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2023年06月01日 05:00
(日本生命セ・パ交流戦、西武4ー0阪神、2回戦、1勝1敗、31日、ベルーナD)味方を信じ、援護を待ち続けながらマウンドで踏ん張ったが、4点目のホームを踏まれると表情をゆがめた。阪神・西勇は魔の所沢で今季4敗目。あともうひと踏ん張りが足りず、チームの連勝も止めてしまった。「何とか抑えたい、抑えたいと、その気持ちの連続だった。味方が取ってくれるまで粘りたかった」 一回、先頭の源田に左翼手前に落とされ、ノイジーの失策も絡んでいきなり無死二塁。その後、4番・渡部に中前へはじき返されて先制点を奪われると、四回には試合前時点で通算打率・385だった難敵・栗山に3球続けたスライダーを右翼席に運ばれて2点差とされた。七回には一塁線際のボテボテの内野安打から2死満塁のピンチを招き、外崎に甘く入った初球のスライダーをとらえられてさらに2点を失い、交代が告げられた。「最後(七回は)、攻めた結果だったので仕方ないことやし、僕の粘り負け」三者凡退は六回のみ。それ以外は毎回走者を背負いながらも粘ったが、球数が100球を超えた七回の正念場で痛打を食らった。6回⅔を投げ、8安打4失点(自責3)。ベルーナドームではオリックス時代を含めて通算8試合で0勝5敗、防御率6・19と15年間でいまだ白星なし。かつて「(雰囲気に)飲まれることもあった」と話していた苦手の球場で自身通算100敗目を喫した。岡田監督は「(七回を投げ切って)2点でいったらなあ、ちょっと(試合展開も)分からんかったと思うけどなあ」と話した。チームは19勝5敗で5月を終えたが、その中で西勇は2敗。右腕は波に乗り切れない状況に「自分の試合に対しての流れ、リズムが来ていないんで、来るまで耐えないかん」と力を込めた。「1年間戦っている中でこういう日もある。もう一個ですかね。抜けて、いい流れに自分も加われるようにいきたい」しっかりと反省しつつも下は向かない。自分にも流れが来ると信じ、チームを勝たせる投球をするだけだ。(織原祥平)
2024年04月26日 21:57
DeNA7―2巨人(セ・リーグ=26日)――DeNAは八回、佐野、牧の連続適時打で逆転し、度会隆輝(ENEOS)の満塁本塁打で突き放した。
森唯が移籍後初勝利。巨人の西舘勇陽(中大)はプロ初黒星。
◇
ヤクルト8―2阪神(セ・リーグ=26日)――打線がつながったヤクルトが快勝した。二回、3連打で先制し、四回は丸山和の適時打などで加点。小川が今季初勝利。阪神は4失策と乱れ、連勝は7で止まった。
2024年04月26日 21:32
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
ヤクルトが2戦続けての猛打爆発で連勝。上半身のコンディション不良から帰ってきたエース・小川が7回2失点の力投で今季1勝を挙げた。
序盤から阪神の先発・青柳を攻めた。二回に連打で先制機を作ると、中村が適時二塁打を放った。さらに武岡の犠飛で1点を追加すると、四回だ。連打と相手の守備のミスで無死満塁とし、小川がストレートの四球を選んで押し出し。西川の犠飛、丸山和の適時打などで3得点を奪い、青柳をマウンドから引きずり下ろした。
さらに六回にも西川が適時打を放つなど2点を加え、七回には投手・小川が1死一、三塁からセーフティースクイズに成功。打線がつながり、鉄壁の阪神投手陣を打ち崩していった。
また投げては、エース・小川が今季初先発で力投。開幕前に離脱した分、「飛ばしていきたい」とエンジン全開で挑む覚悟を話していたが、有言実行の攻めた投球で阪神打線に真っ向勝負を挑んだ。ストライク先行の投球で相手打者を手玉に取り、見せたエースの貫禄。7回5安打2失点と役目を果たすだけでなく、2打点と「9番打者」としても輝いて今季初白星をつかんだ。
2024年04月26日 21:30
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
首位の阪神は2分けを挟んだ連勝が7でストップ。先発・青柳の誤算と、今季ワーストの1試合4失策が全て失点につながる悪循環が敗戦につながった。
青柳は二回1死から3連打と犠飛で2点を先制された。四回も先頭から連打を浴び、武岡のゴロを木浪がファンブルして無死満塁。ここで投手・小川にストレートの押し出し四球を与えてしまい、3点目を奪われた。
さらに無死満塁での西川の中犠飛では、近本の送球のカットに入った木浪が、本塁へ送球しようとしてやめた際にボールが手から離れてしまう。ボールが一塁線へと転がる間に一塁走者と二塁走者の進塁を許して、木浪にこのイニング2つ目の失策が記録された。
青柳は1死二、三塁で丸山和に左前適時打を浴びて降板。7安打5失点(自責点は1)で、今季最短の3回1/3でKOされて2敗目を喫した。
5点を追う打線は四回に森下の左中間への5号ソロ、五回は代打・糸原の中前適時打で3点差まで迫った。しかし、六回に追い上げムードがしぼんだ。
六回から登板した3番手・島本が1死二塁から西川に中前適時打を浴びて今季初失点。さらに2死一、二塁では村上の一塁へのゴロを大山がトンネルする適時失策で再び5点差に広げられた。
七回も木浪が先頭の長岡のゴロをはじき、この試合3つ目の失策。今季ワーストの8失点目につながった。試合後、木浪は「練習しっかりします」と反省の言葉を残した。
チームの1試合4失策は2023年9月16日・広島戦以来だった。
2位・巨人が敗れたため、首位はキープ。投手陣は15試合連続被本塁打なしで、球団新記録を樹立したが、後味の悪い敗戦となった。
2024年04月26日 21:05
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
DeNAが八回に逆転勝ち。
2024年04月26日 21:00
オリックスは26日、「Bsオリ姫デー2024 supported by DHC」でのオリメンのメインビジュアルを発表した。
19年から行っているオリ姫による推しメン企画投票「オリメン投票」。今回のコンセプトは「ミュージシャン」で、昨年の2・6倍の投票があり、山崎が2年連続で1位に輝いた。
オリメン投票で10位までにランクインした選手たちで、今回2組のバンドを“結成”。山崎がギター&ボーカルを務める「#B_ROCK」は、3位の山岡がギター、4位の広岡がコントラバス、5位の中川がドラム、6位の宗がトランペット担当で撮影が行われた。
もう一組のバンドは2位の宮城がボーカル兼キーボードを務める「#B_POP」。7位の石川がギター、8位の福田がDJ、9位の紅林がドラム、10位の山下がベースの担当だ。
宮城は「キーボードは弾けないです」と苦笑いを浮かべる。仲の良い紅林のドラム姿を見たかと問われると「見てないですね、あんまり興味がなかったので」と報道陣の笑いを誘った。紅林は「撮影してこれがオリメンかって感じでした。機材とかも凝っていました。でもドラムやったことはないです」と明かした。
オリ姫デーは6月21〜23日の西武戦、6月25〜27日のソフトバンク戦でともに京セラドームで開催予定。宮城は「野球だけじゃないよというところで、新しいファンも増やしていけたらなと思います」と話していた。
2024年04月26日 20:54
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
DeNAが八回に逆転し勝利。借金1とした。
ドラフト1位・度会は1番から8番に降格した一戦で3安打4打点の大暴れ。八回にプロ初の満塁弾を放った。度会は九回守備につくと、ファンの歓声に涙があふれた。 お立ち台では、「みなさんのお陰で打てた一本」とファンに感謝。「打てなかったので、皆さんに申し訳なかった。今日はこうやって、ちょっとですけど打てたので、良かった」と語った。
打順に関する質問には瞳が再び潤む様子も。「やることは変わらないので、全力で必死こいてやりました」と語り、「明日も明後日も試合が続く、全力プレーで頑張りたいと思います」と誓った。
2024年04月26日 20:52
26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた大矢明彦氏が、巨人の4番・岡本和真について言及した。
岡本は開幕直後打撃好調で、一時打率、本塁打、リーグトップの活躍を見せていたが、この日は3打数0安打で打率を.289に下げた。2試合連続無安打で、直近5試合では打率.133(15−2)、0本塁打、0打点と当たりがとまっている。
大矢氏は「岡本のところがちょっと振りがにぶいというか、もう一つ雰囲気が出てこないのが気になりますね。芯にとらえると言うのが1本ファウルがありましたけど、あれだけですね。あれもいい時にツーベースを打てるボールでしたからね」と心配した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月26日 20:50
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
巨人がDeNAに逆転負けを喫した。
2024年04月26日 20:42
○ DeNA 7 − 2 巨人 ●
<4回戦・横浜スタジアム>
26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた大矢明彦氏が、プロ初失点を喫した巨人のドラフト1位・西舘勇陽について言及した。
西舘は試合前までプロ初登板から10試合連続無失点、10試合連続ホールドをマークし、この日は2−1の8回に登板。西舘は先頭の桑原将志にセンター前に弾き返されると、続く石上泰輝に送られ、佐野恵太に同点の適時二塁打を浴びた。
大矢氏は「西舘はすごくダメージの大きい失点ですね。高めにボールが抜けましたけど、ものの見事に弾き返されて1点を失って、切り替えられるかどうかですね」と指摘。直後に西舘は続く中央大の先輩・牧秀悟にレフトへ勝ち越しの適時二塁打を浴びた。
大矢氏は「ちょっと高かったんですけど、3番、4番がしっかり仕事しましたね。決して悪いコースではなかったんだけど」と振り返った。後を受けて登板した高梨雄平が度会隆輝に満塁弾を浴びた。大矢氏は「西舘が打たれるのは想定外でしたけど、いずれ戦いが進んでいくとこう言う形で防げなければいけないケースが出てくる。後からいく人がどれくらい役割を果たすかですよね」と話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月26日 20:41
「阪神−ヤクルト」(26日、甲子園球場)
阪神が七回までに今季初の1試合4失策を犯した。
四回無死一、二塁は武岡のゴロを木浪がファンブル。一塁へ送球したが間に合わず、今季初失策となった。
さらに無死満塁では西川の中犠飛で近本の送球のカットに入った木浪が、本塁へ送球しようとしてやめた際にボールが手から離れてしまう。ボールが一塁線へと転がる間に一塁走者と二塁走者の進塁を許して、木浪にこのイニング2つ目の失策が記録された。
六回2死一、二塁は村上のゴロを大山がトンネル。スタンドから悲鳴がわき起こり、打球が右翼線を転がる間に二塁走者の生還を許した。
さらに七回無死では木浪がまたしても長岡のゴロをはじいて1試合3失策。8点目につながった。
木浪の送球が不安定となり、守備機会が訪れるたびに甲子園がざわつく異様な雰囲気となった。
2024年04月26日 20:37
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
巨人がDeNAに逆転負けを喫した。1点リードの八回、ドラフト1位の西舘(中大)が、1イニング持たずプロ初黒星。ここまで開幕から10試合連続無失点で、新人タイ記録となる10試合連続ホールド中だったが、記録も途切れる形になった。
試合は三回、先発の戸郷が桑原、石上に連打を浴び、無死二、三塁のピンチを招くと、佐野の二ゴロで先制点を失った。それでも最少失点にしのぐと、五回の攻撃では1死一、三塁から、セーフティースクイズを決めて同点に追いついた。
さらに七回、1死から萩尾が中堅フェンス直撃の三塁打でチャンスメーク。続く吉川は初球から積極スイングで、一、二塁間を破る勝ち越しタイムリーを放った。「打ったのは落ち球です。戸郷が頑張ってくれていたので、何とか勝ち越したかった。積極的に行った結果タイムリーヒットになって良かったです」。戸郷は7回5安打1失点と試合を作ったが、八回に暗転した。
この回、戸郷に代わってマウンドに上がった西舘だが、先頭の桑原に中前打を浴びた。続く石上に送りバントを決められ、1死二塁。ここで佐野に高く浮いた変化球を狙われ、左中間を破る適時二塁打を許した。さらに続く中大の先輩・牧との対戦。左越えの適時二塁打を浴び、勝ち越し点を失ったところで降板した。
巨人がDeNAに勝ち、阪神がヤクルトに負けた場合、首位タイに浮上するはずだったが、勝利目前で痛恨敗戦となった。
2024年04月26日 20:37
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
DeNAが八回に逆転し勝利。
2024年04月26日 20:37
○ DeNA 7 − 2 巨人 ●
<4回戦・横浜スタジアム>
プロ入り後初めて8番の打順でスタメン出場したDeNAの度会隆輝が躍動した。
開幕から21試合全て1番で出場した度会はこの日、『8番・右翼』で先発。0−0の2回二死走者なしの第1打席、巨人先発・戸郷翔征が投じた初球の変化球を見送ると、1ボールからの2球目のフォークをレフト前に弾き返した。
26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた大矢明彦氏が「今1球目、よくボールを見ようと思ってカーブを見送ったんですけどね。ああ言う感じでボールが見えるようになると復活すると思うんですよね。なんでもかんでも打ちにいってはダメですよね」と振り返った。
度会は1−1の5回無死走者なしの第2打席は、戸郷の初球のスライダーをライト前に弾き返し、4月12日のヤクルト戦以来となるプロ入り4度目のマルチ安打を達成。大矢氏は「いい気分転換できたんじゃないですかね。元気を取り戻して、また再スタートを切っていますよね」と振り返った。
さらに3−2の8回二死満塁の第4打席は、高梨雄平が3ボール2ストライクが投じた6球目のスライダーをベイスターズファンの待つライトスタンドへ第3号満塁本塁打。大矢氏は「見事。真ん中にスライダーが来ましたけど、打ち気でバットを振っていたんで、よかったですね。みんなの期待に見事に応えましたね」と興奮気味に話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月26日 20:32
「阪神−ヤクルト」(26日、甲子園球場)
阪神がまたしても守備の乱れで追加点を許した。
四回に森下のソロ、五回に代打・糸原の適時打で3点差に迫って迎えた六回だった。
西川の適時打で4点差に広げられて、なお2死一、二塁。岡留が村上をゴロに打ち取ったが、バウンドが変わったのか一塁・大山がトンネル。スタンドから悲鳴がわき起こり、打球が右翼線を転がる間に二塁走者の生還を許した。
0−2の四回には木浪の2失策などで3点を奪われていた。
2024年04月26日 20:27
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
DeNA・度会が八回に3号満塁弾を放った。
8番降格の一戦で、衝撃の一発。3安打4打点、猛打賞の大暴れとなった。
開幕から1番を務めてきたが、不振により22試合目にして8番に降格した一戦。第1打席で安打を放つと、第2打席も右前打を放った。
八回、満塁弾を放った直後、守備につくと度会の感情は高ぶり、目が真っ赤に。試合中にも拘わらず涙をこらえきれず、度会コールには深々と頭を下げた。
DeNAとしては、新人の満塁本塁打は史上初の快挙。チームは逆転勝ちで借金1とした。