2024年04月18日 12:50
17日に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグ。前年度の王者であるマンチェスター・シティは、ホームのエティハド・スタジアムでレアル・マドリーと対戦した。 ファーストレグをドローで終えていたこの試合、先制したのはレアル・マドリー。12分にヴィニシウス・ジュニオールのクロスからロドリゴ・ゴイスがゴールに押し込み、リードを奪った。 しかし76分にケヴィン・デ・ブライネが同点ゴールを決め、1-1のまま試合は終了。延長でも決着はつかず、PK戦に勝敗が委ねられた。 レアル・マドリーは1人めのモドリッチが失敗するも、シティも2人目のベルナルド・シウヴァとマテオ・コヴァチッチが連続で決められず。 逆にレアル・マドリーはそこからベリンガム、ルーカス・バスケス、ナチョ、そしてアントニオ・リュディガーと4人が連続で成功し、敵地で準決勝進出を決めた。/ 優勝候補同士の一戦は2nd legも一進一退の攻防に⚔️ 死闘を制して勝ち上がったのは…🤩 \#UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 2nd leg 【1分ハイライト】 🏴マンチェスター・シティ🆚レアル・マドリード🇪🇸 3分ハイライト動画は WOWOWオンデマンドで無料配信中https://t.co/ZtiFxxeM5h pic.twitter.com/gyD8iLwHK6 — WOWOWサッカー (@wowow_soccer) April 18, 2024 『Daily Mail』によれば、敗北したマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は以下のように話していたとのこと。 「自分たちがやってきたことに後悔はない。他のスポーツであれば統計に基づいて勝利できたかもしれないが、これがサッカーの素晴らしいところでもある。 かつてヨハン・クライフは運など存在しないと口にした。私もそれに同意する。今夜はゴールが決まらなかった。 痛いことではあるが、すごい負け方だ。今夜は気分が悪いから、元気を取り戻さなければならない。 この選手たちに何を言えば良いのだろうか?我々は自分たちの力を見せなければならなかったが、それは達成した。しかしながら、それでは十分ではなかった。そういうことだ」 メッシとロナウドも!グアルディオラ監督がマンチェスター・シティで獲り逃がしたスター11人 グアルディオラ監督は試合のペースを握りながらも勝てなかったことに対して「運など存在しない」と師匠ヨハン・クライフの名言を引用し、このゲームを統括した。 さらに力を出し切った上での結果を「すごい負け方だ」と評し、選手に対しては何も言うことはないと語っていたようだ。
2024年05月01日 18:23
サンフレッチェ広島が9年ぶりのJ1制覇を果たすために何が必要か。その質問に対し、GK大迫敬介は「失点を減らすこと」と即答した。
「今季の広島は必ず点を取ってくれるので、後ろがゼロに抑えれば勝点3を獲れます。どんなに上手くいかないゲームでも後ろ(最終ライン)が崩れないことが何より大事です」
大迫と同期の川村拓夢は「自分たちにベクトルを向けること」と話す。
「僕たちのサッカーができれば、良い結果がついてくるはずです。それはチームのみんなが理解していることなので、ブレずにやるだけです」
自分たちのサッカーは、彼らに言わせれば「ハードワーク」(大迫)「アグレッシブ」(川村)になる。大迫は言葉を継ぐ。
「守りに入るというよりは攻める。相手のスタイルに合わせて自分たちを変えるのではなく、どこと戦ってもどんどん前から奪いに行くスタイルを貫きたいです」
今年は新スタジアム(エディオンピースウイング広島)元年で、優勝への想いは強い。「スタジアム元年は今年しかないので、J1制覇できれば嬉しい。ホームで結果を出し続ければリピーターが増えるので、そういうのを繋げていけば優勝に辿り着けます」とは大迫のコメントだ。
一つずつ結果を残す重要性は川村も理解している。
「まずは目の前の試合に勝つ。その先に大きな結果がついてくると思うので」
過去2シーズンはいずれもJ1リーグで3位。継続路線で臨むミヒャエル・スキッベ体制3年目、完成度の高いサッカーを見せる広島がそろそろ頂点になってもおかしくないはずだ。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくる」「GKとしては対応が難しい」広島の大迫敬介がそう絶賛した選手は?
2024年05月01日 18:03
レスターがイングランド人FWジェイミー・ヴァーディとの契約延長を画策しているようだ。4月30日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在37歳のヴァーディはアマチェアや5部リーグでのプレーを経て、2012年に当時チャンピオンシップ(2部)に所属していたレスターへ加入した。すぐさま前線の主軸に定着しプレミアリーグ昇格に貢献すると、2015−16シーズンには公式戦通算38試合の出場で24ゴール7アシストを記録。リーグ得点王に輝く大活躍で、元日本代表FW岡崎慎司(現:シント・トロイデン)らと共に“奇跡の優勝”の原動力となった。
その後もレスターで活躍を続けるヴァーディは、ここまで公式戦通算463試合に出場し190ゴール66アシストをマーク。37歳となった現在でも得点力は衰えておらず、在籍12年目の今シーズンも20ゴールを挙げ、チームのチャンピオンシップ優勝とプレミアリーグ昇格に大きく貢献した。そんな同選手の現行契約は今年の6月末までとなっており、今シーズン終了後の去就には注目が集まっている。
今回の報道によると、レスターはヴァーディとの契約延長に向けた交渉を既に開始しているとのこと。クラブはこれまでの貢献と今シーズンのパフォーマンスを高く評価し、新たに2025年6月末までの新契約を提示するべく準備を進めているという。また、来年1月で38歳となる同選手もキャリア続行に意欲を示しており、慣れ親しんだクラブでのプレー継続を前向きに検討しているようだ。
なお、現在レスターは収益と持続可能性に関する規則(PSR)に違反した疑いがあるとしてプレミアリーグから告発されているが、ヴァーディの契約延長交渉に支障をきたす可能性は低いと『デイリーメール』は指摘している。来たる2024−25シーズン、37歳の元得点王がプレミアリーグの舞台へ帰ってくるのか。今後の動向に注目が集まる。
2024年05月01日 18:00
2005年、ドルトムントは過剰な投資と経営戦略の失敗により経営破綻寸前まで追い込まれた。しかし、この危機が若手選手の育成を重視するクラブへ方針を転換するきっかけとなった。
ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOが旗振り役となった改革は、ユルゲン・クロップとラース・リッケンの参画により加速する。2008年にトップチームの監督に就任したクロップは積極的に若手選手を抜てきして数々のタイトルをもたらし、時を同じくして入閣したリッケンはアカデミー改革を通して育成環境の充実を図った。2010-11シーズンに9シーズンぶり7度目のブンデスリーガを果たしたドルトムントで主力を担った選手の多くは23歳以下だった。ロベルト・レヴァンドフスキや香川真司、イルカイ・ギュンドアン、マッツ・フンメルス、さらにアカデミー育ちのマリオ・ゲッツェ、マルセル・シュメルツァー、ヌリ・シャヒンといった選手たちはクラブの哲学を象徴する存在だ。
ドルトムントの選手育成には大きく分けて2本の柱がある。レヴァンドフスキや香川のような有望な若手選手を世界中から幅広くスカウティングし、ワールドクラスへと羽ばたくチャンスを与えることが1本目。そして、ユースアカデミーから継続的に優秀なタレントを輩出することが2本目だ。そのためなら投資は惜しまない。
ポーランドリーグの得点王でしかなかったレヴァンドフスキや、日本の2部リーグでプレーしていた香川が、ドルトムントでの活躍を経た後にどんな選手になったかは今更言うまでもない。近年ではジュード・ベリンガムや、アーリング・ハーランド、ジェイドン・サンチョなどがドルトムントで飛躍のきっかけをつかみ、世界トップクラスの選手へと成長を遂げた。クリスティアン・プリシッチやピエール・エメリク・オーバメヤン、ウスマン・デンベレなどもドルトムントからステップアップしていった選手と言える。若手を積極的に実戦で起用し、ブンデスリーガやUEFAチャンピオンズリーグといったハイレベルな環境を経験させながら伸ばしていくという方針も有望なタレントを惹きつける魅力になっているはずだ。
アカデミーからも数々のタレントが輩出されている。自身も17歳でブンデスリーガデビューを果たし、1997年にはドルトムントでチャンピオンズリーグ優勝の立役者となったリッケンはクラブの育成方針について「ドルトムントのアカデミーは大きな遊園地ではない。選手たちを甘やかすつもりはないが、週に70時間から80時間かけて彼らに寄り添っていく」とブンデスリーガ公式サイトのインタビューの中で語っている。ドルトムントではアカデミーのために2000万ユーロ(現在のレートで約34億円)を投資し、トップチームの練習場に隣接する形で最新の設備を備えたトレーニングセンターを建設。最新のスポーツ科学に基づいたサポートを受けられる施設で若い選手の成長をサポートしている。
「サッカーは人生におけるサッカー以外の部分にもたくさんのものを与えてくれる。チームプレー、リスペクト、苦境から立ち上がる力などの重要な価値観を育み、世界について多くのことを学べる。我々の目標は、サッカー以外の分野でも人生における成功をつかめる若者を育成することだ」
このリッケンの言葉を裏づける取り組みの一つが、「タレントコーチ」の採用だ。ドルトムントでは映像分析やそれに基づいたフィードバック、課題作成、日常生活の世話などを担う人材を配置し、U-17からトップチームの若手まで幅広く継続的なサポートを提供する。ベリンガムもタレントコーチの助けによって飛躍できた選手の1人だ。17歳でバーミンガムからドルトムントに加入した若者を担当したのは、23-24シーズン終了とともにドルトムントを離れることが決まったオットー・アッドだった。現在レアル・マドリードでまばゆい輝きを放つイングランド代表MFは英紙『ガーディアン』のインタビューでタレントコーチの存在価値について次のように語っている。
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2024年05月01日 16:26
遠藤航が所属するリバプールは、今季で退任するユルゲン・クロップ監督の後任に、フェイエノールトのアルネ・スロット監督を新指揮官に招聘すると言われている。
2024年05月01日 16:03
2024年5月1日、東京ヴェルディが新戦力の加入内定を発表。明治大の熊取谷一星が2025年シーズンより加わることが決まった。
2003年生まれの逸材はアンダー世代の代表に選ばれた実績もあり、2023年にはウズベキスタンで開催されたU20アジアカップに参戦。キレのあるドリブルが魅力で、かつて英国のメディアに「ネクスト三笘」と評された実力者だ。
静岡の浜松開誠館高を経て進学した明治大では、3年次に全日本大学サッカー選手権(インカレ)の優勝に尽力。そんな熊取谷はプロ1年目から活躍が期待される。
今回の加入内定を受け、本人は以下のようにコメントしている。
「2025シーズンから東京ヴェルディに加入することになりました、明治大学の熊取谷一星です。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手としてのキャリアを東京ヴェルディという伝統ある素晴らしいクラブでスタートできることを大変嬉しく思います。
これまで支えてくれた家族をはじめ、自分に携わってくださった全ての方々への感謝の気持ちをプレーで表現していきたいと思います。そして、東京ヴェルディの勝利の為に全てを懸けて戦い、多くの方に勇気や喜びを届けられるよう日々精進していきます。応援よろしくお願いいたします」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【記事】「イラクは死んでいた」「5失点でもおかしくなかった」大岩Jに完敗で、相手国のファンは憤慨「日本とはパフォーマンス、プラン、経験が明らかに違う」
2024年05月01日 16:00
プレミアリーグのチェルシーが今夏に、マンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュの獲得を検討に入れていると『TEAMTALK』が報じた。
グリーリッシュと言えば、2021年に当時プレミア史上最も高額だった1億ポンドでアストン・ヴィラからシティへ移籍したが、ここまでチームの主力としてその金額に見合った活躍ができておらず、今シーズンの先発出場も10試合にとどまっている。
一方、チーム内でライバルとなるフィル・フォーデンは、大車輪の活躍を見せ、チームに欠かせない存在として台頭。23歳の彼は、完全にジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を手にしている。さらに今シーズン始めに21歳のベルギー人若手ホープ、鋭いドリブルが武器のジェレミー・ドクが加入したことでグリーリッシュの立場は一層危うくなった。
チェルシーは近年、ラヒーム・スターリングやコール・パルマーなど立て続けにシティから選手を引き抜いており、両チーム間で良好な関係が築けている。そのためグリーリッシュも獲得する可能性が高いという。
ただ彼には古巣のアストン・ヴィラへ戻る話やサウジアラビアのクラブへの移籍の噂があるため、シーズン終了後にどのチームに所属することになるかまだわからない。いずれにせよ28歳となった彼はベテランの域に入ろうとしているが、まだまだ若手の力に怯んでいる場合ではなく、左ウィンガーとしてその才能を披露することは難しくないはずだ。来シーズンは彼がピッチで躍動する時間がもっと増えることを期待したい。
2024年05月01日 15:59
カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の決勝で、日本と対戦するウズベキスタンから主力2人が離脱したようだ。現地メディア『Qalampir.uz』が報じている。
記事によれば、代表チームを離れるのはDFアブドゥコディル・クサノフ(ランス)とMFホジマット・エルキノフ(アル・ヴァハダ)。ここまで前者は3試合、後者は4試合に出場。2人とも、同国史上初の五輪出場を決めたインドネシアとの準決勝に先発していた。
離脱の理由は、両選手の今大会における代表での活動は五輪出場が決まるまでと、それぞれの所属クラブとウズベキスタンサッカー協会(UFA)との間で取り決められていたという。同メディアは「『UFAは、この歴史的な出来事を祝うために、代表チームに支援してくれたランスとアル・ヴァハダに感謝の意を表したい』と関係者は述べた」と伝えている。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
ウズベキスタンはマレーシア(2−0)、クウェート(5−0)、ベトナム(3−0)と同居したグループDを3連勝で首位通過。準々決勝でサウジアラビアを2−0でくだし、準決勝でインドネシアに2−0で勝利し、パリへの切符を手にした。
日本とのファイナルは現地5月3日の18時30分(日本時間で4日の0時30分)にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 15:58
アーセナルは、イタリア代表MFジョルジーニョとの契約延長を準備しているようだ。
2024年05月01日 15:16
2024年4月28日の浦和レッズ対名古屋グランパス戦後、両チームのファンやサポーターによるSNS上でのやり取りが話題に。「原爆」とのワードを用いた過激な投稿があった騒動を経て、浦和が【SNS上での誹謗中傷について】と題して声明を発表した。
内容は以下のとおりだ。
「日頃より浦和レッズに熱いサポートをいただき、誠にありがとうございます。大変残念なことに、SNS上で、多くの方が犠牲になられた史実を引用した極めて悪質な投稿が確認されました。当該投稿は既に削除されておりますが、今一度私ども浦和レッズの考えをお伝えさせていただきます。
スポーツが日常にある幸せが広がっていくことを願う浦和レッズは、仮に「勝利のため」という理由が伴っていたとしても、社会正義に反する行為を肯定することは絶対にありません。
そして、「勝利のため」という理由で社会正義に反する行為を行う人を、サポーターとは認めません。
浦和レッズがパートナー、ホームタウン、そしてファン・サポーターのみなさまと共に実現を目指すものは、「強くて魅力あるチーム」、「安全・快適で熱気ある満員のスタジアム」、「自立し責任あるクラブ」であり、これらの実現に、社会正義に反する行為は不要です。
当該投稿に対し、社会の一員であり浦和レッズの一員であるファン・サポーターのみなさまが疑問を呈し、そして否定的な態度を表明してくださっていることを大変心強く感じておりますが、引き続きそうした「当たり前」をファン・サポーターのみなさまと共に浦和レッズ全員で継続的に実行してまいりたく存じます。
SNS上に限ったお話ではございませんが、誹謗中傷、或いはそれに類する行為は絶対におやめくださいますようお願い申しあげます。」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【記事】「イラクは死んでいた」「5失点でもおかしくなかった」大岩Jに完敗で、相手国のファンは憤慨「日本とはパフォーマンス、プラン、経験が明らかに違う」
2024年05月01日 15:06
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクに2−0で勝利。8大会連続のオリンピック出場を決めた。 これで騒がしくなってきているのが、本大会での久保建英の招集だ。A代表に定着しているため、大岩ジャパンでの活動には参加していないレフティは、まだ22歳のため、年齢の面では“通常枠”で出場できる。ただ、五輪には招集の拘束力がないため、所属するレアル・ソシエダの了承が必要となる。 大岩監督は以前、久保本人が出場に前向きだと明かしており、ファンからも参加を期待する声が出るなか、スペイン紙『Mundo Deportivo』は「クボとパリ大会。意見の相違があるかもしれない」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。「日本はオリンピック出場権を獲得した。彼らにはスター選手がいるが、ラ・レアルは彼の参加を望んでいない。ラ・レアルの選手たちはここ数日、ラ・リーガとチャンピオンズリーグ、カップ戦を組み合わせた非常に激しいシーズン中に蓄積された疲労が見て取れる」【動画】久保が不満を露わにしたゴール取り消し
同紙は「日本からの情報によると、日本サッカー協会は久保の意向はパリ大会に参加することだと主張している。しかし、クラブはタケがオリンピックに出場することには賛成していない。彼らは、この2024年がアジアカップ参戦ですでに日本のウインガーにとって非常に激しい年だったと理解しており、彼らのスター選手がリーグ開幕前の数週間にこれほどの消耗にさらされないことを望んでいる」と綴っている。「2024年オリンピックのサッカーはフランスの7つの都市で7月24日から8月10日まで開催され、次のラ・リーガのシーズン初戦は、まだ最終決定中であるが、8月16日に予定されている。これは、オリンピアンはプレシーズンに参加できず、リーグ開幕に向けて十分な準備を整えられないことを意味する」 記事は、ソシエダのロベルト・オラベSDは先日の来日時に、「クボはすでに2021年の東京五輪と今年のアジアカップに出場しているので、健康について考えよう。今日のフットボールのスケジュールは非常に厳しいので、選手たちのケアをしなければならない」と発言したと紹介。そのうえで、こう綴っている。「クラブはオリンピックのために選手を放出する義務はない。しかし、ラ・レアル関係者は昨日、我々の取材に対し、タケ・クボが招集され、オリンピックでの再出場を希望する場合、クラブと選手が話し合って合意に達するよう努めることを示唆した」 クラブは参加を望んでいないものの、まだ出場の目があるようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 15:00
パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップ。韓国は準々決勝敗退となり、40年ぶりにオリンピック出場を逃した。
『Money Today』によれば、今大会で奮闘を見せた21歳のFWイ・テソクは「自分のパフォーマンスよりも大会の結果に失望している。韓国国民の皆さんには本当に申し訳ない。ファン・ソンホン監督のインタビュー記事を見た。でも、選手たちにも大きな責任があるのは明らか。自分の調子は良かったが、チームのほうが大事。いい結果を残せず、監督にも申し訳ない」と謝意を口にしていたという。
韓国には兵役義務があるため、兵役免除がかかるアジア競技大会とオリンピックとの選手編成で育成におけるジレンマを抱えている状態にある。
また、韓国を下したインドネシアは今大会で躍進を見せているが、彼らは帰化選手による強化にも取り組んできた。
実はインドネシアの血を引く「偉大」な世界的スター5名
『Kyunghyang Shinmun』は、「韓国を破ったインドネシアのように二重国籍選手を誘致する方法を考える時期に来ている。『両親が韓国人の選手』だけにこだわるのは世界的な潮流ともそぐわない。ユルゲン・クリンスマン前代表監督はドイツ生まれの韓国系イェンス・カストロップ(ニュルンベルク)の選出を推していた。インドネシアはオランダで生まれた二重国籍選手4人が加わり、1956年大会以来初のオリンピック出場の可能性をとらえた」とも伝えている。
奥抜侃志や林大地と同じニュルンベルクに所属するカストロップは2003年生まれの20歳で、ドイツ人の父と韓国人の母を持つ(U-21ドイツ代表でもある)。ドイツ人の父と韓国人の母を持つイェンス・カストロップ
なお、在釜山日本国総領事館によれば、「(2011年に)韓国の国籍法一部改正に伴い、韓国では重国籍が認められることになりました。韓国においては兵役制度があり、韓国国籍を含む重国籍の男性は、18才になる年の3月末日までに韓国国籍を離脱しなければ、兵役義務が適用されます」とのこと。
2024年05月01日 14:37
元日本代表MFの前園真聖氏が、自身のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」で、現役時代のヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)への移籍について語った。
2024年05月01日 14:01
レアル・マドリードに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが、バイエルン戦を振り返った。
チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグが4月30日に行われ、レアル・マドリードは敵地でバイエルンと対戦。24分にヴィニシウス・ジュニオールが先制点を決めると、53分と57分に立て続けに失点して逆転を許したものの、83分にヴィニシウスがPKを決めて、試合は2−2のドローに終わった。
試合後、リュディガーはイギリスメディア『TNT Sports』で「勝てなければ、負けないことが大事で、僕たちはそれができた。少し下がり過ぎて簡単にゴールを許してしまったところもあると思う。それでも、同点に追いつくことができた。僕は試合前からフィフティーフィフティーの対戦だと言っていたよ」と振り返りながら、次のように続けた。
「最初の失点の場面ではもっとプレッシャーがかけられたと思うし、2失点目についてはジャマル(・ムシアラ)が素晴らしい選手だ。あのような状況が好きだし、誰かを責めるようなことはできない。まだいい結果だと思うよ」
また、8日に本拠地『エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ』で行われるセカンドレグに向けてリュディガーは「僕たちのサポーターがどのようなものかを彼らは知ることになる。僕たちは突破を目指しているし、それを来週見ることができると思うよ」と意気込みを語った。
【ハイライト動画】バイエルンvsレアル・マドリード
2024年05月01日 13:26
プレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)の会長であるハワード・ウェブ氏が、試合中に観客に対して判定について説明することを検討していることを明かした。4月30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグでは今季から試合後にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認作業中の審判間の会話を聞きながら分析する番組が放送されており、これにウェブ会長が自ら出演して、注目が集まった判定について議論を交わしているものの、試合中に審判が判定について公に説明するような機会はなく、判定が議論を呼ぶことは少なくはない。
このような状況を改善するためにウェブ会長は、来季からスタジアム内で観客に向けて判定の一部を説明できるようになる可能性を検討していることを明らかにした。しかし、国際サッカー評議会(IFAB)はスタジアム内での審判間のいかなる話し合いもライブで行うことを禁止する規則を設けており、現状はこの試みは実現不可能となっている。
それでも、PGMOLとしてはVARからピッチサイドのモニターでその場面を確認するために呼び出された審判が自身の決断を観客に伝えることはルールの範囲内で許されるべきことだと考えている模様で、それが可能かをIFABと協議していくことになるという。
すでに昨年2月に行われたFIFAクラブワールドカップではトライアル運用されていたが、果たして来季からプレミアリーグでも審判による判定への説明が試合中に行われることになるのだろうか。
2024年05月01日 13:02
元ブラジル代表のロナウドが、自身がオーナーを務めるクルゼイロの所有権を手放した。 現地時間4月29日、ブラジル1部のクルゼイロは、ロナウドが21年に取得した90パーセントのクラブ株式を、68歳の実業家ペドロ・ロレンソが保有する会社『BPW Sports』に7300万ユーロ(約113億1500万円)で売却したことを発表した。 ただロナウドはオーナーではなくなるものの、理事会メンバーとしてクラブとの関りは続いていくようだ。【PHOTO】来季レアル・マドリー加入の逸材、17歳エンドリッキがブラジル代表デビュー戦初ゴールから2戦連発弾!
21年12月に自身がプロデビューを飾ったクルゼイロをおよそ4億レアル(約120億円)で買収してオーナーに就任。2部に低迷していたクラブを2022年シーズンにカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権1部)復帰へと導いていた。 しかし、そのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで昨シーズンは20チーム中14位、今シーズンも4節を終えて7位と成績は上向かず、13年と14年に国内リーグを連覇したようなかつての名門の姿を見せられていなかった。そのため、一部のファンからロナウドの退任を求める声も上がっていたようだ。 ロナウドは株式売却の記者会見で、こう話している。「私たちは多くの困難に直面してきたが、その大半は乗り越えてきた。途中でつまずいたこともあったが、クラブの状況が非常に不安定であったことを考えると、今日は自分の義務を果たしたという気持ちでクルゼイロを引き渡すことができる」 さらに今後について質問されると、次のように答えた。「次はバジャドリーだ。その後はしばらく休みを取るつもりだ」 現在もオーナーを務めるスペイン2部のバジャドリーも、クルゼイロと同様に手放す意向を示した。「フェノーメノ(怪物)」と呼ばれた男の動向に中国が集まっている。構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部