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2024年03月28日 05:35
昨夏にシュツットガルトからリバプールへ移籍した遠藤航は、加入当初こそプレミアリーグの水に苦しんだものの、いまや完全にフィット。ハイパフォーマンスを継続し、契約時の懐疑的な見方を払拭してみせた。 現地でも高い評価を受けている日本代表MFを特集したのが、英衛星放送『SKY SPORTS』だ。「リバプールのエスケープルームのスペシャリストがユルゲン・クロップの中盤の難問をどのように解決したのか」と見出しを打った記事で、これまで遠藤に関わった人物の証言を基に、その凄さを紐解いている。 その中の一つとして紹介されたのが、シュツットガルト時代の同僚である元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスの言葉だ。加入当初はほとんど出番がなかった遠藤は、現役最後のシーズンを送っていたM・ゴメスとともにベンチを温めていた。 【PHOTO】日本代表の北朝鮮戦出場16選手&監督の採点・寸評。及第点を上回ったのは4人、最高点は決勝弾の田中碧 サブの選手が試合後に行なっていたミニゲームで、元ブンデスリーガの得点王は日本代表MFと同じチームに入れるように懇願していたという。 「我々は4対4をやっていた。ロッカールームに入ると、私はいつもコーチに、ワタルと同じチームに入れてくれと言ったんだ。そうすれば絶対に負けないからね。私はワタルが大好きだよ」 同メディアは「ゴメスは、常にグループのために全力を尽くす姿から、遠藤を『チームスポーツがどうあるべきかの手本』と評価した」と伝えている。 シュツットガルトの英雄は、まだそれほど試合に出場していない段階から、遠藤の実力を見抜いていたのだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 07:45
ポルトガル1部のカーザ・ピアで先発の座を奪い返した相馬勇紀。
27日のチャヴェス戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、3-1の勝利に大きく貢献した。
前半44分、大外にいた味方へのクロスで先制点をアシスト。
後半22分には左からのクロスに合わせて勝ち越しゴール!
得点後には興奮してユニフォームを脱いだことでイエローカードも貰っている。
チームメイトたちから抱きしめられており、現地でも愛されているようだ。
海外のマスコミに変な愛称をつけられた日本代表選手たち
『A Bola』は、相馬をマンオブザマッチに選出。「この日本人ウィンガーは相手DFを切り裂いた。前半終盤には先制点を完璧にアシスト。後半には得点者に名を刻んだ」と讃えていた。
2024年04月28日 07:20
ラツィオは27日に行われたセリエA第34節エラス・ヴェローナ戦に1-0で勝利した。
鎌田は先発フル出場。パスカットから決定的な場面を演出するもペドロがシュートを決められず、思わず天を仰ぐシーンも(動画1分5秒から)。
鎌田の素晴らしいプレーだったのだが…。
現地紙はこの日の鎌田に概ね高評価を与えている。『Virgilio』では、「トゥドール監督はこの日本人に信頼を寄せており、鎌田もより説得力のある態度でそれに応えている。ペドロにチョコレートを供給したが、彼はそれをふいにしてしまった」、『La Lazio Siamo Noi』でも「自信を取り戻し、プレーを試み、スペースに飛び出す。ペドロにゴールデンボールを供給したが、それを無駄にしてしまったことで得点とはならず」と伝えていた。
日本人vs韓国人!市場価値が最も高い8人を比べるとこうなる
これでラツィオは4連勝。残りはモンツァ、エンポリ、インテル、サッスオーロとの4試合だ。
2024年04月28日 07:13
4月19日に開催されたセリエAの第34節で、鎌田大地が所属するラツィオはヴェローナと対戦。スコアレスで迎えた72分、鎌田が起点となったカウンターから、途中出場のマッティア・ザッカーニが決勝ゴールを叩き込み、1−0で勝利を飾っている。
ミッドウィークのユベントス戦(コッパ・イタリア準決勝・第2レグ)はふくらはぎの違和感で欠場した鎌田は、先発に復帰。3−4−2−1のダブルボランチの一角で縦横無尽に躍動する。
驚異的な運動量で何度も前線へ飛び出せば、66分にはボール奪取から完璧なお膳立て。ペドロ・ロドリゲスのシュートミスで、アシストをつかなかったものの、ビッグチャンスを創出してみせた。
【動画】鎌田が絶妙クロスでビッグチャンスを創出
イゴール・トゥドール監督も大絶賛だ。現地メディア『ALFREDO PEDULLA』によれば、試合後のインタビューで、鎌田についてこうコメンとしている。
「我々は何もしていない。彼はおそらく(マウリツィオ・サッリ)前監督のサッカーに向いていなかったんだ。私にとっては、素晴らしい選手であり、様々な役割をカバーできる」
クロアチア人指揮官は「彼は非常に強いメンタルを持っていて、ディフェンスの前でプレーすることも、もう少し攻撃的にプレーすることもでる。決して諦めず、頭の中にコンピューターが入っている」と賛辞を続けている。
「おそらく、心理的な観点からいえば、チームにダイチが10人いるのは、全ての監督にとっての願いだろう」
これ以上ない褒め言葉と言えるのではないだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 07:13
【ラ・リーガ】R・ソシエダ0−1レアル・マドリード(4月27日/レアレ・アレーナ)
【映像】久保建英、レアル戦でみせた“幻”のゴール
悔しさのあまりに出た本音だったのかもしれない。
2024年04月28日 07:00
4月28日に開催されるJ1第10節で、13位の浦和レッズは5位の名古屋グランパスとホームで対戦する。
この試合に先立ち、クラブの公式YouTubeチャンネルが前田直輝のインタビュー動画を公開。今季に名古屋から加入した29歳のアタッカーは「普段通りにやりたいと思っていても、どこかで意識してしまう」と切り出し、古巣戦についての思いを語った。
「何度か古巣戦を経験したことはあるが、また違う感覚です。レンタル移籍を含めて5年近く在籍させてもらって、僕を一人前にしてくれたクラブだと思っています。いろいろな経験させてもらった恩があるので、感じるものはあります」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
また、ゴールデンウィークに行なわれるこの一戦に向け、こう意気込みを語った。
「子供たちがたくさん来てくれるイメージなので、僕もそうだったように、選手に憧れてサッカーを始める子供たちも多いと思います。あの選手みたいになりたいと思ってもらえるようなプレーをしたいです」
名古屋相手に結果を残し、リーグ戦連敗中のチームを救えるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 07:00
プレミアリーグ優勝を狙うリヴァプールだが、27日に行われたウェストハムとの第35節に2-2で引き分けてしまった。
ユルゲン・クロップ監督は同点に追いつかれた直後に遠藤航らを下げて、モハメド・サラーら3人を同時導入。だが、そこで指揮官とサラーが口論する事態になった。
サラーをダルウィン・ヌニェスが宥めたものの、不穏なムードが漂った。
試合後、サラーは取材陣の前を通り過ぎる際に「今日、僕が喋ったら(事態が)燃え上がってしまうよ」と話していたが、表情は落ち着いていた。 🔥”THERE’S GOING TO BE FIRE TODAY IF I SPEAK”
Salah after discussion with Klopp during the West Ham match.
Vai pegar fogo se eu falar hoje! Disse Salah na zona mista em Londres após discussão com Klopp pic.twitter.com/oJPhbGm3aL
— Joao Castelo-Branco (@j_castelobranco) April 27, 2024
一方、クロップ監督は事の発端については明かさなかったが、「ロッカールームで話し合った。終わったことだ。(解決したというのが)私の印象だ」とコメント。
「モウリーニョと喧嘩別れした7人のスター」
元リヴァプールDFジェイミー・キャラガーは「監督がこの状況で不満を抱く唯一の理由は、選手が交代の準備に時間がかかりすぎたこと」との持論を述べている。
2024年04月28日 06:45
無敗のままブンデスリーガ初優勝を決めたレヴァークーゼン。
27日の第31節シュトゥットガルト戦で記録はついに途絶えるかに思われた。だが、1点を追う後半アディショナルタイム7分にローベルト・アンドリッヒが劇的ゴールを決め、土壇場で2-2の同点に持ち込んだ(動画50秒から)。
これでシャビ・アロンソ監督のレヴァークーゼンは46試合無敗継続。
守護神ルカーシュ・フラデツキーは『Sky』で「アンビリーバブル。狂気の沙汰だ!言葉もないよ」と話していた。2人目の子供が誕生したばかりだったアンドリッヒも「大事なのはボールが入ったこと。常に信じているからこういうことが起きる。とてもワイルドな試合だった。(子供誕生とどちらが興奮したが)間違いなく出産だよ」とコメント。彼は膝滑りセレブレーションで足を痛めたようにも見えたが、大事には至らなかったようだ。アロンソ監督も「最後の最後までさ。(2点をリードされた後の)1点目が自分たちを信じるうえで非常に重要だった。ファンも後押ししてくれた」と話していた。
レヴァークーゼンで「細貝萌が一緒に戦った最強の10人」
一方、伊藤洋輝も出場したシュトゥットガルトは勝点2を失った形。最後の失点は相手の手にボールが当たっているように見えたため、セバスティアン・ヘーネス監督は判定に怒り心頭だった。
「あの2点目には納得いかない。レフェリーのパフォーマンスにも。あの得点は認めてはならないものだ。少なくとも(VARを通じて)確認するべきだ。(得点として)カウントすべきでないのは明らか。このような重要なゴールを再チェックしないのは容認できない」
現在3位のシュトゥットガルトは2位バイエルンとは勝点差5、4位RBライプツィヒとは勝点差2となっている。なお、原口元気はベンチ入りしたもの出場はしなかった。
2024年04月28日 06:43
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は4月27日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。
2024年04月28日 06:36
ラ・リーガ第33節が27日に行われ、アトレティコ・マドリードとアスレティック・ビルバオが対戦した。
前節終了時点で、19勝4分9敗の勝ち点「61」で4位につけるアトレティコ・マドリードと、16勝10分6敗の勝ち点「58」で5位につけるアスレティック・ビルバオの“直接対決”。アトレティコ・マドリードはチャンピオンズリーグ(CL)も含めた公式戦で2連敗中だが、ホームで4位の座を明け渡すわけにはいかない。対するアスレティック・ビルバオも、コパ・デル・レイで優勝を飾った後、ラ・リーガで2戦連続ドローが続いているものの、来季のCL出場へ繋がる切符を掴むためには勝利が求められる。
試合は序盤の15分に動く。アトレティコ・マドリードは敵陣左サイドでサムエウ・リーノがボールをキープし、後ろへ落とすと、コケが左サイド深い位置でスルーパスを送る。抜け出したマルコス・ジョレンテが右足で上げたクロスボールはクリアされたものの、セカンドボールを拾ったロドリゴ・デ・パウルがミドルシュート。この一撃は相手に当たってコースが変わり、ディフレクションの末にゴールへ吸い込まれる。アトレティコ・マドリードが先手を取った。
前半はこのままアトレティコ・マドリードが1点をリードしたまま時計の針が進んだものの、より多くのチャンスを作っていたのはアスレティック・ビルバオ。オイアン・サンセトやイニャキ・ウィリアムスが惜しいシーンを作りながらも、1点ビハインドで前半アディショナルタイムに突入したが、前半終了間際には絶好機が到来。アントワーヌ・グリーズマンのバックパスがイニャキに渡ると、即座に右サイドへ散らし、並走していたゴルカ・グルセタが右足で中央へ折り返す。ホセ・マリア・ヒメネスの股下を通した折り返しを、フリーでファーサイドへ走り込んでいたニコ・ウィリアムズがダイレクトで沈め、アスレティック・ビルバオが試合を振り出しに戻した。
前半はこのまま1−1で終了。アトレティコ・マドリードとしては前半の終了間際にミスから失点を許すという嫌な終わり方となったが、後半の立ち上がりに再び一歩前へ出る。敵陣での素早い切り替えでアンヘル・コレアがボールを奪い返すと、複数本パスを繋いだ後、ピッチ中央付近でコケがルックアップ。背後のスペースを狙っていたA・コレアを見逃さず、浮き球スルーパスでボールを届けると、見事なファーストタッチからGKのタイミングを外し、左足で仕留めた。
このゴールでアトレティコ・マドリードが再びリードを奪い、試合はこのまま終盤へ突入する。80分にはアトレティコ・マドリードがトドメの3点目を記録。デ・パウルからサイドチェンジのボールを受けたマリオ・エルモソがシンプルにスルーパスを送ると、抜け出したリーノがカットインから右足を振り抜く。シュートは左ポストに嫌われたものの、跳ね返りがGKウナイ・シモンに当たってゴールへ吸い込まれる。ホームチームが勝利を手繰り寄せる追加点を挙げた。
試合はこのままタイムアップ。アトレティコ・マドリードがラ・リーガ2試合ぶり、公式戦3試合ぶりの白星を飾り、“6ポインター”を制した。一方、アスレティック・ビルバオは公式戦4試合ぶりの黒星に。これで両者の勝ち点差は「6」まで広がり、アトレティコ・マドリードが来季のCL出場権獲得へ大きな勝利を手にした。
次節、アトレティコ・マドリードは5月4日に敵地でマジョルカと、アスレティック・ビルバオは3日にアウェイでヘタフェと、それぞれ対戦する。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 3−1 アスレティック・ビルバオ
【得点者】
1−0 15分 ロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリード)
1−1 45+1分 ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)
2−1 52分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)
3−1 80分 ウナイ・シモン(OG/アトレティコ・マドリード)
2024年04月28日 06:18
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップで、大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、B組を2位で通過。準々決勝では、A組1位の開催国カタールに苦戦を強いられたものの、前半のうちに相手GKが危険な跳び蹴りで退場したのも優位に働き、延長戦の末に4−2で勝利を収めた。
【画像】細谷に跳び蹴りをするカタールGK
一方、グループステージの最終節で日本を1−0で破って1位抜けした韓国は、ベスト8でA組2位のインドネシアにまさかの敗戦。後半から切り札として途中投入した得点源のイ・ヨンジュンが踏みつけ行為でレッドカードを受けたのも響き、2−2で突入したPK戦で敗れ、10大会連続出場を逃した。
韓国メディア『dailian』は、こうした日韓の明暗に着目。「グループリーグで競争を繰り広げた韓国と日本の運命がベスト8で交錯した」「両チームの喜びと悲しみを分けたのは退場だった」と伝えた。
同メディアは、韓国の敗戦について「何より66分に出たイ・ヨンジュンの取り返せない退場が悔やまれる。残りの時間の間、インドネシアの攻勢にずっと苦戦する試合をPK戦まで持ち込むことには成功したが、最後に敗れて頭を下げた」と主張。こう続けている。
「反面、ベスト8で開催国カタールを相手にした日本は、相手の退場による数的優位を持って勝利を収め、4強に上がり、パリオリンピック本選進出の可能性を高めた」
記事は、グループステージの日韓戦で母国が勝利した事実に触れながら、こう嘆いている。
「これにより韓国は相対的に弱いインドネシアと、日本は開催国カタールと8強で激突することになった。当初、1位の韓国が日本よりも4強進出が容易になったように見えたが、予想外のレッドカード1枚ずつが両チームの運命を変えたのだ」
宿命のライバルの明暗がベスト8でくっきりと分かれた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 06:12
プレミアリーグ第35節が27日に行われ、アストン・ヴィラとチェルシーが対戦した。
ここまで20勝6分8敗の成績で勝ち点「66」を積み上げ、現在は4位につけているアストン・ヴィラ。来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得も現実味を帯びてきたなかでシーズン終盤戦に突入しており、現在はプレミアリーグで2連勝中だ。
対するチェルシーはプレミアリーグ8試合を4勝4分と無敗で駆け抜けていたものの、ミッドウィーク開催の第29節延期分ではアーセナルに0−5と大敗。その直前にはFAカップ準決勝で、終盤の失点によりマンチェスター・シティに0−1で敗北しており、難しいシーズン終盤戦を過ごしている。
アストン・ヴィラはパウ・トーレス、ドウグラス・ルイス、オリー・ワトキンスといった主力がスターティングメンバー入り。一方、チェルシーはチアゴ・シウヴァ、モイセス・カイセド、コナー・ギャラガーらが先発に並んだ。エンソ・フェルナンデスは負傷の影響で今季残りの試合を欠場することが伝えられているが、前節アーセナル戦を体調不良により欠場していたコール・パルマーはスタメンに戻ってきた。
試合は立ち上がりの4分に動く。アストン・ヴィラは敵陣右サイドでレオン・ベイリーがボールをキープすると、中央へ落として1度やり直し。ユーリ・ティーレマンスを経由してボールを受けたP・トーレスが最終ラインから持ち運び、スルーパスを送ると、ボックス左のスペースへ侵入したリュカ・ディニュがマイナスへ折り返す。ボックス中央へフリーで走り込んだジョン・マッギンがダイレクトで合わせると、シュートはマルク・ククレジャに当たってゴールイン。アストン・ヴィラが早い時間帯に均衡を破った。
良い入りを見せたのはアストン・ヴィラだったが、その後はチェルシーがボールを保持し、徐々にゴールへ迫る場面を増やしていく。16分には自陣から反撃の隙をうかがうと、ピッチ中央付近で前を向いたカイセドがシンプルな浮き球パスで背後のスペースを使う。抜け出したニコラス・ジャクソンが右足でループシュートを沈めたが、ここはオフサイドと判定され得点は認められない。
それでも、流れを引き寄せたチェルシーはミハイロ・ムドリク、パルマー、カイセドらがフィニッシュまで持ち込むシーンを作る。34分にはブノワ・バジアシーレからのスルーパスで、ムドリクがボックス左のスペースへ侵入。中央への折り返しは通らなかったものの、こぼれ球を拾ったカイセドがスルーパスを送ると、今度はククレジャがボックス左へ飛び出してクロスボールを送る。中央で高く飛んだN・ジャクソンがヘディングシュートを放ったが、ここは右ポストに嫌われた。
チェルシーは自分たちの時間帯で仕留めることができず、前半も終盤に差し掛かると、今度はアストン・ヴィラが好機を創出。42分、GKエミリアーノ・マルティネスからの正確なフィードで右サイドバックのマティ・キャッシュが高い位置を取ると、ベイリーを目がけたスルーパスは通らなかったものの、こぼれ球をキャッシュが自ら回収。左へ繋ぐと、モーガン・ロジャーズがうまくシュートコースを作って右足フィニッシュを沈めた。アストン・ヴィラが2点をリードしてハーフタイムに突入している。
ハーフタイム明け、アストン・ヴィラにアクシデントが発生。前半途中にもアクシデントにより、ティーレマンスがムサ・ディアビとの交代でピッチを後にしていたものの、後半はGKのE・マルティネスがプレー続行不可能に。ベテランのGKロビン・オルセンが代わって送り出された。
後半に入るとチェルシーが主導権を握る。特に右ウイングに入ったノニ・マドゥエケが、独特のリズムのドリブルから数多くのチャンスを作り出すなど、試合を支配してチャンスの数を増やす。
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2024年04月28日 06:09
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は4月27日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。
2024年04月28日 05:58
遠藤航が所属するリバプールは現地時間4月27日、プレミアリーグの第35節でウェストハムと敵地で激突した。
リバプールは序盤から押し込む時間が続くも、なかなか得点を奪えず、43分にジャロッド・ボーウェンのゴールで先制を許して前半を終える。
後半に入って48分にアンドリュー・ロバートソンが同点弾を奪取。さらに65分に相手のオウンゴールで勝ち越しに成功したが、77分にミカイル・アントニオに同点ゴールを決められて2−2のドローに終わった。
この一戦で2試合ぶりの先発出場を果たした遠藤は79分までプレー。要所要所で球際の強さや気の利いた守備を見せていたが、チームの勝利には繋がらなかった。
【動画】ロバートソンが決めたリバプールの同点弾!
現地の評価も手厳しい。リバプールの専門メディア『Liverpool.com』は採点記事で、遠藤にチーム最低の「5点」をつけ、「少し自信がなく、躊躇しているように見え、彼からのボールの配球は限られた。ややスピードが不足している」と指摘した。
『THIS IS ANFIELD』もチーム最低の「4点」で、「パスを出すのが遅く、プレーに進歩がない。後半には少し良くなったが、2、3か月前が絶好調だっただけに、今ひとつだ」と評している。
リバプールは逆転優勝に向けて勝点3が必要ななか、手痛いドローとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 05:38
遠藤航が所属するリバプールは、4月27日に開催されたプレミアリーグの第35節で、ウェストハムと敵地で対戦。2−2のドローに終わった。
この一戦で小さくない物議を醸しているのが、先発を外れたエースのモハメド・サラーとユルゲン・クロップ監督の衝突だ。
レッズは2−1と1点リードで迎えた76分あたりから、サラー、ダルウィン・ヌニェス、ジョー・ゴメスの三枚替えを準備している間に同点ゴールを献上。失点の前から、クロップ監督に向かって両手を広げて何事かを言い放っていたエジプト代表FWは、被弾でヒートアップしたのか、また悪態をつく。
ヌニェスが2人の間に入って、エースをなだめる事態となった。
【動画】サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
英メディア『SPORT BIBLE』によれば、試合後のフラッシュインタビューで、この件について質問を受けたクロップ監督は、「私たちはドレッシングルームですでに話しをした。私にとっては終わったことだ」とコメント。大きな問題ではないと強調した。
ただ、サラーのほうは、「今日、僕が話したら火事になるだろう」と言い残して、取材エリアを足早に立ち去っている。
大事な最終盤で、エースと指揮官はわだかまりなく残り試合を戦えるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 05:37
セリエA第34節が27日に行われ、ラツィオとヴェローナが対戦した。
ここまでセリエAでは16勝4分13敗の成績で、勝ち点「52」を積み上げて7位につけているラツィオ。現在はイゴール・トゥドール新監督の下でセリエAでは2連勝を飾っている。一方で、23日に行われたコッパ・イタリア準決勝セカンドレグではユヴェントスを2−1で下したものの、2戦合計スコアで2−3と敗れ、コッパ・イタリアでは準決勝敗退が決定。残るコンペティションはセリエAのみとなり、残る5試合では来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の5位以内を目指して戦う。
現在は5位のローマと勝ち点が「6」離れているなか、今節はホームにヴェローナを迎える。7勝10分16敗の成績、勝ち点「31」の獲得で現在は15位と残留争いに巻き込まれているヴェローナとの一戦に向け、ラツィオ所属の鎌田大地は先発出場。前記のコッパ・イタリアはふくらはぎの違和感で欠場していたものの、セリエAでは5試合連続のスタメンに名を連ね、マテオ・ゲンドゥージと中盤でコンビを形成した。
試合は序盤からラツィオが主導権を握り、ボールを保持しながら前で出るシーンを作る。18分にはペナルティエリア左のスペースへ飛び出した鎌田がコーナーキックを獲得すると、ルイス・アルベルトのキックがファーサイドへ流れ、グスタフ・イサクセンが左足で狙う。先制のチャンスだったが、ここはGKロレンツォ・モンティポが立ちはだかった。
その後もラツィオの時間が続いたものの、35分にはヴェローナにチャンスが到来する。背後からのロングフィードに対してラツィオのGKクリストス・マンダスが飛び出したものの、タイアニ・ノスリンが競り勝つと、落としたボールにカロル・シフィデルスキが反応。左足で狙ったが、シュートはジャストミートせずに枠を外れた。
このまま前半はスコアレスで終了。後半に入ると立ち上がりの47分、左サイドへ流れたバレンティン・カステジャーノスのスルーパスから、ボックス左へ飛び出した鎌田が中央への折り返しを狙ったものの、ここは相手の寄せに阻まれて通らない。だが、このプレーで左コーナーキックを獲得すると、ショートの位置で受けたフェリペ・アンデルソンがカットインから右足一閃。強烈なミドルシュートはクロスバーに嫌われた。
圧倒的にボールを握りながらもなかなか先制点を奪えないラツィオは60分、ペドロ、そして足首のケガにより離脱が続いていたマッティア・ザッカーニをピッチへ送り出す。猛攻を続けるラツィオは63分、ロングフィード1本で抜け出したL・アルベルトがループシュートを狙うも、枠の外へ。66分には敵陣左サイドで相手のスローインをインターセプトした鎌田が中央へ折り返し、最後はペドロがダイレクトで合わせたものの、ここもゴールの右へ外れる。69分はゲンドゥージのアーリークロスからカステジャーノスが左足を振るも、GKモンティポに弾き出される。
ラツィオは決定機の数を増やしながら仕留めきれなかったが、72分には負傷から戻ってきたウインガーが遂にスコアを動かす。ピッチ中央付近で鎌田がボールを奪ったところから、ザッカーニが引き取ってドリブルを開始。左を走っていたL・アルベルトとのパス交換からボックス左のスペースまで走り込むと、左足でニアサイドを射抜いた。
終盤にはラツィオがセットプレーでピンチを迎えたものの、GKマンダスの好セーブでゴールを許さない。試合はこのままタイムアップ。ラツィオがコッパ・イタリア敗退のショックを払しょくし、セリエAで3連勝を飾った。鎌田はフル出場を果たし、いくつかのチャンスに絡むなどインパクト残している。敗れたヴェローナは3試合ぶりの黒星となった。
次節、ラツィオは5月4日に敵地でモンツァと、ヴェローナは5日にホームでフィオレンティーナと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ラツィオ 1−0 ヴェローナ
【得点者】
1−0 72分 マッティア・ザッカーニ(ラツィオ)