2024年06月25日 11:30
EURO史上初となる6大会目の出場を果たしたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。39歳になった現在も現役バリバリでプレーを続けている。 そのロナウドとレアル・マドリーとユヴェントスでともにプレーした元ドイツ代表サミ・ケディラの発言が話題になっている。 『FIVE』で元イングランド代表リオ・ファーディナンド相手にこんな話を明かしていたのだ。 「当然ながら、クリスティアーノにはエゴがある。でも、彼がユヴェントスに来た時、素晴らしい若手選手だったフェデリコ・キエーザがいた。 彼は携帯電話を持ったままジムに行った。それを見たクリスティアーノは、『何をしてるんだ、どこに行くんだ』って感じだった。フェデは携帯を持ってジムに行くんだけどってね。 (ロナウドは)『聞けよ。携帯は必要ない。ジムに行って、取り組め。InstagramやTikTokなんかやるな。自分の仕事に集中しろ』と。Wow!って感じさ。若手だったフェデは、『分かりました…携帯なしで行きます』って感じだったよ。 でも、ロナウドが来てからユヴェントスは練習の質が別次元になった。彼は全てのシュートを枠内に飛ばしていたからね。金のためにプレーするのではなく、一杯のワインやディナーのためにプレーしようって。彼は常に負けず嫌いだけど、フレンドリーで素敵で謙虚な男さ」 ロナウドは33歳だった2018年にユーヴェに加入すると2021年までプレー。一方、キエーザは22歳だった2020年に加入している。 驚くべき筋肉をつけたサッカー選手10名、その「変化」を見る 意識の高いロナウドが加入した効果は絶大で、ユーヴェの練習は別次元になったとか。
2024年06月29日 04:09
オランダ代表のキャプテンとしてEURO2024を戦うDFフィルジル・ファン・ダイクが、一部のファンやメディアによる批判について言及した。28日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
グループDを1勝1分1敗の3位で突破し、なんとか決勝トーナメントへの進出を決めたオランダ代表。1988年大会以来2度目の優勝に向け大きな期待を集めながら開幕を迎えた“オレンジ軍団”だったが、ここまでは本来のパフォーマンスを発揮できていない。第3節オーストリア代表戦での敗戦後には、元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏から、「恥ずべきパフォーマンス」と酷評されるなど、少なくない批判がチームに集まった。
そんななか、ファン・ダイクはチームへのバッシングについて、「批判を受けるのは理解している」とコメント。「全体的にもっと良くできるはずだし、そうあるべきだ。僕たちは自分たちを過大評価しているのかもしれない」と厳しい言葉を自らに向けている。
一方で、「オーストリア戦の敗戦後、沢山のことを議論しなければならなかったし、沢山のことを分析しなければならなかった」と改善への取り組みが行われたことを強調。続けて、「うまくいかなかったのは戦術の問題ではない。それは勝利への意欲の問題だった」と見解を示し、「だから僕たちはその点について厳しい言葉で話し合った」と明かした。
なお、オランダ代表は来月2日にベスト8進出をかけてルーマニア代表と対戦する。
2024年06月29日 03:13
EURO2024・ラウンド16のデンマーク代表戦を控えるドイツ代表に、思わぬアクシデントが発生したようだ。28日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』などが伝えている。
グループAを2勝1分の首位で突破し、決勝トーナメントへと駒を進めたドイツ代表。開催国として本大会に臨んでいる同国代表は、28年ぶりの欧州制覇に向けて順調な歩みを続けているが、28日に行われるラウンド16のデンマーク代表戦を前にして、予期せぬトラブルに見舞われたという。
現在、バイエルン州に位置するヘルツォーゲンアウラッハでトレーニングを行うドイツ代表は、午前11時から前日練習の開始を予定していた。しかし、ドイツ南部での豪雨による大規模な洪水の影響により、練習場では大量の蚊が発生。高い湿度も重なったことで、その数は増加し、殺虫剤を散布する事態に陥ったようだ。
しかし、この行為が逆効果に。殺虫剤が発する異臭があまりに強烈だったため、わずかなトレーニングすら行うことができずにセッションは中止。急遽、時間を変更してトレーニング開始は先送りとなった。なお、ドイツメディア『スカイ』によると、太もも裏の肉離れによってデンマーク代表戦への出場が不透明となっているアントニオ・リュディガーは、前日練習に参加した模様だ。
2024年06月29日 00:26
スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが、EURO2024・ラウンド16のイングランド代表戦に向けた決意を語った。28日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
全チームが1勝1分1敗を記録し、4カ国が勝ち点「4」で並んだ“大混戦”グループEを3位で突破したスロバキア代表。史上初のベスト8進出を目指して、30日にイングランド代表とのラウンド16に臨むスロバキア代表の主将シュクリニアルは、対戦相手の力量が脅威と認めたものの、自分たちにも勝ち抜くチャンスがあることを強調した。
シュクリニアルはイングランド代表の印象について、「彼らは個々のクオリティを頼りにしていて、試合を決められる選手がいることは理解している」とコメント。一方で、「だからこそチームワークで対処できると思うんだ」と勝利に向けたポイントを口にしている。
また、「初戦(セルビア代表戦)でも、彼らは自らが“イングランド”だということを意識して臨んだが、彼らは結果という観点から物事を管理しなければならない」と優勝候補独自の評価基準が設けられている対戦相手の状況を分析。続けて、「メディアもファンも試合後は批判的で、僕たちよりもずっとプレッシャーがかかるだろう。それは僕たちにとって有利に働くはずだ」と自国のメリットを指摘した。
2024年06月29日 00:00
6月20日に開幕を迎えたコパ・アメリカ2024。
2024年06月28日 23:55
今週、リヴァプールなどでプレイしてきたGKロリス・カリウスとイタリアの人気リポーターであるディレッタ・レオッタさんが結婚式を挙げた。
結婚式はシチリア島の海辺で行われたようで、2人のInstagramにも幸せそうな写真や動画が多数投稿されている。
2人は2022年より交際をスタートさせ、昨年に婚約。昨年には娘アリアちゃんも誕生し、シーズンオフとなった6月に挙式することを選んだようだ。
カリウスは今季ニューカッスルに所属していたが、クラブとの契約は今季限りで切れる。伊『TuttoSport』によると、レオッタさんはイタリアでのプレイを希望しているという。ニューカッスルは遠くて不便だったらしく、次のように語っている。
「私はミラノに住んでいるから、ミラノに近いのが私たちにとっては理想的かな。私はいつも彼に、セリエAに来た選手はイタリアに恋をして、ずっとそこに留まることが多いらしいよと伝えているの。彼もそうなるかもしれないしね。モンツァか、イタリアのチームに加入すべきよ。家族の近くでプレイしてくれたら嬉しい。ニューカッスルは直行便がなくて、不便だもの」
カリウスもイケメンサッカー選手であり、レオッタさんも美人リポーターとして人気が高い。まさに美男美女と言うべき2人で、レオッタさんの希望通りカリウスがイタリアへ向かう場合は何かと話題を呼ぶことになりそうだ。
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2024年06月28日 23:14
メスに所属するジョージア代表FWゲオルゲス・ミカウターゼに、フランス国内の複数クラブが関心を寄せているようだ。28日、フランスメディア『フット・メルカート』が伝えている。
現在23歳のミカウターゼはメスの下部組織出身で、2019年12月にトップチームデビューを飾った。その3日後には4年間のプロ契約を締結すると、2021−22シーズンから2シーズン続けてベルギーのスランにレンタル移籍。メスに復帰した2022−23シーズンは公式戦40試合出場24ゴール8アシストをマークし、クラブをリーグ・アン昇格に導いた。しかし、2023年8月に加入したアヤックスでは公式戦9試合に出場しながら無得点と沈黙。それでも半年後にレンタルでメスに戻ると、最終的にチームは降格となったものの、出場したリーグ戦20試合で13ゴール4アシストを記録した。
そんなミカウターゼは、ジョージア代表の一員として現在開催中のEURO2024に参加中。ここまで得点ランキングトップとなる3ゴールを挙げ、EURO初出場ながら決勝トーナメント進出を決めたジョージア代表の中心選手として活躍している。
同メディアによると、評価が急上昇している同選手の市場価値は、今や2000万ユーロ(約34億円)を超える勢いである模様。5月にメスが買い取りオプションを行使したことで、アヤックスからの完全移籍に移行したばかりのミカウターゼだが、レンヌやスタッド・ランス、リヨン、マルセイユなどが関心を寄せており、なかでもモナコはすでに代理人と交渉を行なっているという。
しかし、現時点では合意には至っていない様子。本人はリーグ・アンでのプレー続行を希望していると報じられているが、今後もミカウターゼの去就には大きな注目が集まるだろう。
2024年06月28日 23:00
2024明治安田J1リーグも20試合を終えて、いよいよ後半戦の戦いがスタートした。
現在首位を走るのはJ2から昇格し、J1初挑戦のFC町田ゼルビアだ。2023シーズンに青森山田高校の監督から町田の監督に黒田氏が就任して以降、着実なステップアップを果たしてきた町田はJ1の舞台でも躍動している。
町田はここまで20試合を終えて、12勝4分4敗で勝ち点を40まで積み上げた。2位の鹿島、3位のG大阪との勝ち点差は2と接戦ではあるが、前半戦を終えて町田が首位に立つことを予想できた者は少ないかもしれない。
そんな町田の快進撃に驚いているのは米『ESPN』だ。同メディアは「8度の優勝を誇る鹿島アントラーズから、前回優勝のヴィッセル神戸、そしてガンバ大阪、サンフレッチェ広島、FC東京といった常連チームまで、首位との差がわずか7ポイントであり、いずれのチームも今シーズンはトップの座を狙えると信じる理由があるだろう」と、ここまでのJ1を振り返った。そして続けて「しかし山頂では、現在あまり聞き慣れない名前が先頭を走っており、それは実に驚くべきことだ」と綴り、首位を走る町田の快進撃に驚いている様子。
さらに同メディアは「今シーズン、降格争いを強いられると予想されていたゼルビアがまさかのタイトル争いに加わったことは驚くべきことであり、彼らの物語はさらに面白さを増している」とも綴っており、タイトルレースのトップを走る町田を称賛している。
球際の激しさやロングスローなどの町田の戦い方は議論を呼ぶこともあるが、同メディアは黒田監督率いる町田のサッカーをこう評価している。
「ポゼッションサッカーの美徳が称賛される時代で、 黒田監督の[4-4-2]のフォーメーションで、選手全員が90分間全力で走り回り、往年のウィングプレイで相手を攻略しようとするゼルビアのハイペースかつダイレクトなスタイルには、どこか清々しいものを感じる」
ここ最近は様々なことで話題を呼んでいる町田。直近2試合はスコアレスドローが続いており、不安な声もあがっているが、変わらず首位をキープできている。ここまででも十分な出来と言えるが、黒田監督、そして町田の選手たちが狙うのは優勝だろう。
とはいえまだ後半戦も始まったばかりで、ここから長い戦いが待っている。まずは、現在首位の町田が今週末のG大阪との上位対決を制することができるのか、注目だ。
2024年06月28日 22:00
エナジードリンクの販売を世界的に展開する『レッドブル』が、J3・大宮アルディージャの経営に参画することが報じられている。
2024年06月28日 21:15
欧州サッカーの祭典「EURO2024」は激戦のグループステージが終わり、いよいよ負ければ終わりのノックアウトステージが日本時間6月29日(土)深夜から幕を開ける。
同大会を放送・配信するWOWOWは、ノックアウトステージも全15試合を日本語実況・解説つきで生中継する。
「ワールドカップよりもグループステージ突破が難しい大会かもしれない」と、各国のレベルの高さに舌を巻いたのは、WOWOWで解説を務める坪井慶介氏。
元日本代表でW杯にも出場した坪井氏の目に、今大会はどのように映っているのかー。決勝トーナメントの展望とあわせてWOWOWが実施したインタビューを紹介する。スペインとドイツは頭一つ抜けている印象
――グループステージ(GS)全体の印象は?
W杯でもそうですが、どの国もGSは苦労するんだなと感じました。スムーズに勝ち上がっているのはスペインとドイツ、ポルトガルぐらいで、あとはどの国も苦労している印象があります。
もしかしたらW杯よりもGS突破が難しいと言える大会かもしれません。強豪国と呼ばれる国以外のチームでも非常に良いサッカーをしていると思います。そういう意味で、GS突破はやはり厳しいものだなと感じました。
優勝候補にも挙げられるイングランドには、メンバーは良いけどいつも苦戦する印象がありました。今大会もここまでは難しい状況にあるなと感じます。
メンバーを見れば見るほど、とんでもないチームだと思っていましたが、蓋を開けてみると“おやおや?”という印象が正直なところです。良い選手が集まるだけでは勝てないというサッカーの面白さを感じます。
――改めてポテンシャルの高さを感じた国は?
スペインとドイツは、選手層もそうですが、戦術的にも4-3-3、あるいは4-2-3-1で洗練されている印象です。
ボールポゼッションはもちろんですが、ボールを奪ってからも速い。中も外も使える。なんでも出来るチームだなという印象です。
選手層とやっているサッカーは頭一つ抜けていると感じていますし、順調にいけば準々決勝で両国が当たってしまうのはもったいないですね。
また、ポルトガルは個人的に注目している国の一つです。若くて良い選手もたくさんいますが、ぺぺ(ポルト/41歳)など、同世代の選手が活躍している点も注目している理由の一つです。
クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)も39歳ですよね。その年齢でトップレベルで活躍しているのは本当にすごいことです。個が強すぎるゆえにチームとしては上手くいかない可能性もある中で、ちゃんと結果を出してきている点は素晴らしいなと思います。
ある記事で、ジョアン・カンセロ(バルセロナ)が「(ロナウドは)ピークを過ぎているけど、色々な意味で影響力があるし、チームのために戦っているから代表でもできるんだ」といった趣旨の発言をしていました。若い選手が“彼はピークを過ぎている”と言えている環境は良いことだと思います。
僕はチームが結果を出していく上では、必ず経験豊富な選手が必要だと思っています。一方で、若い選手が育っていかないとチームのサイクルは回っていきません。そこをどれだけ上手くやるかが監督の仕事だと思っています。
僕自身、自分では(ベテランとしての振る舞いが)出来ていると思っていても、周りから見るとそうじゃないといったジレンマを感じていた時期がありました。ポルトガルの状態を見る限り、そういう意味でもとてもいい状態にあるんだろうなと感じます。
――優勝候補に挙げられているフランスの印象は?
点が取れない印象ですね。エムバペやデンベレ(ともにパリ・サンジェルマン)、テュラム(インテル)など個の力で点が取れる選手たちが揃っているのに、ここまでは点が取れていない。その背景には、欧州各国の守備の固さとGKのレベルの高さが影響しているのかもしれません。
今大会は4-3-3や4-2-3-1のシステムを採用しているチームが多いですが、守備時には5バックに可変して守ったり、そのまま中盤でガチっと嵌めて守ったりと、守り方がすごく洗練されている印象があります。強力なサイドアタッカーがいるときは、後ろの枚数を増やすだけでなく、前の選手たちもおりてスペースを消すといったやり方がかなり洗練されている印象は受けます。
一方、攻撃の部分ではウィングが非常に重要だと思っていて、ここで1枚2枚と剥がせると一気に相手の守備組織が崩れます。ウィングが中に入ってサイドバックが上がってくる形でも良いですが、どちらにしてもサイドで剥がせる選手がいるかどうかが重要かなと思います。
――GS全体を通して最も印象的なチームは?
スペインはやっぱり強いと感じました。ラミン・ヤマル(バルセロナ)もそうですけど、ニコ・ウィリアムズ(アスレティック)もすごい。ロドリ(マンチェスター・シティ)やペドリ(バルセロナ)といった真ん中のラインもそうですが、ウィングが強烈です。
現代のサッカーは中央のラインだけではなく、ウィングの部分で相手を剥がせるか否かはかなり重要だと思っています。その点でスペインの両翼は状態が良いなと感じます。
――今大会を通じて、日本サッカーが見習うべき点はありますか?
僕は守備の人間なので、ディフェンスのところに注目しています。先日、遠藤航(リヴァプール)と話す機会がありましたが、やはりボールを奪いに行くところに欧州と日本ではまだ差があるなと。
ボールを奪いに行くスピードと寄せる距離感が違う。奪うためにはボールホルダーの近くに行かないといけないけど、怯んで間合いを空けたらボールは取れないし、下がったらチームとして怒られるそうです。
ボランチが抜けていった選手についていく方がDFラインは崩れずにリスクは小さく済むかもしれないけど、欧州の選手はそこでDFの選手がボールを奪いにいく。自分のスペースを捨てて、後ろがマンツーマンになっても前に出てボールを奪いに行くといったリスクを負っている。
だからこそ攻撃的な守備になるし、見ていても面白いのだと思います。日本でももっとそういった守り方がスタンダードになっていくと良いなと感じています。
そこは“意識”と普段からの“習慣”が重要になってくる部分だと思います。一瞬でも躊躇したら間に合わない世界なので、日々の練習から徹底していくことが大事なんだろうと感じます。
――守備の話になりましたが、気になるDFの選手はいましたか?
イタリアのリッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ)は、クロアチアのヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ)が出てきたときのような衝撃を受けました。もちろんサイズもあるし足元も強くて守備は間違いないですが、左足でボールを前に持ち運ぶこともできるので注目しています。
現代のDFには、パスが出せることとボールを前に運べることが求められますが、僕はいつも言っている通り、DFはまず守れないといけません。その点でもグヴァルディオルやカラフィオーリはやっぱり守備もすごい。それがベースにあった上で、攻撃のタスクをあれだけこなせるのはすごいなと思いますね。GSで苦労したチームの巻き返しに期待
――いよいよ決勝トーナメントがはじまりますが、気になるチームは?
GSを3位通過となりルーマニアと対戦することになったオランダは気になります。DFラインはサブも含めてすごい選手が揃っています。統率という意味でコンパクトさと対人の部分は世界トップクラスだなと感じています。
ただ、前線とDFラインの選手は充実している一方で、フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)を欠く中盤が若干手薄なのかもしれません。それが影響してか、得点力がイマイチといった印象があります。
ただ、GSで苦労したチームが決勝トーナメントで復調するケースは多々あります。そこにはすごく注目しています。
ドイツ、スペインやポルトガルなど、順当にGSを突破したチームと、イングランドやフランス、イタリア、オランダなど、GSで苦労したチームのどちらが決勝トーナメントで勝ち上がるのか。連戦ですし、スペインなど、ターンオーバーをしているチームが有利に思えますが、必ずしもそうは行きません。
とは言え、スペインは相当良い勝ち方をしてきていますし、ポルトガルなども良い状態です。どちらの状態のチームが勝ち上がっていくのか、すごく気になっています。
――大会中、チームがうまくいっていない時に重要になってくることは?
大会が始まっているので、監督と選手の関係がどうとかを言っても仕方がありません。ピッチで選手たちが「俺たちがやろうぜ!」という状態になることが一番大切だと思っています。
GSで上手くいかないなりにもなんとか勝ち上がったのであれば、ピッチ内で選手たちがやるだけだと思います。ベンチメンバーも含めチームが一丸となり割り切って戦っていけるかが大事だと思います。
――ずばり優勝予想は?
面白くない無難な答えとしては、スペインだと思いますが、個人的にはベルギーにも期待しています。
FIFAランキング2位とかにいながら、国際大会で優勝したことのないベルギー。実は現役時代からベルギーが好きで、チーム内で優勝予想をした際にはいつもベルギーを挙げていました。
デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)はキレキレですし、フィニッシュの面で上手く嵌まれば勝ち上がっていけると僕は思っています。今大会まで知りませんでしたが、ドディ・ルケバキオ(セビージャ)も、ものすごく良い選手です。ベルギーとポルトガルの中盤から前のタレントは本当に素晴らしいですね。
――決勝トーナメントに向けて、視聴者へのメッセージをお願いします。
自分が応援していないチームを見ても、W杯に匹敵するくらい面白い試合ばかりです。僕は仕事を通してそのことを改めて感じています。
もちろん世界的に名の知れた選手たちのプレーを見ることも素晴らしいですが、「こんな選手がいるんだ!」という発見がある大会でもあります。大会が終わった後、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)やUEFAヨーロッパリーグ(EL)が始まったときに、ここで戦った選手たちの活躍を見るのも面白い。
EURO2024の「最も美しく、最も奇妙なヘアスタイル」7名
現役時代はあまりEUROを見てこなかったので、今大会が僕にとって思い出のEUROになるはずです。みなさん、一緒に思い出を作りましょう!WOWOW番組情報『UEFA EURO 2024TM サッカー欧州選手権』
・決勝トーナメント ベスト16
「スイスvsイタリア」6/30(日)午前0:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「ドイツvsデンマーク」6/30(日)午前3:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「イングランドvsスロバキア」7/1(月)午前0:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「スペインvsジョージア」7/1(月)午前3:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「フランスvsベルギー」7/2(火)午前0:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「ポルトガルvsスロベニア」7/2(火)午前3:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「ルーマニアvsオランダ」7/3(水)午前0:45[WOWOWシネマ][WOWOWオンデマンド]
「オーストリアvsトルコ」7/3(水)午前3:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
・準々決勝 7/6(土)・7(日) 午前0:45〜/午前3:45〜
・準決勝 7/10(水)・11(木) 午前3:45〜
・決勝 7/15(月・祝)午前3:00〜
2024年06月28日 21:00
マンチェスター・ユナイテッドのメイソン・グリーンウッドを巡って、今夏争奪戦が繰り広げられる可能性があるようだ。
23-24シーズン、レンタル先のヘタフェで公式戦36試合で10ゴール6アシストを記録したグリーンウッド。一度、ユナイテッドに戻ることになるが、2022年に元恋人への暴行容疑で逮捕等もあったためユナイテッドでキャリアを復活させるのは難しいと考えられている。さらに選手自身も移籍を望んでいるようで、今夏に売却される見通しだ。
そんなグリーンウッドにはユヴェントスやナポリ、バルセロナ、アトレティコ・マドリードなど多くのクラブが興味を持っているという噂が浮上している。そんななか、英『Daily Mail』によると、現在グリーンウッド獲得レースをリードしているのはマルセイユだという。
ブライトンの指揮官だったロベルト・デ・ゼルビの監督就任が濃厚と考えられているマルセイユ。すでにマルセイユとグリーンウッドは話し合いを行なっており、現段階ではグリーンウッド自身もマルセイユへの移籍に前向きのようだ。しかし、昨夏にもグリーンウッド獲得に動いていたラツィオも現在、ユナイテッドと交渉中であり、同選手を巡る争奪戦が決着するにはまだ時間がかかるかもしれない。
同メディアは総額4000万ポンド(約81億円)ほどでグリーンウッド売却にユナイテッドも応じるだろうと綴っているが、多くのクラブが獲得を狙うグリーウッドの今夏の去就はどのような結末を迎えるのか。
2024年06月28日 20:58
北海道コンサドーレ札幌は6月28日、公式YouTubeチャンネルで新加入のDF大粼玲央のインタビューを公開した。
昨冬にヴィッセル神戸から移籍したUAEのエミレーツ・クラブを、わずか2か月で退団。6月21日に札幌へ完全移籍で加入した。
そんな32歳は、現在の心境を「このチームの一員になれて良かった。身が引き締まる思い。自分がやらなければという思いを持っている」と語る。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
札幌はリーグ戦6連敗中で最下位と、厳しい状況が続く。それでも大粼は「シビアだとは思っていない」と、J1残留へ自信を見せた。
「まだ半分あるし、自力で順位を上げられるところにいる。チャンスがないわけではないので、目の前の試合に勝つことを意識すれば、おのずと良い結果が出てくる」
28日にJリーグの出場登録手続きが完了する大粼。翌日に行なわれるアルビレックス新潟戦で、新天地デビューとなるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月28日 20:50
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、デンマーク代表戦でのスタメン変更を検討しているようだ。
2024年06月28日 20:47
9月にスタートする北中米ワールドカップ・アジア最終予選の組分けは決まったが、韓国代表の監督はいまだ決まっていない。
2次予選の2試合が組まれた6月シリーズでは、臨時で指揮を執ったキム・ドフン監督の正式就任も取り沙汰されたが、本人は韓国放送公社『KBS』との電話インタビューで、「明確に大韓サッカー協会に断りの意思を伝えました」と明かしている。
「6月のAマッチ2連戦が終わった後、協会側からオファーが来たのですが、断りの意思を正確に伝えました。臨時監督期間にエネルギーを使いすぎたため、年末まではできるだけ休息を取る予定です」
キム・ドフン監督は、代表チームを率いた経験は貴重な思い出とする一方で、自身は代表チームよりクラブを取るというスタンスだ。
「実はクリンスマン監督の就任時にもヘッドコーチの候補に挙がっていましたが、辞退しました。今回は代表チームの状況が本当に大変だったので引き受けましたが、私はクラブの監督の方が好きなんです」
【PHOTO】華やかなコスチュームでエール! 大会を彩る韓国女子サポを特集!
またKBSの見解では、キム・ドフン監督は国内の有能な指導者が、外国人監督の“代案”としてのみ取り上げられる現状に懐疑的で、残念に思っているという。
強化委員会は去る2月のクリンスマン監督の更迭以来、4か月以上、指揮官探しをするなかで、ここに来て候補者を絞り込み、再び国内の監督を含めて議論を重ねてきた。12人の候補にホン・ミョンボ、キム・ドフンの名前が挙がったが、両監督とも以前から何度も断りの意向を表明していたようだ。
デッドラインに設定した7月初旬も迫るなかで、チョン・ヘソン委員長は最近、一部の外国人候補者とビデオ面接を行なったと伝えられている。
最終予選までには正式に監督を迎え入れられるのか。KBSは「キム・ドフン監督が拒否の意思を明らかにしたなかで、強化委員会が再び外国人に方向転換して結論を出すのか、どのような決断を下すにしても、納得できる理由が先立つべきだという声が高い」と報じている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月28日 20:00
現在ベルギー代表としてEUROを戦っているロメル・ルカク(31)は今夏の去就が注目されている。
2021年夏にインテルからチェルシーに復帰を果たしたルカクだが、現在は2シーズン連続でレンタル移籍をしている。22-23シーズンはインテルで公式戦37試合で14ゴール7アシスト、23-24シーズンはローマで公式戦47試合に出場し、21ゴール4アシストという素晴らしい成績を残しているものの、完全移籍という形には至っていない。
チェルシーにはもう居場所はなく、クラブは依然としてルカクを完全移籍で買い取ってくれるクラブを探している。そんななか、今夏のルカクの獲得に特に興味を持っているのがナポリとACミランのようだ。英『Daily Mail』やイタリアメディア『Sky Sports』が伝えている。
ナポリはルカクの獲得に動くかどうかはヴィクター・オシムヘンの去就が関係しており、オシムヘンの去就が先決だと考えているようだ。そのため現段階では具体的に動くわけにはいかないという状況だと同メディアは伝えている。
一方でミランはルカクの獲得にはタイミングが重要だと考えており、ナポリが本格的に動き出す前に契約を締結したいと考えているため、チェルシーと交渉を開始したとのこと。チェルシーが同選手の移籍金として要求する2500万ポンド(約50億円)をミランは準備しているようだが、この移籍金で獲得することに依然として多少の不安がある状況だという。
ここ2シーズンはイタリアで結果を残していることもあって、セリエAのクラブからの人気が高いルカク。今夏も再び去就が注目されるが、ミランはルカクを獲得することができるのか。
2024年06月28日 20:00
ABEMAは28日、全51試合を無料生継する「UEFA EURO 2024™」にて、6月29日(土)28時に生中継する決勝トーナメント・ラウンド16のドイツ対デンマークで、特別解説にスペシャルサポーターの長谷部誠氏、解説に戸田和幸氏の出演が決定したと発表した。
特別解説を務める長谷部氏は、6月15日(土)の開幕戦ドイツ対スコットランドにて、ブンデスリーガのフランクフルトで10年間を過ごした思い出の地で解説に初挑戦。
先日、SC相模原の監督を電撃解任された戸田氏は、一昨年の年末に行われた試合から約1年半ぶりの解説となり、2人のかけあいに注目が集まる。
試合の解説を務める戸田氏のコメントは以下の通り。
―「ドイツvsデンマーク」の特別解説を務める長谷部誠氏との共演について
今回は長谷部さんと一緒に試合を伝える事となるので、長くトップレベルでプレーしてきた人だからこそ分かる事、伝えられる事を聞かせてもらいながら実況の野村さんやスタッフの方達と協力し試合を観る皆さんに試合の魅力を損なわずに伝えられるよう努力します。
―「ドイツvsデンマーク」の見どころについて
ドイツとデンマークの試合を解説させていただく事になりましたが、組織と個人の関係性に優れた両国の対戦となるのでお互いにお互いを踏まえどのように自チームの能力を発揮するかをしっかり見て伝えられたらと考えています。
開催国のドイツは開幕前のテストマッチではやや不安定な部分も見せましたが、自国開催の後押しはとても大きいと感じさせる雰囲気の中で良いパフォーマンスをここまで見せていると思います。
また、クロースの立ち位置で試合をどう作るか変化を付けながらヴィルツ、ムシアラの若い才能とギュンドアン、ハヴァーツといったトップのタレントの連携からいかにゴールに迫るかは必見だと思います。
さらに、スイス戦で見られたボール保持からの被カウンターをどう改善しながら前線のタレントを生かし連続した攻撃を行いながらゴールに迫るか、ピッチ中央に集まる才能を生かす為の幅を作る選手の出来がカギとなるかもしれません。
デンマークもトップレベルのクラブで活躍する選手ばかりのボールを持っても持っていなくても常にチームとしてプレーする事が出来る好チームです。
ドイツに対してどのようにゲームを作ろうとするのか、クロースの存在をどう捉えて試合に臨むのか。シュマイケル、クリステンセン、ホイビュア、エリクセンにホイルンとセンターラインはしっかりしているチームなのでスイスの戦い方を参考にする部分はあるのかといったところにも注目しながら見ていきたいと思います。
―「ABEMA」の視聴者へ
「UEFA EURO 2024™」の全試合生中継・無料での配信については、まずコストの面から考えてとてもとても大変なものだと思うので、いち視聴者として感謝しています。ABEMAさんには、トップレベルのフットボールをより多くの人達に見てもらい身近に感じてもらいたいという気持ち、志の高さを感じています。
解説者としての機会を与えていただけた事への感謝を感じつつ、監督業に打ち込んでいたので間違いなく当時とは違う状態にある事、仕事として失礼のないものを提供出来るか分からないという事を素直にお伝えさせていただきましたが、以前ご一緒させていただいた時から1年半以上経ったにも関わらず当時と変わらない信頼と期待を伝えてくれた事に心から感謝しています。
どのような気持ちでその場にいられるか分かりませんが、信頼に応えられるよう素晴らしいフットボールを伝えられるよう出来る限りの準備をして臨みたいと思います。
試合の中継では、長谷部氏がドイツサッカー連盟の新本部「DFBキャンパス」へ初潜入。日本メディアとしても初取材となる貴重な施設の様子を長谷部氏とともに巡るとのことだ。
ドイツ国内唯一の国際試合が開催できる屋内サッカー場や最新鋭のスポーツテクノロジーを完備するテックラボなど、「UEFA EURO 2024™」でグループステージ無敗の優勝候補ドイツの強さにさまざまな角度から迫っていくという。こちらも楽しみだ。
■ABEMA 「UEFA EURO 2024™」 ラウンド16「ドイツvsデンマーク」概要
放送日:2024年6月29日(土)28:00〜
出演:
長谷部誠(スペシャルサポーター/特別解説)
戸田和幸(解説)
野村明弘(実況)