2024年03月28日 00:00
「サッカーの王国」とも言えるブラジル。国全体で年中リーグや試合が行なわれており、各地から様々なタレントが生み出されている。 今回はそのブラジルで「代表では中心選手になれなかった名ストライカー」を5名選んでみた。アイウトン 生年月日:1973年7月19日 ブラジル代表キャップ数:0試合 所属したクラブ:グアラニー、シャルケ、ヴェルダー・ブレーメンなど ブラジル代表で一度も出場したことがないにもかかわらず、同国の名ストライカーとして必ず名前が上がってくるアイウトン。太めの体型ながらドイツ・ブンデスリーガでゴールを量産し、その突進力と強烈なシュートで常に話題を集めた。 1998年にティグレスからヴェルダー・ブレーメンへと加入し、2003-04シーズンは28ゴールを奪取して得点王とベストイレブンに輝く。ただロナウドやリヴァウドらと同じ時代を生きたため、代表に招集されたこともなかった。ジャルデウ 生年月日:1973年9月18日 ブラジル代表キャップ数:10試合1ゴール 所属したクラブ:ポルト、ガラタサライ、スポルティングCPなど ポルトガルリーグでシーズン42ゴールというとてつもない記録を持つ伝説的なストライカー。1996年にグレミオからFCポルトへと加入し、4シーズンで175試合170ゴールを決めた。 188cmという大柄な体格に類稀なポジショニングセンスを備え、ペナルティエリアでのヘディングやワンタッチゴールはまさに芸術品だった。2001年に加入したスポルティングCPではクラブを優勝に導き、自身5度目の得点王に輝いている。ソニー・アンデルソン 生年月日:1970年9月19日 ブラジル代表キャップ数:6試合1ゴール 所属したクラブ:セルヴェット、モナコ、バルセロナ、マルセイユ、リヨンなど バルセロナでも2シーズンを過ごしたブラジル人ストライカー。常本佳吾や西村拓真が所属しているスイスリーグのセルヴェットでゴールを量産したことで話題になり、その後マルセイユとモナコを経てスペインへ渡った。 さらに1999年に加入したリヨンでは2年連続の得点王に輝き、チーム自体も2連覇へと導く活躍を見せた。その一方、ブラジル代表ではわずか6試合でプレーしたのみで、2001年のコンフェデレーションズカップに参加したのが唯一の実績となっている。エウベル 生年月日: 1972年7月23日 ブラジル代表キャップ数:15試合7ゴール 所属したクラブ:グラスホッパー、シュトゥットガルト、バイエルン、リヨンなど マルシオ・アモローゾやジエゴ・タルデッリ、ジオヴァンニ、グラフィッチなども捨てがたかったが、欧州での実績と活躍の長さを考えればエウベルが15試合しか出ていないのは意外である。 ACミランに加入して欧州に進出し、グラスホッパーでゴールを量産。その後シュトゥットガルトとバイエルンでエースとして長く活躍し、ブンデスリーガでは通算256居合133ゴールを決めた。ジョナス 生年月日:1984年4月1日 ブラジル代表キャップ数:12試合3ゴール 所属したクラブ:グレミオ、バレンシア、ベンフィカ サッカー王国ブラジルが産んだ「歴史上最高の5名」 グレミオから2011年にラ・リーガのバレンシアへと移籍し、攻撃的MFとして目覚ましい活躍を見せたジョナス。サイドから点が取れる選手として知られていたが、2014年に移籍したベンフィカではさらに才能が開花した。 ポルトガルリーグではストライカーとして起用され、1年目から20ゴールを奪取。ベンフィカでの5年間では183試合137ゴールという目覚ましい記録を残したが、30代でのブレイクとあって代表に定着はならず。
2024年04月28日 14:56
1試合消化の少ないマンチェスター・シティと勝点1差で首位のアーセナルは4月28日、5位の宿敵トッテナムと敵地で対戦する。20年ぶりのプレミアリーグ制覇へ、絶対に落とせない天下分け目のノースロンドン・ダービーだ。
世界中が注目する大一番を前に、現地メディア『90min』が詳細なプレビュー記事を掲載。先発予想では左SBにオレクサンドル・ジンチェンコではなく、コンディションと調子が上向きな冨安健洋の名を挙げたうえで、こう綴っている。
「ミケル・アルテタ監督は、シーズン最後の数試合に臨むチームのフィットネスに満足しているだろう。スペイン人指揮官はスパーズとのアウェーゲームにフルメンバーで臨むことができる。唯一の懸念は、前十字靭帯損傷で開幕から離脱しているユリエン・ティンベルだが、アルテタは日曜日にオランダ人選手が出場する可能性を示唆している」
スコアは3−1と予測。直近でチェルシーを5発粉砕しているアーセナルが、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで快勝すると踏んでいる。
【動画】ファンが激怒した冨安への危険な踏みつけ行為
「特に両者の因縁を考えると、アーセナルに残された最もトリッキーな試合かもしれない。しかし彼らは、スパーズに勝利を賭けられないほど良いフォームだ。それにトッテナムは2週間プレーしていないため、試合勘が少し錆びついているかもしれない。
トッテナムは確かにガナーズの問題を引き起こすツールを持っているものの、アーセナルの攻撃は、必死にクリーンシートを保とうとするスパーズのバックラインを打ち破るだろう。どちらに転ぶ可能性もあるが、ビジターチームが勝利を手にしそうだ」
好調のアーセナルは、チャンピオンズリーグ出場権確保に燃える宿敵から、勝点3を奪えるか。冨安とトッテナムの主砲ソン・フンミンによる、日韓対決も見所だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 14:42
清水エスパルスは4月28日、J2第12節でファジアーノ岡山と敵地で対戦している。
3連勝中の清水は35分、先制点を奪う。スコアラーは2戦連発中の北川航也。カルリーニョス・ジュニオとのワンツーでボックス内に侵入すると、狙いすましたシュートでネットを揺らした。
【動画】北川航也が3戦連発、今季6点目
試合を中継する『DAZN』の公式Xが「ストライカーが鮮やかな3戦連発弾」と題して、ゴールシーンを公開。SNS上では「めっちゃ綺麗なGoal」「本当いいゴール決めるな〜」「得点王狙えるぞ。頑張れ」「乾いなくても北川いればどうにかなる」「航也好調すぎて手がつけられんなぁ」といった声があがった。
27歳FWが今季6点目をマークした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 14:21
23-24イタリア・セリエAは27日、第34節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は0-0でユベントス(Juventus)と引き分け、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権獲得に向けて前進した。
ミランは、ステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督にとって最後のシーズンとなるのがほぼ確定となる中、チャンピオンズリーグ出場が決まる2位の座確保に迫っている。しかし、今季はヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)ではASローマ(AS Roma)に屈して敗退し、さらに同都市のライバルであるインテル(Inter Milan)にダービーで敗れて優勝を許すという惨敗に終わり、ピオリ監督の後任にフレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)氏が就任すると報じられている。
セリエAは上位5チームにチャンピオンズリーグ出場権が保証されており、今季残り4節となる中でミランと6位ラツィオ(SS Lazio)の勝ち点差は15となっている。
ラツィオはこの日エラス・ベローナ(Hellas Verona)に1-0で勝利し、2試合消化の少ない7位アタランタ(Atalanta)に勝ち点1差をつけている。
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2024年04月28日 14:20
現在オランダのフェイエノールトではメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスがエースとなっているが、そのヒメネスには他クラブからの関心も噂される。
2024年04月28日 14:18
現地時間4月27日に行なわれたブンデスリーガ2部の第31節で、田中碧、内野貴史、アペルカンプ真大が所属するデュッセルドルフは敵地でシャルケと対戦。1−1で引き分けた。
この一戦でチームを救う貴重な同点ゴールを決めたのが田中だ。1点ビハインドの63分に途中出場すると、その4分後に味方のシュートがポストに当たって跳ね返ったボールをヘッドで押し込んでネットを揺らした。
急性虫垂炎の手術を受けて離脱していたなか、公式戦5試合ぶりの出場となった復帰戦で、いきなり結果を残した田中に対して、ドイツメディア『EXPRESS』は採点記事で「2点」(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)を付与。以下のように称賛している。
【動画】田中碧が復帰戦でいきなり同点弾!
「デュッセルドルフのスターのなんというカムバックだ。この日本人選手は1−1に追いつく重要なヘディングシュートを決めた。その後も強烈なインパクトを残した」
また、デュッセルドルフのダニエル・ティウネ監督も「アオはゲームチェンジャーだ。彼を投入したことで、より相手のプレッシングを回避できた。同点ゴールを奪えたのは当然の結果だ」と賛辞を贈っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 14:10
「失敗の連続」
ここ最近の不振を受けて、韓国メディア『スポーツワールド』は、「危機に陥った韓国サッカー... 相次ぐ失策で強まるチョン・モンギュ責任論」と題した記事で、現状を嘆く。
「ファン・ソンホン監督が率いる五輪代表チームは、U-23アジアカップの準々決勝でインドネシアに敗れ、40年ぶりに五輪本戦出場を逃した。監督は頭を下げたが、世論の矛先は、大韓サッカー協会のチョン・モンギュ会長に向けられている」
記事では、「会長の相次ぐ無茶な施策が韓国サッカーの競争力を低下させた」と指摘し、これまでの“失策”を振り返る。
「昨年3月、論争の中でユルゲン・クリスマンを監督に招聘したのが始まりだった。前任のパウロ・ベント監督の時とは異なり、選任過程が不透明であるとの指摘が相次いだ。クリンスマンに関しては、就任当時も戦術的な能力が低いという懸念があった。しかし、大韓サッカー協会は特別な理由を明らかにせず、クリンスマンの選任を強行した」
その結果は「大失敗だった」と評する。
「クリンスマン前監督は就任期間中、遠隔勤務や、Kリーグ軽視など数々の論争を起こした。64年ぶりの優勝を叫んだアジアカップでは、選手たちの葛藤だけを残し、惨敗を味わった。協会は背中を押されるようにクリンスマンを更迭した」
【PHOTO】日韓戦の会場を華やかに彩った韓国女子サポーターを特集!
問題は続く。
「後任人事に入った協会は、3月のAマッチを正式な指揮官体制で行なうと言っていたが、Kリーグからの監督引き抜きの論争が起きると、暫定体制に立場を変えた。オリンピック予選を控えたファン・ソンホン監督に臨時の指揮を任せたが、結局は“毒”になった。
ファン・ソンホン監督は『暫定監督は大きな影響はなかった』と否定したが、オリンピック予選を1か月前に控えて首脳陣が不在になったのは打撃に。最も重要な目標であるオリンピック本戦進出は果たせず、“一石二鳥”は失敗に終わった」
その他では、「今年6月に予定されていた天安サッカー総合センターの建設も遅れているため、各世代別代表チームは招集されるたびに、練習場が固定できていない」という。
スポーツワールドは、チョン・モンギュ会長の在任期間で「韓国サッカーのシステムは大きく揺らいだ」と手厳しく言及する。
「世代別代表チームも連続性がないため、長期的な計画を立てにくい。ファン・ソンホン監督もこの点を指摘している。彼は『言い訳のように聞こえるかもしれないが、現在の世代別代表チームの運営構造とシステムは、絶対に変わらなければならないと思う。私が2年ほど携わって感じたことは、今の構造とシステムなら、(上位チームとの)格差はもっと広がるだろうし、(下位チームとの)格差はもっと狭まるだろうということだ』と強調した」
難局に直面する韓国サッカー界。今後、どのような手を打つか、その動向に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 14:00
ユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任するリヴァプール。後任としてフェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督を招聘することが濃厚となった。
そうしたなか、『The Times』は、「スロットはリヴァプールで監督(manager)ではなくヘッドコーチに就任する」と伝えた。
新指揮官はクロップモデルから脱却し、トップチームのコーチングと準備に専念しつつ、リクルートや他の側面を担当するスポーツディレクターに直属する形になるという。
リヴァプールは伝統的な英国サッカークラブの構造からの移行に備えており、スロット氏はマネージャー(日本でいう監督)というよりもヘッドコーチになるとのこと。指揮官であるスロットとスポーツディレクターであるリチャード・ヒューズの上には3月にリヴァプールに復職したマイケル・エドワーズ氏が座る形になるそうだ。
リヴァプールは、この新体制が現代フットボールの複雑さと要求により適したものであり、トップチームの責任者であるヘッドコーチにより多くのサポートを与えるものだと考えているという。スロット監督は英語力にも長けており、言葉も使い方も高く評価されているそう。
「リヴァプール移籍を本当に後悔している5人のスター」
イングランドの伝統的な“マネージャー”スタイルではなく、「プレミアリーグの多くのクラブがヘッドコーチモデルを採用しており、マンチェスター・ユナイテッドも同モデルへの移行を検討している」とか。
2024年04月28日 13:49
バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、キャリア通算400ゴールを達成した。
2024年04月28日 13:30
パリオリンピックの出場権確保がかかるU23アジアカップ準決勝の日本対イラク戦。
U-23日本代表と対峙するイラクは2016年大会以来の五輪出場を目指している(これまで出場したのは4位になった2004年大会と2016年の2回)。
『Kooora』によれば、そのイラクの国内リーグは試合スケジュールの変更を発表したという。
日本戦と同じ日に国内リーグの頂上決戦となるアル・ショルタ対アル・クワ・アル・ジャウィヤ戦が組まれている。
「スポーツ界の要望に応えて」日程を変更するそうで、「ファンには代表チームを応援するとともに、(別日に)アル・ショルタ対アル・クワ・アル・ジャウィヤ戦も観戦する時間が与えられる」とのこと。
パリ五輪に出られないことが決定している最強の5人
代表チームを応援するために、国内リーグの日程を延期するようだ。日本戦はイラク時間で29日の午後8時半にキックオフされる(日本時間では30日の午前2時半)。
2024年04月28日 13:30
ジュビロ磐田のFWジャーメイン良が、4月27日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。自身のパフォーマンスについて語った。
29歳レフティは今シーズン、ここまで10試合に出場し、J1得点ランキングでトップの10ゴールをマーク。シーズン序盤にして、自身初の二桁得点を達成した。
“量産態勢”に入っているなか、ともに自身のゴールを2アシストしている右サイドハーフの松本昌也と左サイドバックの松原后に大きな信頼を寄せる。
「両サイドから良いボールが上がってくるので、すごくやりやすいというか。2人が外でフリーでボールを持っている時は、中で良い準備をできるように意識している」
【動画】逆足でフィニッシュ! ジャーメインが選ぶベストゴール
今季のここまでのベストゴールは、4月3日に行なわれたJ1第6節のアルビレックス新潟戦(2−0)で決めた2点目だという。
75分にPKで先制点を挙げていたジャーメインは、79分にGK川島永嗣のロングフィードをマテウス・ペイショットが頭で落としたボールに反応。ダイレクトで右足を振り、ゴールネットを揺らした。
「数年前の自分だったら絶対に外していたと思うんですけど、イメージ通りの良いシュートが、逆足で打てたのはすごく自信になったし、相手にとっても、右もあるというのは脅威かなと」
今後に向けては、「チームが勝点を積み上げていくために、フォワードの得点が大事だと思うので、毎試合得点していけるように、1点1点積み上げていきたい」と意気込んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 13:09
デュッセルドルフの日本代表MF田中碧が、復帰戦でいきなりゴールを奪った。
現地時間4月27日に開催されたブンデスリーガ2部の第31節で、田中、内野貴史、アペルカンプ真大が所属するデュッセルドルフは敵地でシャルケと対戦し、1−1で引き分けた。
この一戦で、急性虫垂炎の手術を受けて離脱していた田中は、公式戦5試合ぶりのメンバー入り。1点ビハインドの63分から途中出場を果たすと、その4分後、CKの流れからポストに当たってこぼれたボールを頭で押し込んで同点弾を挙げた。
【動画】田中碧が復帰戦でいきなり同点弾!
復帰戦で投入直後にすぐさま結果を残した日本人MFに、SNS上では「得点力ほんとすごい」「もはやストライカー」「主人公感ある」「おめでとう」「スーパーすぎる」「復帰していきなりゴールは素晴らしい」「とんでもなくて笑えてくる」などの声が上がった。
なお、田中は今季の公式戦ゴール数を8に伸ばした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 13:00
今節トッテナムとのノース・ロンドン・ダービーを控えているアーセナル。
2024年04月28日 13:00
U23アジアカップ準決勝で激突するU-23日本代表とイラク。パリオリンピック出場のために重要な一戦になる。
イラクメディアによれば、この試合を担当するのは、オーストラリア人のショーン・エヴァンス主審になったようだ。
同主審は今大会でイラク対タジキスタン戦、韓国対インドネシア戦を担当。準々決勝の韓国対インドネシア戦では、相手を踏みつけた韓国選手に一発レッドカードを提示している(動画2分45秒から)。
数的不利となった韓国は同点に追いつくもPK戦の末に敗退。40年ぶりに五輪欠場を逃し、韓国版“ドーハの悲劇”となった。
日本人vs韓国人!市場価値が最も高い8人を比べるとこうなる
一方、イラクは同主審が裁いたタジキスタン戦に4-2で勝利しているが、両チームにPKが与えられている。
また、同主審はAFCチャンピオンズリーグの経験も豊富。
アル・イティハド対アル・ヒラル戦では相手の足首を踏んでしまったエンゴロ・カンテにVARの末に一発レッドカードで退場を宣告している(動画12分35秒から)。
注目の日本対イラク戦はドーハのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで行われる。
2024年04月28日 12:52
23-24スペイン1部リーグは27日、第33節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は3‐1でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に勝利し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権獲得へ大きな勝利を挙げた。
今季残り5節となる中で、4位につけるアトレティコは5位ビルバオとの勝ち点差を6に広げている。
今季のチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)で敗退が決まり、前節はアラベス(Alaves)に0‐2で敗れていたアトレティコだが、ロドリゴ・デ・パウル(Rodrigo de Paul)とアンヘル・コレア(Angel Correa)、さらにGKウナイ・シモン(Unai Simon)のオウンゴールで軌道修正した。
ビルバオでは、試合中に人種差別の被害を受けたとみられるニコ・ウィリアムス(Nico Williams)が一時同点に追いつく得点を奪った。しかし、国王杯(Copa del Rey 2023-24)王者のビルバオはこの結果、10季ぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得がかなり厳しくなった。
一方でジローナ(Girona FC)は敵地で2-0とラス・パルマス(UD Las Palmas)に快勝し、事実上チャンピオンズリーグ出場を確定させた。
ダビド・ロペス(David Lopez)とリーグ得点王アルテム・ドブビク(Artem Dovbyk)のゴールで白星を挙げたジローナは、FCバルセロナ(FC Barcelona)をかわして暫定2位に浮上。タイトル争いから脱落し、首位レアル・マドリード(Real Madrid)とは勝ち点13の差をつけられているジローナだが、5位ビルバオとも同じ勝ち点差となっている。
さまざまな可能性がある中で仮に次節のバルセロナ戦で勝利すれば、今季が1部リーグ4シーズン目のジローナは、トップ4以上が確定する。
バルセロナは29日にバレンシア(Valencia CF)戦を控えている。
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2024年04月28日 12:46
23-24フランス・リーグ1は27日、第31節の試合が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)は3-3で下位ルアーブルAC(Le Havre AC)と引き分け、リーグ優勝を決めるチャンスを逃した。
PSGはこの試合に勝利すれば最多記録を更新する通算12回目、ここ12シーズンで10回目のリーグ優勝を決められたが、キックオフ時点で残留プレーオフに回る16位だったルアーブルに対して1-3とリードを許して終盤を迎えると、アクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)の得点、さらに後半アディショナルタイム5分のゴンサロ・ラモス(Goncalo Ramos)の同点ゴールでなんとか追いついた。
それでも、2位ASモナコ(AS Monaco)との勝ち点差は残り4試合で12ポイントとなっており、モナコが28日のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)戦で引き分け以下なら優勝が決まる。
チームはこの後5月1日に、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝第1戦のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とのアウェーゲームが待っているため、24日のロリアン(FC Lorient)戦から先発10人を変更し、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)らをベンチスタートとした。
ルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督はドルトムント戦に向け「今のわれわれは今季最高の状態にあると思う。いい戦いができるはずだし、目標は決勝進出だ」とコメントした。
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