢のバットでスタンドを揺らし、白星を支えていく。
2026年07月26日 05:01
阪神の平田勝男2軍監督(66)が25日、SGLでの全体練習後に前半戦を総括し、後半戦も1軍戦力となる若手選手を育てあげることを誓った。今季はここまで嶋村、福島、今朝丸、下村など、初出場、初登板の選手を1軍へ送り込んできた。現在も1軍帯同中の若手は多く、2軍監督としての責任を果たしている。
「1軍に若い選手を上げてもらって、今もまだ1軍で活躍したりしてる選手もいる」とここまでの戦いぶりに手応えを得た。さらに「1軍が8、9月に勝負が懸かってくる。故障者を含めて、戦力を送り込むというか、(1軍と)コミュニケーションを取ることが我々の(仕事)」とさらなる若手の供給を約束した。
リハビリ組として2軍調整を行っている石井、湯浅、前川ら3人については「後半に向けて順調にいってますよ」と近々の実戦復帰を示唆した。「個々の力をつけるということ。それを継続してやっていく」。1軍も2軍も、目指すところは一つ。若手の力を見極め、1軍戦力となる原石を発掘していく。
2026年07月26日 05:01
「阪神1−5巨人」(25日、甲子園球場)
3連敗阻止はエースに託された。26日の巨人戦(甲子園)に先発する阪神の村上頌樹投手(28)が25日、前半戦最終登板を勝利で締めくくると誓った。首位攻防戦の重要な一戦を託され「全部大事な試合。自分が投げる試合は勝てるように頑張りたい」と自覚十分だ。
ここまで7勝5敗、防御率2・03と先発としての役割を果たしてきた。特にクオリティースタート(6回以上、自責3以下)は登板17試合中、16試合と試合を作る能力が優れている。「先発投手の役割はそこだと思っているので、明日もしっかりできるように準備したい」と力を込めた。
昨季投手3冠を達成し、今年は「イニング数は先発投手として目標。180くらいは投げたい」と意気込む。すでにチームトップの115回1/3を投げており、目標達成に向け、26日は球数を少なく巨人打線を抑えたい。
24日は才木が完封目前でダルベックに逆転2ランを浴びたが、この好投に刺激を受けた。「すごいピッチングしてるなって。打たれてから落ち込むことなく次のバッターを三振で斬った。自分もああいういいピッチングしたい」と誓った。
この日はキャッチボールなどで調整した。チームは宿敵に連敗を喫して首位陥落。重苦しい雰囲気が漂う中、前半戦ラストゲームは勝って締めたい。「後半戦いいスタートを切れるように。いい形で投げきりたい」。このままでは終われない。猛虎の意地を見せる。
2026年07月26日 05:01
野球日本代表「侍ジャパン」新監督に元ロッテ監督の井口資仁氏(51)が就任することが25日、発表され、東京都内で記者会見が行われた。
2026年07月26日 05:01
「阪神1−5巨人」(25日、甲子園球場)
手放しで喜べない“明”と、重すぎる“暗”がはっきりと出た。4試合連続スタメンの阪神・元山は移籍後初打点を挙げたが、遊撃守備でも今季初失策。「伊原に申し訳なかった」と、先発投手を守備で支えることができず悔しさをにじませた。
その失策は手痛い場面で生まれてしまった。四回、伊原がダルベックに同点ソロを浴び、その後無死一塁とされた場面。「しっかり守る気持ちが強すぎて、攻めきれなかった」と、小浜のゴロを痛恨のファンブル。併殺と思われた打球で無死一、二塁を招き、その後3点を勝ち越された。
三回に1死満塁で巡ってきた打席では、しっかり犠飛を放ち、先制点を挙げた。ただ、「最低限はできましたけど…」と満足せず。「次の打者のことを考えたら、ヒットを狙ってつなぐべき」と、1点を取る代わりに2死の状況にしてしまったことを悔いた。聖地で味わった攻守の反省。それを胸に刻み、力強く戦うのみだ。
2026年07月26日 05:01
「阪神1−5巨人」(25日、甲子園球場)
阪神は2夜連続の逆転負けで2連敗を喫し、巨人に首位を明け渡した。連続カード勝ち越しは5でストップ。直近5試合でクリーンアップは計4打点。頼みの森下翔太外野手(25)と佐藤輝明内野手(27)は低空飛行が続く。前半戦首位ターンへ、球宴前最後の26日こそは白星で締めてくれ!
リーグ連覇に向けた試練の時を、藤川監督は「我慢」と表現した。本拠地で迎えた前半戦ラストカード、宿敵と相対する首位攻防戦で連敗。試合後は一塁線上に整列し、超満員のスタンドに頭を下げた。18日ぶりの首位陥落。胸を占める悔しさを押し殺しながら、言い聞かせるように語った。
「とにかくジタバタせずにやっていく」。試合を振り返れば紙一重の展開が続く。二回、立ち上がりで制球が不安定だった巨人の先発・竹丸から、四球と立石、伏見の連打で1死満塁を作った。だが、続く投手・伊原が見逃し三振に倒れると、近本も中飛で無得点。好機であと一本が出ない。
続く三回には、1死から森下の安打後、佐藤輝が左手首付近に死球を受けた。実に24年9月6日・ヤクルト戦以来。4番は試合後、「ケガをしなくてよかった」と軽症を強調した。さらに大山の四球で1死満塁とし、元山の左犠飛で1点を先制したが、続く立石は右飛で終了。追加点が遠い。
「ここのところ立ち上がりからベースを埋めていくまではいけてるんですが、打線の流れとかつながりですね。これは我慢が必要だと思います」
各選手、疲労はピーク。好不調の波もある。ただ、開幕前から指揮官がキーマンに指名した3、4、5番の主軸の打席結果は、そのままチームの成績に直結する。直近5試合、森下が19打数2安打、2打点で打率・105。佐藤輝も19打数1安打、0打点で同・053と快音が止まっている。
リーグトップ12死球の森下を含め、他球団からすれば最重要警戒の2人。藤川監督も「セ・リーグで一番与死球が多いのは巨人」と話すように、今季43死球と厳しく内を突いてくる。強打者の宿命か。森下が「明日、取らないといけないと思うので、全力を尽くします」と話せば、佐藤輝も「序盤というか、点を取らないといけないので頑張ります」と前を向く。
一方、投手陣は今季ワーストの8試合連続、計12被弾。天敵のダルベックには7本塁打と対策が急務だ。「課題として取り組むしかない。もちろん、そのままにはなってはいけない」とした上で、とにかく明日1試合、いい状態にしてチームとして臨む。いい勝負をしましょう」と前を向いた。勝てば3年連続の首位ターンが決まる一戦。甲子園で3連敗は避けたい。
◆100三振 佐藤輝が八回の空振り三振で6年連続。ヤクルト・広沢克実(1985年から92年)の8年に次ぐ。
2026年07月26日 05:01
「中日0−5DeNA」(25日、バンテリンドームナゴヤ)
ワイルドなドレッドヘアを揺らし、新助っ投のDeNA・ビドは腕を振った。粘りの投球で5回5安打無失点。来日初勝利を挙げ、チームの連敗を止めた。
「ピンチが多かったんですけど、チームメートに救ってもらいながら自分がゼロに抑えられたらという気持ちで投げました」。毎回走者を出しながらも本塁は踏ませない。四回以外はいずれも最後の打者を三振でフィニッシュ。最速151キロの直球にスライダー、ツーシームなどを散らしながら要所を締めた。
来日して1カ月余り。好きな日本食は「ヤキニク」、好きな日本語は「アリガトウ」と即答する。主将の筒香や女房役の松尾らとコミュニケーションを交わし、新天地にも溶け込みつつある。
先発陣はコックス、デュプランティエが故障が癒えず退団し、石田裕がコンディション不良で離脱と苦しい状況にある。そんな事情の中、ビドが後半戦のチームを救う。
◆オスバルド・ビド(Osvaldo Bido)1995年10月18日生まれ、ドミニカ共和国ロスイダルゴス出身。30歳。190センチ、79キロ。右投げ右打ち。17年にパイレーツと契約し米球界入りし、23年にメジャーデビュー。その後アスレチックス−ブレーブス−ホワイトソックスに在籍。メジャー通算69試合、11試合13敗、防御率5・17。今季6月16日にDeNA入り。
2026年07月26日 05:01
巨人・小笠原が移籍2勝目を目指し、26日に初の伝統の一戦を迎える。
2026年07月26日 05:01
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回はオールスター史上最長イニングの試合を取り上げる。
◇ ◇
1952年のオールスターは、西宮球場での第1戦が2日間続けて中止となり、ようやく7月3日に行われた。なおこの年、長嶋茂雄と野村克也はまだ高校2年生。王貞治は小学6年生という時代だ。
午後2時6分に試合が始まった。全セは四回表、川上哲治(巨人)と藤村富美男(阪神)がニューベリー(阪急)に連続タイムリーを浴びせ、2点を先制した。六回裏に全パは、蔭山和夫(南海)が金田正一(国鉄)から2ランを放って追いついた。
ここから試合は、完全な膠着(こうちゃく)状態に入る。散発的に安打や四球こそ出るものの、得点には至らない。両軍とも追加点はなく、スコアボードにはひたすら0のみが並んでゆく。試合は2−2で引き分けとなった。延長イニングは、実に21回に及んだ。
1950年にセントラルとパシフィックの2リーグが発足し、両軍にはライバル意識が満ちていた。お祭りムードの現在の球宴とは全く異なる真剣勝負に、2万3139人のファンが酔いしれた。
なお公式戦の最長イニングは、1リーグ時代の42年5月24日の大洋(現DeNAとは別球団)−名古屋(現中日)の28回。延長に関する現行の規定が大幅に変わることは考えにくく、これらの記録は永遠に残るに違いない。(デイリースポーツ・高野 勲)
答え…1952年第1戦の21回
2026年07月26日 05:01
「日本ハム4−3楽天」(25日、エスコンフィールド)
「持ってる男」がまた決めた。日本ハム・奈良間のバットが今季3度目のサヨナラ勝ちをもたらした。同点の九回1死二塁から中越え二塁打。自身にとっては今季2度目のサヨナラ打に「ここで打てばヒーローやなって思った」と声を弾ませた。
途中出場で2打点と勝負強さを発揮した。1点を追う七回1死三塁では代打で登場して中犠飛。「事を起こしてくれそうなのは誰?」と横尾打撃コーチに相談して起用を決めた新庄監督は「奈良間君、ありがとう」と拍手でたたえた。
指揮官から元日にSNSで届いた「とにかく芯に当てることを心がけて」という助言を守り、打撃でも存在感を示している。「本当にいいアドバイスをもらえた」と感謝した奈良間は、得点圏での代打起用に「うれしかった。マジで今日はやってやるぞと思いました」。意気に感じたいぶし銀の働きがキラリと光った白星だった。
2026年07月26日 05:01
「ヤクルト2−1広島」(25日、神宮球場)
ヤクルトは2試合連続の劇的な延長サヨナラ勝ちで、今月初の3連勝を飾った。1−1の延長十回。先頭の塩見の二塁打から好機を広げ、1死満塁の場面で送られた代打・古賀が「何とか決めようと打席に立った」と決勝の右犠飛を放った。
池山監督は笑みを浮かべて「しっかり勝ち切れたことが大きいのかなと思う」と振り返っていた。