2022年01月18日 19:06
セレッソ大阪は1月18日、所属するDF瀬古歩夢がスイス1部のグラスホッパーへの完全移籍でクラブ間の基本合意に達したことを発表した。今後現地でのメディカルチェックなどを経て、正式契約となる。 現在21歳の瀬古は、U-12時代からC大阪のアカデミーで育まれ、2016年に2種登録され、同年にU-23C大阪でプロデビュー。2019年にJ1デビューし、翌20年には27試合・1得点という結果を残し、このシーズンのベストヤングプレーヤー賞に輝いた。また同年のルヴァンカップではニューヒーロー賞も受賞している。さらに21年も27試合に出場し、最終ラインの要として君臨。夏には、出場こそなかったものの東京五輪メンバーにも選ばれた。 瀬古はクラブ公式サイトを通じて以下のコメントを寄せている。 「みなさん、突然ですがスイス1部のグラスホッパーに完全移籍することになりました。チームが始動し僕自身は今年もセレッソでプレーするという気持ちでしたが、海外からオファーをいただき、とても悩んだのですが海外移籍は小さい時からの夢だったので決断しました。クラブからは引き留めてもらいましたが、最終的には僕の挑戦したい、という夢を尊重してくれました。 昨年苦しいシーズンを過ごした中このタイミングでの移籍に背中を押して頂いたクラブには感謝しています。アカデミーから桜のユニフォームしか着たことのない僕にとっては凄く新鮮な気持ちとワクワクした気持ちがあります。アカデミーから11年間サッカー選手としても、人としても凄く大きな成長をさせてもらいました。今まで出会った監督、チームメイト、スタッフの皆さんにも、とても感謝しています。このセレッソ大阪というクラブの名に恥じないような活躍をしてきます。そして、パートナー様をはじめ、ファンサポーターの皆様、ハナサカクラブの皆様、このセレッソ大阪というクラブに関わる全ての皆様に感謝しています。今後の僕の活躍を皆さんに届けられるように頑張ります。ずっと僕には桜の血が流れています。 WE ARE CEREZO 瀬古歩夢」 グラスホッパーは、過去スイスリーグ1部優勝27回を誇るスイスの名門。昨夏にサンフレッチェ広島から日本代表MF川辺駿を獲得し、この冬にプレミアリーグのウォルバーハンプトンへの3年半契約での完全移籍と、今季終了までのグラスホッパーへのレンタル移籍が発表されていた。今シーズン終了までに、川辺と瀬古の日本人選手の共闘が見られるのか注目だ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【2021-22移籍動向一覧】J1、J2の新加入、退団、引退選手&監督動向まとめ
2024年04月26日 07:57
まさかの早期敗退となった。
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップは4月25日に準々決勝が行なわれ、B組1位の韓国がA組2位のインドネシアと対戦。2−2で突入したPK戦の末に10−11で敗れた。
格下のインドネシアに2度に渡ってリードを奪われた韓国は、70分にイ・ヨンジュンが相手選手の足を踏みつけて一発レッド。数的不利を強いられる。
それでも84分にチョン・サンビンのゴ―ルで追いついたものの、PK戦で力尽きた。
【PHOTO】U-23日韓戦の会場を華やかに彩った韓国女子サポーターを特集!
ファンのからは厳しい声が飛んでいる。この試合を速報していた韓国のサイト『Naver』には次のようなコメントが寄せられた。
「恥を知れ」
「韓国サッカーの没落」
「韓国サッカーの失った10年の始まりだ」
「まったく練習できていない」
「監督の能力の違いで、ゲーム内容がこのように変わる」
「クソみたいなサッカーだ」
「オリンピックに行く資格はない」
「試合にもマナーでも負けた」
「選手たちは気の毒だが、これはいま韓国のレベルにぴったりの現実
「アジアの虎が家を失った野生の猫に転落」
まさかの番狂わせに、容赦のない厳しい声が飛んでいる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月26日 07:30
フェイエノールトでプレーしている日本代表FW上田綺世は、25日に行なわれたゴー・アヘッド・イーグルス戦で先発出場。69分にゴールを決め、3-1の勝利に貢献した。
今季はこれまで公式戦33試合に出場して2ゴールと苦戦している上田綺世。メキシコ人FWサンティアゴ・ヒメネスのバックアップという立場になっており、フル出場できる機会も数少ない状況にある。
しかし、このゴー・アヘッド・イーグルス戦ではそのライバルであるヒメネスにトラブルが発生したという。
先発出場する予定で準備を行っていたヒメネスが、ウォーミングアップ中に体調を崩してしまい、急遽上田綺世がスターティングメンバーに加えられることになったそう。この投稿をInstagramで見る
Feyenoord Rotterdam(@feyenoord)がシェアした投稿
そんな状況に対応しなければならなかったフェイエノールトであるが、前半25分にジェフリー・デ・ランゲのオウンゴールで先制点を奪う。
さらに33分にはイヴァヌシェッツの追加点でリードを広げたものの、前半終了間際にゴー・アヘッド・イーグルスのエドヴァルドセンにゴールを決められてしまう展開に。
差を詰められてしまったフェイエノールトであったが、69分にようやく再び突き放すことに成功する。右サイドのステングスからのパスで上田綺世が裏に飛び出し、二人のディフェンダーに囲まれながらシュートを決めてみせた。
このゴールでかなり楽な展開となったフェイエノールトは、3-1でゴー・アヘッド・イーグルスを相手に勝利。上田綺世は78分までプレーし、途中交代となっている。
上田綺世加入のフェイエノールト、21年前の「UEFAカップ優勝の伝説スタメン」覚えてる?
なお、『fr12』で行なわれている選手のレーティングでは、上田綺世は10点満点中7.1点を獲得。平均点よりも上の評価を得ている。
また『Whoscored』では10点満点中8.3点、『Sofascore』では10点満点中7.9点とかなり高いレーティングとなっている。
2024年04月26日 07:28
プレミアリーグ第29節の延期分が25日に行われ、ブライトンとマンチェスター・シティが対戦した。
ここまで32試合を消化したリーグ戦で22勝7分3敗を記録し、勝ち点「73」の3位につけるマンチェスター・シティ。シーズンが佳境を迎えるなか、ともに優勝争いを展開するリヴァプールが失速気味であるのに対して、首位を走るアーセナルは23日に行われたチェルシー戦を5−0の大勝で飾った。そんな“三つ巴”のレースに変化が生まれ始めている状況で対戦するのは、日本代表MF三笘薫が負傷離脱中のブライトン。マンチェスター・シティはプレミアリーグで4試合勝利がない相手から白星を奪えるのだろうか。
試合は、17分にアウェイのマンチェスター・シティがスコアを動かす。右サイドでのスローインからボールを繋いでブライトンを押し込むと、ボックス正面で縦パスを受けたフィル・フォーデンがドリブルで右サイドに運びながらスルーパスを供給。スプリントしたカイル・ウォーカーがダイレクトでクロスを送り、マイナスから飛び込んできたケヴィン・デ・ブライネがヘディングでネットを揺らしてマンチェスター・シティが先制に成功した。
勢いに乗るマンチェスター・シティは、24分にボックス手前でドリブル突破を試みたフォーデンが相手に倒されフリーキックを獲得する。そのままキッカーを務めたフォーデンが左足で直接狙うと、壁を外してファーサイドに放ったシュートはブライトンの選手に当たってゴールイン。運も味方する形でマンチェスター・シティが追加点を奪った。
さらに、34分には自陣ペナルティエリア内でGKを交えつつボールを繋ぐブライトンに対し、マンチェスター・シティが人数をかけたプレスを敢行。ボックス手前でベルナルド・シルヴァがインターセプトしたセカンドボールがフォーデンにこぼれると、ダイレクトで低くコントロールしながらゴールに流し込む。フォーデンの今季リーグ戦16点目により、マンチェスター・シティが前半だけでリードを3点に広げた。
後半も支配率を高めてブライトンを押し込むマンチェスター・シティは、62分にGKエデルソンが武器である左足のフィードで前線にボールを蹴り入れ、K・ウォーカーが猛烈な勢いで駆け上がりながらDFラインの背後に抜け出す。ペナルティエリア内での切り返しでマーカーをかわし、ブライトンのGKジェイソン・スティールが飛び出してきたタイミングで横パスを選択。フリアン・アルバレスが確実に押し込み、勝負を決める1点を掴んだ。
結局、試合はそのまま4−0で終了。マンチェスター・シティが1試合未消化ながらリヴァプールを抜いて2位に浮上し、首位アーセナルとの勝ち点差を「1」に縮めた。次節は28日に行われ、ブライトンはアウェイでボーンマスと対戦。マンチェスター・シティはアウェイでノッティンガム・フォレストと対戦する。
【スコア】
ブライトン 0−4 マンチェスター・シティ
【得点者】
0−1 17分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
0−2 26分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
0−3 34分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
0−4 62分 フリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)
2024年04月26日 07:21
U-23日本代表は現地4月25日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝でカタールと対戦し、延長戦の末に4−2で勝利。
2024年04月26日 07:00
北海道コンサドーレ札幌は4月25日、クラブの公式YouTubeチャンネルで、MF浅野雄也のインタビュー動画を公開した。
浅野は、13日に敵地で行なわれたJ1第8節のアルビレックス新潟戦(1−1)で、今季初ゴールをゲット。20分にペナルティエリア手前から豪快ミドルを突き刺した。
昨季もアウェーの新潟戦で得点を挙げた27歳のアタッカーは、強烈な一発を次のように振り返った。
「チャンスがあったら積極的に足を振っていこうと思っていた。それが良い方向に飛んで良かった。(昨年も)点を決めた場所だという意識はしていなかったが、2年連続でゴールを決められたのは、何かあるのかなと思う」
【動画】鮮烈ミドルでコンサ浅野雄也が今季初ゴール!
また、今季は2節・サガン鳥栖戦(0−4)から5連敗を喫した札幌だが、7節・ガンバ大阪戦(1−0)からは3戦無敗(1勝2分)。いまだ最下位ながら、復調の兆しを見せているチームについて、浅野は「5連敗の頃に比べると良くなっている」として、こう続けた。
「連敗中であっても自分たちのサッカーができている場面があった。下を向かずにやってきた結果が、今に繋がっている」
札幌は次戦、27日に湘南ベルマーレとホームで相まみえる。3試合ぶりの白星を挙げ、最下位から脱出できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月26日 07:00
昨季限りでアイントラハト・フランクフルトを退団し、フリーエージェントで今季イタリア・セリエAのラツィオに加入した鎌田大地。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では戦術やシステムに馴染むことができず、徐々に出番が減少していったものの、イゴール・トゥドール新監督の下では復調を見せており、評価が高まっている。
鎌田大地の契約には「100ユーロを支払えば期間を延長できる」という条項が入っていると報じられており、選手側にそれを判断する権利が与えられているという。
ただ、報道ではすでに鎌田大地はラツィオから離れることを決めているとも伝えられており、その去就が注目されている。
その移籍先の候補といわれていたのは現在板倉滉が所属しているドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGだった。
しかし今回『Sportbuzzer』が伝えたところによれば、ボルシアMGのスポーツディレクターを務めているローラント・ヴィルクスが以下のように話していたとのこと。
「鎌田大地は素晴らしい選手であり、そのクオリティと才能で間違いなく我々を助けてくれる存在だ。
ただ給料の点だけを現実的に考えれば、このレベルの選手はボルシアMGにとって『理想郷』のようなものだ。
率直に言って、収益をあげなければ多額の資金を調達することはできないのだ。その他に方法はない」
日本代表、鎌田不在なら「トップ下」に呼ぶべき5名
鎌田大地はラツィオで4番目の高給取りであると伝えられており、その額は年間400万ユーロ(およそ6.6億円)に達しているとも。
その中でボーナスの割合がどれだけあるのかは不明であるが、多くのクラブが手を出せるほどの条件ではないようだ。
2024年04月26日 06:50
26日、レアル・ソシエダはラ・リーガ第33節でレアル・マドリードと激突する。この一戦を前にスペインメディアより注目を集めているのが、スタメン復帰が予想されるMF久保建英だ。
久保は年明けからの得点数が1点のみとなっていて、2月のマジョルカ戦でネットを揺らしたのが最後となっている。その久保にスペインメディアが注目する理由として、ソシエダFW陣に頼れるゴールゲッターがいないことが挙げられる。
ここまで久保はリーグ戦で7ゴールを奪っているが、これはチーム2位の数字だ。1位はFWミケル・オヤルサバルだが、それでも9ゴール。まだソシエダではリーグ戦二桁得点に達している選手がいないのだ。昨季はノルウェーの大型FWアレクサンデル・セルロートが12ゴールを決めてくれたが、そのセルロートも昨季でチームを離れている。
ウマル・サディク、アンドレ・シウバなどFW陣に当たりが出ず、久保の得点がないと困る状況なのだ。スペイン『Mundo Deportivo』もレアル・マドリード戦を前に久保が決めてくれればと期待を綴る。
「ソシエダは勝つのに苦労している。主な理由は、センターフォワードの選手がいずれもシーズンを通して平均レベルに達していないからだ。さらに2024年に入ってからは、久保のゴールが減少している。偉大なクラブOBダルコ・コバチェビッチの言葉を借りるならば、『タケが得点すれば問題ない』となる」
実際、昨季開幕より久保が得点を決めた15試合のうち14試合でソシエダは勝利している。勝てなかったのは、久保のゴールで1-1と引き分けた今季開幕のジローナ戦だけだ。
それだけ久保はソシエダで大きな存在となっていて、アジアカップの疲労も重なった今季後半戦は久保とともにチーム全体も苦戦気味だ。首位レアル・マドリード相手に違いを見せたいところだが、久保は再び決定的な働きができるか。
2024年04月26日 06:50
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月25日、U-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準々決勝で開催国のカタールと対戦。
2024年04月26日 06:33
まさに衝撃の結末だ。現地4月25日、パリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝がカタール・ドーハで行なわれ、優勝候補の韓国がインドネシアに敗れる波乱が起きた。互いに点を取り合い、2−2のまま延長戦に入っても決着が付かず。さらにPK戦も2巡目にまでもつれ込む大接戦となり、最後はインドネシアがこれを11対10で制した。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
韓国は73分に退場者を出して10人となりながらも、84分に追いつくなど不屈の粘りをみせたが、パリ五輪本大会に到達できずに涙を呑んだ。1988年の自国開催となったソウル五輪から続いていた連続出場記録は「9」で止まった。
この番狂わせに早朝の日本列島も震撼した。X(旧ツイッター)上では「マジで韓国負けたんか!」「インドネシアってカタールより強くなかった?」「最後はもらい泣きしそうになりました」「すげぇ面白い試合」「PK一巡とか生で初めて見たわ」「うおおおおおおおインドネシアが!」「パリ行き消滅」「やっぱりサッカーは怖い」「韓国が五輪に出れない日が来るなんてなぁ」などなど、さまざまな声が寄せられている。
同日に日本はカタールを相手に4対2で勝利。現地29日、イラクvsベトナム戦の勝者と準決勝を戦い、勝利すればパリ行きが確定する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月26日 06:20
25日に行なわれたU23アジアカップの準々決勝で、インドネシア代表がPK戦の末に韓国を撃破し、ベスト4へと進出。初の五輪出場に向けて大きな一歩を踏み出した。
一方で韓国はベスト8で大会から去ることになり、1988年のソウル五輪以来の連続出場記録が「9」(自国開催、あるいは現行のU-23フォーマットになる前を除けば8大会連続)で途切れた。
試合は15分にインドネシアのエースであるラファエル・シュトライクが先制点を決めるも、その後オウンゴールで韓国が同点に追いつく。
しかし前半アディショナルタイムに再びラファエル・シュトライクがゴールを決め、インドネシアが2-1とリードしてハーフタイムへ。
70分には後半から途中出場した韓国のイ・ヨンジュンがレッドカードで退場するという場面もあり、インドネシアが大きく有利な立場となったものの、試合はこれで終わらず。
84分に1人少なくなった韓国がチョン・サンビンの同点ゴールで追いすがり、試合は再びタイスコアに。そして2-2のまま決着はつかず、結果はPK戦に委ねられることとなった。
そしてPK戦は稀に見るほどの激闘に。どちらも5人目までは全員が成功を収め、両者ともに高い集中力を見せた。そしてインドネシアの5人目ハブナーは一度止められるもVARの判定でやり直しとなり、動揺することもなく2本目のキックを落ち着いて決めた。
6人目は先行の韓国がカン・サンユンの失敗でリードを広げられずも、一方のインドネシアもフィクリのシュートが左に外れて決着はつかず。
その後もお互いさらに5人ずつが成功し、ゴールキーパーがキッカーを務める場面も。勝敗がついたのは1巡を終えた12人目であった。
先攻の韓国はイ・ガンヒのシュートがゴールキーパーに止められて失敗。それを見届けたインドネシアのアルハンがシュートを冷静に叩き込み、PK戦11-10でベスト4進出を決めた。
U-23日本代表、奮起が求められる3名!パリ五輪出場には活躍が不可欠
これでグループAとグループBでそれぞれ1位だったカタールと韓国がベスト8敗退となり、一方2位で終わったインドネシアと日本が準決勝へと駒を進めることになった。
U23アジアカップは3位までがパリ五輪出場権獲得、そして4位が日本で行なわれるAFC-CAF大陸間プレーオフに臨むことになっているため、この勝利は非常に大きなものとなる。
2024年04月26日 05:58
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップがカタールで開催。現地4月25日に行なわれた準々決勝で、A組を2位で突破したインドネシアと、B組を首位通過した韓国が対戦した。
韓国は7分、セットプレーの流れからイ・ガンヒのミドルが決まる。だが、直前のプレーでオフサイドが認められ、得点は無効に。
事なきを得たインドネシアが15分、スコアボードを動かす。フェルディナンドのロングシュートは相手にブロックされるが、そのこぼれ球を拾ったストライクのコントロールショットで均衡を破る。
これで勢いづいたインドネシアは、さらに相手ゴールに果敢に迫る。やや劣勢の韓国だが、前半終了間際に追いつく。
45分、右サイドからホン・シフがクロスを供給し、ファーで反応したオム・ジソンがヘディングシュート。これが相手DFに当たってコースが変わり、GKがファンブルしてゴールに吸い込まれた。記録はオウンゴールに。
追いつかれたインドネシアだが、すぐに突き放す。45+3分、自陣からのロングボールにストライクが走り出す。ボックス内でイ・ガンヒが対応に手間取った隙を突いて、確実に流し込んだ。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
インドネシアの1点リードで迎えた後半、ビハインドの韓国が攻勢を強めて反撃。だが、相手の組織的かつ強度の高い守備を前に、なかなかフィニッシュに持ち込めない。
堅実に守りながら、マイボールにすれば鋭い攻撃を繰り出すインドネシア。局面のバトルでも一歩も引かず、ピンチの場面では身体を張って失点を防ぐ。
70分には、韓国が数的不利に。イ・ヨンジュンがヒュブナーの足を踏みつけたプレーで一発レッド。グループステージでは3ゴールを挙げた得点源がピッチを後にした。
苦しい状況に追い込まれた韓国だが、84分に試合を振り出しに戻す。GKペク・ジョンボムのロングフィードを受けたホン・ユンサンのお膳立てから、チョン・サンビンが狙いすましたシュートでネットを揺らす。
90分と10分以上のアディショナルタイムを終え、2−2で決着がつかず、試合は延長戦に。一進一退の攻防が続くなかで、得点は生まれず。PK戦に突入し、これを11−10で制したインドネシアがベスト4に駒を進めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月26日 05:53
U-23日本代表は現地4月25日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝で、U-23カタール代表と対戦。
2024年04月26日 05:51
U-23日本代表は現地4月25日、カタールで行なわれているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準々決勝で開催国のカタールと対戦。延長にもつれ込む激闘の末に4−2で勝利を収めた。
開始2分に山田楓喜のミドル弾で先制した大岩ジャパンは、24分に追いつかれる。
38分に細谷真大のGK腹部付近をキックしたGKユセフ・アブドラが一発退場して数的優位になったものの、48分にセットプレーから失点。逆転を許す。
しかし、67分には、山本理仁のCKに木村誠二がヘッドで合わせて同点弾。延長に入っても101分に細谷が勝ち越しゴールを決めると、113分に内野航太郎がダメ押し点を挙げた、勝負を決めた。
【画像】細谷に跳び蹴りをするカタールGK
敗れたものの、対戦国カタールのファンは数的不利で、健闘した自国の選手を称賛。SNS上では、「彼らは英雄だ」「十分やった」「足りないものはなかった」「日本にはめずらしい試合だったのでは」といった声が上がった、
一方で、退場したユセフは、「その責任は退場したGKが負う。彼の行動は不必要だった」「五分五分だったのに、GKが最大の戦犯だ」「もちろん意図しないミスだったが、残念ながら何年もの努力が無駄になった」といった批判を浴びている。
カタールにとっては、あまりに不用意なファウルだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月26日 05:38
現地4月25日、パリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝がカタール・ドーハで行なわれ、日本は開催国カタールとの大一番に臨んだ。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
1−1で迎えた41分に相手GKが細谷真大への危険なキックで一発退場となり、日本は数的優位に立つ。その後逆転弾を決められるも落ち着いて挽回し、67分に木村誠二のヘッドで同点とする。延長戦に入るとさらにギアを上げ、101分にエース細谷が勝ち越し弾を決めると、112分には内野航太郎がダメを押した。4対2で辛くも難敵を突き放し、ベスト4に駒を進めている。
米ネットワーク『ESPN』でアジア通記者として活躍するガブリエル・タン氏がこの一戦のマッチレポートを掲載。「日本がカタールを相手に大苦戦するもパリ五輪へ前進」と題し、次のように大岩ジャパンの戦いぶりを論じた。
「最終的には勝利こそが重要だということだ。日本にしてみれば早い段階で数的有利に立っていたのだから、もっと簡単に勝つ手立てがあったはずだが、何はともあれ地力の差は歴然だった。日本は開始65秒で先制しながら追いつかれ、敵GKが退場となった後で逆転されている。それでも彼らの攻撃は凄まじく、チャンスの山を築いた。カタールはたとえ11人でも日本を封じ込めなかったはずだ。
細谷と藤尾(翔太)が決定機でシュートを外しすぎて延長戦に突入したものの、結果的に日本は4点を奪って勝ち切ったのだ。明らかにPK戦を狙って粘るカタールをしっかり振り切ったのである。とりわけ細谷のゴールをお膳立てした荒木(遼太郎)のスルーパスは見事だった」
そしてタン記者は「あと1勝で日本はパリへの切符を掴む。7大会連続の五輪出場という輝かしい記録をさらに伸ばそうとしている」と書き添えた。
今大会の上位3チームにはパリ五輪の出場権が与えられる。日本は現地29日にイラクvsベトナム戦の勝者と準決勝を戦い、勝てば本大会行きが確定。負ければ3位決定戦に回り、そこでも敗れれば、アフリカ予選4位であるギニアとの大陸間プレーオフに臨む。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月26日 05:32
冨安健洋が所属するアーセナルが、新たな日本人選手獲得に動いているようだ。
スペインメディア『fichajes』は4月25日、「アーセナル、クボ獲得に失敗した場合の日本人のプランB」と見出しを打った記事を掲載。「レアル・ソシエダの選手がお気に入りだが、エミレーツは代替選手を検討中だ」と伝えた。
同メディアが名前を挙げたのが、ブライトンの三笘薫だ。「アーセナルは来シーズンに向けて十分に競争力のあるチームを編成するための最善の方法を依然として模索しており、日本人のカオル・カオルはスペイン人監督ミケル・アルテタが指示した目玉選手の一人となっている」と綴っている。
【動画】久保がキレキレのドリブル突破で好機創出
「ミトマは、特に昨シーズン後半以降、そのスピード、テクニック、得点機会を作り出す能力で、ブライトンで頭角を現しており、2023−2024シーズン開幕時にその好印象を裏付けており、彼の加入にさらに強化される可能性がある」
記事は「ミトマの獲得競争が熾烈になるのは間違いない。彼の才能と若さのおかげで移籍市場では垂涎のターゲットとなっている」と続けている。
日本が誇る両ウインガーのどちらかが、冨安とチームメイトとなるのか。今後の動きに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部