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2024年06月30日 15:13
DDT7月21日の東京・両国国技館大会を最後にプロレスラーを無期限休養する高木三四郎(54)がラストマッチの相手に男色ディーノを指名した。 高木は30日の後楽園大会で山下実優と組んでディーノ、伊藤麻希組と対戦した。試合はハチャメチャな展開の末に高木がディーノをスタナーで沈めた。すると試合後、マイクを持った高木は退場しようとするディーノを呼び止めリングに上がるように要求する。そして「(両国で)誰と試合したらいいかずっと考えたんだけど、このドラマチック・ドリーム・チームを体現できる男とどうしても試合がしたかった。両国、最後の相手は男色ディーノ、お前だ!」と指をさした。さらに「俺のしばしの最後の相手にふさわしい。試合形式も決めてある」として得意とする「ウェポンランブル形式」での一騎打ちを求めた。 これをディーノも「アタシにはこれから先があるんだ。ここから過去になるテメエに負けるつもりはねえ!」と受諾。さらに「休養じゃねえ。両国で引退させてやる。もう戻ってこれねえと思わせる試合をするよ。全部を受け止めるのは、アタシだ!」と引導を渡すことを誓っていた。
2024年07月02日 15:15
「ボクシング・10回戦」(7月7日、両国国技館)
WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35)=志成=とIBF王者フェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=の統一戦のセミファイナルでウィーラウット・ヌーレ(タイ)と対戦するWBA世界バンタム級2位の堤聖也(28)=角海老宝石=が2日、東京・江古田のDANGANジムで公開練習を行った。
ウィーラウットの映像を「20秒くらい見た」という堤は「しっかりリターンを返してきたり、ちゃんとボクシングができる選手」と、印象を説明。戦績4勝(2KO)1敗で今年4月、西岡伶英(川崎新田)に判定負けしている格下だが、「先週くらいから怖さとか恐怖心とか、いつものような緊張感を持って望むようにできてきた。こういう時は思いがけないハプニングが起きるから。切るかもしれないし、頭をもらって負傷ドローとか、そういう怖いことが起きるかもしれない。そういう不安を持ちながら、自分自身を詰めていくことができている」と油断はない。
「いいところを見せようとしてボクシングしちゃうと、あまりいいパフォーマンスはできない。ちゃんと組み立ててボクシングしたい。早く終わらせようとか考えると空回りすると思う。組み立てて考えるボクシングの面白い部分を見せていけたらと思います」と、落ち着いて試合への意気込みを語っていた。
2024年07月02日 11:41
1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の人気選手で、ラグビー系YouTuberのノッコン寺田が1日、自身のXを更新。韓国版のBDともいわれる「FIGHTER100」のオーディションで、韓国の元極道戦士、キム・ジェフンが壮絶な乱闘を繰り広げる動画を投稿した。
動画の中では審査員席とみられるキム・ジェフンが頰づえをついている中で、参加者が「おい、こら!」と怒鳴り散らし、机を蹴り上げた。キム・ジェフンが「やめろ、マジで」と立ち上がったが、参加者が胸ぐらをつかんだところで、ブチギレして乱闘。関係者が参加者を抑えこんだ参加者に対して、容赦なく拳を振り下ろして、殴り続けた。ノッコンも止めに入ったが、なかなか止められず、関係者が緊迫した声で「ジェフンさん、ジェフンさん」と声をあげていた。
ノッコンは「160キロに喧嘩売るヤンキーはなかなか根性あったな。でも相手がちょっと悪すぎたな」と、つづった。
コメント欄では「こわい」、「ノッコンが止められなかったら、誰が止められるんだよこの巨体」との声が寄せられていた。
2024年07月02日 11:00
女子プロレス界の盟主「スターダム」のかじ取り役を担うのが、岡田太郎社長(37)だ。昨年12月に社長に就任すると、わずか半年の間にエグゼクティブプロデューサーを務めたロッシー小川氏の解任や5選手の退団などがあり、団体の景色は様変わりした。一方でユニット再編の動きや、これまで交流のなかった他団体との関係構築など、岡田スターダム色が次第に出ている。世界一の団体を目指す若き社長のプロレスの原点とは――。
――社長就任から半年が経過した
岡田社長(以下岡田)社長交代、選手離脱、分裂と過去のプロレス史で何回か起きていることを体験させてもらって本当に濃密な半年間でした。この1、2か月ぐらいは会社としても団体としても、地盤固めをしてきました。昨年末にデビューした新人たちの顔つきがちょっと変わって、力がついてきた。第一線で試合をしている選手たちが、自分のことに集中して自身の苦悩などに向き合い始めたのもある意味、土台がある程度固まってきてる証拠かなと。ただ毎日、夢の中でもプロレスのことばかりで目が覚めてしまいます。
――プロレスの原点は
岡田 小さいころから祖父母の家で相撲、K―1、PRIDEをテレビで見ていて、新日本プロレスはG1をずっと見てましたね。「橋本真也負けたら即引退スペシャル」も本気で応援してたので、負けたことがショックで少しプロレスを離れた時期もありました。でも、明確にプロレスにハマったのは2002年のWWE「レッスルマニア18」のザ・ロック vs ハルク・ホーガンです。画面越しでも地響きが聞こえてくるような試合で、プロレスってすごいコンテンツだと惚れた瞬間ですね。中3の時にWWEの日本公演に行ったのが初めての生観戦。厳しめの野球部だったので、土日は練習で体が空かなかったので、お小遣いをためて、何とか毎年1・4の東京ドームは行くようになってましたね。
――どんな少年時代を
岡田 親も働いていたので、1人で好きなことに熱中しているような子でした。野球にハマったら選手名鑑見て研究しているような。体を動かすことも好きだったので、サッカーや野球もやって。背も高くて足も早かったです。でも、あまり裕福な家庭ではなかったので、どこかに行くとかよりは、家にこもって勉強してましたね。
――麻布中・高校を卒業したエリートだ
岡田 何をやったらいいかわからなかったから、とりあえず勉強して野球してプロレス見て、みたいな生活でした。大学受験の時期にレイザーラモンHGさんが大ブレークして、学生プロレスサークルの存在を知ったんです。しかも棚橋(弘至)さんも学プロ出身で、関西がどうやら有名らしいと耳にして。学校を絞る上で、国公立に行けたら野球を続けよう、私大に行くんだったら学生プロレスをやってみたい。プロレスもできて面白そうぐらいのテンションで同志社大を受けました。一番最初に受かってしまったので、もうプロレスをやる頭になっていました。
――プロレスサークルに入った
岡田 ここでどんな恥をさらそうが何をしようが、誰かが笑ってくれたらいいなという気持ちで入りました。うちのサークルはプロの人を呼んで講演会とかをしてたりした過去もあって、前田日明さんが来てくださった時の教えが、自分の代まで受け継がれていたんです。前田さんから「プロレスは潰し合いだからこうやって投げるけど、君たち学生はケガしちゃいけないんだから、首をちゃんと守ってこうやって投げろ」と教わった技術があって、それをみんなで真剣に研究して、試合をしてました。棚橋さんも巻いたベルトを、僕も巻きました。就活終わってすぐの試合でテンションが上がって普段と違う動きをしたら疲れて…。1つ下のオルカ宇藤くんにベルトを取られました。
――大学時代にイベント業務を経験した
岡田 学園祭や他の大学との交流戦とかをやってましたね。その中でイベントの運営やタイムスケジュールを組み立てたりしていたので、就職はイベントとかエンタメ企業に入って大きいイベントをサポートできる人間になりたいなとは思ってました。最初に就職した「アニメイト」では、お子さま向けのイベントから、大きいアニメファン向けのイベントまでいろいろやってました。
――プロレスとの関わりは
岡田 プロレスラーになるには身長が低いしとか言い訳して、プロレスラーは目指さなかったですね。でも、ファンでした。休みの日は後楽園や両国国技館、新木場とか各団体の大会に行ってました。アニメイトを辞めてからは仕事を転々として、12年10月の新日本プロレス両国大会に行ったら、会場で木谷(高明)社長がカードゲームを売ってたんですよ。その時に社長が前に立って盛り上げようとしている面白い会社だなと思ったのと、あわよくばプロレスの仕事もできるかなと思って、ブシロードを受けました。
――入社後は声優ユニット「ミルキィホームズ」を担当した
岡田 入社して数か月たった時に配属されました。最初の2年ぐらいは新日本の野球部に参加してたので、選手のみなさんとは会う機会が多くて。たまにブシロードのイベントに出演していただく時は、自分が案内したりしてましたね。でも、仕事での接点はあまりなかったので、入社してからもチケットを買って見に行ってました。ミルキィホームズのメンバー(三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ)とも一緒に試合を見にいくこともありました(笑い)。
――今後のスターダムについて
岡田 8月は「5★STAR GP」があるので、そこに向け選手それぞれがしっかり答えを出せるんじゃないかなと。その先に控える年末の両国大会(12月29日)、来年に向けて選手たちがより激しく動いていくと思ってます。海外戦略については(6月30日=日本時間1日の新日本とAEWの合同興行)「Forbidden Door」に3選手が出場したりで、4月に続き前進しています。また、7月中には新しい発表ができると思います。(インタビュー・木元理珠)
☆おかだ・たろう 1987年6月10日生まれ。神奈川県出身。麻布中・高を卒業後、2006年に同志社大に進学。卒業後、アニメイトに就職にイベント運営に携わる。13年にブシロードに入社し、声優ユニット「ミルキィホームズ」を担当。23年5月に劇団飛行船の社長に。同年12月1日付でスターダムの社長に就任。新日本プロレス取締役も兼務する。
2024年07月02日 06:00
因縁の対戦は実現するのか。
2024年07月02日 06:00
ミスター女子プロレスこと「LLPW―X」の神取忍(59)が、「マリーゴールド」勢を一蹴だ。
5月の旗揚げ前から都内の道場を貸している縁もあり、13日のマリーゴールド東京・両国国技館大会への参戦が決定。井上貴子、NØRIと組み、高橋奈七永&桜井麻衣&石川奈青と対戦する。1日の会見では神取が、桜井&石川を「付け人なの?」と小バカにしたことから因縁が勃発。激怒した高橋から「勝ったら道場をよこせ!」と要求され大乱闘になった。
会見後に取材に応じた神取は「だってあの2人、知らねえし。それにやっぱり、ちゃんとプロレスラーとしての意識をもっと持ってもらいたいじゃん」と厳しく言い放つや、「マリーゴールドファンは我々の怖さを知らないと思うから『全く違う次元の世界で試合をしてるんだな』と感じてもらえたら」と自信の笑みを浮かべた。
マリーゴールド勢とは育ってきた環境が違う。中学時代に柔道を始め、1984年の世界選手権で3位に。86年にジャパン女子でデビューしてから一度も引退せずに現役生活を続けてきた。「当時は新日本プロレスの男子とプレハブ小屋でスパーリング練習させられてさ。気温が50度の中、4時間練習してたよ。その時、柔道の癖で腕をつかんじゃったら(獣神サンダー)ライガーに殴られた。今は時代が違うけど、その時はもがき苦しんでたね」と若手時代を振り返る。「鍛え方が昔が10だとしたら、密度が違うから今は3くらい。だから技にしろ試合にしろ重さが違うよね」
両国決戦ではジュリア対Sareeeが、団体最高峰の初代ワールド王座決定戦として行われる予定だ。だが神取は「悪いんだけど、今はベルトに興味ない。まあ自分の見える範囲にそれがきたら欲しくなるかもしれないけど。ジュリアが持ってもSareeeが持ってもまだピンと来ないかな」と高みの見物を決め込み、まずは道場をかけた一戦に集中する。「道場には選手の命がかかってる。その覚悟で来い」。レジェンドが新団体を乗っ取りそうな勢いだ。
2024年07月02日 05:00
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)
マルティネスとの2団体王座統一戦を行う井岡一翔が1日、都内で練習を公開した。29日(日本時間30日)に米国で、対戦を望んでいたWBC同級王者フアンフランシスコ・エストラダ(34)=メキシコ=が、ジェシー・ロドリゲス(24)=米国=に7回KO負けで王座転落。ロドリゲスは井岡−マルティネス戦の勝者との統一戦を求めた。
井岡はライバルの敗戦を「若手には負けないところを見せてもらって、僕も勝って、エストラダとできるのが一つのストーリーだと思っていた」と惜しんだが「ショックはない」ときっぱり。
「バム(ロドリゲスの愛称)も評価が高いし、僕も兄(元WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ)と戦っていてつながりもある。僕の中でもチャンピオンじゃなくなったエストラダは評価が落ちた。この試合に勝ってWBCのチャンピオンとできるなら、それが一つのストーリーだと思う」と切り替えはできている。
井岡は「彼(バム)を倒すことによって、自分が評価を得られることは変わらない。2団体統一して、彼との試合に臨みたい」と、3団体統一のチャンプロードを描いていた。
2024年07月02日 05:00
日本相撲協会は1日、大相撲名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付を発表し、夏場所で初優勝を飾った大の里(24)=二所ノ関=が新関脇に昇進した。幕下付け出しデビューから所要7場所での新関脇は、昭和以降2位タイのスピード昇進。愛知県安城市の宿舎で臨んだ会見では、起点を築いた大関とりへの意欲をにじませ、発生から半年となった能登半島地震の被災地である地元・石川県に元気を届ける活躍を誓った。
あっという間に番付を駆け上がった。幕下付け出しデビューから所要7場所での新関脇は、武双山と並ぶ昭和以降2位のスピード。夏場所で史上最速優勝を果たした大の里が、また記録に名を連ねた。
昨年の名古屋場所は東幕下3枚目。3勝3敗から勝ち越し、何とか新十両昇進を決めた。「生きた心地がしなかった。苦しい経験をして、ひと皮も二皮もむけた」というデビュー2場所目からまだ1年。「想像していなかった」という速さで出世し「充実した場所を送れている」とうなずいた。
夏場所は新小結で12勝。大関とりの起点を築いた。名古屋場所は足固めとなるが、連続優勝などの好成績を残せば、一気に昇進機運が高まる可能性はある。「三役に上がった特権。上に目指せるものがある。やっぱりこの場所はすごく大事な場所になってくる。しっかりアピールして頑張ります」と大関への意欲を隠さず。何度も「今場所がすごく大事」と繰り返した。雅山ら初土俵から所要12場所での昇進という昭和以降の最速記録更新も、十分に射程圏だ。
この日で能登半島地震発生から半年。6月に避難所を訪問した際は、被災者に大歓迎された。7日には故郷の石川県津幡町でパレードも予定されている。「またしっかり結果を残して、喜んでもらえるように頑張りたい」と気合を入れたちょんまげ頭の新関脇。被災地への思いも胸に、猛暑の名古屋でも主役を張る。
2024年07月02日 05:00
新日本プロレスと米国・AEWの合同興行「Forbidden Door」(30日=日本時間1日、米ニューヨーク州)で行われたIWGP世界ヘビー級選手権は、挑戦者の内藤哲也(42)がジョン・モクスリー(38)を撃破し第10代王者に輝いた。
2024年07月02日 05:00
全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・安齊勇馬(25)が、ノアと女子プロレス「マリーゴールド」のビッグマッチに対抗心を燃やしている。
13日エディオンアリーナ大阪第2競技場大会のV3戦では暴走男諏訪魔(47)を迎え撃つ。だが、敵は師匠だけではないという。意識するのが、都内で行われる他団体興行だ。同日はノアが日本武道館、マリーゴールドが両国国技館で興行を開催。ノアにはAJスタイルズ、マリーゴールドにはイヨ・スカイが米WWEから参戦する。
安齊は「AJや(ノアに参戦する)永田(裕志)さんとかの名前を聞けば、僕でも気になります。女子プロレスはあまり見ないのですが、その中でもイヨさんの名前は聞きますし、WWE女子でトップクラスの選手。当然プロレスファンの期待とかもあると思う。向こうからしても他団体を意識して、選手たちも熱が入るだろうし」と表情を引き締めた。
会場規模ではかなわない。だが、大阪では3冠戦のほか王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ) vs 宮原健斗&青柳優馬の世界タッグ王座戦もあることが強みだという。「自分らの団体だけでのタイトルマッチは意味があるなと。よそから呼んだすごい方との対戦ももちろん見たいですけど、鎖国していると言われる全日本がそこに負けない熱のあるリングになれば、全日本がきてるなと証明できると思う」と強調した。
「大阪大会の主役はもちろん、その日のプロレス界の主役も僕が持っていきます!」。若き3冠王者が7・13興行戦争の話題を独占する。
2024年07月01日 22:33
GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、カズ・ハヤシ(51)が引退試合を行った。
CIMAとのタッグでG―INFINITY王座を保持したまま現役最後の日を迎えたカズは、V5戦で石田凱士、井戸徹也組と対戦。試合は会場の大「カズ」コールに背中を押されて攻め込む場面もあったが、最後は井土のハイキックを側頭部にうけてから石田のハーフタイガースープレックスホールドでアーチをかけられ、3カウントを聞いた。
メイン後、あいさつのために再びリングに上がったカズは、所属選手に囲まれてマイクを持ち「32年間、プロレス生活を応援していただきありがとうございます。みなさんの応援が僕のパワーになりました。ありがとうございます」と観客に感謝を述べる。さらに「今後もプロレスに関わっていきたいと思います。みなさんが戦うリングの感動を僕が全力で作っていきます。2024年7月1日、カズ・ハヤシは引退しました。2024年7月2日、明日からはGLEATの親会社であるリデットエンタテインメントに新入社員として入社いたします」と発表し拍手を浴びる。最後は「プロレスと出会って、プロレスを好きになって良かった。ありがとうございました」と話して笑顔で胴上げをされるのだった。
2024年07月01日 22:33
GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、バカサバイバーこと青木真也(41)がエル・リンダマンとの「LIDET UWF」戦に臨んだ。
同ルール初登場となるリンダマンに対し、青木はバックマウントから手のひらで口をふさぐ攻撃や足4の字固めなどでエスケープさせ、ポイントを奪う。最後は反撃に出たリンダマンに原爆固めで投げられたが、そのままクラッチしている手をダブルリストロックでとらえてギブアップを奪った。
そして勝ち名乗りを受けた青木は、なぜかそのままリング下の鈴木裕之社長のもとへ。何かを話しかけようとしたが…リンダマンにトペ・コンヒーロで割って入られ直訴はならなかった。
試合を振り返って青木は「強かったけど、UWFルールは苦しいよね。もっと引き出しがあったかな…」と声をしゃがれさせる。リンダマンが試合後に見せた行動については「最後のコンヒーロはアイツなりの反グリートなんだと思いますよ。あいつも腹にイチモツがあったんだと思います」と自らではなく鈴木社長を狙ったものと推測した(その後、リンダマンは青木を狙ったと明言)。
それはそれとして青木は、鈴木社長のもとへ向かった理由を「闘魂スタイルなんか使ってていいのかって。あのヤロー…。なんでもいいんじゃないぞって。黒幕に支配されてるんじゃないですか? だから中嶋勝彦とやらせてくれって(言おうとした)」と中嶋との対戦を直訴するつもりだったという。
さらに「GLEAT、呼ばれないけど、外様だけど、所属じゃないけど、思い入れはありますよ。良くしたい。頑張りたいっていう。それがこんなんでいいのかって! 初参戦でチャンピオンシップやらせていいのかって。やっぱり悔しいっすよ。コバエとして」と力を込めると、エレベーターに向かって走り去った。
2024年07月01日 22:30
GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、ゴールデンスター飯伏幸太(42)が5分間のエキシビション戦に臨み、大日本プロレスの関本大介と対戦した。
2024年07月01日 22:29
諏訪魔、逃げるな! GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、初参戦となった××スタイルこと中嶋勝彦(36)が伊藤貴則との「LIDET UWF世界王座決定戦」を制し第3代王者となった。
鈴木裕之社長からのラブコールを受け参戦を果たした中嶋は、不慣れなUWFルールと伊藤との体格差もあり序盤はまさかの苦戦も。コーナーに座らせた相手を踏みつけ観客の撮影を促す恒例のムーブで反則を取られポイントを失うなどした。だが残り1ポイントになったところでノーザンライトボムから腕固めでとらえてギブアップを奪った。
試合後「××スタイルの中嶋勝彦だ。まずは鈴木社長、干された俺をこのリングにあげてくれてありがとうございました。あの時、社長と約束をした。ベルトを一発で取ると。約束通りだ」と会心の笑み。さらに伊藤を介抱していたエル・リンダマンを挑発してにらみ合うなど因縁を深めた。
さらにこれだけで終わらない。コメントスペースに現れた中嶋は「俺は忘れてねえぞ…。あの時、俺の逆指名は断っておきながら、最近挑戦表明したらしいじゃねえか。なあ、諏訪魔! なんであの時、3冠王者だった俺の指名を断ったんだ!?」とまさかの名前を挙げる。
そして取ったばかりのベルトを示すと「ここにあるぞ、諏訪魔! このUWFの中立なリングで逆指名してやる。諏訪魔、UWFのベルトを取りに来いよ! 俺は忘れていない。あの時の清算をしようぜ」と全日本の3冠ヘビー級王者時代に実現しなかった諏訪魔との王座戦をぶち上げた。
諏訪魔はこれにどうこたえるか。劇薬中嶋勝彦のGLEAT参戦はやはりタダではすまなくなりそうだ。
2024年07月01日 21:27
「プロレス・マリーゴールド」(13日、両国国技館)
旗揚げ後、初のビッグマッチとなる「MARIGOLD SUMMER DESTINY 2024」の全カード発表記者会見が1日、東京・原宿で開かれた。対抗戦を行うマリーゴールドの高橋奈七永、桜井麻衣、石川奈青組とLLPW−Xの神取忍、井上貴子、NORI組が一触即発となり、石川とNORIが乱闘を繰り広げた。
5月20日に旗揚げしたばかりのマリーゴールドはLLPW−Xの道場を借りて練習しているが、NORIは「いつも掃除ができていない。いつも自分たちが後始末をさせられています」と暴露し、「日頃からうっぷんがたまっていたので、いい機会だと思う。うっぷんを晴らしたい」と挑発。神取も「奈七永選手とは初めて当たります。すごく楽しみにしている」と喜ぶ一方で、桜井と石川を「付け人?」とあしらい、高橋が「今の女子プロレスを勉強してください」と言い返すと「誰もが分かるような選手になれって言ってんの!」と一喝した。
高橋も「今、怒れる相手がいないんですか?笑ってる場合じゃないですよ。私が神取忍に勝って、怒る理由を作ってやりますよ。それが今の女子プロレスを生きてる証だから」ともう反論し、「こっちが勝ったら道場よこせよ!」とハードルの高すぎる要求。神取も「くれてやるよ!」と売り言葉に買い言葉だ。
その後の写真撮影でも断固拒否する神取の腕を高橋が無理やり引っ張ったり、NORIと石川がつかみ合いになったりと、この日、最も荒れた組み合わせとなった。
米WWEのイヨ・スカイ(紫雷イオ)と一騎打ちを行う林下詩美は「ファンの時に初めてイヨさんを見た時からずっと私の憧れの方です。試合できるのがすごく楽しみです」と率直に明かしつつも、「夢で終わらせるつもりなんてありません。勝って超えてみせます。憧れなんてものは捨てて全力で挑みたい。両国国技館の主役はこの林下詩美です」と、力強く言い切っていた。
初代ユナイテッド・ナショナル王座決定戦は、まずMIRAIと青野未来が決勝進出マッチで対戦し、その勝者が旗揚げ戦でセンセーションを巻き起こしたボジラと決定戦を行う。
ボジラは「オウムのようなMIRAI、老いたウィドーのような青野未来、どっちが勝とうが関係ない」と意気込む2人を一蹴し、「マリーゴールドのエースはボジラ。見てな、白いベルトを巻くのはアタシだよ」と戴冠を宣言した。
2024年07月01日 21:05
いったいどこに向かっているのか。全日本プロレスの世界タッグ王座戦線が、カオスな空間に包まれている。
13日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会では、同王者の斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=)に宮原健斗(35)と青柳優馬(28)の「ビジネスタッグ」が挑戦することが決定。だが、1日に都内の事務所で行われた会見は「?」だらけの内容となった。
まずは優馬だ。王者コンビと同じようにサングラス姿で登場し「ビジネスタッグが取れば、第100代王者になる。俺はキリのいい数字が大好きだ。この青柳優馬と宮原健斗がベルトを取って第100代世界タッグ王者になる。以上だ!」と、なぜか斉藤ブラザーズの口調で決意を口にする。
すると阪神タイガース・森下翔太投手のユニホームを着用した宮原は「俺は大阪に縁があるんや。斉藤ブラザーズはんよ、あんたらの人気は東北、仙台だけやろ。大阪のみんなはワイのことが好きやねん。1月13日、大阪でこの世界タッグベルトをいただきますわ」と、うさんくさい関西弁を駆使してコメント。宮原は福岡出身だが、2019年11月に開催されたスポーツミュージカルに出演した際、3か月大阪に住んだことから縁を感じているという。
もはやこれだけでも何が何だかわからないが、極めつけは王者組だ。「俺たち斉藤ブラザーズが第99代王者のまま永遠に防衛する、DOOM」(ジュン)、「このビジネスタッグをボコボコにぶっ倒してやるぜ」(レイ)と意気込みを語ったまでは良かったが、ここからおかしな方向に。レイが真っ昼間かビールを飲み始めると、ジュンは茨城のスーパーで買ったというメロンゼリーを食べ始める。
その後も謎の展開が続いたが、宮原&優馬は昨年10月に斉藤ブラザーズに同王座を奪われ、今年2月京都大会で組まれた同王座戦はレイの負傷欠場で流れたことだけは事実。果たして決戦当日はどんな展開になるのか。