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2026年08月09日 07:50
8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した辻発彦氏が、今季初安打を放った西武・中村剛也について言及した。 前日に今季初昇格を果たしたプロ25年目42歳の大ベテラン中村はこの日のソフトバンク戦、『5番・指名打者』でスタメン出場すると、0−1の7回一死走者なしの第3打席、上茶谷大河が3ボール1ストライクから投じたスライダーをレフト前に今季初安打。これで中村は24年連続安打となった。 辻氏は「出ましたね、今季初ヒット。スライダーがあったので、甘かったんですけど、うまく打ちました」と話した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年08月09日 08:20
ロッテの高橋快秀は、プロ初奪三振を磨いてきた“フォークボール”で奪った。
郄橋は25年育成ドラフト2位でロッテに入団し、二軍戦で16試合に登板し、防御率0.00と抜群の安定感を誇り、7月30日に支配下選手登録を勝ち取った。5月までは10回を投げ7奪三振と三振の少なさが課題の一つだったが、6月以降は支配下登録されるまで9回を投げ8奪三振。与四球も5月まで10回を投げ7与四球だったが、6月以降は支配下登録されるまで9回を投げ4与四球と減少。自責点を0で抑えながら、自身の課題を潰してきた。
“課題”といえば、フォークボールもその一つだった。4月28日のソフトバンク二軍戦、1−0の9回先頭のイヒネ・イツアが3ボール2ストライクから空振り三振を奪った6球目のインコース134キロフォークは素晴らしかった。「入団の時から練習していたんですけど、試合でも投げていて全然決まらなくて、この間の試合は結構、一番良かったかなと思います」と喜んだ。
その後は納得のいくフォークボールが投げられずにいた。6月23日の取材では「フォークは全然扱えていないので、練習してこれから掴んでいきたいと思います」とポツリ。自身が思い描くフォークが投げられない中で、「フォーク、スライダー、ストレートだけでなく、キャッチボールからしっかり投げられるように意識してやっています」と課題を持って取り組んできた。
7月15日のオイシックス戦では、5−0の8回一死一塁で左打者のダニエルを2ストライクから低めのフォークで空振り三振に仕留めた。
「少しずつ僕のイメージ通りになってきているのかなと思います」と話し、「この間三振に仕留めた球はちょっとボールだったので、もう少しゾーンから落として空振りを取りたいなというのがイメージです」と口にした。
支配下選手登録後、8月4日の中日二軍戦で1回を無失点に抑え、満を持して8月7日に一軍初昇格。そして、同日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)、2−6の9回にプロ初登板を果たす。
先頭の太田椋に3ボール2ストライクから最速154キロのストレートで四球を与えたものの、続く紅林弘太郎を1ボール2ストライクから151キロのストレートで二併。最後は来田涼斗を2ボール2ストライクから5球目のストライクゾーンからボールゾーンにストンと落ちる140キロのフォークでプロ初奪三振となる空振り三振を奪った。
郄橋本人も「ファームでも投げたことのないくらい落ちていたので、非常に良かったと思います」と驚く1球になった。ストライクゾーンからボールゾーンに落とすことを求めていた中で、理想的なフォークボールだったのだろうかーー。
「昨日(8月7日)くらい落ちてくれれば、いいかなと思います。手応えはだいぶありました」
フォークボールはキャッチボールから意識的に磨いてきた中で、他の選手に握りなど聞いたり、アドバイスをもらったりしたのだろうかーー。
「そんなに聞くということはなかったんですけど、ブルペンでは昨日(8月7日)くらいのフォークが投げられたり、投げられなかったりだったので、昨日(8月7日)は投げられたので良かったと思います」
◆ ストレート
ストレートも投じた12球全て150キロ超え。ZOZOマリンスタジアム初登板となった6月23日の中日二軍戦では、ストレートを10球投じたが150キロ超えは4球で最速は151キロだった。7日のオリックス戦でスピードが出ていた理由について、「自分の中ではそんなに変えたつもりはなかったんですけど、勝手に上がったというか、はい」とポツリ。
スピードが上がった要因は、日々のトレーニングも関係している。「それもあると思います。最近は体の連動性とか、体のスピードアップを重点的にやっています」
高橋の変化球の武器はスライダーではあるが、プロ初登板はストレートとフォークの2球種中心で抑えこんだ。「ストレートで空振りが取れたので、そこは一番自信につながったと思います」と手応えを掴んだ。
スライダーに関しても、「初登板では1球投げたんですけど、空振りを取れて、手応えがあります」と自信を見せた。
二軍で取り組んできたことは「やってきたことは出せたかなと思います」と充実の表情。高橋が昨季までプレーしていた四国ILplus・徳島には毎年のようにドラフトでプロに輩出し、「(阪神の)工藤さんとか、支配下登録された時にも連絡をもらって、しっかり頑張れよという感じで声をかけられているので、頑張りたいと思います」と、現在阪神のセットアッパー・抑えを務める工藤泰成の連絡に感謝し、共闘を誓う。
この1年で「ストレートもそうなんですけど、一番は変化球」と自身の成長ポイントをあげ、「去年よりも良いかなと思うので、三振を取りたいですね」と意気込んだ。プロのスタートを切った高橋快秀。「自分のスタイルを変えることなくやっていきたいと思います」。こう決意を述べ、ロッカールームに戻った高橋の背中がいつもより頼もしく見えた。
取材・文=岩下雄太
2026年08月09日 08:00
「阪神1−7中日」(8日、京セラドーム)
阪神は拙守が重なり、2連敗で2カード連続の負け越しとなった。デイリースポーツ評論家の藤田平氏(78)は「もったいないプレー」として、先制点を与えた場面でのガルシアのバックホームを指摘。それでも「膿(うみ)が出たと思って、また切り替えてやってほしい」と切り替えの重要性を説いた。
◇ ◇
チームとして、守備面で反省材料の多い試合となった。気になったのは、二回の先制点を許した場面だ。2死一、二塁から加藤の左前打に対して、ガルシアは直接バックホームしたが、送球は山なりで、一塁方向にもそれてセーフとなった。
カットプレーを徹底していた岡田前監督の時のように、三塁・佐藤輝がカットしてホームに投げていればアウトのタイミングだった。4失点につながっただけに、もったいないプレーとなった。
ガルシアと遊撃・熊谷の衝突は、声の連係ができていないからだろう。マラーに左中間を破られた打球も、球足が速い人工芝に慣れていないように見えた。サノーの打球に後逸するプレーも含めて守備に課題が見えた。
ただ、ガルシアは7月に加入してから、2軍で2試合に出場しただけで1軍に上がってきた。ファームでも守備練習はみっちりできていないだろうし、1軍に上げるのがちょっと早すぎた。ガルシアだけでなく、伊原ら若いピッチャーは、膿(うみ)が出たと思って、また切り替えてやってほしい。
5連勝の中日はようやくエンジンがかかってきた。開幕前の評判が良かったように、もともと投打とも選手はそろっている。低迷するようなチームではなかった。3位とは2ゲーム差でチャンスは十分にある。高橋宏、マラーに苦しんだ阪神にとって怖い存在となる。
2026年08月09日 08:00
「DeNA4−3広島」(8日、横浜スタジアム)
広島が痛恨のサヨナラ負けを喫した。延長十二回、8番手のアドゥワ誠投手(27)が筒香に一発を浴びた。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(81)は、この日マウンドに上がった若い投手陣に対して「この経験を次の登板につなげて」と奮起を促した。
◇ ◇
5回2失点の斉藤優は、4回5失点で降板した中日戦(1日)を考えればナイスピッチングだった。特に直球のキレが良く、球速も最速で151キロを計測していた。
それだけに先頭打者への四球から2点目を失った五回の投球はもったいない。左打者に対して、これだけ直球が走っているのだから、もっと内角を使ってもよかった。DeNA打線は右打者も左打者も逆方向を意識していただけに、内角を見せれば投球の幅はさらに広がったはずだ。
同点とした直後の六回に登板した辻も、大事な場面でしっかり抑えた。2死一塁から戸柱を空振り三振に仕留めた直球は素晴らしかった。巨人戦(6日)で敗戦投手となった後だけに、大きな自信になるだろう。
八回に同点本塁打を浴びた高は直球が高く浮いた。失敗も経験。若い投手陣には、この経験を次の登板につなげてもらいたい。
2026年08月09日 08:00
8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した館山昌平氏と辻発彦氏が、同日の広島戦でリリーフ登板したDeNA・馬場皐輔について言及した。
2026年08月09日 07:50
8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した辻発彦氏が、今季初安打を放った西武・中村剛也について言及した。
前日に今季初昇格を果たしたプロ25年目42歳の大ベテラン中村はこの日のソフトバンク戦、『5番・指名打者』でスタメン出場すると、0−1の7回一死走者なしの第3打席、上茶谷大河が3ボール1ストライクから投じたスライダーをレフト前に今季初安打。これで中村は24年連続安打となった。
辻氏は「出ましたね、今季初ヒット。スライダーがあったので、甘かったんですけど、うまく打ちました」と話した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年08月09日 07:40
8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した館山昌平氏と辻発彦氏が、同日の巨人戦に先発した高橋奎二について言及した。
ヤクルトは前日の巨人戦で奥川恭伸が完封勝利を挙げたが、この日先発した高橋は3回途中7被安打、3与四球、6失点でノックアウト。2−8で敗れ、4位・DeNAが勝利したため、ヤクルトは4位に後退した。
館山氏は「ようやく勢いがつくかなというところだったんですけど」とポツリ。「昨日完封しているので、ピッチャーはたくさん使えるのは使えるんですけど、彼は逆球も多いですし、四球が失点に絡む。素材勝負になってしまう。配球じゃなくて、逆球もいいボールがあるんですけど、1球1球勝負になると、テンポも悪くなってしまって、守りもちょっとリズムが出ちゃったのかなと思いましたね」と指摘した
辻氏は「逆球という話になりましたけど、バッターが待っていないといいんですけどね。待っているところに来たら打たれるでしょうし」と話し、館山氏は「意図を持って配球をしているのに、逆球はキャッチャーの意図と真逆になってしまったり、狙いが定まらないところもあるのかなと思うんですけど、構えたところに反対にいってしまうと野手も動きづらいところがありますよね」と話した。
辻氏も「守る方も大変なんですよ。コントロールのピッチャーはここに放れば、こっちに飛んでくるなという予測がつきますし、好プレーも生まれますしね」と語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年08月09日 07:30
新たな歴史を刻んでみせる。育成出身で7月末に支配下昇格を果たし、背番号「92」をつけることになった台湾出身の陳睦衡(チェン・ムーヘン)投手が、球団初の背番号を歴史に残る番号にしたいと意気込んでいる
「正直にいうと、(けがで)出遅れたし、まだ復帰してから時間も経っていません。パフォーマンスもそこまで出せていなかったので、思ったより早かったなと思います」。支配下昇格が発表された7月30日、大阪・舞洲の球団施設で陳が率直な思いを口にした。
陳は、2024年9月の「第13回 BFA U18アジア選手権」に台湾代表として出場。韓国戦に先発し5回1/3を投げて被安打2、7奪三振、無失点。日本戦では4回を無安打、2奪三振、無失点で6大会ぶりとなる優勝に貢献した。メジャー球団も関心を寄せる中、オリックスと同年10月に育成契約を結び、11月の秋季キャンプに参加した。
1年目の昨季は、5試合に登板し1勝0敗、防御率1.17。飛躍が期待された今季は、春季キャンプ終盤に右ひじを痛め、6月9日の独立リーグとの交流戦で実戦復帰した。2軍での公式戦登板は2試合(6イニング69球、被安打1、奪三振4、四死球0、無失点、防御率0.00)にとどまったが、最速152kmをマークするなど順調な回復ぶりと素材として高い評価を受け、支配下に抜擢された。背番号は「92」。球団関係者によると、1989年に発足したオリックスで選手が着用するのは初めてという。
来日当初は、台湾とのボールの違いに苦しんだそうだが、経験を重ねることで解消。けがで戦列を離れている期間には、出力が上がるような体の使い方やひじの負担を軽減する投げ方などを勉強し、ウエートトレーニングなどで筋肉量が増え、体重も入団時より11kg増量した。
台湾出身の日本ハム・孫易磊(スン・イーレイ)投手、ソフトバンク・張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)投手、ヤクルト・翔聖(ショウセイ)投手ら同世代の選手の活躍も励みになった。張は高校の同級生で同じクラス、翔聖とは中学のクラスメート。孫は昨年5月に支配下になり、張は7月27日に一足先に支配下入りしていたが「張は高校のエースで、本当にすごいピッチャー。(先を越された)悔しさはありませんでした。自分には自分のテンポがあります。人と比べることなく自分のペースで成長することを考え、落ち込むことはありませんでした」と明かす。
翔聖は今季の支配下入りを逃したが、8月7日のオリックスとの2軍の交流戦(杉本商事Bs)で先発し、5回を73球、被安打2、奪三振3、与四球1、無失点で今季3勝目を挙げた。前日には半年ぶりに会食し、互いの健闘を讃えたという。陳は支配下入りした2日後のソフトバンク戦(タマスタ筑後)で3番手で登板し、2回2/3、65球、被安打0、奪三振2、与四球4、1失点で今季初勝利を挙げた。希望は先発。近く予定される登板に向け「四球を少なくして球数を減らし、5回を投げ切りたい」と意気込んだ。目標とする1軍のマウンドに向け、背番号「92」の新しい歴史を創る。
取材・文=北野正樹
2026年08月09日 07:23
「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」
7日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ-オリックス戦のセレモニアルピッチに、歌手でタレントの後藤真希さんが登場した。
2026年08月09日 07:20
8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した辻発彦氏が、巨人の浦田俊輔、松本剛の1、2番コンビについて言及した。
この日のヤクルト戦は2番・松本が5打数0安打だったが、1番の浦田は3安打3打点の活躍で勝利に貢献。
辻氏は「今シーズン大活躍ですよ。ジャイアンツがこの位置にいるのは、彼が1番に入って、松本くんが2番に入って、この1、2番は嫌らしいですよね。こういう1、2番相手のチームにとって脅威ですよ。ピッチャーも気を使いますしね」と評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年08月09日 07:10
8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した辻発彦氏と館山昌平氏が、同日の中日戦に敗れた首位・阪神について言及した。
阪神は2回にショート熊谷敬宥の悪送球エラー、ショート・熊谷とレフト・ガルシアの交錯、ガルシアの後逸、5回にはサード・佐藤輝明がファンブル、さらに7回にレフト・ガルシアが後逸、9回には途中出場のショート・元山飛優が後逸と、今季ワーストの3失策・3度の後逸。中日に1−7の大敗を喫し、2カード連続負け越しとなった。
辻氏は「ミスがあると失点してしまいますよね。選手たちは一生懸命やっているんですけど、こういうミスが出ると試合は大味になってしまう」とチクリ。
館山氏は「チームに流れが来ていない時のファーストプレーは緊張するんだと思います。最初の熊谷選手のプレーからだんだん綻びがきてしまいましたけど、経験のあるチームなので、誰かが流れを止めなきゃいけない。今日は残念な試合になりましたけど、一つをきっかけに明日以降は締まったチームに仕上げて欲しいと思います」と奮起を促した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年08月09日 07:00
8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した館山昌平氏と辻発彦氏が、DeNA・筒香嘉智について言及した。
筒香は同日の広島戦、3−3の12回無死走者なしの第6打席、アドゥワ誠が1ボール1ストライクから投じた3球目の外角のチェンジアップをレフトポール際にサヨナラ本塁打。DeNAは巨人に敗れたヤクルトに変わって3位に浮上した。
館山昌平氏は「最近打撃が好調だというだけではなくて、頼れるバッターだなというところですよね。反対方向に強い打球が打てますし、ピンチの場面でも外国人投手がマウンドに上がった場面で、英語で声掛けするとか、チームの中心選手が決めるというところで、かなりチーム状態は上がってきていると思います」と評価。
辻氏は「同じようなホームランを見ている感じですよね。相手投手も一発が怖いので、アウトコースを大事に投げてきている。狙っているところもあるんじゃないですか」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年08月09日 06:27
ガーディアンズ戦で角度42度の25号…「あんなところまで飛ぶとは」
メジャー1年目から圧倒的なパワーを証明している。
2026年08月09日 06:00
「DeNA4−3広島」(8日、横浜スタジアム)
広島が痛恨のサヨナラ負けを喫した。延長十二回、8番手のアドゥワ誠投手(27)が筒香に一発を浴びた。チームの連敗は4に伸び、借金は今季ワーストを更新する「17」に膨らんだ。最下位にもがく赤ヘル。3位に浮上したDeNAとは5ゲーム差に開いたが、CS進出へ、まだまだ諦めるわけにはいかない。
敵地に降り注ぐ歓喜のウオーターシャワーを尻目にカープナインがベンチへと引き揚げていく。延長十二回に8番手・アドゥワが筒香にサヨナラ弾を被弾。4時間半を超える熱戦となったが、ダメージだけが残る負け方を食らってしまった。
主砲が見せ場をつくった。会心の一撃はぐんぐんと伸びていくと、青く染まった左中間席に飛び込んだ。坂倉が一時勝ち越しとなる11号ソロ。ダイヤモンドを一周し、新井監督からヘルメットをたたかれる祝福を受けると、「よっしゃ!」と叫びながらナインとハイタッチを交わした。
2−2で迎えた七回1死だ。この回から登板した4番手・中川虎に対し、2ボールからの甘く入った149キロを逃さなかった。高々と舞い上がった打球は横浜の夜風に乗ってスタンドイン。「良いスイングができました。先に勝ち越すことができて良かったです」と、自画自賛の一振りは7月18日・阪神戦(マツダ)以来の一発となった。坂倉は四回と延長十二回にも安打を放ち今季5度目の猛打賞をマークした。
勝利のチャンスはあった。2点を追う六回は制球に苦しむDeNA投手陣から計5四球をもぎとるも、押し出し四球と代打・佐藤啓の右犠飛で奪った2点止まり。1点リードで迎えた八回は、4番手・高がエンカーナシオンに痛恨の同点ソロを浴び天を仰いだ。延長十回2死一、二塁の好機では途中出場の持丸が一ゴロ。延長十二回は2死一、二塁で好調の佐々木が打席に立つも、馬場の前に空振り三振に倒れ、左翼席の鯉党からため息が漏れた。
チームは今季5度目の4連敗。今季ワーストを更新する借金17を背負い、5位・中日とは2ゲーム差に広がった。残り46試合。一つでも上の順位を目指し、チーム一丸で戦っていく。
2026年08月09日 06:00
巨人が快勝。
二回に浦田の適時打で追いつき、三回には笹原、浦田の2点打などで5点を奪った。6回1失点の竹丸が8勝目。ヤクルトは高橋の乱調が響いた。
自己ワーストの8失点を喫し、プロ最短の3回でノックアウトされてから1週間。巨人のドラフト1位左腕、竹丸が原点回帰を印象づける投球を見せた。
試合前のバッテリーミーティングで、実松バッテリーコーチらから「最近は色々な球種を投げているけど、良い時に戻った方がいい」と説かれ、新球種シンカーをほぼ封印。武器である直球、チェンジアップを軸に、立ち向かった。
二回に失策も絡んで先制を許したが、四回には岩田、内山に速球で押し、カットボールで連続三振に仕留めた。「シンカーに固執していたけど、減らした結果、真っすぐもすごく良かった」とうなずいた。
対戦を繰り返し、研究も進むプロの世界。右打者に対抗するため、シーズン途中からシンカーを投げていたが、もろ刃の剣だった。外に逃げて沈む球は効果的な反面、フォームのバランスを崩したり、腕の振りに悪影響が出たりして球の威力が陰るようになった。
今回の登板に向け、手先だけで球を操らずに「体をしっかり使う」ことを心掛け、勢いをつけて投げるステップスローを反復。久々に本来の直球を取り戻した。
もちろん、投球の幅を広げる試行錯誤は継続中。大量援護をもらった中盤以降は、握りを変えたカットボールを増やし、「収穫はあった」と手応えを深めた。レベルアップを図りながら、立ち返るべき原点は見失わない。一つの白星以上に、大きな価値のある106球だった。(井上敬雄)
2026年08月09日 05:01
左アキレス腱断裂からの復帰を目指す阪神の石井大智投手(29)が8日、SGLで負傷後3度目となる実戦形式のライブBPに登板した。経過は順調で、早ければ来週中にもファームで実戦復帰する可能性も浮上。8月中の1軍復帰も視界に入ってきた。また、右足首の捻挫で離脱していた湯浅京己投手(27)が同日の中日戦(バンテリン)で1軍復帰登板を果たし、1回無失点に抑えた。勝負の優勝戦線に向け、虎のブルペンが整いつつある。
午前10時で気温33度まで上昇した尼崎市内。照りつける太陽の下、力強いミットの音が響いた。直球主体に多彩な変化球も織り交ぜながらの投球。打者は球威抜群の直球に対して立ち遅れが目立った。奪った空振り三振は二つ。小幡にこの日唯一となる安打性の打球を右前へ飛ばされたが、実戦復帰に向けて上々の内容を示した。
糸原、百崎、小幡の3人に対して計9打席、29球を投げて安打性の打球1本に抑え込んだ。見守った球団関係者によれば「(直球の最速は)150キロ前後出ていた」といい、状態は良好であることは間違いない。早ければ、来週中にもファームで実戦復帰する可能性も浮上した。
7月22日に負傷後初となるライブBPに登板した。「実戦に少しずつ近づいていく中で、まだまだやることが多い。トレーナーのプログラムに従いながら、一つずつクリアして消化していきたい」と意欲的に語った。続けて「まだシーズンは終わっていない。チームは頑張っている状況なので、自分も今できるベストを尽くしたい」と、今季中の1軍復帰を諦めてはいなかった。
今月5日には2度目のライブBPに登板。打者3人に対し計6打席で28球を投じ、安打性の打球は4本とまずまずだった。そこから中2日で結果、内容ともに向上させてきたことが、右腕の修正能力を物語る。完全復活に向けてまた一歩前進した。3度の実戦形式を挟んだことから、コンディションを慎重に考慮していたことがうかがえる。焦らず、着実に段階を踏んできた。
1軍は今季、苦しいブルペン事情が続いている。石井の離脱に加え、桐敷はファームで調整中。及川も今季は防御率4・32と本調子でない。ただ、6月に右足首の捻挫で離脱していた湯浅が実戦復帰。この日の1軍登板にこぎ着けた。木下、工藤ら勝ちパターンを任される若手右腕の台頭も目覚ましく、この布陣に石井が復帰すれば、シーズン佳境を迎える中継ぎ陣の救世主となることは間違いない。虎を勢いづける右腕の復帰の足音が、いよいよ近づいてきた。
【石井これまでの経過】
◆2月11日 キャンプ紅白戦の三回、ホームのカバーに走って向かうと、転倒。そのまま病院へ運ばれた。
◆同12日 帰阪し検査を受けた結果「左アキレス腱損傷」と診断結果を発表。WBCへの辞退も決まった。
◆同21日 球団は「左アキレス腱断裂縫合術」を終え、20日に退院したことを発表した。
◆同27日 松葉杖をついてSGLに現れ、リハビリを開始。
◆3月3日 SGLの室内練習場で、座った状態でのキャッチボールを行った。
◆4月29日 SGLで歩行訓練を開始。外野のポール間を2往復し、約25分汗を流した。
◆5月1日 ギプスや装具を取り外し、30メートル離れたトレーナー相手に30球程度のキャッチボール。
◆6月20日 室内のブルペンで、数分間ながら投球を行った。
◆7月18日 捕手を座らせて、故障後4度目のブルペン投球を行った。
◆同22日 初の実戦形式となる、ライブBPに登板。最後は140キロ台後半を計測した模様。
◆8月5日 今季2度目となるライブBP。打者6人に28球を投じ、安打性の打球は4本。