2022年10月03日 16:04
マンチェスター・U所属のポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、マンチェスター・C戦を振り返った。10月3日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。 プレミアリーグ第9節が現地時間2日に行われ、マンチェスター・Uは敵地でマンチェスター・Cと対戦。序盤からホームチームの猛攻にさらされ前半を0−4で折り返すと、後半は反撃に出て3得点を挙げたものの、さらなる追加点も献上。最終的に3−6で敗れ、リーグ戦5試合ぶりの黒星を喫した。 フル出場を果たしたB・フェルナンデスは「序盤の戦い方はベストではなかった。それが多くの問題を引き起こし、早い段階での失点につながった。後半は良くなったと思う。自分たちがボールを保持していた時はゲームをコントロールすることができていた。リスクを冒し、得点することもできた。さらに前に出ようとした結果、失点を重ねてしまった。マンチェスター・Cにあれだけのスペースを与えてはいけなかった」と、試合を振り返った。 第3節リヴァプール戦以降はリーグ戦で4連勝と波に乗っていたマンチェスター・U。B・フェルナンデスは連勝がストップしたことについて「もちろん本当にがっかりしているよ」と悔しさを滲ませつつ、次のように次節以降への切り替えを強調した。「次戦に向けて集中すべき時だ。代表ウィーク前のパフォーマンス、信念、一体感を取り戻さなくてはならない。この敗戦で落ち込んではいけないと思っているよ。未来に向けて改善していかなくてはならない。10月には多くの試合が予定されている。これは良いことだと思うよ。回復する時間は短いが、結果を出すチャンスでもある。良いパフォーマンスで良い結果が得られればチームにとって自信になる。次の試合に、そして僕たちに訪れるすべての試合に勝つことを考えているよ」 マンチェスター・Uは現地時間6日にヨーロッパリーグ(EL)のオモニア・ニコシア戦に臨み、9日に行われるプレミアリーグ第10節ではエヴァートンとアウェイで対戦する。
2024年04月26日 11:47
[U-23アジア杯・準々決勝]U-23日本 4−2 U-23カタール/4月25日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム
U-23日本代表は現地4月25日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝でU-23カタール代表と対戦し、延長戦の末に4−2で勝利を収めた。
日本は開始2分、山田楓喜の強烈なミドルで先制するも、24分に同点に追い付かれる。41分には相手GKが細谷真大へのファウルで一発退場に。数的優位となったが、49分にセットプレーから失点し、勝ち越し弾を献上。それでも67分に木村誠二が同点ゴールを挙げ、試合は延長戦へ。
そして、延長前半の101分に荒木遼太郎のスルーパスを受けた細谷がネットを揺らし、決勝弾。さらに延長後半の112分には内野航太郎がダメ押しのゴールを挙げ、死闘を制してベスト4進出を果たした。
【PHOTO】U-23日本代表のカタール戦出場17選手&監督の採点・寸評。決勝ゴールのエース、同点弾のCBを最高評価
▼U-23日本代表のチーム採点「6.5」
これまでのグループステージ3試合では、再三のチャンスを決めきれなかった日本が、この試合では4ゴール。相手は1人少ない状況だったとはいえ、FWの細谷真大、内野航太郎が得点を奪えたのも、今後に向けた好材料だ。
また豊富な運動量で最後まで上下動を繰り返した両サイドバックの関根大輝と大畑歩夢も好パフォーマンス。守備では相手に自由を与えず、攻撃では両ウイングと連係して何度も効果的なクロスを供給した。
収穫も多い一方で、失点の多さには向き合わなければいけない。1失点目はクロスに関根が競り負け、2失点目はFKから。どちらも相手のクロスに対し、ゴール前でマークを見失ってしまいネットを揺らされた。クロス対応は改善すべき課題だろう。
ただ負ければ終わりの一発勝負で、プレッシャーのかかるなか、しっかりと勝ち切った勝負強さは称賛に値する。この勢いのままパリ五輪の出場権がかかる準決勝に挑みたい。
MOMに選んだのは、決勝ゴールを挙げたエースの細谷。同点弾の木村や存在感を示した両サイドバックも高く評価した。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月26日 11:30
かつてセビージャやバルセロナで活躍したクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが、ポッドキャストの「MicsPod」に出演したという。
今年セビージャを退団してサウジアラビアのアル・シャバブへと移籍した36歳のラキティッチは、このところ様々なメディアに出演して話題を集めているそう。
『AS』によれば、ラキティッチは今回『MicsPod』のポッドキャストで以下のように話し、バルセロナ時代のことを振り返っていたとのこと。
「僕たちバルセロナは2018年と2019年にチャンピオンズリーグで負けた。もちろんライバルが結果を出したわけだが、我々の努力が足りなかったのだと思う。
もしかしたら、僕たちは勝つことに飽きてしまっていたのかもしれない。あまりにも勝ちすぎると、集中力がなくなり、細部に注意を払うことができなくなる。そして、それによって殺される時が来るんだ」
「リオネル・メッシは史上最高の選手であり、その気になれば世界最高の左サイドバックになることもできたと思うよ。
彼は本当にユニークで、他の選手とは全く違っていた。だから、何をしなければならないかということを伝えるに当たって最適なキャプテンではなかったね。
ルイス・スアレスは2つの性格を持った男だった。もちろんそれはピッチ内の性格と、ピッチ外の性格だ。ときに彼は野獣だ。チャンスがあれば殺しにかかってくる。
ネイマールは僕のお気に入りの選手だ。彼はサッカーをまるでダンスのように見せてくれる。まだまだ彼ができることはたくさんあると思うよ」
また、古巣のバルセロナが行っている補強や人事に関しては「あまりにも世代交代を性急に進めている」という印象があるようだ。
メッシが「最後にバルセロナでプレーした試合」スタメン11人覚えてる?
「今のバルセロナはあまりにも世代交代を早く行っている。一方でレアル・マドリーはそれを徐々に進めているね。モドリッチやクロースがまだクラブにいて、若者たちの世話をしている。ただバルセロナは変化が早すぎる」
近年は経営が厳しいこともあって有力な選手が放出されることが多くなっているバルセロナ。それらについてもベテランを早めに切ってしまうことで問題が起こっていると感じているよう。
2024年04月26日 11:04
フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督が、同クラブに所属する日本代表FW上田綺世について言及した。25日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
エールディヴィジ第31節が25日に行われ、フェイエノールトはアウェイでゴー・アヘッド・イーグルスと対戦した。アップ中にサンティアゴ・ヒメネスが負傷したため急遽上田が先発に抜擢され、試合前からトラブルに見舞われたフェイエノールトだったが、前半を2−1と1点リードで折り返すことに成功。69分には上田が大きな追加点を獲得し、3−1の勝利を飾った。
今節の勝利によって公式戦4連勝を記録し、リーグ戦での無敗を17試合に伸ばしたフェイエノールト。試合後のインタビューに応じたスロット監督は、「今夜の内容にはとても満足している」と述べつつ、「特に後方からのビルドアップが非常に良く、ハーフタイム前にはゴー・アヘッドに脅威を感じる瞬間があったが、90分間支配することができた。嫌な時間に失点してしまったが、後半は勝利に向けて非常に成熟したプレーができたと思う」と手応えを口にしている。
また、味方のアクシデントによって約2カ月半ぶりに先発し、3月17日の第26節ヘーレンフェーン戦以来、待望の今季3ゴール目をマークした上田に対しては、「今夜の綺世は自分の役割を十分に果たしたと思う」と称賛。続けて、「彼は何度かゴールに迫っていた。だからこそ、その後にゴールを決めたのは彼にとって素晴らしいことだ」とコメントした。
2024年04月26日 11:00
毎週木曜日に『DAZN』で配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
2024年04月26日 10:35
パリ五輪の出場権が懸かるサッカー男子U-23アジア杯(U-23 Asian Cup 2024)は25日、準々決勝が行われ、日本は延長の末4-2でカタールを下し、勝ち上がりを決めた。この結果日本は、五輪の出場権獲得に向けてあと一歩に迫っている。
一方、同日行われたもう1試合の準々決勝では、韓国が2-2で迎えたPK戦の末10-11でインドネシアに敗れ、パリ行きを逃した。
今大会では上位3か国にパリ五輪の出場権が与えられ、4位になった場合はギニアとの大陸間プレーオフに回ることになる。
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2024年04月26日 10:25
チェルシーは25日、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが手術を受けたことを発表した。
現在23歳のE・フェルナンデスはFIFAワールドカップカタール2022で36年ぶり3度目となるアルゼンチン代表の優勝に貢献し、大会最優秀若手選手賞に選出。この活躍もあって、2023年1月にベンフィカからチェルシーに完全移籍で加入した。移籍金が当時の英国史上最高額の1億2100万ユーロ(約202億円)だったことに加え、2031年6月30日までとなる8年半契約を締結したことも話題を呼んだ。
今シーズンはここまで公式戦40試合に出場して7ゴール3アシストを記録するなど、中心選手として活躍していたが、ここ1年ほどそけい部のヘルニアの問題に苦しんでいることが噂されており、試合前には毎回注射を打って出場していたことも一部では報じられていた。
それでも、症状が悪化の一途を辿っていたことから、ついにE・フェルナンデスは手術を受けることを決断した模様で、チェルシーも25日に同選手がそけい部の問題の手術を受け、無事成功したことを報告。今後はリハビリを開始することになり、E・フェルナンデスはチェルシーでの今季残り6試合を欠場する予定であることも発表されている。
なお、イギリス紙『イブニング・スタンダード』によると、6月20日に開幕するコパ・アメリカ2024までにE・フェルナンデスは回復することが予想されており、同大会への参加を目指していることもこのタイミングで手術を受ける決断した一つの要因になったようだ。
2024年04月26日 10:00
スポルティングに所属するコートジボワール代表DFウスマン・ディオマンデ(20)は多くのビッグクラブが獲得を狙っている逸材だ。
2023年1月にスポルティングにやってきたばかりだが、すでに多くのビッグクラブが注目しており、ポルトガル『A BOLA』によると、プレミアリーグからの人気が高く、マンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプール、チェルシー、ニューカッスルといったクラブが興味を示しているようだ。
さらにはバイエルンやユヴェントスといったクラブも同選手を監視しているようだが、同メディアによると、現在獲得レースはニューカッスルがリードしているという。ニューカッスルはファビアン・シェアの長期的な後継者として、ディオマンデの獲得を熱望しており、契約解除金が8000万ユーロ(約134億円)に設定されている同選手をいくらで獲得できるのかを問い合わせているようだ。
ニューカッスルはプレミアリーグの利益と持続可能性のルール(PSR)違反を防ぐためにも現有戦力の売却も今夏のミッションの1つであり、ディオマンデ獲得の移籍金をできるだけ下げて交渉を進めてたい模様。しかし同選手は2027年までスポルティングとの契約が残っていることもあり、価格交渉は厳しいことが予想されているとのこと。
20歳のCBに8000万ユーロは決して安くない数字となるが、ビッグクラブから熱視線が送られているディオマンデは今夏にステップアップを果たすのだろうか。
2024年04月26日 09:45
25日に行なわれたU23アジアカップの準々決勝でインドネシア代表に敗れ、実に40年ぶりに五輪への出場権を喪失した韓国代表。
2024年04月26日 09:41
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、今後の試合に向けての決意を語った。26日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。
プレミアリーグ第29節の延期分が25日に行われ、ブライトンとマンチェスター・シティが対戦した。試合は、17分にケヴィン・デ・ブライネの得点でマンチェスター・シティが先制に成功すると、フィル・フォーデンが立て続けに2ゴールを挙げ、前半だけで3点のリードを獲得。62分にはフリアン・アルバレスが勝負を決める追加点をマークし、4−0でマンチェスター・シティが勝利を収めた。
シーズンが佳境を迎えるなか、ともに優勝争いを展開するリヴァプールが直近の公式戦5試合で3敗を喫するなど失速気味である一方、首位を走るアーセナルは23日に行われたチェルシー戦で5−0の大勝を記録。“三つ巴”のレースに変化が生まれ始めている状況でマンチェスター・シティは3ポイントを掴み、リヴァプールを抜いてプレミアリーグで2位に浮上している。
1試合未消化ながらアーセナルとの勝ち点差を「1」に縮めたことで、優勝を大きく手繰り寄せたマンチェスター・シティだが、指揮官を務めるグアルディオラ監督には一切の油断がない様子。試合後のインタビューに応じた同監督は、「多くのことが起こる可能性がある」と述べつつ、「クリスタル・パレス戦やエヴァートン戦でリヴァプールに起こったことは、私たちにも起こり得る。アーセナルにも起こり得る。誰も安全ではない」とリヴァプールが敗戦を喫した2試合を例に挙げながら自身の見解を示した。
さらに、「だから落ち着いて今日の勝利を喜ぼう。選手たちはまだそこにいる。今は回復して次の試合のことを考えよう」と冷静な姿勢を強調。また、これまで何度も厳しい状況から優勝を掴み取ってきたマンチェスター・シティだが、「私たちは過去の経験があるが、だからといって、経験したからそれが必ず起こるというわけではない。私たちはそれを実現させるためのことをしなければならない」と再度気持ちを引き締めている。
2024年04月26日 09:40
パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペが止まらない。25日に行われたリーグ・アン第29節のロリアン戦でも2ゴールを記録し、これで今季全コンペティションを合わせた数字は43戦43ゴールだ。これはムバッペにとってキャリアハイだ。
ムバッペはすでにリーグ・アン得点王に5度も輝いているが、年齢的にもまだまだ伸びるだろう。25歳を迎えた現在もまだ成長段階にあると考えることもできる。
これまでのキャリアハイは、チャンピオンズリーグ決勝にも進出した2020-21シーズンの42ゴールだ。そこから2021-22シーズンは39ゴール、昨季は41ゴール、そして今季は現時点で43ゴールと、あっさりキャリアハイを更新してくるのだから恐ろしい。
リーグ・アンでは26ゴールで得点ランク首位を独走しており、今季も得点王を獲得する可能性が高い。25歳で6度目のリーグ得点王とは信じられない成績だ。
最近はレアル・マドリード移籍案も引き続き噂されているが、年齢的にはまだまだ成長可能だ。この数字はレアルでさらに伸びる可能性があり、まさに現代最強のモンスターと言うべき選手だ。
2024年04月26日 09:34
リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、新指揮官就任が噂されている現在フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督に言及した。25日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
今シーズン限りでユルゲン・クロップ監督が退任することが決定しているリヴァプールはすでに後任探しに着手しており、シャビ・アロンソ監督(レヴァークーゼン)やルベン・アモリム監督(スポルティング)などが候補に挙げられていたなか、現在は最有力候補となっているスロット監督の招へいに動いていることが報じられている。
これを受け、24日に行われたプレミアリーグ第29節延期分のエヴァートン戦後(●0−2)にスロット監督について聞かれたファン・ダイクは『Viaplay』で「もちろん答えることは難しいけど、おそらくアルネ・スロットは現時点で最も優れたオランダ人監督の一人だと思う」と自身の見解を明かしながら、次のように続けた。
「彼のプレースタイルや哲学を考えると、リヴァプールの指揮官になれると思う。でも、僕が読んだり聞いたりしている限りではまだ合意には程遠い模様だけどね。様子を見るしかない」
なお、スロット監督本人は大手メディア『ESPN』で「私がリヴァプールに行きたいことは秘密ではない」と語るなど、リヴァプール就任を望んでいることを明言しており、今後の動向には注目が集まっている。
2024年04月26日 09:29
サッカースペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督は25日、クラブ幹部やサポーターからの支持など「さまざまな理由」により、留任を決断したと明らかにした。
2024年04月26日 08:55
今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任するリヴァプール。その後任候補として最有力の存在となっていると言われるのが、フェイエノールトを率いているアルネ・スロット氏だ。
2019-20シーズンにはAZアルクマールで菅原由勢を指揮したこともあるオランダ人監督で、2021年から率いたフェイエノールトではエールディビジ優勝、カップ戦優勝などの実績を残している。
今季はPSVアイントホーフェンに次ぐ2位となっているが、リヴァプールは彼のプレースタイルがクラブに合うとして招聘に動いているという。
45歳になるアルネ・スロット氏は、25日に行なわれたゴー・アヘッド・イーグルス戦の前に『ESPN』に対して以下のように話したとのこと。
「この件について私が言える唯一のことは、クラブがその交渉を行っているという点だけだ。そして、あなたはドレッシングルームに座って時間を過ごし、その結果を待つことになる。
明らかなのは、私がリヴァプールに行きたいと思っていることだ。今は両クラブが合意に達するかどうかを待っている。私はそれに絶対な自信を持っている。クラブは自分たちの仕事をしなければならない。そして私はそれを待っている。この出来事の主人公として、私はそれを尊重しなければならないのだ。
間違いなくこれは今後数日のうちに明らかになるだろう。私がリヴァプールに行きたいのはなんら秘密にすることではない」
「テンハフとは違う」リヴァプール新指揮官候補、上田綺世のフェイエノールト監督スロットが“うまくいく5つの理由”
なお、アルネ・スロット監督とフェイエノールトの間では2026年夏まで契約が残っているが、1000万ユーロほどでそれを解除できるという。
リヴァプールのキャプテンを務めるオランダ人選手ファン・ダイクも「スロット監督はうちに適合できると思う」と話したそうで、交渉の行方が注目される。
2024年04月26日 08:35
来シーズンのリヴァプールの新監督候補に挙げられている現在フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督が、リヴァプール就任を希望していることを明言した。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2015年10月からリヴァプールを率いているユルゲン・クロップ監督は、今年1月26日に突如今シーズン限りで退任することを表明。これを受け、同クラブは後任探しに着手しており、シャビ・アロンソ監督(レヴァークーゼン)やルベン・アモリム監督(スポルティング)などが候補に挙げられていたなか、現在は最有力候補としてスロット監督の招へいに動いていることが報じられている。
そんなスロット監督は25日に行われたエールディヴィジ第31節のゴー・アヘッド・イーグルス戦を前に大手メディア『ESPN』のインタビューに応じ、「クラブは交渉中だ。私はそれを待っている」と語りながら、リヴァプールへの就任を希望していることを明らかにした。
「私がリヴァプールに行きたいことは秘密ではない。今は両クラブが合意に達することを待っている。私はそうなると確信しているよ」
なお、報道によると、リヴァプールはスロット監督を引き抜くために775万ポンド(約15億円)ほどの補償金を提示しているものの、最終的に実現するためには900万ポンド(約17億円)近くの費用がかかるとも見られているが、果たしてリヴァプールはフェイエノールトと合意してスロット監督を引き抜くことはできるのだろうか。
2024年04月26日 08:31
気持ちの入った鮮烈な一撃だった。
U-23日本代表は現地4月25日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝でカタールと対戦し、延長戦の末に4−2で勝利。この試合でチームの4点目を挙げたのが、105分から途中出場した19歳のFW内野航太郎だ。
3−2とリードして迎えた延長後半112分にダメ押しのゴール。左CKが相手にクリアされるも、こぼれ球に反応した川粼颯太がペナルティエリア内から右足でシュートを放つ。これをGKが弾いたボールを内野航が詰めてネットを揺らした。
「形としては全く綺麗なゴールじゃないですけど、日常から誰かがシュートを打ったときには絶対詰めるというのが自分の中で、もう日常的に刷り込まれている。どんな形であれ1点が生まれたのが自分にとってすごく大きいかなと」(内野航)
【PHOTO】白熱の準々決勝カタール戦で選手を後押しし続けたU-23日本代表サポーター!
この得点が生まれた背景には、“反骨心”があったようだ。今大会、これまでのグループステージ3試合でFW陣の得点はなし。その現状を何としてでも打破したい一心で内野航はピッチに立った。
「言われなくても分かってる。一番分かってるよって。アタッカーは点を決めれば賞賛されるし、点を決めれずに負けたら非難される。それは自分も分かっていた。これだけ注目されるなら点をとって全部ひっくり返してやろうと。そんなの言われなくても分かっている、結果で黙らせてやる、みたいな感じでピッチに入りました」
並々ならぬ思いで奪った自身の今大会初ゴール。この勢いに乗って、さらに得点を重ねられるか。内野航は「自分は今日の厳しいゲームで出場時間が短かったので、全然元気ですし、点も取ったのでモチベーションも上がっています。万全の準備をして、次は今日出た選手の倍走れるように頑張っていきたい」と闘志を燃やした。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)