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広島また“3連勝の壁”10度目 マルチの佐々木「勝ちにこだわりたい」 新井監督は「内容的には明日につながるかな」

2026年08月02日 06:00

 「広島1−7中日」(1日、マツダスタジアム)  広島の佐々木泰内野手(23)が8月初戦でマルチ安打をマークした。7月を月間打率・356で終えた男が8月戦線での好調継続を予感させる活躍。チームは大敗を喫して連勝が2で止まり、またしても“3連勝の壁”にぶち当たった。最下位・中日とは再び1差。成長著しい背番号10、反攻の旗手となってくれ!  高まる期待値に応える2安打だ。鋭い当たりを飛ばしたかと思えば、詰まりながら外野に運ぶパワーと技術の合わさった安打も披露。凡打でも内容があった。佐々木は「今日はヒットになった1、2打席目以外にも良い打席があった。そういう打席を増やしていけるようにやっていきたい」と力を込めた。  まずは二回無死一塁で迎えた1打席目。相手先発の左腕・マラーが投じた2球目の直球を捉えて一、二塁間を破っていく右前打で好機を演出した。「初球にカーブが来て、内角のカットを意識しながらうまく良い感じに逆方向に飛んだ」。狙いとは違った球でも反応で打ち返せるのは好調である証し。「良いヒットだったなと思う」と胸を張った。  さらに0−5の四回1死一塁では厳しい内角攻めに遭いながらも、最後は内角直球を中前に運ぶ一打。「良い反応ができたかなと思う」とうなずいた。一方で右翼守備では三回2死二塁での右前打で二走の生還を許し、「もっとチャージやバウンドを合わせる位置だったりというところは突き詰めてやる必要があると思う」と課題も口にした。  7月は18試合の出場で16安打をマークし、月間打率・356で終えた。7月26日・ヤクルト戦(神宮)では決勝の勝ち越し打を含むプロ初の猛打賞も記録。今季は開幕4番も、一時は2軍での再調整も経験した。試行錯誤を重ねた末、「低く強い打球」を放つことを打撃の理想に掲げつつ、状態を上げてきた。  7月30日の全体練習では新井監督から直接指導も受け、現状の取り組みにも太鼓判を押された。新人年の昨季も月間打率・281だった8月に入り、「本当に一打席一打席、一球一球大切に、勝ちにこだわってやっていきたいという思いが一番強い」と闘志を燃やす。  チームは連勝が2でストップ。3連勝の懸かった試合は10連敗となり、開幕カード以来の3連勝が遠い。最下位・中日とは再び1差になった中、新井監督は打線について、「捉えた当たりも多かった。内容的には明日につながるかな」と前を向いた。一進一退の戦いが続く直近のカープ。頼もしさ増す佐々木の打棒を足掛かりに勢いづいていきたい。

  • 野球
  • スクーバル獲得の舞台裏 “悪の帝国”批判に「強く反対する」…ド軍幹部が明かした緊迫の数日間

    2026年08月03日 10:47
    ドジャースが2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバルを獲得  ドジャースは2日(日本時間3日)、タイガースのタリク・スクーバル投手をトレード獲得したと発表した。ワールドシリーズ3連覇へ向けて、2年連続サイ・ヤング賞左腕を獲得する大型補強。チーム編成を統括するアンドリュー・フリードマン編成本部長が報道陣の取材に応じ、電撃トレード成立に至る舞台裏と決断の背景を語った。 「いつ決着するか分からない状態だった」  フリードマン氏は緊迫した交渉の数日間をそう振り返る。本格的に動きを見せたのは7月31日(同8月1日)の金曜日。「双方の意見交換がより活発になり、さまざまな会話が一気に加速した」と明かす。  先発陣には信頼を寄せつつも、シーズン終盤やポストシーズンの情勢は不透明だ。「チームの優勝する確率を大きく引き上げられるトップクラスの選手が獲得可能な状態であれば、我々はアグレッシブに動き、最高のポジションを目指すまでだ」と強調。強い意志で交渉に臨んだ。  タイガース側とのやり取りは最後まで予断を許さず、「感情が高ぶりすぎたり落ち込んだりしないよう、静かに結果を待っていた」という。潮目が変わったのは1日(同2日)のレッドソックス戦中だった。「正式に獲得の報告を受けた」。トレード期限が迫る中での合意劇を明かした。  交換要員は、27歳のリバー・ライアン投手、球団傘下トップクラスの有望株であるザイロ・ホープ外野手、21歳のブレイディ・スミス投手。有望な若手選手を手放す出血を伴ったが、「現在のチームの核が置かれている状況とこのタイミングを考慮した時、リスクを取ることが最も理にかなっている」と説明した。  一方、「球界を壊している」などの大型補強への批判や反発に対しては「その意見には強く反対する」と即座に反論。「これは、毎日5万人集まって熱狂的に応援してくれるファン、そして世界一を目指して全力を尽くしているクラブハウスの選手たちとの深い結びつきによるものだ」と語り、スカウトや育成など球団全体の努力の成果だと胸を張った。  大谷翔平投手らの復帰プロセスにも言及。「シーズン終盤に全員が健康で強い状態で揃い、誰を登板させるかという最高に贅沢な悩みを抱えられるのがベストだ」と笑みを浮かべた。  朗報を受けたチーム内は歓喜に包まれたという。スクーバルについて、「昨年のポストシーズンで見せた圧倒的な投球、あのエネルギーとマウンドでの支配力は素晴らしかった。彼がドジャースのユニホームを着て投げる姿を見るのが、今から待ちきれない」。常勝軍団の頂点を見据え、言葉に力を込めた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

  • カブス、5年連続2桁勝利の右腕ゴーズマンを獲得 昨季WS進出のブルージェイズは‟売り手”に

    2026年08月03日 10:29
     現地時間2日、シカゴ・カブスがトロント・ブルージェイズとのトレードを成立させたと『ジ・アスレチック』のミッチ・バノン記者が報道。ケビン・ゴーズマン投手(35)を獲得した。  ゴーズマンは2012年のドラフト1巡目指名でオリオールズに入団し、翌2013年にMLBデビュー。2021年にはジャイアンツで自己最多の14勝を挙げ、同年から5年連続で2桁勝利を達成。オールスターゲームにも2度選出され、通算117勝の実績を持つ。  2022年から5年契約でブルージェイズに加入し、翌2023年にはア・リーグ最多237奪三振で初のタイトルを獲得。一度も負傷者リストに入ることなく4年半に渡ってローテーションを守り続け、昨季は球団32年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献した。今季は23先発で5勝10敗、防御率4.38をマークしている。  ゴーズマンは今季終了後のFAを予定。カブスは対価として球団13位有望株のタイ・サウスシーン内野手、同21位のブレット・ベイトマン外野手を放出した。  カブスは同2日の試合を終えて63勝49敗を記録。地区首位ブリュワーズまで6.5ゲーム差がついているものの、ワイルドカード1番手として2年連続のポストシーズン進出を射程圏内に捉えている。今永昇太ら擁する先発ローテーションに実績豊富な右腕が加わった。  一方のブルージェイズは52勝60敗でア・リーグ東地区の最下位。昨季はア・リーグ優勝を成し遂げたが、今夏のトレード期限では“売り手”として主力の放出に踏み切ることとなった。

  • 横浜 最速157キロの織田が甲子園練習 聖隷クリストファー・高部「本当に圧倒的」 マウンドでの投球に感嘆

    2026年08月03日 10:18
     第108回全国高校野球選手権大会の甲子園練習が3日、甲子園球場で行われ、4季連続甲子園出場の横浜が登場した。  今秋ドラフト候補の最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)はマウンドの感触を確かめ、センバツ以来の聖地に「何回来ても初心に戻れると言いますか、自分としては本当に原点であり思い出の場所なので、そういった気持ちを持ってマウンドに上がるようにした」と思いを語った。  1日に行われた組み合わせ抽選会では第6日の2試合目で昨夏Vの沖縄尚学と対戦することが決まった。初戦で強豪校と当たるがエースは平常心。「どこが来ようと自分たちがやるべきことは変わらない。しっかりバッターを見つつ、自分らしく投球したい」と意気込んだ。  織田は甲子園のマウンドで練習時間終盤に10球ほど投げ込み調整。その間、次に練習を行う聖隷クリストファーが一塁側に整列して織田の姿を見つめる一幕があった。  聖隷クリストファーのエースで最速150キロ左腕の高部陸投手(3年)は、横浜のエース右腕の投球に「球の速さは本当に圧倒的。あのスピードボールは魅力的だなって思う」と感嘆。織田とは今年行われたU18高校日本代表の候補合宿で少し会話を交わしたと言う。高部は「意外と本当に優しくて話しやすい」と印象を話し、自身は「思う存分楽しんでプレーしたい」と力を込めた。

  • ロッテ、ZOZOマリンに来場する子供達への熱中症対策実施

    2026年08月03日 10:07
     ロッテは3日、暑熱対策に関する知見を有するダイキン工業株式会社によるサポートのもと、8月4日の西武戦(18時00分試合開始)からZOZOマリンスタジアムに来場する子供達に新たな熱中症対策を実施すると発表した。

  • ド軍スクーバルの影響で「奇妙な光景」 カーショー氏も驚愕…試合中に“異例”のやり取り

    2026年08月03日 10:01
    スクーバルがドジャースに合流 【MLB】ドジャース ー Rソックス(日本時間3日・ロサンゼルス)  タイガースからドジャースへの移籍が決まったタリク・スクーバル投手が2日(日本時間3日)、チームに合流。この日行われているレッドソックス戦の試合中に、ベンチに姿を現し、デーブ・ロバーツ監督や大谷翔平投手らと対面を果たした。  試合を中継した米放送局「NBCスポーツ」で実況を務めるジェイソン・べネッティ氏は「スクーバルが球場に到着し、たった今投手交代を命じた指揮官に挨拶をしていました」と最強左腕が登場したことを紹介。スクーバルは、3回表の途中にベンチに登場し、ロバーツ監督と笑顔で会話を交わした。  ベンチレポーターを務めた元ドジャースのクレイトン・カーショー氏はこの光景に驚き。放送席から感想を求められると「(ドジャーブルーを纏っているのは)奇妙だよ。とても奇妙だけど、ここにいる人はすぐに慣れるだろうね(笑)」と語った。べネッティ氏も「これは奇妙な光景ですね」と共感。「試合中に、誰かがタリク・スクーバルに「初めまして。Nice to meet you』と、挨拶をしているんですよ」と、ドジャースベンチで繰り広げられたやり取りに注目していた。  ドジャースは2日(同3日)、2年連続でサイ・ヤング賞に輝いたスクーバルをトレードで獲得したと発表。タイガースには、リバー・ライアン投手、ブレイディ・スミス投手、ザイロ・ホープ外野手の有望株3人が移籍することが決まった。  今季スクーバルは、タイガースで16試合に先発し、7勝5敗、防御率2.79の成績。ドジャースでは先発ローテーションの一角を担う活躍が期待される。(Full-Count編集部)

  • 西武、miwaがセレモニアルピッチ「バウンドしてしまい悔しいです」

    2026年08月03日 10:00
     2日に開催された西武−オリックス(ベルーナドーム)の試合前にシンガーソングライターのmiwaさんがセレモニアルピッチに登場した。 ▼ miwa 「直前の2日間、30分ほど投げ込みを行いノーバウンドで届くように練習しましたが、バウンドしてしまい悔しいです。めっちゃ緊張して力んじゃいました。試合後のライブは本業なので、ファンの皆さまと一緒に盛り上がっていけたらと思います!私もライオンズを応援していきます!」

  • 楽天、8月12日のオリックス戦で宮城県出身のプロゴルファー 大須賀望選手がセレモニアルピッチ

    2026年08月03日 09:44
     楽天は2日、8月12日のオリックス戦で宮城県出身のプロゴルファー大須賀望選手がセレモニアルピッチを行うことになったと発表した。 ▼ 大須賀望 「今回、楽天イーグルスの試合で、初めてセレモニアルピッチの機会をいただき、とても嬉しく思います。女子とは思えないストライクボールを投げられるように頑張ります。(笑)」

  • ロッテ、8月9日のオリックス戦で「キャンプ地 都城DAY」を実施 キャンプ地都城のマーチを来場者先着20,000名に配布

    2026年08月03日 09:40
     ロッテは2日、8月9日にZOZOマリンスタジアムで開催するオリックス戦で、「キャンプ地 都城DAY」を実施し、都城市が製作したオリジナルデザインのコアラのマーチ「キャンプ地都城のマーチ」を来場者先着20,000名に配布することになったと発表した。

  • ド軍戦直前に“消えた”25歳「大丈夫か?」 最強左腕が加入も…予期せぬ事態に「ヤバいよ」

    2026年08月03日 09:26
    ラッシングが試合前に急遽欠場 【MLB】ドジャース ー Rソックス(日本時間3日・ロサンゼルス)  ドジャースは2日(日本時間3日)、本拠地でレッドソックスと対戦。ダルトン・ラッシング捕手が先発オーダーに入っていたが、試合直前に急遽欠場した。ファンからは「大丈夫か?」「怪我となると本気で厳しい」と心配する声が飛び交った。  ラッシングは「9番・捕手」でスタメンに名を連ねていた。しかし試合開始数分前に、エリエセル・アルフォンゾJr.捕手と交代。球団は公式X(旧ツイッター)を更新し「ダルトン・ラッシングは(右)腕の軽度の炎症(痛み)で本日スタメンを外れた」と発表した。  地元紙「カリフォルニア・ポスト」のドジャース番を務めるジャック・ハリス記者は、関係者の言葉を自身のXで紹介。「関係者によると、腕(の問題)を対処中だ。チームは大事をとる(判断を下した)」と、決断の裏側について触れた。  正捕手のウィル・スミスは6月前半から怪我で離脱しており、25歳のラッシングが代役を務めてきた。ここまで打率.253、12本塁打、36打点、OPS.809を残すなど、打撃でも貢献度が高かっただけに突然の交代にファンは騒然。SNS上には「ラッシングまでいなくなったらヤバいよ」「心配やな」「軽度であることを祈る」「ラッシングも離脱ならラッチマン取らざるを得ない」などの声が寄せられていた。  ドジャースはこの日、タイガースからタリク・スクーバル投手をトレードで獲得したと発表。ワールドシリーズ3連覇に向けて、大型補強に踏み切った。“正捕手”の代わりを務めてきたラッシングが離脱となると、捕手の補強も急務となりそうだ。(Full-Count編集部)

  • レッドソックス・吉田正尚が2週間ぶりの5号ソロ 初回先制打に続いて2打点の活躍

    2026年08月03日 09:23
     ボストン・レッドソックスの吉田正尚外野手(32)が現地時間2日、敵地でのドジャース戦に「5番・指名打者」で先発出場。同7月17日のレイズ戦以来、出場14試合ぶりの5号本塁打を放った。  吉田は初回、二死一、二塁の好機で第1打席を迎えると、先発右腕シーハンのスライダーを三遊間真ん中に運んで先制の左前適時打。6番ケイレブ・ダービンも適時打で続き、2点を先行した。  2対3と逆転された直後の3回表、2番セダン・ラファエラの15号ソロ、3番ウィルヤー・アブレイユの17号ソロと2者連発ですぐさま逆転。さらに、第2打席の吉田が内角のフォーシームを振り抜き、右翼ポール際へ5号ソロ。1イニング3発で5対3とリードを奪い返した。

  • 楽天ドラ6右腕の“魔球”は「全然来ない」 名捕手が驚く“20〜30キロ”…26歳を支える幻惑投球

    2026年08月03日 09:22
    里崎氏が絶賛する驚異の緩急…楽天・九谷瑠が見せる存在感  パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に、谷繁元信氏と里崎智也氏がゲスト出演。『前半戦毒舌査定&後半戦のびしろ会議』と題し、前半戦の総括と今後の展望についてトークが展開された。パ・リーグ球団の投打の“キラ星”が紹介され、楽天からは九谷瑠投手が選出された。  社会人の王子からドラフト6位で入団した九谷は、今季は22試合に登板し防御率1.38、4ホールドを挙げ、中継ぎ陣の中で存在感を示している。里崎氏は「ストレートと、かなり球速差のある、ふわっとしているチェンジアップ。これすごいですよ」と九谷のチェンジアップを絶賛した。  実際の投球を見た谷繁氏も「独特だね」と感心しながら頷き、里崎氏は「バッターからしたら(ボールが)全然来ない」と主張。データ上でも20〜30キロ程度の球速差があり、緩急をつけたピッチングが活躍の鍵となっていると分析した。  また社会人出身の26歳で、オールドルーキーであることに触れた里崎氏は「1年目から頑張らなきゃいけない中、今チャンスをつかんでいるところに“キラ星”をあげたい」と称賛の言葉を送り、今後の活躍を期待した。(「パ・リーグ インサイト」編集部) (記事提供:パ・リーグ インサイト)

  • 吉田正尚、豪快5号にLA沈黙…大谷翔平の前で一発 15試合ぶりの快音、後半戦2本目のアーチ

    2026年08月03日 09:11
    ドジャース戦に「5番・指名打者」で出場 【MLB】ドジャース ー レッドソックス(日本時間3日・ロサンゼルス)  レッドソックス・吉田正尚外野手が2日(日本時間3日)、敵地で行われたドジャース戦に「5番・指名打者」で先発出場。

  • ロッテ・杉山諒「バッティングのことを考える時間があった」、「後半戦、来年につながる」6月の月間打率.000を乗り越え7月は月間打率.500

    2026年08月03日 09:00
     「1回不調の時期があったのですが、やっぱり元の状態に戻す難しさ、初めての経験だったので、不調の時どうしたらいいのかというのを考えながら練習をやっていました。良い面で言うとバッティングのことを考える時間があったので、それは絶対に後半戦、来年につながると思いました」  ロッテの杉山諒は試行錯誤したプロ初めての前半戦をこのように振り返った。  幸先の良いスタートだった。3月21日の西武二軍戦、1−1の3回二死走者なしの第2打席、上田大河が1ボールから投じた2球目の115キロカーブを一塁線を破るプロ初安打となる二塁打を放つと、ZOZOマリンスタジアムで行われた5月8日の巨人二軍戦では6−0の3回二死二塁の第2打席、泉圭輔が1ボール1ストライクから投じた3球目のインコースストレートをライトフェンス直撃の二塁打でZOZOマリンスタジアム初安打。  5月10日の巨人二軍戦では、4−4の9回二死満塁の第1打席、バルドナードが1ボールから投じた2球目の外角151キロストレートをうまく合わせて、ショートへのサヨナラ適時内野安打を放った。  「ピッチャーのレベルに対していいピッチャーを打つことがなかなかできない。いいピッチャーのレベルで、どんだけ打てるかが大事。スイングスピード、スイングする力をつけていきたいと思います」  春先はセンターから反対方向の安打が多かった。「意識する時もあれば、意識せずにそこに打てたら。コースによって変えているんですけど、ライト、センターを狙って、タイミングを外されたらレフトに打てたらいいなというのが理想です」  5月26日の取材では、「体力がないので、しっかり体力をつけて、スイングスピードをあげて、フィジカル、1年間戦え抜ける力をつけていけるように今はやりたいと思います」と意気込んだ。  しかし、同日の中日二軍戦で安打を放ったのを最後に7月10日のハヤテ戦まで安打がなく、6月は6試合に出場して、18打数0安打、打率.000と苦しんだ。初めての打撃不振に悩みながらも、どうこの状況を抜け出すか考えてバットを振った。  7月10日のハヤテ戦で安打を放つと、前半戦最後の出場となった7月20日の巨人二軍戦では、「タイミングの取り方を少し変えたので、それがいいふうにつながったなと思います」と、プロ入り2度目の猛打賞を達成。7月は月間打率.500(10打数5安打)と打ちまくった。オールスター明け初出場となった8月1日のヤクルト二軍戦でも、バント安打を決めるなど、現在打席に立った試合は4試合連続安打中だ。  スイングスピードについては「10キロくらい上がっています」と話し、「体重もこの時期で4キロくらい太って、筋肉量もついている。体づくりはめちゃくちゃ順調にきています」と力を込めた。 ◆ 武器の足  杉山の武器は“足”。4月終了時点で9盗塁をマークするなど、ここまで14盗塁をマークする。  3月19日の取材で「どんどん走っていく意識でやっています」と話していたが、5月26日の取材では「今も代走の時は2球、3球以内で走りたいなと思ってやっています」と早いカウントから積極的に盗塁していきたい考えを示した。  プロとアマチュアでクイックレベルが違う中で、「ピッチャーの癖を試合前とかに確認したり、走塁コーチと確認したりしてという感じですね」と明かした。  「スタートが一番大事なので、スタートがきっちりできれば、自分はセーフになれると思っています。スタートだけちゃんと磨いていけたらなと思います」と話していた“スタート”については、5月26日の取材で「いい感じなんですけど、最近あんまり盗塁する場面とかがないので、いい感じのまま来ていたので、たくさん走ってみないとわからないので、今は試行錯誤している感じです」とのことだった。そして現在は「変わらずスタートを意識して、そこだけ意識してやっていきたいです」、と“スタート”にこだわっている。  6月は自身がノーヒットだったこともあり、盗塁はゼロ。7月も2盗塁だった。「最低20個は行きたいと感じですね」と目標を掲げた。  現在は体づくりをしながら、ファームで実戦経験を積んでいる段階。「1日最低でも1本打つのと、ガンガン走っていくのは変わらず。そこだけはしっかり1年間通してやるのをシーズン前の目標だったので、そこはしっかりやっていきたいです」。しっかりと、目標を達成してみせる。 取材・文=岩下雄太

  • ド軍に“緊急事態”、ラッシングが右腕の炎症で急遽欠場…球団発表 正捕手スミスも怪我で離脱中

    2026年08月03日 08:24
    本拠地でレッドソックス戦 【MLB】ドジャース ー Rソックス(日本時間3日・ロサンゼルス)  ドジャースのダルトン・ラッシング捕手が2日(日本時間3日)、本拠地でのレッドソックス戦に「9番・捕手」で先発出場予定だったが、試合直前に先発メンバーから外れた。スタメン捕手には、代わりにアルフォンゾが入った。  球団は公式X(旧ツイッター)を更新。ラッシングについて「(右)腕の軽度の炎症(痛み)で本日スタメンを外れた」と発表した。地元紙「カリフォルニア・ポスト」のドジャース番を務めるジャック・ハリス記者もXで言及。「ダルトン・ラッシングは間際になってドジャースのスタメンを外れた。エリザー・アルフォンゾが捕手を務める。関係者によると、腕(の問題)を対処中だ。チームは大事をとる(判断を下した)」と、関係者のコメントを紹介した。  ラッシングはここまで74試合に出場し、打率.253、12本塁打、36打点、OPS.809を残していた。正捕手スミスが抜けた穴をカバーする活躍を見せていた。離脱となるとドジャースにとって大きな痛手となる。(Full-Count編集部)

  • BsGirlsに落選し改めて感じた「目指していた場所」 ファンと共に叶える日本一の舞台

    2026年08月03日 08:08
    BsGravityのPerformer「MAKI」  オリックスの球団公式ダンス&ヴォーカルユニットは結成13年目を迎える。2024年から新たな“挑戦”をスタートさせ、男女混成ユニット「BsGravity(ビーズグラビティ)」として活躍中。メンバーは「BsGirls」9人と「BsGuys」3人の計12人でスタジアムに彩りを増やしている。今回は新加入のPerformer「MAKI」に話を聞いた。  憧れのステージへ辿り着くまでの道のりは、決して平坦ではなかった。「BsGirlsの時からグループが大好きで、かっこいい楽曲や前向きになれる歌詞、パフォーマンスにいつも魅了されていました。自分のパフォーマンスでたくさんの人を笑顔にできる活動が素敵だなと思ったんです」。言葉に力を込め、まっすぐな瞳で加入への思いを明かす。  実は、BsGravityへ形を変える前の「BsGirls」オーディションにも挑んでいたという。「その時は合格できなかったんですが、その後はバスケのチアを経験させていただき、色々なことを学びました。やっぱり自分が目指していた場所にもう一度挑戦したいという気持ちが湧き上がってきて、今回受けさせていただいたんです」。  一度は涙を呑んだ挫折をバネに、見事に夢を掴み取った。合格発表で自身の番号が呼ばれた時の記憶は「結果発表までが長く感じた」と振り返り、「少しだけ涙が出て……本当にびっくりしました。BsGravityに合格できたんだって、すごく嬉しかったです」と、胸にそっと置いた両手で当時の感動を噛み締めている。  念願のグループ加入を果たした今季のテーマは「感謝」を掲げている。「ファンの方が温かい応援でいつも見守ってくださっていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。SNSでも温かいメッセージを送ってくださったり、遠方から足を運んでくださったり。MAKIタオルを掲げてくださったり、私の名前を呼んでご声援で盛り上げてくださる方もいて、本当に嬉しいです」。そう語る表情は柔らかく、ファンへの愛に満ちている。  ふんわりとした雰囲気の中に秘めた、表現者としての熱い魂。「オリックスのリーグ優勝と日本一の景色をファンの皆さまやメンバーと一緒に見たいです。そして、直接私たちのパフォーマンスを、まだ見たことがない方々にも見に来ていただけるように発信していきたいです」。新天地で躍動するルーキーはさらなる高みを見据え、ひたむきに目を輝かせる。(Full-Count編集部)