2024年06月30日 17:51
女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・上谷沙弥(27)の前に2人の救世主が現れた。 22日の代々木大会で行われた「大江戸隊」との最終決戦で「クイーンズ・クエスト(QQ)」が敗北。上谷以外のAZM、妃南、レディ・C、天咲光由がQQから強制追放された。1人QQとなった上谷は30日の新宿住友ホール大会で新人の梨杏と組み、舞華&HANAKO、飯田沙耶&向後桃と3WAYタッグマッチで対戦した。 舞華、飯田とは若手時代にフューチャー王座を奪い合ってきたライバルだ。試合開始のゴングが鳴ると上谷、舞華、飯田が向き合い一進一退の攻防を展開。ライバル同士の白熱した戦いはファンを魅了した。 その後は後輩の梨杏をアシストし初勝利に導こうとした上谷だったが、最後は梨杏が舞華にローリングラリアートで吹き飛ばされ3カウントを献上した。 マイクを持った舞華から「お前、元気なさそうなふりしてめちゃくちゃ元気じゃねえか! 心配して損したわ。ユニットのこと、いろいろあるけどさ。私たち黄金世代はこれからもって話したよね? お前、もっと私ら頼ってこいよ」と呼びかけられ、飯田からも「お前は一人じゃねえんだよ。黄金世代の絆ってのは、ユニットを超えて結ばれてんだろ」とエールを送られた。 2人の言葉に上谷は「QQは今一人になってしまったけど…。黄金世代はQQとは別の大切なものだと思っているから、またメンバーで組みたいと思ってる」とうれしそうな表情を浮かべた。 すると舞華から「善は急げだ。7月4日後楽園、黄金世代タッグを組んで戦うぞ!」と突然トリオ結成を提案された。飯田と上谷もうなずき承諾。傷心の上谷に少しずつ笑顔が戻ってきた。
2024年07月02日 16:00
【ブル中野・告白(10)】1986年8月にダンプ松本さんとWWWA世界タッグ王座を巻いた後、2人の関係が疎遠になった時期がありました。ダンプさんは話題になることや派手なこと、音が出るもの、みんなを驚かせることに重点を置いたと思う。でも私は、悪役でも感動させられる試合とか、レスラーとして見てもらいたい部分が強くなっていました。クラッシュ・ギャルズさん(長与千種&ライオネス飛鳥)に対抗し、少しは戦えるようになって、ダンプさんに言われたことだけじゃ「物足りないな」と思い始め、そこから確執が出てきてしまったんですかね。仕事はいつも一緒なんですけど、話さない期間もありました。
結局レスラーは一人なんだなと自覚し始め、18歳ぐらいのときからダンプさん、クラッシュさんには全女を任せておけないという気持ちになっていたのです。全女はどうしていくべきか、プロレスとはどうあるべきかを自分の中で考え始めている時期で、リングに出て「キャーキャー」だと続かないとわかっていたので、どう変えていくかを考え始めていました。
青森・八戸の体育館から北斗晶たちと逃亡したのも、このころです。当時、北斗と堀田祐美子はペアを組んでいて勢いがあった。会社もクラッシュを超えるペアをつくろうとしていました。この2人のペアなら、うまくいくかなという感じになっていたんですけど、それでまたイジメが起きたんです。(86年2月に)ジャガー横田さんが引退されてすぐ、デビル雅美さんがトップでやっていたころでした。
派閥ができたりして毎日地方巡業の練習で100発投げとかされていました。人気になりそうな選手、出るくいは打つってことですよね。このままじゃ殺されると思いましたが、中堅なので何も意見は言えない。何か行動を示そうと思った結果が脱走でした。
東京に戻った翌日、会社にイジメの現状を説明しました。そうしたら「わかった。お前らが練習で半殺しにされているとき、知らないふりして行って『何やってんだ!』って怒るから」って言ってくれたのですが…。何だそりゃ? 今この場で怒れよと思いましたけど(笑い)。
結局、私がいるときは表立ってイジメをすることはなくなりました。だけど、脱走者はそれから半年くらいは大変な思いをしましたね。ちなみに脱走による罰金は私が20万円で、北斗たちは10万円でした。87年4月には北斗が首を骨折するという事故が起こりました。それはイジメとは関係ないのですが、嫌なうわさが流れました。イジメは止められたけど、北斗の首が折れてしまったのは事実です。こうして88年、ついにダンプさんが現役を引退することになるのです。
2024年07月02日 15:15
「ボクシング・10回戦」(7月7日、両国国技館)
WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35)=志成=とIBF王者フェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=の統一戦のセミファイナルでウィーラウット・ヌーレ(タイ)と対戦するWBA世界バンタム級2位の堤聖也(28)=角海老宝石=が2日、東京・江古田のDANGANジムで公開練習を行った。
ウィーラウットの映像を「20秒くらい見た」という堤は「しっかりリターンを返してきたり、ちゃんとボクシングができる選手」と、印象を説明。戦績4勝(2KO)1敗で今年4月、西岡伶英(川崎新田)に判定負けしている格下だが、「先週くらいから怖さとか恐怖心とか、いつものような緊張感を持って望むようにできてきた。こういう時は思いがけないハプニングが起きるから。切るかもしれないし、頭をもらって負傷ドローとか、そういう怖いことが起きるかもしれない。そういう不安を持ちながら、自分自身を詰めていくことができている」と油断はない。
「いいところを見せようとしてボクシングしちゃうと、あまりいいパフォーマンスはできない。ちゃんと組み立ててボクシングしたい。早く終わらせようとか考えると空回りすると思う。組み立てて考えるボクシングの面白い部分を見せていけたらと思います」と、落ち着いて試合への意気込みを語っていた。
2024年07月02日 11:41
1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の人気選手で、ラグビー系YouTuberのノッコン寺田が1日、自身のXを更新。韓国版のBDともいわれる「FIGHTER100」のオーディションで、韓国の元極道戦士、キム・ジェフンが壮絶な乱闘を繰り広げる動画を投稿した。
動画の中では審査員席とみられるキム・ジェフンが頰づえをついている中で、参加者が「おい、こら!」と怒鳴り散らし、机を蹴り上げた。キム・ジェフンが「やめろ、マジで」と立ち上がったが、参加者が胸ぐらをつかんだところで、ブチギレして乱闘。関係者が参加者を抑えこんだ参加者に対して、容赦なく拳を振り下ろして、殴り続けた。ノッコンも止めに入ったが、なかなか止められず、関係者が緊迫した声で「ジェフンさん、ジェフンさん」と声をあげていた。
ノッコンは「160キロに喧嘩売るヤンキーはなかなか根性あったな。でも相手がちょっと悪すぎたな」と、つづった。
コメント欄では「こわい」、「ノッコンが止められなかったら、誰が止められるんだよこの巨体」との声が寄せられていた。
2024年07月02日 11:00
女子プロレス界の盟主「スターダム」のかじ取り役を担うのが、岡田太郎社長(37)だ。
2024年07月02日 06:00
因縁の対戦は実現するのか。GLEATの1日東京ドームシティホール大会で伊藤貴則との「LIDET UWF世界王座決定戦」を制し新王者となった××スタイル中嶋勝彦(36)が、全日本プロレスの暴走男こと諏訪魔(47)を挑戦者に指名した。新王者が見せたまさかの仕掛けにGLEATの鈴木裕之社長は動揺を隠せなかったが、全日本との交渉に入ることを明言した。
鈴木社長からのラブコールを受けて初参戦した中嶋は、伊藤をノーザンライトボムから腕固めで捕らえてギブアップ勝利。3冠ヘビー級王座から陥落した全日本の3月30日大田区大会以来、3か月ぶりの試合でベルトを巻いた。バックステージでは「諏訪魔! 何であの時、3冠王者だった俺の指名を断ったんだ? このUWFの中立なリングで逆指名してやる。UWFのベルトを取りに来いよ!」と、突如因縁の男に対戦を呼びかけた。
大会後、取材に応じた鈴木社長は中嶋について「修羅場をくぐっている数が違うだけあって、新風を吹き込んでくれましたよね。令和のUWFをつくってくれるんじゃないか」と満足げな表情。「王者のうちは彼が『やる』っていうことを形にしていきたい。それがいかにでたらめなことだったとしても」と、さらなる期待をかける。
だが、諏訪魔を逆指名した件を伝えると表情を一変。「えっ? 聞いてない! マジで…?」と絶句し、ヒザを震わせた。それでも「できる、できないの約束はできないけども、やりたいということに私は最善を尽くさせていただきます。全日本さんに『大変恐縮なんですが、うちの王者が』って、平身低頭に最大限の誠意を尽くして一回、お話はさせてもらいます」と約束。「僕の胃が痛くなればなるほどファンは喜んでくれるはずなので、どんどん私の胃を痛めてくれれば。血を吐くまでやります」とおなかを押さえた。
なお、この日をもって契約解除になった河上隆一が「河上ファイヤー隆一」を名乗りフリーとして参戦すると一方的に宣言したことについては「は? アイツはクビですけど。許さないです。勝手なこと言ってんじゃない。最悪ですね。退場です」。こちらもモメるのは確実で、社長の胃に穴があかないことを祈りたい。
2024年07月02日 06:00
ミスター女子プロレスこと「LLPW―X」の神取忍(59)が、「マリーゴールド」勢を一蹴だ。
5月の旗揚げ前から都内の道場を貸している縁もあり、13日のマリーゴールド東京・両国国技館大会への参戦が決定。井上貴子、NØRIと組み、高橋奈七永&桜井麻衣&石川奈青と対戦する。1日の会見では神取が、桜井&石川を「付け人なの?」と小バカにしたことから因縁が勃発。激怒した高橋から「勝ったら道場をよこせ!」と要求され大乱闘になった。
会見後に取材に応じた神取は「だってあの2人、知らねえし。それにやっぱり、ちゃんとプロレスラーとしての意識をもっと持ってもらいたいじゃん」と厳しく言い放つや、「マリーゴールドファンは我々の怖さを知らないと思うから『全く違う次元の世界で試合をしてるんだな』と感じてもらえたら」と自信の笑みを浮かべた。
マリーゴールド勢とは育ってきた環境が違う。中学時代に柔道を始め、1984年の世界選手権で3位に。86年にジャパン女子でデビューしてから一度も引退せずに現役生活を続けてきた。「当時は新日本プロレスの男子とプレハブ小屋でスパーリング練習させられてさ。気温が50度の中、4時間練習してたよ。その時、柔道の癖で腕をつかんじゃったら(獣神サンダー)ライガーに殴られた。今は時代が違うけど、その時はもがき苦しんでたね」と若手時代を振り返る。「鍛え方が昔が10だとしたら、密度が違うから今は3くらい。だから技にしろ試合にしろ重さが違うよね」
両国決戦ではジュリア対Sareeeが、団体最高峰の初代ワールド王座決定戦として行われる予定だ。だが神取は「悪いんだけど、今はベルトに興味ない。まあ自分の見える範囲にそれがきたら欲しくなるかもしれないけど。ジュリアが持ってもSareeeが持ってもまだピンと来ないかな」と高みの見物を決め込み、まずは道場をかけた一戦に集中する。「道場には選手の命がかかってる。その覚悟で来い」。レジェンドが新団体を乗っ取りそうな勢いだ。
2024年07月02日 05:00
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)
マルティネスとの2団体王座統一戦を行う井岡一翔が1日、都内で練習を公開した。29日(日本時間30日)に米国で、対戦を望んでいたWBC同級王者フアンフランシスコ・エストラダ(34)=メキシコ=が、ジェシー・ロドリゲス(24)=米国=に7回KO負けで王座転落。ロドリゲスは井岡−マルティネス戦の勝者との統一戦を求めた。
井岡はライバルの敗戦を「若手には負けないところを見せてもらって、僕も勝って、エストラダとできるのが一つのストーリーだと思っていた」と惜しんだが「ショックはない」ときっぱり。
「バム(ロドリゲスの愛称)も評価が高いし、僕も兄(元WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ)と戦っていてつながりもある。僕の中でもチャンピオンじゃなくなったエストラダは評価が落ちた。この試合に勝ってWBCのチャンピオンとできるなら、それが一つのストーリーだと思う」と切り替えはできている。
井岡は「彼(バム)を倒すことによって、自分が評価を得られることは変わらない。2団体統一して、彼との試合に臨みたい」と、3団体統一のチャンプロードを描いていた。
2024年07月02日 05:00
日本相撲協会は1日、大相撲名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付を発表し、夏場所で初優勝を飾った大の里(24)=二所ノ関=が新関脇に昇進した。
2024年07月02日 05:00
新日本プロレスと米国・AEWの合同興行「Forbidden Door」(30日=日本時間1日、米ニューヨーク州)で行われたIWGP世界ヘビー級選手権は、挑戦者の内藤哲也(42)がジョン・モクスリー(38)を撃破し第10代王者に輝いた。次なる使命は真夏の祭典「G1クライマックス」(20日、大阪で開幕)の連覇だ。実に24年ぶりとなる王者でのG1制覇が、現在の新日本に必要な理由とは――。
4月の新日本シカゴ大会でベルトを奪われた相手との雪辱戦。内藤は、モクスリーの必殺技デスライダーを浴びながらも3カウントだけは許さない。最後はバレンティアからデスティーノを炸裂させ逆転勝利を収めた。
大会後に取材に応じた内藤は「改めて海外でプロレスの難しさを感じましたね。ただ、だからこそ面白いし、だからこそ俺はいまだにプロレスが好きなのかもしれないなと」と激闘を振り返りつつ、「とりあえずはベルトを取り戻せてホッとしてますよ」と安堵の言葉を口にした。
海外に流出していた至宝奪回に成功したことで、連覇がかかるG1は王者での出場が決定。王者の優勝は過去に武藤敬司(1995年)、佐々木健介(2000年)の2回しかない。そして内藤は、現在の新日本に必要なのはこの24年ぶりの記録達成だと主張する。
その理由は昨年の自身の扱いにある。オカダ・カズチカが生み出した「権利証システム」により、13年大会以降のG1覇者には翌年1月4日東京ドーム大会でのIWGP王座挑戦権が与えられてきた。だが、同システムは22年、オカダによって事実上廃止に。昨年の内藤は優勝直後に挑戦時期が明言されなかったため権利証を自作したが、争奪戦直前に団体から東京ドームでの挑戦が本人不在の会見でシレっと発表されるズンドコ劇に巻き込まれた。
「確かに権利証システムは、最初は新鮮味がありましたよ。それが何年も続くと、G1から東京ドームまで期間が長すぎるんじゃないかとか疑問も出てきたわけで…。それでいざ廃止されたらされたで、去年の俺の中ぶらりんな扱いを見れば分かるように、会社としてG1覇者をどう扱っていいか分からなくなってしまっているんでしょう」と分析する。
長年続いた「G1覇者が年間最大興行で王者に挑戦」を断ち切る最も単純な方法は、王者がG1を制覇することだ。「どうせ今年も何も考えてないんでしょ? G1覇者以外の挑戦者でも1月4日東京ドーム大会は盛り上がるんだということを、久しぶりに証明しないとダメなんじゃないかなと。俺が優勝して、挑戦者を指名することでね」とマンネリ打破を義務づけた。
今年のG1は2ブロック制が復活し、公式戦の試合時間も20分から30分に戻った。内藤は「意味の分からない史上最多(出場人数)みたいな売り文句もなくなりましたしね。数年前まで行われていた、おそらく俺が見てきた中で一番いいやり方がこれじゃないですか」と歓迎する。
さらに「何で30分に戻すのかは、ひと言欲しかったですね。スピーディーな試合展開はもう期待されていないのかなと。新しいことを取り入れるのは悪くないけど、それにしても最近の新日本プロレスにはちょっとツッコミどころが多いですね。本当に会社として議論が行われてるのかな? 誰かの意見が押しつけられてるんじゃないの? そこらへん、あなたもちゃんと取材…」と不穏なことを言い始めたところで残念なことに電波が急激に悪くなり、国際電話は切れてしまった…。
2024年07月02日 05:00
全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・安齊勇馬(25)が、ノアと女子プロレス「マリーゴールド」のビッグマッチに対抗心を燃やしている。
13日エディオンアリーナ大阪第2競技場大会のV3戦では暴走男諏訪魔(47)を迎え撃つ。だが、敵は師匠だけではないという。意識するのが、都内で行われる他団体興行だ。同日はノアが日本武道館、マリーゴールドが両国国技館で興行を開催。ノアにはAJスタイルズ、マリーゴールドにはイヨ・スカイが米WWEから参戦する。
安齊は「AJや(ノアに参戦する)永田(裕志)さんとかの名前を聞けば、僕でも気になります。女子プロレスはあまり見ないのですが、その中でもイヨさんの名前は聞きますし、WWE女子でトップクラスの選手。当然プロレスファンの期待とかもあると思う。向こうからしても他団体を意識して、選手たちも熱が入るだろうし」と表情を引き締めた。
会場規模ではかなわない。だが、大阪では3冠戦のほか王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ) vs 宮原健斗&青柳優馬の世界タッグ王座戦もあることが強みだという。「自分らの団体だけでのタイトルマッチは意味があるなと。よそから呼んだすごい方との対戦ももちろん見たいですけど、鎖国していると言われる全日本がそこに負けない熱のあるリングになれば、全日本がきてるなと証明できると思う」と強調した。
「大阪大会の主役はもちろん、その日のプロレス界の主役も僕が持っていきます!」。若き3冠王者が7・13興行戦争の話題を独占する。
2024年07月01日 22:33
GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、カズ・ハヤシ(51)が引退試合を行った。
CIMAとのタッグでG―INFINITY王座を保持したまま現役最後の日を迎えたカズは、V5戦で石田凱士、井戸徹也組と対戦。試合は会場の大「カズ」コールに背中を押されて攻め込む場面もあったが、最後は井土のハイキックを側頭部にうけてから石田のハーフタイガースープレックスホールドでアーチをかけられ、3カウントを聞いた。
メイン後、あいさつのために再びリングに上がったカズは、所属選手に囲まれてマイクを持ち「32年間、プロレス生活を応援していただきありがとうございます。みなさんの応援が僕のパワーになりました。ありがとうございます」と観客に感謝を述べる。さらに「今後もプロレスに関わっていきたいと思います。みなさんが戦うリングの感動を僕が全力で作っていきます。2024年7月1日、カズ・ハヤシは引退しました。2024年7月2日、明日からはGLEATの親会社であるリデットエンタテインメントに新入社員として入社いたします」と発表し拍手を浴びる。最後は「プロレスと出会って、プロレスを好きになって良かった。ありがとうございました」と話して笑顔で胴上げをされるのだった。
2024年07月01日 22:33
GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、バカサバイバーこと青木真也(41)がエル・リンダマンとの「LIDET UWF」戦に臨んだ。
2024年07月01日 22:30
GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、ゴールデンスター飯伏幸太(42)が5分間のエキシビション戦に臨み、大日本プロレスの関本大介と対戦した。
飯伏は今年1月2日のノア有明アリーナ大会に参戦し、丸藤正道と対戦。試合には勝利したものの「右脛腓靭帯断裂を伴った右足関節外側靭帯群の複合損傷」と診断され欠場が続いている。しかし、この日がデビュー20周年ということもあり、5分に限定したエキシビション戦でのリング復帰となった。
飯伏はドロップキックやミドルキックを放ち、その場飛びムーンサルトも決めるなど、ブランクを感じさせない動きを披露。関本からは破壊力抜群のチョップ、ショートレンジラリアートや逆エビ固め、原爆固めを返されたが、これを耐え抜くと終了直前にカミゴェで披露するなど観客をわかせた。
試合後は「やりすぎでしょ! エキシだから」とフルパワーで向かってきた関本にクレーム。さらに「この5分は大切な5分だから。エキシも試合も関係ない。関本さん、ありがとうございました」と感謝を伝えた。
一方、関本も「ウエルカムバック、飯伏幸太。飯伏幸太の復帰戦の相手に選ばれて非常に幸せでした。この熱をホームの大日本に持ち帰りたい!」と満足げだった。
2024年07月01日 22:29
諏訪魔、逃げるな! GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、初参戦となった××スタイルこと中嶋勝彦(36)が伊藤貴則との「LIDET UWF世界王座決定戦」を制し第3代王者となった。
鈴木裕之社長からのラブコールを受け参戦を果たした中嶋は、不慣れなUWFルールと伊藤との体格差もあり序盤はまさかの苦戦も。コーナーに座らせた相手を踏みつけ観客の撮影を促す恒例のムーブで反則を取られポイントを失うなどした。だが残り1ポイントになったところでノーザンライトボムから腕固めでとらえてギブアップを奪った。
試合後「××スタイルの中嶋勝彦だ。まずは鈴木社長、干された俺をこのリングにあげてくれてありがとうございました。あの時、社長と約束をした。ベルトを一発で取ると。約束通りだ」と会心の笑み。さらに伊藤を介抱していたエル・リンダマンを挑発してにらみ合うなど因縁を深めた。
さらにこれだけで終わらない。コメントスペースに現れた中嶋は「俺は忘れてねえぞ…。あの時、俺の逆指名は断っておきながら、最近挑戦表明したらしいじゃねえか。なあ、諏訪魔! なんであの時、3冠王者だった俺の指名を断ったんだ!?」とまさかの名前を挙げる。
そして取ったばかりのベルトを示すと「ここにあるぞ、諏訪魔! このUWFの中立なリングで逆指名してやる。諏訪魔、UWFのベルトを取りに来いよ! 俺は忘れていない。あの時の清算をしようぜ」と全日本の3冠ヘビー級王者時代に実現しなかった諏訪魔との王座戦をぶち上げた。
諏訪魔はこれにどうこたえるか。劇薬中嶋勝彦のGLEAT参戦はやはりタダではすまなくなりそうだ。
2024年07月01日 21:27
「プロレス・マリーゴールド」(13日、両国国技館)
旗揚げ後、初のビッグマッチとなる「MARIGOLD SUMMER DESTINY 2024」の全カード発表記者会見が1日、東京・原宿で開かれた。対抗戦を行うマリーゴールドの高橋奈七永、桜井麻衣、石川奈青組とLLPW−Xの神取忍、井上貴子、NORI組が一触即発となり、石川とNORIが乱闘を繰り広げた。
5月20日に旗揚げしたばかりのマリーゴールドはLLPW−Xの道場を借りて練習しているが、NORIは「いつも掃除ができていない。いつも自分たちが後始末をさせられています」と暴露し、「日頃からうっぷんがたまっていたので、いい機会だと思う。うっぷんを晴らしたい」と挑発。神取も「奈七永選手とは初めて当たります。すごく楽しみにしている」と喜ぶ一方で、桜井と石川を「付け人?」とあしらい、高橋が「今の女子プロレスを勉強してください」と言い返すと「誰もが分かるような選手になれって言ってんの!」と一喝した。
高橋も「今、怒れる相手がいないんですか?笑ってる場合じゃないですよ。私が神取忍に勝って、怒る理由を作ってやりますよ。それが今の女子プロレスを生きてる証だから」ともう反論し、「こっちが勝ったら道場よこせよ!」とハードルの高すぎる要求。神取も「くれてやるよ!」と売り言葉に買い言葉だ。
その後の写真撮影でも断固拒否する神取の腕を高橋が無理やり引っ張ったり、NORIと石川がつかみ合いになったりと、この日、最も荒れた組み合わせとなった。
米WWEのイヨ・スカイ(紫雷イオ)と一騎打ちを行う林下詩美は「ファンの時に初めてイヨさんを見た時からずっと私の憧れの方です。試合できるのがすごく楽しみです」と率直に明かしつつも、「夢で終わらせるつもりなんてありません。勝って超えてみせます。憧れなんてものは捨てて全力で挑みたい。両国国技館の主役はこの林下詩美です」と、力強く言い切っていた。
初代ユナイテッド・ナショナル王座決定戦は、まずMIRAIと青野未来が決勝進出マッチで対戦し、その勝者が旗揚げ戦でセンセーションを巻き起こしたボジラと決定戦を行う。
ボジラは「オウムのようなMIRAI、老いたウィドーのような青野未来、どっちが勝とうが関係ない」と意気込む2人を一蹴し、「マリーゴールドのエースはボジラ。見てな、白いベルトを巻くのはアタシだよ」と戴冠を宣言した。