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2024年06月16日 10:47
サッカーイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)は15日、米国出身のファビアン・ヒュルツェラー(Fabian Hurzeler)氏(31)の新監督就任を発表した。ヒュルツェラー氏は同リーグ史上最年少監督となる。 ヒュルツェラー氏は今季、ドイツ・ブンデスリーガ2部のザンクトパウリ(FC St. Pauli)をリーグ優勝に導いた。契約期間は2027年までで、今シーズン限りで退任したロベルト・デ・ゼルビ(Roberto De Zerbi)前監督の後任となる。 ブライトンでは、38歳のジェームス・ミルナー(James Milner)、33歳のダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)、32歳のルイス・ダンク(Lewis Dunk)ら一部の選手は自身より年上になる。 ブライトンのトニー・ブルーム(Tony Bloom)会長は、ヒュルツェラー氏のザンクトパウリでの手腕を評価したと説明し、「われわれがチームに望むプレーに合ったスタイルを持っている。サポーターの皆さんにも納得して楽しんでもらえると確信している」とコメントした。 ヒュルツェラー氏は「クラブにはユニークな歴史と未来への大胆なビジョンがある。このプロジェクトの一部になることができ非常に興奮している」と就任を喜んだ。 プレミアリーグでは2021年にライアン・メイソン(Ryan Mason)氏が当時29歳でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の暫定監督を務めたが、正指揮官としてはヒュルツェラー氏が史上最年少となる。 ■関連記事 ・ブライトンのデ・ゼルビ監督、今季限りで退任 ・ドルトムント、新監督にシャヒン氏 DFフンメルスは退団 ・ブライトン、230億円超のプレミア最高益を記録
2024年06月23日 10:36
EURO2024・グループE第2節が22日に行われ、ベルギー代表はルーマニア代表を2−0で下した。試合後、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド)が、『UEFA.com』を通して試合を振り返った。
17日に行われたスロバキア代表との今大会初陣を0−1で落とし、グループステージ突破のためには勝利が必須となったベルギー代表。スターティングメンバー4名を入れ替えて臨んだルーマニア代表戦は、開始直後にFWロメル・ルカク(ローマ/イタリア)の落としからMFユーリ・ティーレマンス(アストン・ヴィラ/イングランド)が豪快な一撃を突き刺して先手を取る。その後も試合をコントロールし、80分にはゴールキックが前線へ流れたボールをデ・ブライネが仕留めるなど、終わってみれば2−0と完勝。大会2試合目にして初勝利を飾った。
この試合の“主役”となったのは、間違いなくベルギー代表の7番だった。デ・ブライネは後ろからの組み立ての際に絶妙なポジションでボールを受け、“リンクマン”として攻撃を活性化させただけでなく、そこから両サイドへ散らした後は、自らもゴール前へ顔を出す。ゴール前での決定的なパスに加えて、自らフィニッシュに持ち込むシーンも多く、80分にはトドメの一撃を沈めてみせた。UEFA(欧州サッカー連盟)が選ぶPOTM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)にも選出されている。
デ・ブライネは2023年3月以降、ケガの影響もあってベルギー代表の活動に参加することができていなかったが、ドミニコ・テデスコ監督の信頼は揺らがなかった。試合後、テデスコ監督は「予選の間、彼を使うことはできなかったが、今の彼を見れば、このチームにどれほどまでにポジティブなエネルギーを与えてくれているかがわかるはずだ。そのような心境でピッチに立つ選手がいることは本当に重要だ」とデ・ブライネの試合に臨む姿勢を称賛した。
そんなデ・ブライネは試合後、「初戦に敗れた後も、僕はあまり心配していなかった」と告白。「スロバキア代表戦もプレー自体は悪くなかったと思う。確かに明らかなミスはあったし、僕らはゴールネットを揺らすことはできなかった。それでも、僕らは十分にチャンスを作れていた」とその理由を明かすと、「今夜の試合では継続して良いプレーができたし、勝利に値したと思う」と今大会初白星を誇った。
黒星となったスロバキア代表戦もチャンスの数は多かったと主張したデ・ブライネは、それこそがチームにとって重要な点であると力説する。「僕らには今大会に懸ける情熱もエネルギーもある。もっとポゼッションできれば、楽な試合は増えるとも思うが、僕は今現在の状況で、できる全てを尽くしたい。重要なのは、チャンスを作ること、そしてそれを繰り返すことだ。もう少しうまくフィニッシュまで持ち込めたら理想的だけど、チャンスを作れていることが大事なんだ」と語った。
また、ルーマニア代表戦のベルギー代表は、初戦で採用した4−2−3−1から布陣を変更。3−4−1−2のような形で戦ったが、デ・ブライネはこの形のメリットについて「周囲の選手がユーリとアマドゥ(・オナナ)を見つけやすくなり、あらゆる局面で4対3の状況を作れたこと」と説明。ただし、「どのフォーメーションにも長所と短所がある。僕ら選手は、監督の最終的な決断に従うだけだ」と話し、監督が用意したやり方のなかで最善を尽くすと誓った。
加えて、自身の今大会初ゴールはゴールキックから生まれたものだったが、ゴールキックをどのようにスタートさせるかはトレーニングからやり続けた形だったという。「僕らは少しばかりのプレッシャーを受けていたし、ゴールキックがスペースに入るのも見えていた。だからこそ、僕は相手GKより先にボールに触る必要があった。結果的にゴールにつながって良かったよ」と振り返った。
この後、ベルギー代表は決勝トーナメント進出を懸けて、26日にウクライナ代表との一戦に臨む。
【ハイライト動画】ベルギーが今大会初勝利!
2024年06月23日 10:25
[J1第19節]東京V 1−0 名古屋/6月22日/味の素スタジアム
名古屋グランパスは6月22日、J1第19節で東京ヴェルディと敵地で対戦。スコアレスで迎えた52分に先制点を奪われ、終盤のパワープレーも実らず、0−1で敗れた。
シュート数は東京Vが7本に対し、名古屋は13本。特に後半はホームチームの約3倍の11本も打ったが、最後まで1点が遠く、リーグ戦は4戦未勝利となった。
試合後の会見で、長谷川健太監督は「1点をなんとかこじ開ける力が、今チームには必要」と話し、こう続けた。
【PHOTO】勝利を信じ駆けつけた名古屋グランパスサポーターの声援が、飛田給の夜空に響き渡る!(Part1)
「やっぱり個の力は必要だと思う。前線のタレント、特に真ん中の選手が点を取らないとチームに勢いが出ない。ここから後半戦に入るので、しっかりと勢いをつけられるように準備をしていきたい」
また、前半戦の総括を問われると、指揮官は次のように答えた。
「初めはなかなか勝点も得点も取れないなかで、怪我人が少し戻ってきて、中盤戦は勝点を積み上げていって、攻撃の形も徐々にでき始めて、チャンスも作れるようになりました。ここからは決め切る、最後の部分にこだわっていきたい」
暫定ながら9位でシーズンを折り返した名古屋。指揮官が口にした攻撃面の課題を改善し、後半戦でさらなる上位進出を狙いたい。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年06月23日 10:20
エースの存在感が際立った一戦だった。
鹿島アントラーズは6月22日、J1第19節で浦和レッズと埼玉スタジアム2002で対戦。鈴木優磨の2得点でリードして試合を折り返したが、途中出場の武田英寿に2点を決められ、2−2で引き分けた。
前半は今季最高とも言える内容だった。特に、浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督が「前半はスズキが支配した。彼の素晴らしいフォワードぶりを見せつけられました」と絶賛したほど、鈴木の働きが光った。開始3分に師岡柊生のシュートのこぼれ球を押し込んで先制弾。42分には安西幸輝のクロスから追加点を挙げた。
この2得点で今季のゴール数を「10」とした鈴木は、以下のようにコメントした。
「浦和戦も普通の試合と言い聞かせていたけど、すごく特別なゲームだと僕自身は思っている。(これまで)悔しい思いをしてますし、このスタジアムで点を取るのは、どこのスタジアムで点を取るより嬉しい。浦和へのリスペクトもあります。でも、やっぱり勝ちきれなかったのは悔しい」
【動画】鹿島×浦和のハイライト
前半から攻守に奮闘していた鈴木は、浦和に1点差に詰め寄られた後の88分に足がつってベンチに下がった。そして自身が不在のなかでチームはアディショナルタイムに失点し、同点で試合を終えた。
「自分に一番イラつきました。やっぱり僕が最後までピッチに立つべきだと思います。足とかつらないで、90分走れるようになるのが一番大事かなと個人的には思います」
次節は中3日で勝点で並ぶ3位ガンバ大阪と対戦する。鈴木は以下のようにチームメイトへの奮起を促した。
「これからまた上位陣との対戦があるので、何人が本当にこの経験をちゃんと活かそうと思うか、もう同じ思いをしたくないと思えるか。俺関係ねえやっていう選手が出てこないように、全員で全員の責任だと受け止めていきたい」
チーム一丸となって、勝利を掴めるか。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年06月23日 10:09
6月22日、湘南ベルマーレはJ1第19節でFC東京とホームで対戦し、0−1で敗れた。
2024年06月23日 10:00
現在、コパ・アメリカを戦っているカナダ代表。2022年には36年ぶりのワールドカップ出場を果たした。
そうしたなか、セルティックに所属するカナダ代表DFアリスター・ジョンストンがXに投稿したメッセージが話題になっている。
「ここに写っている僕と他の白人選手2人も移民の息子だと言ったらどうする?これがカナダだ。僕らの強みは多様性であり、それが我が国を特別なものにしている。悲劇ではない」
これは「カナダ代表の2000年と2024年を比較。超悲劇的だ。カナダほど急速に人口の入れ替えが進んでいる国はほとんどない」という投稿に反応したもの。🇨🇦 Canadian football team in 2000 vs. 2024.
So tragic. Few countries are undergoing population replacement as rapidly as Canada. pic.twitter.com/YIIJv9qjIO
— Keith Woods (@KeithWoodsYT) June 22, 2024
2024年のカナダ代表にはジョンストンの姿も映っている。
帰化した国の代表チームでレジェンドになった10名
カナダ政府は、2025年に受け入れる永住者数を50万人に増やすことを決定している。これは2015年の2倍に当たる数。
『CBC』によれば、移民による人口増加に住宅供給数が追い付いておらず、住宅価格が高騰する問題が起きており、国民の4人に3人が移民増加が住宅危機を悪化させていると世論調査で回答しているそう。
2024年06月23日 09:55
ユヴェントスはアストン・ヴィラからブラジル代表MFドウグラス・ルイスを獲得することで合意したようだ。22日、イギリスメディア『BBC』やイギリスメディア『アスレティック』などが伝えている。
報道によると、ユヴェントスはD・ルイス獲得のために5000万ユーロ(約86億円)ほどをアストン・ヴィラに支払うことで合意に達した模様で、来週中にメディカルチェックを受けることになるという。
また、この取引の一環として契約は別々になるものの、アストン・ヴィラはユヴェントスからU−21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニオールとアルゼンチン人MFエンソ・バレネチェアの2選手を獲得する見込みで、2200万ユーロ(約38億円)にボーナスの300万ユーロ(約5億円)を支払うことになるようだ。さらに、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両選手の契約には10パーセントの売却条項も付随していることが伝えられている。
なお、当初はバレネチェアではなく、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーが交渉に含まれていたが、給与の問題が障壁となり、契約を締結することが不可能となり、代わりにバレネチェアが取引に含まれることとなった。
2023−24シーズンのプレミアリーグで4位に終わったアストン・ヴィラは、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したものの、プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)を遵守するために今夏の売却の必要性が求められており、主力として活躍したD・ルイスを売却する決断に至ったと見られている。
現在26歳のD・ルイスは、若くして母国のヴァスコ・ダ・ガマを離れ、マンチェスター・シティへ加入。加入直後の2年間はジローナにレンタル移籍となるなど、マンチェスター・シティのトップチームでは出番に恵まれなかったが、2019年夏に完全移籍加入したアストン・ヴィラでは主力に定着。2023−24シーズンは公式戦通算53試合の出場で10ゴール10アシストを記録し、CL出場権獲得に大きく貢献を果たした。
一方、現在20歳のイリング・ジュニオールはチェルシーの下部組織出身で2022年にユヴェントスに移籍し、2023−24シーズンは公式戦27試合に出場した。また、現在23歳のバレネチェアは2020年からユヴェントスの下部組織に所属し、昨夏にはフロジノーネへの期限付き移籍を経験。セリエAでは36試合に出場するなど、主力としてプレーしていた。
2024年06月23日 09:55
[J1第19節]東京V 1−0 名古屋/6月22日/味の素スタジアム
東京ヴェルディは6月22日、味の素スタジアムで行なわれたJ1第19節で名古屋グランパスと対戦し、1−0で勝利した。
この一戦にフル出場し、ゴールを決めて勝利の立役者になったのが翁長聖だ。
52分、右サイドからカウンターを仕掛け、翁長とのワンツーで抜け出した木村勇大が、敵陣に入ったところで名古屋の山中亮輔に背後から引っ張られて倒される。ファウルかと思われ、選手たちの動きが一瞬止まるなか、プレーを止めなかった翁長がこぼれ球を拾ってそのまま持ち運び、芸術的なループシュートでネットを揺らした。
【動画】翁長の芸術ループ弾!
この試合では、Jリーグが審判交流プログラムによって招聘しているイングランド人のダレン・イングランド氏が主審を担当していた。それも少なからず影響しているだろうが、ダレン主審は接触プレーでのファウルにアドバンテージを適用する傾向が強かった。
実際、翁長も得点の場面を「たぶんファウルだったと思うんですけど、今日の審判は流すって全員が認知していたので、あそこで追いかけた」と振り返る。
また、東京Vの城福浩監督は普段から、主審が笛を吹くまでプレーを止めないことを選手に徹底させており、「ハーフタイムに監督からもそれを言われたので、意識しながらやっていた」と翁長も語る。
ちなみにループシュートは「狙い通り」だったようで、「最初は中に(クロスを)上げようとしていたんですけど、ディフェンスが完全に中にいたし、キーパーと1対1になって、キーパーが出てきたので、ループの手段も持ちつつ、最後の判断でそうしたのが上手くいった」と明かした。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年06月23日 09:46
まさに救世主と呼べる活躍だった。
2024年06月23日 09:37
[J1第19節]東京V 1−0 名古屋/6月22日/味の素スタジアム
6月22日に行なわれたJ1第19節で、東京ヴェルディは名古屋グランパスと味の素スタジアムで対戦。52分に翁長聖のゴールで先制した東京Vは、終盤に名古屋の猛攻を受けるが、GKマテウスの好セーブなどで凌ぎ切り、1−0で勝利した。
試合後、東京Vの城福浩監督は「味スタでサポーターと一緒に喜び合えたこと、ラインダンスができたことが本当に良かった」と安堵した表情で振り返った。
【動画】翁長の芸術ループ弾!
それもそうだろう。前節のアウェーでのサンフレッチェ広島戦は1−4で敗戦し、「差を見せつけられた」(城福監督)。
「前節は完敗して、我々としたらもう一度、自分たちの目ざすものをしっかり確認する作業が必要だった。それを映像なり、トレーニングなりで、みんなで意思統一をして、名古屋対策というよりも、我々が立ち返るところをしっかり共有して今日の試合に臨めたことが、特に前半はプラスに働いた。
前半のような戦いのなかで、できれば得点を取りたかったが、名古屋という大きなクラブを相手に臆することなく、我々のサッカーを表現できて、最終的に勝点3を取れたのは自信になる」
15節のFC町田ゼルビア戦を0−5で落とした東京Vは、翌節のヴィッセル神戸戦を1−0で勝利。前節の広島戦も完敗だったが、今節を1−0でモノにしている。大差で負けたあとは、その悪い流れを引きずってしまうケースもあるだろうが、東京Vは見事に立て直し、リーグ戦ではまだ連敗をしていない。
どのようにマネジメントして勝利に導いているのか。城福監督は「大敗という言い方が良いかどうかは分からないが」としつつ、こう続けた。
「やっぱり選手も、その時に問題が絞り切れないところがあるなかで、スタッフと話し合って、特に負けたあとは問題点をかなり削ぎ落として、10個言いたいところをひとつかふたつにしている。
それが正解ならずっと連勝しているんだろうけど、まだ足りないところがあるから大敗することもある。彼らはまだ成長過程にある選手たちなので、100点満点を要求するのではなく、我々が目ざすもののどれかにフォーカスして取り組ませることを心掛けている」
チームが連敗しない理由のひとつに、指揮官とスタッフの巧みなチームマネジメントがあった。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年06月23日 09:25
リバプールに所属する日本代表MF遠藤航が、フジテレビ系列で放送されたバラエティ番組「ぽかぽか」に出演。試合中に相手選手と話している内容を明かした。
お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さんから、ピッチ上で判定など、プレーがストップしている間に相手の選手と会話するケースはあるのかと問われると、遠藤は肯定する。
「結構ありますね。プレーが切れている時に、『あのプレーどうだった』とか、怪我している人がいたら『怪我、大丈夫かな』とか。『オフサイドだったか、オフサイドじゃなかったか』、『あれはファウルだったか、ファウルじゃなかったか』みたいな、微妙な判定を相手の選手と話したりとか」
【動画】リバプール遠藤航の愛息がアンフィールで披露したキレキレプレー
この回答には、スタジオ内からは驚きの声が上がる。そして、ハライチの澤部佑さんから、ノーファウルでも自身のプレーがファウルだったと認める場合もあるのかと尋ねられると、遠藤はうなずき、こう続けた。
「僕の場合よくあるのは、結構ガッと強くいってファウルじゃなかった時。でも、僕もファウルっぽいなと思う時があるので、その時は『たしかに、さっきのはファウルだったね』みたいのはあります。全く知らない選手と話したりもします」
一方、澤部さんから相手選手を褒めたことはあるのかという質問には、遠藤は笑顔をまじえ「さすがに褒めたことはないですね」と述べた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月23日 09:06
サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)は22日、グループリーグの試合が行われ、グループFのポルトガルは3-0でトルコに快勝し、16強入りを決めた。
2016年大会覇者で、今大会の優勝候補にも挙げられているポルトガルは、21分にベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)のゴールで先制すると、28分にオウンゴールで追加点。56分にはゴール前でGKと1対1になったクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がパスを選択するチームプレーを見せ、これを受けたブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)が落ち着いて流し込んだ。
内容的にも完勝を収めたポルトガルは、これでチェコとの初戦から2連勝とし、組首位通過が確定した。26日のグループ最終戦ではジョージアと対戦する。
ジョージアは同日、チェコと1-1で引き分け、主要国際大会で初の勝ち点を獲得した。
試合はジョージアがゲオルゲス・ミカウターゼ(Georges Mikautadze)のPKで前半に先制したが、チェコも後半にパトリック・シック(Patrik Schick)のゴールで追いつき、勝ち点1を分け合った。
グループFはポルトガルが勝ち点6で首位に立ち、トルコが同3で2位、チェコとジョージアが同1で並んでいる。
グループEのベルギーは2-0でルーマニアに勝利。初戦スロバキア戦の黒星から立て直し、勝ち上がりへ望みをつないだ。
ベルギーは開始2分にロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の落としからユーリ・ティーレマンス(Youri Tielemans)が先制のゴールネットを揺らすと、80分に主将ケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)が勝負を決める2点目を入れた。
同組はこれで全4チームが勝ち点3で並ぶ混戦となっている。最終節はベルギーがウクライナと、ルーマニアがスロバキアと決勝トーナメント進出を懸けて顔を合わせる。
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2024年06月23日 09:00
元アーセナルのポール・マーソン氏が、『Football’s Greatest』の番組内でプレミアリーグ史上最高の選手について見解を述べ、話題となっている。
2024年06月23日 09:00
イスラエル軍によるガザ地区への攻撃が続いている。
『Al Jazeera』によれば、イスラエル軍による空爆でパレスチナのアル・アハリでプレーしていたプロサッカー選手が妻子とともに死亡したという。ガザ地区にある教会近くの自宅が爆撃され、一家は命を落としたそう。
昨年3月にもパレスチナの有名選手が空爆によって死亡している。パレスチナサッカー協会によれば、2023年10月以降のガザ侵攻でアスリート157人が死亡しており、そのうち90人以上がサッカー関係者だという。
欧州で「最も嫌われている」5つのチーム
同協会によると、ヨルダン川西岸地区とガザ地区では22のスポーツ施設が破壊されてもいるそう。
2024年06月23日 08:56
韓国代表ソン・フンミンへの人種差別的発言騒動は、母国ではまだ収拾していないようだ。
発端となったのが、トッテナムに所属するウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールのコメントだ。母国のテレビに出演した際、司会者から同僚選手のユニホームを求められ、「ソニー(ソン・フンミン)の? みんな同じように見えるから、ソニーの従弟かもしれないよ」とジョークを言うと、「みんな同じように見える」というのはアジア人に対する人種差別だと批判が殺到したのだ。
ベンタンクールは自身のインスタグラムのスト―リーで、「ソニー、起きたことについて謝罪する。あれはただの悪い冗談だった」と釈明。だた、正式な謝罪ではなく、「冗談では済まされない」とさらにバッシングを浴びた。
そして、ソン・フンミンは6月20日、トッテナムの公式Xを通じて、こうコメントした。
「ロロ(ベンタンクール)と話した。彼は間違いを犯した。彼もそれを理解して、謝罪した。ロロは故意に不快なことを言うつもりはなかった。私たちは兄弟であり、何も変わっていない。我々はこれを乗り越え、団結し、プレシーズンに再び集まり、一つになってクラブのために戦うつもりだ」
【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット
さらに、ベンタンクールも自身のインスタグラムで、再び謝罪した。
「私の発言で誰かが不快に感じたなら、心からお詫び申し上げます。しかし、私は決して他の誰かについて言及したわけではないことも知っていただきたい。ソンにだけについて言及したので、直接的または間接的に誰かを不快にさせる意図はまったくありませんでした」
韓国メディア『Mania report』によれば、この投稿に対して、「謝罪なのか、言い訳なのか」「韓国に来るのではなく、人種差別教育を受けろ」「トッテナムが訪韓する時に、どうやって来るのか」「韓国に絶対来るな」という声が上がり、火に油を注ぐ格好となっているという。
トッテナムはプレシーズンツアーで訪韓し、8月3日にバイエルンと対戦する。果たして、ベンタンクールはどのように迎え入れられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月23日 08:30
セリエAのユヴェントスが、OGCニースのケフレン・テュラムの獲得を狙っていると『Football Italia』が報じている。
このオールドレディはこの23歳のフランス人ミッドフィルダーの獲得に強い興味を示しており、1500万〜1800万ユーロで獲得できる見込みであるとのこと。テュラムとニースとの契約は2025年までとあと1年間を残しているが、ケフレン本人はこの契約を更新するつもりがない。ユヴェントスはフランス代表にも選ばれた経験のある彼を格安で獲得できるチャンスとみている。ただセリエAのライバルであるインテルや ACミランも同様に注目しており、移籍実現の可能性はまだなんとも言えない。
それでもユヴェントスが期待しているのは、何を隠そう彼の父がOBのリリアン・テュラム氏であるからだ。その父がこのクラブで4度のリーグ制覇に貢献し、キャリアの全盛期を過ごしただけに、息子のユヴェントス愛も強いかもしれない。
果たして親子2代でユヴェントス所属の選手となる日が来るのか、今後の動向に注目したい。