2024年04月17日 21:04
○ 阪神 2 − 0 巨人 ● <5回戦・甲子園> 17日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神−巨人』で解説を務めた谷繁元信氏が、2−0で巨人に勝利した阪神について言及した。 阪神は3回に森下翔太の2点適時二塁打で奪ったリードを、先発・伊藤将司が6回無失点、7回からは桐敷拓馬、岩崎優、ゲラの完封リレーで勝利。阪神打線は巨人を下回る3安打だった。 谷繁氏は「3安打ですよ、今日。これが去年の日本一のチームと僕は感じてしまうんですよね」と解説。「力のないチームはこういう形で勝てない。3安打2点で相手をゼロに抑えることがなかなかできないんですけど、阪神はこういうことができるんですよね」と、昨年日本一の阪神の強さについて語った。 (ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月30日 20:55
「オリックス0−1ロッテ」(30日、ほっともっとフィールド神戸)
ロッテは1点差を逃げ切った。
先発・佐々木は今季初の無失点投球。7回4安打無失点とした。初回は無死一塁から森に左中間ニ塁打を浴びたが、左翼・荻野が遊撃・茶谷へ中継し、本塁で一走・西川をアウトに。先制点献上の危機を免れた。
その後は六回まで毎回走者を背負ったが、七回にこの日初の三者凡退。毎回三振を奪い、今季初の2桁10奪三振を挙げた。
佐々木は試合後「立ち上がり守備に助けてもらって、なんとか粘りながら抑えることができた。フォークボールがいいところにきまった。それに尽きる」と振り返り、試合前に雨が降った敵地でのロッテファンの応援を「すばらしい声援でした。ありがとうございました」と感謝した。
八回から登板の2番手・鈴木は2四球と盗塁で2死一、三塁のピンチを招き降板。続いてマウンドに上がった沢村がセデーニョを左飛に打ち取り、切り抜けた。
打線は0−0の五回、2死一塁から荻野が左中間適時二塁打を放ち先制した。
2024年04月30日 20:49
○ ソフトバンク 8 − 0 楽天 ●
<4回戦・みずほPayPay>
楽天は投打とも振るわず首位のソフトバンクに大敗。完封負けは今季4度目となり、借金は再び「3」となった。
先発のポンセは2回、先頭の4番・山川に先制の中越えソロを浴びると、その後も失点を重ね計3失点。5回も先頭の3番・柳田に4失点目となる右越えソロを浴びたあと、2本の適時打含む4安打を集中され4点を失った。ソフトバンク打線の猛攻を受け5回12安打8失点でノックアウト。試合を作れず2敗目(2勝)を喫した。
攻撃陣はソフトバンク先発・有原の前に凡打を重ねゼロ行進。3併殺を喫するなど拙攻も目立ち、計4安打で今季4度目の完封負けとなった。
2024年04月30日 20:44
○ ソフトバンク 8 − 0 楽天 ●
<4回戦・みずほPayPay>
ソフトバンクは投打が噛み合い完勝。今季最長の連勝を「7」に伸ばし、貯金は今季最多を更新する「12」となった。
ソフトバンク打線は2回、4番・山川がリーグ単独トップとなる6号ソロをバックスクリーン左へ運び先制。その後も7番・栗原の左犠飛、9番・三森の右前適時打で2点を加えた。
3点リードで迎えた5回は、3番・柳田が2戦連発となる3号ソロを右中間席へ運び4点目。その後も8番・甲斐の右犠飛、続く三森の右翼線適時二塁打などで4点を加え、一挙5点のビッグイニングとした。
先発の有原は初回から安定。3併殺を奪うなどテンポ良くアウトを重ね、8回100球、4安打無失点、6奪三振1四球の快投でお役御免となった。8点リードの9回はドラフト2位の岩井が3者凡退で締め完封リレー。有原は3勝目(2敗)を手にした。
2024年04月30日 20:43
「ソフトバンク8−0楽天」(30日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが2022年5月以来の7連勝で、23年7月以来の貯金12とした。
2024年04月30日 20:30
「巨人−ヤクルト」(30日、東京ドーム)
ドラフト1位の西舘(中大)が1点のリードの七回、2点を失ってヤクルトに逆転を許した。プロ初失点&初黒星となった26日のDeNA戦に続き、登板2試合連続失点でリードを守ることができなかった。
試合は1点リードの七回、西舘がマウンドに上がった。先頭の代打・西川に右前打を浴びると、送りバントで1死二塁と得点圏に走者を背負う。青木の四球後、オスナを見逃し三振に抑えたが、続く村上も四球で歩かせて満塁。ここで続くサンタナに対して初球、甘く入ったカットボールを狙われた。
一、二塁間を破る適時打で2者が生還。一気に勝ち越しを許した。
開幕から11試合連続無失点&ホールドを記録した西舘だったが、26日のDeNA戦では初失点から、1死しか奪う事ができず3失点で初黒星。「しっかり切り替えて、次に向けてやっていきたい」と誓った雪辱のマウンドで、またもリリーフ失敗となってしまった。
2024年04月30日 20:25
「中日−DeNA」(30日、バンテリンドーム)
DeNA・中川颯投手が七回途中で緊急降板した。
六回までに無失点の快投。だが、七回は先頭の中田、細川に連打を浴びて無死一、二塁となった。ここでトレーナーがマウンドへ向かい、一緒にベンチへ。右腕を気にするような様子もあり、結局、三浦監督が交代を告げた。
中川はここまで68球。2点リードの場面で交代となった。
その後、伊勢が1点を失ったが、リードを守って八回に入った。
2024年04月30日 20:17
「広島−阪神」(30日、マツダスタジアム)
阪神のシェルドン・ノイジー外野手が今季初めて得点圏に走者を置いて適時打を放った。
3−1の七回1死満塁の好機で打席へ。広島の2番手・益田の初球だった。147キロの直球を左前にはじき返し、三走・中野が4点目のホームを踏んだ。ノイジーはここまで5打点を記録していたが、得点圏打率0割(12打数無安打)だった。
「5番・左翼」で出場したノイジーが四回無死一塁から左前打。六回にも無死一塁から中前打を放っており、今季初の3安打となった。
2024年04月30日 20:14
「西武1−2日本ハム」(30日、ベルーナドーム)
日本ハムはロースコアの接戦を制して2連勝。
2024年04月30日 20:14
「西武1−2日本ハム」(30日、ベルーナドーム)
西武が競り負けて4連敗。4月を終えて8勝18敗となり、借金が2桁10に到達した。西武が4月の時点で借金10となるのは2014年以来、10年ぶりの悪夢となった。
日本ハム先発の山崎に五回まで1人の走者も出せなかったが、六回先頭の長谷川が遊撃内野安打で出塁。2死二塁として金子侑の左前タイムリーで同点に追いついた。
先発の平良は7回8安打1失点。初回に1点を先制されたが、その後は安打を打たれても要所を締める投球だった。
前カードのソフトバンク戦では悪夢の3戦連続サヨナラ負け。苦しい戦いが続いている。
2024年04月30日 20:02
「オリックス−ロッテ」(30日、ほっともっとフィールド神戸)
ロッテの先発・佐々木朗希は7回4安打無失点で勝ち投手の権利を持って降板した。今季初の2桁10三振を奪った。
初回に4番・セデーニョから1個目の三振を空振りで奪うと、二回に2個、三回に1個と三振を重ねた。四回にも先頭の紅林を空振り三振。五回は1死一塁で太田を空振り三振に仕留め、この日6個目。六回は元、セデーニョから三振を奪った。七回は1死から内角低めのスライダーで宗を空振り三四に仕留め、何度もうなずくと、2死後に野口を空振り三振に仕留め、今季初の2桁10奪三振とした。
この日の球速は150キロ台後半が最速だったが、走者を出しても要所を締める投球を披露。オリックス・宮城との通算5度目の同学年先発対決で、先制点を許さなかった。
2024年04月30日 19:56
Dバックスのマクガフ…村上を「特に応援している」
■ドジャース 8ー4 Dバックス(日本時間30日・フェニックス)
帰国から2年が経ったが、古巣に思いを馳せている。ダイヤモンドバックスのスコット・マクガフ投手はヤクルト時代のチームメートと今でも連絡を取っているという。近いシーズンのメジャーリーグ挑戦が予想されている村上宗隆内野手を「特に応援しているよ」。日本を離れても、良き“兄貴分”として、後輩たちを支えている。
記者にとっては昨年7月以来、約8か月ぶりの再会だった。「お久しぶりです」。日本を離れても、流ちょうな日本語は健在だった。今季は12試合で0勝3敗、防御率6.92。決して好調と言える成績ではないが、それでも出会った瞬間に笑顔を見せるところに、人柄の良さがにじみ出ていた。
マクガフにとって2019年から4年間を過ごしたヤクルト、そして日本は特別な存在。2022年オフにメジャー挑戦するときは最後まで悩んだ。コーチ陣に「彼らのおかげで僕は再起して一流の球が投げられるようになった」と昨年の取材で答えたように、感謝を忘れていない。
ヤクルトのニュースをチェックするのは日課のようなものだ。「ヤマダ(哲人)は怪我から復帰したね」。さらには、3日前の日本時間26日に清水昇投手が登録抹消になったことも知っていた。「実はシミズとも連絡をとっていたんだ。2軍降格になってしまったから、私にいくつかアドバイスを求めてきたんだ」と心配そうに語る。村上宗隆と「いつも連絡を取り合ってる」…復調に喜びも
中でも一番気にかけているのは村上のこと。「3、4日前かな。いつも連絡をとり合っているよ。LINEでやり取りしているんだ」。開幕から54打席ノーアーチのスタートだったが、ここまで打率.292、5本塁打、9打点、OPS.915。「ムラカミは復調しているようだね」。「若い頃の彼を4年間見ることができたけど、毎年成長しく姿には感心した」と懐かしそうに振り返った。
村上の成長は「センパイのアオキサン(青木宣親外野手)がメンター役になってくれた影響もあったと思う」と分析も。さらには「彼のことを考えて、起用したスワローズもいい球団だと思う」とチームへの称賛が止まらなかった。
もちろん、今はダイヤモンドバックスの一員として、チームの勝利に貢献することが第一。「今は調子が悪いけど、持ちこたえることさえできれば」と前を向く。右腕を支えるのは米アリゾナの日本食。「スコッツデールにある『Hiro Sushi』がお気に入りなんだ」と教えてくれた。
村上は2025年オフのポスティングシステムでのメジャー挑戦を球団から容認されている。マクガフは今オフにFAになる。日本の後輩たちの活躍を刺激に、34歳となった今でもまだまだ挑戦し続ける。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月30日 19:51
「中日−DeNA」(30日、バンテリンドーム)
中日・小笠原が六回を投げ8安打2失点、97球で降板した。
2024年04月30日 19:19
化粧品メーカー「コーセー」と複数年契約「今まで見たことない」
大谷翔平投手の所属するドジャースは29日(日本時間30日)、化粧品メーカー「コーセー」と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表した。今シーズンすでに、航空会社のANA(全日本空輸)、タイヤメーカーのTOYO TIREら複数の日系企業がドジャースと契約。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者も「ひとりの選手によって、チームが企業とこれほどのスポンサー契約を締結するのは今まで見たことがないよ」と驚いた。
毎週のように増える新たな日系企業との契約発表に、敏腕記者もただ感嘆するしかなかった。昨年12月に大谷はドジャースと10年総額7億ドル(約1093億円)で契約。ナイチンゲール記者は「6億ドル(約937億円)はないと思って、7億ドル(約1093億円)だったんだ。聞いたことない額だ」と振り返った。
当初は想像していなかったが、この日系企業の大集結を見れば、納得がいく。「ドジャースはスポンサー契約で年間1500万ドル(約23億円)を受け取ることができるから、元をとれると判断したんだね」と頷く。
大谷自身も伊藤園の「お〜いお茶」ブランドとのグローバルアンバサダー契約を発表するなど、“広告塔ラッシュ”となっている。同記者によると、年俸以外の収入は6500万ドル(約101億円)。「彼はそんなにいらないから、これほどの(年俸を)後払いにしたんだよ。デレク・ジーターを大幅に超えて野球史上最高額だ」。すでに6社と契約「もう、日本のチームみたいだね」
投打でダブル規定到達や2度の満票MVPなど、数々の偉業を成し遂げてきた。ただ、大谷に企業が集まる理由はそれだけではない。「彼の人気やクリーンなイメージだと思う」と同記者は見ている。
3月に元通訳の水原一平容疑者が違法賭博に関与し、大谷の口座からお金を盗んだとして球団から契約解除された。一部では大谷を疑うような意見を言う人も中にはいたが、その後、米連邦当局が大谷は被害者だと結論付けたと米メディアが報道した。
同記者も水原容疑者の騒動は広告塔へ「影響しなかったと思う」と分析。むしろ、騒動の中、自ら説明をし、さらに試合にも出場し続けた。「(大谷は)精神的に強いから、(水原問題は)払拭された。あと、自分は関与していないと潔白を証明したこともあると思う。彼のメンタルは凄いと思う」と好影響を与えたとすら考えている。
ドジャースは4月だけですでに6社の日系企業と契約を結んだ。これからも“大谷フィーバー”は止まらなそうだ。「もう、日本のチームみたいだね」。ナイチンゲール記者もただ笑うしかなかった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月30日 19:07
大谷の得点圏打率はここまで.194…30日Dバックス戦は満塁で併殺打
■ドジャース 8ー4 Dバックス(日本時間30日・フェニックス)
ドジャース大谷翔平投手は29日(日本時間30日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で4打数2安打1打点。打率をリーグ6位の.341とした。43安打は同2位、7本塁打は同6位と結果を残しているが、今季クローズアップされているのが得点圏での打撃。ここまで.194(36打数7安打)、0本塁打と低迷し、この試合でも1死満塁で二ゴロ併殺打に倒れた。しかし、地元メディアの記者は年間を通じてみれば、通常の数字になると予測している。
大谷は1点リードの2回1死満塁で、初球をたたいたものの二ゴロ併殺打に倒れた。今季は何かと得点圏打率の低さが話題になるが、地元メディア「ドジャースネーション」のダグ・マッケイン氏はX(旧ツイッター)に「オオタニは得点圏でストライクゾーン外の球を追いかけたことがあるか? イエスだ。少しアグレッシブすぎることも? もちろん。しかし、得点圏に走者を置いた場面のこれまでの成績を見ると、162試合のフルシリーズを通してみれば、均一になるだろう。ショウヘイはショウヘイのままでいてくれ」と綴った。
また、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者はXに、手を出したボールは真ん中低めのストライクだったことを示すチャートを添付。「この球にスイングすることに異論はないだろう」と綴り、的確なアプローチだったことを伝えた。
ちなみに大谷の昨年の得点圏成績は打率.317(101打数32安打)7本塁打。昨年までのトータル6年間で.296(523打数155安打)45本塁打となっている。SNSには「ショウヘイはこのエリアを改善しなければならないことを知っている。彼がアジャストするのを助けるのに、ドジャースほど適したチームはない。少し時間を与えれば、うまくいくよ」「人々はまた過剰反応している」「変わらないで。あなたらしく。心配してない」「ツキがなかった」とコメントが並ぶ。実際にこの日は8回無死一、二塁では左前適時打を放っている。今後も得点圏での打棒に注目が集まる。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 19:05
「オリックス−ロッテ」(30日、ほっともっとフィールド神戸)
オリックス・宮城とロッテの佐々木の同学年先発対決は、奪三振ショーの競演となった。
宮城は初回に2番・藤岡からこの日1個目の三振を奪うと、二回はソト・茶谷を連続三振・四回は先頭の石川慎に左前打を打たれた後。ソト、茶谷、岡を3者連続三振に仕留めるなど、四回終了時点で早くも7三振を奪った。
五回は三振を奪えず、逆に荻野に左中間適時二塁打を浴び1点を先制された。それでも続く六回は藤岡、石川慎、ソトを3者連続三振に仕留め、この時点で早くも2桁10奪三振とした。
一方の佐々木は初回に4番・セデーニョから1個目の三振を空振りで奪った。二回に2個、三回に1個とKを重ね、四回にも先頭の紅林を空振り三振。五回は1死一塁で太田を空振り三振に仕留め、この日6個目。六回は元、セデーニョから三振を奪い、8個とした。