2022年08月18日 19:57
◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 32」大会 ▽6人タッグマッチ20分1本勝負 〇タイチ、ランス・アーチャー、ザック・セイバーJr.(8分01秒 横綱式カチ上げエルボー→体固め)内藤哲也、SANADA、BUSHI●(18日、東京・日本武道館) 17日に行われた真夏の最強決定戦「G1」準決勝でウィル・オスプレイに敗れ、決勝進出を逃した内藤哲也が第4試合の6人タッグマッチに出場。目標とする来年1月4日の東京ドーム大会のメインイベント出場へ巻き返しを誓った。 試合は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の盟友・BUSHIがアーチャーにチョークスラムでたたきつけられた上、タイチの横綱式カチ上げエルボーで3カウントを奪われた。 試合後には、ブロック戦で内藤にわずか1分58秒の首固めで瞬殺され、準決勝進出を逃したザックが猛攻撃。内藤は場外でグラウンドコブラを食らうなど、怒りをそのままぶつけられた。 それでも、取り出したパイプいすをザックに投げつけると、自身が持った氷嚢(ひょうのう)を「打ってみろ」と、さらに挑発した内藤。 前夜はあまりの激闘の末の敗戦に無言で会場を後にしたが、この日のバックステージでは「昨日は(ウィル‘)オスプレイとの初めてのシングルマッチでめちゃくちゃ楽しかったよ。すごくいい選手で、ワクワクしっ放しだったけど、負けてしまって、俺の夏は終わった」とポツリ。 「俺の1・4東京ドームのメインという夢も絶望的になって、さすがに昨日は落ち込んだよ」と続けると「でも、落ち込んでいても前には進めない。顔を洗って1・4東京ドームのメインに向かって出直すよ。諦めたらゲームオーバー。諦めなければ可能性はゼロじゃないからさ」と、前を向いていた。(中村 健吾)
2024年04月26日 22:59
WBAスーパーフライ級王者の井岡一翔が26日、インスタグラムを更新。「New Car」とつづり、白のフェラーリが納車されたことを明かした。
井岡は愛車の横に立ち、満足げな様子。「Ferrari ROMA Let’s go」と投稿した。親交のある元Jリーガーの槙野智章も「カッこよ」と反応した
左腕の高級時計パテックフィリップも存在感があり、コメント欄には「さすが世界チャンプ」、「似合う」、「車も凄いが腕時計も凄い」、「パテックにフェラーリ」、「ごいすー」など反響が集まった。
2024年04月26日 22:55
渦中の男ノアのジェイク・リー(35)が、方舟マット離脱を否定した。
22日の新宿大会で清宮海斗とのGHCヘビー級王座次期挑戦者決定戦に敗れたジェイクは、翌23日の新日本プロレス後楽園大会に電撃登場。前IWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也をKOし、大きな波紋を呼んだ。さらに「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と共闘し、27日の新日本・広島大会に参戦する。
新日本マット登場以来、初の試合となった26日のノア新潟大会ではジャック・モリス、アンソニー・グリーン、YO―HEY、タダスケとの「GLG」で、「チームノア」の潮崎豪&モハメドヨネ&齋藤彰俊&小峠篤司&Hi69と10人タッグ3本勝負で激突。2―1で勝利した試合後だ。
マイクを握ったジェイクは、この試合がノアラストマッチになると明言し、ファンに感謝と別れの言葉を述べた。新日マット登場以来、ファンの間ではこのままノアを離れ、新日本を新たな主戦場にするのではないかという臆測が流れていた。
ところが会場が騒然としたところで、すぐに否定。バックステージでも「リング上で言った冗談、お客さんはそれを真に受けているのかどうか。けど、多くの方の目が点になっていたのを私は見逃しちゃいない」としつつ、改めて「ただ、あれはジョークだ。GLGジョークだ。常に緊張感の中にはユーモアを持たせないといけないと思っている」と強調した。
そのため「明日のことは、この場では深くしゃべることはやめよう」と新日本・広島大会については言及することなく、会場を後にした。
2024年04月26日 21:12
米プロレス団体「AEW」の設立者で世界的大富豪のシャヒド・カーン氏(73)が衝撃のリングデビューを果たし、話題になっている。
24日(日本時間25日)に放送された「AEW DYNAMITE」では、元新日本プロレスでAEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカ、AEW世界タッグ王者ヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)、ジャック・ペリーの「ジ・エリート」が、シャヒド氏の息子でAEW社長のトニー・カーン氏を暴行。ペリーがカーン社長のボディーに不意打ちをくらわせると、オカダにうながされたヤングバックスが合体技メルツァードライバーを決めて、KOしてしまった。
素人に手を出す大暴挙にも、オカダらエリートの面々は悪びれず「チェンジ・ザ・ワールド!」などと叫びながら退場。ピクリとも動かないカーン社長の姿に心配で駆けつけた選手、関係者らでリング上は大混乱となった。
しかも、リングには見慣れぬ顔が…。クリーム色と黒の格子柄のシャツに、白いパンツ姿で立派な口ヒゲ。カーン社長の実父、シャヒド氏だったのだ。リングに上がったシャヒド氏は、マットに倒れて動けない息子を心配そうに見守ったところで放送は終了となった。
パキスタン系米国人の実業家で世界的な大富豪のシャヒド氏は、サッカーのイングランド・プレミアリーグのフラムや、NFLジャガーズのオーナーとしても知られる。英紙「デーリー・スター」によると、これがAEW初登場。米経済紙「フォーブス」で総資産が報じられる大富豪は「息子のプロレスビジネス進出に資金援助してきた。AEWは2019年の旗揚げ以来、米国でWWEのライバルとなっている。しかし4月24日まで、彼自身は関与することを避けていた」(デーリー・スター)という。
実際にシャヒド氏は、カーン社長からAEW設立のアイデアを提案された際にちゅうちょしたという。ところが、AEWは「現在、推定20億ドル(約3100億円)の世界で3番目に価値ある格闘技プロモーション」にまで成長した。息子の手腕を認めて、AEWの会場を訪れていたというところだろう。
もちろん世界的大富豪をリングに引っ張り上げるほど、オカダたちの蛮行が衝撃的だったことは言うまでもない。
2024年04月26日 21:05
DDT26日のひがしんアリーナ大会で、KO―D無差別級王者の上野勇希(28)が彰人(37)を下し、V4に成功した。
2024年04月26日 19:45
DDT26日のひがしんアリーナ大会(東京・墨田区)で、ユニバーサル王者のMAO(27)が中村圭吾(24)の挑戦を退け、8度目の防衛に成功した。
21日の鶴見大会で中村がMAOに直談判し、急きょ決定した一戦。右ヒザの故障から1年ぶりに復帰した中村は気合十分だ。王者に計12発もの蹴りを見舞い、周囲の不安を蹴散らした。
だが試合は終始、MAOが優勢。大声援に背中を押され粘りを見せる挑戦者を、最後は得意技のキャノンボール450°(450°スプラッシュ)で沈めた。
試合後は「復帰おめでとう。ケガしたとこは大丈夫か?」と問いかけ、大きくうなずく中村に「年間何百試合、ケガせず出続けるのが強いレスラーだ。勝てば強いんじゃねえ。試合し続けるから強いんだ。圭吾も強いレスラーになれ」とゲキを飛ばした。
一方、敗れた中村は万感の思いを込めて「応援の力で1年ぶりに復帰できました。MAOさんが言ったように、ケガをせず1試合1試合、全力で戦います。これからもよろしくお願いします」と誓った。
2024年04月26日 19:40
DDT26日のひがしんアリーナ大会で、ウナギ・サヤカがアイアンマンヘビーメタル級王座から転落。その後もやはりカオスな展開が繰り広げられた。
19日の調印式直前、ベルトをウナギ・カバヤキ(=うなぎのかば焼き)に奪われるも「共食い」で奪還するなどすったもんだはあったが、なんとか無事にこの日を迎えたウナギ。大一番に向け「ウナギ・サンシロウ」と化した高木三四郎との防衛戦は、ザ・たっちの如き幽体離脱や、ゴムパッチンも繰り出される白熱の展開になる。さらにウナギは場外戦で高木をパイプイスの山に叩きつけるなど、有利に試合を運んだ。
だが、5分が経過したところで高木に消火器を噴射され大ピンチ。それでも息を吹き返して反撃に出て頭髪をつかんだところ、スッポリとカツラが外れて一瞬、時が止まる。そのスキをつくように高木から放たれたスタナーをもろに受け、屈辱の3カウントを聞いた。
試合後、高木からはその活躍を絶賛された上「こうやってパクられるのも、お前が一流のレスラーになった証しだよ。いいレスラーや知名度のあるレスラーはパクられてナンボだ。俺がパクったっていうことはお前は一流だよ。また機会があったら戦おうぜ」と言葉を送られる。
これにウナギは「1年ぶりに復帰するヤツとかタイトルマッチとかでピリピリする大会で、そうやって自分が一番目立とうとして大人げないし、最低で最高のプロレスラーだよ」。さらに観客に「DDTの意味、知ってますか? ドラマチック・ドリーム・チームなんですよ。初めて知った時、天才的なネーミングセンスだと思いました。『ドリームチーム』という意味では間違いなく世界で一番のチームだと思う。これからもお前を越えるために、一生懸命プロレスをしたいと思います」と話し、会場をしみじみさせたところで一気に丸め込んで3カウントを奪取し、王座返り咲きに成功した。
この後、悔しがる高木から「こうやってウナギ・サンシロウとして自分の新しい境地に目覚めたからには、1つ言いたいことがあるんだ。俺とお前は大阪府豊中市出身で、しかもまあまあ地元も近いんだよ。これを機に『ウナギ・ウォリアーズ』として豊中…いや、世界を目指してタッグを組もうじゃないか!」と呼びかけられ、ウナギも快諾してタッグチームを結成。そろって退場したところ、高木に押さえ込まれてアイアンマン王座から陥落した。
なお、その高木は第5試合終了後に行われたプロハンドボールチーム「ジークスター東京」とのコラボレーションイベント中に失神し、マスコットキャラクターのジスター君に3カウントを奪われて、ベルトの流出を許した。
2024年04月26日 18:40
女子プロレス「スターダム」の白川未奈が、極悪ユニット「大江戸隊」討伐を誓った。
27日の横浜BUNTAI大会では刀羅ナツコとスペシャルシングルマッチで激突する。ビッグマッチを控えた24日(日本時間25日)には米AEW「DYNAMITE」に出場。アナ・ジェイに勝利を収めた。
同大会への参戦は20日神戸大会でスターダムの岡田太郎社長に連絡があり、急遽決定したもの。22日に渡米し、横浜大会前日に帰国するという過酷日程となった。
取材に応じた白川は「ハードスケジュールになることはわかってたし、話をもらった時は試合も決まっていなかったから、もしかしたら試合が組まれないかもとも思った。でも、誰もやっていないことをやりたいし、とにかく動かないと、と思って行ってきました」と語った。
試合後にはセコンドに就いたマライア・メイとともに対戦相手のアナに襲撃されると、マライアのパートナーであるAEW世界女子王者のトニー・ストームが登場。マライアを連れ去り、次にセリーナ・ディープが現れ、トニーのベルトに挑戦を表明した。
混沌とした状況に巻き込まれてしまった白川は「私が勝ったのに、とにかくカオスだった…。私は必ずマライアを取り戻すために、トニーと戦うところまで自分を押し上げる」と誓う。
もちろん、その前にやるべきことがある。先日の神戸大会で刀羅の「海外かぶれの働きアリ。お前をアリンコのようにぺっちゃんこに踏みつぶしてやるからよ」という挑発に白川が激怒したことで、今回のシングルマッチが決定した。
白川は「私を『働きアリ』だと思うのは、その人が怠け者だからだと思う。私は忙しく働いてるなんて思ったことがない。スターダムを世界に示すって目標があって、その気持ちを持って動いてるだけだから」と、バッサリと斬り捨てる。
その上で「私はナツコが凶器を振り回してでしか自分の強さを示せないことをわかってる。だからこそ、好きになんかさせないよ。私が全ての主導権を握る試合をする」と意気込みつつ「今、私たちイーネクサスヴィーがアーティストのベルトも持ってる。今、スターダムの中の一番のユニットっていうのを、ナツコという悪を制して完全に示す」ときっぱり。世界を股にかけて活躍する白川が格の違いを見せつける。
2024年04月26日 06:00
女子プロレス「スターダム」のブラック・ピーチこと渡辺桃(24)が、ワールド王者・舞華に不敵予告だ。
2024年04月26日 05:00
大相撲の春巡業が25日、千葉県木更津市で行われ、幕内大の里(23)=二所ノ関=が幕内高安(田子ノ浦)から“愛のムチ”を受けた。ぶつかり稽古で自ら志願して胸を借り、砂まみれになりながら約8分間。必死に力を振り絞った。
昨年9月に部屋で20歳未満の幕下以下力士と飲酒し、日本相撲協会から22日に厳重注意を受けてから初めての巡業。「砂だらけになって頑張っている姿を見てもらって、信頼を取り戻すのが一番大事だと思う。土俵の上でしっかり頑張るだけ」と神妙に話した。
申し合いでは朝乃山らと10番とって7勝3敗。ぶつかり稽古では、観客から激励の声援もあった。「自分の中で不安もあった。ファンの方の存在が身に染みたというか。うれしかった」としみじみ。胸を借りた高安には「ありがたいですね。ずっといろいろ教えてもらっています」と感謝した。
夏場所(5月12日初日、両国国技館)での新三役が濃厚な大器。観客からの質問コーナーに登場した高安は、期待の若手に大の里を挙げ「いろいろあったみたいですけど、相撲で一生懸命頑張ってもらいたい」とエールを送った。
2024年04月26日 05:00
幕内朝乃山(高砂)が25日、千葉県木更津市で行われた巡業の稽古で右膝を負傷した。美ノ海との申し合いで痛めたといい、病院でMRI検査の結果「右膝内側側副靱帯損傷のため全治3週間」と診断された。28日までの春巡業は休場する。
三役復帰が濃厚な夏場所まで2週間余りのタイミングで痛いアクシデント。「膝(のケガ)は初めてなので嫌ですね。相撲をとっている時は気にならなかったが、痛みが出てきた。場所まで時間はないので治療するしかない」と顔を曇らせた。
2024年04月26日 05:00
新日本プロレスの成田蓮(26)が、IWGP世界ヘビー級王座戦線(現王者はジョン・モクスリー)にさらなる混迷をもたらす。米AEW所属のモクスリーは、24日(日本時間25日)の「AEW DYNAMITE」でパワーハウス・ホブス(33)の挑戦を退け初防衛に成功。5月4日福岡大会で当初の予定通りモクスリーに挑む成田は、至宝流出による王者の権限拡大を歓迎し、身勝手な青写真を明かした。
モクスリーはホブスのパワーファイトに苦戦を強いられながらも、最後はリアネイキッドチョークでギブアップを奪取。試合後には竹下幸之介が姿を現し挑戦をアピールした。
それにしても約15年ぶりに他団体流出となった最高峰王座は、早々に迷走している。当初の新日本の発表では、モクスリーの初防衛戦の相手は成田だった。ところがその前にAEWマットでのV1戦が実現してしまった。
結果的に後回しにされた格好の成田だが、改めてモクスリーとの福岡決戦が正式決定。本紙の取材に応じると「別にどっちが来ても同じだったけどな。俺に負けるためにわざわざ日本に来るのがモクスリーになったってだけだろ」と豪語した。
むしろ成田は、今回の王座戦を巡るドタバタを歓迎しているという。一体どういうことなのか。「モクスリーが好き勝手にやって容認されるんだったら、俺も好き勝手やってもいいってことだからな。いい前例作ってくれたんじゃねえか?」とニヤリ。「勝手にやっていいんだったら、勝手にやらなくったっていいんだよな? だったら俺が王者になったら、海野のタイトルマッチは中止。恨むなら師匠のモクスリーを恨むんだな」と、5月11日(日本時間12日)の米カリフォルニア大会でIWGP世界王座挑戦が決定している海野翔太との防衛戦を一方的にボイコットする意向を示した。
そもそもモクスリーは海野との師弟対決を熱望していた。これを妨害したのが成田で、本来ならトップコンテンダーだった海野が3番手に回されているという理不尽な事態が発生している。しかし成田は「やりたいなら勝手にノンタイトルでやってろ。その代わりそんな誰も見たくない師弟対決は、王者の権限で第0試合にしてもらう。EVIL社長も認めてくれるだろうよ」と通告した。
もちろんAEWマットで挑戦表明した竹下も認めない。「誰だよ、そいつは。俺が王者になったら、俺が認めるヤツとしかやらねえんだよ」。結局福岡決戦でどちらが勝っても、AEWに好き勝手にされるのか、ハウス・オブ・トーチャーに好き勝手にされるのかの二択しかない。IWGP世界王座を巡る混乱が収束することはなさそうだ…。
2024年04月25日 21:23
「ボクシング・アジア最強ライト級トーナメント8回戦」(25日、後楽園ホール)
優勝賞金500万円のトーナメントが開幕し、本命視される日本ライト級6位の今永虎雅(24)=大橋=がマ シャン(27)=中国=に圧勝して7月18日の準決勝に駒を進めた。
2024年04月25日 19:41
「邪道」大仁田厚(66)が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新。各団体を股にかけて活躍中の女子レスラー・ウナギ・サヤカを挑発した。
ウナギは5月25日、島根・松江市で行われるFBWファイヤープロレスくにびきメッセ大展示場大会、同26日の大阪・錦秀会住吉区民センター大会への出場が決まっているが対戦相手は未定だった。
そんな中、大仁田はこの日、「#ウナギさんへ」の表題のもと書き始めると、「ファイヤープロレス松江!大阪大会のダブルデスマッチ 松江は電流爆破マッチ 大阪は有刺鉄線バンクハウスデスマッチ この地方2連戦のデスマッチで査定してやるよ(笑)」と、ファイヤープロレス5・25、26に参戦してのウナギとの激突を表明。ウナギの決めゼリフ「査定」を逆に宣言。その実力を見極めることを明かした。
大仁田は昨年8月6日の全日本プロレス幕張大会でウナギと6人タッグの電流爆破デスマッチで激突。今年1月7日のウナギの自主興行には花束を持って登場。「僕は2023年のMVPはあなただと思っています」と高く評価していた。
2024年04月25日 15:00
女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、V4戦(27日、横浜BUNTAI)に向け極秘特訓を敢行した。
同王座戦では極悪ユニット「大江戸隊」の渡辺桃(24)とノーマルルール、ハードコアルール、ラストウーマン・スタンディングルールの3本勝負で対戦する。王座戦を控えた王者は、物を壊す体験ができる施設「REEAST ROOM」西新宿店に本紙記者を招集。「桃の提案に乗ってやったんだけどさ、武器の使い方わかんないからさ、今日はここの物ぶっ壊してハードコアに向けて特訓だ!」と暴れ始めた。最初こそ、皿を壁に投げつけるのも「怖い…。いいのかな…。悪いことしてる気分…」とためらう姿を見せたが、バールを手に持つと豹変。空き瓶ケースを叩き割り「これ楽しいな。渡辺桃、この野郎! ぶっ飛ばしてやる!」と絶叫しながら小型ヒーターまでぶっ壊した。最後にはマネキン人形を蹴りまくり、日ごろのストレスを発散。「あの空き瓶ケース意外と頑丈だし、いい武器になりそうだな…。まあ使うかわからないけど、BUNTAIに向けていい練習になったよ!」と満足げに語った。
5月5日には地元・福岡での凱旋大会も控えるため、ここで王座を落とすわけにはいかない。「凱旋ってさ『戦いに勝って帰ること』を言うのに、私は地元でタイトルマッチやった時負けた…。だから今回ベルトを持って、胸張って福岡に帰りたい」と拳を握った。
これまで挑戦者の渡辺から「27日はお前の墓場だ」とまで言われた王者は「悪に染まった渡辺桃がスターダムの最高峰王者になんかなったら本当にスターダムは終わる。だから絶対にベルトを守って、私が世界一の団体であることを証明する。まだまだ女帝時代は終わらねえから」と主張。破壊特訓の成果を見せるつもりだ。
2024年04月25日 11:35
米AEWに移籍した元新日本プロレスのレインメーカーオカダ・カズチカ(36)が、24日(日本時間25日)の「AEW DYNAMITE」に登場。オカダ属する「ジ・エリート」がまさかの大暴挙に出た。
AEWコンチネンタル王座を保持するオカダは21日(日本時間22日)のPPV「DYNASTY」でPACの挑戦を退け初防衛に成功。この日のオープニングではヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)、さらに新たに「ジ・エリート」に合流したジャック・ペリーとともに会場入りした。
昨年9月に無期限出場停止処分を受けていたペリーは、今年3月から新日本プロレスで「ハウス・オブ・トーチャー」の一員として活躍していた。「DYNASTY」でAEWマットに帰還すると、この日のメインイベント終了後にはトニー・カーン社長と対面。2人は握手をかわすと、カーン社長がペリーの手を上げ復帰を認めた。
ところがその直後、ペリーはカーン社長を殴打。この緊急事態にオカダとヤングバックスもリングに駆け付ける。ヤングバックスがカーン社長にEVPトリガーを仕掛けようとすると、オカダは一応止めるポーズを取るが、まったく本気には見えない。結局最後はノリノリでヤングバックスのメルツァードライバーを誘導した。
4人は意気揚々と退場したが、深刻なのはカーン社長だ。ヤングバックスの合体技まで浴びたことで、まったく動くことができず。多くの関係者がリング上になだれ込み、大混乱のまま放送終了となった。