2022年08月12日 05:00
(セ・リーグ、DeNA4−1阪神、19回戦、DeNA11勝8敗、11日、横浜)好投を続ける先発陣に乗り遅れまいと、鋭い視線を阪神打線にぶつけた。DeNA・石田健大投手(29)が、今季最多の102球を投げ7回4安打1失点。4勝目(2敗)をマークし「いい流れでチームが勝っていたので、その流れに自身も乗るだけだと思って全力で投げました」と、連勝継続へ役割を全うし、笑みを浮かべた。 4日の広島戦(横浜)では4回無失点と好投していたが雨天ノーゲームに。ベンチ裏では捕手の嶺井に恨み節も口にしたが、記録上の後半戦初登板となったマウンドで真価を発揮した。阪神3連戦は今永、浜口、石田と先発左腕トリオにいずれも白星が付いて3連勝。まさに左腕王国だ。三浦監督は「2点目を与えないように、しっかり投球してくれた。緩い球を使いながら嶺井も大胆にリードしてくれた」とバッテリーを称賛。前半戦で苦しんだ先発陣が反撃の旗印となっている。
2024年04月27日 11:00
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム4月のテーマは“今年注目・期待の選手”
「私が注目するのは我が母校・中央大学出身選手です!」。
ニッポン放送・森田耕次アナウンサーは、今季の注目選手に中央大出身の選手たちを挙げた。
「まずはドラフト1位ルーキー・西舘勇陽投手」と今季新人ながらここまで11試合に登板し、巨人のブルペンを支える右腕の名前を口にした。「早速勝ちパターンの中継ぎを任されていて、堂々としていていると思います。ポーカーフェイスで顔に出ない。巨人の新人合同自主トレに取材に行ったんですけど、新人合同自主トレの時から落ち着いた感じでした。周りのスタッフに話を聞いても、今季楽しみだと話していたので期待通りの活躍だなというのがまず注目です」。
「それから一昨年の阪神のドラ1・森下翔太選手」と、プロ1年目の昨季10本塁打を放ち、今季はレギュラー獲得に期待がかかる大砲の名前を挙げた。「昨季は新人王を取れませんでしたけど、今シーズンは主軸で活躍してくれるんじゃないかなと思います」と、期待を寄せる。
そして、森田アナは「森下選手が西舘投手の1つ先輩、森下選手の1つ先輩誰ですか。西武3年目の古賀悠斗選手ですよ。彼はバッティングが課題と言われていたんだけど、開幕2戦目にホームランを打って、ほぼ正捕手の座を獲得したような感じで、古賀選手も期待ですね」と興奮気味に話し、「古賀選手もキャンプ前に西武の室内練習場で自主トレしているところを取材したんですけど、練習が終わってから室内練習場に待っていたファンに隅田知一郎投手と最後までサインをしていたのを見て、ファンを大切にするなというところもすごく印象的な姿でしたね」というエピソードも教えてくれた。古賀は21日に脳震盪特例措置の対象で抹消となったが、登録抹消前までスタメンマスクをかぶっていた。
「そして古賀選手の1つ上というと牧選手。すごいでしょう。今や不動の4番打者ですよ。去年はタイトルを獲得して、牧選手の活躍があって後輩たちがどんどん自信をつけ、古賀選手、森下選手、西舘投手と活躍しているんじゃないかなと私は思っているんですよ。今年に限らずここ数年、中大出身の選手の活躍が何よりも注目ですね」と、後輩たちの活躍を喜んだ。
◆ 4月30日の中継でベンチレポーター
森田アナは長く報道を担当してきたが、22年から土曜日のショウアップナイターのスタジオ担当、昨年からニッポン放送制作の地方局向けの時にベンチレポーターも務め、4月10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−中日』でベンチレポーターデビューを果たした。
「牧選手のホームラン談話を話してみたいなとか思いますよね」と10日の中継ではDeNA・牧秀悟の本塁打談話を伝えることができなかったが、「30日の巨人−ヤクルト戦のショウアップナイターでベンチレポーターを務めます。西舘投手の情報や、阿部慎之助新監督の勝利インタビュー的な話を伝えられたらいいなと思いますね」と意気込んだ。
最後にショウアップナイターのリスナーに向けて、「ショウアップナイターのベンチレポーターをデビューさせていただいてもらって、選手たちの熱い声を伝えていきたいと思うのですが、実況の流れを止めないようにお伝えしようと思っております」と決意を述べ、「今シーズンは松田宣浩さんも新解説者に加わりましたし、ホームランクイズも復活しましたので、是非是非シーズン終了までお聴きいただきたいですね」とお願いした。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月27日 10:51
● レッドソックス 1 − 7 カブス ○
<現地時間4月26日 フェンウェイ・パーク>
カブスの今永昇太投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地でのレッドソックス戦に先発登板。7回途中5安打1失点の好投でメジャーデビューから無傷の4連勝を達成した。レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は出場しなかった。
今永は初回、先頭・デュランを自らの好フィールディングで投直に仕留めるなどテンポ良く3者凡退スタート。2回は先頭の4番・ディバースを高め直球で空振り三振に仕留めるなど、3回まで毎回の4三振を含むパーフェクト投球を展開した。
3点リードで迎えた4回は、先頭のデュランが試みたセーフティバントを自ら鮮やかなグラブトスで処理。その直後、2番・オニールに中越えソロを浴びたものの、そのあとの一死一、二塁のピンチはキッチリと凌いだ。5回は再びゼロを刻み勝利投手の権利をゲット。6回は二死一、二塁のピンチで6番・レイエスをスプリットで空振り三振に仕留め、渾身のガッツポーズを披露した。
7回も続投し一死一塁の場面で降板。2番手のトンプソンが後続を退け、今永の登板結果は6回1/3で88球、5安打1失点、7奪三振1四球。防御率は0.98となった。
カブス打線は2回に4安打を集中し2点を先取。4回以降も小刻みに加点し計14安打で7点を奪った。援護を受けた今永は今季5試合で3度目となるクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成。4勝目はドジャースのグラスノー、メッツの救援で元西武のギャレットらと並び、メジャー全体で1位タイとなった。
2024年04月27日 10:50
デーブ・ロバーツ監督の持つ球団日本生まれ選手最多HR記録の7本に並ぶ
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦で7号本塁打を放った。「2番・指名打者」で出場し、敵ファンからの大ブーイングの中、初回1死の第1打席で7号ソロ。9回の第6打席で代打を送られ交代した。打率.354。チームは19安打12得点でブルージェイズに大勝した。
昨年12月にブルージェイズ入り濃厚報道が出たこともあり、満員のロジャースセンターは異様な雰囲気だった。初回1死で大谷が打席に立つと大ブーイング。ストライクがコールされるたびに大歓声が沸き起こったが、初回1死の第1打席でバシットの内角スライダーを右翼席へ運んだ。
この一発でデーブ・ロバーツ監督の持つ球団日本生まれ選手最多ホームラン記録である7本に並んだ。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)はメジャー移籍後、自己最遅弾だった。3回の第2打席は四球、第3打席は一ゴロ、第4打席は投ゴロ、第5打席は二ゴロだった。
試合はドジャースが3回に6点を取るなど、8回終了時点で11-2と大量リード。5連勝となった。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 10:49
ここまで5試合に先発して4勝0敗、メジャー2位の防御率0.98
■カブス 7ー1 Rソックス(日本時間27日・ボストン)
カブスの今永昇太投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたレッドソックス戦に先発登板し、自己最長の6回1/3を投げて5安打1失点で4勝目を挙げた。
2024年04月27日 10:07
大谷翔平は昨年オフ、ブルージェイズと契約すると“誤報”が流れた
■ブルージェイズ ー ドジャース(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で3試合ぶり7号ソロを放った。昨オフに大谷獲得に失敗した敵地のファンに大ブーイングを浴びる中での一発に、米メディアは「トロントファンはマジでムカついている」などと伝えた。
昨年12月、一部米メディアによってブルージェイズと契約するために大谷はトロントへ向かったと報じられた。結局、誤報と判明してドジャースと契約合意したため、“フラれた”形となった敵地のファンは大ブーイングを大谷に浴びせた。
異様な雰囲気のなか、大谷は初回の第1打席であっさりと右越え7号ソロを放った。この一発でMLB公式のドジャース番フアン・トリビオ記者はX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニにブーイング。彼は(ブーイングに対して)ソロHRで応える。トロントファンはマジでムカついている」と投稿した。
さらに米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者も「冬に断られたことに対して、ブルージェイズファンからブーイングされたショウヘイ・オオタニは、第1打席でHRを放ち、また彼らを痛めつけた」と伝えた。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」も「ショウヘイ・オオタニがブルージェイズファンを黙らせた」と報じ、“泣きっ面状態”のブルージェイズファンに“同情”していた。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 10:00
○ DeNA 7 − 2 巨人 ●
<4回戦・横浜スタジアム>
26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた大矢明彦氏が、巨人の吉川尚輝について言及した。
『8番・二塁』で先発出場した吉川は、第2打席にライト前に安打を放つと、1−1の7回一死三塁の第3打席は、DeNA先発・東克樹が投じた初球のカットボールをライト前に弾き返す適時打を放った。
この安打が吉川にとって、3月31日の阪神戦以来となる複数安打。そのことを伝えられると、大矢氏は「今日のバッティングを見ると、そんな感じはないですけどね」と話し、「昨日(25日)の二塁打であれからすごく肩の力が抜けたような感じがしますよね」と分析した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月27日 10:00
2年目のロッテ・友杉篤輝内野手(23)が躍動している。今季は初の開幕スタメンをつかみ、ここまで21試合に出場、打率・274をマーク。一時は打率でリーグトップにも浮上するなど、着実な成長を見せている。周囲からのサポートも受けながら経験を積み重ねる若武者の好調の理由と、これからの課題とは−(数字は26日現在)。
期待の若武者・友杉がチームメートから助言を受けながら、また自分でも試行錯誤しながら奮闘を続けている。
今季は2年連続の開幕1軍をつかみ、「9番・遊撃」で開幕スタメンに座った。3月29日の開幕戦・日本ハム戦ではいきなり安打を放ち、そこから6試合連続安打。10日・西武戦からは4試合連続でマルチ安打をマークした。14日には打率トップにも浮上した。
これまでの課題は「(打つ時)大きく足を上げるので、クイックで刺されることが多かった」。開幕2カード目のソフトバンク戦の際、角中に助言を求め、「純粋にクイックに間に合わないやろと言われた」という。それから左足を上げる幅を狭く、右足の近くに左足を置くフォームを変え、それがハマった。
村田打撃コーチはその効果について「(体が)前に行かない分、自分のところまでボールを呼び込んで見極められる」と説明。「利き手、利き足をしっかり使った方が強く振れる。自分の感じで打ったヒットが増えるように」と期待している。
村田コーチは「元々、バットに当てるコンタクト率は高い」と高く評価するが、体の小さい友杉にはさらに工夫が必要だという。「僕らみたいに体重があれば、前に出てポンってやっても遠くに飛ぶけど、友杉はしっかり呼び込んでコンタクトしないとスイングスピードが遅い分、ボールに負けてポップフライとかになる」。練習では山なりの球を打つティー打撃で、体がブレないように「思い切って振ってコンタクト」できるよう取り組んでいる。
ただ、現在3試合連続無安打と調子は下降気味。シーズン序盤に調子が良いのは昨季も同じだ。「1年間維持するのはまだまだこれから」と本人も自覚している。村田コーチは「僕もそうですけど、大学から入ってきて、4、5月はリーグ戦。6、7、8月はリーグ戦がない。ここで調子を崩してファームに行ってしまう。体力の部分もあると思うし、体重も落ちないように去年の反省を生かしてほしい」と尻をたたいた。
友杉は「去年より今の方が試合に出させていただいているので、毎日の打席で修正もしやすい。試合の中で修正していけたら」。さらなる進化を目指し、マリーンズ優勝のキーマンとなる。(デイリースポーツ・南 香穂)
◇友杉篤輝(ともすぎ あつき)2000年11月7日生まれ、23歳。大阪府出身。171センチ、70キロ。右投げ右打ち。内野手。立正大淞南、天理大を経て22年度ドラフト2位でロッテ入団。プロ1年目の23年は開幕1軍入りを果たすなど64試合で打率・254、9打点。プロ初出場は同年4月1日・ソフトバンク戦で代打。同2日の同戦で初スタメン。俊足が武器。
2024年04月27日 09:59
2年連続&両リーグでの本塁打王へ、トップのオズナに2本差の2位タイ浮上
■ブルージェイズ ー ドジャース(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手が、2年連続の本塁打王を視界に捉えている。
2024年04月27日 09:39
6号は自己最速191キロ→7号は自己最遅155キロ
■ブルージェイズ ー ドジャース(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦で3戦ぶり7号を放った。大ブーイングの中、初回の第1打席で右翼スタンドへ。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)は自己最遅弾だった。
大谷は昨年12月、一部米メディアによってブルージェイズと契約の“誤報”が流れたため、トロントファンから大ブーイングが浴びせられた。そんな中、初回1死の第1打席でバシットのスライダーをとらえた。右翼のブルペンにワンバウンドし、観客席に届いた。
これまでの自己最も遅いアーチは2021年5月21日(同22日)にレッドソックスのマット・バーンズ投手から放った一発。打球速度96.6マイル(約155.5キロ)だった。
今月23日(同24日)のナショナルズ戦では自己最速118.7マイル(約191キロ)の6号を打ったばかり。大谷にしては意外な一発だったが、ブルージェイズファンには大きな打撃を与えていた。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 09:19
今季22本目の長打で2位に7本の差、MLB公式サイトも速報した
■ブルージェイズ ー ドジャース(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手が、長打数でメジャーを独走している。26日(日本時間27日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で5戦3発となる7号ソロ。昨オフに大谷獲得に失敗した敵地のファンに大ブーイングを浴びる中の一発で、今季22本目の長打を記録した。
昨年12月、一部の米メディアによってブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられた。誤報と判明しドジャースと契約合意したため、敵地のファンは大ブーイング。異様な雰囲気の中、バシットの3球目を捉えた。内角へのスライダーを引っ張り、右翼スタンドへ一直線。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、角度37度だった。
MLB公式サイトは、今季22本目の長打で2位に7本の差をつけていることを速報。大谷は今季40安打のうち、半分以上で長打となっている。内訳は二塁打14、三塁打1、本塁打7。本塁打を記録した時点で安打ではメジャートップタイ、二塁打では2位に5本差の単独トップ、本塁打ではリーグ1位を2本差で追っている。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 09:00
○ DeNA 7 − 2 巨人 ●
<4回戦・横浜スタジアム>
26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた大矢明彦氏が、DeNA・桑原将志について言及した。
今季初めて1番でスタメン出場した桑原は0−0の3回無死走者なしの第2打席、巨人先発・戸郷翔征が1ストライクから投じたストレートをライト前に弾き返し、佐野恵太の内野ゴロの間に生還。1−2の8回無死走者なしの第4打席は、西舘勇陽が1ボール2ストライクからの4球目のストレートをセンター前に運び、佐野の同点打につなげた。
大矢氏は「桑原が状態が良くなると無理に打たなくなる。最初のヒットもライト方向に素直に打ち返して、今のもピッチャー返し。無理しないで基本的なバッティングができましたよね。自分で引っ掛けてボール球に止まらないバッターになっちゃうタイプ。素直に打っている間は率を上げていくと思いますね」と話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月27日 08:57
NY在住のイアン・ゴンザレスさんがキャッチ
■ブルージェイズ ー ドジャース(日本時間27日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦で今季7号を放った。
2024年04月27日 08:48
大谷はブルージェイズ戦の第1打席で対空時間の長い7号を放った
■ブルージェイズ ー ドジャース(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で3試合ぶり7号ソロを放った。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)の“低速弾”に地元の実況は「what!?(なんだって!?)」と驚きを隠せなかった。
大谷は昨年12月、一部米メディアによってブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられた。誤報と判明しドジャースと契約合意したため、敵地のファンは大ブーイング。異様な雰囲気の中、バシットの3球目を捉えた。内角へのスライダーを引っ張り、右翼スタンド一直線。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、角度37度だった。
この一発に地元メディアも驚愕。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況のスティーブン・ネルソン氏が「高く舞った打球、右翼後方へ、ショウヘイ in トロント!」と絶叫。解説のエリック・キャロス氏は「打球速度は100マイル(約160.9キロ)を下回っていたね」と続けた。
これにはネルソン氏も「what!?(何だって!?)」と驚き、キャロス氏は「ワシントンで我々が見た一発とは、確実にすごく異なるものだった」とも語った。
大谷の本塁打といえば“爆速”が代名詞。23日(同24日)、敵地・ナショナルズ戦で放った今季6号は打球速度は118.7マイル(約191キロ)で、飛距離は450フィート(約137.2メートル)を計測。スタットキャスト計測開始の2015年以降でドジャースでの最速弾を記録したばかりだった。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 08:41
試合前の時点でトップは二塁打のみも、安打、長打率、OPSで再浮上した
■ブルージェイズ ー ドジャース(日本時間27日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手が、メジャー4冠へ一気に再浮上した。26日(日本時間27日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で3試合ぶり7号ソロ。昨オフに大谷獲得に失敗した敵地のファンに大ブーイングを浴びる中の一発で安打、長打率、OPSで首位に立った。
昨年12月、一部の米メディアによってブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられた。誤報と判明しドジャースと契約合意したため、敵地のファンは大ブーイング。異様な雰囲気の中、バシットの3球目を捉えた。内角へのスライダーを引っ張り、右翼スタンド一直線。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、角度37度だった。
一時はメジャー4冠に立っていたが、25日(同26日)の敵地・ナショナルズ戦では4打数無安打で小休止。試合前の時点でメジャートップは二塁打のみだった。しかし、この一発で今季40安打とし、同僚のムーキー・ベッツと並んでメジャー最多タイに再浮上。長打率.700、OPS1.124で単独トップに立っている。(Full-Count編集部)
2024年04月27日 08:30
西武・長谷川信哉は中堅の守備数値で12球団断トツ
西武はここまで8勝14敗で最下位。苦しい戦いが続く中で、若手も台頭している。その1人が4年目21歳の長谷川信哉外野手だ。打撃は苦戦中だが、守備で圧倒的な数値を叩き出している。(成績や数字は全て25日時点)
長谷川は4月16日に1軍登録され、8試合に出場。打撃は打率.143(21打数3安打)だが、守備が光る。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般での貢献を表す指標「UZR」の中堅で12球団3位の1.9(50イニング以上)をマークしている。
これが1000イニング当たりの守備貢献だと37.0、1200イニング当たりでは44.5に跳ね上がる。いずれも12球団断トツで、2位はヤクルト・塩見泰隆外野手でそれぞれ23.3と27.9。長谷川の数値が抜きん出ていることが分かる。
敦賀気比高から2020年育成ドラフト2位で入団。2022年7月に支配下昇格し、昨年は59試合で打率.222(180打数40安打)、4本塁打をマークした。430イニングで中堅を守ったが、UZRはどれもマイナス数値だった。
驚速の進化を遂げる21歳にファンも期待。「西武の希望」「守備いいよね」「あとはバッティング」「早くレギュラー獲って」「期待しかない」「このまま覚醒してほしい」「センター担える逸材」とSNSにはコメントが寄せられている。今後の飛躍が期待される。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。