2024年04月18日 06:47
現地時間4月17日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・第2レグで、冨安健洋が所属するアーセナルはバイエルンと敵地で対戦。ホームでの第1レグは2−2のドローに終わっていたなか、63分にヨズア・キミッヒに決勝点を決められ、0−1で敗れた。 この一戦で、約4か月半ぶりに先発出場を果たし、左SBでプレーした冨安にアクシデントが発生したのが49分だ。 ピッチに座り込み、負傷かと思われたが、なんとコンタクトレンズが外れてしまったのだ。 スタッフが駆け付けて、ピッチ上で装着。約2分間、試合が中断した。 【画像】ピッチ上でコンタクトを装着する冨安 このシーンではX(旧ツイッター)上で話題となり、「冨安コンタクト」がトレンド入り。次のような声があがった。 「コンタクトかい笑」 「無くしがち」 「コンタクト外れすぎ」 「コンタクト変えるだけでめちゃブーイングされて草」 「コンタクトのせいでボール持つたびに大ブーイング受けてるのおもろすぎる」 「あの座り方は不安しかない...良かった」 「コンタクト外れたか、座り込むと怖いわよ...」 「座り方怖すぎる」 日本代表DFは、83分に交代するまでその後は問題なくプレーを続けている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 17:45
主砲の美弾に海外からも注目が集まっている。
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクと対戦。2−0で快勝し、8大会連続のオリンピック出場を決めた。
この大一番で、貴重な先制ゴールを決めたのがエースの細谷真大だ。28分、MF藤田譲瑠チマが供給した浮き球のパスを見事なトラップで収め、ボックス内に侵入すると、巧みにターンをして冷静にフィニッシュ。華麗にゴールに流し込んでみせた。
【動画】海外ファンも絶賛! 細谷真大の華麗な反転弾
この鮮烈弾に、中国メディアの記事やウェイボー(中国版X)の投稿には、「チームがうまく連係していて秀逸だ」「中国のFWの95%は決められない」「東アジアの選手の器用さと協調性を極限まで高めたようだ」「とにかく美しい」といった称賛の声が上がった。
ビッグマッチでチームを勝利に導く、まさにエースの一撃だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 17:27
湘南ベルマーレは30日、湘南ベルマーレU−18に所属するDF本多康太が2025シーズンよりトップチームに昇格することが内定したことを発表した。
2006年5月20日生まれの本多は現在17歳。湘南ベルマーレU−15からU−18に昇格するとともに、世代別の日本代表にも選出されてきた同選手は、来シーズンのトップチーム昇格内定に伴い、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「小学6年生からお世話になった湘南ベルマーレでプロ選手のキャリアをスタートできることを大変うれしく思うと同時に、この挑戦にとてもワクワクしています。これまで私の成長に関わってくださったコーチ、トレーナー、先生方、スタッフの皆様に心から感謝いたします。湘南のために、全力で進み続けます。皆さま応援よろしくお願いします」
2024年04月30日 16:49
セビージャは29日、FWイサーク・ロメロのメディカルレポートを報告した。
混迷を続けたセビージャの“希望”となったカンテラーノが、センセーショナルなシーズンに少しだけ先に別れを告げることになった。今回の発表によると、28日に行われたベティスとの“エル・グラン・デルビ”に先発出場したものの、15分に負傷交代を余儀なくされたイサーク・ロメロは、右ハムストリングの腱の損傷(グレード2〜3)と診断されたとのことだ。全治は約6〜8週間が見込まれており、「今シーズンの残りの期間に、競技に復帰することはできない」と明らかにしている。
現在23歳のイサーク・ロメロは今冬1月にトップチーム昇格を果たすと、デビュー後2試合目となったコパ・デル・レイのヘタフェ戦でトップチーム初ゴールを含むドブレーテを達成。それ以降も、ラ・リーガで4得点4アシストを記録するクラブ最大のサプライズに。16位に低迷していたセビージャは、同選手の到来を境にラ・リーガ13試合で6勝3分4敗と勝ち越して13位に浮上するなど、まさに“救世主”となっていたのだ。
そんなイサーク・ロメロに関しては、まもなくセビージャとの契約延長に向けた交渉が開始されるという。スペイン紙『マルカ』によると、当初はシーズン終了後に延長交渉が始まる予定だったものの、同選手の負傷と残留争いから抜け出した状況を踏まえ、前倒しする模様。新契約は2027年夏までで、年俸はパフォーマンスに見合った金額にまで引き上げられるとのこと。また、契約解除条項も盛り込まれることを併せて伝えている。
ケガから復帰する来シーズン、イサーク・ロメロがクラブを欧州に連れ戻すのだろうか。セビージャのニュースターの活躍に期待しよう。
2024年04月30日 16:45
アヤックスやバルセロナで長く活躍し、オランダ代表でも通算40ゴールを決めてきた偉大なる父と比較されるのは苦しいかもしれない。
2024年04月30日 16:22
26日にアストン・ヴィラと対戦したチェルシーは、2-2で引き分けた。2点をリードされたところから追いついたのは見事だが、勝ち切れないのは相変わらずだ。
このゲームで再び厳しい評価を受けたのは、左サイドで先発したFWミハイロ・ムドリクだ。
スピードに乗ったドリブルは可能性を感じさせるものがあるのだが、それを上手くチームプレイの中で活かせていない印象がある。ここまでプレミアリーグでの成績は4ゴール2アシストとなっており、満足できる数字ではない。
『ESPN』によると、クラブOBのフランク・ルブーフ氏はチームプレイを理解していないと辛口だ。
「彼はどのようにチームメイトたちとサッカーをすればいいのかまるで理解していないようだ。チームメイトとプレイすることを学んでいない」
このアストン・ヴィラ戦では12回のボールロストがあり、デュエルも8回中3回のみ勝利と不十分だ。サポーターからの視線もかなり厳しくなっているように感じられるが、チェルシーの10番が似合う選手になれるのか。
2024年04月30日 15:17
現地時間28日に行われたプレミアリーグ第35節でアーセナルはトッテナムと対戦し、3−2で勝利した。
今シーズン2度目のノースロンドン・ダービーは手に汗握る接戦となった。敵地に乗り込んだアーセナルは前半だけで3点を先行するも、64分にスペイン代表GKダビド・ラヤのキックミスから1点を返されると、84分には韓国代表FWソン・フンミンにPKを沈められ1点差に。その後はトッテナムの猛攻にさらされたものの、最後まで集中力を切らさず、3−2で試合を締め括った。苦しみながらも勝ち点「3」を獲得したアーセナルは暫定首位の座をキープしている。
勝敗を分けたのはセットプレーだと言っても過言ではないだろう。アーセナルの先制点となったデンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルクのオウンゴール、3点目のドイツ代表FWカイ・ハフェルツのヘディングシュートはいずれもCKから生まれたもの。対するトッテナムアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロがセットプレーから2度決定機を迎えており、20分にはイングランド代表MFジェームズ・マディソンのFKに合わせたヘディングシュートが身右ポストを叩いている。仮にこれが決まって同点に追い付いていれば、少なくとも試合展開は異なるものとなっていただろう。
アーセナルがセットプレーに強いのは今節に限った話ではない。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、今シーズンのアーセナルはPKを除いたセットプレーから合計22ゴールをマークしているが、これはリーグ最多の数字。また、セットプレーから喫した6失点も今シーズンのリーグ戦における最少の数字となっている。
とりわけCKで強みが発揮されており、ここまで挙げた16ゴールは2016−17シーズンのウェストブロムウィッチと並んで、プレミアリーグの1シーズンにおける最多記録となっている。イングランド代表FWブカヨ・サカと同MFデクラン・ライスのキック精度が高いのは言うまでもないが、イングランド代表DFベン・ホワイトが相手GKの動きを制限したり、ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、フランス代表DFウィリアン・サリバ、ハフェルツが敢えてオフサイドポジションに陣取ったりするなど、得点の可能性を高めるための多様な工夫がなされており、ショートコーナを含めたバリエーションは豊富だ。
これを主導しているのがセットプレーコーチを務めるニコラス・ジョバー氏。かつてモンペリエのアナリストやブレントフォードのコーチを務めた42歳のフランス人は、マンチェスター・シティ時代に仕事を共にしたミケル・アルテタ監督の誘いを受けて、2021年夏にアーセナルへ加入。すると、ジョバー氏の着任初年度からアーセナルのセットプレーは大幅に改善され、得点数はその前のシーズンの「6」から「16」まで増加した。
アルテタ監督は同氏の就任直後に「彼の専門知識は我々にとって信じられないほど有益で価値がある」とコメントしていたが、その言葉通り、ジョバー氏の編み出すセットプレーはアーセナルに多くの勝ち点をもたらしている。
長かった2023−24シーズンも残りわずか。20年ぶりのリーグ制覇を目指すアーセナルの戦い、そしてセットプレーに注目だ。
2024年04月30日 15:10
リーグ・アン3連覇を決めたパリ・サンジェルマン(PSG)。クープ・ドゥ・フランスでは決勝進出を決めており、CLでも準決勝に進んだことから3冠の可能性を残している。
絶対的エースのキリアン・ムバッペが今シーズン限りで退団する可能性もあり、これまでチームの顔としてプレイしてきたムバッペの最後のシーズンでの偉業が期待されている。レアル・マドリードへの移籍が噂されているムバッペだが、今夏の移籍が実現したならば、リオネル・メッシ、ネイマールらも揃えていたPSGスター軍団の一時代が終わるだろう。
そんななか、『FootballTransfers』では「PSGの明るい未来」と題し、新時代を迎えるかもしれないチームの中心選手なることが期待されている3人の新星について取り上げている。
1人目はMFヴィティーニャ(24)だ。2022年にポルトからやってきた同選手はPSGの中盤を統べる1人だ。同メディアは、昨季2ゴール4アシストだった同選手が、今季ここまで9ゴール5アシストに伸ばした点に注目しており、自信を深めていっていると称賛。CLラウンド8のバルセロナ戦でも2戦で2ゴールという結果を残しており、大一番で結果を残した。
そして2人目は同じく中盤のMFウォーレン・ザイール・エメリ(18)だ。生え抜きである同選手はまだ18歳ながらもすでにトップチームで公式戦70試合に出場しており、将来を嘱望されている選手だ。ルイス・エンリケ監督の下、その存在は確固たるものとなり、同メディアは「彼が世界最高のボックス・トゥ・ボックスのミッドフィルダーになるポテンシャルを持っていることは疑う余地がない」と評価している。
最後の3人目はFWブラッドリー・バルコラ(21)だ。昨夏にリヨンからPSGにやってきたバルコラはムバッペの後継者として期待されるドリブラーであり、すでにその片鱗を見せつつある。同メディアはCLラウンド8のバルセロナ戦のパフォーマンスを称賛しており、昨夏に4500万ユーロで獲得した同選手の獲得はギャンブルではなかったと言及。
今季ここまで公式戦44試合で43ゴール10アシストを記録するムバッペはやはり怪物ではあるが、PSGにもヴィティーニャやザイール・エメリ、バルコラといった将来が楽しみな逸材が台頭してきている。
2024年04月30日 14:48
現地時間4月29日、U-23イラク代表はカタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表と対戦。
2024年04月30日 14:42
23-24スペイン1部リーグは29日、第33節の試合が行われ、2位FCバルセロナ(FC Barcelona)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のハットトリックなどでバレンシア(Valencia CF)を4-2で下した。
バルセロナはフェルミン・ロペス(Fermin Lopez)のゴールで先制した後、ウーゴ・ドゥロ(Hugo Duro)の得点とペペル(Jose Luis Garcia Vaya)のPKで逆転を許したが、前半終了間際にGKギオルギ・ママルダシュビリ(Giorgi Mamardashvili)がハンドで退場し10人になった相手に対し、後半にレワンドフスキがハットトリックを達成して打ち合いを制した。
これでバルセロナは残り5試合で首位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差11をキープし、レアルが次節のカディス(Cadiz CF)戦で自力で優勝する可能性はなくなった。ただし、次節バルセロナが勝ち点2差で3位につけるジローナ(Girona FC)との一戦に敗れた場合は、レアルの優勝が決まる可能性がある。
敗れたバレンシアは、来季の欧州カップ戦出場を目指す中で8位につけている。
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2024年04月30日 14:13
五輪切符の懸かった準決勝は、今大会最高のチームパフォーマンスを見せる試合となった。
「負ければ予選敗退」という背水の陣で臨んだ準々決勝・カタール戦は、選手たちが口を揃えて「これまで感じたことのないプレッシャー」と形容する重圧の中、判断も鈍り、決断も翳り、精度も落ちる中で自分自身に打ち克ったような苦しい試合だった。
一転して準決勝・イラク戦は、その強烈なプレッシャーの反動も出る形で溌剌とプレー。イラクは日本の右サイドを厳重に警戒してきたが、それをあざ笑うように左から切り崩し、中央をぶち抜き、2つのゴールを前半の内に流し込んでの快勝となった。
「この試合、みんなの共通認識として『負けても次がある』という考え方は止めようという話はしていましたけど、でもやっぱり、『負けたら何も残らない』というカタール戦のほうがプレッシャーは感じていました」(MF藤田譲瑠チマ)
イラクが守備的な布陣を敷いてきたことも、逆に日本にとってはやりやすくなった面もあった。試合前から5バックのチームに対する「慣れ」を語ってくれていたのはMF松木玖生だが、これだけ5バック相手の試合が続けば、自然と選手たちの“攻略法”に関する共通理解も育つもの。「(サイドで)餌をまいて真ん中を行く」という大岩監督の狙いを体現する形でのゴールが生まれたのは必然だった。
2-0の快勝での決勝進出、そして五輪切符獲得となったが、大会がこれで終わったわけではない。試合後のロッカールームで大岩監督は「おめでとう」と選手たちを労ったあと、すぐにこんなことを続けたと言う。
「ウズベキスタンには2年前に敗れた借りもある。それを返しに行こう」
今大会で決勝進出を果たしているウズベキスタンとは、2年前のAFC U23アジアカップ準決勝でも対戦済み。このとき、日本は大会の年齢制限より2歳若いU-21代表チームで参加していたのだが、ウズベキスタンも同じ条件でチームを組んでいた。つまりパリ五輪世代同士での真っ向勝負となり、0-2で敗れたことになる。
内容もボール支配率こそ日本が上回ったが、シュート数20対6と圧倒され、デュエル勝率も特に空中戦では75対25という大差になった。大岩ジャパンが立ち上がってから最も悪い記憶の残る試合だったと言っても過言ではない。指揮官が「借りを返す」と言いたくなるのも当然だろう。
藤田は五輪切符を「自分たちの最低目標」とした上で、「まだもう一つ目標はある」とアジア王者獲得へ、もう一度照準を合わせ直すことを誓う。また五輪切符獲得後最初の試合は、パリへ向けての最初の一歩とも言える。五輪はたった18名の枠しかなく、今大会に不参加だった欧州組も多数いて、しかもオーバーエイジ選手の起用も予想される現実もある。
チームとして五輪への切符はつかんだとはいえ、個人としての五輪行きを保証されている選手が一人もいないのも、また現実だ。もちろん、五輪で結果を出すために、チームとしてより積み上げていく必要もある。5月3日、23歳以下のアジア王者を決する戦いは、パリへの戦いの始まりでもあると言えるだろう。
取材・文=川端暁彦
AFC U23アジアカップ2024 試合日程
決勝 vsU-23ウズベキスタン代表
5月3日(金) 24時30分キックオフ
DAZN、NHK総合で生中継
2024年04月30日 13:56
サッカーイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するブラジル代表DFチアゴ・シウバ(Thiago Silva)が29日、今季限りでの退団を発表した。クラブの公式ウェブサイトに投稿された動画で、涙ながらに「夢」の4年間だったと話した。
39歳のシウバは、2020年8月にフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)からフリーで加入。チェルシーでは公式戦通算151試合に出場し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)、クラブW杯(FIFA Club World Cup)、UEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup)のタイトル獲得に貢献した。
シウバは「チェルシーは自分にとって大きな意味がある。1年だけのつもりで来たのに、結果的に4年間も過ごすことになった。自分だけでなく、家族にとってもそうだ」「息子たちもチェルシーでプレーしているから、チェルシーの一員であることは大きな誇りの源だ。多くの選手が一員になることを願う常勝クラブで、彼らがキャリアを続けられることを願っている」と話した。
さらに、「この4年間、ここでやってきたこと全てにおいて全力を尽くしたと思う。しかし、残念ながら何事にも始まりがあり、中間があり、終わりがある。さようならという言葉は、去って戻らない人々のためにある。自分はいつか戻ってくるつもりだ。別の役割になろうとも、近い将来ここに戻ってこられるように、扉を開いておきたい」と続け、「間違いなく夢だった。世界屈指のビッグクラブで、これほど偉大なことを成し遂げ、チャンピオンズリーグというプロ最高のタイトルを獲得できるとは夢にも思わなかった」と語った。
ブラジル代表で通算113キャップを記録しているシウバは、今季チェルシーで公式戦34試合に出場している。しかし、27日のアストン・ビラ(Aston Villa)戦で鼠径(そけい)部を負傷し、これがチェルシーでは最後の試合になる可能性がある。
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2024年04月30日 13:55
今シーズン限りでアスレティック・ビルバオを退団する主将MFイケル・ムニアインが、ファンとクラブに向け手書きでのメッセージを送った。
2024年04月30日 13:37
米国サッカー連盟(USSF)とメキシコサッカー連盟(FMF)は29日、2027年女子W杯(FIFA Women's World Cup 2027)の共催招致の立候補を取り下げ、31年大会の招致を目指す意向を発表した。
国際サッカー連盟(FIFA)は、来月17日にタイ・バンコクで開かれる総会で27年大会の開催地を決める投票を行う予定だったが、あと数週間に迫ったタイミングでの電撃決定となった。
これで招致に名乗りを上げているのは、3か国での共催を目指すドイツ・ベルギー・オランダと、単独開催のブラジルだけとなった。
米国では24年にコパ・アメリカ(2024 Copa America)、25年にクラブW杯(2025 FIFA Club World Cup)、26年にはメキシコ、カナダと共催するW杯(2026 World Cup)が控えている。28年にはロサンゼルス五輪もあり、27年女子W杯の招致が成功していれば、すでに過密な北米のカレンダーに新たな大規模スポーツイベントが追加されることになっていた。
USSFは、31年まで待つことで、主催者側に計画を立てるための余裕が生まれ、さらに26年の男子W杯での教訓も得られると説明した。
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2024年04月30日 13:00
イラク代表は現地時間4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表と激突した。
勝てばパリ五輪の出場が決まる一戦で、イラクは28分に細谷真大のシュートで先制点を献上。さらに42分にも、荒木遼太郎にネットを揺らされ、0−2で敗戦を喫した。
これで、イラクはインドネシアとの3位決定戦でパリ五輪の出場権獲得を目ざす結果に。もし敗れれば、ギニアとの大陸間プレーオフに回ることになる。
【動画】細谷が鮮烈フィニッシュで2戦連発弾&荒木が華麗な連係から追加点
中東メディア『winwin』によると、イラクのラディ・シュナイシル監督は、敗れたものの、ポジティブな言葉を述べている。
「選手たちは見事なパフォーマンスを見せた。確かに、結果は残念だったが、我々はそれを忘れなければならない。パリ五輪に出場するという目標に集中している」
また、試合内容については以下のように振り返っている。
「後半になって、チームのプレーは向上した。我々は素晴らしく、リスクを冒してプレーした。攻撃により多くの人数をかけることで、イラクサッカーの良いイメージを見せられた。しかし、日本のレベルが非常に高かった。この言葉は決して誇張しているわけではない」
イラクはリオ五輪以来、2大会ぶりのオリンピック出場を決められるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 12:45
2012年からドルトムントでプレーしてきたマルコ・ロイス。
クラブ史上4位となる423試合出場、史上2位となる168得点を記録しているレジェンドだ。34歳になった彼の契約は今季限りとなっており、去就が注目されている。
ロイスは先発機会が減っているが、『Sports Bild』によれば、レギュラーでなくなっても心にあるのはドルトムントだという。ただ、首脳陣は契約を延長しない方針だとか。そんなロイスは何度もドルトムントへの忠誠を貫いてきた。
2012年にボルシアMGから移籍した際、バイエルン・ミュンヘンも獲得を熱望していた。当時のユップ・ハインケス監督はロイスを自宅に招待して、コーヒーとケーキを振る舞って説得を試みた。だが、ロイスの心はドルトムントに決まっていたとか。
また、2014年にはPSGが獲得に乗り出す。PSGのナセル・アル・ケライフィ会長の息子がサッカーゲーム『FIFA』でロイスを愛用していたこともあり、PSGは獲得に躍起だったとか。ただ、ロイスはドルトムントでの年俸500万ユーロ(8.3億円)の3倍の給与を提示されても、首を縦に振らなかったそう。
当時、ロイスとドルトムントの契約解除料は2500万ユーロ(42億円)という格安に設定されていたため、オファーが絶えなかったという。PSGは2015年にも年俸2000万ユーロ(33.5億円)を提示してロイス獲得に再挑戦した。
さらに、レアル・マドリーも興味を示していたが、ロイスはずっと応援していたバルセロナと交渉。具体的な交渉が行われ、ロイスもゴーサインを出し、あとはサインするだけだった。だが、ロイスは翻意し、ドルトムントと2019年まで契約を延長することを選んだ。
そして、2018年にはジョゼップ・グアルディオラ監督のマンチェスター・シティがロイス獲得を熱望。年俸2300万ユーロ(38.5億円)を提示したものの、ロイスはまたドルトムントを選んだという。
魅惑の大型移籍を断って、忠誠を誓い続けた8人の戦士
ドルトムントはPSGとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝を控えているが、ロイスの去就も注目される。