2024年04月17日 19:27
◆ 150キロ超えの直球を軸に尻上がりの好投! 日本ハムの育成出身・福島蓮投手(20)が17日、ソフトバンク戦(エスコンF)でプロ初登板。勝利投手の権利は得られなかったものの先発で5回4安打2失点と好投し、本拠地で堂々たるデビュー登板を披露した。 初回、1番・周東を空振り三振に仕留めると、2番・今宮は一直。テンポ良く二死を奪ったが、3番・柳田に中前打、4番・山川は四球で歩かせたあと、5番・近藤に先制の左前適時打を浴びた。続く栗原にも右翼線を破る適時二塁打を浴びたが、3点目の生還を狙った一走・近藤の本塁突入は、右翼・万波、二塁・石井の素早い中継プレーで阻止。福島の立ち上がりは2失点スタートとなった。 2回は7番・ウォーカー、8番・甲斐を連続三振に仕留めるなど3者凡退。同点に追いついた直後の3回はバッテリーを組んだ伏見の二塁悪送球などで二死三塁のピンチだったが、最後は山川を150キロの低め直球で見逃し三振に仕留めゼロを刻んだ。 4回、5回は2イニング連続3者凡退。尻上がりの内容で5回72球、4安打2失点、5奪三振1四球と好投したが、2−2の6回からリリーフ陣にマウンドを譲り、プロ初勝利は次戦以降に持ち越しとなった。 190センチと長身の福島は、八戸西高から2021年の育成ドラフト1位で日本ハム入り。今年3月に支配下昇格を果たし、ファームではここまで2試合に先発し1勝0敗、防御率3.38と結果を残していた。
2024年05月01日 13:26
9回1死まで1点リードも、エステベスが2被弾でノックアウト
■フィリーズ 7ー5 エンゼルス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスは4月30日(日本時間5月1日)、本拠地で行われたフィリーズ戦に5-7で逆転負けを喫した。9回1死までリードしていたものの、守護神のカルロス・エステベス投手が2被弾でノックアウト。ここ12戦10敗で借金8と泥沼状態となっている。試合前にはマイク・トラウト外野手の離脱が発表されるなど散々だ。
29日(同30日)の同戦では6-5で勝利して4連敗をストップさせたが、嫌な流れは止まらなかった。先発したアンダーソンが2回にシュワーバーに8号3ランを被弾したが、3回にネトの2号ソロ、6回にはレンヒーフォの2号3ランとモニアックの適時打で逆転に成功。しかし、2点リードを守ることができなかった。
8回にムーアが1点を失うと、8回2死からマウンドに上がったエステベス。回跨ぎの9回、先頭のマーシュを見逃し三振に斬ったが、続くカステヤノスに2号ソロを浴びて試合を振り出しに戻した。さらには続くストットに二塁打、ロハスに1号2ランを浴びてノックアウト。あっという間に3点を奪われ、勝ち越しを許した。
今季は一時首位に立つなど好スタートを切ったが、5連敗から1勝を挟んで4連敗を喫するなど急失速。ア・リーグでワースト3位の借金8まで低迷し、地区最下位のアストロズに0.5ゲーム差まで迫られた。試合前にはトラウトの左膝手術を発表。レンドンに続き、主力の離脱が相次ぎ苦しい台所事情となっている。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 13:22
■MLB パドレス 6ー4 レッズ(日本時間1日、カリフォルニア州サンディエゴ、ペトコ・パーク)
パドレスのダルビッシュ有(37)が1日(日本時間)、本拠地でのレッズ戦に先発。5回、70球を投げて被安打3、奪三振3、四死球0、失点0。ダルビッシュは今季6試合目でシーズン初勝利、日米通算200勝まであと3勝に迫った。6対4と2点差の7回途中から松井裕樹(28)が登板。1回2/3を被安打0、奪三振2、四死球0、失点0と1回2/3をパーフェクトリリーフ。
ダルビッシュは4月15日(同)のドジャース戦後に首の張りを訴え、15日間の負傷者リスト入り。そして、最短の15日間でチームに合流、今季6試合目で初勝利を狙う相手はナ・リーグ中地区3位のレッズ。ダルビッシュは立ち上がり1死から迎えるは2番・E.デラクルーズ(22)。開幕から29試合で8本塁打、18盗塁と昨季MVPのアクーニャJr.(26、ブレーブス)が達成した「シーズン41本塁打、73盗塁」を上回る勢いと絶好調。カウント1-2と追い込むと3球目は外角低めにスプリット。絶妙なコントロールで見逃し三振と立ち上がりは3者凡退に抑えた。
2回は先頭打者をシンカーで詰まらせサードゴロ。2死を奪うと6番・S.エスピナル(29)には1-2と追い込み内角高め、顔の近くに153キロのストレート。体をのけ反らせると、最後は外角高めにスライダーと冷静な配球で空振り三振を奪った。
3回には先頭打者にヒットを許し、1死一塁の場面で9番・S.フェアチャイルド(28)。カウント1-2と追い込むと、ダルビッシュはマウンド上でポケットから打者の傾向が書かれているメモを確認。4球目のスライダーを引っ掛けさせサードゴロに打ち取ったが、併殺打は奪えなかった。その後、ヒットを浴び、2死二、三塁のピンチで2番・デラクルーズ。要注意打者との対戦にダルビッシュも4種類の球種を使い、フルカウント。最後はスライダーを引っ掛けさせてファーストゴロ。ダルビッシュはグラブを叩きガッツポーズを見せた。
その裏、パドレスは1死から二塁のチャンスで3番・J.クロネンワース(30)がライト前へタイムリー、ダルビッシュに先制点をプレゼントした。点を奪ってもらった直後の4回は3者凡退に抑え、ベテランらしい投球術を見せた。
勝ち投手の権利のかかる5回も落ち着いたピッチング。右打者へのシンカーで詰まらせて内野ゴロを打たせる投球でこのイニングも無失点に抑えた。その裏、パドレスは1死満塁のチャンスで4番・M.マチャド(31)が左中間へ走者一掃のタイムリースリーベースなどで4得点。5対0と大きくリードした。
復帰登板となったダルビッシュは5回、70球を投げて、被安打3、奪三振3、四死球0、失点0、勝ち投手の権利を得て中継ぎ陣に後を託した。
6対4と2点差に迫られると7回1死から松井裕樹(28)がマウンドへ。1番・W.ベンソン(25)を追い込むとスライダーで空振り三振、2番・好調なデラクルーズもスプリットでセンターフライとレッズ打線の勢いを止めた。
8回のマウンドにも松井が上がり、先頭の3番・S.スティーア(26)をスプリットで空振り三振、4番・J.インディア(27)もスプリットでピッチャーゴロ、5番・N.マティーニ(33)はスライダーでピッチャーゴロと1回2/3をパーフェクトリリーフ。
最終回はソフトバンク。阪神で活躍したR.スアレス(33)が締めて、リーグトップに立つ今季10セーブ目、パドレスが勝利し、連敗を5で止めると共にダルビッシュは今季6試合目にしてシーズン初勝利、日米通算200勝まであと3勝に迫った。
2024年05月01日 13:22
5回70球を投げてレッズ打線を3安打3K無失点に封じた
■パドレス 6ー4 レッズ(日本時間1日・サンディエゴ)
首の張りで負傷者リスト(IL)入りしていたパドレスのダルビッシュ有投手が30日(日本時間5月1日)、本拠地レッズ戦で16日ぶりに登板。先発して5回を3安打3奪三振無四球無失点で今季初勝利を挙げた。これで日米通算197勝(MLB104勝、NPB93勝)。今季防御率は3.45となった。
ダルビッシュは初回、2回と3者凡退のスタート。3回に2死二、三塁のピンチを背負ったが、売り出し中のデラクルーズを一ゴロに仕留めるなど、安定した投球を続けた。5回70球を投げて無四球投球。ストライクが50球と、抜群の制球力だった。
2点差に迫られた7回途中から松井裕樹投手が登板。回をまたぎ、1回2/3を無失点に抑えて“援護”した。
今季、開幕投手を務めた右腕の試合前までの成績は5登板で1敗、防御率4.18。14日(同15日)のドジャース戦で5回3失点の投球を見せたが、翌15日(同16日)にIL入りとなっていた。
これで積み上げた勝利はMLB104勝、NPB93勝。通算197勝とした。201勝の野茂英雄氏(MLB123勝、NPB78勝)、203勝の黒田博樹氏(MLB79勝、NPB124勝)に次ぐ3人目の日米通算200勝へ、また一歩近づいた。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 13:21
○ パドレス 6−4 レッズ ●
<現地時間4月30日 ペトコ・パーク>
日本人コンビの活躍でパドレスが連敗ストップ。
2024年05月01日 13:08
21歳長谷川の失策が敗戦に直結「経験を積んでいくしかない」
■日本ハム 2ー1 西武(30日・ベルーナドーム)
パ・リーグ最下位に低迷する西武は4月30日の日本ハム戦(ベルーナドーム)に1-2で競り負け、今季8勝18敗。12球団最速で“借金”が2桁の「10」に膨らみ、首位ソフトバンクとのゲーム差は「11」となった。最大の敗因が12球団ワーストのチーム打率.201の打線にあることは明白だが、どう立て直すのか。(成績は全て4月30日時点)
4月27日から29日まで敵地みずほPayPayドームで、ソフトバンクに衝撃的な3試合連続サヨナラ負けを喫した直後の、仕切り直しのホームゲーム。しかし、今度は小さな守備のミスが“致命傷”となって敗れた。
1-1で迎えた8回だ。先頭の万波中正外野手が放ったセンター左への打球を、逆シングルで捕りにいった中堅の長谷川信哉外野手が後逸。万波を三塁まで到達させてしまう(記録は単打と長谷川の失策)。続く4番アリエル・マルティネス捕手に左犠飛を許し、これが決勝点となった。
長谷川は試合後「慌ててしまいました。僕のミスです」とうつむいた。平石洋介ヘッド兼打撃戦略コーチは「万波が打った瞬間、逆方向(右翼方向)にスタートを切ってしまったように見えました。打球が変化するのはよくあることですが、万波を二塁に行かせまいと返球を焦ったのかもしれない。経験を積んでいくしかないです」と指摘した。
21歳のホープである長谷川に、敗戦の責任を背負わせるのは酷だろう。攻撃では相手先発の山崎福也投手にパーフェクトに抑えられていた6回、先頭で遊撃左に痛烈な打球を放ち、一塁にヘッドスライディングしてチーム初安打をもぎ取ったのが長谷川だった。さらに二塁へ進塁した後、金子侑司外野手の左前打で本塁へ突入。微妙なタイミングだったが、巧みなスライディングでタッチをかわし、同点のホームを触った。
松井稼頭央監督は「起用しているこちらの責任ですし、ああいう攻めていった上でのミスもあるでしょう。ハセ(長谷川)の場合は、ああいうことを経験しながら、さらに大きくなってもらわないといけない。そこはミスを恐れず、思い切っていってもらえればいいのかなと思います」とコメント。平石ヘッドと同様に「経験」という言葉を強調した。開幕前から予想されていた得点力低下…チーム打率も12球団ワースト
一方、この日も7回を1失点に抑えた平良海馬投手、リーグトップの防御率0.77を誇る今井達也投手らが顔をそろえる先発投手陣は、リーグトップの防御率1.85をマークしている。逆にリーグワーストの防御率4.25のリリーフ陣、そしてチーム打率.201、67得点がいずれも12球団ワーストの打線の不振が敗因ということになる。
特に打線に関しては、一昨年オフの森友哉捕手(オリックス)に続いて、山川穂高内野手がソフトバンクへFAで流出し、得点力の低下は開幕前から予想されていた。だからこそ、投手を中心に守り勝つ野球を掲げてきた。
また、攻撃で機動力や“奇襲”もまじえ、少ないチャンスをいかに得点に結びつけていくかも改めて問われる。松井監督は「ファンの皆さんにあれだけの声援をいただいて、選手全員が勝ちたいですし、全員が悔しい」と唇をかみながら、「(走者を)動かしたり、どういう風に点を取っていくかを含めて考えていきます」と誓った。
1点差試合はリーグ最多の16試合で、3勝13敗と大きく負け越していることが、“借金”につながっているのも事実だ。逆に言えば、1点差試合の勝率を5割にできていれば、トータルの勝率も5割だったわけで、内容的には紙一重だったと言える。
「月も替わるので頑張ります」と指揮官。2年目の“稼頭央ライオンズ”に早くも正念場が訪れた。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
2024年05月01日 12:31
バックネット上部のハチの大群を駆除…始球式を行った
■Dバックス ー ドジャース(日本時間1日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手が出場した30日(日本時間5月1日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦で、粋な計らいがあった。試合前に大量発生したハチの影響で開始が遅延。駆除した作業員が異例の始球式を行った。
この日、大谷は「2番・指名打者」で出場予定だった。試合開始直前にバックネット上部に100匹以上の大量のハチが発生。1時間後に作業員のマット・ヒルトンさんが登場し駆除すると、大歓声と異例の“MVPコール”が沸き起こった。
試合は1時間55分遅れとなる午後8時35分(同午後12時35分)に開始。その後、ダイヤモンドバックスは始球式を行わせると発表し、ヒルトンさんが再び防護服で登場すると、再び大歓声。「アワーヒーロー!」とアナウンスされた。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 12:06
◆ ダルビッシュ有が復帰登板
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(37)が現地時間30日のレッズ戦で復帰登板。先発として5回を無失点に抑え、勝利投手の権利を持って降板した。
約2週間ぶりの登板となったダルビッシュは初回、先頭打者のベンソンを94.7マイル(約152.4キロ)のフォーシームで中飛に打ち取ると、2番デラクルーズは外角低めいっぱいのスプリットで見逃し三振。3番スティールを1球で中飛とし、三者凡退のスタートを切った。
2回表も三者凡退。3回表には二死二、三塁のピンチを背負ったが、デラクルーズを一ゴロに仕留め、ピンチを脱出した。
先制点の援護を受けた4回表は三者凡退とし、5回表には二死から安打を許したが、きっちり無失点で終え、この回限りで降板。5回を投げて3安打、3奪三振、無失点の好投。最速は95.7マイル(約154.0キロ)を記録。全70球のうち50球がストライク判定で、与四球無しと安定した投球を披露した。
ダルビッシュは現地時間17日に首の張りにより15日間の負傷者リストへ入り、最短日数で復帰。試合はパドレス5点リードで6回表に入っており、このまま勝てばダルビッシュが今季初勝利を手にする。
2024年05月01日 12:05
「2番・指名打者」で出場予定も…ハチの影響で1時間以上遅延
■Dバックス ー ドジャース(日本時間1日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手が出場予定の30日(日本時間5月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で珍事が起こった。
2024年05月01日 12:01
同点打を放ったタッカー、妻は有名女優
エンゼルスで開花することができるだろうか。コール・タッカー内野手は、4月29日(日本時間30日)のフィリーズ戦で同点適時打を放ち、連敗ストップに貢献した。有名女優の美人妻も「あれが私の旦那よ」と活躍を喜んだ。
タッカーは4月にエンゼルスとマイナー契約を結び、この日の試合前に昇格したばかりだった。早速「7番・指名打者」で起用されると、6回に同点に追いつく中前適時打を放ち、勝利に貢献した。
試合後にはグラウンドで地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」のインタビューに応じ「この場にいられることが本当に最高だよ。素晴らしい選手たちとともに、このような素晴らしいクラブハウスにいられることは栄誉なこと。メジャーリーグに戻って来て、野球をプレーするのがとにかく楽しいよ」と笑顔を見せていた。
タッカーの妻は「ハイスクール・ミュージカル」などで主演を務めた美人女優のヴァネッサ・ハジェンズ。昨年2月に結婚したことが報じられ、当時のタッカーはパイレーツをDFA(事実上の戦力外)となり、ダイヤモンドバックスへ移籍。その後ロッキーズとマイナー契約を結んでキャンプに招待選手として参加していた。
セレブ女優とマイナーリーガーの結婚に、当時は米ファンの間で「史上最も幸運な男だ」「羨ましい」「夢があるな」と話題となっていた。2人のSNSではラブラブぶりが伝わる2ショットが多く投稿されており、現在はヴァネッサさんは妊娠中。試合後にはインスタグラムのストーリーズでインタビューを受ける“夫”の写真を公開し、「あれが私の旦那よ」と付け加えた。
チームはマイク・トラウト外野手とアンソニー・レンドン内野手が離脱する緊急事態。苦しむチームを救う活躍を続けることができるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 11:43
「ハチの大群」に場内騒然…スタジアムに流された曲とは
■Dバックス ー ドジャース(日本時間1日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間5月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場予定も、バックネットに大量のハチが集まり、開始が遅れる珍事が発生。中断中、場内に流れたのはビートルズの名曲「Let It Be」で、ハチ(bee)にかけた演出にファンも沸いた。
試合開始直前、バックネットの上部に、100匹以上の大量ハチが発生。一部分に固まる形で、その周りにも数十匹のハチが飛び交っていた。試合開始は30分以上遅れ、駆除する作業員も登場。付近の観客は非難させられた。
観客がざわつく中、場内にふと流れたのは「Let It Be」で、「bee」にかけたジョークに気づいたネット上のファンは「ビートルズの『Let It Be』が流れてるんだが、きっと『Let It Bee』だよね」「蜂の巣映しながらlet it be流れてんのめちゃおもろい」「じわじわくる」「MLBはこういう粋な演出があるからいいね」「結構秀逸」「センスがいいな」と盛り上がっていた。
ベンチに座る大谷はリラックスした表情で、再開を待っていた。4試合ぶりとなる“ハチ号”に期待がかかる。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 11:34
◇ナ・リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(2024年4月30日 フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手(29)が4月30日(日本時間5月1日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場する。しかし、ハチの大群がバックネット裏に集まったため、試合開始が遅れる珍事が発生した。バックネット裏の観客は避難させられ、駆除業者がハチの大群を取り除くまで試合開始を待つことが決まった。ダイヤモンドバックスは、2014年4月3日のジャイアンツ戦でもハチによって試合が遅延した例がある。
思わぬ珍客の襲来によって試合開始が遅れることになった。場内でも「ハチに気をつけてください」などとアナウンス。試合前練習の際にはハチは群れをなしていなかったが、試合開始直前に集まってきたという。ベンチでは大谷翔平や山本由伸がハチの大群を興味深く見つめる様子も映し出された。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はSportsNet LAのインタビューに対し「先発投手はどちらも準備ができている。ディレイが1時間も続いたら、先発投手を費やしてしまうことになる。ただ、安全が最も大切なことだ」とコメント。また「ミゲル・ロハスは数年前、(同じ状況で)マイアミで試合が中止になったことがあるという。どのくらいかかるのか、ハチはこのまま居続けるのか、どうするべきか見極めているところだ。ファウルボールが当たった時、ハチがどうなるのかもわからない」ともコメントした。
場内ではハチ(Bee)にかけてビートルズの「Let It Be」が流される粋な演出もあった。また米FOXスポーツは公式Xでハチの大群の映像とともに「unBEElievable...」(信じられない)とハチにかけて投稿するなど、ハチが思わぬ注目を集める形となった。
場内で「ハチ」と「なるようになるさ」の意味が込められてか、「Let It Be」が流された演出がSNS上で好評。「球場内でLet it Be♪を流すセンス笑」「さすがすぎて笑う」「会場にLet It Beを流すあたりなんだか粋というか、アメリカらしい」などと投稿された。
2024年05月01日 11:32
バックネット上部に集まったハチの大群…試合開始が遅れた
■Dバックス ー ドジャース(日本時間1日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間5月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場予定だが、開始前に珍事が起きた。
2024年05月01日 11:08
トラウトが離脱
米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が半月板損傷で左膝の手術を受けると、4月30日(日本時間5月1日)に複数の米メディアが報じた。本人が涙を堪えながら告白。主砲の離脱にチームメイトや指揮官も「吐き気がする」「残酷だ」などと落胆している。
トラウトはこの日の試合前に取材対応。米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンサレス記者がXに動画を公開した。前日の本拠地フィリーズに出場し「3回の半分が終わったところでダグアウトに走っていった時に、深刻な感じではないけど、少し痛みと違和感を抱いた」「試合後に治療を受けた時はかなり痛かった」「夜は痛みで寝るのも大変だった。連絡して、半月板損傷と言われた」と説明。今後は手術を受けるという。
エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」はXに主砲離脱にコメントする選手たちの動画を公開。ローガン・オホッピーは「正直言うと、吐き気がするほどの気持ちになった。みんなわかっていないだろうけど、マイクが陰でどれだけ努力しているか、どれほど素晴らしいチームメートで、チームをリードしてくれているか」と失意を語った。
「彼の努力や気遣いを知っているのでこの状況を受け入れがたいよ。この2年の間に仲良くなってアニキのような存在になっている。彼の気落ちを考えるとどう言っていいのかわからないけど、みんなで彼の傍に寄り添って戻ってくるのを待つよ」
ミッキー・モニアックは「本当につらいよ。僕たちのキャプテン、僕たちの男、リーダーだから。彼が離脱するのはつらいけど、治って戻ってくるまで持ちこたえるしかない。残酷なことだね」と吐露。ロン・ワシントン監督は「マイクがいないと寂しくなる。みんな彼がこの組織にいる意味をわかっているから」とし、「出場機会を虎視眈々と狙っている選手にもチャンスがあるということ。その選手たちがどうするか見ものだね」と控え選手の奮起を期待した。
前日の試合は、4-4の7回2死二、三塁で相手投手が暴投。捕手と投手の送球ミスを突き、二塁走者のトラウトも一気に本塁を陥れた。一気に2点を勝ち越すビッグプレー。しかし、思えば生還直後に一度両手をパチンと叩いたものの、下を向き、足取りは重そうにベンチに向かっていた。6-5の勝利に貢献。負けていれば直近11戦10敗だったが、連敗を4で止める活躍だった。
(THE ANSWER編集部)
2024年05月01日 11:05
中日は1日、5月15日の阪神戦の始球式にインフルエンサーとして活躍中の「ウンパルンパ」さんに務めることが決定したと発表した。
ウンパルンパさんは球団を通じて「この度はバンテリンドームでの始球式をお声掛けいただきありがとうございます!僕の地元愛知で、このような大役を任せていただき光栄ですし、感慨深いものがあります。 僕自身、サッカーをずっとやってきた身ではありますが、野球も小学生の頃少しやっていましたし、観るのは大好きですので、大変興奮しております!」とコメントした。
2024年05月01日 10:42
バックネット上部に「ハチの大群」…場内騒然
■Dバックス ー ドジャース(日本時間1日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間5月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場予定。しかし、試合開始時間を迎えたが、バックネットに大量のハチが集まり、開始が遅れる珍事が起こった。
バックネットの上部に、100匹以上の大量ハチが発生。一部分に固まる形で、その周りにも数十匹のハチが飛び交っていた。試合前には審判団から両軍ベンチに説明があり、試合開始が遅延。大谷も興味深く見つめていた。
珍事発生に、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のジョー・デービス氏は「蜂がバックストップの上部に大量発生しているようです。この試合はおそらく定刻通りには開始とならないでしょう」と伝えた。
試合前の練習時にはいなかったものの、開始前に突如出現。ファウルボールがネットに当たった際などは危険だと判断された。レポーターのキルステン・ワトソンさんも「ロバーツ監督は審判団と話をしています。彼らは問題を解決しようとしています。ですが今のところ、試合は時間通りに始まらないようです」と話した。(Full-Count編集部)