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2021年07月31日 19:07
楽天スーパーレディース最終日(31日、兵庫・東急グランドオークGC=6568ヤード、パー72)22位から出た渋野日向子(22)=サントリー=は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算7アンダーの29位だった。3カ月間に及ぶ海外遠征から帰国し、8月の「AIG全英女子オープン」(19日開幕、英カーヌスティ)まで予定していた国内3試合を終了。成績は予選落ち→33位→29位と今ひとつだったが、今大会は課題の一つに挙げていた飛距離アップに手応えをつかんだ一週間となった。 この日は岡山・作陽高時代に1年後輩だった石川怜奈(21)=チェリーヒルズGC=と初の同組。飛ばし屋の石川に対し、「1回は(ドライバーショットで)オーバードライブするから」と宣言して臨んだという。有言実行はドライビングディスタンスの計測ホールだった最終18番(パー5)。飛距離は281ヤードで、石川は264ヤード。このホールは2オンにも成功した。「最後に勝ちました。途中までは全然負けていたけど、最後だけはとマン振りしました。しっかり振って、芯を食えば飛距離は戻ってきている。自信になりました」今年からスイング改造に着手。飛距離を捨て、方向性と安定性を最優先してきた。「振っても曲がらなくなった。マン振りできるまで状態が戻ってきているので、3月頃よりは10ヤード以上は絶対に伸びていると思う」2週間のオフを挟み、8月には海外メジャーの今季最終戦となる「全英」に出場する。大会連覇が懸かっていた昨年は予選落ち。今年も昨年と同じリンクスが舞台となるが、「今のゴルフができれば予選通過はできると思う。すごくいい状態で臨める感じがする」と明るい表情で話した。
2024年04月27日 12:56
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(27日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
9位から出た青木瀬令奈(リシャール・ミル)が8番パー3(180ヤード)で自身ツアー4度目となるホールインワンを達成した。使用クラブは3ユーティリティー。ピン手前に落ち、転がってカップインした。
青木は8番を終えてスコアを4つ伸ばし、通算8アンダーでトップと1打差の2位タイに浮上している。
ホールインワンは今季の国内女子ツアーで、アクサレディス宮崎以降、6週連続で達成されており、今季7度目。6週連続での達成はツアー最長記録となっている。
2024年04月27日 11:25
◆米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 第2日(26日、米カリフォルニア州・ウィルシャーCC=6258ヤード、パー71)
第2ラウンドが行われ、初日3オーバーの99位と出遅れた渋野日向子(サントリー)は3バーディー、1ボギーの69で回り、通算1オーバーの45位に浮上し、2戦連続で予選通過した。
10番から出ると、15番パー5でバーディーを先行させた。後半は5番で第2打をピン手前4メートルに運び、2つ目のバーディー。6番で1メートル強のパーパットを外し、初ボギーを喫した。7番パー3はバンカーにつかまったが、第2打をピンそばに運んでパーをセーブ。8番で第2打を2・5メートルに運んでバーディーを奪った。
ラウンド後は中継局WOWOWのインタビューに答え、「チャンスも多からず、少なからず(の一日)だった。パー5で1個しかバーディーを取れず、苦しい一日だったが、何とかボギーを1個で抑えられて良かった」と振り返った。
初日の出遅れから巻き返すのは前週のメジャー、シェブロン選手権と同じパターン。「この2日間、もう少し上位にいられたら、自分にとってもプラスになるが、スタートダッシュでつまずいた分、難しい2日目を迎えることが最近多い」と分析した。それでも「残り2日(プレーが)できるのは、自分にとっては大きなことなのでしっかり頑張ります」と上位を目指す週末へ意気込んだ。
2024年04月27日 11:25
◆米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 第2日(26日、米カリフォルニア州・ウィルシャーCC=6258ヤード、パー71)
第2ラウンドが行われ、西郷真央(島津製作所)が3バーディー、3ボギーで連日の71で通算イーブンパーの31位で、日本勢最上位となった。
ともに99位から出た渋野日向子(サントリー)と古江彩佳(富士通)は、そろって69をマークし、1オーバーの45位で並んだ。71の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は2オーバーの61位で予選を通過した。
稲見萌寧(Rakuten)は71、吉田優利(エプソン)は75で、ともに5オーバーの105位となり、予選落ちした。
2024年04月27日 09:00
〝なっち先生〞こと大谷奈千代が、コーチに転身して気づいた「プロとアマチュアの考え方の違い」は、スイングの改造や強化以上にスコアアップの効果がある。
2024年04月27日 08:00
2020-21年の賞金女王・稲見萌寧が昨年、復活優勝を成し遂げた要因のひとつに新コーチ・柳橋章徳の存在があった。
その柳橋が“ゴルフスイングの本質に迫る”チームを結成!
体やクラブの使い方の原理原則を追求し、個人の潜在的な能力の限界を突破(ブレイクスルー)するメソッドを毎月紹介しよう。 カッコよく行進しても“いい歩き方”ではない ゴルフでいい形を目指そうとするのは、ウォーキング(写真左)を「行進」の動きでしようとするようなもの。「行進」は、いい姿勢でカッコよく歩いているように見えるが、人間が歩く動作としては不自然で、スピードも出ないし体への負担も大きい(写真右) 形をなぞってもスムーズなスイングにはならない いい球を打つ選手は、形も理に適っているが、それはいい動きをした結果がいい形であるのであって逆ではない。「いいトップはこうなっている」という理由で形をマネしても、スムーズなスイングにはならないしパワーも出ない なぜその形になるのかのほうがはるかに大事 ボールに適正に、効率よくパワーが伝わる動きをした結果のいいトップなら、その前後の動きも自然とよくなるが(画像左)、トップの形だけをマネしても、前後はいい動きにはならず、効率も悪くスムーズさも生まれない(画像右) カッコいいスイングは 形からは身につかない
――でも、芸事や踊り、空手など「形から入る」習い事って結構ありますよね? お箸や楽器なども持ち方などをマネするところから入りませんか?
山縣:踊りや空手の演武のように、形をそろえる必要があるものならそれもアリかもしれません。それでも形から中身を感じることができるようになるまですごく時間がかかりますし、多分センスも必要。やはり体のことに関して科学的にアクセスできなかった時代の苦肉の策という気はしますし、「教える」ことよりも「自分で学ぶ」ことに重点が置かれた指導法だと思います。
安岡:それにお箸や楽器などは、ゴルフでいえばグリップみたいなものですので、持ち方は指導しても動かし方を形で教えることはしないと思います。
山縣:それに教わる側が、形が整うことによるカッコよさみたいなものを重視しすぎているように感じますね。
――カッコよさですか。
山縣:背すじと手足をピンと伸ばして行進する姿はカッコいいかもしれませんが、これって「いい歩き方」だと思いますか?
――いえ、実際に歩くとなったら不自然ですね。疲れますし、体への負担も大きそうです。
山縣:形を気にするゴルファーって、これに近いものがあると思います。
柳橋:こういった点を勘案しても形から入るスイングづくりって、0点どころかマイナスからのスタートなので、本当に百害あって一利なしだと思います。
――マイナスですか!
山縣:本当にやるべきことを無視して最初に余計なところを作ってしまったら、それを捨ててゼロに戻るのに時間も手間もかかってしまう。先入観なども加担して、これを取り戻すのがとても大変なんです。
安岡:実際にレッスンしていても、間違った情報から「この形じゃなきゃダメだと思っていた」みたいな思い込みをもっているゴルファーは多くて、そういう人の思い込みを取り除くのはとても大変です。
山縣:とくに日本人は「いい姿勢」に対する先入観が強すぎて、それがすごく上達の妨げになっていると思います。次回は、このへんの話をじっくり説明していきましょう。
いかがでしたか? いい姿勢を形をマネするのではなく、いい動きを目指しましょう!
安岡幸紀
●やすおか・ゆきのり/1988年生まれ、高知県出身。高知高校ゴルフ部で活躍。卒業後、指導者の道に進み、日本プロゴルフ協会のティーチングプロA級を取得。現在はCHEERS GOLFの代表を務め、柳橋らとともにゴルフの原理原則の研究を行なっている。
山縣竜治
●やまがた・りゅうじ/1982年生まれ、山口県出身。國學院大学の野球部で選手とコーチ業を兼任。運動学やチーム指導などを幅広く学び、トレーニング部門も自身の体を実験体に専門的に経験。現在はゴルフの解剖に力を入れ「太子堂やまがた整骨院」で総院長を勤める。
柳橋章徳
●やぎはし・あきのり/1985年生まれ、茨城県出身。最先端のスイングや理論を研究し、23年6月より稲見萌寧とコーチ契約を結び、1年3カ月ぶりの復活優勝に貢献したツアープロコーチ。YouTube チャンネル「BREAKTHROUGH GOLF」でも上達
に役立つ斬新な情報を発信中。
構成=鈴木康介
写真=相田克己、田中宏幸
協力=GOLFOLIC中延店
2024年04月27日 07:45
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第3日(27日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
前日に日没サスペンデッドとなった第2ラウンドが終了。62をマークした佐藤大平が通算10アンダーで、ヤニク・パウル(ドイツ)らと首位に並んだ。
67の木下稜介、68の吉田泰基が7アンダーで7位につけた。
67で回った木下裕太が6アンダーとし、68で回った中島啓太、川村昌弘らとともに12位。
金谷拓実、幡地隆寛は5アンダーで19位、蟬川泰果は3アンダー50位で決勝ラウンドに進出。
石川遼は3オーバー、137位で予選落ちした。
2024年04月27日 07:00
ワッグル編集部員が気になるギアを、コースを毎月レポート。率直な生の声を参考に、みなさんも打ってみて、回ってみて! ピン G430 MAX 10K Spec ●ロフト角/9、10. 5、12度●体積/460cc●ライ角/59. 5度●重さ・長さ/約302g・45.75インチ(ALTA J CB BLACK・フレックスSR)●シャフト/ALTA J CB BLACK、PINGTOUR 2.0 CHROME ほか●価格/10万4500円
発表会時の室内試打からいい手応えを感じたので、コースに出て「G430 MAX 10K」を打ってきました。ガーミンアプリのクラブセットに「PING 10K」と入力し、平均と最大飛距離を計りながらラウンド。
その結果、平均飛距離がいつもより10ヤードも伸びていました! ミスヒットしても大きく曲がらないから、飛距離ロスが少なかったのはデータを見るまでもなく感じましたが、とくにチーピンがフェアウエイの幅で収まってくれるので、ライのいいところを通って前へと進んでいく。
このドライバー、ヘッドが大きくタテヨコ合わせて1万超えの高慣性モーメントと深重心が売りなので、アベレージ向けの印象でしたが、左へのミスが怖いハードヒッターにも恩恵がありそう。左だけでなく右にもブレない、低スピンの高打ち出しだし、マッチするゴルファーのフトコロの広さ、どんだけ~! じつは全ゴルファー向け!? 大浪松之介 ベストスコア75
甥っ子と茨城のグランドゴルフに行った。午前中回り放題で400円。1日回り放題の食事付なら700円。ランチして回り放題のほうが断然お得、と思って700円払ったあとに食券の券売機を見たら、ラーメンやパスタ、カレーが700円前後だった。食事したらグランドゴルフがタダになるのと同じじゃん!笑
いかがでしたか? ぜひ、スコアアップに繋がる「G430 MAX 10K」を手に取ってみてください!
問合せ ピンゴルフジャパン clubping.jp
イラスト=成田草介
2024年04月27日 06:05
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
連日の日没サスペンデッドで、第2ラウンドは11人がホールアウトできなかった。
2024年04月27日 06:00
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
ツアー1勝の木戸愛(めぐみ、34)=フリー=が1イーグル、6バーディー、ボギーなしの8アンダー、64で首位と1打差2位と好発進した。2012年7月のサマンサタバサレディース以来の通算2勝目なら、ツアー制後で最長となるブランクV記録。師事する尾崎将司(77)の長男・智春氏(52)にキャディーをしてもらい、好スタートにつなげた。蛭田みな美(26)=ユアサ商事=が大会コース記録を更新する63をマークし、9アンダーで単独首位に立った。
最終9番パー5。木戸は残り205ヤードから3ユーティリティーを握った。高く上がった打球は2メートルにピタリとつき、見事なイーグル締め。「(ピンを狙うには)ぎりぎりのクラブだった印象」と振り返るが、初めてキャディーをしてもらった尾崎将の長男・智春氏から「いけるよ」と背中を押され、決断した。
自己ベストタイ64のラウンドに「ショットもパットも良いリズムで回れて、100点満点です」と笑顔で声を弾ませた。シード復帰と、実に12年ぶりの2勝目を目指し、このオフから国内最多ツアー94勝の尾崎将に弟子入り。千葉市内にあるジャンボ邸に月曜日を中心に足を運び、復活を目指し懸命に球を打ち込む。
師匠からは先日、「チャレンジャーなんだから積極的にいけ」と助言を授かり、木戸も「しっかり(体の)前で振り切ることを素振りの時から意識している」と教えを実践。以前に比べ、飛距離も「伸びている実感がある」という。
昨年8月に結婚し、同12月には「キドクラッチ」などの技でプロレスラーとして活躍した父・修さん(享年73)を亡くした。生前はツアーに同行し、誰よりも自身を応援してくれた。心の支えだった父がいない今シーズンの心境を問われると、しばらく沈黙し「強い気持ちを持って頑張ります」と目に涙を浮かべながら、言葉をつないだ。
12年の初優勝は22歳だった。ツアー最長のブランク記録となる11年281日ぶりの優勝へ。「積極的なプレーを、残り2日間もやり抜きたい」と決意。ジャンボ魂を胸に、天国の父に2勝目を報告する。(岩原 正幸)
◆ブランク優勝記録 1988年のツアー制施行後では、2022年樋口久子・三菱電機レディスの金田久美子が11年189日ぶりに挙げた2勝目が最長。木戸が優勝すれば、11年281日ぶりでツアー優勝のブランク最長記録を更新する。
◆木戸 愛(きど・めぐみ)1989年12月26日、神奈川・横須賀市生まれ。34歳。10歳でゴルフを始め、宮城・東北高卒業後の2008年にプロテスト合格。11年に賞金ランク49位で初シードを獲得。12年7月のサマンサタバサレディースで初勝利。23年8月8日、男子プロの神農洋平と結婚。172センチ、56キロ。父は23年12月に死去した元プロレスラーの修さん。
2024年04月27日 06:00
プロゴルファーの安田祐香がInstagramを更新。自家用車のタイヤを買い換えたことを報告しました。 安田プロの母親も絶賛!!そのタイヤの正体とは?
安田プロは「先日、ダンロップ様のタイヤVEURO 『VE304』に履き替えました」とコメントし、タイヤと自身の写真を公開しました。
「VE304」は高い静粛性を実現するためにノイズの発生源となる溝とピッチ配列を最適化。路面からの振動や騒音を効果的に低減し、滑らかで静かな快適な車内空間を実現しています。安田プロもその効果を実感しているようで「後部座席に乗っていても、とても静かで快適です!」「いつも試合の移動で長距離運転してくれる母も、疲れが出ないと絶賛してました」と新しいタイヤを絶賛しました。
最後に「タイヤをご検討の方は、是非チェックしてみてください!」とコメントした安田プロ。小学生のころからゴルフ道具はダンロップを愛用していましたが、タイヤもダンロップがお気に入りのようです。
いかがでしたか? ぜひ安田プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※oo_______yuka/Instagram
2024年04月27日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第2日」(26日、太平洋C御殿場C=パー70)
欧州ツアーと日本ツアーの共催大会。第1Rの続きから再開され、日没のため4組11人が競技を終えられなかった。37位から出た佐藤大平が62をマークし、ヤニク・パウル(ドイツ)らに並んで首位に浮上。川村昌弘(30)=JCR Pharmaceuticals=は日没サスペンデッドとなっていた第1Rを4アンダーの6位、引き続きプレーした第2Rは4バーディー、2ボギーの68で回った。
欧州ツアーを主戦場とする川村が、暫定10位の好位置につけた。14番グリーンから第1Rを再開し、22ホール少々を回った一日に「終盤は疲れた。良くもなかったけど、悪くもなかった」とさばさばした表情で振り返った。
18年末に欧州ツアーのQT突破後、5年以上同ツアーで戦うパイオニア。直近1年で日本選手が3人も優勝していることに「移動や環境になじめば、日本の選手はゴルフがうまいので驚きはしない」と見解を示す。昨今の円安には「物価はいつも驚く。ご飯とかは安くてクオリティーが高い。そういう意味では日本は最高ですね」と世界中を股にかける“旅人”ならではの視点で話した。
2024年04月27日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第2日」(26日、太平洋C御殿場C=パー70)
欧州ツアーと日本ツアーの共催大会。
2024年04月26日 19:09
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
37位で出たツアー未勝利の佐藤大平(クリヤマホールディングス)が9バーディー、1ボギーで、この日のベストスコア62をマークし、通算10アンダーで暫定トップに立った。「一打一打本当に必死にやっていた。スコアを見たらビッグスコアで自分でもビックリ」と笑顔を見せた。
欧州ツアーの選手の飛距離におののきながら、自分の武器を発揮することに集中した。「アイアンが好きなので。後ろからでもバーディーチャンスにつけられるように頑張ろうという感じだった」。後半8番は残り170ヤードの第2打を8アイアンで2メートル、9番は152ヤードを9アイアンで1メートル半につけて連続バーディーで締めた。
3位だった開幕戦の東建ホームメイトカップで、優勝争いの局面でのショートパットに課題を感じた。ツアーパターコーチの丸山颯太氏に「(パッティングの)結果が気になって顔が上がっちゃう」と相談した。「タイガー・ウッズはカップまでのラインの景色を、写真のように頭の中でイメージしていると思う」との言葉を授かった。「なるほど。それだったら顔は上がらないよね」と納得。今週はショートパットを不安なく打てている。
昨季は2位を含むトップ10フィニッシュ7回で、賞金ランクは自己最高の16位だった。成長を続けるプロ9年目の30歳。「調子はいいので、いいゴルフをあと2日間やれればいいなと思っている」。海外志向は強い。初優勝のチャンスが、欧州ツアーとの共催大会で訪れた。(高木 恵)
2024年04月26日 19:08
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
2週連続優勝中の竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は5バーディー、2ボギーの69で、3アンダーで首位と6打差の25位で発進した。
国内ツアーでの3週連続優勝は2007年の全美貞(韓国)、19年の鈴木愛の2人だけ。初優勝から3週連続Vなら史上初の快挙となる。この日は前半に3バーディーと快調にスコアを伸ばしたが、後半に入り12、14番とボギー。それでも終盤に15番パー5でバーディーを取り、最終18番パー3は2メートルを沈めてバーディー。「前半はすごく良かったが、後半はミスパットもあってもったいなかった」と振り返った。
それでも、最後は良い形で締めくくり「明日につながるかと思います」と気持ちは前向き。残り2日へ「トップも伸びていて、全体的にスコアが出ている。自分もそういう(伸ばす)チャンスがあると思うので、明日いいスコアで回れるように頑張りたい」と視線を上げた。
2024年04月26日 18:41
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(26日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第2ラウンドが行われ、日没のためサスペンデッドで11人がホールアウトできなかった。3打差の37位から出た佐藤大平(クリヤマホールディングス)が9バーディー、1ボギー、62をマークし、通算10アンダーで暫定首位タイに浮上。サム・ベアストー(英国)、セバスティアン・ソーデルベリ(スウェーデン)、ヤニク・パウル(ドイツ)とともにトップに立った。
首位からスタートした吉田泰基(東広野GC)は15ホールを終え、8アンダーの5位。昨季日本ツアー賞金王で、今季欧州1勝の中島啓太(フリー)、川村昌弘(JCR Pharmaceuticals)はともに68で、6アンダーの12位から逆転を狙う。開幕戦を制した金谷拓実(Yogibo)は5アンダーの19位。蟬川泰果(アース製薬)は3アンダーで50位。
アマチュアの中野麟太朗(早大)は71と落とし、1アンダーの81位。石川遼(カシオ)は3オーバーの138位で予選落ちが確実となった。27日午前6時20分から競技再開が予定されている。