2024年07月03日 05:00
FC町田ゼルビアの黒田剛監督が、フジテレビ系列のサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」にVTR出演。自身の指導哲学などを語った。 以前から親交があるという元日本代表MFの小野伸二氏が、町田のチーム練習を見学。まるで試合の時のような熱量のウォーミングアップについて問われた黒田監督は、その意図をこう明かした。 「試合もそうだし、常に我々がゲームでトランディションを求めているなかで、頭を切り替えていく。または、トレーニングが終わったら水分だけパッと摂って、次の練習に、とやるのが、すごく重要だと思います。これがゲームのなかで、ものすごく反映してくると感じています」 【PHOTO】先制点を許しても応援の声を絶やさず、ついに逆転を呼び寄せたFC町田ゼルビアサポーター また、理想の監督像を尋ねられると、以下のように答えた。 「目標や、誰かを真似してというのは、あまりなくて。自分が今まで、育成年代ではあるけども、勝利というものを求めながらやってきた30年間の指導で、青森山田でも結果を出してきた。そこは大きくブレることなく、町田でも同じような取り組みでやっていきたいと思っている」 そして「自分流のというか、黒田らしいチーム作り。それが一番良いのかなと思っています」と述べた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 07:50
フランス・リーグアンのレンヌに所属している18歳のストライカーが、電動キックボードで女性を轢いて死亡させたとして起訴されているとのこと。
『L'Equipe』によれば、事故は6月18日にレンヌの街の中心部にある「道路ではない場所」で発生したという。
名前が明かされていない18歳の選手は、16歳の同僚と二人乗りで電動キックボードを走らせていたところ、51歳の女性と衝突したとのこと。
被害者となった女性はその後入院したものの、この事故によって負った怪我が原因となって6月24日に死去したそう。
電動キックボードを運転していた18歳の選手は過失致死罪、故意的な安全義務違反、さらに保険未加入の罪によって水曜日に身柄を拘束されたとのこと。
「飲酒運転者との交通事故」で悲劇の引退。25歳韓国人GKが「諦めない、パラリンピックに出る!」宣言
さらに木曜の朝には検察に送致され、事情聴取を受けたのちに釈放されているそう。今後全ての動力装置付きの乗り物を運転することが禁止されるほか、8月23日に裁判所に出廷するよう命令が下されているようだ。
記事によれば、容疑者は最高で7年の懲役刑が言い渡される可能性があるとのこと。
2024年07月05日 07:30
毎週木曜日に『DAZN』で最新作が配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は日本代表選手の相馬勇紀がゲストとして出演し、ポルトガルリーグのカーザ・ピアで過ごした2シーズンを振り返っていた。
その生い立ちについてのトークでは、少年時代に好きだった選手がFC東京時代のルーカスだったことを明かしていた。
内田「出身は名古屋?」
相馬「出身は東京の調布市というところです」
内田「ということはFC東京のファンだったの?」
相馬「試合は良く見に行ってました。ファンではなかったですけど」
内田「好きな選手はいた?」
相馬「好きな選手は…ルーカスとかわかりますか?FC東京か東京ヴェルディの試合しか見に行けなかったので…」
なぜ相馬勇紀は「ドラミちゃん」と言われるようになったのか?「あの時が自己最高体重だった」
好きだった選手はFC東京やガンバ大阪などで長くプレーしたブラジル人FWのルーカスだったという。
なお、早稲田大学を卒業したあとには名古屋グランパスの他、湘南ベルマーレやFC東京からも練習参加のオファーがあったとのことだ。
2024年07月05日 07:30
Qolyアンバサダーのコラムニスト、仙太郎によるレポートをお届けします。
浅野監督は前節と同じスターティングメンバーで臨みました。これは現在の戦術に対する自信の表れです。しかし、試合開始直後から鹿児島は千葉の高い守備強度とロングパスを駆使した攻撃に苦しみ、前半10分過ぎまで千葉に押し込まれました。鹿児島の反撃
その後、鹿児島は千葉の攻撃に徐々に対応し反撃を開始。16分に先制ゴールを奪うことに成功します。前半だけで鹿児島のシュート数は10本、対する千葉は5本と数字上は圧倒。しかし、千葉の守備組織を崩すことはできず、枠内シュートの数は両チーム同じでした。鹿児島はミドルシュートも多く、PA内でブロックされる場面も多かったのです。数字ほど優勢ではなかったと言えるでしょう。
試合は鹿児島のペースで進んでいましたが、37分に岡本選手のトラップミスからボールを奪われ、田口選手の見事なヒールシュートで同点に追いつかれました。この失点は試合の流れを大きく変えました。
さらに、千葉は野嶽選手を意図的に狙っていました。右サイドからの斜めのロングパスが効果的で、千葉の3トップが幅を取り、野嶽選手のスペースを狙って攻撃を展開しました。また、鹿児島の両ウィングも厳しくマークされ、突破が難しい状況が続きました。河辺選手も厳しいマークに遭い、突破を試みるもファウルで止められることが多かったです。千葉の落ちないプレス強度
後半になっても千葉のプレス強度は落ちず、鹿児島は1点リードされてからも有効な攻撃を仕掛けることができませんでした。千葉の選手は体が大きく、プレスを掛ける距離も近く、隙を見つけてはボールにアタックしてきました。ドリブルにも諦めずに追いかけ、体を寄せてボールを奪う場面が多々見られました。
後半の失点シーンではメンデス選手と外山選手のミスマッチが明らかでした。体格差があり、1対1の状況で押し返されてヘディングシュートを決められました。PA内での防ぎようがなく、これも試合の流れを決定づけました。
試合全体を通して、千葉の守備強度が高く、鹿児島の攻撃は苦戦しました。千葉はフィジカル面で優れているだけでなく、技術と戦術理解度も高く、昇格争いをしているチームの実力を見せつけました。浅野監督就任後、初の黒星
浅野監督就任後、初の黒星となりましたが、負けないチームはありません。問題は次の試合にどう対応するかです。高い守備強度の相手を崩していくことが上位チームと戦う上で重要です。負けたからといって全てがダメだったわけではなく、できた部分も多くありました。次の試合に向けて、できなかった部分を修正し、さらなる成長を期待したいです。
ライター:仙太郎
東京都でU12指導者歴12年。C級コーチライセンス、4級審判員保持。
指導者目線の独特なレポートをSNSやQolyで発信中。
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2024年07月05日 07:10
ポルトガル1部のアロウカは「バイエルン・ミュンヘンからMF福井太智を獲得した」と公式発表した。
2024年07月05日 07:05
フランス代表の一員としてEURO2024に参加中のFWキリアン・エンバペが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの対戦について言及した。4日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
今大会の優勝候補と謳われているフランス代表は、初戦でオーストリア代表を下し、続くオランダ代表戦とポーランド代表戦を引き分けグループステージを2位通過。ラウンド16ではベルギー代表を破ってポルトガル代表との準々決勝に駒を進めた。ベスト4進出をかけた一戦を前にエンバペは記者会見へと出席。自身にとって幼い頃からの“アイドル”であるC・ロナウドとの対戦となるが、「僕は常に尊敬の念を抱いてきたんだ」と憧れを強調した。
また、今では連絡を取り合う仲であると明かし、「彼はいつも僕にアドバイスをしてくれるし、何が起きているのか常に把握しようとしてくれる。彼と対戦することは、彼がサッカー界で成し遂げてきたことを考えると名誉なことなんだ」とコメント。一方で、「その前に何が起ころうと、その後に何が起ころうと、彼は常にサッカー界のレジェンドだ」と述べつつ、「でも、もちろん勝って準決勝に進みたいね」と意気込んでいる。
なお、両者による代表での最後の対戦は2021年に開催されたEURO前回大会のグループステージ第3節。当時はC・ロナウドが2ゴールをマークしたが、エンバペは無得点となっており、2−2のドローで終了した。
2024年07月05日 07:04
日本代表MFの相馬勇紀が、内田篤人氏が、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。日本代表戦士について語った。
内田氏から「日本代表で一番サッカーが上手いのは?」というお題を振られた相馬は、キャプテンのMF遠藤航の名前を挙げ、「代表で一緒にやっている時に、(真似をして)実践するようになった」という技術を明かした。
「リバプールでもボールをたくさん奪って、取られずにパスを出してすごいプレーをされてると思うんですけど、ボールを触るというより、身体と身体の肉弾戦をした後にボールを触るんですよ」
【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け!
27歳のサイドアタッカーは「1回、自分が持っている時に、ボールをつつきに来るというよりは、身体でぶつかってきて、その後にボールを持って行くみたいな。だからボールを取れるし、次のプレーに行けるんだなって分かって、すごく参考にさせてもらってます。自分のプレーに活きてるなと思います」と続けた。
ボール奪取の達人から、学んだこと少なくなかったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 06:50
毎週木曜日に『DAZN』で最新作が配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は日本代表選手の相馬勇紀がゲストとして出演し、ポルトガルリーグのカーザ・ピアで過ごした2シーズンを振り返っていた。
相馬勇紀といえば、鹿島アントラーズ時代から「ドラミちゃん」というあだ名が付けられていたことで有名。それは内田篤人が呼んだものだったが、その理由は「その時が自己最高体重だったから」だったのだそう。
内田「最初会ったときはちょっとふっくらしてたんだよね。それに練習着が黄色かったんだよね。
だから『ドラミちゃんみたいだね』って言ったら、それからドラミちゃんになっちゃった」
相馬「ふっくらしてました。そこからですね」
内田「でも今はシュッとされて。これは筋肉なんだよね。みなさん安心してください。ゴリゴリの筋肉です」
相馬「あの時よりは5kgくらい減りました。あれが自分史上最大体重でした」
内田「モデルみたいに言うな(笑)ふっくらしてたんだ」
相馬「あのときは怪我していて、筋トレをして、寮の食事が美味しいのでたくさん食べていたら太って…」
海外では「自分から言わなきゃ始まらない」…内田篤人と相馬勇紀が体験した、環境に慣れるワザとは
当時期限付き移籍で加入した鹿島アントラーズのトレーニングトップが黄色かったこともあり、ふっくらした体型をしていた相馬勇紀が「ドラミちゃんみたい」に見えたのだそう。
ただそれから徐々に体重が落ち、現在では鹿島時代よりも5kgほど軽くなっているのだとか。
2024年07月05日 06:30
ブライトンは4日、「三菱重工浦和レッズレディースから日本代表FW清家貴子を獲得した」と発表した。
2024年07月05日 06:29
EURO2024でベスト8に進出したものの、厳しい批判に晒されているのが、イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督だ。
とりわけアタッカー陣に豊富なタレントを擁しながら、グループステージは1勝2分けでわずか2得点。ラウンド16でも、格下のスロバキアにあと30秒で敗退というところまで追い詰められた。
そんななか、その指揮官にアドバイスを送ったのが、元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン氏だ。今年2月に韓国代表の監督を解任された59歳は、英紙『THE Sun』で次のように語った。
「(準々決勝の)スイス戦ではハリー・ケインとアイバン・トニーを前線に置いた4−4−2を使うべきだ。ガレスが同じように感じているなら監督として自分の直感を信じ、決断をためらってはいけない」
また、世論に揺らぐのではなく、変化を選ばなければならないと強調。「(スイス戦で)大物選手を1人か2人外すことになるかもしれない。しかし、その決断を下す勇気が必要だ。(英国)国内には5600万人の監督がいる。誰もが異なる決断をしたいと思っている。何事にも気を取られてはいけない」と忠告した。
【PHOTO】EURO2024を華やかに彩る各国の美女サポーターを特集!
このクリスマンを痛烈に非難したのが、韓国メディア『OSEN』だ。
アジアカップでベスト4に終わり、解任された指揮官について、「韓国での大失敗を全て忘れたのか。クリンスマンが煩わしい言葉を並べている」とこき下ろした。
「他ならぬクリンスマンだから全く説得力がない。 4−4−2のフォーメーションは彼がカタール・アジアカップで活用した戦術だが、結果的に大失敗だった。ソン・フンミンとチョ・ギュソンの2トップを稼動させたが、大きな効果は見られなかった。世論に振り回されてはいけないという話も批判に全く耳を傾けなかった彼の韓国監督時代を思い浮かべるだけだ」
同メディアは「ワンチームを作ろうとか、スタメンが固定されてはならないというアドバイスもバカバカしい。クリンスマンは選手たちの管理に失敗し、ソン・フンミンとイ・ガンインの衝突を防げす、揺れるパク・ヨンウにこだわり、キム・ジンスを排除した。ベンチメンバーも活用できず、多くの批判を受けた」と糾弾。こう締め括っている。
「皆が知るように結果は4強で脱落。韓国サッカーの黒歴史として残ったクリンスマンが約5か月後に、自分の過去はすべて消してしまい、専門家のように忠告する姿は滑稽なだけだ」
とにかく、韓国での評判はいまだに悪いようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 06:00
アーセナルは4日、ブレントフォードからレンタル移籍加入中だったスペイン代表GKダビド・ラヤについて、2024−25シーズンより同クラブに完全移籍加入することを発表した。
昨年夏、ブレントフォードからのレンタル移籍でアーセナルに加わったラヤ。当時、レンタル料300万ポンド(約6億2000万円)での加入で、買い取りオプションが付随していることも報じられていた。2023−24シーズン、“守護神”としてアーセナルの優勝争いを支えたラヤに対して、アーセナルは買い取りオプション行使を決断。イギリスメディア『スカイスポーツ』や『BBC』によると、買い取りオプションの行使に際し、アーセナルは2700万ポンド(約56億円)をブレントフォードに支払ったようだ。なお、契約期間は明かされておらず、長期契約とのみ伝えられている。
ラヤは1995年9月15日生まれの現在28歳。バルセロナの出身ながら、2012年夏に16歳でイングランドに渡り、ブラックバーンのアカデミーに加入。翌年夏にトップチーム昇格を果たすと、サウスポートへのレンタル移籍を挟み、2019年夏には当時チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)に所属していたブレントフォードへ完全移籍した。すぐさま守護神に定着し、チームのプレミアリーグ昇格に大きく貢献。ブレントフォードでは4年間を過ごし、公式戦通算161試合に出場。イギリスメディア『スカイスポーツ』の統計によると、プレミアリーグ全38試合でゴールマウスを守った2022−23シーズン、リーグ内で最高セーブ率(77%)を記録した。
前記の通り、2023年夏にアーセナルへレンタル移籍加入。シーズン開幕当初はイングランド代表GKアーロン・ラムズデールがゴールマウスを守っていたものの、高いセービング能力と確かな足元の技術を買われ、昨年9月18日に行われたプレミアリーグ第5節のエヴァートン戦(○1−0)より正守護神の座を掴んだ。以降は公式戦通算41試合でゴールマウスを守り、シーズン最終盤まで優勝争いを演じたアーセナルを最後尾から支える活躍を披露。プレミアリーグでは最少失点のGKに贈られるゴールデングローブ賞を受賞した。加えて、クラブとして7シーズンぶりに参戦したチャンピオンズリーグ(CL)でも、ラウンド16セカンドレグのポルト戦でPKを2本止めるなど存在感を放った。
また、ブレントフォード在籍時の2022年6月にはスペイン代表デビューも飾った。その後もコンスタントに招集を受け、FIFAワールドカップカタール2022でもメンバー入り。現在開催されているEURO2024でも、“ラ・ロハ”の一員として大会に参戦。これまでに国際Aマッチ通算6試合に出場している。
完全移籍加入に際し、ラヤはアーセナルを通してコメントを発表。来る2024−2025シーズンに向けて意気込みを明かした。
「グーナーとして1年間のレンタル移籍を終え、ようやくこれからの数年間は堂々とアーセナルの選手だと言える。未来がどうなるのかは常に楽しみなもの。だけど、僕は常に今を生き、ここでの日々を楽しんでいるところさ」
「ここに来ることができて夢が叶った。この1年を通して、僕に多くを与えてくれたすべてのサポートに感謝したい」
同時に、クラブを率いるミケル・アルテタ監督も、クラブを通してコメントを発表している。
「ダビドは昨シーズン、我々にとって重要な選手であることを証明してくれた。彼が正式に我々の選手となったことを嬉しく思う。彼は我々のドレッシングルームにおいても重要な存在なんだ。彼と仕事を続けられることを本当に嬉しく思っている」
「彼は昨シーズンにここで築いた強固な基盤を、これからの数年間でさらに盤石なものとしてくれるはずだ。そして、我々とともにさらなる成功を収めて、それを楽しんでくれるだろう。我々のチームには非常に才能豊かなGKが揃っている。GKチームのような、固い絆のつながりを見るのが私は大好きだ」
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2024年07月05日 05:56
レアル・ソシエダの久保建英は7月4日、古巣であるFC東京のトレーニングに参加した。
この様子は、スペインでも注目され、複数のメディアが報道している。
ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は「クボがFC東京でトレーニング」と見出しを打ち、「日本人はソシエダのプレシーズンが始まる7月11日を待たずに、Jリーグで現在8位のチームで準備を始めるのを決めた」と伝えた。
「タケ・クボは次のシーズンを稲妻のように始めたいと考えている。レアル・ソシエダのウインガーはプレシーズン開始予定日である7月11日まで待ちきれず、すでに日本の首都のクラブである東京FCでトレーニングを行なっている」
【画像】FC東京の練習に参加した久保建英が長友佑都らと豪華6ショット
また、大手紙『Mundo Deportivo』は「休暇中でもクボは止まらない」と題した記事を掲載。「ラ・レアルの日本人ストライカーは、厳しいシーズンを終えて母国で数日間の休息を楽しんでいる。実際のところ、タケは来週の木曜日、素晴らしいリズムでプレシーズンを始めるために、休息と身体の準備を組み合わせているのだ」と綴っている。
「ソシエダの選手が練習するチームは21試合を消化して8位だ。彼が行なっているトレーニングセッションは強度が高く、来週のスビエタでの最初のトレーニングに備えるのに良いものとなるだろう」
日本代表MFのやる気に、驚嘆しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 05:36
北中米ワールドカップ・アジア最終予選の開幕を控え、中国代表に新たな帰化選手が浮上した。
2024年07月05日 05:30
パリ五輪に臨むU-23日本代表のメンバーが7月3日に発表された。
FC東京でキャプテンを務め、大岩ジャパンでも副キャプテンを任されていたMF松木玖生(FC東京)の選外は驚きを与えたが、良くも悪くも大きなサプライズはなし。MF久保建英(ソシエダ)、MF鈴木唯人(ブレンビー)の招集不可は1か月前に山本昌邦ナショナルチームダイレクターが明かしており、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)に関しても移籍の報道が出ており、メンバー外になったとしても不思議ではなかった。
24歳以上の選手を3名まで起用できるオーバーエイジ枠も海外クラブとの交渉が難航していると伝えられていたため、2008年の北京大会以来となるオールU-23世代で戦うことも想定の範囲内だった。
本登録メンバーの18名中16名は、今春に開催されたパリ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップに参戦。残る2名のFW斉藤光毅、MF三戸舜介(ともにスパルタ)も今年はクラブ事情で活動に参加できていなかったが、発足当初から重宝されてきたアタッカーで連係面に不安はない。
4名のバックアップメンバーを見てもMF山田楓喜(東京V)とCB鈴木海音(磐田)は大岩ジャパンのコアメンバーであり、アジア最終予選を戦ったメンバーで勝手知ったる面々だ。
2022年の3月上旬の立ち上げ合宿で大岩剛監督は「計画性と即興性」をキーワードのひとつに挙げており、誰が入っても崩れないようなチーム作りに注力してきた。特に今年に入ってからはより招集の可否が不透明となり、インターナショナルマッチウィーク外の開催となったアジア最終予選や本大会に誰がいるか見通せない状況だったが、結果的にはコアメンバーを軸に据えて最後の戦いに挑む形になった。
【PHOTO】パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介!
そうした前提条件を踏まえ、大岩ジャパンは56年ぶりのメダル獲得を果たせるのか。現状で勝算は50パーセントだと考える。3日の会見で「必ずファイナルに進む。そして必ず金メダルを獲得する」と力強く宣言した指揮官のもとで、U-23日本代表が勝ち上がっていくために必要なポイントとしてあげたいのは選手の起用法だ。
五輪はワールドカップとは異なり、18名で戦い抜かなければならない。しかも、スケジュールも過密で準決勝までは中2日で戦い、中3日で決勝を迎える(3位決定戦は中2日)。
言うまでもなく、回復させるためのリカバリーが重要な要素になってくるが、選手の疲労度をコントロールしながらのメンバー選考も不可欠になってくる。スタッフ、メディカルの力が試されるなかで、大岩監督がどのような決断を下すのか。初戦のパラグアイ戦の結果次第だが、どのタイミングでメンバーを大きく入れ替えるかは勝負の分水嶺になる。
その意味では、1戦目と2戦目がキーになるかもしれない。現地24日のパラグアイ戦、27日のマリ戦で相手の傾向と特徴を見ながら選手をピックアップし、ある程度均一に出場機会を与えることができれば、良い状態で3戦目のイスラエル戦(30日)に向かっていける。
もし、2戦目までにノックアウトステージ進出が決まっていれば、準々決勝を見据えた選手起用が可能。逆に突破が決まっていない状況であれば、万全なコンディションで選手たちはピッチに立てる。
実際にU-23アジア杯では、UAEとのグループステージ第2戦目(2−0)でスタメンを7名変更して勝利を掴んだ。大会後に大岩監督も「休ませるならここしかない」と大会前から覚悟を決めていたと明かしており、大胆な選手起用が同様にできればチームは楽になる。
パリ五輪でも思い切った選手起用ができるか。改めてスカッドを見ていくと、4−3−3のシステムをベースとするU-23日本代表において、サイドプレーヤーは三戸、斉藤、FW平河悠(町田)、FW佐藤恵允(ブレーメン)の4名。さらにセンターフォワードが主戦場の藤尾翔太(町田)も右サイドでプレーした経験を持つ。このセクションはローテーションが比較的計算しやすいと言えるだろう。
セントラルMFもアンカーは藤田譲瑠チマ、山本理仁(ともにシント=トロイデン)、川粼颯太(京都)、インサイドハーフは山本、川粼、荒木遼太郎(FC東京)に加え、両ウイングでプレーできる三戸が対応可能。最前線は細谷真大(柏)と藤尾が控えており、有事の際はクラブで1トップの経験がある荒木を持っていく手もある。
となると、難しいのはCBのやり繰りだろう。CBと比べ、SBは起用法の幅がある。左は大畑歩夢(浦和)、右は関根大輝(柏)がファーストチョイスで、両SBでプレーできる半田陸(G大阪)の存在も心強い。不測の事態に陥れば、三戸や佐藤を1列下げて対応する策もあり、選択肢としては決して少ないわけではない。
その一方でCBは専門色が強く、高井幸大(川崎)、西尾隆矢(C大阪)、木村誠二(鳥栖)のスペシャリストで回す形となる。だが、それ以外にこのポジションができる選手は高校時代にCBを主戦場としていた右SBの関根のみ。近年はこのポジションで本格的にプレーした経験はほとんどなく、大舞台でどこまでできるかは不透明だ。
1人でも疲労度が強い状況にあったり、出場停止になった場合は2人のCB+SB関根で乗り切る必要があるため、ハードな日程を戦うには不安材料となる。そうした事態を避けるためにも、先を見据えたマネジメントが求められるはずだ。
とはいえ、今大会は開幕後に負傷離脱となった場合はバックアップメンバーから補充ができる。万が一、怪我を抱えた場合は早めに決断を下す必要もあるだけに、状態の見極めも大きなポイントになってくるのは間違いない。
兎にも角にもメダルを狙うのであれば、いかにノックアウトステージで疲労度を抑えながら勝ち上がるかが大切になる。現状でメダル獲得の可能性を50パーセントとしたが、良い状態でノックアウトステージに進めれば、その可能性は一気に高まるだろう。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年07月05日 05:26
先日、2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選の組み分けが決定し、森保ジャパンは、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同組となった。
9月5日の初戦で対戦する中国はFIFAランク89位と、17位でアジアトップの日本とは小さくない差があるものの、同国のメディアはチャンスがあると考えているようだ。
中国のポータルサイト『捜狐』は7月4日、「日本はこのグループで最も強いチームだが、前回のワールドカップ予選ではオマーンとサウジアラビアに0−1で敗れ、ベトナムには1−1で引き分けられた」と綴り、こう続けている。
「日本は弱いチームと対戦すると簡単に図に乗ってしまい、相手を軽視した代償として勝点を失うことが分かる。日本代表はただ点を与えるだけだとずっと中国代表を見下してきたので、我々は相手のそういうメンタリティをしっかり把握して、警戒をさせなければいけない」
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
同メディアは、「実際、日本代表は吉田麻也と長友佑都という2人のベテランが退いてから(実際は、後者は復帰している)、守備が以前ほど堅くないという明らかな問題も露呈している」と指摘している。
「特にFWに高さを使って攻撃を受けた場合、身長が低く相対的に弱いという問題がすぐに浮上する。したがって、チャン・ユニンとエウケソンは中国代表がうまく活用できる2トップであり、彼らを使って日本のDFと絡めば、後ろから来るウー・レイがより多くのシュートチャンスを得られる」
記事は、「W杯の夢を続けるためには4位に入ればいい。奇跡が起こると信じている」と締め括っている。
日本は前回のW杯最終予選の初戦でオマーンに敗れているだけに、細心の注意を払いたいところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月05日 05:23
EURO2024に参加中のフランス代表FWキリアン・エンバペが、一部のファンやメディアから批判を受けるFWアントワーヌ・グリーズマンを擁護した。4日、フランスメディア『フット・メルカート』が同選手のコメントを伝えている。
今大会の優勝候補と謳われているフランス代表は、初戦でオーストリア代表を下したものの、その後はオランダ代表とポーランド代表を相手に引き分け、まさかのグループステージ2位通過。ラウンド16ではベルギー代表を破って準々決勝に駒を進めたが、これまで記録した3得点はいずれもPKかオウンゴールとなっており、不振に陥る攻撃陣には少なくない批判が集まっている。
なかでもバッシングを受けるのが、フランス代表の中心選手として大きな期待を寄せられているエンバペとグリーズマンだ。そんななか、“レ・ブルー”のキャプテンを務めるエンバペが準々決勝ポルトガル代表戦の前日会見に出席。「アントワーヌは最近ちょっとひどい目に遭っている。特に批判が自国からのものであるのは理解し難いし、不公平だと思う」と同僚に対しての世間からの声に、自身の見解を示した。
また、「彼は代表チームに多くのことを与えてくれた選手であり、それが認められることは重要だと思う。彼は今ちょっとした荒波の中にいるが、それを言うのは恥ずかしいことではない。彼はみんなのサポートを受けている」とコメント。続けて、「彼は常にチームのために全力を尽くしてきた。フランス代表の近代史において最高の選手の一人だ」と擁護しつつ、「顔を見ればわかる。彼は全力を尽くしているんだから、どうか彼を助けてあげてほしい」とサポートを呼びかけている。