2024年03月29日 14:51
ナポリは28日、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが負傷したことを発表した。 クヴァラツヘリアは26日に行われたEURO2024予選プレーオフ決勝のギリシャ代表戦に先発出場したものの、延長戦に突入した109分に負傷交代を余儀なくされていた。なお、試合は0−0で120分が終了し、4−2でPK戦を制したジョージア代表が初の本大会の出場権を手にしていた。 ナポリへと戻ったクヴァラツヘリアは検査を受けた結果、左大腿の内転筋に強い拘縮が確認され、治療を受けたことが発表された。 なお、離脱期間は明らかになっていないが、イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、クヴァラツヘリアは30日に行われるセリエA第30節のアタランタ戦に出場することを望んでいるという。それでも、医師たちからは更なるダメージを避けるためにリスクを冒さないように助言することが予想されており、同選手はアタランタ戦を欠場する見込みとなっているようだ。
2024年04月29日 11:09
23-24イタリア・セリエAは28日、第34節の試合が行われ、前節に優勝を決めたインテル(Inter Milan)は2-0でトリノ(Torino FC)に勝利し、地元ミラノ(Milan)市内で盛大な優勝パレードを行った。
前節ACミラン(AC Milan)とのダービーを制し、5試合を残して20回目のリーグ優勝を決めたインテルは、今節もハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)の2ゴールで10人のトリノに快勝した。
試合後にはオープントップのバスに乗って大聖堂のある市内の名所ドゥオモ広場(Piazza Duomo)へ移動。前節に優勝の瞬間を生で見届けられなかった大勢のサポーターたちが通りに列をなしてチームを見届け、広場でも発煙筒や花火で選手たちをたたえた。
3年前にミランから移籍してきたチャルハノールは、古巣のファンからは忌み嫌われる存在になっているが、今季は彼らに見せつけるかのように公式戦15ゴールを奪い、優勝の立役者になった。試合後には「きょうは素晴らしい日だし、あちら(ACミラン)の話はあまりしたくない。きょうは楽しみたいんだ」と話した。
ASローマ(AS Roma)は2-2でナポリ(SSC Napoli)と引き分け、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場へ大きな意味を持つ可能性のある勝ち点1を獲得した。
昨シーズン末に膝の靱帯(じんたい)を痛め、今季をほぼすべて棒に振ったタミー・アブラハム(Tammy Abraham)が88分に1年ぶりの得点となる同点ゴールを奪取。同日引き分けた4位ボローニャ(Bologna FC)と勝ち点4差、1試合消化の少ない6位アタランタ(Atalanta)と同2差の5位を守った。
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2024年04月29日 11:04
2024年2月より「footballista MEMBERSHIP」の提供を開始し、リニューアルした新生フットボリスタ。これまで以上に読者の皆様の声に耳を傾け、少しでも長く楽しんでもらえるメディアを目指して新連載を開始します。読者向けアンケートに投稿された感想や質問、要望にフットボリスタ編集部が答えます。
3月特集「ケガとともに生きる」「コーチの肖像」の感想
「ケガについて、自分も医療者としてアスリートのリハビリテーション達成に関わる立場として、色々考えさせられました。同時に、自分が啓蒙活動を行っている『痛み』について、スポーツ界にもっともっと理解を広げていく必要を感じました」(永田PTさん)
赤荻(フットボリスタ編集部)「5年前に誌面で行った同特集では、理不尽なケガに立ち向かう選手のストーリーを中心に取り上げましたが、それは彼らを心身両面でサポートする指導者やスタッフの話でもありました。パフォーマンスの向上とケガの予防を両立させるために、ピッチ内外で日々奮闘する様々な分野のプロフェッショナルたちの知見、膨大なデータの蓄積・分析と、それを正しく活用して選手自身に気づきを与えるコミュニケーションの重要性。今回の特集がケガに関する理解や議論を深める一助になれば幸いです」
「チームを造る作業は決して簡単では無いことを感じます。僕は会社を運営していますがそこに似ている気がします。収支バランス、スタッフのポテンシャル、方向性の決定と刷新、、、様々な要素をバランス良く組み上げていく中で最適解を作っていく必要があるなと思います」(NEXT F.C.さん)
赤荻(フットボリスタ編集部)「チームを勝利に導くために各領域のエキスパートが総力を結集するテクニカルスタッフは、まさに“もう一つのチーム”。高度化するモダンサッカーの現場では、その細分化、専門化、大所帯化が進んでいますが、変わらないのは監督を中心に彼らが強い信頼関係で結ばれていること。最先端のトレーニング理論を学び、ボスの手足、頭脳として尽力するコーチたちの仕事に、footballistaは今後もスポットライトを当てていきます」
最近、面白かった記事の感想
「『ミシャ式からストッパー・荒木隼人の「センター」へ。サンフレッチェと3バックの不思議な関係』は戦術的な記事でありながらも、サンフレッチェ広島に深く関わる人間としての熱量も感じられる面白い記事だった。戦術的な内容の記事は割と中立気味の視点から書かれることが多いが、サポーター目線でかつ戦術的にここまで納得感のある記事は素晴らしいと思う」(じっつさん)
浅野編集長「中野和也さんは連載のリードにも書いてある通り、1995年からサンフレッチェ広島の取材を続けているレジェンド記者です。クラブや選手の成長の軌跡を知っているからこそ、立体的で愛情にあふれた語り口になっているんだと感じています。そして何より情熱がすごい! うちに寄稿してくれる記事ではfootballistaがフォーカスしてきたエコロジカル・アプローチなどの概念も意識してくれていて、『サンフレッチェ情熱記』という連載では興味深い化学反応が起こっている気がします。スキッベのチームが新スタジアムで優勝したら中野さんは一体どうなってしまうのか……今から密かに楽しみにしています(笑)」
今後、読みたい記事
「関係者の間では有名な選手を紹介して欲しい」(ヤロコさん)「国内移籍について、選手や代理人、クラブがどう考えているのか」(navhiさん)「選手育成、万能な選手をどう育てるか」(Gさん)
足立(フットボリスタ編集部)「みなさんの言葉に出てきた『選手』という視点では、今月下旬から来月上旬にかけて特集『日本人9番の潜在能力』で、今Jリーグで活躍する日本人9番の現状を取り上げています。真っ先に『点取り屋』が思い浮かぶ背番号ですが、現代サッカーを生き抜くために多様化している彼らの知られざる評価や成長を、各クラブ番記者の視点を通じて知ってもらえるとうれしいです! その中で選手育成や国内移籍についても触れていますが、今後そのキャリアに携わった指導者や代理人の方にお話をうかがってみても面白そうですね。ご要望ありがとうございます!」
フットボリスタに期待すること
「雑誌を触るのも好きなので、雑誌も揃えたいのですが、会員にバックナンバーの配布があったら嬉しいです」(NEXT F.Cさん)「昔読んで参考になった記事を思い出せません。記事検索機能を強化して欲しいです」(小次郎さん)
玉利(フットボリスタ編集部)「ご要望ありがとうございます! 紙雑誌の発売は2023年12月をもって終了しましたが、footballista MEMBERSHIP会員の方は雑誌のバックナンバーが電子版で400冊以上読み放題です。是非ご利用ください。そして、小次郎さんには、お気に入りの記事をストックできる『ブックマーク』機能をおススメさせてください。フットボリスタ公式HP内でどのような機能があるかは、皆様に使っていただけるようにX(旧Twitter)や公式LINEで定期的に告知するようにしますね」
編集長メッセージ
浅野編集長「欧州サッカーの最新トレンドを伝え、日本サッカーを進化させる議論の『場』を作る――これがフットボリスタの新しいマニフェストです。特集企画も僕らの問題意識を反映したものになっています。ぜひ記事をきっかけに読者のみなさんと意見のキャッチボールをしたいと願っていますので、SNS等で記事の感想や自身の考えをどんどん発信していただければうれしいです。このコーナーもその思いから始めました。双方向でのやり取りからより良いコンテンツを作り、それが日本サッカーの発展に少しでも貢献できることを夢見ています!」
「編集部便り#2(2024年5月号)」用のアンケートも募集中!ご意見お待ちしております!
2024年04月29日 10:59
[J1第10節]東京V 0−0 福岡/4月28日/味の素スタジアム
アビスパ福岡は4月28日、J1第10節で東京ヴェルディと敵地で対戦。0−0で引き分けた。
この試合では得点を奪えなかったが、福岡の前線でブレイク中のFWがシャハブ・ザヘディだ。
シーズン開幕後の3月7日にウクライナのゾリャ・ルハンシクから加入したイラン代表ストライカーは、4節のFC東京戦(1−3)で59分から途中出場しJリーグデビューを飾ると、続く5節の浦和戦(1−2)では初先発を果たし、28分に左足のグラウンダーのミドルシュートでJ初ゴールをゲットした。
その後も持ち前の得点力を発揮し、今節の東京V戦を含め、ここまで7試合に出場し、5ゴールを記録している。
【動画】アビスパ新FWザヘディのプレー集
そんな28歳の助っ人は、ゴール量産の秘訣をこう明かした。
「自分としてはチャンスを活かそうとプレーしているだけであって、それが上手くいく時もあるし、いかない時もある。それがサッカーの美徳のひとつかなと思います。もちろん、ミスをすることはありますが、自ら学ぶこともあるので、そこをもっと活かしていきたいです」
2014年に母国のペルセポリスでプロキャリアをスタートし、アイスランド、ウクライナ、ハンガリーなど数々クラブでプレーしてきた。その経験が、シーズン開幕後に加入しても実力を発揮できている要因のひとつだという。
さらに、温かく迎え入れてくれたクラブの環境にも感謝しているようだ。
「非常に良い感触でやれてます。自分自身も楽しんでプレーできているし、アビスパの雰囲気はファミリーのように感じることができています。シーズンまだまだこの先、続きます。ベストを尽くして、チームが目ざすべき場所に辿り着けるように頑張りたい」
福岡で充実の時を過ごす点取り屋のさらなる活躍に注目だ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月29日 10:37
23-24イングランド・プレミアリーグは28日、第35節の試合が行われ、暫定2位のマンチェスター・シティ(Manchester City)は2-0でノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)を下し、同首位に立つアーセナル(Arsenal)に対するプレッシャーを維持し続けている。
2024年04月29日 10:28
[J1第10節]広島 2−2 川崎/4月28日/エディオンピースウイング広島
またも勝ち切ることはできなかった。
8節の福岡戦(△1−1)、9節の札幌戦(△1−1)という長距離移動を強いられたアウェー2連戦に続き、ホームでの川崎戦も2−2でドロー決着となった。
それでも「このゲームをキッカケに這い上がろうと」(鬼木達監督)と下位からの巻き返しへ気合いを漲らせてきた川崎を、上手くいなしながら38分にはDF佐々木翔の左クロスをFW大橋祐紀がヘッドで決めて先制に成功する。
後半は途中出場の川崎FW小林悠にJ1通算140得点目を許し、FW山田新にも勝ち越し弾を決められ、逆転されてしまう。
それでも1分後にはFW加藤陸次樹のゴールで追い付くのである。確かに引き分けの数が多いのは気になるが、負けない力強さは、リーグ制覇への大きな後押しとなるのだろう。
これで10試合を終えてJ1で唯一の無敗(4勝6分)。首位のC大阪を勝点1差で追う。
【動画】広島×川崎ハイライト!!
佐々木も継続の重要性を語った。
「勝てれば良かったので、そこはこだわっていきたいですし、だからこそこれを続けていく。チャンスを作って仕留める回数を増やしていく。当たり前のことですね。攻撃であれだけチャンスを作れるように、アグレッシブに自分たちのサッカーを続けていくところが大事。
僕らは変わらないですし、自信を持ってプレーを続けていく。今日も非常に多いチャンスがあったと思いますし、より点を取る。より堅固に守る。自分たちのアグレッシブなサッカーを続けていく。上位をキープすることが、優勝を目指すことにつながっていくので、ブレずに続けていきたいです」
そして川崎戦でも感じられたが、今季から使用する新スタジム「エディオンピースウイング広島」の雰囲気がやはり良い。
この日も満員御礼が掲げられ、劣勢になれば大声援が後押し、押せ押せムードになれば一気に会場が沸き立つ。
相手を飲み込むという表現が相応しく、今後も大きな味方になるはずである。
20チームで行なわれている今季のJリーグはかなり混戦だが、広島の無敗記録がどこまで続くのか注目である。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月29日 10:26
【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介!
4月28日、サガン鳥栖はJ1第10節で柏レイソルと敵地で対戦し、1−1で引き分けた。
チームを勢いづける先制点は、今季加入の新ストライカー、マルセロ・ヒアンの一撃だった。14分、河原創の正確なプレースキックにヘッドで合わせる。放たれたボールは弧を描くように相手GKの頭上を通過し、ゴールに吸い込まれた。
ただ、先制して以降、鳥栖は守勢に回る展開になり、40分に失点。終わってみれば、シュート数は柏の15本に対して鳥栖は3本と、内容で圧倒されたゲームだったと言える。
M・ヒアンは数少ない決定機を確実に決めきった得点シーンをこう振り返った。
「(先制点は)トレーニングで準備してきた形です。距離もあったので、強いシュートではなく、柔らかいシュートを選択しました。リーグ戦で2試合連続ゴールできたことを嬉しく思いますし、引き続き努力を続けていきたいです」
昨季に当時J1の横浜FCで、来日前を含めて自己最多のシーズン3点を挙げたM・ヒアンだが、今季は前節の鹿島アントラーズ戦の2ゴールでキャリアハイの4ゴールを達成。柏戦で5点目をマークし、好調ぶりに拍車をかけている。
飛躍の可能性を感じさせる21歳のブラジリアンは、苦しんだ柏戦のチームの出来を振り返りつつ、次節の東京V戦に向けて、こう意気込んだ。
「柏からすれば、先に失点をして、より攻撃的にならなければいけない状況でした。僕らは良い守備から追加点を狙ってプレーしましたが、思ったよりも守備に回る時間が増えてしまった。ただ、アウェーでの勝点1は悪い結果ではないと思います。
次節も難しい試合になるとは思いますが、ホームでプレーできるので、良い試合を見せたい。そのために、今日の疲労を回復し、良い準備をしたいです」
今節はアウェーでしぶとく勝点1を掴んだが、順位表では18位と、いまだ降格圏から抜け出せていない。
「4月8日に娘(第一子)が生まれて、モチベーションが上がっている」と語る背番号99は、苦しむチームを救えるか。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月29日 10:13
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、プレミアリーグ通算100勝を達成した。
プレミアリーグ第35節が28日に行われ、アーセナルはトッテナムと対戦。15分にCKの流れからオウンゴールで先制すると、27分にはブカヨ・サカが追加点をマーク。さらに、38分には再びCKからカイ・ハフェルツが頭で合わせ、3点差で前半を折り返した。後半にはGKダビド・ラヤのミスから失点したほか、PKからも得点を許したものの、リードを守り切り、3−2で勝利を収めた。
優勝争いに向けて重要な“ノース・ロンドン・ダービー”での勝利となったアーセナルだが、アルテタ監督にとってはこれが記念すべきプレミアリーグでの通算100勝目。イギリスメディア『Squawka』によると、169試合で大台に到達したアルテタ監督は史上5番目に少ない試合数での100勝達成になったようだ。
クラブ公式サイトによると、100勝を達成したアルテタ監督は試合後、「本当に良かったよ。特別な日であり、お祝いすることもできた。クラブにいるすべての人々、毎日私と一緒に働いてくれているスタッフ全員、そして特に選手たちにはこれが実現できたことを本当に感謝している」と感謝を口にした。
プレミアリーグで通算100勝を達成した試合数が少ない監督たちは以下の通り。
134試合 ジョゼップ・グアルディオラ
142試合 ジョゼ・モウリーニョ
159試合 ユルゲン・クロップ
162試合 サー・アレックス・ファーガソン
169試合 ミケル・アルテタ
179試合 アーセン・ヴェンゲル
【ハイライト動画】トッテナムvsアーセナル
2024年04月29日 10:05
[J1第10節]広島 2−2 川崎/4月28日/エディオンピースウイング広島
その姿からは熱を感じる。
2024年04月29日 10:00
2023年に通算8度目となるバロンドールを受賞したリオネル・メッシ。
2020年度のバロンドールは新型コロナウイルスの影響によって授与自体がなかった。翌2021年度はメッシが受賞したが、筆頭候補とされたロベルト・レヴァンドフスキが2位となったことが物議を醸した。
『Le Monde』は、バロンドールを主催する『France Football』の編集長が当時メッシが所属していたPSGから便宜を図って貰っていたと報じ、この授与は調査対象になっている。
そうしたなか、レヴァンドフスキは『Sport Bild』のインタビューでこう話していた。
「2020年と2021年は自分のキャリアで最高の年だった。最近、ある友人がスタッツを送ってきた。僕が(その2年間に)85試合で100ゴールを決めていたとものだ。
もちろん、いつかバロンドールを受賞したかった。あのトロフィーがまだないことに怒っているわけでも、悲しんでいるわけでもない。ただ、あの2年のうちどちらかは自分の番だったという気持ちがある。
2021年はメッシのものだ。2020年の回顧賞の噂があると聞いた。あの年は自分にとって素晴らしいものだった。自分は最高レベルにあったし、僕ら(バイエルン)は全てを勝ちとった。
こう言ってみよう。4年後に2020年度のバロンドールを受賞することになっても、決して気分は害されない。大変光栄だし、賞を受け取るだろう」
やはりまだ煮え切らない思いがあるようだ。
「選考で論争があったバロンドール」10名
なお、レヴァンドフスキは、現在世界最高選手については、「キリアン・エムバペとジュード・ベリンガム」と話していた。
2024年04月29日 09:27
アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋に高評価が与えられている。
プレミアリーグ第35節が28日に行われ、アーセナルはトッテナムと対戦。15分にCKの流れからオウンゴールで先制すると、27分にはブカヨ・サカが追加点をマーク。さらに、38分には再びCKからカイ・ハフェルツが頭で合わせ、3点差で前半を折り返した。後半にはGKダビド・ラヤのミスから失点したほか、PKからも得点を許したものの、リードを守り切り、3−2で勝利を収めた。
注目の“ノース・ロンドン・ダービー”に左サイドバックで先発出場した冨安はフル出場で勝利に貢献した。試合後、選手採点を発表したイギリス紙『イブニング・スタンダード』は冨安に「7」点をつけた。
寸評では「チェルシー戦での勝利後もその位置を維持し、アーセナルで最高の左サイドバックであると感じさせた。後半開始早々のFKからの好機は逃してしまった」と賛辞が送られている。
また、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』では「6」点がつけられ、「序盤のやり取りではボールの扱いが少し雑だったが、試合が進むにつれて大きく改善した。一対一のデュエルでは非常に堅実だったが、ボールを扱うのは常にベストというわけではなかった」と評価されている。
【動画】トッテナム戦にフル出場した冨安健洋のプレー集
2024年04月29日 09:18
23-24フランス・リーグ1は28日、第31節の試合が行われ、2位ASモナコ(AS Monaco)が2-3でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に敗れたため、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)の優勝が決まった。
PSGは前日に下位ルアーブルAC(Le Havre AC)と3-3で引き分け、自力で優勝を決めるチャンスを逃していたが、モナコの敗戦で両チームの勝ち点差は残り3節では逆転不可能な12ポイントとなり、PSGの最多記録を更新する12回目のリーグ制覇が確定した。
リーグタイトルはここ12シーズンで10回目。2011年にカタールのオーナーに買収されて以来、クラブは完全に生まれ変わり、フランスサッカー全体の顔になっている。すでにスーパーカップ(Trophee des Champions 2023)を制している今季は国内タイトル総なめの可能性も残しており、5月25日にはフランス杯(French Cup 2023-24)決勝でリヨンと対戦する。
欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)でもボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との準決勝に勝ち残っており、6月1日の決勝進出を目指している。5月1日にはドルトムントとの第1戦が行われる。
モナコは試合開始直後にウィサム・ベン・イェデル(Wissam Ben Yedder)が先制点を決めたが、アレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)とサイード・ベンラーマ(Mohamed Said Benrahma)のゴールで逆転されて前半を終えると、後半にベン・イェデルの2点目で追いついたが、終盤に相手のマリック・フォファナ(Malick Fofana)に決勝点を許した。
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2024年04月29日 09:10
アビスパ福岡は4月28日、J1第10節で東京ヴェルディと敵地で対戦。
2024年04月29日 09:05
現地4月28日に開催されたリーグ・アンの第31節で、伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ドゥ・ランスが敵地でクレルモンと対戦。1−4で大敗を喫した。
この一戦で、一時は同点となるゴールを決めたのが、左サイドハーフで先発した中村だ。
0−1で迎えた33分、右サイドからのクロスにヘッドで競り、さらに味方と敵DFが交錯してこぼれてきたボールを右足のダイレクトボレー。鮮やかにゴールに叩き込んでみせた。
【動画】中村敬斗の鮮烈ダイレクトボレー弾!
この見事な一撃にファンからは次のような声が上がった。
「うますぎ!」
「まじで芸術!すごい!」
「本当シュート技術高いよね!」
「中村敬斗の精度は半端ない」
「驚異的なテクニック」
「シュート力に精度中村さんボレー凄すぎ」
「このフィニッシュ能力は今までずっと日本にいなかったタイプ 本当に貴重」
「相変わらず決定力えげつないなあ」
23歳の日本代表アタッカーは、同僚の伊東を上回る今シーズン4点目となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月29日 08:39
[J1第10節]柏 1−1 鳥栖/4月28日/三共フロンテア柏スタジアム
4月28日に開催されたJ1第10節で、柏は鳥栖とホームで対戦。14分に先制を許す展開も、40分に島村拓弥のJ1初ゴールで追いつく。後半は逆転を狙ったが得点は生まれず、試合は1−1の引き分けに終わった。
柏は序盤から右サイドの島村にボールを集めた。25歳のドリブラーは外に張って受けたり、時には相手のギャップに顔を出してパスを引き出した。マイボールにすれば果敢に仕掛け、相手のCBを釣りだしたところでスルーパスを供給する。
幾度となく決定機を作り、ゴールへの期待が高まってきたなかで迎えた40分に、マテウス・サヴィオのクロスから島村が仕留めた。
自身の得点について、島村は「サヴィオがうまく抜け出して、最初はファーに行こうと思った。でも自分はヘディングに特長がないので、マイナスのほうが良いと思ってあそこにポジション取りをした。うまくボールが来て、一本目のシュートは止められたけど自分の前にこぼれてきたので、あとは押し込むだけだった」と振り返る。
【動画】マテウス・サヴィオのクロスから島村拓弥がJ1初ゴール!
島村は、24日に行なわれたルヴァンカップの群馬戦で2アシストを記録。その試合でも右サイドで相手の脅威となっていた。
「途中から入ってもスタートから出ても、フィーリングが良い試合っていうのは多かった。でも今日は、アップの時にボールを触った感じとかは全然ダメで。最初はやばいかなと思っていたけど、いざ試合が始まったら良いプレーができてたので、結果としては良かった」と島村はホッとした表情を見せた。
「今、リーグ戦で追加点を取れていないっていう現状があるけど、チャンスは確実に作れている。なので、あまりマイナスに考えずに、もっとチャンスを増やせば、おのずとゴールも増えると思うので、そこを意識してやっていきたい」
柏は今季ここまで、リーグ戦で複数得点を取った試合がないが、島村がいる右サイドはストロングポイントとなっている。次節は、J1初挑戦で上位に位置するFC町田ゼルビアと5月3日に対戦。リーグ屈指の強度を誇る相手に、島村はどう立ち向かうか、注目だ。
取材・文●平龍生(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月29日 08:03
元日本代表DFの安田理大氏が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、現役時代の特別ボーナスについて明かした。
番組内で「変わった契約」の話から、ダービー戦など重要な試合での“臨時勝利給”の話題に。すると安田氏は、サガン鳥栖時代のエピソードを明かした。
「鳥栖の時、(スポンサー企業だった)DHCの吉田会長が来て、フロント、スタッフも、メンバー外の選手も全員に現金20万(円)とか」
【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
安田氏が「20万もらうでしょ、封筒で。『これ奥さんに言う?』みたいな」と当時を回想すると、内田氏は爆笑していた。
なかなか表沙汰にはならない裏話と言えそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部