2024年03月29日 08:00
就任2年目を迎える広島・新井貴浩監督(47)が28日、今季もセ・リーグの番狂わせを演じることに闘志を燃やした。以下、前日会見の要旨。 ◇ ◇ −DeNAとは昨季のCSファーストSでも対戦した。 「元々、投手も野手も力のある選手がたくさんいるチーム。新しく加わった度会選手も素晴らしい選手だと思います。CSはマツダスタジアムの声援に力をいただきました。あすはビジターですごくアウェーの中で(の試合)になると思う。選手には、それも楽しみながらプレーしてもらいたい」 −キーマンは。 「松山竜平ですかね!昨年も勝負どころでいい打撃をしてくれましたし、オープン戦も代打でいいところで打っていますので。(今季は)僅差の試合が多くなりそうだと感じているので、終盤に出てくる彼がキーマンだと思います」 −見てほしい部分。 「若い選手が出る試合が昨年より多くなるのかなと。西川龍馬がオリックスに移籍して(外野の)ポジションが1つ空いていますので。若い選手が頑張る姿を見せ、中堅とベテランが『まだまだ負けないぞ』という、チーム内の競争を見ていただきたいと思います」
2024年04月28日 10:26
昨年12月にブルージェイズ移籍間近の誤報、打席でブーイングを浴びている
ドジャースの大谷翔平投手は、26日(日本時間27日)から敵地でブルージェイズとの3連戦に臨んでいる。昨年12月にはブルージェイズが大谷獲得間近という誤報が流れ、その翌日にドジャースと契約合意。そのような経緯から打席でブーイングを浴びているが、米メディアは大谷に非がないことを伝えている。
米ヤフーは「FAのゴタゴタの後、トロントはショウへイ・オオタニを大きなブーイングで迎え、オオタニはホームランで返した」との見出し。「トロント・ブルージェイズのファンはショウへイ・オオタニに拒絶されたことをいまだに忘れていないようだ。そしてオオタニは気にしていないようだ」と伝えた。
事の発端は昨年12月8日(日本時間9日)、カナダに向かうジェット機に大谷が乗っていると一部の米メディアが報道。しかし乗っていたのは別人と判明し、大谷は翌9日(同10日)にドジャースと10年7億ドル(約1108億円)で契約合意。この一件をトロントのファンは忘れておらず、ブーイングを浴びせた。
同メディアは「あの時の展開で気を悪くしたブルージェイズファンを責めることはできない」と、まずはファンを擁護。一方で「だが12月8日(同9日)の出来事の数々はオオタニのせいとは言えない。アナハイムからトロントへのジェット機をファンが追跡していた間、彼はただ南カリフォルニアの自宅にいただけだ」と指摘した。
「しかしながら、そのまさに翌日、オオタニがドジャースと記録的な7億ドルの契約を結んだと発表したことは、やや(ブルージェイズファンの)傷口に塩を塗る出来事だった。このすべてから、インターネットの行きずりの人たちは信用しないという教訓を学んだ」
26日(同27日)の初戦では、初回の第1打席で7号ソロを放った大谷。試合後には「僕がブルージェイズのファンだったら、普通にブーイングすると思いますし、野球、スポーツの一環かなと思います」と理解を示すコメントを残した。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 10:01
昨年オフ、FAとなっていた大谷のブルージェイズ移籍騒動が勃発した
ドジャース・大谷翔平投手はエンゼルスからFAとなっていた昨年オフに「ブルージェイズ移籍間近」と報じられたた。結局は誤報だったが、一部米メディアによって、ブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられたことで、日米を巻き込んだ大騒動となった。26日(日本時間27日)から、ブルージェイズとの今季初カードとなる3連戦を迎えたことで、地元紙で改めて当時の“背景”が報じられた。
ドジャースの地元有力紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「『彼はブルージェイズの一員になる』。ショウへイ・オオタニがトロントへ飛ばなかった日の裏側」の見出しでコラムを掲載した。去年の12月8日(同9日)、トロントをベースにしているフリーランスの写真家で、ブルージェイズファンのカルロス・オソリオ氏がSNSをスクロールしていた際に大谷に関するメディアの憶測を見つけ、空港へ向かった時の本人の話として紹介した。
カリフォルニア州のオレンジ・カウンティからトロントへ向かうプライベートジェットを追跡する投稿から始まった。オンラインの探偵たちは、それが大谷をブルージェイズとの面談または契約に連れていく飛行機に違いないと推測。その後、「MLBネットワーク」の1人のレポーターが複数の匿名ソースからの情報として「ショウへイ・オオタニは今日トロントに向かっている」と断言した。
オソリオ氏は好奇心が掻き立てられ、さらに自身のブルージェイズ・ファンの血が騒ぎ、行動に出た。ロイター社の編集者たちにメールを送り、予想される大谷の到着を写真に納めるためにトロントのピアソン空港に車で行く話を持ち掛けた。彼は複数のカメラマンとサインを求める人たちとともに、その飛行機が現地午後4時23分に着陸するのを見届けた。大谷がまもなく目の前に現れると期待していた。
「大変だ、さあ来るぞ。僕らが最初にオオタニの写真を撮ることができる」飛行機から降りてきたのはTVパーソナリティのハージャベック氏だった
オソリオ氏は駐機場に向かいながら気持ちを昂らせた。しかし階段を下りてきたのはカナダの実業家でTVパーソナリティのロバート・ハージャベック氏だった。飛行機は同氏のプライベート・ジェットで、当然ながら大谷は乗っていなかった。
オソリオ氏は飛行機に大谷が乗っていないことが分かった時、悔しさを募らせた。さらに最近、オソリオ氏が当時の心境を振り返ったという。「ロバート(・ハージャベック氏)がこの飛行機から降りて車に乗るのを見るのにちょうど間に合った。それだけだったんです」と“空振り”に終わったことを自嘲気味に語った。
「その飛行機をしっかり調べていたら、もしかしたら、ハージャベックとその飛行機だと分かったかもしれません」。オソリオ氏は笑い、「ですが、あまりに気持ちが盛り上がっていて。(大谷が)乗っているに違いない。彼が来る。彼がブルージェイズの一員になる。僕らはワールドシリーズを制覇する、という感じでね」と続けた。
これが昨年12月に起こったトロント移籍騒動の“背景”だという。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 10:00
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に谷繁元信氏が出演し、巨人のドラフト1位・西舘勇陽について言及した。
谷繁氏は西舘について「キャンプを見た時にまず最初に先発じゃないなと思ったんですね」と話し、「やっぱりショート、1イニング全力で行くとかなり強いボールを投げられる」と分析。
「スライダー、フォーク、僕の経験で言うとドラゴンズ時代の浅尾に似ているなとすごく感じて、阿部監督ともその時にちょっと話したんですけど、阿部監督もそういう起用法にしようかなという雰囲気はありましたけどね」と現役時代の11年にリーグMVPを獲得した浅尾拓也に似たタイプの投手と評価。
「オープン戦の時はそこまでストレートの力、走りが良くなくて、どうするのかなと思ったら、楽なあたりから1イニングを投げさせて、すぐ全力で行ったら1イニングをかなりいけるなと。そこからすぐに勝ちゲーム、大勢を繋がる前に任せましたよね」。
西舘はプロ初登板となった3月29日の阪神戦で1回を無失点に抑えると、4月25日の中日戦にかけて10試合連続無失点、ホールドをマーク。4月26日のDeNA戦でプロ初失点、プロ初黒星を喫したが、ここまで11試合、0勝1敗10ホールド、防御率2.79の成績だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月28日 10:00
昨年エスコンフィールド北海道が誕生し、プロ野球12球団のうち4球団の本拠地が天然芝の球場(甲子園は内野全面土)となっている。
2024年04月28日 09:00
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に谷繁元信氏が出演し、巨人のルーキー・佐々木俊輔について言及した。
谷繁氏は「独特なちょっと低いガニ股な構えで、スイングもしっかり、大学社会人と経験しているので体の力もある。守備もそつなくこなせて、足もある。将来的に、チームとしてもレギュラーになってもらいたい選手の1人だと思うんですね」と評価。
巨人は外野手争いが熾烈。谷繁氏は外野の競争は「今年1年間続くと思うんですよ。とにかくいつ自分がスタメンと言われてもいいようにしっかり準備して、結果を出していく。すごく難しいんですけど、そこに向けて頑張ってもらいたいなと思いますね」とエールを送った。
佐々木はオープン戦で打率.400をマークし、開幕一軍、開幕スタメンを勝ち取り、ここまで23試合に出場して、打率.226、0本塁打、3打点、2盗塁。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月28日 08:41
大谷翔平の右前打は192キロ、ゲレーロJr.の二塁打は189.3キロだった
■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、2回の第2打席で打球速度119.2マイル(約191.8キロ)の右前適時打を放った。3回にはブルージェイズのスター選手として活躍するブラディミール・ゲレーロJr.内野手が約189.3キロの二塁打を放っていたが、これが“本日最速”でないことで、地元記者も「とんでもないな」と脱帽した。
大谷は2回2死一、三塁のチャンスで、5球目に投じられた98.2マイル(約158.0キロ)の直球を捉えると、強烈な打球を右前へ運んだ。119.2マイル(約191.8キロ)の当たりは自己最速で、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、2015年以降の球団最速も更新した。
この一打がいかにとてつもないかを示す出来事が試合中にあった。2021年に球宴に出場し、48本塁打を放ってタイトルを獲得したブルージェイズの英雄、ゲレーロJr.が3回に左翼へ放った二塁打の打球速度が117.6マイル(約189.3キロ)を記録。つまり大谷がその上を更に行ったことになる。
カナダ地元紙「トロント・スター」のコラムニスト、マイク・ウィルナー氏はX(旧ツイッター)で、ゲレーロJr.の打球速度を大谷翔平が上回るハイレベルな争いに言及。「ところで、その117.6マイルの打球が今日の試合の最速でないことは、とんでもないな」と脱帽していた。
2021年に大谷と本塁打王を争ったゲレーロJr.の一打が、改めて大谷のポテンシャルの高さを示した。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 08:13
アイスホッケー殿堂の柱になぜか大谷翔平の写真
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)からカナダ・トロントで行われているブルージェイズ戦に出場している。昨オフFAになった際に最後まで交渉を行ったチームの一つで、打席に立つたびにブーイングが響く中、米記者は街中の超有名スポットでも“出禁”にされていたと伝えた。
米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者が自身のX(旧ツイッター)で公開したのは、トロント市内の超有名スポット、アイスホッケーの殿堂での光景だ。柱には、少々風体の怪しい人たちの写真とともにドジャースのユニホームをまとった大谷の写真も貼られている。
ハリス記者は「ホッケーの殿堂からこんにちは……ブルージェイズと契約しなかったため、ここではショウヘイ・オオタニは出禁だとレジ係が教えてくれた」と状況を説明。トロントの街中でも、大谷への厳しい仕打ちが続いているようだ。
大谷は昨オフFAとなった際、ブルージェイズとも入団交渉を行った。さらにドジャース入りを発表する前日には、米国の記者が大谷はトロントへ向かったという内容の“誤報”を発信し、ファンがネット上で飛行機を追跡する大騒動に。大谷を獲得できるという希望を抱かせたことが原因で、このカードでは初戦から大谷が打席に立つたびにブーイングが続いている。
(THE ANSWER編集部)
2024年04月28日 08:10
西武のドラ6村田がDeNAとの2軍戦で初本塁打を放った
西武のドラフト6位ルーキー、村田怜音内野手が27日、CAR3219フィールドで行われたイースタン・リーグのDeNA戦に「6番・三塁」で出場。
2024年04月28日 08:02
今季最速の158キロ直球を自己最速191.8キロで右前打に
■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
ブルージェイズの菊池雄星投手は27日(日本時間28日)、本拠地・ドジャース戦で6回4失点で今季2敗目を喫した。大谷翔平投手との対戦は第2打席で打球速度119.2マイル(約191.8キロ)の痛烈打を献上するなど、3打数1安打1奪三振。試合後、対戦は「『よっしゃー!』とは思わないですよ」と本音を明かし、笑った。
試合前の時点で大谷との対戦成績は20打数6安打、3本塁打だった。初回1死の第1打席は二ゴロに仕留めたが、2回1死一、三塁の第2打席は追い込んでから内角直球を119.2マイルではじき返され、右前適時打となった。第3打席は空振り三振に仕留めた。
大谷との対戦では、今季最速となる98.2マイル(約158キロ)を計測。取材に応じ「(アドレナリンは)彼が出させてくれた感じ」と振り返った。一方で、はじき返された打球も大谷の自身最速打。「自分自身も腕を思いっきり振ったボールでしたけど……投げた瞬間ライトに行っていたので、打球が速すぎてちょっと見えなかった」と笑った。
ドジャース戦は今季1カードのみ。登板が決まった時については「『やったー! 対戦できる』とは思わないですよ」と本音。「凄いバッターですからね……。やるとなったら『よしっ』って感じじゃないですか」と心境を明かした。
これで対戦成績は23打数7安打で打率.304、3本塁打となった。改めて大谷の凄みを語り「二刀流で数字を残しているというのはちょっと考えられないですし、さらに今年はバッターに専念したらそれはね。疲労度合いも違うでしょうから、とんでもない数字がシーズン後に残っているんじゃないですか」と予測した。「僕はピッチャーしかやっていないですけど、投げ終わった後3日間くらい体使い物にならない」「筋肉痛で2、3日は動けないんですけど」と自らと比較。「違うリーグでよかったと素直に思います」と苦笑いした。
岩手・花巻東高の“先輩後輩対決”。「本当に幸せなことですよ。岩手のみんなも久しぶりにテレビに映るよって電話くれたんで。有名になれるチャンスかなと思って」と自虐を交えて対戦を振り返った。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月28日 08:00
「中日4−6広島」(27日、バンテリンドーム)
黄色のグラブを強くたたいた右拳を握りしめ、大きくほえた。「(ガッツポーズは)自然と出ましたね」。赤く染まった左翼スタンドからの「森下コール」を背に受け、堂々とマウンドを降りる。広島・森下暢仁投手が7回5安打1失点の力投。バンテリンドームでは22年7月以来の白星となる、今季2勝目を挙げた。
ギアを上げたのは4点リードの七回。先頭の細川への四球から1死一、三塁のピンチを招いたが、ここからが見せどころだった。まずは村松を内角高めの直球で空振り三振。続く代打・福永には、カウント2−2からのカットボールで空を切らせると咆哮(ほうこう)。「なんとか0で抑えたいという気持ちで投げていた」と汗を拭った。
前回20日の巨人戦(東京ドーム)では今季初勝利を手にするも、6回1/3で12安打を許し、球数も105球に達していた。しかし、この日は二回から六回までの各イニングを15球以内で片付ける省エネ投球。7回を93球で投げきり「四球を少なくいけたのが良かった」とうなずいた。
5連戦の初戦を託した新井監督は「要所を締めてのナイスピッチングだった。5連戦の頭で7回まで投げてくれて」と評価した。チームは勝率5割に復帰し「何とか粘り強く戦っているので、明日も勝ってもらいたい」と森下。背番号18の熱投が、貯金生活突入への足掛かりとなる。
2024年04月28日 08:00
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
阪神は前日に4失策を犯した木浪聖也内野手に代わって先発した小幡竜平内野手が、適時打を含む2安打と起用が当たった。デイリースポーツ評論家の藤田平氏は「小幡が機能した」と絶賛。
◇ ◇
流れを引き戻す見事な働きだ。小幡が岡田監督のスタメン起用に応えた。疲れも見えた木浪を休ませられたことだけでなく、前日26日のヤクルト戦で連勝が止まりチームに重い空気が漂いそうな中、小幡が機能した。
特に五回は昨年の強いタイガースの攻撃パターンのひとつだった。8番打者が出塁して、9番の投手が犠打で走者を送り、1番・近本がかえす。この日は小幡の中前打の後、大竹が投犠打で攻撃リズムを作り、近本の逆転2ランへつながった。
いつ出番が回ってくるか分からない中でも準備を怠らない努力のたまものだろう。小幡と木浪を比べると守備面での総合力は互角だといえる。打撃面で課題のあった小幡だが、辛抱強く技術を磨いて、この日のチャンスを生かした。
二回のタイムリーを含めて小幡は2安打。岡田監督の期待に応えた。同時に前日3失策の木浪も、この日の欠場をプラスにしてくれるはずだ。これからチームにとって大事なのは連敗しないこと。サブメンバーの活躍による勝利は何よりもチームを活性化させる。
2024年04月28日 08:00
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に谷繁元信氏が出演し、DeNAのドラフト1位・度会隆輝について言及した。
2024年04月28日 07:59
○ レッドソックス 17−0 カブス ●
<現地時間4月27日 フェンウェイ・パーク>
ボストン・レッドソックスが大勝で連敗ストップ。吉田正尚外野手(30)は「6番・指名打者」で6試合ぶりに先発出場し、4安打を放った。
カブス先発はルーキー右腕のブラウン。2回裏の先頭打者として迎えた第1打席の吉田は、カウント1-2から真ん中低めのフォーシームを逆方向へ弾き返し、左翼フェンス“グリーンモンスター”を直撃。現地時間20日以来となる安打をマークした。
4回裏、再び先頭打者としての第2打席は、カウント0-1から真ん中付近のカーブを捉え、一二塁間を破る右前安打で出塁。5回裏の第3打席は無死一、二塁の好機で迎えるも、2番手左腕リトルに対して三ゴロに倒れた。
7回裏の第4打席は元阪神のブルワーと対戦。カウント1-1から内角のスライダーを引っ張り、二塁手強襲の右前安打。今季初の1試合3安打を記録した。
11点リードとなった8回裏の第5打席は4番手として登板した内野手のマービスと対戦。二死一、二塁の好機で高めボールゾーンのスローボールを捉え、左中間を破る適時二塁打を放った。
この試合の吉田は5打数4安打、1打点、3得点の大活躍。昨季6月16日以来、MLBでは自身2度目の1試合4安打を記録し、4本全てが打球速度160キロ以上をマーク。今季成績は打率.269、OPS.730に上昇した。
レッドソックスはタイラー・オニールの9号本塁打で先制点を挙げてから21安打17得点。9番打者のセダン・ラファエラが7打点をマークした。ブルペンデーで臨んだ投手陣は4人の投手が8イニングを4安打、無失点。大量リードとなった最終回は内野手パブロ・レイエスが登板し、試合を締めた。
2024年04月28日 07:55
敵地放送局「彼は喉が渇いているんですね」
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手の“アイテム”に敵地放送局が注目した。26日(日本時間27日)は、今季初めてのトロントでの試合。ベンチで水分補給する大谷を見るや否や、実況は「あの水筒デカいですね」と指摘。笑いに包まれる一幕があった。
初回には大ブーイングの中で7号ソロを放ち、敵地ファンを黙らせた。実況席が注目したのは試合中盤のシーン。5回の第4打席で投ゴロに倒れたあと、大谷はベンチで大きな水筒を両手で持ち、ゴクゴクと水分補給していた。すると、ブルージェイズの地元放送局「スポーツネット」の実況のダン・シュルマン氏は「あの水筒デカいですね(笑)」と伝えた。
開幕前のキャンプ時も持ち運んでおり、注目を集めた大きな水色の水筒。シュルマン氏は「大きいですね、ハハハハ。彼は喉が渇いているんですね」と解説と会話を弾ませた。
ネット上でも「確かにデカい」「久しぶりに見た水筒!」「ほんと、でっかい水筒だわ」「ゴクゴク谷」「大ウケだ」「アクエリ入れて部活してる中学生」「水筒デカすぎw」「でかすぎるwそしてかわいすぎる」と、ベンチの大谷に注目する声があがっていた。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 07:44
ロバーツ監督、大谷は「正しいやり方でプレーしている」
■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し5打数1安打1打点だった。試合中にはベンチ内でデーブ・ロバーツ監督と熱心に話し込む様子も確認。内容について指揮官は「再確認していただけ」などと話した。
試合中、大谷のもとにデーブ・ロバーツ監督が歩み寄った。グータッチをかわすと、指揮官はそのまま足を止め、大谷の胸を指差すような仕草をしながら真剣な表情で話し出した。大谷も真顔でうなずきながら耳を傾けていた。“ただならぬ雰囲気”を察したのか、途中からウィル・アイアトン通訳も参加して話し込んだ。
ロバーツ監督は試合後、ミーティングについて「いや、重大な話ではない」とし、「ただ単に、彼が打席で多くの素晴らしいことをしているということを、再確認していただけ。私としては、彼のアプローチがいい状態にあり、正しいやり方でプレーしていると、確かめただけだ」と説明した。約35秒間の“3者面談”だった。
大谷はこの日のブルージェイズでは、2回には岩手・花巻東高の先輩、菊池雄星投手から打球速度が自己最速となる119.2マイル(約192キロ)の適時打をマーク。ドジャースは4-2で勝ち、チームの連勝は今季最長の6まで伸ばした。(Full-Count編集部)