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2026年08月08日 23:56
「DeNA4−3広島」(8日、横浜スタジアム) 広島が今季8度目のサヨナラ負けで同5度目の4連敗となった。 1点リードの八回に12戦連続無失点中だった高太一投手がエンカーナシオンに痛恨の同点ソロを被弾。延長十二回にアドゥワが筒香にサヨナラ弾を食らって力尽きた。新井貴浩監督は高について、「ずっとゼロで帰ってきてくれているから。そういう日もある」と前を向かせた。 アドゥワは延長十一回1死二塁から登板し、2死満塁のピンチを迎えながらも牧を空振り三振。続投した同十二回に痛恨の一発を献上する結果になった。指揮官はアドゥワの続投について、「それは決めていた」と話した。 これでチームは4連敗で最下位。借金は今季ワーストを更新する「17」に膨らんだ。
2026年08月10日 05:20
ミルウォーキー・ブリュワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー投手(24)が現地時間9日、本拠地でのツインズ戦に先発登板。今季MLB最速でシーズン200奪三振に到達した。
立ち上がりからエンジン全開のミジオロウスキーは最速103.9マイル(約167.2キロ)を計測しながら2番ルイス、3番ベルを連続三振。試合開始から8球連続で103.0マイル(約165.8キロ)以上を叩き出し、10球全てフォーシームで初回を三者凡退に封じた。
2回表の先頭打者クレメンスに対しても直球勝負を続け、回跨ぎで3者連続三振。7番カラティニには、カウント2-2から低めいっぱいに101.6マイル(約163.5キロ)のフォーシーム。当初はボールと判定されたが、捕手ウィリアム・コントレラスのABSチャレンジによって見逃し三振に覆った。
そして3回表、先頭の8番ロデンを空振り三振に斬り、129回1/3で今季200奪三振に一番乗り。4回終了時点までわずか被安打1本、毎回の8奪三振と圧巻の投球を見せた。5・6回に2度の同点本塁打を浴び、最終的に6回9奪三振、3失点という投球で勝敗付かず。それでもMLB全体トップの防御率1.76を記録し、奪三振との2冠に立っている。
2026年08月10日 05:01
「阪神1−0中日」(9日、京セラドーム大阪)
連敗ストップを導く値千金の一発だ。阪神・近本光司外野手(31)が、六回1死から右翼席へ決勝の1号ソロ。両軍無得点で進んだ中、均衡を破った今季初アーチで入団から8年連続本塁打となった。今季100試合目を白星で飾り、11日からは同率首位の巨人と敵地での首位攻防3連戦に挑む。
ぐんぐんと伸びる白球にスタンドがどよめく。フェンスオーバーで球場が大歓声に包まれる中、近本は表情を変えることなく、颯爽(さっそう)とダイヤモンドを一周。ベンチに戻ると、ようやく笑みがこぼれた。
「結果はあまり気にしてないですけど、しっかり得点につながったのは、よかったです」
均衡を破る一発だった。0−0で迎えた六回、ここまでチームとして、わずか1安打に抑えられていた中日・柳のカットボールを捉えた。快音を残した打球は、右翼席に飛び込む1号先制ソロ。これで11試合連続安打も記録した。
試合の中での工夫が、結果につながっていた。前の2打席では当たりが出ず、一発を放った打席からバットを変更していた。「いろいろ試しながら、調整しながらやってることなので」。感覚を大事にする近本ならではの変化が、功を奏した。
待望の一打だった。これが今季213打席目にしての初アーチ。22年に次いで、キャリアで2番目に遅い1号弾だった。「あくまで結果なんでね。今日は今日だし、その打席はその打席」。本人は気にしていなかったが、最高の局面で飛び出した。
見えないところで努力してきた。今季は4月に死球を受け、左手首を骨折。2軍施設のSGLスタジアムで、リハビリ生活に突入した。朝、若手選手が練習に向かう前、誰もいないトレーニングルームで、すでに汗を流していたのが近本だった。焦る気持ちは表に出さなかったが、早期復帰を目指し、一日一日を懸命に過ごしていた。
値千金の一発で、チームの連敗は2でストップ。巨人との同率首位をキープした。「それ(連敗ストップ)はすごく大きかった。明日は休みで、今日勝つのと負けるので全然違う。勝ててよかったです」。今季対セ・リーグでの同一カード3連敗はここまでゼロ。この日が5度目の危機だったが、またしても粘り強さを発揮した。
決戦に臨む。移動日を挟み、11日からは敵地での首位攻防戦が始まる。「いつも通り、やることは変わらない。しっかり休んで全員で戦って、頑張りたい」。頼れるリードオフマンが、勢いそのままに打線をけん引していく。
◆V確率70% 阪神は今季100試合目で首位を守った。この試合数でセ1位に立っていたのは、2年連続11度目。過去10度は単独首位で、他球団と同率は初めてだ。セ・リーグ優勝を果たした7シーズンでは、全年度で1位だった。また、残り試合で逆転を許しV逸したのも3度ある。昨季の同時期は2位に12ゲームという大差をつけ、そのままゴールインした。
2026年08月10日 05:01
「阪神1−0中日」(9日、京セラドーム大阪)
六甲おろしの大合唱を聞きながら、笑顔でナインを出迎えた。2連敗で迎えた一戦はリーグ最多15度目の完封勝利。10安打の相手を大きく下回る2安打で、2年ぶりの中日戦勝ち越しを決めた。阪神・藤川球児監督は「隙を作らないように一つずつ細かいプレーを詰めて、全体としてやってくれた」と要因を挙げた。
五回まで1安打と柳に苦戦。だが自慢の投手力で流れを渡さなかった。同点の六回は木下が無失点。七回からは工藤が回またぎで2回無失点と、勝利への下地を整えた。両右腕は6日・DeNA以来の登板。「登板間隔等をしっかりと見据えながらやっている。いいタイミングで木下も投げられたし、工藤も体力があった状態で良かったと思いますね。これがノーマルではないですけど」と柔軟なタクトで相手の反撃を封じ込めた。
九回に岩崎を投入した点には「戦略の中の一つかなとは、全てにおいてそうなると思いますね」と説明。その上で「ファンの方も久しぶりに勝利を感じているような歓声があった。最後、岩崎が投げることでまた全体として、チームが一つになったかなと。これをもって東京に行きたいと思いますね」と結束力の高まりを実感した。
11日からはV争いを左右する、同率首位・巨人との3連戦。藤川監督は「勝ってもおごらず、負けてもへこたれることなく、とにかく前向きに戦い続けると。とにかく日々新たに」と力強く言い切った。不屈の心を胸に宿して、天王山に挑む。
2026年08月10日 05:01
「阪神1−0中日」(9日、京セラドーム大阪)
阪神の“KKコンビ”が勝利を呼び込んだ。
2026年08月10日 05:01
「ファーム交流戦、ハヤテ5−6阪神」(9日、ちゅ〜るスタジアム清水)
まさに“山田デー”と呼ぶべき大活躍だった。阪神・山田脩也内野手が満塁弾&決勝犠飛で5打点の大暴れ。最後は自身の好守で締めくくり、チーム一丸の逆転勝利に大貢献した。
まずは第1打席だ。1点を追う二回、無死満塁の絶好機でファーストストライクの144キロ直球を一閃(いっせん)。打った瞬間それと分かる、左翼フェンスを悠々と越える逆転満塁弾を「しっかり振っていけた」と手応え十分に振り返った。
さらなる見せ場は、再び1点を追う九回。同点に追いつき、なおも1死三塁で回ってきた。「ヒットではなく、外野フライ。イメージ通りだった」と内角球を外野まで運んだ。三走を生還させるには十分な中犠飛。ベンチに戻ると、ハイタッチで迎えるナインに喜びを爆発させた。
その裏の守備では、三遊間の深いゴロをさばいて一塁送球。27個目のアウトを美技で奪った。攻守での大活躍に、平田2軍監督も「大したもんや」と賛辞を惜しまなかった。
夏の甲子園に出場する母校・仙台育英に「刺激をもらっています」と山田。先輩も負けていられない。20日に21歳を迎える未来の遊撃候補。山田のホットな夏はここからだ。
2026年08月10日 05:01
「阪神1−0中日」(9日、京セラドーム大阪)
また一つ、価値ある登板を積み重ねた。阪神・岩崎優投手が虎の子1点を守り抜き、今季11セーブ目。球団では山本和行を抜いて単独2位となる通算131セーブを記録した。
バトンを受け取ったのは、1−0の九回。緊迫した場面でも「いつも通り。一人一人、大事なんで、打者集中で」とベテランらしく淡々と腕を振った。まずは先頭・岡林を外角低めスライダーで空振り三振に斬ると、今カード初戦で逆転V打の代打・阿部を低め直球で中飛に。最後は福永を三ゴロに打ち取り、わずか9球で試合を締めた。
快記録を刻むとともに、節目の600登板まで残り「10」とし「またチャンスがあれば積み重ねていけるように。コンディションに気をつけ頑張ります」と虎の鉄腕。「いつもと同じ」の積み重ねが、連覇への道をつくりあげていく。
2026年08月10日 05:01
「ロッテ7−2オリックス」(9日、ZOZOマリンスタジアム)
この男が抑えれば、何とかなる。同点の五回かロッテ・八木彬投手が登板。2イニングをパーフェクトに抑えると、味方が勝ち越して勝ち星が転がり込んだ。リリーフだけでチーム単独トップ、そしてリーグトップに1差と迫る9勝目。神懸かり的な勝ち運を、またも発揮した。
「そんなこと全然想像してなかったんで、ほんまにびっくりしています」と驚きの声。昨季までプロ4年間で未勝利だった男が、4月にプロ初勝利を挙げてから無傷の9連勝。突然のブレークにも「自己満足せず準備はしっかりして、気を引き締めてやろうと思っています」と謙虚に話した。
サブロー監督は「八木“様”の本領発揮してくれた」と笑う。一時期は左打者に苦労したが、内角へのスライダーを磨いて対応。そんな姿に「安定して抑えてくれるので打線もリズムよく入っていける」と信頼を置く。
ファンからは「神様・仏様・八木様」という懐かしいフレーズも聞こえる。阪神では“代打の神様”だがロッテでは“リリーフの神様”。「光栄なこと」と話しつつ、「まだまだ結果残さないといけない」と一つ一つ積み重ねていく。
2026年08月10日 05:01
「巨人7−3ヤクルト」(9日、東京ドーム)
1軍登録、即スタメン起用に応えた。
2026年08月10日 05:01
阪神の立石正広内野手(22)が9日、出場選手登録を抹消された。同日にはSGLスタジアムでのファーム残留練習に合流。早速汗を流した。
立石は7月18日に1軍昇格。直後はスタメンでの起用も続いたが、徐々に出場機会を失った。8日の中日戦(京セラ)では代打で出場も三振。ここ10打席連続無安打と当たりが止まっていた。「こうやろう、ああやろうというのはあったんですけど、あの舞台になると打ちたいとか、そういう欲求で気づいたら内容がなくなっていた」と冷静さを失っていたという。
1軍では本職の三塁ではなく、二塁、左翼での出場がメインだった。この日の練習でも複数ポジションでノックを受け「どこをやっても気づきはある。外野の面白さとか、こういう場所でも輝けると自信にもなった。頑張っていきます」と練習は続けていく。
再昇格へ「どういう環境でも、やりたいことをできるようにやっていきます」と力を込めた立石。自らと向き合いレベルアップを目指す。
2026年08月10日 05:01
「DeNA3−0広島」(8日、横浜スタジアム)
連夜のV弾だ。前日8日に劇的サヨナラ弾で勝利に導いたDeNA・筒香嘉智内野手が四回、出場4試合連続本塁打となる11号ソロ。本拠地・横浜スタジアムでの本塁打は147本となり、村田修一(現2軍監督)の持つ最多記録に並んだ。
「あんな偉大な先輩に並べてうれしい」
背番号25を継承し、憧れ続けた存在に肩を並べた。直近3試合は全て左方向だったが、この日は力で引っ張り、ベイ党の待つ右翼席へと着弾。ハマスタの申し子は「高校の時からここでプレーさせていただいた、本当に思い入れの強い場所。人生の半分くらいここにいますので、僕にとっては故郷のような感覚」と喜びをかみしめた。
34歳のキャプテンの一撃で3位を堅持した。「一番良い時の筒香というものが続いているので、今後も期待できる」と相川監督。大黒柱を中心に、真夏を突っ走る。
2026年08月10日 05:01
「巨人7−3ヤクルト」(9日、東京ドーム)
6回を6安打3失点でしのいだ巨人・小笠原慎之介投手が、移籍初勝利となった7月19日以来の2勝目を挙げた。四回に鈴木叶に2ランを被弾するなど3点を失ったが、打線が六回裏に逆転に成功した。「野手がつないで点を取ってくれたので感謝の気持ちしかないです」と笑顔。
次回登板に向けて「防げる失点もあったのでしっかり反省して消化してやっていきたい」と話した。
2026年08月10日 05:01
「巨人7−3ヤクルト」(9日、東京ドーム)
相手の勢いにあらがえず、のみ込まれた。
2026年08月10日 05:01
「日本ハム1−0楽天」(9日、エスコンフィールド)
2年連続最多勝右腕が、本来の姿を完全に取り戻した。最後の打者を打ち取った日本ハム・有原航平投手は、ポンポンとグラブを軽くたたき、貫禄の笑みを浮かべた。圧巻の2試合連続完封。しかも虎の子の1点を守り切る快投を「目の前のバッターを抑えていくしかない。先に点を取られないという気持ちだけで投げていました」と、冷静に振り返った。
初回1死一、二塁のピンチを切り抜けると、持ち味を存分に発揮した。走者を背負っても、球威十分の直球と多彩な変化球で要所を締めた。11三振を奪い、三回には史上161人目の通算1000奪三振も達成した。
開幕ローテ入りから1勝5敗で2度の2軍落ちも経験。それでも、7月2日のオリックス戦で2勝目を挙げて以降、状態は右肩上がりだ。投球フォームは安定感を増し「前半より真っすぐがいい。春先より自信を持って投げられているのは間違いない」とうなずいた。
新庄剛志監督も「いや〜、有原くん、すごかったね。このまま今シーズン全部完封で締めてもらって」とご機嫌。例年スロースターターの右腕だけに「感覚が戻ってきたっていうのがあるんじゃないですか」と復調の要因を推察し、期待を込めた。
有原は11日が34歳の誕生日。自ら前祝いの白星を挙げ「負けるよりは勝つ方がよかった思うので、よかったかな」と笑った。前半戦は期待を裏切った分、終盤はフル回転で取り戻す。
◆通算1000奪三振 日本ハム・有原投手が9日の楽天戦(エスコン)の三回に中島から空振り三振を奪って達成。プロ野球161人目。初奪三振は15年5月15日のオリックス戦で駿太から。
2026年08月10日 05:01
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回はカタカナではなく漢字で名前を登録された外国人選手を取り上げる。
◇ ◇
1979年の南海(現ソフトバンク)は、中軸打者の候補としてフランク・オーテンジオを招いた。77年にはエクスポズ傘下3Aで40本塁打を放った実力者だ。
77年オフに選手兼任の野村克也監督が退団し、主砲だった柏原純一も日本ハムへ去った。大きな痛手を受けた名門南海は、78年には最下位に沈んでおり、打線の強化が課題だった。
英語の名前の響きが、なんとも日本風に聞こえた。そこで、王貞治(巨人)の上を行くようにと「王天上」と登録名があらためられた。
1年目は本塁打こそ23本放ったが、打率は・248と低空飛行。なんとか残留したものの、2年目の80年には36試合で7本塁打に終わり、退団。世界のホームラン王の上を行く成績とは、ほど遠いままだった。
ファンにサインを求められると、慣れない手つきで「王天上」と漢字で応じていた。オリックスの鈴木一朗が「イチロー」と名乗ったのは、94年から。彼の大成功を受け、ロッテのサブローなどカタカナ登録名の選手が続出した。王天上が活躍していれば、漢字で名乗る助っ人選手も生まれていたかもしれない。(デイリースポーツ・高野 勲)
答え…王天上(南海)
2026年08月10日 05:00
「全国高校野球選手権・1回戦、鳴門渦潮2−1八王子実践」(9日、甲子園球場)
初聖地で八王子実践(西東京)の河本ロバート監督(40)は最後までナインと戦い抜いた。「球場の皆さんがやりやすい環境をつくってくださった。負けてしまって、言葉が適切か分からないけど、楽しくいい顔をしてやれた」と真剣な面持ちで話した。
0−1の九回に怒濤(どとう)の同点劇を見せた。2死一、二塁。代打・金子がフルカウントから右前適時打を放って指揮官の采配が的中。球場は地鳴りのような大歓声に包まれた。ただ、今大会初の延長タイブレーク十回は得点できず、その裏にサヨナラを許した。
米ドジャース傘下のマイナーに所属したロバート監督は「全てが勉強になった」と振り返った。今大会の選手宣誓から「いい顔」を広めた指揮官は、「全ての高校生が『いい顔』でプレーしてくれることを祈っている」とグリーンの瞳を赤くして語った。