2021年08月01日 09:18
今季2度目の完封で勝率5割復帰、1-0の試合は2018年9月以来■エンゼルス 1ー0 アスレチックス(日本時間1日・アナハイム) エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間8月1日)、本拠地でのアスレチックス戦で、決勝の先制適時二塁打を放った。チームはこの“虎の子”の1点を守り切って完封。約3年ぶりとなる「1-0」での勝利に、ジョー・マドン監督は試合後「目標としている場所にたどり着くためには、1点差の試合に勝たなければならない」と語った。 大谷は「2番・指名打者」で先発出場。両軍無得点の3回1死一、二塁に右中間へ。打球速度110.6マイル(約178.0キロ)の弾丸二塁打で、先制点をもたらした。投手陣では、先発のバリアが7回途中まで4安打2四死球と粘投。その後はシーシェク、キハダと継投し、最後は守護神イグレシアスが締めた。 無傷の2勝目を挙げたバリアに対し、指揮官は「大事な場面で良い球を投げていた。素晴らしい落ち着きだった。またしても極めて素晴らしい投球だった」と絶賛。好投の理由として「自信だと思う。(球の質自体は)特に変わりはない。しかし1球1球に以前より気持ちが込められている」と挙げた。 エンゼルスにとっては、今季2度目の完封勝利で勝率5割に復帰。さらに、米紙「LAタイムズ」のエンゼルス番ジャック・ハリス記者によると、1-0での勝利は2018年9月以来、実に約3年ぶり。大谷が打っても投手陣が乱れてフイになることも少なくないチームで、大谷の1点を守り切る珍しいゲームとなった。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 12:37
「ウエスタン、ソフトバンク−阪神」(27日、タマホームスタジアム筑後)
“師弟対決”が行われる。阪神の先発は富田、ソフトバンクの先発は和田。富田はオフに初めて大竹らとともに和田の自主トレに参加していた。“師匠”との投げ合いで成長を見せたい。
両チームのスタメンは以下の通り。試合開始は13時の予定。
【阪神】
1番・二塁 遠藤
2番・左翼 島田
3番・一塁 渡邉
4番・右翼 井上
5番・DH ミエセス
6番・捕手 栄枝
7番・中堅 井坪
8番・三塁 戸井
9番・遊撃 山田
投手 富田
【ソフトバンク】
1番・二塁 広瀬
2番・一塁 三森
3番・三塁 井上
4番・右翼 正木
5番・DH リチャード
6番・捕手 谷川原
7番・左翼 野村大
8番・中堅 笹川
9番・遊撃 西尾
投手 和田
2024年04月27日 12:36
ロバーツ監督の記録を「明日また抜けるように頑張ります」
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦で3戦ぶり7号ソロを放った。「2番・指名打者」で出場し、大ブーイングの中、初回の第1打席で右翼席へ運んだ。沖縄生まれのロバーツ監督に並び、球団の日本生まれの選手最多本塁打記録となった。
試合後の一問一答は以下の通り。
――ファンの対応やHRの雰囲気はどうか。
「1打席目だったので、トロントに来ること自体は楽しみにしていましたし、今日も満員に近いファンがいて選手冥利に尽きるといいますか、多くのファンの人の前でやるのはすごく自分的にはエキサイティングするのかなと思います」
――ブーイングされてびっくりしたか。
「びっくりはしなかったですね」
――最近、打撃が好調だが要因は。
「色々データのことも含めて、バッティングコーチとも話していますし、動作的なことも含めてコミュニケーションとれているのがいいところかなと思います」
――ブーイングはモチベーションにつながりますか。
「モチベーション……ブーイングをされるか、されないかは特に結果的な話ですけど、これだけ多くの人に入ってもらって、何て言うんですかね、自分のチームが好きなだからこそ、相手の選手にブーイングすると思うので。そういう熱量はドジャースファンでも、ブルージェイズのファンでも野球を好きなんだなという、リスペクトを逆に感じるところかなと思います」
――ブーイングを驚かなかった理由は。
「結果的にその、これはドジャースに決めたときにも言いましたけど、結果的にいける球団は一つ。僕的には声をかけてもらった球団に感謝しかないですし、そこに関してはファンの人がどう思っているかは置いといて、僕としてはファンの人たちにも含めて感謝しかないかな」
――直近5試合、打線が好調だが要因は。
「個人的にはディフェンスのリズムがいいので、それがオフェンスにつながっているのかなと思いますし、先発もリリーフもリズムがディフェンスの面でいいリズムになっているので、それが要因かと思います」監督の本塁打記録に並び「明日また抜けるように頑張ります」
――監督のHR記録に並んだが。
「そうですね。今のところそこを目標に頑張っているので。明日また抜けるように頑張ります」
――トロントファンからポジティブな声もあったが。
「単純にうれしいですね。ブーイングも嫌ではないですし。野球の一環ですし、ファンの人たちがそれで楽しんでいるなら、選手は気にしてもらえるだけいいんじゃないかなと思います」
――リスペクトの意味で。
「ブーイングの種類にもよるんじゃないかなと思うんですけど。結果的に僕はブルージェイズにノーと言っている立場なので。ファンの方はブルージェイズが大好きだと思いますし、そこに対してブルージェイズはブルージェイズを応援するのが筋じゃないかなと。僕がブルージェイズのファンだったら、普通にブーイングすると思いますし、野球、スポーツの一環かなと思います」
――その中で打ったホームランは。
「ブーイングの中で打ったかは別として詰まっていたので入ってくれないかなと。ギリギリでしたけど入ってくれてよかったです」
――メンタルをコントロールするには。
「場数もあると思いますし、自分でメンタルが強いとは思わないので。思っている人で強い人はいないんじゃないかなと思いますし。シチュエーションによって、プレッシャーかかる、かからないとはあると思いますけど、そういうシチュエーションで打席に立ててるのはうれしいことじゃないかなと思います」
――監督に並んで何か言葉は。
「並んだぞ、と。僕のほうから言いましたけど」
――監督が新しい車が欲しいと言っていた。
「今は考えていないですね」
――冗談を言い合える関係はどうか。
「最初の1か月が1か月だっただけに。僕からしたらあまり気にしないでほしいというか、むしろ笑いに変えるくらいのコミュニケーションを。(騒動を)グラウンドに持ち込んでほしくないですし、自分で処理すればいいだけなので。チームメートには普通に冗談を言い合える雰囲気は僕にとってプラスかなと思います」菊池雄星との対戦「学校や教えてもらった先生たちが楽しみ」
――27日(同28日)は菊池雄星投手との対戦。
「結構打席には立っているので、ただ、毎年毎年数があるわけでもないですし、僕らももちろん大事ですけど、学校(花巻東)もそうですし、教えてもらった先生もそうですけど、そういう方が楽しみというか。そういう感じじゃないかなと思います」
――リハビリの進捗と球拾いで守備を意識したか。
「守備は意識していないですね。スプリント、走りたいなと。微妙な時間帯のゲームだったので。最初は知ってからゲームに入りたいなと思います。ピッチングに関しては順調に来ているかと思うので。肘の反応自体もすごくいいですし、そこは順調かなと思います」
――水沢リトルの後輩が競歩のパラリンピックに選出された。
「頑張ってほしい。自分の納得できる結果を出せるように。まずやってきたことを出せるのが本人にとっては満足することじゃないかと思うので」
――五輪で戦う選手については。
「単純にすごいなと。競技がどうこうではなく、オリンピックに出る、出ないは関係ないと思いますけど。競技をそこまで続けようと思ったのはそうですし、続けてきたのもそうですし、これからも続けようと思っているのは、スポーツだけじゃないですけど、それ自体が素晴らしいことだと思います」
――初めて世界大会に出た時の心境。
「多分高校の代表じゃないかなと思うんですけど。その時は単純に甲子園に出ているメンバー、藤浪(晋太郎)選手とかもそうですし、そういう選手たちとやれるというのが、世界戦がどうのこうのではなく、そういうチームでやるのが僕にとっては特別だったかなと思います」(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月27日 12:32
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手が八回に球団新人では初となる満塁弾を放ち、勝利に貢献。ベンチで涙を流すなど前カードの阪神戦で苦しみ、8番降格となっていたルーキーがばん回の一撃だ。
一夜明け、Xでは「阪神戦以外」の5文字がトレンドに急浮上。度会の一発を阪神ファンが喜んでいたとみられる。「度会のことは嫌いじゃない むしろ応援してる 阪神戦以外は」「阪神戦では応援できひんけど!笑阪神戦以外ではすごく惹かれる選手」「トレンド『阪神戦以外』(笑)面白すぎる」といった書き込みが多く集まった。
度会は前カードの阪神2連戦で10打数0安打。通算成績でも22打数1安打の打率・045と対戦カード別で最も数字が悪い。巨人相手のグランドスラムで、阪神は守乱でヤクルトに大敗してしまったため、ファンの興味が華のあるルーキーに向いたと考えられる。
2024年04月27日 12:30
阪神の糸原健斗内野手(31)が27日、出場選手登録日数が7年に達して国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。
2024年04月27日 12:30
ソフトバンクの牧原大成内野手(31)が27日、出場選手登録日数が8年に達して国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。
牧原大は球団を通じて「育成選手として福岡ソフトバンクホークスに入団しここまでこれたことは本当に嬉しく思います。国内FA権が取得できるとは当時の自分からは想像もしていませんでした。日々がむしゃらに過ごす中で様々な経験をさせていただき、家族をはじめこれまで携わって下さった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。ホークスの優勝のため、変わらず努力して参ります。至らない点も多々ありますが、今後とも牧原大成をどうぞ宜しくお願いいたします」とコメントを寄せた。
牧原大は10年育成ドラフト5位で城北高校から入団。貴重なユーティリティプレーヤーとして活躍し、昨年は3月のWBCで侍ジャパンメンバーに追加招集され世界一に貢献した。昨オフの契約更改では年俸変動制の3年契約を結んでいる。
今季はここまで21試合に出場して打率.288、0本塁打、4打点の成績。本塁打は出ていないが、三塁打はリーグトップの3本を記録している。また、直近5試合は20打数8安打と当たっている。
2024年04月27日 12:15
大谷翔平は日本生まれの選手として、デーブ・ロバーツ監督の持つ球団最多ホームランに並んだ
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で3試合ぶり7号ソロを放った。日本生まれの選手では、デーブ・ロバーツ監督の持つ球団最多ホームランに並んだ。試合後、大谷は「明日また抜けるように」と記録更新への意欲を口にした。
異様な雰囲気の中で生まれたメモリアルな一発だった。昨年12月、一部の米メディアによってブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられた。誤報と判明しドジャースと契約合意したため、初回の第1打席からブーイング。その直後、バシットの内角スライダーを引っ張った打球は右翼スタンドに一直線。3試合ぶり7号ソロは打球速度96.1マイル(約154.7キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、角度37度だった。
大谷に対するブーイングについて、ロバーツ監督は「(同僚からブーイングされ)あれはかなり笑えたね。しかしながら、それがやる気を起こさせるものだとは思わない。彼はあのブーイングを聞いた。そして打席に立てば、打撃をするだけだ」と分析した。
ロバーツ監督の並んだことについては「私は彼にブーイングはしていない。しかしながら、彼は私の方を見て『並んだね』と言っていたよ」と語り、報道陣の笑いを誘った。
デーブ・ロバーツ監督は24日(同25日)、敵地・ナショナルズ戦の試合後に「(本塁打にならず)ボールが落ちて来てくれと願っていたと、彼に話をしたよ」とジョークを飛ばしていた。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 12:12
阪神は27日、青柳晃洋投手の出場選手登録を抹消した。青柳は26日のヤクルト戦に先発するも、投手の小川に押し出し四球を与えるなどして四回途中5失点でKOされていた。
青柳は今季、2年連続の開幕投手を託された。ここまで5試合に先発し1勝2敗、防御率2・96の成績を残していた。直球を捉えられるケースが目立ち「走ってないんやろうなあ。それは。あんなもう、インコース、ストレート行きすぎよ。はっきり言うて」と語っていた。
現時点では再調整とみられ、26日から門別が先発組に入って調整を続けている。また開幕から好調の西勇も控えており、先発陣に大きな影響はないとみられる。
2024年04月27日 12:12
チームメートとの関係値について明かす「冗談を言い合える雰囲気」
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し初回の第1打席で7号ソロを放った。
2024年04月27日 12:02
4勝はメジャートップに並ぶ
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は26日(日本時間27日)、敵地レッドソックス戦に先発し、6回1/3を投げ1失点の好投でメジャートップに並ぶ今季4勝目を挙げた。デビューから5試合で防御率は0.98。MLB公式が「ファンタスティックなスタート」と伝えたのをはじめ、米国の記者は次々に称賛の言葉を残している。
今永は3回まで走者を1人も出さない絶好の立ち上がり。3-0とリードした4回、1死からオニールに左翼へ8号ソロを浴びたものの、崩れることなくアウトを重ねた。7回に先頭のダルベッツに内野安打を許し、バルデスを右飛に打ち取ったところで降板。被安打5本、7奪三振、1四球という好投で、防御率を0.98とした。
MLB公式Xは、今永のこの日の登板で残した数字を列挙し「ショウタ・イマナガ、MLBキャリアのファンタスティックなスタート継続中」と称えた。米イリノイ州地元紙「シカゴ・トリビューン」のカブス番メーガン・モンテムロ記者はXで「ショウタ・イマナガがまたも素晴らしいパフォーマンス」と、好投を続けているのに驚いている。
さらに米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のカブス担当、サハデフ・シャルマ記者は立ち上がりの安定感に注目。Xで「ショウタ・イマナガがフェンウェイでの最初の3回を簡単に片付ける。一人も塁に出さず4奪三振、わずか32球で終える」とつづった。
今永は4月1日(同2日)のロッキーズ戦でデビューしてから好投を続けており、4試合目の先発となる20日(同21日)のマーリンズ戦まで自責点がなかった。その試合も6回3失点(自責2)にまとめており、驚異の安定感を見せている。
(THE ANSWER編集部)
2024年04月27日 11:55
「ブーイングも嫌ではないです」
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し初回の第1打席で7号ソロを放った。敵地から特大ブーイングを浴びた中での一発。「僕がブルージェイズのファンだったら、普通にブーイングすると思いますし、野球、スポーツの一環かなと思います」と理解を示した。
初回1死の第1打席でバシットの3球目を捉えた。内角へのスライダーを引っ張り、右翼スタンド一直線。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、角度37度だった。
昨オフには一部米メディアによって、大谷がブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられた。誤報だったが敵地のファンからブーイングも飛ぶ、異様な雰囲気のなかで放ったアーチだった。これが移籍後、7本目の本塁打で沖縄生まれのロバーツ監督が持つ、球団の日本生まれの選手最多記録に並んだ。
試合後、取材に応じた大谷は「結果的に僕はブルージェイズにノーと言っている立場なので。ファンの方はブルージェイズが大好きだと思いますし、ブルージェイズはブルージェイズを応援するのが筋じゃないかなと」話した。「ブーイングも嫌ではないです」とコメントした。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 11:44
球団日本生まれ選手最多ホームランに並んだ
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で3試合ぶり7号ソロを放った。打席のたび、昨オフに大谷獲得に失敗した敵地のファンから大ブーイング。デーブ・ロバーツ監督も試合後、異様な空気に「驚いたよ」と語った。
昨年12月、一部の米メディアによってブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられた。誤報と判明しドジャースと契約合意したため、初回の第1打席からブーイング。その直後、バシットが投じた3球目を捉えた。内角へのスライダーを引っ張り、右翼スタンド一直線。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、角度37度だった。
指揮官は「ドジャースファンからしたら、これ以上なく上手くいったと思う」と称賛した。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月27日 11:23
「春季高校野球和歌山大会・準々決勝、耐久5−1高野山」(27日、紀三井寺球場)
耐久が2004年以来、20年ぶりとなる春4強入りを決めた。
2024年04月27日 11:16
◆ 「楽しみながら全力で投げたい」
楽天は27日、5月3日(金・祝)ロッテ戦のアサヒビール株式会社冠協賛試合『アサヒスーパードライデー』において、秋元真夏さんが始球式を行うことを発表した。当日は始球式をはじめ、試合前のステージ出演など様々なイベントに登場する予定だ。
▼ 秋元真夏さんコメント
「この度、楽天イーグルスの試合では2度目となる始球式をさせていただくことになりました。再びこの機会に巡り会えて嬉しい気持ちでいっぱいです。前回は緊張のあまり自分でも驚く結果となりましたが、今回は球場の空気もしっかり楽しみながら全力で投げたいと思います!当日よろしくお願いいたします」
2024年04月27日 11:13
● ブルージェイズ 2 − 12 ドジャース ○
<現地時間4月26日 ロジャース・センター>
ドジャースの大谷翔平選手(29)が26日(日本時間27日)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回に先制の7号ソロを放ちチームの5連勝に貢献した。
昨オフにエンゼルスからFAとなった際、移籍先の最終候補とも言われたブルージェイズと移籍後初対戦。一死無走者で迎えた初回の第1打席、敵地ファンのブーイングを浴びながらブルージェイズの先発右腕・バシットと対戦し、カウント1−1後のスライダーを捉えた。打球角度37度で高々と舞い上がった飛球は、速度96.1マイル(約155キロ)、飛距離306フィート(約110メートル)で右翼フェンスを越える先制ソロとなった。
3試合ぶりの7号弾。日本出身選手でドジャース在籍時の最多本塁打はこれまで沖縄県生まれのロバーツ監督の7本が最多だったが、この記録に移籍後28試合目で並んだ。
その後は四球と3打席凡退で、10点リードの9回は代打を送られ途中交代。この日は4打数1安打1打点、1四球2得点の打撃結果で打率は.354、OPSは1.100となった。
ドジャース打線は初回に大谷の7号ソロで先制し、3回は5番・マンシーの5号3ランなどで一挙6点のビッグイニング。4回以降も4番・スミスの2号ソロなどで小刻みに加点し、計19安打12得点で大勝した。
2024年04月27日 11:09
「熱量はドジャースファンでも、ブルージェイズのファンでも野球好き」
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、9回に交代した。初回の第1打席では昨オフに大谷獲得に失敗した敵地のファンに大ブーイングを浴びる中で7号ソロを放つなど、この日は4打数1安打1打点、1四球で打率は.354に下げた。試合後には取材に応じ、ブーイングに対して「びっくりはしなかったですね」と笑顔をみせた。
「ブーイングをされるか、されないかは特に結果的な話ですけど、これだけ多くの人に入ってもらって、何て言うんですかね、自分のチームが好きだからこそ、相手の選手にブーイングすると思うので。そういう熱量はドジャースファンでも、ブルージェイズのファンでも野球好きなんだなという、リスペクトに逆に感じるところかなと思います」
初回1死の第1打席でバシットの3球目を捉えた。内角へのスライダーを引っ張り、右翼スタンド一直線。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、角度37度だった。
昨オフには一部米メディアによって、大谷がブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられた。誤報だったが敵地のファンからブーイングも飛ぶ、異様な雰囲気のなかで放ったアーチだった。これが移籍後、7本目の本塁打で沖縄生まれのロバーツ監督が持つ、球団の日本生まれの選手最多記録に並んだ。
この日の3回の第2打席は四球、さらに打者一巡して7-0となって回ってきた第3打席は2死一、二塁で一ゴロだった。5回1死二塁の第4打席は投ゴロ、7回の打席は二ゴロだった。9回の打席で代打を送られて交代した。ロバーツ監督の本塁打記録に並んだことについては「今のところはそこを目標に頑張っているので、明日抜けるように頑張ります」と更新を誓った。(Full-Count編集部)