2024年06月28日 08:00
「オリックス3−1ソフトバンク」(27日、京セラドーム大阪) オリックスは左大胸筋の筋挫傷で離脱していた宮城大弥投手が1カ月半ぶりの登板で5回2安打無失点、4月21日以来の3勝目を挙げた。エースの復活で同一カード3連敗を阻止した。 ◇ ◇ 左大胸筋の筋損傷で約1カ月半の離脱を経験したオリックス・宮城は、自室で試合中継を見るたびに「申し訳ない」との思いが募っていたという。時には同期の紅林に「すごく悔しい」と連絡を入れたほど。「あの舞台で投げたい思いが、日に日に強くなってました」と振り返る。 離脱期間、曽谷や紅林からの声がありがたかった。曽谷には「早く帰って来いよと思って投げている」、紅林には「宮城がいたらもっともっと勝てる」と復帰を願うエールが送られた。「曽谷さんには先輩としてもっと引っ張っていってほしいですね」。そうニヤッと笑い、“宮城節”をかます余裕も見せていた。 同期や後輩にも刺激を受けた日々だ。高卒2年目の斎藤、育成から支配下登録されたばかりの同期・佐藤が巨人戦でプロ初勝利。「活躍するのはうれしいですよね。たくさんいい経験をしている」とうれしそうだった。 後日、斎藤、佐藤に加え、支配下登録を勝ち取った才木の3選手に靴をプレゼント。宮城も21年にT−岡田から靴をもらった過去がある。自身も同じように行動に移した姿勢に、投手陣の先頭に立つ身としての自覚が垣間見えた。(デイリースポーツ・関谷文哉)
2024年06月30日 18:41
■ソフトバンク 10ー3 日本ハム(30日・エスコンフィールド)
ソフトバンクの近藤健介外野手が、3冠王に迫っている。30日にエスコンフィールドで行われたソフトバンク戦に「5番・指名打者」で先発出場し、4打数2安打1打点1四球の大活躍。打率と本塁打でパ・リーグのトップを走っている。
日本ハム先発の加藤貴之投手と対戦。2回の1死走者なしの第1打席は二ゴロに倒れたが、4回無死二塁の第2打席で四球を選んだ。6回先頭では中前打を放ち、続く正木の二塁打で生還。8回無死一塁では杉浦から適時二塁打を放った。
ここまで全71試合に出場して打率.355、13本塁打、47打点。打率、安打、本塁打、塁打、得点、四球、出塁率、長打率、OPSの9部門でトップを走る。さらには、打点ではリーグトップで自身の直前を打つ山川と2差。3冠王も目前だ。
また、6月は試合前の時点で22試合に出場し、打率.408、7本塁打、22打点、OPS1.286。単純比較はできないが、ドジャースの大谷翔平投手のOPS1.165を上回る。その大谷が日本ハム時代に一目置いていた打撃技術でパを席巻している。(Full-Count編集部)
2024年06月30日 18:35
「ヤクルト6−5阪神」(30日、神宮球場)
阪神が八回に一挙5店を痛恨の逆転負けを喫した。5−1の八回、桐敷、漆原、岩崎をマウンドへ送ったが、長岡に同点となる3点適時二塁打、代打・山田に勝ち越しの左前適時打を浴びた。
九回2死一塁から佐藤輝が左翼フェンス直撃の安打を放つも、代走の植田が本塁憤死で追いつくことはできなかった。
岡田監督はブルペンの準備不足に怒り心頭、さらには九回の同点を狙った本塁突入にもその矛先を向けた。
−結果的にフォアボールから。
「まあ、そらお前、準備の問題やろな」
−漆原のところが準備不足。
「漆原なんか投げさすつもりなかったよ。ゲラと岩崎が(ブルペンで準備を)やってないんやから。投げさせられへんやんか。なんで、準備せえへんのやろうなぁ。教育やなぁ、しかし。そこまで全部やらなあかんねんなぁ。しかし、なぁ」
−岩崎も結果的に慌ててマウンドに上がる形になった。
「だって(準備を)やってないんやもん。だってそんなん、もう普通通りお前、なぁ、きっちり3人でいって、お前、桐敷、ゲラで最後行くって言うて…。お前、そんなうまいこといかん場合もあるわけやんか、それが準備やんか。ブルペンなんかおまえ。そんなんいつもいつもやったら、誰もいらんやんか、こっちから指示したらええだけやんか。何かあった時用の準備をせなあかんわけやろ」
−今日は打たれたピッチャーを責めることはできない。
「できんよそらおまえ。信じられんわ。そこまでやらなあかん?1人でおまえ」
−打線は中軸に当たりが出てきた。
「打線は出てきてるよ。昨日もビハインドやからああいう展開になっただけであって。やっとちょっと反発力がでてきたのに、お前。なんでそんな楽観的なことするんやろな。準備というか、なあ、備えへんのやろなあ。『ゲラいくぞ』言うたら、『漆原しかやってません』て、『ええっ!?』て。あそこで漆原も酷やで。俺は思うよ」
−九回(の本塁突入)は勝負にいった結果。
「負けてんねんやで、1点負けてんねんやで。信じられんわ、お前。状況判断やんか、それは、当たり前やろ、こんな狭い球場で」
−代打も残っている。
「びっくりしたわ、オレも最後。『ええ?』って思ったわ。先行で1点負けてて、なあ。二、三塁でええんちゃうの?(相手投手は)左で今日2本タイムリー打ってるバッター(梅野)で」
−タラレバだが、今日をとれていれば。
「いやそら全然ちゃうよ。今日の負けはめっちゃくちゃ大きいよ、はっきり言って。そんな簡単な1つの負けちゃうで、今日なんかは」
−火曜からの広島戦の戦い方、入り方も変わってくる。
「いや戦い方もクソもお前、こういうことをやってるとやっぱり終盤になって勝っててもそういうのがなるやないか。それをお前、きっちり当たり前のことをやってるからちゃんと継続しているのがええ方向にいくわけであって、お前。そんなもん、こっちで歯車を崩してしまうわけやからな。そんなお前、1つの負けですまんよ、これ、ほんまに。大変な負けやで、こんなん」
2024年06月30日 18:26
延長11回に大谷敬遠→怒涛の5連打&7得点
【MLB】ドジャース 14ー7 ジャイアンツ(日本時間30日・サンフランシスコ)
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ジャイアンツ戦で26号ソロを放つなど、4打数1安打1打点で勝利に貢献した。延長11回には申告敬遠を受け、その後チームは7得点。地元メディアは「ショウヘイ・オオタニを歩かせたのは間違いだった」と綴った。
大谷への敬遠が裏目に出た。7-7の延長11回無死二塁。ジャイアンツベンチはこの日、3回に26号を放っている大谷を申告敬遠した。2試合連続の故意四球に敵地にも関わらず、大ブーイングが沸き起こった。
しかし、続くスミスの2点二塁打で大谷は激走生還を果たした。さらに、フリーマン、T・ヘルナンデス、テイラー、ヘイワードも安打でつなぎ、ロハスも犠飛。この回一挙7点を奪った。
地元メディア「ドジャース・ネーション」もここぞとばかりに「ショウヘイ・オオタニを歩かせたのは間違いだった」とライバル球団にコメントしていた。大谷翔平との対戦を回避したからと言って、それが解決策にならないほどドジャース打線が脅威である現状を指摘している。(Full-Count編集部)
2024年06月30日 17:52
「ヤクルト6−5阪神」(30日、神宮球場)
高津ヤクルトが大逆転勝利で、阪神に連勝。
2024年06月30日 17:44
「巨人3−2広島」(30日、東京ドーム)
巨人が1点差を逃げ切り、首位広島に勝ち越した。
前日、阿部監督が不振により打順変更の可能性も示唆していた岡本和は引き続き4番で出場し、先制適時打。指揮官は4番継続の理由について「考えて、1杯飲んで寝たんだけど、翌朝やっぱり4番だなと思って(笑)」と明かした。
安打は1本だったが、好機での貴重な一打に「追い込まれてからコンパクトにいってくれたので。あれがいいきっかけになればいいかなと思います。振り回さなくてもああやってコンタクトすれば、すごい打球がいくので。そこを何かつかんでくれたらいいかなと思います」と期待した。
2024年06月30日 17:41
延長11回に7得点…1966年以来58年ぶりの猛攻だった
【MLB】ドジャース 14ー7 ジャイアンツ(日本時間30日・サンフランシスコ)
ドジャースは29日(日本時間30日)のジャイアンツ戦に、延長11回14-7で勝った。7-7の11回に一挙7得点の猛攻だった。無死二塁から始まる延長タイブレークで、大谷翔平投手の敬遠に始まり、一挙5連打と強力打線が本領発揮。チームでは58年ぶりの歴史的猛攻だった。
延長11回は、先頭の大谷が申告敬遠。球場にはブーイングが広がった。続くスミスから怒涛の安打攻勢。スミスが勝ち越し2点二塁打、フリーマンも適時二塁打。テオスカー・ヘルナンデスは右前打でチャンスを拡大し、テイラーが右前適時打、ヘイワードが2点三塁打を放ち、ロハスが犠飛を打ち上げた。この犠飛が、この回の最初のアウトだった。
米スポーツのデータやニュースを提供する「オプタ・スタッツ」によると、ドジャースが延長の1イニングで無死の状態で7点を奪ったのは1966年6月2日のアストロズ戦以来、58年ぶりのことだった(無死で犠飛によって得た1点もカウント)。
ブーイングが沸き起こった大谷への申告敬遠を呼び水に、5者連続安打。強力打線が底力を発揮した1イニングだった。(Full-Count編集部)
2024年06月30日 17:39
「巨人3−2広島」(30日、東京ドーム)
巨人が1点差を逃げ切り、首位広島に勝ち越した。
1点リードの九回は右肩の違和感から1カ月半ぶりに復帰した守護神、大勢が2死満塁のピンチを作りながら無失点。阿部監督は「もうやるかやられるかの勝負だったと思いますし、そこで抑えてくれたので、ナイスピッチングでした」とうなずいた。
また、六回、七回には投手交代を巡り、審判団が勘違いを連発した。七回は2死二、三塁で高梨から船迫に代えようとしたが、マウンドに行った杉内投手コーチがベンチへ戻ったと審判団が勘違い。結局、投手交代は認められた。
阿部監督は「そうですね。ちょっとびっくりしてしまって。あれ、そうだったけ、みたいな(笑)。いや、できるよな、いやダメって言われちゃったんだよなっていう状況でしたので」と説明。ただ、山路球審の肩を優しく叩く場面もあり「でも審判の方も人間ですから。たまには間違えもありますよ。だけど間違いを認めてね、しっかりすみませんという事も試合中に仰っていたので」とフォローした。
七回は前のイニングから続投した船迫を、先頭の代打・大盛が登場したところで交代しようとしたが、球審は認めず。「あれも投手交代できるんですけど、投球練習して、向こうが代打を告げられていたので、代えられるんです。けど、いったらダメですって言われちゃって(笑)。これ前もやったことあるよなって思いながら、そしたら『代打を告げられいたので大丈夫です』って急に訂正していただいた」とやり取りを明かした。
2024年06月30日 17:21
「ヤクルト6−5阪神」(30日、神宮球場)
阪神が痛恨の逆転負けを喫し2連敗となった。
2024年06月30日 17:20
「楽天2−1西武」(30日、楽天モバイルパーク)
楽天はロースコアの接戦を制して連敗を4で止めた。負ければ自力優勝消滅の危機だったが、何とか踏ん張った。
しぶとく点を奪った。1点を追う三回は、1死二、三塁から辰己の犠飛で同点とする。七回には1死一、三塁から村林の内野ゴロの間に決勝点を挙げた。
先発の藤井は走者を背負うも粘り強い投球。6回2/3を自己最多111球を投げて1失点。役割を果たした。七回に左腕からマウンドを受け継ぎ、ピンチを切り抜けた渡辺翔が4勝目を挙げた。
交流戦明けは不調が続き、シーズン再開後わずか1勝にとどまっていた。この日、首位・ソフトバンクが勝利していたため、負ければ自力優勝消滅だったが、一丸となって白星を挙げた。
2024年06月30日 17:18
ソトは今オフFA…ヤ軍以外の注目球団の1つとして、NY紙はド軍を挙げた
ヤンキースのフアン・ソト外野手は今オフにFAとなる。25歳の天才打者の去就は注目の的で、米紙「ニューヨーク・ポスト」はヤンキースを離れる場合の移籍先を予想。ドジャースを2番手に挙げている。
ソトは2018年にナショナルズでメジャーデビュー。2019年には打率.282、34本塁打、110打点で世界一に貢献し、短縮シーズンの2020年には首位打者を獲得した。2022年途中にパドレスへ移籍。今季はヤンキースへ移籍し、3100万ドル(約49億8700万円)で契約した。年俸調停権を持つ選手としては、大谷の3000万ドル(約48億2700万円)を抜き、史上最高額となった。
ヤンキース1年目の今季はここまで打率.302、20本塁打、60打点、出塁率.434、OPS1.004をマークしている。記事によると、シーズン中の再契約の可能性は低いが、ソトはヤンキースでのプレーを楽しんでおり、ヤンキースもソトの活躍に満足している。オーナーのハル・スタインブレナー氏が米メディアに“生涯ヤンキー”にしたいと語ったのも「当然だろう」としている。
ソトはヤンキース残留を想定していると、某球団のGMは示唆したという。「チーム状態が良いことや、資金力があることなどがが理由だろう」としているが、記事は「FAでは予想通りに事が運ぶとは限らない」とも。ヤンキース以外で注目すべき球団として2番目に、大谷翔平投手が所属するドジャースを挙げた。
記事はドジャースについて「常に脅威だ」と指摘。「オフの14億ドル(約2252億円)の散財で資金が尽きたと思ってはいけない。少なくとも、球界最大で最高のプレーヤーを獲得できるチャンスを逃すことはほとんどない」と解説している。ちなみに1番手にはメッツを挙げている。
ソトはFAについては多くを語っておらず、「楽しくなりそうだ」ということには同意しているそうだ。果たして残留なのか、他球団へ移籍するのか、そしてどんな契約になるのか。天才打者の周辺は早くも騒がしくなっている。(Full-Count編集部)
2024年06月30日 17:14
○ 巨人 3 − 2 広島 ●
<12回戦・東京ドーム>
接戦を制した巨人は首位・広島との3連戦に2勝1敗で勝ち越し。再び貯金1とし、ヤクルトに敗れた阪神と入れ替わり3位に浮上した。
打線は初回、二死三塁の好機を作ると、ここまで得点圏打率.227の4番・岡本和が痛烈な中前適時打を放ち先制。なおも二死一、三塁で移籍後初スタメンとなった6番・若林が新天地初安打初打点となる左前適時打を放つと、7番・小林も左翼への適時二塁打で続き3−0とリードを広げた。
16日の日本ハム戦(エスコンF)以来の先発となった菅野は、一死満塁だった2回のピンチを無失点で凌ぐなど5回までゼロ行進。3点リードの6回は一死一、二塁のピンチを招き、阿部監督が自らマウンドへ行き降板となった。
2番手の高梨は広島の5番・坂倉に適時二塁打を浴びたものの、なおも一死二、三塁のピンチを3番手・船迫との継投で凌ぎリードを死守。7回は4月13日以来の登板となった中川が1点を失った。
1点リードで迎えた9回は、5月3日以来の登板となった大勢がピンチを招きながらも無失点締め。6回途中1失点の菅野は6勝目(1敗)、大勢は8セーブ目をマークした。
2024年06月30日 17:12
「ロッテ−オリックス」
<6月30日 ZOZOマリン 10回戦>
試合開始 18:00
先攻:オリックス 後攻:ロッテ
◆ 千葉ロッテマリーンズ
(中)岡
(左)角中
(右)藤原
(一)ソト
(指)ポランコ
(三)上田
2024年06月30日 17:08
「巨人3−2広島」(30日、東京ドーム)
広島が2カードぶりのカード負け越しで、リーグ最速の貯金2桁到達を逃した。今季東京ドームでは1勝5敗と、苦戦が続いている。
先発・玉村は初回2死三塁から、岡本和に適時中前打を浴び先制点を献上。その後、若林と小林にもタイムリーを浴び、この回3点を失った。
四回無死三塁のピンチはしのぐも、4回6安打3失点で降板。昨季3戦3勝と相性の良かった巨人打線に捕まった。
五回から登板した河野は2回2安打無失点。6月12日・西武戦(ベルーナ)以来と久しぶりの出番となったが、仕事を果たした。
打線は3点ビハインドの六回。1死一、二塁から坂倉が右翼線に適時二塁打を放ち、初得点。七回は中川から1死二、三塁とすると、上本の遊ゴロ間に1点を追加した。
2024年06月30日 17:07
「巨人3−2広島」(30日、東京ドーム)
巨人が接戦を逃げ切り、首位・広島に勝ち越した。初回、岡本和、大城卓、若林、小林の4連打などで3点先制。トレードで加入した若林が、移籍後初スタメンで初安打、初打点を記録。四回には中越え三塁打を放ち、マルチ安打をマークした。
先発の菅野は六回途中、6安打1失点で6勝目(1敗)を手にした。腰痛を訴え、23日のヤクルト戦を緊急回避。16日の日本ハム戦以来の先発だったが、五回まで無失点と粘りの投球を見せた。3点リードの六回、1死一塁から小園に右前打を許したところで、阿部監督が交代を決断。2番手の高梨が坂倉に適時打を浴び、1点を返されたがリードを守った。
試合はハプニング続きだった。初回、三塁走者・丸の右太もも付近に、岡本和が放ったライナー性の打球が直撃。苦悶の表情を浮かべ倒れ込んだ。打った岡本和も、心配そうな表情で見つめる中、何とか起き上がってプレーを続行した。
さらに六、七回には2イニング続けて、巨人の投手交代を巡って審判団が混乱した。まずは六回、1死二、三塁で高梨が堂林を三振。ここで杉内投手チーフコーチがマウンドに向かった。広島は代打二俣を告げたところで、阿部監督がベンチを出て球審に投手交代を告げ、高梨がベンチへ戻ろうとした。
だが、責任審判の川口一塁審判が4人の審判を集めて何やら協議。高梨はマウンドに戻された。結局、審判が巨人ベンチに謝る仕草を見せ、阿部監督も苦笑い。責任審判の川口審判員は「お待たせして申し訳ありません。ピッチャー交代させられないと勘違いしましたが、ピッチングコーチが帰ってないので交代させることができますので、ピッチャー交代致します」と説明した。客席からは「しっかりしろよ!」のヤジも飛んだ。
一度投手コーチがマウンドに行った後、ベンチへ戻ろうとファウルラインをまたいだ時点で投手交代は認められないが、杉内コーチは戻っていなかった。
さらに、七回には広島の攻撃で代打・大盛が登場。阿部監督は中川の交代を告げたが、山路球審がすぐに認めず。だが、すぐに阿部監督のもとへ戻り、交代を認めた。阿部監督は球審の肩をたたいて苦笑いしていた。
試合は中川、ケラー、大勢と繋ぎ、リードを守った。大勢は右肩の違和感から復帰。この日1軍昇格し、復帰即の登板で2死満塁と苦しみながらもセーブをあげた。
2024年06月30日 16:56
「日本ハム3−10ソフトバンク」(30日、エスコンフィールド)
日本ハムが被安打17の10失点で完敗を喫し、今季ワーストの5連敗。4日に最多タイの「9」だった貯金は、以降の20試合を4勝13敗3分けと負けが込んで、ついに「0」になった。
新庄監督「なんでしょうね。乗ってこないというか。先に点をとっていたら、加藤君のピッチングも変わってくると思うんだけど」と、振り返った。
ただ、これで貯金ゼロになり、気持ちも切り替えやすい。「カードも変わるんでね。この3試合はレベルの違いが感じられて、たくさんのファンのみんなが足を運んでくれたのに、楽しい試合をみせられず、それが歯がゆい。ただ、(相手が強かったので)切り替えはできる。間違いなく。開幕?次、開幕。ちょうど(貯金が)なくなって、(開幕カードと同じロッテ戦で)開幕戦スタートということでよろしくお願いします」と、前を向いた。
練習中に加藤と話していたことについては「『前回すいませんでした』というから、すいませんはいらんと。この世界。やってもらうしかない。期待しかしてないから」と、明かした。