2023年06月01日 02:00
「オリックス1−3広島」(31日、京セラドーム大阪) オリックスは、お得意さまのはずの広島からわずか3安打で1点しか奪えず、交流戦での対戦が13連勝でストップした。先発・田嶋は6回5安打無失点と粘ったが、2番手・黒木が七回、秋山に決勝3ランを被弾。打線は九里の前に五回2死まで無安打と苦戦し、七回に紅林の適時打で1点を返すのがやっとだった。 中嶋監督は「打ちづらいんでしょうね。あれだけ引っ掛かっているのは。(ボールを)絞りきれなかった」と敗因を分析。黒木についても「(ベンチが)出そうと思って出したわけなので」とかばった。監督自身の通算200勝を目の前に足踏みとなったが「明日、ヨーイスタートでどうやって攻めていけるか。しっかりやっていきます」と切り替えた。
2024年01月31日 19:29
それでは、只今よりロベルト・オスナ投手、ならびにウイリアンス・アストゥディーヨ選手の入団会見を始めます。ロベルト・オスナ投手、背番号は「54」、ウイリアンス・アストゥディーヨ選手、背番号は「4」となります。まず最初に、今回の入団経緯に関しまして、三笠GMよりご説明させていただきます。ソフトバンク・三笠GMから入団経緯の説明皆さん、お集まりいただきありがとうございます。 今日、無事にですねオスナ投手とアストゥディーヨ選手のこうやって会見を開けることを大変、球団として嬉しく思っております。お二人の獲得経緯について簡単にご説明させていただきますと、オスナ投手に関しては皆さんご存知の通り本当に実績のある抑えのピッチャーで、昨年も我々やっぱりマリーンズでオスナ投手が出てくると大変苦労させられたというようなところもあって、ぜひホークスでプレーをするというチャンスがあるのであれば我々も来てほしいなと思っていたところでありました。ほかの会見でも申し上げておりますが、もちろん守護神として活躍をしてくれるというようなこととともに、抑えをしっかり全うしてくれることによって、他のピッチャー、他のポジションで先発に回ったりだとか、いうようなことで投手陣全体のレベルアップに相乗効果があるというふうに考えておりますので、本当に頑張ってもらいたいなと思っております。続きまして、アストゥディーヨ選手については、本当に我々も長年、デスパイネ選手・グラシアル選手とチームを支えてくれた選手に代わって入っていただくというようなことになるんですけども、映像を見ていただいた方はご存知だと思います。本当に元気あふれるプレーで、バッティングはもとより、守備も走塁もハッスルしてやってくれるというようなところが、持ち味の選手かなと思っています。バッティングを期待していますし、あとは複数のポジションをカバーしてくれるというようなところですので、従来パリーグでは、DHというポジションですねDH固定というよりかは長いシーズン、フィールドポジションと併用していろんな選手で回っていくみたいなことでチームのパフォーマンスを最大化できればというふうに思っていますが、そういう形でアストゥディーヨ選手の攻撃力だけではなく、複数ポジションできるというようなところも魅力として考えておりますので、そういう意味で攻撃力のより一層の増強ということで貢献してくれるんじゃないかなというふうに思っております。私の方からは説明は以上です。続きまして、代表質問の形で進行させていただきます。代表質問をKBC九州朝日放送・和田アナウンサーよろしくお願いします。KBC九州朝日放送・和田アナウンサーによる代表質問それでは、代表で質問させていただきますKBCの和田といいます、よろしくお願いします。まずは、お二人に同じ質問をさせていただきたいと思います。ーーオスナ選手からお答えいただければと思うんですけれども、ソフトバンクホークスの印象というのはどうでしょうか?オスナ投手: 自分のホークスに対する印象は、いつも勝っているチームだということに加えて、ここ2年間優勝できていないというところも自分としてわかっています。なので今回、この話をいただいたときにぜひ優勝に貢献したいという強い気持ちがあって、今回入団させていただきました。アストゥディーヨ選手: 自分も周りの人から強いチームであることを知っていましたし、また2年間優勝できていないということも聞いていたので、手助けができるように自分がその一員になれるということを嬉しく思いますし、それもあって今回入団しました。ーーありがとうございます。続いてもお二人にお伺いしたいのですが、ご自身の持ち味・長所・ストロングポイントを教えて下さい。アストゥディーヨ選手: 自分の長所は、バッティング・守備はもちろんですけれども、強い闘志を持ち勝利に対してどんどん前に行けることが自分の強さだと思いますし、そこが一番アピールしていきたいところだと思います。オスナ投手: 自分は投球ということはもちろんですけれども、相手に対して向かっていく強い投球を見てほしいです。また、クラブハウスや自分たちのチームメイトにも試合に向かっていく姿勢。鼓舞して行けるのも自分の強さだと思っています。ーーありがとうございます。オスナ投手への質問なんですけれども、昨年の途中からマリーンズに加入して素晴らしい成績を残されたと思うのですが、1年間この日本球界で戦ってみて日本の野球のイメージというのはどうでしょうか?オスナ投手: 昨年途中から千葉ロッテに加入させてもらって、本当にロッテでの経験はかけがえられないものだと思います。ホークスに来て自分のできることにも挑戦していきたいですし、ホークス今年優勝できるチャンスがすごくあると自分でも思っているので、ぜひ優勝したいと思います。ーー本当に守護神としての期待もかかるとは思うのですが、ファンからの期待はどのように受け止めていますか?オスナ投手: もちろん自分のモチベーションになっているのは間違いないです。今回、ホークスに入団させてもらって優勝したいということは契約を始めた段階から話があったので、すごい高いモチベーションになっています。ーー去年、マリーンズで優勝ができなかったというところで、優勝への思いも強いですか?オスナ投手: どのチームに居てもそうなのですが、自分のメンタリティーとしては絶対に勝ちたい、優勝したいのはあります。去年も同じ気持ちでいけましたし、それが点差に関わらずそのシチュエーションが来たら自分がしっかり抑えに行くことは変わらないと思います。ーーもうすでに藤本監督からもクローザーというふうに指名があったと思うんですけれども、改めて守護神・クローザーというポジションについてのこだわりは?オスナ投手: すごく高いモチベーションではいますし、やはり9回まで自分たちの仲間が試合を繋いでくれていて、そこで投球することはすごく大きな意味を持ちますし、そこに対しても自分も努力していきたいですし、勝利に貢献したいという気持ちです。ーーありがとうございます。続いてアストゥディーヨ選手にもお伺いしたいんですけれども、まずこの日本の野球のイメージというのは何かお持ちですか?アストゥディーヨ選手: すごく高いレベルの野球をする印象もありますし、選手間でもやっぱり優勝したい、チャンピオンなりたいっていうモチベーションを持っている選手が多いと思います。ーーその中で打撃も売りで、そして走攻守というところで期待がかかると思うんですけれども、この日本で自分がどんなプレーをしたいですか?アストゥディーヨ選手: その日その日でやることは変わっていきますし、自分は走攻守すべてに対して良いパフォーマンスを披露したいのはありますが、自分の中で一番強い気持ちがあるのは優勝したい、チャンピオンなりたいことが一番だと思います。ーーメジャーではショート以外、8つのポジションを守ったという本当にびっくりするぐらいのユーティリティー性だと思うんですが、このポジションで勝負してみたいっていうのは具体的にあるんでしょうか?アストゥディーヨ選手: どこのポジションというのはありませんし、監督がここで行けというところで自分の100%を出してプレーをしたいと思います。ーーそれと、来日時のコメントで「トルトゥーガ(カメ)」という愛称というふうにご本人おっしゃってたんですけども、これについてちょっと詳しく聞いてもよろしいですか?アストゥディーヨ選手: とくに皆さんが好きなように呼んでもらえたら良いと思うのですが、「トルトゥーガ」ということを皆さん知ってもらってるので呼んでもらえたら、自分が受け入れてもらえていると印象を受けます。ーーということは、「トルトゥーガ」というふうにファンの皆さんは呼べばいいという感じでしょうか?アストゥディーヨ選手: はい、お願いします。ーーありがとうございます。それでツインズ時代の同僚でもある前田健太投手とも仲がいいというふうにも伺ったんですけれども、何かこの日本に挑戦するにあたって会話などはされたんでしょうか?アストゥディーヨ選手: 来日する前にInstagramのほうでちょっと話をしたんですけど、すごく仲の良い友人という感じです。ーー何かアドバイスみたいなのは受けたりしましたか?アストゥディーヨ選手: 一緒にいた時はそこまで話できなかったんですけど、自分の聞いた話では日本の野球はすごくいいよという話は聞きました。ーーありがとうございます。それとまたオスナ選手にお聞きしたいんですけれども、とてもラーメンがお好きというふうに伺ったんですが、福岡には美味しいラーメンもたくさんあるんですが、もう召し上がったりはされましたか?オスナ投手: 本当にラーメンは大好きです。昨日、たまたま機会があったのでラーメンを食べました。でも、日本の食事は全部好きなので、これからもいろいろと試していきたいなと思ってます。ーーこちらのラーメンは美味しかったですか?オスナ投手: 美味しい。ーーちなみにアストゥディーヨ選手はラーメンはまだ召し上がっていないですか?アストゥディーヨ選手: まだです。ーー本当に福岡には美味しいものがたくさんあるとは思うんですけれども、こちらにいらっしゃって何かこれを食べておいしかったというのは何かありますか?アストゥディーヨ選手: まずは、いろいろ食べてみないといけないかなというところですね。でも、美味しいものがあるんだろうなと思ってます。ーーありがとうございます。本当に多くのファンが優勝に向けて期待してるとは思うんですが、最後にそれぞれお二人からファンへ向けて一言メッセージをお願いしてもよろしいでしょうか。アストゥディーヨ選手: 自分から言えることは、全力で応援していただきたいなということです。それと同時に自分たちも本当に100%でプレーしていきますので、絶対にチャンピオンになって一緒に喜びたいなと思ってます。オスナ投手: 本当に応援してもらっていることには感謝しますし、自分のところにもいろいろな方からメッセージっていうのも届きましたし、皆さんに本当に今年優勝するということは約束したいと思います。>会見動画
2023年09月29日 08:00
阪神のファームを特集する企画「熱鳴−鳴尾浜情報−」。第6回は一足早く今季2軍を総括する。今季残り3試合となった2軍は、和田2軍監督が開幕当初から1軍同様に「選球眼」を重視。チームの四球数はリーグトップと数字にも表れた。昇格と降格を繰り返していた桐敷、小野寺は1軍に定着し活躍。門別や井坪ら新人選手の奮闘も目立ち、来季以降につながるシーズンだった。(数字は28日現在) ◇ ◇ 昨季ウエスタン・リーグ連覇を果たした阪神2軍は現在4位。ただ、今後につながるシーズンだった。8季ぶりに現場復帰した和田2軍監督は、開幕当初から1軍同様、四球を見極める「選球眼」を重視。「こっちの選手が1軍に行ってからやると遅いからね。ここにいる時に癖をつけて、上がった時に他の選手と同じ意識でできるように」と意図を明かした。 四球からチャンスをつくり、得点につなげる。「上がやっていることは下でも徹底的に」と岡田野球を体現。これを象徴した試合が6月17日の広島戦(由宇)だ。チーム全体で13四球を記録し9−0と大勝した。ここまでチームの四球数は382でリーグトップを誇っている。 1軍で花開いた選手も現れた。1人でも多く1軍に送り込むだけでなく、「1軍に行ってなかなか活躍できず行ったり来たりっていう、そういう殻を破らせたかった」と2軍指揮官。その例に挙げたのが桐敷と小野寺だ。 桐敷は前半戦ファーム暮らしが続いたが、フレッシュオールスターを機に、中継ぎとして昇格。後半戦は岡田監督に「スペードのエース」と称されるほどの活躍を見せた。小野寺も昇格と降格を繰り返していたが、8月中旬から1軍に定着した。 新人選手も奮闘した。ドラフト2位の門別がシーズン序盤から潜在能力の高さを発揮。春季キャンプ中に実戦デビューを果たし、公式戦初先発した5月10日のウエスタン・広島戦(由宇)では5回3安打1失点と結果を残した。7月18日のフレッシュオールスターではウエスタン選抜の先発に抜てき。9月15日・広島戦(マツダ)では1軍デビューも果たした。 野手では開幕直後から5月中旬まで井坪が打率3割以上を維持。和田2軍監督は「一振りで仕留める時と粘ってヒットにすることもある。ボール球もあんまり振らないし」と評価していた。育成の野口も8月に入り4本塁打を記録するなど覚醒。球団選定ファーム8月度月間最優秀選手にも選ばれた。 他の新人も多く遠征に帯同させ、積極的に起用。その方針には2軍指揮官の思いが込められていた。「まだまだっていう選手もいるけど、将来楽しみだなっていうのが見えるので、それに向かって努力している姿を見ているし、できる限りはチャンスを与えたい」。 ファームは勝つことが全てではなく、経験を積ませることも大切。「出るたびに失敗するんだろうけど、少しずつでも力をつけて、技術だけじゃなくて考える力も。同じ失敗を繰り返さないっていう、それで成長していくと思うから」 ルーキーたちの将来に期待を込め、各選手も一年を通して試行錯誤。まだまだ課題はあるが、着実に成長を遂げている。ここからどんな選手に成長していくのか、第2の桐敷、小野寺に続く選手は−。虎の未来が楽しみになる今シーズンだった。
2023年09月29日 07:40
楽天・小郷がホームラン性の打球をキャッチ、打った森も天を仰いだ■楽天 9ー5 オリックス(28日・楽天モバイルパーク) 楽天・小郷裕哉外野手が場内を沸かせる好捕を見せた。28日に本拠地で行われたオリックス戦の9回、森友哉捕手が放ったホームラン性の打球に対して、フェンス手前でジャンプしてスーパーキャッチ。このビッグプレーに「よう捕ったわ」「ドンピャだぜ!」と、称賛の声があがっている。 4点リードで迎えた9回、守護神・松井裕樹投手はオリックスの1番・森と対峙した。1ボールから投じたストレートを森はフルスイング。打球はグングンと伸び、そのままライトスタンドに着弾すると思われた。右翼の小郷は打球を追い懸命にダッシュ。フェンス手前から、全力でジャンプして左手を伸ばすと、ギリギリのところでボールをキャッチ。打った森も本塁打を確信するほどの当たりだったが、それを“強奪”する形に。森も天を仰いで、苦笑いを浮かべた。 この様子を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが動画で公開すると早速、「普段の守備は危なっかしいけど時々信じられないスーパープレーを見せてくれる」「これはさすがの森も笑うしかないw」と、極限の場面で生まれた好守を絶賛するコメントが集まった。 また、小郷が背番号「51」なことから、「エリア51」「これは背番号51にふさわしい」と、同じ右投げ左打ちで「51」を背負い、数多くのビッグプレーでファンを沸かせたイチロー氏を重ねる声もあった。(Full-Count編集部)
2023年09月29日 07:30
ロッテ益田は27日に12年目で700登板を達成も…引退試合の谷内へ気遣い ロッテの益田直也投手は、27日にエスコンフィールドで行われた日本ハム戦で、史上最速となるプロ12年目での700試合登板を成し遂げた。
2023年09月29日 07:30
レギュラーシーズンの本拠地最終戦を終えて一夜明けても、甲子園はフィーバーしていた。甲子園駅前の球団公式グッズショップ「チームショップアルプス」で優勝記念グッズが発売されたが、開店前には400人以上が列をつくった。朝から取材に訪れた虎番・織原祥平は阪神ファンの熱気を改めて感じていた。「僕は開店の1時間前くらいに着いたんですが、既に200〜300人が並んでいました。先頭の人は前夜の11時から待っていたそうです。まだ残暑が厳しくて、途中に通り雨もありましたが、みなさん平気な顔をして並んでいてすごいですよね」 前夜の中日戦を観戦後、近くのホテルに泊まって早朝から並んでいた人や、自宅から始発に乗ってきた人といったさまざまなファンに織原は取材したほか、ショップの店員さんにも話を聞いた。「17日に発売された『パインアレ』は30分で完売しましたが、今回はそのときより行列が長かったと、ショップの方はおっしゃっていました」。阪神ファンにとっては、それだけ待ちに待った優勝記念グッズの発売だった。あまりにもとんとん拍子で18年ぶりのアレを決めたため、記念グッズの準備が14日のリーグ制覇に間に合わず、ようやく24日に阪神百貨店で発売開始。そのときは梅田本店に約2800人という長蛇の列ができた。なんでもインターネットで買える時代に、こんなに行列ができるのは阪神タイガースだけじゃないだろうか。そういえば、阪神ファンは正月にも行列をつくる。阪神百貨店梅田本店の初売りセールでは8階にあるタイガースショップに大勢の虎党が詰めかけることが恒例。毎年、タイガース福袋を買うために○○人が並んだというニュースが流れる。開店が1時間以上、前倒しされることはざらだ。2014年は8800人が長蛇の列をつくり、約6000人が並んだ17年は500個の福袋が史上最速の10分で完売している。翌18年からは整理券配布制度に変更されたが、今度は整理券を求める列ができ、争奪戦が行われていることには変わりない。今回、優勝記念グッズの中には既に完売となった商品もある。買いたくても買えなくてがっかりしているファンもいると思うが、織原がそんなファンにとって希望の光となる情報をおしえてくれた。「甲子園球場の搬入口に優勝記念グッズがいっぱい積み上げられているのを発見しました。クライマックスシリーズで追加販売されるものなんですかね」。まだ買うチャンスが残されているかもしれない!?チームはレギュラーシーズン残り4試合。きょうからはクライマックスシリーズで戦う可能性があるDeNA、広島との前哨戦が行われる。しっかりと相手を分析してファイナルステージにつなげてもらいたい。さて、29日は中秋の名月。光り輝く満月を眺めてお団子を食べながら、岡田阪神のアレに感謝しつつ、38年ぶりの日本一への祈りをささげましょう!!
2023年09月29日 07:20
昨年は“オリ姫”として何度も京セラドームで観戦していたSARAさん オリックスのリーグ3連覇を支えた、総勢14人で構成される公式ダンス&ヴォーカルユニット「BsGirls」。Full-Countでは、選手と共に「We can do it!」を合言葉に奮闘するメンバーの素顔を取り上げていく。第7回は“オリ姫”からPerformerへ、華麗な転身を遂げたSARAさんにスポットをあてる。 パ・リーグでは21世紀初のリーグ3連覇。9月20日、京セラドームで行われたロッテ戦でパフォーマンスを披露したSARAさんの目からは自然と涙がこぼれた。昨年もリーグ優勝を見届けたが、今年の景色は一味違った。 「この瞬間をグラウンドで見れることができて、本当に幸せいっぱい。必死になって努力したことが報われた気がしました」 弟が野球をやっていた影響で、野球の魅力にどっぷりハマった。兵庫県出身で阪神、オリックスの試合に何度も足を運んだ。昨年は可愛らしいグッズに身をまとい“オリ姫”の一員としてスタンドから声援を送る日々。当時は会社員として働いていたが、「やっぱり野球が好き。BsGirlsがカッコよくて。あの一員になりたい」と覚悟を決めた。 ダンス経験は中学生の3年間だけ。期待と不安のなかオーディションを受けると、書類選考を突破。「周りは経験者ばかり。グラウンドやTVで見ていたメンバーの方もいて緊張しかなかった」。2次審査からは実技も加わり、周囲のレベルの高さに圧倒された。 それでも、審査員からポテンシャルの高さを評価され、見事に合格。憧れのグループに仲間入りを果たした。加入してからは日々の練習以外にも、自宅に戻れば自主練を欠かさず必死に食らいついた。 先輩や同期らの支えもあり、今では胸を張って「BsGirlsの一員」と言えるようになった。控室では関西人らしく「鋭いツッコミとワードセンス」でメンバーを楽しませることも。努力と根性で掴んだ夢舞台。連続日本一に向け最高のパフォーマンスをファンに届けていく。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)
2023年09月29日 07:10
日ハムの万波がファウルフェンス際で見せた“ノールックキャッチ”■日本ハム 9ー2 ロッテ(28日・エスコンフィールド) 日本ハム期待の23歳、万波中正外野手が好守で球場を沸かせた。28日、本拠地でのロッテ戦で見せた“ノールックキャッチ”に「華があるね」とコメントが寄せられた。 この日、「1番・右翼」で出場。2安打1打点と打席で好結果を残しただけでなく、9回には守備で見せた。先頭・佐藤都の打球はファウルゾーンのフェンス際に上がった。懸命に打球を追うと、フェンス手前でジャンプ。フェンスにボールが当たりそうだったこともあり、最後は少し顔を背けて“ノールック”でキャッチした。観客からは拍手とどよめきが起こった。 今季はリーグトップタイの25本塁打を放つなど、ブレークを果たした万波。成功と失敗が紙一重の美技に、解説を務めていた球団OBの岩本勉氏も「神業やないか!」と大興奮だった。「パーソル パ・リーグTV」の公式X(旧ツイッター)が動画を公開すると、「華があるね」とさらなる活躍を期待するファンの声が寄せられていた。(Full-Count編集部)
2023年09月29日 07:05
松田の入団時、エースだった斉藤和巳コーチ、第一印象は「大丈夫?」 心配してしまうほどの第一印象だったから、今でも忘れられない。
2023年09月29日 07:04
◆ 「完璧な投球でした」 オリックスは28日、楽天との試合(楽天モバイル)に5−9と逆転負けを喫したものの、6回から登板した小木田敦也が2イニングを無失点に抑える好リリーフを披露した。 4−4と同点の6回からマウンドに上がった小木田は、2つの三振を奪って無失点の危なげない投球を見せると、イニングまたぎの7回は代打・阿部寿樹、9番・村林一輝、1番・小深田大翔を三者連続三振と付け入る隙を与えず。2回を32球、無安打5奪三振と完璧なリリーフを披露した。 これで9月は7試合に登板し、2勝2ホールドで防御率0.00と抜群の安定感。チームのブルペンを支えている。 完璧な救援を見せた小木田について、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は「ストレートにもキレがあり、フォークも低めに制球されていて完璧な投球でしたよね。試合には負けましたけど、小木田の投球は褒めてあげたいですね。今後はもっと大事な場面で起用されてくると思いますよ」とその投球を大絶賛。 同じく番組に出演した解説者の江本孟紀氏も「真っ直ぐでストライクを取って、最後はフォークで決めるそういうピッチャーだと思いますけど、そのフォークが本当に素晴らしいですよね。フォークは捕手がショートバウンドで取るくらいじゃなきゃダメなんですけど、小木田はそこへしっかりと投げれていますね」と小木田のフォークを高評価した。 オリックスは今季リリーフとして53試合に登板している山崎颯一郎がここに来て故障で離脱。クライマックスシリーズへ向けて、リリーフ陣の整備が課題となっている。 9月は未だ無失点と抜群の安定感を誇る小木田敦也がポストシーズンにどのような働きをするのか、注目して見ていきたい。☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』【動画】勝利には結びつかずも…小木田敦也が存在感/9月28日:楽天−オリックスのハイライト
2023年09月29日 06:54
◆ 「気持ちが裏目に出てしまった」 ロッテは28日、日本ハムとの試合(エスコンF)に2−9で敗戦。先発の種市篤暉が4回途中8失点と試合を作れず7敗目を喫した。 先発の種市は1点リードの初回、二死三塁で4番・マルティネスを三ゴロに打ち取るも三塁手・ブロッソーが失策。同点とされてしまうと、2回には先頭・松本剛の安打をきっかけに二死二塁とされ、9番・田宮裕涼に適時打を浴びて勝ち越しを許した。 3回には二死一塁から4番・マルティネスに適時二塁打を浴びると、4回も二死からの7連打などで8点目を失ったところで降板。この日は3回2/3を11安打8失点(自責7)と試合を作れず。自己ワーストタイとなる8失点で今季7敗目を喫した。 11安打8失点と大乱調だった種市について、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の江本孟紀氏は「少し力みもあったと思いますけど、勝負球が全部甘く抜けてきたり、肝心のストレートもシュート回転で真ん中に入ってくることが多かった。“俺が何とかしてやろう”という気持ちもあったと思いますけど、その気持ちが裏目に出てしまいましたね」とし、負けられない試合が続くなか、気持ちに空回りする部分があったのではと解説した。 また、同番組に出演した解説者の谷沢健一氏は「最近の種市は初球のストレートが高めに浮いてしまっていることが多いですね。簡単にストレートでストライクを取りに行くことが目立つので、その辺の“投球術”が課題だと思います」と言及。 今季は10勝を挙げて先発陣の勝ち頭だった種市が試合を作れず大敗を喫したロッテは、楽天がオリックスに勝利したため一日で4位再転落となった。☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』【動画】種市篤暉が4回途中8失点と試合を作れず…/9月28日:日本ハム−ロッテのハイライト
2023年09月29日 06:50
葛城育郎氏は1試合に飛球を2度落球…仰木監督の言葉で気が楽になったという オリックス、阪神で活躍した葛城育郎氏(株式会社葛城代表取締役、報徳学園コーチ)にとってプロ入り当時の監督・仰木彬氏は忘れられない人だ。1999年のドラフト2位(逆指名)でオリックス入りしたが、獲得を猛プッシュしてくれたのが仰木氏だった。2000年、2001年の2シーズンだけの“関係”だったが、何かと気にかけてくれたという。仰木マジックと言われた元祖・マジシャン指揮官との思い出。鉄板焼き店と監督室での出来事は特に印象深いそうだ。 イチロー氏がマリナーズに移籍した2001年シーズン、プロ2年目の葛城氏は130試合に出場し、規定打席に到達し、打率.268、14本塁打、53打点の成績を残した。結果的にこれがキャリアハイだったが、この年に嫌でも覚えているのは守備での失敗だという。「近鉄戦でライトを守っていて、1試合に2度も落球したんですよ。1発目は礒部(公一)さんのライン際の球をポロっと落として、2発目は吉岡(雄二)さんの高く上がったフライを普通に構えて落として……」 自身も原因が分からなかったという。「人生で落球なんてほぼほぼなかったんです。悔しくて試合中に泣いちゃいました。2つ目をやった時に。自分が不甲斐なくて……。なんでこんなことをやっているんだろうって」。ショックは大きかった。「もう一人暮らししていたんですが、すぐ帰っても嫌やなと思って、鉄板焼き店にひとりでご飯を食べに行ったんです。そしたら、そこに仰木さんが来られたんですよ」。 仰木監督は葛城氏を見つけるや、すぐに近づいてきた。「監督に僕は“カツ”って呼ばれていたんですけど、『カツ! おお、落球王』ってめちゃめちゃ軽い感じで声をかけられたんです」。これで気持ちが楽になったという。「トップの方がこんなふうに言ってくれて、本当はしゃべりたくない、顔も見たくない選手だったと思うんですよ。それを普通に。次の日は無茶苦茶練習しましたけど、その時にあった仰木さんの一言が自分を救ってくれたというのは覚えています」と葛城氏は話した。オリックス時代の背番号は3…仰木監督が進言「1桁をやれ」 監督室での出来事は、その年の後半戦になってからだった。「仰木さんに呼ばれて『カツ! 勝負しようか』と言われたんです。『何ですか』って聞いたら『後半ホームランを10本打ったら、100万あげるわ、打てんかったら、お前、10万出せよ』って。後半、もっと打てよという意味。発奮材料というかそういうのをやってくれた方でした」。葛城氏は後半10本をクリアできなかったが、10万円を仰木監督は受け取らなかった。これも仰木流の操縦術だった。「仰木さんにうまく使ってもらったと思います」。振り返れば、プロに入る時も仰木監督が獲得を進言してくれたことが大きかった。オリックスでは背番号3をつけた葛城氏だが「もともとは24番だったんです。スカウトの人に24と26のどっちがいいかと聞かれて、24って高橋由伸さんとか左バッターのイメージがあったので、24でお願いしますって、そしたら後になって仰木さんが1桁をやれ、3番が空いているやろって言ってくれて3番をもらったんですよ」。 仰木監督は2001年シーズン限りで退任した。その後、2005年に復帰したが、葛城氏は阪神へ移籍していたため、監督と選手の関係は2000年と2001年の2シーズンだけだった。しかしながら、思い出は尽きない。葛城氏はとても感謝している。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2023年09月29日 06:44
◆ 「若さを感じました」 オリックスは28日、楽天との試合に(楽天モバイル)に5−9で逆転負け。
2023年09月29日 06:00
左ふくらはぎへの死球から2試合に欠場した広島・秋山翔吾外野手(35)が28日、マツダスタジアムで行われた全体練習に参加。29日・中日戦(マツダ)からのスタメン復帰へ問題のないところをアピールした。DeNAの勝敗次第ではきょうにもCSの本拠地開催が決まる。秋山がカープファンに吉報を届ける。 秋山は死球禍の影響をまったく感じさせない動きを見せた。スパイクを着用しての打撃練習では左右に打ち分け快音を連発。外野に場所を移してのダッシュや打球を追う姿にもいつも通りのキレを見せていた。 「まったく怖さがないわけではないですけど。あれぐらいのことは動いても怖さはない。きょうの確認作業は滞りなくできた。安心材料ですね」 これにより29日・中日戦からのスタメン復帰へ支障はなくなった。チームにとっては朗報だ。 23日・巨人戦(東京ド)で本塁打を放った次の打席で今村から左ふくらはぎに死球を受け途中交代。大事を取って2試合を欠場した。 シーズンも残り3試合となった。DeNA次第ではきょう29日にも2位が確定、CSの本拠地開催権を得る。 「もちろん出たい。やっぱりビジターは戦いづらさがある。ホームで戦って勝っていけば勢いも違う。どこの球場へ行ってもやっぱり赤は目立ちますから。そういう人たちが多ければ多いほど僕らも励みになる」 一時は苦しんだ打撃も復調に手応えを感じている。 「ヤクルト戦の四球を取れてから打席の感じが変わりました。ファーストストライクを打たなきゃいけない、三振をしたくないというのが消えました」 14日・ヤクルト戦(神宮)の八回に代打で石山から選んだ四球がきっかけだったと話す。確かに次の試合から4試合連続安打。四球から糸口をつかむとは日米通算1633安打の男ならではだろう。 「野間みたいに(ボールを)見ていくこと、出塁への執着心は(故障離脱で)いなくなってからも頭の中にイメージがある。いいものを見せてもらったなと思います」 前を打っていた野間は簡単に手を出さなかった。ファウルで粘り、四球でもなんとか出塁しようという姿勢が、かつて西武時代には最強の1番として躍動していた自分を思い出させてくれた。足に不安もない。打撃職人がラストスパートをけん引する。 ◆広島2位確定は最短29日 広島は最短29日に2位が確定する。同日は広島は中日、DeNAは阪神と対戦。条件は広島○、DeNA△か●。もしくは広島△、DeNA●。広島○で残り2戦全敗だと74勝65敗4分け。一方、DeNA△で残り3戦全勝だと、広島と同じ勝敗成績で両チームとも勝率.53237となるが、勝率と勝利数で並んだ場合、セ・リーグでは当該球団間の対戦勝率が高い方が順位優先となるため、広島が今季DeNA戦で勝ち越していることから上位となる。
2023年09月29日 05:19
15日の再昇格後は打率.135、3本塁打、6打点 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは28日(日本時間29日)、ジャレッド・ウォルシュ内野手をマイナー降格させたと発表させた。コルトン・イングラム投手も降格。チェイス・シルセス投手とミッキー・モニアック外野手を負傷者リストから復帰させた。 30歳のウォルシュは開幕前から頭痛と不眠に苦しみ、今季はマイナーで開幕を迎えた。メジャーとマイナーを行ったり来たりし、14日(同15日)にメジャーへ再昇格。37打数5安打の打率.135、3本塁打、6打点だった。今季は39試合出場して打率.125、4本塁打、11打点となっている。(Full-Count編集部)
2023年09月29日 05:00
阪神の岡田彰布監督(65)が28日、新大阪駅で取材に応じ、不調にあえぐ森下翔太外野手(23)に「突貫工事」を施す考えを明かした。ポストシーズンでも主軸を託すルーキーの不振脱却へ、甲子園で「打ち込み」をさせる考えも示した。チームは29日・DeNA線(横浜)に向けて横浜へ移動した。岡田監督の一問一答は以下の通り。 ◇ ◇ −明日(29日)は青柳が先発する。 「相性ええからな。まだ分からへんからな。クライマックス(シリーズで投げるか)も」 −見極めはまだ続いているか。 「いやいや、もうほとんど、あれや。(30日)広島で門別が投げるけど、門別の見極めしてもまだ一緒やろ、お前(笑)来年、再来年とな。まだまだの選手やから」 −門別はいけるところまで。 「そんなんイニングは、あれや。もう最低でも5回はな、投げさす」 −マツダを経験しているから投げさせる。 「いやいや、そこしかなかったんよ(笑)まだな、甲子園のあの大観衆は、まだ早いな(笑)来年に取っとこ」 −(最多安打を争う)中野を1番で使う可能性はあるか。 「いやいや、(調子が)おかしなったらどうすんの。(2番なら)そんなに変わらへんやん」 −森下は監督直々に指導も。 「いや、それは分からんけど」 −この3連戦で安心させてほしい。 「いや、それは無理やわ、そんなん。こんだけ崩れとったらそんな急にようならんわ。あいつもいろいろ考えてやってるやろ、いくら何でも。ただ漠然とはやってないやろ。ただ何考えてるかはわからんけど(笑)その辺はなあ、実戦での積み重ねやろな、まだ1年目やからな」