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2024年03月28日 10:16
レアル・ソシエダは27日、スペイン人MFブライス・メンデスが負傷したことを発表した。 発表によると、B・メンデスは27日朝に行われたトレーニング中に負傷。検査の結果、右足第5中足骨基部を骨折していることが判明し、同日午後に手術を受けることが明らかとなった。 なお、離脱期間は明らかになっていないが、スペイン紙『アス』によると、全治は6〜8週間を要する見込みであるという。あと2カ月で今シーズンは終了するため、今季絶望となる可能性も指摘されている。 今シーズンはここまで公式戦39試合出場で7ゴール8アシストを記録していたB・メンデスが離脱を余儀なくされることは、ラ・リーガで6位につけ、欧州カップ戦出場権獲得を目指しているMF久保建英が所属するレアル・ソシエダにとって大きな痛手となりそうだ。
2024年04月28日 22:52
4月28日開催のプレミアリーグ第35節で、首位のアーセナルは5位の宿敵トッテナムと敵地で対戦。冨安健洋は5日前のチェルシー戦(5−0)に続いて、左SBで先発出場を果たした。
ノースロンドン・ダービーは序盤から激しい攻防となるなか、アーセナルが15分にオウンゴールで先手を取る。CKからサカが鋭いクロスを送り込むと、冨安と激しく競り合っていた相手MFホイビェアの頭に当たってゴールに吸い込まれた。
23分にはCKの流れから、ファン・デ・フェンにネットを揺らされるが、VARチェックの末にオフサイドで失点は取り消される。
【動画】カウンター完結!サカの華麗な追加点をチェック
事なきを得ると、直後の27分にカウンターからサカが華麗に仕留め、追加点を挙げる。
勢いに乗るアウェーチームはさらに38分、CKからハバーツがヘッドで叩き込み、前半は3−0で終了。立ち上がりから気持ちの入ったプレーを見せている冨安のオウンゴールを誘発する活躍もあり、アーセナルが大量リードでハーフタイムに入った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 22:51
現地時間4月28日開催のリーグ・アン第31節で、伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ドゥ・ランスがクレルモンと敵地で対戦している。
この一戦で貴重な同点ゴールを決めたのが、左サイドハーフで先発した中村だ。
【動画】中村敬斗の鮮烈ボレー弾!
29分にPKで先制されて迎えた33分、右からのクロスにヘッドで競り、そのこぼれ球を右足のボレーで鮮やかに叩き込んでみせた。
23歳の日本代表MFは、これが2試合ぶりの今シーズン4点目となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 22:49
ウェストハムの新指揮官探しが難航しているようだ。28日、イギリスメディア『ガーディアン』が伝えている。
デイヴィット・・モイーズ体制6年目となったウェストハム。今季は、アヤックスからメキシコ代表MFエドソン・アルバレスやガーナ代表MFモハメド・クドゥス、サウサンプトンから“キックの名手”ジェームズ・ウォード・プラウズらを獲得。冬の移籍市場でもマンチェスター・シティからイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスをレンタルで獲得するなど、積極補強を敢行したものの思うような成果が見られず、4月の勝利数は「1」で、現在8位に位置している。
報道によれば、モイーズ監督とウェストハムの契約は今季終了までとなっており、契約は延長しない方針とのこと。ウェストハムは、新指揮官の最有力候補として昨季までウルヴァーハンプトンを指揮していたスペイン人のフレン・ロペテギ氏をリストアップし、長い時間接触していたものの、同氏のミラン新指揮官就任が濃厚となったことで、招へいの望みは絶たれたようだ。
また、スポルティングのルベン・アモリム監督とも交渉を行ったようだが、こちらは破談になったと報じられている。
『ガーディアン』によれば、ウェストハムは新指揮官探しを継続しているようで、現時点では、リールのパウロ・フォンセカ監督、シュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督、フラムのマルコ・シウバ監督、現在フリーの元ドイツ代表指揮官ハンジ・フリック氏を候補に挙げているようだ。一方で同メディアは、元チェルシー監督のグレアム・ポッター氏を招へいする予定は今のところないと指摘している。
いずれの人物にも正式オファーは送っていないと見られているが、来季の新指揮官として誰を招へいすることになるのだろうか、注目だ。
2024年04月28日 21:40
チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が27日に行われたプレミアリーグ第35節アストン・ヴィラ戦での判定に不満を抱いているようだ。
2024年04月28日 21:30
今季限りでユルゲン・クロップ監督の退任を発表しているリヴァプールは、次期指揮官にフェイエノールトのアルネ・スロットを迎えることになるだろうと言われている。クラブとスロット監督が口頭で合意したとの報が英国をかけめぐった。
しかし、気になるのは契約の成否よりも、果たしてこの人物で大丈夫なのかという点だ。スロット監督にはオランダ国内での指導経験しかなく、欧州4大リーグでチームを指揮したことはない。また、昨季にエールディヴィジを制覇したものの今季はPSVに大きく水をあけられている。
同じくエールディヴィジでの成績が評価されてプレミアのビッグクラブ行きを果たした監督といえばマンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグだが、英『THE Sun』は両者の成績を比較し、同リーグでのスロットの戦績はテン・ハーグよりも悪いことを指摘している。
テン・ハーグはユトレヒトやアヤックスで367試合を戦い、232勝67分68敗、勝率は63.2%。一方スロットはAZやフェイエノールトで204試合を戦い、126勝45分33敗、勝率は61.8%となっている。テン・ハーグは現在ユナイテッドで苦労しているが、そのテン・ハーグよりも勝率が低いのだ。
アヤックスとフェイエノールトだけの戦績に絞ると、テン・ハーグの勝率は73.5%、スロットは64.4%となり、さらに差が開く。
クロップがそうだったように、新監督にはある程度の時間を与えるだろうと推測されるが、果たしてスロットはリヴァプールで結果を残すことができるか、経験のなさはやや気がかりだ。
2024年04月28日 21:00
adidasの主力スパイクの一つである「プレデター」。
1994年の誕生から30周年を記念し、初代プレデターを世に知らしめたデザインエレメントをすべて再現した『プレデター 94』が登場した。adidas Predator 94
記念モデルとなる『プレデター 94』は、最新のテクノロジーと素材を加えて作り上げられた限定コレクション。
初代プレデターのDNAとも言えるフィン構造など、クラシックなシルエットはそのままに、最新の軽量テクノロジーを搭載している。
優れた安定性と敏捷性をキープする CONTROLFRAME 2.0 アウトソールに、アッパーはフュージョンスキンレザーで作り上げ、スイートスポットは超軽量ラバーで進化。
フローティングシュータン構造と足をしっかり固定するシューレースが優れたフィット感をもたらし、正確なシュートを足もとから支える逸品だ。
1,994足のみリリースの限定コレクションとなる『プレデター 94』。
U-23日本代表、U23アジアカップ着用スパイクまとめ!5大メーカー“競演” 最多は「プレデター」
adidas公式ではアプリ限定の抽選販売となっており、締め切りは5月2日(木)16:30の予定。手に入れたい方はお早めに。
2024年04月28日 21:00
4月28日に開催されるプレミアリーグ第35節で、5位の宿敵トッテナムと敵地で対戦する首位のアーセナルが、スターティングメンバーを発表。冨安健洋が5日前のチェルシー戦(5−0)に続いて名を連ねた。
25歳の日本代表DFはそのチェルシー戦で、自慢の堅守に加え、鋭いインターセプトでチャンスの起点となるなど、攻守両面で大勝に貢献。現地メディアから「今のアーセナルで最高の左サイドバック」と称賛された。
【動画】ファンが激怒した冨安への危険な踏みつけ行為
勢いそのままに、伝統のノースロンドン・ダービーでも確かな存在感を発揮できるか。
なお、トッテナムではソン・フンミンが先発。昨日の橋岡大樹(ルートン)対ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)に続いて、2夜連続で日韓対決が実現する。日本屈指の盾と韓国が誇る矛のマッチアップに大いに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 21:00
熱心な海外サッカー・ウォッチャーであり、複数のクラブでメンタルアドバイザーを務める精神科医の木村好珠先生が、プレミアで三つ巴の覇権争いを演じるリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルのそれぞれのキャプテンのリーダーシップを診断する。
2024年04月28日 20:54
熱心な海外サッカー・ウォッチャーであり、複数のクラブでメンタルアドバイザーを務める精神科医の木村好珠先生が、プレミアで三つ巴の覇権争いを演じるリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルのそれぞれのキャプテンのリーダーシップを診断する。重圧がのしかかるここからの戦いで最も頼りになるキャプテンは誰か? アーセナルのマーティン・ウーデゴーを診断する。
―――◆―――◆―――
マーティン・ウーデゴー(アーセナル/MF)
【木村先生のリーダーシップ診断/5段階評価】
●求心力/4
●影響力/4
●責任感/5
●精神力/4
●統率力/4
分類するなら、いわゆる「縁の下の力持ち」タイプ。15歳でノルウェー代表にデビューして、当時は神童のように持てはやされましたが、16歳で渡ったレアル・マドリーではなかなか芽が出ず、その後はレンタル生活が続き、大きな挫折を味わいました。それを乗り越えてきた経験が、いまのウーデゴーを形作っているのでしょう。だからこそ人の痛みがわかるし、仲間にも寄り添える。
デビュー戦を控えていた入団間もない冨安選手に、「ただ楽しめばいい」と声を掛けて緊張をほぐしたのがウーデゴーだったというエピソードは、「リーダー・ウーデゴー」の一面をよく表わしていると思います。
マドリー時代を振り返ったインタビューで、「ドレッシングルームに溶け込むのが難しかった」と言っていましたが、あの頃はきっとサッカーを楽しめていなかったのではないでしょうか。だけど今は、自分自身を存分に表現できている。サッカーにおいてコミュニケーションがいかに大切かを彼はアーセナルで学び、そういう実体験があったからこそ冨安選手にも真っ先に声を掛けたのでしょう。周りもしっかり見える天才肌は貴重ですし、こういう振る舞いがリーダーとしての求心力にも繋がるはずです。
そして特筆に値するのが責任感の強さ。これは、試合を通して足を止めずにボールを追い続けるあの献身的なプレッシングに、すべてが凝縮されていると思います。本当によく走りますからね。
ただ、不安もあります。これはウーデゴーだけの問題ではなくて、アーセナルのチーム事情に起因する話ですが、マンチェスター・シティやリバプールに比べると、修羅場を潜り抜けてきた中堅・ベテランが少ない一方で、スキルはあるけど経験の浅い若手が多い。若手感が強いこのチームをまとめるのは、かなり大変だと思います。つまり、キャプテンとして求められる仕事が、ファン・ダイクやウォーカーよりも確実に増える。監督にしても、アルテタはペップやクロップに比べれば未熟ですからね。
そう考えると、リーダーシップ診断の5項目で言えば、とくに影響力や精神力、統率力は、他の2チームのキャプテンより求められるわけで、現在25歳のウーデゴーがどこまで応えられるかは、計りかねる部分です。
言動を見る限り、とても真面目でつねにチームにコミットしていて、自分にしっかり矢印を向けられるタイプ。それ自体はすごく素晴らしいことです。ただ、良くも悪くも責任感が強すぎる。アドラー心理学における「課題の分離」という考え方――自分の課題と他者の課題を切り離して考える思考法――があって、「これは自分のせいだ」、「これは他者にしかできないことだ」としっかり分離できるかどうかは、悩みやストレスを抱え込まないためにとても重要なのですが、真面目なウーデゴーは他者の課題も背負いかねないので、そこは少し心配です。
ウーデゴーが、リーダーの資質を高いレベルで兼ね備えているのは間違いありません。ただ、過酷な覇権レースのなかで若いメンバーを引き付けて、導けるのか。そして彼自身も精神的に持ち堪えられるのか。そこは正直、未知数です。今回は「4」と診断した項目も、実際のところは「5」かもしれません。そのあたりを見定める意味でも、ここからの戦いは本当に見どころがありますし、ウーデゴーにとっては踏ん張りどころだと思います。
診断者●木村好珠
【診断者プロフィール】
大学時代に『ミス日本』で準ミスに輝き、現在は『このみこころとからだクリニック』院長。精神科医、産業医、健康スポーツ医、タレントとしても活躍。大のサッカー好きで、マンチェスター・Cのファン。北海道コンサドーレ札幌やレアル・マドリー・ファウンデーションのアカデミー、愛媛FCなどでメンタルアドバイザーも務める。22年には『メンタル弱いままたのしく生きていく』を出版。X(@konomikimura)では精神科医およびサッカーファンの一人として呟き中。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2024年4月18日号の記事を加筆・修正
【PHOTO】ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
2024年04月28日 20:51
熱心な海外サッカー・ウォッチャーであり、複数のクラブでメンタルアドバイザーを務める精神科医の木村好珠先生が、プレミアで三つ巴の覇権争いを演じるリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルのそれぞれのキャプテンのリーダーシップを診断する。重圧がのしかかるここからの戦いで最も頼りになるキャプテンは誰か? リバプールのフィルジル・ファン・ダイクを診断する。
―――◆―――◆―――
フィルジル・ファン・ダイク(リバプール/DF)
【木村先生のリーダーシップ診断/5段階評価】
●求心力/5
●影響力/5
●責任感/5
●精神力/5
●統率力/5
欠点がまるで見当たらない、まさにパーフェクトなキャプテン。経験という点も含めて、理想のリーダー像だと思います。プレーヤーとしても世界トップのディフェンダーなので背中でもしっかり示せますし、非の打ちどころがありません。
これだけ完璧でありながら、弱みをさらけ出せるところもリーダーとして優れている要素です。過去のインタビューやSNSを見ると、「苦しい」、「辛い」といった言葉を実は何度も口にしています。監督もそうですが、上に立つ立場の人は弱みを見せてはいけないとか、自分がつねに引っ張らなければいけないとか、そういう思考になりがちです。
でも、例えば怪我で長期離脱を余儀なくされて苦しい時に「苦しい」と言えるのは大事なことで、チーム全体にも好影響を与えます。自分も弱い部分を見せていいんだ、意見を言っていいんだ、そんなマインドが生まれるからです。このいわば心理的安全性を保てるリーダーは多くありません。
精神的にまだ成熟していない若手に対しても、ポジティブな影響が期待できるでしょう。それこそファン・ダイクと最終ラインでペアを組むCBのコナテは、その恩恵を受けている可能性が高いです。
もうひとつ特長を挙げるなら、監督をしっかり立てられるところ。強烈なリーダーシップを発揮するキャプテンは、時として監督と衝突してしまうケースもあるのですが、そういう話はまったく聞こえてきません。人間的魅力に溢れるクロップだから、というのもあるとは思いますが、ボスとの調和もしっかり取れるタイプなのでしょう。
監督を立てるナンバー2の仕事もできるし、選手を統率するナンバー1の仕事もできるのがファン・ダイクの特別な資質で、こういうリーダーは少なく、とても貴重です。
ここから佳境を迎えるプレミアリーグでも、ファン・ダイクは持ち前のキャプテンシーを存分に発揮するでしょう。しかも今シーズンは、恩師であるクロップの最後のシーズンです。カタール・ワールドカップのアルゼンチンが、メッシを優勝させたい一心で団結した時と同じような雰囲気を、いまのリバプールには感じます。とくにクロップとの付き合いが長いファン・ダイクは、特別な思いを抱いているはず。
限界説が囁かれはじめていた昨シーズンから一転、全盛期のパフォーマンスを取り戻せているのは、きっと偶然ではないでしょう。責任感の強い彼のことですから、誰よりもトレーニングに打ち込み、リーダーの責務を果たしているのだと思います。
診断者●木村好珠
【診断者プロフィール】
大学時代に『ミス日本』で準ミスに輝き、現在は『このみこころとからだクリニック』院長。精神科医、産業医、健康スポーツ医、タレントとしても活躍。大のサッカー好きで、マンチェスター・Cのファン。北海道コンサドーレ札幌やレアル・マドリー・ファウンデーションのアカデミー、愛媛FCなどでメンタルアドバイザーも務める。22年には『メンタル弱いままたのしく生きていく』を出版。X(@konomikimura)では精神科医およびサッカーファンの一人として呟き中。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2024年4月18日号の記事を加筆・修正
【PHOTO】ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
2024年04月28日 20:30
アントニオ・コンテのナポリ監督就任が近づいているようだ。イタリアメディア『Rai』が報じている。
これまでイタリア代表やユヴェントス、インテル、チェルシーといったビッグクラブの指揮を執ってきたコンテは、2021年の11月から指揮していたトッテナムを2023年3月に退団して以降、フリーの状況が続いていた。
ヨーロッパ屈指の名将である同氏にはACミランやバイエルンなど様々なクラブが後任候補として注目していたが、同じく新指揮官を探しているナポリとの契約が近づいているようだ。同メディアによると、両者の間で3年契約の合意に至っており、1シーズンあたり650万ユーロ(約11億円)程度の年俸になるという。あとはナポリの会長であるアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の最終承認を待つのみとなっているとのこと。
昨シーズンは33年ぶりのスクデット獲得を果たしたナポリだったが、今シーズンは苦戦。現在は8位に沈んでおり、来シーズンに向けた立て直しは今夏の大きな課題となっている。今シーズンは度重なる指揮官の交代を強いられ、名将であるコンテにかかる期待は大きいだろう。
ナポリはエースストライカーのヴィクター・オシムヘンを中心に何人かの主力選手の去就が注目されているが、まずは新指揮官としてコンテを招聘できるのか、注目だ。
2024年04月28日 20:24
国内リーグとヨーロッパカップ戦はまったく違う大会だ。
2024年04月28日 20:17
アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズが27日に行われたラ・リーガ第33節アトレティコ・マドリード戦で人種差別を受けたと主張しているようだ。27日、スペインメディア『アス』が伝えている。
4位と5位の直接対決となったこの試合。ビルバオはニコが1得点を挙げたものの最終的に1−3で敗戦となった。『アス』によれば、ニコは試合後のインタビューで「コーナーキックの際に猿の鳴き真似が聞こえた」と明かし、アトレティコサポーターから人種差別を受けたと主張したとのこと。
当該事象は40分に起こり、その5分後に同点ゴールを決めたニコはスタンドに向かって腕を指さしながら肌の色をアピールするような仕草を見せた。この行為についてニコは「ちょっと怒っていた。肌の色のことを侮辱するのは普通のことではないよ」とコメント。さらに、「(アトレティコサポーターの)全員ではない。どこにでも愚かな人はいる。少しずつ変わっていくことを願っているよ。僕たちは常に戦っている。これが現実なんだ」とアトレティコサポーター全員から差別を受けたわけではないと強調しながら、人種差別撲滅への願いを語った。
試合後、ラ・リーガも公式SNSで以下のような声明を発表。人種差別を容認しない断固とした姿勢を示した。
「スポーツにおいては、人種差別または憎悪に満ちた行為が許される余地はない。我々はあらゆる人種差別的行為を断固として非難し、このような容認できない行為を私たちのスポーツから根絶するために引き続き努力していく」
報道によれば、既にラ・リーガはニコに対し差別行為をした人物を特定しており、検察当局に報告する予定だという。
【動画】上位対決となったアトレティコvsビルバオの一戦
2024年04月28日 20:09
元日本代表MFの松井大輔氏が4月27日、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。ジュビロ磐田のFWジャーメイン良を称賛した。
磐田は、同日に行なわれたJ1第10節でFC町田ゼルビアとホームで対戦。2−0で勝利した。
同番組がこの試合を特集するなかで、松井氏は磐田の先制点の場面に注目。「ファンタスティックな連動」と称賛した。
46分、松原后から縦パスを受けたジャーメインは、ターンをすると、松本昌也にスルーパスを供給。松本のシュートは相手GKにセーブされたが、こぼれ球に反応した松原が左足で決めた。
【動画】鮮やかな連係からジュビロ松原后がゴール!
松原のパスとシュートを称えた松井氏は、ジャーメインが相手の両ボランチと2人のCBの間にできる“四角形”内で披露したプレーも高く評価した。
「四角形の間でボールをもらう選手は重宝される。しっかりとライン間でボールをもらう。もらった時に前を向けるのが一番良い。シュートを打てる角度でもある」
そして、ここまで10ゴールを挙げてJ1得点ランクでトップに立つ29歳FWへの賛辞を続けた。
「ユース年代の人もお手本にしてほしい」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 20:00
今節の注目カードであるトッテナム対アーセナルのノースロンドンダービー。プレミアタイトルを狙うアーセナルとCL出場圏内でのフィニッシュを狙うトッテナムとの一戦は激戦が予想されている。
リヴァプールが今節引き分けたため、アーセナルとしてはこのダービーを制してマンチェスター・シティにプレッシャーをかけたい試合となる。そんななか、元アーセナルのマーティン・キーオン氏はガブリエウ・マルティネッリがこの試合では不可欠になると、考えている。
「トッテナムがこの試合に向けて戦術を変える可能性は非常に低い。9人になっても守備より攻撃を優先するチームだ!アンジェ・ポステコグルー監督の哲学は選手をピッチに押し上げることで、必然的にディフェンスラインが高くなる」
「トッテナムは前節、ニューカッスルの電光石火のようなスピードのフォワードによってそれを打ち砕かれた。それを考えれば、アルテタはガブリエウ・マルティネッリを約2カ月ぶりのプレミアリーグ先発に抜擢するかもしれない。彼のペースは、右サイドのブカヨ・サカのスピードとともに左サイドで不可欠となるだろう。彼らはマルティン・ウーデゴーの背後へのパスを受け取ることができるだろう」(英『Daily Mail』より)
2週間ほど前にはなるが、トッテナムはプレミアリーグ第33節でニューカッスルと対戦しており、0-4の大敗を喫してしまった。この時にアンソニー・ゴードン、アレクサンデル・イサクといった2人に翻弄されたこともあり、キーオン氏はマルティネッリのスピードが生きてくると考えている。アーセナルホームで戦ったこのカードの対決は2-2で終わっているが、マルティネッリは怪我で出場できていない。
マルティネッリはCLラウンド8のバイエルン戦では2戦ともスタメンで出場しているものの、怪我の影響などもあり、プレミアリーグでは3月の頭のシェフィールド・ユナイテッド戦以降、スタメンを飾れていない。代わりに左ウイングを務めるレアンドロ・トロサールが好調なことも関係しているが、マルティネッリのスピードはこの試合の鍵の1つとなるかもしれない。
ここまでリーグ戦31試合に出場し、6ゴール4アシストを記録しているマルティネッリ。36試合で15ゴール5アシストを記録した昨シーズンほどのインパクトは残せていないが、タイトルレースで重要なノースロンドンダービーでチームを救う活躍を見せることができるだろうか。