2024年06月29日 16:42
北海道コンサドーレ札幌は6月29日、J1第21節でアルビレックス新潟とホームで対戦し、0−1で敗戦。リーグ戦7連敗となった。 札幌は序盤からなかなか決定的なチャンスを作れずにいると、52分に失点。その後も1点が遠く、最後まで追いつくことはできなかった。 試合後のフラッシュインタビューでペトロヴィッチ監督は、早い時間帯の38分にアタッカーの長谷川竜也を交代させた意図を訊かれ、「竜也はもも裏に少し張りが、少し違和感を感じていて交代しなければいけない状況だった」と説明した。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! また、黒星が続いている現状については、「今は試合が終わった直後であまり言えない」としつつ、負傷者が多い問題点に触れてこう語った。 「怪我人が非常に多いなかで、次の試合に向けてもどの選手が起用できるかをまず考えていかないといけない。今日でおそらく13人目の怪我人が出た。今日の試合を終えて、選手が試合をできる状態にあるかをしっかり見極めて次の試合の準備をしていきたい」 札幌の次節は7月6日に行なわれ、敵地で鹿島アントラーズと相まみえる。まずは勝利を手にし、巻き返しを図りたいところだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 12:59
前半の半ばだった。15番を背負う左SBはボールを受けると、ハーフウェーラインを過ぎたあたりから前に運んでいく。敵の守備網を、うまく身体を入れながらスルスルと抜けていく。
「おー!」
観客席からも歓声が上がる。結果的に決定機には結びつかなかったが、ポテンシャルを示すには十分なプレーだった。
6月30日に行なわれたU-18高円宮杯プレミアリーグEASTの第10節・青森山田戦。川崎フロンターレU-18は序盤から自慢のパスワークで試合を優位に進め、後半に2得点。相手の反撃を最終盤の1点に留めて2−1の勝利を収めた。
この一戦でインパクトを放ったのが、左SBで先発したDF関紱晴(2年)だ。183センチ・70キロ。線はまだまだ細いが、SBとしては大柄だ。その運動能力もバスケットをやっていた父親と母親から譲り受けており、身体に無理がきく点も目を見張る。
最大の魅力は、スピードと技術を活かした“運ぶ”プレーだ。特に素晴らしかったのが、冒頭で記したドリブル。「あれをきっかけに青森山田が踏み込んでこなくなった」(関)。相手の勢いを削ぎ、積極性が増した。
そこからは独壇場だ。左MF児玉昌太郎(3年)とうまく連係し、果敢に高い位置に顔を出す。ボールをさらしつつ、相手が飛び込んでくれば前に出る。大外を回るオーバーラップも効果的だ。
チームの2点目も、関の攻撃参加から生まれた。71分に児玉がペナルティエリアの左角で収めると、関が児玉の外を回って走り込む。ダイレクトで左足を振ると、ボールは逆サイドの右SB柴田翔太郎(3年)のもとへ。そこから放ったグラウンダーのシュートはGKに防がれるかと思われたが、手前でFW恩田裕太郎(2年)がヒールでコースを変えてネットを揺らした。
「サイドバックでも結果にこだわりたい。まだまだ最後のところで相手のゴールキーパーにクロスがいく課題もあったので、次節に向けて練習をしていきたいです」
謙虚な言葉で振り返ったが、ゴールに絡めるSBは貴重な人材。利き足は右足だが、左足でも難なくボールを蹴れる。「小さい頃に右足が痛い時があって、その際に左足だけで蹴っていたら上達した」と自信を持っており、左サイドだけではなく右サイドにも対応可能で、両足でクロスを入れることができる。
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小学校3年生から川崎のU-12チームに入り、技を磨いてきた関。転機になったのが、中学3年生の時だ。小学校6年生から中学2年生まではボランチでプレーしていたが、身体能力を買われてSBにコンバートされ、瞬く間に才能が花開いた。
高校1年生だった昨季は16歳以下の選手で争われる国体少年の部に東京都選抜の一員として出場。チームでは今季からレギュラーに定着し、U-18高円宮杯プレミアリーグEASTでここまでの全10試合にフルタイムでピッチに立っている。右肩上がりで評価を高めており、先日にはトップチームの練習試合を初めて経験した。
「インテンシティが高くてキツかったけど、自分のプレーができなかったわけではない。守備面では相手が速くて強いので、フィジカル面は鍛える必要性を感じた。逆に攻撃参加は通用して、回ってからのクロスで良いボールを入れられた」
プロの世界を肌で感じて刺激を受けただけではなく、鬼木達監督からの助言も心に残ったという。
「上手い選手は狭い状況でルックアップしてくる。守備の距離をこだわろう」
対人プレーの方法論は学びになり、今後の成長スピードを加速させるうえでプラスになった。
「サイドバックが天職。足は速い方で、クロスは右も左もあげられる。守備でも後から行っても間に合うので、自分にサイドバックが合っている」とは関の言葉。
自分が生きる場所を見つけた男はさらなる高みを目ざし、U-18チームで研鑽を積む。そして、近い将来、クラブOBで憧れの存在でもあるDF山根視来(現ロサンゼルス・ギャラクシー)のように、日の丸を背負いたいという想いも持つ。
「“せき”と書いて、“かん”と呼ぶ。なので、覚えてもらいやすい」。自身の苗字について苦笑いを浮かべたが、“かん・のりはる”の名が等々力のピッチに響き渡る日もそう遠くない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年07月02日 12:45
アメリカで開催されているコパ・アメリカ。ウルグアイ代表は3連勝でグループステージを首位で突破した。
2日には開催国のアメリカを1-0で撃破したが、日本代表MF守田英正がウルグアイをお祝いしていた。 この投稿をInstagramで見る Hidemasa Morita / 守田英正(@mrt_510)がシェアした投稿
「友人がまた試合に勝った。地球の裏側から彼を祝福する時」と綴った守田は花火をしていたが、6番のウルグアイ代表ユニフォームを着こんでいた。
これはスポルティングCPでチームメイトだったウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(現PSG)のもの。
2人は昨年3月に代表戦で対戦しており、そこでユニフォームを交換した模様。ウガルテが守田の日本代表ユニフォームを私服で着たこともあり、2人はいまだに仲良しのようだ。
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なお、ウルグアイは準々決勝でグループDの2位と対戦するが、ブラジルになる可能性もある。
2024年07月02日 12:35
2024シーズンのJリーグYBCルヴァンカップは2日、プライムラウンドの組み合わせ抽選会が行われた。
準々決勝へ進出したのは、プレーオフを勝ち抜いたFC町田ゼルビア、北海道コンサドーレ札幌、名古屋グランパス、アルビレックス新潟、サンフレッチェ広島の5チームと、今季前半戦ACLのノックアウトステージに出場していた横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府を加えた8チーム。
プライムラウンド初戦となる準々決勝の対戦カードは以下の通りに決まった。
サンフレッチェ広島 vs 名古屋グランパス
北海道コンサドーレ札幌 vs 横浜F・マリノス
ヴァンフォーレ甲府 vs 川崎フロンターレ
FC町田ゼルビア vs アルビレックス新潟
現在J1首位を走るFC町田ゼルビアは、今季ホームで1-3の敗戦を喫したアルビレックス新潟と対戦することになった。
日本復帰は失敗じゃない!Jリーグで大暴れし「ヨーロッパ再挑戦」を実現させた5名
ルヴァンカップ準々決勝は、インターナショナルマッチウィークの9月4日(水)に第1戦、9月8日(日)に第2戦が行われる。
2024年07月02日 12:25
かつて日本代表をキャプテンとして牽引した吉田麻也。
2024年07月02日 12:20
ポルトガル代表は現地時間7月1日、ドイツで開催されているEURO2024のラウンド16でスロベニアと対戦。0−0のまま突入したPK戦を3−0で制し、準々決勝進出を決めた。
この一戦にフル出場を果たしたエースのクリスティアーノ・ロナウドは、105分に得たPKのチャンスで痛恨の失敗。試合中にもかかわらず号泣する場面もあった。それでも、PK戦では最初のキッカーを務めて見事に成功。プレッシャーをはねのけて母国の勝利に貢献している。
英公共放送『BBC』によると、元イングランド代表のFWアラン・シアラー氏は、C・ロナウドのメンタリティを以下のように絶賛している。
【動画】ロナウドがまさかのPK失敗で号泣
「ペナルティキックを蹴るのはとにかく大変なのに、重要な場面で失敗したばかりの状況にもかかわらず、再び蹴るなんて信じられないよ。彼が偉大な選手である理由は、素晴らしい精神力を持っているからだ」
さらに続けて「10年前なら、間違いなく彼がゴールを決めていた場面がゲーム中に2、3回はあったと思う。でも、結局はロナウドのショーになった」と試合を振り返っている。
勝利したポルトガルはベスト8で強豪フランスと激突。C・ロナウドの6大会連続ゴール&最年長得点記録更新は見られるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 12:15
南米10か国と北中米6か国が参戦したコパ・アメリカ2024。
グループステージの戦いが佳境を迎えるなか、2026年のFIFAワールドカップを共催するアメリカ、カナダ、メキシコの3か国は明暗が分かれることになった。
今回のコパ開催国でもあるアメリカは、1日に行われたウルグアイとのグループステージ最終節に0-1で敗戦。Olivera y un gol fundamental para Uruguay 🙌 pic.twitter.com/D4nWtOEwGD
— CONMEBOL Copa América™️ (@CopaAmerica) July 2, 2024
この結果、グループCはウルグアイとパナマが突破となり、アメリカは1勝2敗の3位で敗退が決まった。
今大会のアメリカはボリビアとの初戦には2-0で勝利したものの、パナマとの第2戦に1-2で敗れている。
メッシが1位じゃない!コパ・アメリカ2024の「最高年俸10名」とその金額
一方、カナダはアルゼンチンと同組になったグループAを2位で突破、グループBのメキシコは得失点差によって3位となり敗退。アメリカとメキシコが敗退し、カナダだけが決勝トーナメントに進むことになった。これまでの北中米での力関係とは逆といえる結果に…。
なお、カナダは準々決勝でベネズエラと対戦する。
2024年07月02日 12:11
ブラウブリッツ秋田は2日、東京ヴェルディよりFW河村慶人が期限付き移籍で加入することを発表した。
現在24歳の河村は、日本体育大学を経て2022年シーズンから東京Vに加入。リーグ開幕戦でプロデビューを飾り、第2節の栃木SC戦でプロ初ゴールを決めると、1年目から公式戦32試合出場3ゴール4アシストをマークした。2年目も出場機会を確保してクラブのJ1復帰に貢献したものの、3年目となる今シーズンは出番が減少。明治安田J1リーグ・第21節終了時点で、リーグ戦2試合と2024JリーグYBCルヴァンカップ1試合の出場にとどまっており、無得点の状況が続いている。
期限付き移籍が決定した河村は、秋田のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「東京ヴェルディから加入することになりました河村慶人です。初めての移籍なので新しい環境に早く慣れ、目標としているJ1昇格に貢献できるよう、全力でチームのために闘います。ソユースタジアムでファン・サポーターの方々にお会いできるのを楽しみにしています!応援よろしくお願いします」
2024年07月02日 12:10
サッカーイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレス(Crystal Palace)は1日、イタリア・セリエAのラツィオ(SS Lazio)から日本代表MF鎌田大地(Daichi Kamada)が加入すると発表した。
2024年07月02日 12:09
J2のヴァンフォーレ甲府は7月2日、クラブの公式サイトで「ヴァンフォーレ甲府にご声援を頂いている多くの皆様方へ」と題し、佐久間悟社長名義で声明を発表した。
ここまでJ2で14位、直近は8戦未勝利の甲府は、同日に双方合意うえで篠田善之監督との契約を解除。大塚真司コーチが新監督に就任すると発表していた。
そのなかで、声明ではまず前任者の功績や、チームの現状に言及した。
「篠田善之監督につきましては、2023シーズンからチームの指揮を執って頂きました。地元山梨県出身者として、ヴァンフォーレ甲府をこよなく愛し、献身的に活動をして頂きました。また、J2所属クラブとしては初めての出場となったACLでは予選リーグ突破という成果も残して頂きました。
そして、今シーズンは、『緊褌一番』をクラブスローガンに掲げ、ACLノックアウトステージとリーグ戦、天皇杯に挑んで頂きましたが、シーズン前の主力選手の移籍やシーズン中における負傷者の続出という不運も相まって、22節が終了した時点で、自動昇格圏内と勝ち点差では大きく離れ、また残留争いにも巻き込まれるという状況になってしまいました」
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指揮官交代については、こう説明する。
「そこで、クラブと致しましては、『流れを変え』同時に『修復と安定』を図りたいとの思いから指揮官の交代を決断致しました。改めて、篠田善之監督には、短い期間ではありましたが、クラブとチームの成長に貢献して頂き、感謝申し上げます」
大塚新監督への期待も表明する。
「また、この度、この厳しい現状の中で新たに監督として、チームを牽引して頂くことになりました大塚真司監督は、監督経験は無いものの、これまでコーチとして培ってきた経験に期待し、クラブとしても全力を尽くしてサポートする覚悟であります」
そして、「負傷者が戻ってくることが大きな戦力補強になることと同時に、選手補強も行いながら、上位進出に向けて努力して参りますので、ヴァンフォーレ甲府に関わる皆様方には、引き続きご支援とご声援を賜りたくお願い申し上げます」と呼びかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 12:05
EURO2024で準々決勝進出を決めたフランス代表。
初戦で鼻骨を骨折したキリアン・エムバペは、ベルギーとの決勝トーナメント1回戦で新しいフェイスマスクを着用していた。
エムバペは5種類以上のマスクを試しており、確かに形状が明らかに変わっていた。
ディディエ・デシャン監督は、ベルギー戦後にエムバペのマスクについてこう話している。
「彼はそれに慣れてきている。汗をかくとそれが目に入ることもある。それにも慣れてきているが、視力に影響しうる。本人も3Dのように見えると言っていた。
コンマ何秒だとしても…前方視力は問題ないが、周辺視野は見えにくくなりえる。ただ、慣れるしかない。なぜなら、保護するために数週間か数か月は着用しなければいけないだろうからね」
マスクの影響で周辺視野に問題が生じうるとのこと。
エムバペも装着!フェイスマスクをつけた世界のスター6人とその姿
ただ、この状態でのプレーが続くので、慣れる必要があるとも語っていた。
2024年07月02日 11:55
史上初となる6大会目のEUROを戦っているポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド。
39歳になったレジェンドは、スロベニア戦でPKを失敗した後に号泣したものの、PK戦ではしっかり成功してみせた。
そうしたなか、かつてポルトガル代表でロナウドとともにプレーしたジョゼ・フォンテは、『BBC』でこんな話をしていた。
「クリスティアーノ・ロナウドがポルトガル代表で混乱を招いているという話や噂を聞くといつも笑ってしまう。なぜなら、それらはただの作り話だからね。
自分は代表で彼と何年も一緒に過ごしたけれど、問題に遭遇したことは一度たりともない。彼自身が素晴らしいプロフェッショナルであるだけでなく、チームの全員を助けようとするからね。
彼を観察するだけでも、成功するために何をすべきかというアイデアが得られるけれど、クリスティアーノと一緒にいると、それ以上のものが得られる。
彼はピッチ内外で模範を示して牽引する。だから、彼が他の誰よりも早くジムに行ったり、理学療法を受けたり、体と心を準備していたりすると、他の全員も一緒に引き上げられる。
彼が先導し、僕らはそれに従う。彼のお陰で午前2時に全員でアイスバスやサウナに入っていたことを思い出すよ。身体のリカバリーを助けるだけでなく、チーム全員で一緒にやることが大事だった。
それは理想的なチームスピリットを生み出すだけでなく、常に最高の選手から学ぶ機会だと考えていた。
現代サッカーでは、情報やデータに瞬時にアクセスできるため、選手は自分にとって何が効果的か否かを調べるために自分で調べる。
でも、クリスティアーノは、あらゆる分野で世界最高の専門家と話す能力があるし、そのことを喜んでみんなと共有してくれるのが嬉しいんだ。
彼はチームメイトやチームを向上させたいと思っているので、どんな質問にも答えてくれる。だから、一緒に仕事をするのにいい環境になっているのさ」
「クリスティアーノとは、スポルティングCPで10代の若手だった頃からの付き合いで、長い知り合い。彼は常に最高になりたいという強い願望を示していた。
当時からすでに素晴らしい才能があったけれど、能力だけでなく、常に素晴らしいメンタリティを持っていた。
練習後にみんなが帰宅した後、ジムで彼がもっと強く、もっと速くなろうとしているのを何度も目撃した。
常に勝ちたがっていた。とても負けず嫌いで、練習後のシャワー中に誰よりも腕立て伏せができると言い放つと、実際にやってみせた。
その意欲は彼の一部であり、それが39歳の今もポルトガル代表としてEUROに出場している理由だ。彼は勝ち続けたい野獣。最高であるだけでなく、それを証明したいとも思っている。
自分をここまで追い込み続けるというマインドセットは素晴らしいものさ。なぜなら、長年に渡って彼のレベル、つまり最高峰に留まるには膨大な努力が必要だからね。
でも、それがクリスティアーノなんだ。精神的に彼は無敵。それが彼が多くの勝利を収め、多くのことを成し遂げた理由さ。彼の最大の強みだ」
ロナウドの強みは無敵ともいえるメンタルにあると感じているようだ。
タトゥーを彫っていない世界最強のスター11人
そのうえで、フォンテはこうも話していた。
「ポルトガルにとってクリスティアーノとは何かとよく聞かれる。彼が成し遂げたことのおかげで、彼は単にポルトガルで最も偉大な選手というだけでなく、史上最高の選手といえる。
もちろん、彼は単なるスポーツ選手ではない。それ以上の存在だ。彼はポルトガルの旗手であり、世界で最も多くの人にフォローされている人物であり、どこに行っても気付かれる。
代表チームで彼と一緒にいるのはいつも最高だった。なぜなら、僕らがどこに行っても、誰もが彼のもとに向かうからね。皆が『ロナウド』と叫んでいたけれど、僕らは普通に歩けたし、好きなところに行くことができた。誰も僕らのことなんて気にしてないからね!
名声には2つの側面があるし、クリスティアーノがそれに対処するのは簡単ではないはず。どこにも出かけられないからね。でも、彼は自分にも僕らにもその影響を決して与えることはなかった。
彼が今でもポルトガル代表の一員であり、さらに上を目指して突き進んでいることをとても嬉しく思う」
現在、40歳のフォンテは、31歳で代表デビューした遅咲き。サウサンプトンで吉田麻也とプレーしたことでも知られている選手だ。
2024年07月02日 11:40
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア)が、スロベニア代表戦を振り返った。
2024年07月02日 11:30
日本人選手が多く所属するセルティック。
リーグとカップの国内2冠を成し遂げたチームは、プレシーズンのアメリカツアーでマンチェスター・シティやチェルシーと対戦する。
そうしたなか、シティの公式サイトはセルティックとの対戦を特集。キープレイヤーとして古橋亨梧を紹介していた。
「昨季のセルティックは公式戦50試合を戦ったが、古橋はそのすべてに出場したただ一人の選手だ。
この小柄な日本人FWはヴィッセル神戸から2021年に加入して以降、チームの成功に不可欠な存在となっており、昨季もチーム内得点王になった。
2022-23シーズンの34得点には及ばなかったものの、古橋はインテリジェントな動き、低重心、驚異的なテクニックで、スコットランドで最もエキサイティングなアタッカーのひとりになっている」
昨季の古橋は全50試合で19ゴールをマーク。リーグ戦38試合に出場したのは、セルティックで彼だけ。
なぜか日本代表の森保監督が頑なに招集しなかった5名
セルティック対シティ戦は7月24日に米ノースカロライナ州で行われる予定だ。
2024年07月02日 11:25
皆さん、ご無沙汰しています!! 山根視来です。今回、サッカーダイジェストさんでコラムを書かせていただくことになりました。アメリカでの生活、そしてMLS情報など日本ではなかなか接することのできないであろうトピックをお伝えできればと思います。気軽に読んでいただければ嬉しいです。
さて2024年から30歳にして初の海外挑戦をしたわけですが、非常に刺激的な毎日を過ごしています。まずはプレー面。自分は良くも悪くもここ数年“フロンターレ色”に染まってきました。「ここで持ったらこう走ってくれるよね」と阿吽の呼吸のようなものがあったわけです。
一方、アメリカでは、自分で行ける、打開できる選手が多い印象があり、多種多様な国籍の選手が集まっているからこそ考え方も異なって、僕の意見が合っているとも限らない。そんな環境で覚えたての英語を駆使しながらコミュニケーションを図る日々も楽しんでいます。ちなみに渡米時の僕の英語は中学生レベル(笑)。移動中などでも必死に勉強する毎日です。最近はスーパーでのお肉の量り売りのやり取りがスムーズにできたり、レストランの注文でのハプニングはほぼ起きなくなりました。
また日本のクラブと単純比較はできませんが(ロサンゼルス・)ギャラクシーのサッカーは(グレッグ・ヴァニー監督の下)細かく、戦術的です。相手のプレッシャーのかけ方によって後方での回しを3枚にしたり、4枚にしたり、プレスのかけ方を変えたり、トレーニングで入念に策を練り、試合で狙いがハマった時の快感は新たな発見ですね。
ただですよ、戦術的と話しておきながら開始5分でめちゃくちゃオープンになる試合もある(笑)。それは奪ったらまずは前へという意識が高いからこそで、個々のバトルは激しく、良くも悪くも退屈な試合が少ない。エキサイティングというワードがMLSの魅力と言えそうです。そのなかで僕はデカい、速い、強い、バネがあるアタッカーたちと毎回バチバチにマッチアップさせてもらっています。その経験こそが自分の求めていたもので、1対1の対応は少しずつ研ぎ澄まされている感覚です。
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
アメリカには人工芝のグランドもいくつかあって、試合終盤になると普段とは違う筋肉が攣りかけたりするんです。腰にきたり、ふくらはぎがパンパンに張っている時に勢いのあるアタッカーに仕掛けてこられると正直キツイですが(苦笑)、必死に食らいついています。
それにこちらは飛行機移動が基本で、東海岸のチームとの試合は移動が5時間、加えて時差が3時間あったりもするので、体内時計がぐちゃぐちゃに。でもそんなハードな状況、僕、好きなんです(笑)。それにギャラクシーにはチームメイトの(吉田)麻也さんらの信頼も厚い“アイアンフィンガー”こと、トレーナーの清水俊太さんがいてくれるのも頼もしい限り。僕の関節には長年の疲労が溜まっているらしく、俊太さんにはそれを“溶かして”もらっています。ケアはすごく痛いんですが、これであと10年は現役を続けられるとふたりで話してもいます。
さらにピッチ外に目を移しても、めちゃくちゃ充実していますね。西海岸に位置するロサンゼルスは温暖な気候で写真を撮ればいつも青空。周囲の人たちも優しく、車を運転していても気持ちよくて、渋滞さえも楽しんでいます。そしてアメリカらしくサングラスも必需品(笑)。日本ではほぼかけたことがありませんでしたが、運転中や散歩中はサングラスをかけて少しでも迫力を出すことをイメージしていますね。その姿を日本の皆さんに見られたら、ツッコまれそうですが(笑)、良い意味でアメリカに染まってきています。
と、初回のコラムは導入部分ということで、ここまでの体験談をざっと書いてみました。2回目からはより詳しいエピソードをお届けします。ぜひ、次回も宜しくお願いします!!
※原稿はサッカーダイジェスト7月号(6月10日発売号)から転載
■プロフィール
やまね・みき/1993年12月22日生まれ、神奈川県出身。178・72。あざみ野F.C.―東京Vジュニア―東京VJrユースーウィザス高―桐蔭横浜大―湘南―川崎―ロサンゼルス・ギャラクシー。J1通算196試合・14得点。J2通算37試合・0得点。日本代表通算16試合・2得点。粘り強い守備と“なぜそこに?”という絶妙なポジショニングで相手を惑わし、得点も奪う右SB。
構成●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年07月02日 11:23
J2のヴァンフォーレ甲府は7月2日、篠田善之監督と双方合意で契約を解除し、後任には大塚真司コーチが就くと発表した。
福岡、FC東京、清水での監督歴がある篠田氏は、2023年に甲府の指揮官に就任。昨季はJ2・8位で終え、初出場のアジア・チャンピオンズリーグ2023/24ではJ2勢初のグループステージ突破とベスト16入りに導いていた。
チームを去る篠田氏は、以下の通りコメントした。
「ヴァンフォーレ甲府を愛する全ての皆様、日頃より熱いご支援ご声援を頂きありがとうございます。本日をもちまして監督の職を離れる事となりました。ヴァンフォーレファミリーの皆様には感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。皆様を沢山の勝利で笑顔にする事が出来ず大変申し訳ありませんでした。スタッフ、フロントスタッフの皆様サポートありがとうございました。そして選手のみんなありがとう。ヴァンフォーレ甲府のこれからの躍進、発展を心より願っております」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
新監督になる大塚氏は現役時代、市原(現・千葉)、川崎、大宮、山形、札幌でプレー。引退後は指導者に転身し、大宮のユース監督や甲府のヘッドコーチなどを務めてきた。トップチームの監督は初となる。
そんな48歳は、クラブ公式サイトを通じて次のように意気込んでいる。
「ファン、サポーターの皆様、そしてスポンサーの皆様、ホームタウンの皆様方には日頃よりチーム、クラブに力を与えていただきありがとうございます。この度、クラブより監督就任の打診を受け、強い覚悟を持って引き受ける決断をいたしました。力強く暖かいリーダーである篠田監督を支えきる事ができなかったことは本当に申し訳ない思いであります。しかしながらチームが苦境に立っている現在、私自身、『今一度スタッフ、選手、ファン、サポーターの皆様、ホームタウンの皆様と共に歩み、上へ登っていきたい』と考え今回の決断に至りました。私には皆様のサポートが必要であります。そのサポートを受けられるよう、チームの勝利のために、惜しみなく自らのサッカーへの思いを日々伝えていきたいと思います。そしてホームの小瀬を中心に皆様方と勝利の喜びを分かち合えるよう全力で頑張ります」
甲府は現在、J2で14位、直近では8戦未勝利だった。新指揮官のもと、浮上を図る。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部