2021年07月31日 14:13
コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが悩める胸の内を明かした。英紙『Daily Mail』が7月31日に伝えている。 ハメスは昨季、レアル・マドリーとバイエルン・ミュンヘンで師事したカルロ・アンチェロッティ監督率いる、エバートンへ移籍。すると、序盤こそ圧倒的な攻撃センスでポテンシャルを存分に見せつけたが、怪我もあり徐々に失速。プレミア1年目はリーグ戦23試合・6ゴールと、期待通りの結果を残すことができなかった。 今オフには、アンチェロッティがマドリーの指揮官に再就任したことで、ハメスもその動きに追随するのではないかと言われ、退団が囁かれるなか、本人はライブストリーミングサービス『Twitch』で自身の去就に言及。「何が起こるか分からないよ。どこでプレーするのかも分からない」と、率直な想いを語っている。 「サッカーでも人生でも、何も分からないというのはよくあることだ。僕が知っているのは、一生懸命トレーニングして、しっかり準備してきたということだけだ。ただ、複雑だね。自分が必要とされる場所にいなければならないからね」 一方で、再び“白い巨人”の一員となることは、「ない」とはっきり否定している。「マドリーに戻るか?いや、そうは思わないよ。それは閉ざされたサイクルであり、僕は繰り返さないよ」 2014年のブラジル・ワールドカップで強烈なインパクトを残し、一躍世界に名を知らしめた天才レフティは、今月30歳の誕生日を迎えた。停滞気味のキャリアをその黄金の左足で、蘇らせることはできるか。そして新シーズンは一体どこでプレーするのだろうか。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【PHOTO】2021年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
2024年04月27日 06:55
セルティックで活躍する前田大然はハムストリングと腱を痛めて今季絶望とされていた。
だが、ブレンダン・ロジャーズ監督は、シーズン中に復帰する可能性について言及した。
「以前、彼は今季絶望だという情報を伝えられた。だが、彼は非常にいい反応を見せている。離脱して更なる検査を受けた。ピッチに出てきたし、一度も離脱していなかったように思えるだろう。
彼がシーズン末までにいくらかプレーできることを祈っている。それは朗報だ。彼は一貫して素晴らしかったからね。
彼の復帰とあのインテンシティは我々にとって素晴らしい後押しになる。メディカルチームの責任者と話したが、彼(前田)の回復力と全体的なフィジカルには驚かされるばかりだと話していたよ。まだいくつかの段階があるが、彼が復帰すれば強力なチームが出来上がる」
前田は驚異的な回復を見せており、復帰が近づいているとのこと。
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『BBC』は「前田の驚きくべき回復はセルティックにとってブースト」、『footballscotland』でも、「前田の奇跡的な怪我からの復帰」と伝えている。
2024年04月27日 06:46
現地4月26日に開催されたラ・リーガの第33節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダが首位のレアル・マドリーとホームで対戦。0−1で敗れた。
3試合ぶりに先発メンバーに名を連ねた久保は、4−3−3の右ウイングで躍動。何度も仕掛けて、チーム最多の3度のファウルを誘発した。
32分には、右足の鋭いシュートでネットを揺らしたものの、オンフィールドレビューの後、その前に味方のファウルがあったとして取り消しとなっている。
【動画】久保がマドリー戦で幻のゴ―ル
現地の評価も上々だ。スペインメディア『El Desmarque』のギプスコア版は、採点記事で「7点」を付与。こう絶賛している。
「取り消されたゴールを除けば、かなり良かった。 彼はレアル・マドリーの守備をいとも簡単に打ち破り、輝きと意欲を見せた」
古巣を相手に小さくない存在感を発揮した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 06:30
レアル・ソシエダは26日のラ・リーガ第33節でレアル・マドリーと対戦した。
久保建英は古巣との対戦に先発出場。1点を追う前半30分すぎにゴールネットを揺らした。
だが、その前にレアルMFオーレリアン・チュアメニへのファウルがあったとして得点は取り消しに。結局、19歳アルダ・ギュレルの得点により、レアルが1-0で勝利している。
『Relevo』によれば、久保は試合後にこう話していたそう。
「この試合を見た人なら誰もが僕らが勝利に値したと知っている。この試合では雨や時間の変更などクソみたいなことが色々あった。
彼らはラッキーだった。(チャンスは?)1〜2回だけで、僕らは6〜7回あった。でも、いつもと同じで大事なのは結果だ。
チュアメニは倒れにいったと思う、チャンピオンズリーグなら笛は吹かれない(ファウルは貰えない)。
僕らはホームで勝てる試合があるのにそうできていない。それが順位を台無しにしている。ホームで勝つ必要がある」
現在6位のソシエダは、ホームでは最近8試合で1勝しかできていない。
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なお、『ElDesmarque』では、「ゴールが認められなかったことを除けば、かなりよかった。レアルの守備を難なく崩し、躍動していた」とこの日の久保を評価していた。
2024年04月27日 06:15
遠藤航が所属するリバプールは現地4月24日に開催されたプレミアリーグの第29節(延期分)で、宿敵エバ―トンと敵地で対戦。
2024年04月27日 06:01
ラ・リーガ第33節が26日に行われ、レアル・ソシエダとレアル・マドリードが対戦した。
この試合は当初、現地時間27日に開催予定だったが、30日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグを控えているレアル・マドリードの要請により、26日に日程が前倒しとなり開催された。
ホームのレアル・ソシエダは、イゴール・スベルディアとマルティン・スビメンディが出場停止から復帰し、久保建英も先発に入った。一方、アウェイのレアル・マドリードは、前節の“エル・クラシコ”で勝利し、バルセロナとの勝ち点差を11に広げて、今節に臨む。30日にCL準決勝を控えていることもあり、前節からルカ・モドリッチ、オーレリアン・チュアメニを除く9人を変更。ケパ・アリサバラガ、エデル・ミリトン、ダニ・セバージョス、ブラヒム・ディアス、アルダ・ギュレルらが先発に名を連ねた。
16分にいきなり久保にチャンスが訪れた。アンデル・バレネチェアがドリブルで左サイドから中央へ強引に突破し、ペナルティエリア内右側でフリーになった久保へラストパス。久保は左足でニアサイドを狙ったが、惜しくもケパに阻まれ、得点には至らなかった。
レアル・ソシエダがボールを支配してチャンスをつくったが、先手を奪ったのはレアル・マドリード。29分、中盤からチュアメニが絶妙なロングパスを供給すると、右サイドを駆け上がったダニエル・カルバハルがダイレクトで折り返し、これをファーサイドでアルダ・ギュレルもダイレクトでシュートし、ゴールネットを揺らした。加入後リーグ戦初先発となったアルダ・ギュレルが今季2ゴール目を決めて、レアル・マドリードが先制に成功する。
リードを許したレアル・ソシエダだが、32分に久保がゴールに迫る。ペナルティエリア手前でバレネチェアがチュアメニからボールを奪うと、ミケル・オヤルサバルがゴール前でシュート。これはミリトンにブロックされるが、こぼれ球を拾った久保がミリトンを交わし、右足でゴールネットに突き刺した。久保の今季リーグ戦8点目かと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によるオンフィールドレビューの結果、バレネチェアのファウルが取られ、得点は認められなかった。
後半は前半よりもレアル・マドリードがボールを動かす時間が増えたが、73分にレアル・ソシエダがゴールに迫る。久保が右サイドからドリブルで中央まで持ち運んでパス。ボールを受けたミケル・メリーノがミドルシュートを放つと、チュアメニに当たってコースが変わり、オヤルサバルの足元へ。オヤルサバルがシュートをゴールに流し込んだが、オフサイドポジションにいたため、ノーゴールとなった。
さらにレアル・ソシエダは80分、ピッチ中央で前を向いた久保がオヤルサバルへ絶妙なスルーパスを通す。オヤルサバルはループシュートを放ったが、途中出場のアントニオ・リュディガーに阻まれ、得点とはならなかった。
その後もレアル・ソシエダは攻撃の圧力を強めていく。レアル・マドリードも右サイドで起点となっていた久保を警戒し、寄せを早めたが、久保は果敢にドリブル突破を試みた。
しかし、両チームともに得点は生まれず、このまま試合終了。レアル・マドリードが1−0で勝利し、ラ・リーガ優勝にまた一歩大きく近づいた。一方、レアル・ソシエダは3試合未勝利となった。
【スコア】
レアル・ソシエダ 0−1 レアル・マドリード
【得点者】
0−1 32分 アルダ・ギュレル(レアル・マドリード)
【動画】久保建英の幻のゴール
[速報]久保建英 R・マドリードから得点!
...のハズが、悔しすぎる幻のゴールに!
🇪🇸 #ラ・リーガ 第33節#ソシエダ vs #レアル・マドリード
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レアル対決で #久保建英 がキレッキレ!
世界最高峰のDF相手にネットを揺らすも
直前のファウル判定で幻の得点に...
\#ABEMAdeDAZN#ABEMA— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) April 26, 2024
2024年04月27日 05:58
現地時間4月26日に開催されたラ・リーガの第33節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダと首位のレアル・マドリーが前者のホームで対戦した。
3試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた久保は、いつも通り4−3−3の右ウイングに入った。
ミッドウィークのチャンピオンズリーグを睨んで大幅なターンオーバーをし、いわば“1.5軍”のマドリーに対し、ソシエダはボールを支配。15分には、ボックス内右でパスを受けた久保が左足でニアサイドを狙うも、約3か月ぶり出場のGKケパにセーブされる。
28分には、左サイドを突破からオジャルサバルのパスを受けたトゥリエンテスがミドルシュートを放つが、わずかに枠を外れる。
迎えた29分、マドリーはファーストシュートで先制点を奪取。チュアメニのサイドチェンジのパスを右SBカルバハルが折り返し、初スタメンとなった19歳の新星ギュレルがゴールに流し込んだ。
32分には、敵陣ゴール前でボールを収めた久保が右足の鋭いシュートを叩き込む。今シーズン8点目となる恩返し弾かと思われたが、オンフィールドレビューの末にバレネチェアのファウルで取り消しとなる。
【動画】久保がマドリー戦で幻のゴ―ル
1点ビハインドで折り返したソシエダは47分、トゥリエンテスが右サイドからニアを狙うもケパに阻まれる。
80分には、果敢に仕掛けていた久保の好パスからオジャルサバルがシュートを放つも、途中出場の相手DFリュディガーに当たって枠を外れる。
このまま1−0でマドリーが勝利。久保がフル出場で奮闘したソシエダは、公式戦3試合未勝利となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 05:36
元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルで、U-23日本代表のカタール戦について語った。
大岩ジャパンは4月25日、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準々決勝で、開催国のカタールと対戦。延長戦の末、4−2で勝利した。
最後は勝ち切ってみせたが、90分で決着をつけられず、厳しい試合ではあった。41分に相手GKが細谷真大への悪質なファウルで一発レッド。以降は数的優位での戦いだったが、日本は攻めあぐね、一時は逆転を許す展開に。
苦戦を強いられたが、城氏は10人になったチームの利点を、こう説明する。
【動画】城彰二がU-23日本代表のカタール戦を語る
「皆さんはたぶん、『ここから圧倒できるんじゃないか』という思いがあっただろうけど、サッカーあるあるで。1人退場になってしまうと、逆にやることがはっきりする状況になる。だから、1人少なくなって中盤の選手を代えて、ブロックをしっかり2列で引いてカウンターを狙ったり、セットプレーで点を取るというのが、はっきりする。まずは失点しないようにしっかり守る。チャンスと思えば、仕掛けていって得点を狙うという風になる」
そして「もろにカタールにハマったなという印象。日本はボールを保持しているんだけど、なかなかブロックを崩し切れない。攻め切れない。そのなかで相手にセットプレーで、ヘディングシュートで追加点を奪われる。本当に典型的な展開になってしまった」と振り返った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 05:30
U-23日本代表は現地4月25日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝でU-23カタール代表と対戦し、延長戦の末に4−2で勝利。
2024年04月27日 05:11
韓国サッカー界に衝撃が走った。9大会連続で出場していた五輪へ道を閉ざされ、40年ぶりの屈辱を味わったのである。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
現地4月25日、パリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝がカタール・ドーハで行なわれ、韓国はインドネシアと対戦。退場者が出て10人となりながらもゲーム終盤に追いつき、2対2で延長戦、PK戦にまでもつれ込んだが、これを10対11で落とした。1988年のソウル五輪から続けてきた連続出場記録が途絶えた瞬間だった。
韓国国内では大韓サッカー協会(KFA)やチーム、ファン・ソンホン監督らに対する批判が沸騰している。そんななか、黙っていられなかったのが元韓国代表の“悪童”だ。かつて大宮アルディージャでもプレーしたイ・チョンス氏で、歯に衣着せぬ発言がとかく物議を醸す人物だ。
42歳になった天才肌は自身のYouTubeチャンネルで今回の失態に対して怒りをぶちまけた。「ずいぶん前から危ない兆候があった。それが今になって爆発したんだ」と前置きし、「(KFAの)チョン・モンギュ会長、チョン・ハソン技術委員長、そしてファン・ソンホン監督は無条件に責任を負わなければいけない」ときっぱり。2002年日韓ワールドカップで共闘したファン・ソンホン氏は13歳も上の大先輩だが、「責任は免れない。即刻辞任すべきだ」と言い切った。
一方で、配慮も忘れなかった。今年3月にファン・ソンホン監督は暫定的にA代表を指揮したが、数週間後に迫った大事な五輪最終予選への影響が危惧された。イ・チョンス氏は「だから就任させるなと言ったんだ。KFAの責任は重い。五輪に集中させるべきだった」と断罪した。
さらに「選手たちも反省すべきだ」と続け、「試合そのものの内容が酷くて、チャンスの数などさまざまな面でインドネシアに劣っていた。本当に五輪予選のために準備してきたチームなのかと思ったよ」と呆れ顔。そして「インドネシアはシン・テヨン監督がチーム力を格段に引き上げた。俺たちはどうだったか? さして緊張感もなく、無条件で五輪に出られるとでも思っていたんじゃないか」と語気を強めた。
それでもやはり、怒りの矛先はチョン・モンギュ会長に向けられた。「結果に対する責任を転嫁せず、代表強化に携わる者は全員辞任しなければならない。チョン・モンギュ会長がしてきたことは、韓国サッカーを10年以上も後退させたよ。無条件に辞任してほしい。人事で間違いを起こしすぎだ。今こそ協会の関係者を刷新して、変化を生まなければならない」と主張した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 05:09
サンフレッチェ広島のFW大橋祐紀が、期待に応える活躍を見せている。
2019年に中央大から湘南ベルマーレに加入した大橋は、プロ5年目の昨季にJ1で23試合・13ゴールとブレイク。今季に広島へ新天地を求めると、ここまで9試合に出場し、得点ランキングで2位タイの6得点をマークしている。
【動画】湘南時代から今季の広島での全ゴールも! 大橋祐紀のプレー集
そんなストライカーのプレー集を、Jリーグの公式YouTubeチャンネルが公開。コメント欄には以下のような声が寄せられた。
「素晴らしい!」
「まさに大砲」
「最前線で体張って毎試合フル出場。すごすぎる」
「なんでも出来るスーパーなストライカー」
「ゴールの取り方を知ってる選手」
「しっかりと周りも見えてるんだよなぁ」
「代表もあるんじゃないか」
「まじでええのとったわ!」
「広島に来てくれてありがとうございます!」
「シティのラストピースがハーランドなら広島は大橋じゃけえ!」
広島は次戦、川崎フロンターレとホームで対戦。新エースに名乗りを上げる大橋が、チームを勝利に導くゴールを決めるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 05:04
日本サッカー協会の宮本恒靖会長が公式インスタグラムを更新。友人たちと会食した様子を一枚の画像とともに伝えた。
【画像】宮本恒靖会長が投稿した中田英寿氏、ナオト・インティライミ氏らとの“豪華すぎる夜会”ショットをチェック!
宮本会長は「仲間たちと日本酒を嗜んだ夜」と題して投稿。日本代表で長く共闘した中田英寿氏、ミュージシャンのナオト・インティライミ氏、元日本代表の石川直宏氏、そして元サッカー選手家で起業家の渡邊俊介氏と総勢5人で撮影したカットを添えた。
この日は中田氏が手掛け、都内で行なわれている「Craft Sake Week」に足を運んだようで、「#招待ありがとう」「#たくさん笑った」「#ナオトの即興ライブも」とも記し、盟友や旧友たちと楽しいひと時を過ごしたようだ。
投稿をチェックしたフォロワーからは「なんて素敵な集いでしょう」「楽しそうですね!」「豪華メンバーですねー」「素敵な写真をありがとうございます」「参加したい」「恒ちゃまとヒデとか…アツい」といった声が寄せられている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 05:03
現地4月26日開催のラ・リーガの第33節で久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダが首位のレアル・マドリーとホームで対戦している。
2024年04月27日 04:55
アジア・サッカー界を牽引してきた列強が次から次へと姿を消した。アジアの勢力図は急加速的に塗り替えられている。
【PHOTO】韓国No.1美女チアリーダー、キム・ハンナの“ドッカン悩殺ショット”を厳選でお届け!
カタール・ドーハで開催中のパリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップ。上位3チームには本大会行きのチケットが付与されるが、準々決勝を終えた段階で驚きのチームが敗退を余儀なくされている。
イランは1次予選を突破できず、今大会にさえエントリーしていない。オーストラリアはグループステージで3位に沈んで早々と敗退し、ベスト8では韓国とサウジアラビアが苦杯を舐めた。韓国が五輪出場を逃すのは1984年のロサンゼルス大会以来40年ぶりで、連続出場記録はついに「9」でストップ。韓国国内では衝撃的な結末を受けて、チームやサッカー協会に対して痛烈な批判が浴びせられている。
今年1月のアジアカップでも顕著だったのが東南アジア、中央アジア勢の台頭である。今大会ではインドネシアが準々決勝で韓国を破り、イラクに惜敗を喫したものの、ベトナムも堂々の8強入り。ウズベキスタンは前回王者サウジを撃破してさらに名を揚げ、タジキスタンやタイ、マレーシアといった国々もグループステージで健闘した。アジアで中堅・弱小と見られていた国々もアンダー世代の育成に注力。地道な強化を続けてきた努力が、ついに結実しようとしているのだ。
準決勝のカードは「日本vsイラク」と「インドネシアvsウズベキスタン」に決まった。アジア主要大会で常に上位を占め、見慣れていた列強が続々と早期敗退を余儀なくされるなか、日本は8大会連続の出場権を獲得できるか。注目の2ゲームは現地4月29日に行なわれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 04:44
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップがカタールで開催。現地4月26日に準々決勝の2試合が行なわれた。
ウズベキスタン対サウジアラビアは、2−0でウズベキスタンが勝利。イラク対ベトナムは、1−0でイラクが競り勝った。
この結果、準決勝の2試合は、日本対イラク、インドネシア対ウズベキスタンのカードになった。
アジア勢に与えられたパリ五輪の出場枠は「3.5」。今大会で上位3か国に入るか、3位決定戦で敗れた場合は、大陸間プレーオフでギニアに勝利すれば五輪出場を決められる。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
26日に行なわれた準々決勝の結果と今後の日程は以下のとおり。
▼準々決勝の結果
ウズベキスタン 2−0 サウジアラビア
得点:ウ=フサイン・ノルチャエフ(45+2分)、ウマラリ・ラフモナリエフ(84分)
イラク 1−0 ベトナム
得点:イ=アリ・ジャシム(64分)
▼準決勝の日程
インドネシア vs.ウズベキスタン(4/29 23時KO)
日本 vs.イラク(4/29 26時30分KO)
▼3位決定戦
5月2日 24時30分KO
▼決勝戦
5月3日 24時30分KO
※キックオフ(KO)時間はすべて日本時間
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 04:37
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップがカタールで開催。現地4月26日に行なわれた準々決勝で、C組1位のイラクとD組2位のベトナムが対戦した。
序盤にペースを掴んだのはイラク。ポゼッションで相手を上回り、スピーディなパスワークで局面を動かしながら、効果的にロングボールも織り交ぜて攻め立てる。
守勢に回るベトナムだが、自陣ゴール前では粘り強いディフェンスで対抗。GKクアン・ヴァン・チュアンの好守もあり、ゴールを割らせず。試合は0−0で折り返した。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
迎えた後半、一進一退の攻防が続くなか、64分にイラクが先手を取る。ボックス内でニハド・モハメッドが相手GKに倒されてPKを獲得。これをアリ・ジャシムが確実に決める。
その後はベトナムの反撃をシャットアウトしたイラクが1−0で勝利。日本が待つ準決勝に駒を進めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部