2024年06月28日 05:00
「ボクシング・スーパーフライ級6回戦」(27日、後楽園ホール) アマ3冠の吉良大弥(21)=志成=が、圧勝でプロデビューを飾った。 スピーディーなコンビネーションでコムサン・カエウルエアン(19)=タイ=をメッタ打ちにして、左ボディーでトドメ。長々と伸びたコムサンに10カウントを聞かせた。吉良は「やりたいことを短い時間に凝縮できたので、100点でいいんじゃないか」と自己採点。今後について「パウンド・フォー・パウンドを目標にしている。井岡一翔さんはジムの偉大な先輩なので、そこを超えないといけないと思っている」と、スケールの大きな目標を掲げていた。
2024年06月30日 17:51
女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・上谷沙弥(27)の前に2人の救世主が現れた。
22日の代々木大会で行われた「大江戸隊」との最終決戦で「クイーンズ・クエスト(QQ)」が敗北。上谷以外のAZM、妃南、レディ・C、天咲光由がQQから強制追放された。1人QQとなった上谷は30日の新宿住友ホール大会で新人の梨杏と組み、舞華&HANAKO、飯田沙耶&向後桃と3WAYタッグマッチで対戦した。
舞華、飯田とは若手時代にフューチャー王座を奪い合ってきたライバルだ。試合開始のゴングが鳴ると上谷、舞華、飯田が向き合い一進一退の攻防を展開。ライバル同士の白熱した戦いはファンを魅了した。
その後は後輩の梨杏をアシストし初勝利に導こうとした上谷だったが、最後は梨杏が舞華にローリングラリアートで吹き飛ばされ3カウントを献上した。
マイクを持った舞華から「お前、元気なさそうなふりしてめちゃくちゃ元気じゃねえか! 心配して損したわ。ユニットのこと、いろいろあるけどさ。私たち黄金世代はこれからもって話したよね? お前、もっと私ら頼ってこいよ」と呼びかけられ、飯田からも「お前は一人じゃねえんだよ。黄金世代の絆ってのは、ユニットを超えて結ばれてんだろ」とエールを送られた。
2人の言葉に上谷は「QQは今一人になってしまったけど…。黄金世代はQQとは別の大切なものだと思っているから、またメンバーで組みたいと思ってる」とうれしそうな表情を浮かべた。
すると舞華から「善は急げだ。7月4日後楽園、黄金世代タッグを組んで戦うぞ!」と突然トリオ結成を提案された。飯田と上谷もうなずき承諾。傷心の上谷に少しずつ笑顔が戻ってきた。
2024年06月30日 15:13
DDT7月21日の東京・両国国技館大会を最後にプロレスラーを無期限休養する高木三四郎(54)がラストマッチの相手に男色ディーノを指名した。
高木は30日の後楽園大会で山下実優と組んでディーノ、伊藤麻希組と対戦した。試合はハチャメチャな展開の末に高木がディーノをスタナーで沈めた。すると試合後、マイクを持った高木は退場しようとするディーノを呼び止めリングに上がるように要求する。そして「(両国で)誰と試合したらいいかずっと考えたんだけど、このドラマチック・ドリーム・チームを体現できる男とどうしても試合がしたかった。両国、最後の相手は男色ディーノ、お前だ!」と指をさした。さらに「俺のしばしの最後の相手にふさわしい。試合形式も決めてある」として得意とする「ウェポンランブル形式」での一騎打ちを求めた。
これをディーノも「アタシにはこれから先があるんだ。ここから過去になるテメエに負けるつもりはねえ!」と受諾。さらに「休養じゃねえ。両国で引退させてやる。もう戻ってこれねえと思わせる試合をするよ。全部を受け止めるのは、アタシだ!」と引導を渡すことを誓っていた。
2024年06月30日 15:11
DDT30日の後楽園大会で、ノアの潮崎豪(42)が飯野雄貴との遺恨を深めた。
DDT7月21日の東京・両国国技館大会で潮崎は、小峠篤司と組んで遠藤哲哉&飯野の持つKO―Dタッグ王座に挑戦する。この日はその前哨戦として潮崎組にHi69を、遠藤組に高鹿佑也を加えた6人タッグ戦で激突した。試合は王座戦を前に両軍が激しくやりあったが、中でも潮崎は飯野とパワーを交錯させる。潮崎がチョップで破裂音を響かせたかと思えばスピアーを返されるなど、リング内外でぶつかった。試合は小峠が高鹿をキルスイッチで仕留めたが、ゴングが鳴らされても2人は場外で火花を散らした。
試合後、潮崎は飯野について「熱いね。デカさもある。やってて楽しいよ」と満足げに話す。飯野が「潮崎豪とシングルをやらせろ!」と話したことを伝え聞くと「どこでもいい。いつでもやってやる。かかってこい!」と受諾し、一騎打ちが決定的になった。
2024年06月30日 15:08
「K−1 WORLD GP 2024 in Sarajevo」(30日、サラエボ)
14年ぶりに復活したK−1 WORLD GPの世界予選がサラエボのスケンデリヤ・アリーナで開幕し、8人トーナメントで行われた東欧予選は、リザーバーのミロス・ツヴェチカニン(セルビア)が優勝する大番狂わせとなった。
2024年06月30日 14:43
「邪道」大仁田厚(66)の“化身”ミル・マスアツシが30日、東京・両国のライブハウス「SUNRIZE」で開催された謎の覆面4人組「MASKMANZ(マスクマンズ)」のライブ「マスクマンズ1stアルバム レコ初ライブ☆両国場所」にボーカルとして登場。この日発売のファーストアルバム「ブラザー」の楽曲中心に11曲を披露した。
「MASKMANZ」は大仁田の主宰団体・FMWEから誕生したマスクマンズ4人組。
大仁田と声も体型もそっくりの「ミル・マスアツシ」は真っ赤なマスク姿で登場するやいなや大仁田が過去にリリースした「ガンガンガンバレ〜青春爆破〜」などを次々と熱唱。“本家”ばりにペットボトルの水を巻き散らし、観客も会場も冒頭から水浸しにした。
自身も頭から水を浴び、「パンツまでびしょびしょだよ!」と絶叫したマスアツシ。大仁田の試合の際に使用する斉藤和義の「やさしくなりたい」、歌手・大仁田の持ち歌「どんでん返しビリビリポー!」、「愛しちゃってGOMEN」などアンコールのアルバム収録曲「レインボートレイン」、再度の「ガンガンガンバレ〜」まで11曲を熱唱。約2時間のライブの最後は「ありがとよ!」の絶叫で締めくくり、もはや正体は明らかな一幕もあった。
熱狂のライブを歌い上げたマスアツシは「俺の親せきのいとこの大仁田厚は7回引退して、7回カムバックしたってことでいろいろ言われますけど、その時々、一生懸命、戦ってます。プロレスというものが大仁田にエネルギーを与えてくれてるんです」と、本人に成り代わって言葉を紡ぐと、「小っちゃな夢だろうと、やっぱり、夢は忘れちゃいけないと思ってます。大仁田は50周年なんです! (8月24日のメモリアル大会には)ドリー・ファンク(・ジュニア)が来ます!」と、真剣に訴えかけていた。(中村 健吾)
2024年06月30日 12:09
米国・AEWの「AEW COLLISION」が29日(日本時間30日)に放送され、新日本プロレスのNJPW WORLD認定TV王者ジェフ・コブが、ラーニング・ツリークリス・ジェリコと電撃合体した。
マット界のレジェンド、ジェリコは新日本とAEWの合同興行「Forbidden Door(禁断の扉)」(30日=同7月1日、米ニューヨーク)で、柴田勝頼&サモア・ジョー&フックから6人タッグ戦を要求されていた。ビッグ・ビル、ブライアン・キースのジェリコ軍は、キースが柴田のフットスタンプで右腕を負傷し出場不可能に。ジェリコは鈴木みのるに代役を依頼したが、みのるには断られた挙げ句、自身の持つFTW王座挑戦を要求された。
この日のバックステージではビル、キースを引き連れて「やあ、みんな」とラーニング・ツリーとしてアドバイスを送りまくったが、控室のドアを開けると柴田&ジョー&フックが待っていた。ジョーが「ハ〜イ、クリス!」とあいさつして、3人でジェリコ軍に襲いかかった。3対3の乱闘はそのまま会場にもつれ込んだ。
ジョーはジェリコを、柴田はビルをボコボコにする中で、何とNJPW WORLD認定TV王座のベルトを持ったコブが突如、リングに駆け込んできた。フックをフロントスープレックスでぶん投げると、柴田の前蹴りをキャッチして旋回式バックドロップで叩きつけた。ジョーとは殴り合いになったが、カウンターのスパインバスター一撃でKO。ド迫力のコブ登場には、目の肥えたAEWの観衆も「ホーリー・シット!(超スゲー!)」の大チャントだ。
コブはジェリコとビルに手を上げられ、正式にジェリコ軍と合体した。これで「禁断の扉」では柴田&ジョー&フックvsジェリコ&ビル&コブの6人タッグ戦が決定。昨年限りで新日本を退団した柴田にとって、合同興行とはいえ22年1月4日の東京ドーム大会以来、2年半ぶりの古巣出場となる。これに新日本の現役王者コブと世界的スターのジェリコの電撃タッグ結成も加わって、注目のトリオマッチとなった。
2024年06月30日 11:17
新日本プロレスとAEWの合同興行「Forbidden Door」(30日=日本時間7月1日、米ニューヨーク)の事前番組「ゼロアワー」で、新日本の「ロス・インゴベルナレス・デ・ハポン」辻陽太&高橋ヒロム&ティタンは、ミスティコ率いるルチャ最強軍と激突する。
29日(日本時間30日)に「AEW COLLISION」が放送され、バックステージで元AEW世界タッグ王者の「ルチャ・ブラザーズ」ペンタ・エル・セロ・ミエド&レイ・フェニックスがインタビューを受けていた。ここにヒロムとティタンが登場。ヒロムは「トランキーロ、トランキーロ、超いいアイデアがあるぜ。禁断の扉で、LIJのヒロム、ティタン、辻陽太vsレイ・フェニックス、ペンタ、PACだ。準備はいいか?」と英語で6人タッグ戦を提案した。
これにペンタは「PACは今、オーエン・ハート杯トーナメントに集中している」とし、PACの代わりにメキシコCMLLのスーパースター、ミスティコをルチャ兄弟のパートナーに指名した。
ヒロムはCMLLの21日アレナ・メヒコ大会でミスティコと一騎打ちするも、ラ・ミスティカでタップアウト負けを喫したばかり。思わぬリベンジのチャンスに「ミスティコ! 何てこった!」と叫び、これを受諾。「禁断の扉」では辻&ヒロム&ティタンvsミスティコ&ルチャ・ブラザーズの6人タッグ戦が実現する。
さらにヒロムの興奮は収まらず「イエス! ミスティコ! アイム・ハッピー!」とルチャ最強軍との激突に気合を入れまくっていた、
2024年06月30日 10:00
【プロレス蔵出し写真館】「超・燃える闘魂 アントニオ猪木展」(京王百貨店新宿店・7階大催場)は26日、大盛況のうちに幕を閉じた。
2024年06月30日 10:00
【昭和〜平成スター列伝】“邪道”こと大仁田厚は8月24日に川崎市内で自身の「50周年記念大会」を予定している。実に7度も引退しながら、その都度復帰。現在も各団体にケンカを売りつける元気さは健在で、記念大会のカードが注目される。
大仁田は1974年4月14日、全日本プロレス後楽園大会の佐藤昭雄戦でデビュー。当時は渕正信、薗田一治と共に「若手三羽ガラス」と呼ばれ、王道のど真ん中を走っていた。
米国遠征中の1982年3月7日、ノースカロライナ州シャーロットでチャボ・ゲレロからNWAインターナショナル・ジュニアヘビー級王座を奪取。一気にスターダムにのし上がる。
ジュニアのスターとして大人気を集めるが、83年4月20日東京都体育館でヘクター・ゲレロとの防衛戦に勝利した後、リングを飛び降りた際に着地時に足を滑らせて左膝を床に強打。左膝蓋骨粉砕骨折の重傷を負ってしまう。勝つには勝ったがこれが最後の防衛戦となり、最初の引退の原因となってしまった。
「大仁田が一瞬の逆転劇で6度目の防衛に成功した。前半はヘクターのぺース。大仁田厚はカウンターのネックブリーカー、最上段から高角度のドロップキック。しかしとどめのジャンピングヘッドバットは自爆してしまう。今度はヘクターが最上段からフライングボディープレスに出るが、大仁田がヒザを立てるとボディーに突き刺さった。チャンスと見た大仁田は一気にジャーマンスープレックスで3カウント。何とか6度目の防衛に成功した。試合後、左ヒザを強打した大仁田は救急車で病院に運ばれた」(抜粋)
翌日には「左膝蓋骨粉砕骨折のため長期欠場」と発表され、医師からは再起不能を宣言される。翌年に復帰するも、全盛時の動きからはほど遠く、ジャイアント馬場の勧告により引退をかけて84年12月2日に新王者・マイティ井上に挑戦するも敗退して無念の引退となった。
85年1月3日には後楽園で引退式が行われ、大仁田は涙ながらに「15歳で入門、以来12年間…」と語ったきり声が出ないまま、馬場夫人の元子さんと涙の抱擁を交わした。場内からは「また戻ってこいよ」の声が飛んだが、本当に戻ってくるとは誰も思わなかった…。
数年間、芸能活動などを経て、89年10月6日露橋でFMW旗揚げ戦を敢行。ここからの快進撃は改めて触れるまでもないだろう。不慮の事故だったが、最初の引退がなければ電流爆破や数々のデスマッチの“発明”も生まれなかった。ある意味“歴史の必然”だったのかもしれない。ここまできた以上、邪道には60周年まで目指してほしい。 (敬称略)
2024年06月30日 07:51
◆プロレスリング・ノア「和田国際交流財団 Presents 【MATCH 2】―格闘王 前田日明 来場―」(29日、徳島・とくぎんトモニアリーナ)観衆1183
プロレスリング・ノアは29日、徳島・とくぎんトモニアリーナで「和田国際交流財団 Presents 【MATCH 2】―格闘王 前田日明 来場―」を開催した。
徳島市は「ALL REBELLION」を率いる拳王のふるさと。メインイベントの8人タッグマッチで清宮海斗、藤原喜明、GAINAと組んだ拳王は、YOICHI、藤田和之、大岩陵平、大和田侑と対戦。白熱の一戦は、24分54秒、P.F.Sで拳王が大和田を沈め地元で勝利を飾った。
1年前の6月には徳島で「デビュー15周年」記念興行を開催。今年も凱旋試合を制した拳王は、バックステージで「地元徳島で2年連続この時期に開催できた。本当に嬉しいよな。これもひとえに徳島のクソヤローどものおかげだよ」と感謝した。
観衆が1183人だったことに「今日ここで2年連続できた。俺はな、リング上でも言ったけど、俺が見ていた徳島市立体育館の景色はまだまだ遠いよ。俺がガキの頃に見ていた徳島市立体育館、もっともっと盛り上がった。今日ももちろん本当にNOAHの地方大会では考えられないぐらい盛り上がった。それは確実だ。だが、俺はな、まだまだ上を目指してんだ」と空席を糧にすることを誓った。
そして「おい、MATCH2? 3も4も5もまだまだやっていくぞ。俺は徳島が大好きだ。そして、プロレスリング・ノアを観に来てくれた、徳島市立体育館に来てくれたクソヤローどもが大好きだ。テメーらクソヤローどもも俺の夢についてきてくれ」とメッセージを送っていた。
◆6・29徳島全成績
▼メインイベント8人タッグマッチ
清宮海斗、○拳王、藤原喜明、GAINA(24分54秒、P.F.S→片エビ固め)YOICHI、藤田和之、大岩陵平、大和田侑●
▼シングルマッチ
○近藤修司(13分03秒、キングコングラリアット→片エビ固め)宮脇純太●
▼6人タッグマッチ
丸藤正道、○杉浦貴、村上和成(13分08秒、オリンピック予選スラム→体固め)潮崎豪、モハメド ヨネ●、小峠篤司
▼6人タッグマッチ
○HAYATA、Eita、AMAKUSA(17分05秒、エビ固め)ダガ、小川良成、佐々木憂流迦●
▼6人タッグマッチ
○ジェイク・リー、アンソニー・グリーン、LJ・クリアリー(10分30秒、FBS→体固め)マサ北宮、稲葉大樹、谷口周平●
▼シングルマッチ
○大原はじめ(8分23秒、ムイビエン)スペル・クレイジー●
▼タッグマッチ
△YO―HEY、タダスケ(時間切れ引き分け)アレハンドロ、クリストバル△
2024年06月30日 06:00
「都電プロレス」を超えるものとは――。お騒がせ女子プロレスラーことウナギ・サヤカが、新たなプロレス形式を募集した。
29日にDDTが東京さくらトラム(都電荒川線)で開催した史上初の「都電プロレス」は大盛況で幕を閉じた。小池百合子都知事も乗車し、高木三四郎と鈴木みのるにチョップを披露。お笑い芸人のスギちゃんや音楽ユニット「ファンキー・モンキー・ベイビーズ」のファンキー加藤もサプライズ登場し、大きな反響を呼んだ。
みのるの勝利で終わった今回の都電プロレスには、現役プロレスラー10人が参加。中でもインパクトを残したのが路上プロレス初参戦のウナギだ。アイアンマンヘビーメタル級王座は失ったものの、因縁のみのるにゴムパッチン、急所攻撃を仕掛けるなどらしさ全開で大暴れした。
だが、降車後のウナギは「楽しかったですけど…、悔しかったですね」と唇をかみ締める。実は昨年9月に高木とみのるが対戦した「新幹線プロレス」を見た時から嫉妬心にかられていたという。「スターダムの白いベルトだったり赤いベルトだったりを、自分が戦ってた人が戴冠していく姿を見ると悔しんですけど、そうじゃない、腹の底からの悔しさがあった」と振り返る。
昨年は男子のリーグ戦であるゼロワン「火祭り」に参戦し、電流爆破デスマッチのリングにも上がった。これも他のレスラーたちに「負けた」と思わせたいことが動機の一つになっていたが、「新幹線プロレスの、あのバズり方でシンプルに負けたと思いましたね」という。
もちろん負けたままで終わるつもりはない。「真の高木三四郎超えは東京ドームでやる、かつ『〇〇プロレス』で超えて、高木三四郎を腹の底から悔しいと思わせたい」と口にするや、何やら思考を巡らせた。
「タクシープロレス、女湯プロレス…メキシコの路上もいいかな。昨日(28日の新木場大会で)CMLL日本女子王座を取ったし。だけど、大丈夫かな? 何も失わずに帰ってこれるかな…」と浮かんだ案を口にしつつも、結論は出なかった。
そこで「これは考えないといけないですね。〇〇プロレスは自由だから。想像できない何かをやりたいですね。ドラマチックドリームチームを超えるドリームをつくりたいし、超えたい。これ、有志のみなさんの案も募集したいですね」と呼びかけた。
「高木三四郎を超えられるのも、鈴木みのるを超えられるのもウナギ・サヤカしかない」と豪語するお騒がせ女子プロレスラーは、果たして何を実現させるのか。
2024年06月30日 06:00
女子プロレス「スターダム」の白川未奈が、米AEW世界女子王者のタイムレストニー・ストームに宣戦布告だ。
2024年06月30日 06:00
全日本プロレスの暴走男諏訪魔(47)が、今度は石川修司(48)に交換条件を出した。
尾崎魔弓、雪妃魔矢との魔のトリオで全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を保持する諏訪魔は、次期挑戦者に石川を強行指名。態度を明確にしなかった石川だが、27日の女子プロレス「エボリューション(エボ女)」新木場大会では橋本千紘、優宇とのトリオ「チーム333キロ」で挑戦する意思を示した。
ところが諏訪魔は「ようやく挑戦する気になったみたいだけど、何か石川修司は情けねえな。周りから言われて『仕方ない』みたいな感じじゃねえか! そんな姿は見たくなかったよ」と批判する。
事実、諏訪魔の挑発に激高したのは優宇で、その勢いに押された石川が「やぶさかではないです。いや、やります、挑戦します…」と承諾した形だった。
そんな大巨人の姿を、諏訪魔は「あれは優宇の言いなりなんだろうな」と分析するや「俺なんか姐さん(尾崎)とお嬢(魔矢)を好きなようにコントロールできるからな。何でもいうことを聞いてくれるし」と主張。証拠として、尾崎と魔矢を集めて決起集会を開いた時の写真を出した。
だが、明らかにウソくさい。これまで尾崎と魔矢に怒られる姿しか見たことがない。関係者によると、この写真の会合は諏訪魔の反省会として開催されたもので、尾崎と魔矢から長時間の説教を受けていたという。
とにかく暴走男は「とりあえず石川修司がやる気になったのなら、場所はエボ女でいいよ。姐さんとお嬢を連れて、エボ女のリングで防衛戦をやってやる」と約束。一方で「ただし、交換条件がある。エボ女でタイトルマッチをやる代わりに石川修司、お前は全日本のリングに上がれ!」と通告した。
しぶしぶ挑戦を決めたと思ったら、今度は交換条件と称して古巣参戦を求められる石川も気の毒だが、果たして…。
2024年06月30日 00:03
ノアの拳王(39)が、2年連続の地元凱旋興行で躍動した。
29日のとくぎんトモニアリーナ(徳島市立体育館)大会メインではGHCヘビー級王者・清宮海斗、藤原喜明、GAINAと組み、8人タッグマッチでYOICHI&藤田和之&大岩陵平&大和田侑と対戦。
1年前は船木誠勝、征矢学、近藤修司、大原はじめとの「金剛」でメインの10人タッグ戦に出場。自ら勝利を収めると、試合後は金剛の解散を電撃発表し、大きな波紋を呼んだ大会だ。
オープンニングのリングにシルバーのスーツ姿で登場した拳王は、ゲストの格闘王前田日明氏を迎え入れる。前田氏は「この徳島は自分が経験してきたUWFにとっても重要な場所です」と切り出し、2人で邪馬台国の徳島説などで盛り上がった。
試合は75歳の藤原組長が25歳の大岩に次々と関節技を決めて会場を沸かせると、拳王もYOICHIにハイキックをズバリ。大和田には蹴暴を発射した。最後は藤原が一本足頭突きを決めて大和田をダウンさせると、すかさず拳王がPFS(ダイビングフットスタンプ)を投下し3カウントを奪った。
試合後、藤原組長は「ざっと見て3万5000人のみなさん、本当にありがとうございます。今度はここを10万人で一杯にしてやろうと。来年ももし生きていたら、また来たいと思います」とマイクを握り、会場を沸かせた。
この日の観衆は1183人(主催者発表)。同会場を3500人で埋めることを目標にした拳王は「地元徳島で2年連続この時期に開催できた。本当にうれしいよな。これもひとえに徳島のクソヤローどものおかげだよ。俺が見ていた徳島市立体育館の景色はまだまだ遠いよ。もっともっと盛り上がった。だが俺はな、まだまだ上を目指してんだ」とさらなる向上を誓った。
2024年06月29日 23:23
米国・AEWの「AEW RAMPAGE」が28日(日本時間29日)に放送され、新日本プロレスの鷹木信悟(41)が、ダルトン・キャッスル(38)に豪快勝利。AEWと新日本の合同興行「Forbidden Door(禁断の扉)」(30日=同7月1日、米ニューヨーク)へ弾みをつけた。
「禁断の扉」では、オーエン・ハート杯トーナメント1回戦でブライアン・ダニエルソンと激突。同トーナメントを制すれば、メガイベント「ALL IN」(8月25日、英ロンドン・ウェンブリースタジアム)でAEW世界王座に挑戦できる。大一番に向けて、この日は新日マット参戦経験もあるキャッスルと一騎打ちした。
序盤から豪快なショルダータックル、エルボードロップ連打でペースを握る。ラリアートから場外戦でも圧倒すると、観衆には拍手を要求した。さらにリングに戻ってはバックドロップを放ってから「さあ、いこうか!」とテレビ目線で指さし、エルボースタンプを連打してみせた。
キャッスルには変型スープレックス、ラリアートで反撃を許すが、気合を入れて激しい打撃から強烈なDDT。最後はラリアートから必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴンでキャッスルを叩きつけ、3カウントを奪った。
先週の「RAMPAGE」ではARフォックスに完勝。26日の「DYNAMITE」の6人タッグ戦では「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」が反則勝ちしており、今回のAEW遠征では3連勝となった。
鷹木は連勝の勢いに乗って、元WWE王者の強敵ブライアンに挑む。