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2026年08月02日 10:22
○ ブルージェイズ 5−1 カージナルス ● <現地時間8月1日 ロジャース・センター> トロント・ブルージェイズが3連勝を収め、2カード連続の勝ち越しに成功。ケビン・ゴーズマン投手(35)が6回途中1失点と好投し、5月22日のパイレーツ戦以来、12登板ぶりの今季5勝目を挙げた。 現地時間3日のトレード期限を目前に控えたこの日、地区最下位に沈むブルージェイズはゴーズマンが先発登板。契約最終年のエース右腕はポストシーズン進出を狙う他球団へのトレード移籍が噂されており、最後となり得る本拠地のマウンドに上がった。 7連敗中のゴーズマンは初回を無失点で立ち上がると、毎イニングで走者を出しながら、5回まで得点は与えぬ好投。6回表に1点を失って途中降板したが、ファンからは惜しみないスタンディングオベーションが送られた。 ブルージェイズは4番ジョージ・スプリンガーが先制適時打含む2打点を挙げ、ゴーズマンを援護。終盤は4人のリリーフ投手が無失点リレーで試合を締め、白星を守り抜いた。依然として借金7を背負っているものの、ワイルドカード圏内まで4ゲーム差としている。 ゴーズマンは試合後、現地メディアの取材に対し「トロントに来るのを選んだことは、人生で最高の決断だった」とコメント。2022年の加入以来、一度も負傷者リストに入ることなくローテーションを守り続け、通算53勝をマーク。昨季は球団32年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献した。
2026年08月03日 10:00
2日に開催された西武−オリックス(ベルーナドーム)の試合前にシンガーソングライターのmiwaさんがセレモニアルピッチに登場した。
▼ miwa
「直前の2日間、30分ほど投げ込みを行いノーバウンドで届くように練習しましたが、バウンドしてしまい悔しいです。めっちゃ緊張して力んじゃいました。試合後のライブは本業なので、ファンの皆さまと一緒に盛り上がっていけたらと思います!私もライオンズを応援していきます!」
2026年08月03日 09:44
楽天は2日、8月12日のオリックス戦で宮城県出身のプロゴルファー大須賀望選手がセレモニアルピッチを行うことになったと発表した。
▼ 大須賀望
「今回、楽天イーグルスの試合で、初めてセレモニアルピッチの機会をいただき、とても嬉しく思います。女子とは思えないストライクボールを投げられるように頑張ります。(笑)」
2026年08月03日 09:40
ロッテは2日、8月9日にZOZOマリンスタジアムで開催するオリックス戦で、「キャンプ地 都城DAY」を実施し、都城市が製作したオリジナルデザインのコアラのマーチ「キャンプ地都城のマーチ」を来場者先着20,000名に配布することになったと発表した。
宮崎県都城市は、2025年に千葉ロッテマリーンズの新たなキャンプ地となり、同年2月には二軍春季キャンプ、同年秋には秋季キャンプを開催。さらに2026年2月には初となる一軍春季キャンプを開催するなど、マリーンズとのつながりを深めてきた。
また、株式会社ロッテは都城運動公園内施設のネーミングライツ契約を締結しており、都城運動公園野球場は「コアラのマーチスタジアム」の愛称で親しまれている。こうした都城市とマリーンズ、そして株式会社ロッテとのつながりを背景に開催する「キャンプ地 都城DAY」では、都城市の魅力をファンに広く知ってもらうことを目的として、都城市オリジナルデザインのコアラのマーチ「キャンプ地都城のマーチ」を配布する。
「キャンプ地都城のマーチ」は、マリーンズのユニホームを着用したコアラのチャンスくんや、都城市出身の廣池康志郎投手をモチーフにしたコアラ風のイラストなどをデザインしたオリジナルパッケージ。都城市とマリーンズのつながりを感じられる、かわいらしいデザインに仕上がっている。
当日は、Lゲートを除く各ゲートにて、当日の観戦チケットをお持ちの方を対象に、先着20,000名へ配布。また、「キャンプ地 都城DAY」では、都城産宮崎牛串や鶏の炭火焼などのグルメ販売をはじめ、特産品販売、都城市PRキャラクター「ぼんちくん」の来場、宮崎牛や焼酎などが当たる「都城クイズ」など、都城の魅力を体感できるさまざまな企画を実施。
▼ 廣池康志郎投手 コメント
「都城市出身の僕としては、こうして地元とマリーンズをつなぐ企画に関わることができてうれしいです。パッケージにはチャンスくんや、僕をモチーフにしたコアラのイラストも入っていて、すごくかわいらしいデザインになっています。ぜひたくさんの方に手に取っていただいて、キャンプ地・都城のことも知ってもらえたらうれしいです」
2026年08月03日 09:26
ラッシングが試合前に急遽欠場
【MLB】ドジャース ー Rソックス(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャースは2日(日本時間3日)、本拠地でレッドソックスと対戦。
2026年08月03日 09:23
ボストン・レッドソックスの吉田正尚外野手(32)が現地時間2日、敵地でのドジャース戦に「5番・指名打者」で先発出場。同7月17日のレイズ戦以来、出場14試合ぶりの5号本塁打を放った。
吉田は初回、二死一、二塁の好機で第1打席を迎えると、先発右腕シーハンのスライダーを三遊間真ん中に運んで先制の左前適時打。6番ケイレブ・ダービンも適時打で続き、2点を先行した。
2対3と逆転された直後の3回表、2番セダン・ラファエラの15号ソロ、3番ウィルヤー・アブレイユの17号ソロと2者連発ですぐさま逆転。さらに、第2打席の吉田が内角のフォーシームを振り抜き、右翼ポール際へ5号ソロ。1イニング3発で5対3とリードを奪い返した。
2026年08月03日 09:22
里崎氏が絶賛する驚異の緩急…楽天・九谷瑠が見せる存在感
パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に、谷繁元信氏と里崎智也氏がゲスト出演。『前半戦毒舌査定&後半戦のびしろ会議』と題し、前半戦の総括と今後の展望についてトークが展開された。パ・リーグ球団の投打の“キラ星”が紹介され、楽天からは九谷瑠投手が選出された。
社会人の王子からドラフト6位で入団した九谷は、今季は22試合に登板し防御率1.38、4ホールドを挙げ、中継ぎ陣の中で存在感を示している。里崎氏は「ストレートと、かなり球速差のある、ふわっとしているチェンジアップ。これすごいですよ」と九谷のチェンジアップを絶賛した。
実際の投球を見た谷繁氏も「独特だね」と感心しながら頷き、里崎氏は「バッターからしたら(ボールが)全然来ない」と主張。データ上でも20〜30キロ程度の球速差があり、緩急をつけたピッチングが活躍の鍵となっていると分析した。
また社会人出身の26歳で、オールドルーキーであることに触れた里崎氏は「1年目から頑張らなきゃいけない中、今チャンスをつかんでいるところに“キラ星”をあげたい」と称賛の言葉を送り、今後の活躍を期待した。(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
2026年08月03日 09:00
「1回不調の時期があったのですが、やっぱり元の状態に戻す難しさ、初めての経験だったので、不調の時どうしたらいいのかというのを考えながら練習をやっていました。良い面で言うとバッティングのことを考える時間があったので、それは絶対に後半戦、来年につながると思いました」
ロッテの杉山諒は試行錯誤したプロ初めての前半戦をこのように振り返った。
幸先の良いスタートだった。3月21日の西武二軍戦、1−1の3回二死走者なしの第2打席、上田大河が1ボールから投じた2球目の115キロカーブを一塁線を破るプロ初安打となる二塁打を放つと、ZOZOマリンスタジアムで行われた5月8日の巨人二軍戦では6−0の3回二死二塁の第2打席、泉圭輔が1ボール1ストライクから投じた3球目のインコースストレートをライトフェンス直撃の二塁打でZOZOマリンスタジアム初安打。
5月10日の巨人二軍戦では、4−4の9回二死満塁の第1打席、バルドナードが1ボールから投じた2球目の外角151キロストレートをうまく合わせて、ショートへのサヨナラ適時内野安打を放った。
「ピッチャーのレベルに対していいピッチャーを打つことがなかなかできない。いいピッチャーのレベルで、どんだけ打てるかが大事。スイングスピード、スイングする力をつけていきたいと思います」
春先はセンターから反対方向の安打が多かった。「意識する時もあれば、意識せずにそこに打てたら。コースによって変えているんですけど、ライト、センターを狙って、タイミングを外されたらレフトに打てたらいいなというのが理想です」
5月26日の取材では、「体力がないので、しっかり体力をつけて、スイングスピードをあげて、フィジカル、1年間戦え抜ける力をつけていけるように今はやりたいと思います」と意気込んだ。
しかし、同日の中日二軍戦で安打を放ったのを最後に7月10日のハヤテ戦まで安打がなく、6月は6試合に出場して、18打数0安打、打率.000と苦しんだ。初めての打撃不振に悩みながらも、どうこの状況を抜け出すか考えてバットを振った。
7月10日のハヤテ戦で安打を放つと、前半戦最後の出場となった7月20日の巨人二軍戦では、「タイミングの取り方を少し変えたので、それがいいふうにつながったなと思います」と、プロ入り2度目の猛打賞を達成。7月は月間打率.500(10打数5安打)と打ちまくった。オールスター明け初出場となった8月1日のヤクルト二軍戦でも、バント安打を決めるなど、現在打席に立った試合は4試合連続安打中だ。
スイングスピードについては「10キロくらい上がっています」と話し、「体重もこの時期で4キロくらい太って、筋肉量もついている。体づくりはめちゃくちゃ順調にきています」と力を込めた。
◆ 武器の足
杉山の武器は“足”。4月終了時点で9盗塁をマークするなど、ここまで14盗塁をマークする。
3月19日の取材で「どんどん走っていく意識でやっています」と話していたが、5月26日の取材では「今も代走の時は2球、3球以内で走りたいなと思ってやっています」と早いカウントから積極的に盗塁していきたい考えを示した。
プロとアマチュアでクイックレベルが違う中で、「ピッチャーの癖を試合前とかに確認したり、走塁コーチと確認したりしてという感じですね」と明かした。
「スタートが一番大事なので、スタートがきっちりできれば、自分はセーフになれると思っています。スタートだけちゃんと磨いていけたらなと思います」と話していた“スタート”については、5月26日の取材で「いい感じなんですけど、最近あんまり盗塁する場面とかがないので、いい感じのまま来ていたので、たくさん走ってみないとわからないので、今は試行錯誤している感じです」とのことだった。そして現在は「変わらずスタートを意識して、そこだけ意識してやっていきたいです」、と“スタート”にこだわっている。
6月は自身がノーヒットだったこともあり、盗塁はゼロ。7月も2盗塁だった。「最低20個は行きたいと感じですね」と目標を掲げた。
現在は体づくりをしながら、ファームで実戦経験を積んでいる段階。「1日最低でも1本打つのと、ガンガン走っていくのは変わらず。そこだけはしっかり1年間通してやるのをシーズン前の目標だったので、そこはしっかりやっていきたいです」。しっかりと、目標を達成してみせる。
取材・文=岩下雄太
2026年08月03日 08:24
本拠地でレッドソックス戦
【MLB】ドジャース ー Rソックス(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャースのダルトン・ラッシング捕手が2日(日本時間3日)、本拠地でのレッドソックス戦に「9番・捕手」で先発出場予定だったが、試合直前に先発メンバーから外れた。
2026年08月03日 08:08
BsGravityのPerformer「MAKI」
オリックスの球団公式ダンス&ヴォーカルユニットは結成13年目を迎える。2024年から新たな“挑戦”をスタートさせ、男女混成ユニット「BsGravity(ビーズグラビティ)」として活躍中。メンバーは「BsGirls」9人と「BsGuys」3人の計12人でスタジアムに彩りを増やしている。今回は新加入のPerformer「MAKI」に話を聞いた。
憧れのステージへ辿り着くまでの道のりは、決して平坦ではなかった。「BsGirlsの時からグループが大好きで、かっこいい楽曲や前向きになれる歌詞、パフォーマンスにいつも魅了されていました。自分のパフォーマンスでたくさんの人を笑顔にできる活動が素敵だなと思ったんです」。言葉に力を込め、まっすぐな瞳で加入への思いを明かす。
実は、BsGravityへ形を変える前の「BsGirls」オーディションにも挑んでいたという。「その時は合格できなかったんですが、その後はバスケのチアを経験させていただき、色々なことを学びました。やっぱり自分が目指していた場所にもう一度挑戦したいという気持ちが湧き上がってきて、今回受けさせていただいたんです」。
一度は涙を呑んだ挫折をバネに、見事に夢を掴み取った。合格発表で自身の番号が呼ばれた時の記憶は「結果発表までが長く感じた」と振り返り、「少しだけ涙が出て……本当にびっくりしました。BsGravityに合格できたんだって、すごく嬉しかったです」と、胸にそっと置いた両手で当時の感動を噛み締めている。
念願のグループ加入を果たした今季のテーマは「感謝」を掲げている。「ファンの方が温かい応援でいつも見守ってくださっていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。SNSでも温かいメッセージを送ってくださったり、遠方から足を運んでくださったり。MAKIタオルを掲げてくださったり、私の名前を呼んでご声援で盛り上げてくださる方もいて、本当に嬉しいです」。そう語る表情は柔らかく、ファンへの愛に満ちている。
ふんわりとした雰囲気の中に秘めた、表現者としての熱い魂。「オリックスのリーグ優勝と日本一の景色をファンの皆さまやメンバーと一緒に見たいです。そして、直接私たちのパフォーマンスを、まだ見たことがない方々にも見に来ていただけるように発信していきたいです」。新天地で躍動するルーキーはさらなる高みを見据え、ひたむきに目を輝かせる。(Full-Count編集部)
2026年08月03日 08:00
「広島4−3中日」(2日、マツダスタジアム)
広島逆転勝利のきっかけをつくったのは、坂倉将吾捕手だ。2−3の八回2死。左腕・吉田の外角低めの直球を、逆らわずに左前へ運んだ。直後、秋山が決勝の逆転2ランを放つ。「うれしかった」。背番号31は、自分のことのように喜んだ。
チームに勢いを与える打撃が光った。大盛の5号ソロで1−2として迎えた三回2死二塁では、遊撃強襲の適時内野安打。追い上げムードに火を付けた。
「大盛さんの一振りが、流れをつくってくれた。ファビ(ファビアン)も出塁してくれた。何とか走者をかえすことができて良かった」
5試合ぶりの打点で一時同点。2死から勝負強さを発揮した一打は、チームの士気を高める大きな価値あるものだった。
アドゥワが2点を先取された後、すぐさま追いついた。新井監督は「サク(坂倉)もよく打ちました。2点を先制された直後に、2点を追いついたというのが、試合の流れの上で大きかった」とうなずいた。
六回には二塁内野安打を放った。猛打賞は、今季4度目だ。4月下旬から4番を任されて以降、打線の中心を担う存在としての責任感を胸に、頼もしくチームを勝利へと引っ張っている。
「一戦一戦やるだけ。頑張ります」と、坂倉は顔を上げた。勝負どころで見せるその一振りは、今後のチーム浮上に欠かせない。
2026年08月03日 08:00
「ヤクルト3−4阪神」(2日、神宮球場)
阪神は同一カード3連勝で4連勝。九回、坂本誠志郎の5号ソロで勝ち越した。デイリースポーツ評論家の井川慶氏は、九回を締めてプロ初セーブを挙げた工藤泰成投手を起用した藤川球児監督の采配を「さすが」と好評化した。
◇ ◇
阪神としては3連戦3連勝というだけでなく、今後のリリーフ陣の運用を考えた上でも、価値のある勝利となりました。まずドリス投手が投げれば3連投になってしまうという状況が前提としてあった中で、九回に工藤投手を送ったのは、さすがリリーフをやっていた藤川監督だなと。
当然、九回の攻撃で勝ち越すことは頭にあったと思いますが、無得点に終わる可能性もあった中で工藤投手を準備させていた。そして坂本選手のホームランが出て、そのまま任せた流れでしたが、仮にドリス投手に九回を任せて同点にされることがあった場合、延長十回に向けて、もう一度工藤投手が作らないといけなくなり、負担となります。ドリス投手は連投中だったことに加えて、オールスターにも出場していました。そういったことも考えて、工藤投手に九回を任せたのかなと。
8月、9月と大事な試合は続きます。ドリス投手のコンディション管理はもちろんですが、今後、抑えの場面での選択肢として工藤投手を加えることができるという意味でも、大きな一勝になったと思います。
2026年08月03日 08:00
「広島4−3中日」(2日、マツダスタジアム)最下位転落を阻止した。
2026年08月03日 07:24
○ アストロズ 7−3 レンジャーズ ●
<現地時間8月2日 ダイキン・パーク>
ヒューストン・アストロズが首位攻防3連戦をスイープ。今季最長の6連勝を収め、2.5ゲーム差の地区首位に立っている。
アストロズは3対3の同点で迎えた7回裏、7番キャム・スミスの左前適時打で勝ち越しに成功。2番ヨルダン・アルバレスはダメ押しの2点適時二塁打を放つなど、5打数4安打の活躍で勝利に貢献した。
シーズン序盤は地区最下位に沈み、最大11の借金を背負う時期もあったが、現在は58勝55敗を記録。特に直近12戦は11勝1敗と快進撃を見せ、地区首位で現地3日のトレード期限を迎えることとなった。
2026年08月03日 07:00
「ヤクルト3−4阪神」(2日、神宮球場)
阪神・坂本誠志郎捕手(32)が自身初の1試合2発で熱戦に終止符を打った。四回に2試合連発の4号ソロを放つと、3−3の九回に5号ソロで試合を決めた。チームは今季4度目の同一カード3連勝を飾り、4連勝となった。貯金は今季最多の13、2位・巨人とは今季最大タイの2ゲーム差に広げた。
◇ ◇
この3連戦、初戦から緻密な駆け引きは始まっていた。途中出場でマスクをかぶった一戦、「ちゃんと試合見てたか?」と聞かれた。時々ある、ハッとさせられる坂本からの逆質問。答えに困っていると、あるしぐさを教えてくれた。
「こうやってたやろ」
“こうやった”のは1点リードの八回2死二塁だった。長岡にフルカウントからファウルにされた後、マウンドで工藤に言葉を送った。そして、テレビには映っていないが、去り際に一塁へ指を差したのだ。普通に考えれば、歩かせても大丈夫の合図に見えるが、意図は違った。
「少しでも、バッターが四球OKの合図と思ってくれたらいいなと。本当は一塁カバー行けよって言っただけ」
長岡がどう感じ取ったかは分からない。そこまで思考を巡らせる男なのだ。前夜から3本のアーチは全て直球が勝負球。ここまで次の一手を読む選手だ。偶然だとは思えない。(デイリースポーツ阪神担当・今西大翔)
2026年08月03日 07:00
「ヤクルト3−4阪神」(2日、神宮球場)
4連勝の阪神は、3連投の工藤泰成投手が通算52試合目でプロ初セーブを挙げた。
◇ ◇
守護神への第一歩を踏み出した。昨季は制球面の課題もあり、18登板にとどまっていた中、安定感を手に入れた。
その理由とは…。工藤はメンタル面の成長を挙げる。「試合の中で感情のコントロールができるように。練習から良いボールがいった時も悪いボールの時も感情の浮き沈みをしないように。何で悪かったか、何で良かったかを考えるようにしています」。昨オフから自身の投球を見つめ直し、冷静に分析してきた。
ただ、これは工藤にとって苦手な分野だった。「理論的に考えるのはあまり得意じゃない。感覚の中で自分に合うものを見つけるのが一番いい」。分析はしながらも、感覚と照らし合わせて、投げやすいフォームなどを探してきた。探求の先に今の工藤の姿がある。
食生活にもこだわった。「献立は鶏胸肉などが基本。食べるものには気を使い、タンパク質を中心に脂質を抑えています」。大好きな揚げ物も封印するこだわりっぷりだ。睡眠の質にもこだわり、枕は入寮時から高さを調整して、メーカーにオーダーしたものを使用。全ては野球のため。その思いが結果に表れている。(デイリースポーツ阪神担当・河西俊輔)