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2021年09月19日 04:46
ラ・リーガ第5節が18日に行われ、アトレティコ・マドリードとアスレティック・ビルバオが対戦した。 試合開始1分にアトレティコ・マドリードが先制のチャンスをつくる。相手DFの裏に抜けてスルーパスを受け取ったマルコス・ジョレンテは、右サイドからグラウンダーで折り返す。ゴール前まで上がってきたアントワーヌ・グリーズマンが左足で合わせるが、惜しくも枠の右に飛んだ。 前半を共にスコアレスで終えて後半に入る。アトレティコ・マドリードは47分、レナン・ロディが自陣からの浮き球のパスを左サイドでもらうと、クロスを供給。アンヘル・コレアが頭で合わせるが、枠を捉えられない。 49分、アスレティック・ビルバオが敵陣でパスをカットすると、イニャキ・ウィリアムスがドリブルで縦に突破。イニャキ・ウィリアムスはエリア内までボールを運び、GKとの1対1の場面を迎えるが、シュートは右にそれる。 78分、ジョアン・フェリックスの肘が相手選手の顔に当たり、イエローカードが提示される。するとその後審判に抗議したことで、ジョアン・フェリックスに再びイエローカードが提示され、退場となった。 90+1分にアスレティック・ビルバオに絶好のチャンスが訪れるが、得点を決めきれない。その後スコアは動かず試合終了し、アトレティコ・マドリードとアスレティック・ビルバオの一戦は0−0のスコアレスドローに。アトレティコ・マドリードはリーグ戦3勝2分け、連勝が止まったアスレティック・ビルバオは2勝3分けとなった。【スコア】
アトレティコ・マドリード 0−0 アスレティック・ビルバオ
2024年04月26日 15:12
アヤックスが、元チェルシー指揮官のグレアム・ポッター氏の招へいに関心を示しているようだ。25日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
アヤックスでは今シーズンからモーリス・スタイン前監督が指揮を執っていたが、エールディヴィジ開幕から成績が低迷していたことで昨年10月に同監督が解任。その後、ヨン・ファント・シップ氏が暫定指揮官を務めており、リーグ戦31試合終了時点で13勝10分け8敗で暫定5位につけている。
しかし、ヨン・ファント・シップ氏の契約は今季終了までとなっていることから、アヤックスは今夏から指揮を執る正式な指揮官を探しており、その候補として2023年4月にチェルシーを解任されて以降、フリーとなっているポッター氏が挙げられているという。
報道によると、クラブ再建を目指しているアヤックスは冷静かつ知的であり、革新的な戦術を思考するポッター氏の招へいを画策しているようだが、現時点ではまだ状況は進んだ段階ではないことも伝えられている。
現在48歳のポッター氏は、スウェーデン4部のエステルスンドで監督キャリアをスタートさせた。就任から5年で1部リーグ昇格を果たすと、2017年にはカップ戦を制覇。2017−18シーズンのヨーロッパリーグではベスト32に進出する快挙を成し遂げた。その功績が認められ、2018−19シーズンはスウォンジー(イングランド2部)を指揮した。
2019年夏にブライトンの監督に就任すると、徐々に戦術を整えて2021−22シーズンを9位で終えると、2022−23シーズンは開幕から4勝1分1敗の好スタートを切ったが、2023年9月にチェルシーへの移籍を決断。しかし、シーズン途中からの就任だったこともあり、うまくチームをまとめ上げることができず、成績が低迷していたことから2023年4月に解任となった。
なお、エリック・テン・ハフ監督の去就が不透明となっているマンチェスター・ユナイテッドを初め、多くのクラブから関心が寄せられていることが報じられているポッター氏は、次の就任先は慎重に決めたい方針であると見られているが、果たしてアヤックスを率いることはあるのだろうか。
2024年04月26日 15:06
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準々決勝で、日本は開催国のカタールと対戦した。
開始2分にMF山田楓喜(東京V)が先制点を挙げたが、24分に追いつかれる。前半の終了間際には、FW細谷真大(柏)への危険なプレーで相手GKが一発レッド。日本が数的優位となる。
後半開始早々に勝ち越され、その後は守りを固める相手を崩せずにいた。それでも67分にMF山本理仁(シント=トロインデン)の右CKからDF木村誠二(鳥栖)が同点ゴールを奪ったが、以降もカタールの守備網に手を焼く。
アウェーの環境で重苦しい雰囲気が漂うなか、大岩剛監督が攻撃の切り札に指名したのが、MF荒木遼太郎(FC東京)だった。
「狭いエリアでのボールスキルやイマジネーション、シュートも期待していますし、セットプレーも含めてですけど、そこは期待していました」(大岩監督)
後半アディショナルタイムは9分の表示。指揮官、羽田憲司コーチ、浜野征哉GKコーチが議論した末に荒木が呼ばれると、90+6分にピッチへ送り込まれた。
与えられたポジションは右サイドハーフ。FC東京や前所属の鹿島でも、トップ下やインサイドハーフを主戦場としており、慣れ親しんだポジションでの起用ではなかった。大岩ジャパンでも、2年前のドバイカップでは左サイドハーフでプレーしたが、今年3月の活動では試されていない。
ぶっつけ本番のスクランブル起用だったが、荒木にはイメージがあった。
「練習でもしていないですし、試合に出る前に言われたんです。ただ、あそこまで押し込んでいる状況であれば、ポジションは関係ないと思ったのでスムーズにできた」
普通のサイドハーフとはやや役割を変え、右SBの関根大輝(柏)を押し出すような可変システムでインサイドにポジションを取る。もちろん相手がひとり少ない状況だからこそ成り立ったのかもしれないが、類まれなサッカーセンスと適応能力があるからこその芸当。あとはプレーしながらアジャストさせた。
最初は良いタイミングでボールを引き出せなかったが、延長前半以降は流動的なポジショニングで右サイドから内側に入ってチャンスに関与。カタールが守備に比重を置いたため、スペースはほとんどなかったが、狭いエリアでパスを受けて変化をつけていく。
そして、この試合で最大の見せ場が訪れる。2−2で迎えた101分だ。
右サイドでリスタートすると、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロインデン)から鋭い縦パスが送られる。ボールを受けた荒木はワンタッチで前を向き、FW細谷真大(柏)に鮮やかなスルーパスを通す。時間もスペースも限られたなかで相手の動きを無力化し、エースの決勝弾を見事にお膳立てした。
【動画】荒木の絶妙スルーパスから生まれた細谷の決勝弾
「チマたちが何本か縦パスとかを入れてくれていたので、自分がピッチに立ってからも何本か来ると思っていた。ワンチャンスをモノにできるかどうかで、このゲームが変わると思っていたので、狙い通りでした」(荒木)
終了間際にはFW内野航太郎(筑波大)にもゴールが生まれ、4−2で勝利を収めた日本。そのなかで、決定的な仕事を果たし、見事にゲームチェンジャーの役割を遂行した荒木。しかし、このカタール戦では、今まで味わったことのない重圧を感じていたという。
「歴代の先輩たちが何十年と出場を続けて、オリンピックに出ている。その重圧はあったし、それで得点も入らないというので、より感じることが大きかった」
どちらかと言えば、常に冷静で場に左右されるタイプではない。しかし、負けたら敗退の準々決勝は、今までとは違った。2018年にU-17ワールドカップの出場を目ざして、U-16アジア選手権(現・U-17アジアカップ)を戦った経験はあるが、それとは別物だった。
「こんな気持ちになったのは初めて」
今大会に入ってから、日の丸を背負う重みや責任を、これまで以上に強く感じるようになっていた。韓国とのグループステージ最終戦で、MF川粼颯太(京都)が悪質なタックルを受けた際には、「舐められると思った」という想いで、真っ先に駆け寄って珍しく感情を露に。試合前日のトレーニングでパリ五輪への想いを尋ねられると、「自分の感情もそうですけど、出場は日本の使命」と言い切った。
迎えた今回のカタール戦。ある意味、極限状態にあったが、重圧を跳ね除けて結果に結びつけた。
普段はメディアの前で口数が多い方ではなく、代表への想いを語ることも少ない。しかし、心のうちに秘めている覚悟は本物だ。
「韓国戦で負けた後の勝利なので、本当に意味がある」としつつ、「ひとつ山を超えたなと思うけど、まだみんなも気を緩めていない」と語気を強めた背番号13。パリ五輪出場まで、あと1勝。先輩たちが繋いできた伝統と誇りを絶やすわけにはいかない。準決勝も日本のために闘い続ける。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年04月26日 15:00
イタリアのプレミアムウォッチブランド「D1ミラノ(D1 MILANO)」日本総輸入代理店のビヨンクールは、イタリア・ミラノを本拠地とする名門インテルと特別にコラボレーションした腕時計を限定で販売する。
22日に行われたミラノ・ダービーに勝利し、3季ぶり20回目のセリエA優勝を決めたインテル。最高のタイミングで限定ウォッチの登場となったインテル・ミラノ× D1 MILANO
インテルとD1ミラノの共同プロジェクトとして生まれたこの特別なコラボレーションのテーマは、両者の“ホーム”であるミラノ。
絶え間なく動き続け、創造性と自由を象徴する都市ミラノが持つ「デザイン」「ファッション」「エンターテイメント」「サッカー」というインスピレーションと多様性を、このプロジェクトを通して最大限に表現した。
コラボレーションウォッチのベースに選ばれたのは、D1ミラノの代表的なモデル「ポリクロノ」。
軽量でユニークなポリカーボネート素材にクロノグラフ機能を組み合わせた“完璧なデザイン・トイ”を目指して作られているモデルで、時代を越えて革新的でありながらも、クラシックな歴史を感じさせるデザインを持ち合わせている。
フルブラックの40.5mmケースとシームレスなストラップを主役に、インテルのチームカラーであるブルーを随所に配置。6時位置にはインテルのロゴを施して、完璧なデザインアクセサリーウォッチが完成した。
また、このコラボレーションモデルは、高さ318mm、厚み84mmにも及ぶ150ページを超える「コーヒーテーブル・ブック」がセットになった特別なパッケージで販売される。
「コーヒーテーブル・ブック」には、インテルの歴史ある栄光の数々や、D1ミラノの先進的なブランド背景、さらには14人のミラノ出身アーティストによるコンセプチュアルな作品や物語が綴られている。
活気あるミラノの街をテーマに、「時間」「サッカー」からインスピレーションを得て、それぞれのアーティストが独自の解釈を加え、境界を越え、伝統的な芸術の概念を再定義するという、このプロジェクトでしか見ることのできない創造的でコンセプチュアルな内容となっている。
史上最高の「ストライプ・デザイン」を持つ欧州5つのチーム
「ポリクロノ- インテル×D1ミラノ」は、2024年4月26日(金)より全国のD1ミラノ取扱店、オンラインストアにて予約受付をスタートし、5月15日(水)より世界同時で販売を開始する。
世界生産数1000個の完全限定品。価格は49,500円。
詳しくは「インテル×D1ミラノ特設ページ」まで。
2024年04月26日 14:54
プレミアリーグ第29節延期分が25日に行われ、マンチェスター・シティはブライトンと対戦し、4−0の大勝を収めた。
2024年04月26日 14:13
レノファ山口FCは26日、2025シーズンよりDF峰田祐哉(大阪体育大学)の新加入が内定したことを発表した。
また、山口は峰田が「2024年JFA・Jリーグ特別指定選手」として、公益財団法人日本サッカー協会より承認されたことも発表。これにより、同選手は所属チーム登録のまま、Jリーグ等の試合に出場可能となった。なお、今季の背番号は「49」に決定した。
2002年12月1日生まれで現在21歳の峰田は、身長186センチメートルのDF。神奈川県出身で東海大相模高校から大阪体育大学に進学している。来季加入が内定した同選手は山口のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「レノファ山口FCに関わる皆さま、初めまして。この度、2025年シーズンよりレノファ山口FCに加入することになりました。大阪体育大学の峰田祐哉です」
「まずは、これまでの自分の人生に関わってくれた全ての方々の力もあって、ようやくここまで来ることができました。ありがとうございます。小さい頃からの夢であった、プロサッカー選手になることができて非常に嬉しく思います」
「しかし、やっとスタートラインに立てただけなので、ここで満足することなく、日々精進し、もっともっと成長できるよう努力します。これからも、自分を支えてくれる全ての方々への感謝を胸に、観ている人の心を動かす、熱くなるようなプレーをしていきたいと思います。改めまして、レノファ山口FCに関わる皆様、よろしくお願いします!」
2024年04月26日 13:28
ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー1部)に所属する日本代表DF町田浩樹にプレミアリーグ移籍の可能性が浮上しているようだ。24日、イギリスメディア『Sport Witness』が伝えている。
1997年8月25日生まれで現在26歳の町田は、鹿島アントラーズのユース出身で、2016年にトップチーム昇格を果たした。その後は6シーズンに渡ってプレーし、2022年1月からは自身初の海外挑戦としてユニオンSGにレンタル移籍加入すると、2023年7月から完全移籍となった。また、2023年9月には日本代表デビューも果たし、通算9試合に出場している。
今シーズンここまで公式戦40試合に出場するなど、ユニオンSGで主力として活躍している町田は、今冬の移籍市場でトッテナムから関心が寄せられていることが報じられていた。最終的に移籍は実現しなかったものの、今夏にもプレミアリーグに移籍する可能性が浮上しているようだ。
ベルギー人ジャーナリストのサシャ・タヴォリエリ氏によると、今夏の移籍市場に向けてクリスタル・パレスとノッティンガム・フォレストが町田に関心を示しているという。また、2026年6月30日まで契約を残しているユニオンSGとしては1000〜1500万ユーロ(約17〜25億円)の移籍金を求めていることも伝えられており、今後の動向には注目が集まっている。
なお、現在プレミアリーグではDF冨安健洋(アーセナル)、MF三笘薫(ブライトン)、MF遠藤航(リヴァプール)、DF橋岡大樹(ルートン・タウン)がプレーしており、仮に移籍することになれば町田は同リーグで現在プレーする5人目の日本人選手となる。
2024年04月26日 12:35
1月にホームのモンジュイックで行なわれたビジャレアル戦で敗れたあと、今季限りでバルセロナを退任すると宣言したチャビ・エルナンデス監督。
しかしそれから3ヶ月が経った25日、ジョアン・ラポルタ会長らとともに出席した記者会見で退任宣言の撤回を発表した。
水曜日にチャビ・エルナンデス監督はスポーツディレクターのデコと会い、その後ラポルタ会長やラファ・ユステ副会長、そして会長の腹心アレハンドロ・エチェバリアらとともに日本食を食べながらの会談を行ったとのこと。
そこでクラブとしての続投要請が正式に行われ、それに対してチャビ・エルナンデス監督も快諾。最終的に2025年まで残った契約を全うする方針が決定された。
『Besoccer』によれば、チャビ・エルナンデス監督はこの決断について以下のように話したとのことだ。
「会長、理事会、選手からの絶対的な信頼を感じたので考えを変えた。このプロジェクトはまだ終わっていない。
私とスタッフ一同で大切なものを一緒に作り上げ、このプロジェクトを続けていく。その力があると感じているよ。
当時私が下した決断は、あのときは正しいものだった。なぜなら我々は変化を必要としていたからだ。クラブの利益のために退任を発表した。
ただ、状況は違うものになった。私はこのプロジェクトを作り上げ続けるに十分な強さを感じている。
我々は今季トロフィーを獲得するという目標は達成できなかったかもしれないが、来季に向けた希望がここにあり、大きなものを成し遂げる未来に近づいていると思う。
選手たちも私を信頼しているし、サポートを約束してくれた。そして私の考えを変えるように説得してくれた。ファンも励ましてくれて、考えを再評価するきっかけになった。みんなの愛に感謝したい」
なお、『RAC1』によればこのチャビ監督の留任によってクラブの取締役会には賛否両論が巻き起こったという。
『Sport』の報道によれば、バルセロナはチャビ監督が率いる来季に向けてフィジカルトレーナーと理学療法士を新たに加える予定であるとのこと。
チャビ監督退任のバルセロナ「新指揮官候補の8名」
まずはアントニオ・コンテ率いるチェルシーで働いたトレーナーのフリオ・トウス氏で、現任のイバン・トーレスとともにフィジカル面のパフォーマンス向上に務めるそう。
またスペイン代表チームで長く働いた理学療法士のラウル・マルティネスもクラブに加わる予定だそう。彼はカルレス・プジョルによって推薦され、怪我防止に役割を果たすとのことだ。
2024年04月26日 12:21
23-24イングランド・プレミアリーグは25日、第29節延期分の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は4-0でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に快勝し、暫定首位に立つアーセナル(Arsenal)との勝ち点差を1に縮めた。
2024年04月26日 12:19
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップは4月25日に準々決勝が開催され、B組を1位で抜けた韓国がA組2位のインドネシアと対戦。2−2で突入したPK戦で、10−11と敗れ、五輪出場を逃した。
韓国にとって痛恨だったのは、70分のレッドカードだ。1−2で迎えた70分にイ・ヨンジュンがセレッソ大阪に所属するジャスティン・ハブナーの足を踏みつけて一発退場。数的不利を強いられ、同点に追いつくのがやっとだった。
グループステージでは、チームの4点中3点を挙げていた“エース”の愚行には厳しい声が上がっている。
韓国メディア『OSEN』は「得点王候補だったのに。イ・ヨンジュン、試合を台無しにする衝撃退場。10回連続のオリンピックの夢も水の泡」と見出しを打った記事を掲載。「なぜ相手の足首を踏んだのか。イ・ヨンジュンが無駄な退場で試合を台無しにしてしまった」と糾弾している。
「完敗だった。韓国はインドネシアを相手に跪いた。前半戦だけ見てもクロス13本を上げたが、シュートは1本に留まった。一方、インドネシアは45分間、シュート7本を打って韓国を脅かした。パフォーマンスも残念だったが、何よりイ・ヨンジュンの予想外の退場が致命的だった。イ・ヨンジュンは今回の大会を通してファン・ソンホン監督のエースだった」
【PHOTO】U-23日韓戦の会場を華やかに彩った韓国女子サポーターを特集!
同メディアは「韓国がより高いところまで勝ち上がれば得点王の可能性も十分にあった」とし、こう続いている。
「しかし、イ・ヨンジュンは期待に応えなかった。むしろ不要な反則で退場し、チームを崖の崖っ淵に追い詰めた。彼はインドネシアの守備と神経戦に興奮したのか、相手の足首を荒々しく踏みながら一発レッドカードを受けた」
記事は、「数的不利に陥った韓国は急激に力を失った。チョン・サンビンの劇的な同点ゴールで勝負を延長に持ち込ませたが、逆転する力はなかった。韓国は延長戦でも失点なしに耐えることに集中するしかなかったし、PK戦に敗れて頭を震わせた」と嘆き、こう締め括っている。
「結局、ファン・ソンホンのチームは敗退し、オリンピック本選進出が頓挫した。もちろんイ・ヨンジュンの退場がなかったとしても韓国が勝ったという保証はない。しかし、後半に入って少しずつ雰囲気が変わっていた点を考えると、イ・ヨンジュンの退場が残念な試合だった」
韓国にとってはあまりに痛いレッドカードだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月26日 12:14
バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督がクラブ残留を決めた理由を語った。25日、スペイン紙『アス』が同監督のコメントを伝えている。
1月27日に行われたビジャレアル戦での敗戦後に、「この状況は方向転換に値するものであり、クレとしてこの状況を続けることはできない」と今シーズン終了後の退任を表明していたシャビ監督。しかし、今シーズン開幕から不安定な戦いぶりを露呈していたクラブは、この発言以降の公式戦13試合で無敗を記録するなど復調を遂げることに。チャンピオンズリーグでの準々決勝敗退や“エル・クラシコ”での敗戦があったものの、ジョアン・ラポルタ会長やデコSD(スポーツディレクター)らクラブ幹部はシャビ監督の続投を希望し、25日にバルセロナは公式会見にて同監督が来シーズンも引き続き指揮を執ることを発表した。
一度は退任を決意しながら、一転して残留を決めたシャビ監督は、「私は心からバルサのファンでありクラブマンなので、クラブにとってベストなことをしようと常に心がけている」と再度バルセロナファーストの考えを強調。続けて、「昨日は理事会、スポーツ部門、役員会からの大きな信頼に気づいた。そして選手からのサポートは非常に重要であり、彼らのおかげで、このプロジェクトを今すぐに終わらせることはできないことを理解した。さらに、ファンのおかげで私たちが戦い続けなければならないことに気づかせられた」と翻意の理由を口にしている。
また、「1月には去ることがベストだと言ったが、今は残ることがベストだと思う」と発言。「1月の時点では、心理的、肉体的、そしてクラブのレベルにおいて、最善の決断だと考えていた。チームとクラブには変化が必要だった。自分勝手な人間だから決断したわけじゃない。確かにあの決断は間違っていた」と当時を振り返っている。
2024年04月26日 12:00
清水エスパルスは26日、FW郡司璃来がマジョルカBチームのトレーニングに参加することを発表した。
発表によると、選手の育成・強化を目的として、郡司は4月29日(月)から5月11日(土)までマジョルカBチームのトレーニングに参加することが決定。なお、練習参加終了日は変更となる可能性があるという。
2005年8月3日生まれで現在18歳の郡司は市立船橋高校から今年清水に加入。今シーズンはここまで2024明治安田J2リーグで1試合、2024JリーグYBCルヴァンカップで1試合に出場していた。
2024年04月26日 12:00
毎週木曜日に『DAZN』で配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
2024年04月26日 11:47
[U-23アジア杯・準々決勝]U-23日本 4−2 U-23カタール/4月25日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム
U-23日本代表は現地4月25日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝でU-23カタール代表と対戦し、延長戦の末に4−2で勝利を収めた。
日本は開始2分、山田楓喜の強烈なミドルで先制するも、24分に同点に追い付かれる。41分には相手GKが細谷真大へのファウルで一発退場に。数的優位となったが、49分にセットプレーから失点し、勝ち越し弾を献上。それでも67分に木村誠二が同点ゴールを挙げ、試合は延長戦へ。
そして、延長前半の101分に荒木遼太郎のスルーパスを受けた細谷がネットを揺らし、決勝弾。さらに延長後半の112分には内野航太郎がダメ押しのゴールを挙げ、死闘を制してベスト4進出を果たした。
【PHOTO】U-23日本代表のカタール戦出場17選手&監督の採点・寸評。決勝ゴールのエース、同点弾のCBを最高評価
▼U-23日本代表のチーム採点「6.5」
これまでのグループステージ3試合では、再三のチャンスを決めきれなかった日本が、この試合では4ゴール。相手は1人少ない状況だったとはいえ、FWの細谷真大、内野航太郎が得点を奪えたのも、今後に向けた好材料だ。
また豊富な運動量で最後まで上下動を繰り返した両サイドバックの関根大輝と大畑歩夢も好パフォーマンス。守備では相手に自由を与えず、攻撃では両ウイングと連係して何度も効果的なクロスを供給した。
収穫も多い一方で、失点の多さには向き合わなければいけない。1失点目はクロスに関根が競り負け、2失点目はFKから。どちらも相手のクロスに対し、ゴール前でマークを見失ってしまいネットを揺らされた。クロス対応は改善すべき課題だろう。
ただ負ければ終わりの一発勝負で、プレッシャーのかかるなか、しっかりと勝ち切った勝負強さは称賛に値する。この勢いのままパリ五輪の出場権がかかる準決勝に挑みたい。
MOMに選んだのは、決勝ゴールを挙げたエースの細谷。同点弾の木村や存在感を示した両サイドバックも高く評価した。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月26日 11:38
退任を発表しているリヴァプールのユルゲン・クロップ監督の後任人事をめぐり、様々な候補者がメディアを賑わせている。現在、同クラブが交渉中で後任の最有力とされるのはオランダ、フェイエノールトを指揮するアルネ・スロット監督だ。スロット監督は昨季2022-23シーズンにはエールディヴィジ、今季はKNVBカップで優勝した。
そんななか、リヴァプールのキャプテン、オランダ代表DFフィジル・ファン・ダイクが取材に応じ、スロット監督についてコメントを求められ、以下のように語った。米『ESPN』が伝えている。
「今それに答えるのは難しい。現時点ではアルネ・スロットが最も優れたオランダ人監督の1人だと思う。彼のプレイの仕方や哲学を考えると、リヴァプールの監督になれる可能性があると思う。もちろん、これは読んだり聞いたりしている私の意見で、それはまだ最終決定ではない」
現状何も決まっておらずコメントするのは難しいとしながらも、スロット監督を最も優れたオランダ人監督と評価し、哲学や戦術がリヴァプールの監督に相応しいと語った。
同メディアによると、リヴァプールはスロット監督との契約を目指し、フェイエノールトとの交渉を開始したという。様々な候補者がメディアを賑わせたリヴァプールの後任監督人事。同クラブはこの件に終止符を打てるのだろうか。
2024年04月26日 11:30
かつてセビージャやバルセロナで活躍したクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが、ポッドキャストの「MicsPod」に出演したという。
今年セビージャを退団してサウジアラビアのアル・シャバブへと移籍した36歳のラキティッチは、このところ様々なメディアに出演して話題を集めているそう。
『AS』によれば、ラキティッチは今回『MicsPod』のポッドキャストで以下のように話し、バルセロナ時代のことを振り返っていたとのこと。
「僕たちバルセロナは2018年と2019年にチャンピオンズリーグで負けた。もちろんライバルが結果を出したわけだが、我々の努力が足りなかったのだと思う。
もしかしたら、僕たちは勝つことに飽きてしまっていたのかもしれない。あまりにも勝ちすぎると、集中力がなくなり、細部に注意を払うことができなくなる。そして、それによって殺される時が来るんだ」
「リオネル・メッシは史上最高の選手であり、その気になれば世界最高の左サイドバックになることもできたと思うよ。
彼は本当にユニークで、他の選手とは全く違っていた。だから、何をしなければならないかということを伝えるに当たって最適なキャプテンではなかったね。
ルイス・スアレスは2つの性格を持った男だった。もちろんそれはピッチ内の性格と、ピッチ外の性格だ。ときに彼は野獣だ。チャンスがあれば殺しにかかってくる。
ネイマールは僕のお気に入りの選手だ。彼はサッカーをまるでダンスのように見せてくれる。まだまだ彼ができることはたくさんあると思うよ」
また、古巣のバルセロナが行っている補強や人事に関しては「あまりにも世代交代を性急に進めている」という印象があるようだ。
メッシが「最後にバルセロナでプレーした試合」スタメン11人覚えてる?
「今のバルセロナはあまりにも世代交代を早く行っている。一方でレアル・マドリーはそれを徐々に進めているね。モドリッチやクロースがまだクラブにいて、若者たちの世話をしている。ただバルセロナは変化が早すぎる」
近年は経営が厳しいこともあって有力な選手が放出されることが多くなっているバルセロナ。それらについてもベテランを早めに切ってしまうことで問題が起こっていると感じているよう。