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2026年02月21日 23:38
プロ野球のオープン戦が21日に始まり、4試合が行われた。 2年ぶりのセ・リーグ制覇を目指す巨人はヤクルトに逆転負け。セの昨季覇者・阪神は中日と、楽天はロッテと引き分け、DeNAは広島の追い上げを振り切った。ヤクルト3―1巨人 オープン戦初戦の先発で、巨人の山崎が2回無失点と順調な滑り出しを見せた。充実した調整ぶりとともに光ったのは、試合中に投球を立て直す修正力だ。 「最初は速球がちょっと荒れていた」という一回、一死から連打で一、二塁とされたが、赤羽を見逃し三振、オスナを中飛に仕留めて切り抜けた。二回はスライダーやカットボールをコーナーに決めて9球で三者凡退に抑え、「しっかり落ち着いて投げられた」。一回は速球、二回は変化球主体の配球で各球種の精度を確かめながらゼロを並べ、杉内投手チーフコーチも「よかった。投げながら修正できる投手なのでね」と信頼を口にした。 昨季11勝の勝ち頭は開幕投手の有力候補で、阿部監督も「候補であるのは間違いない。本人もそう思ってやってくれていると思う」と改めて口にした。「まっすぐは『まあまあ』、変化球は『まだまだ』」と厳しく自己評価する右腕は改善と修正を重ねながら、大役を務める存在にふさわしい状態まで仕上げていく。(佐野司)
2026年02月22日 05:01
「オープン戦、中日1−1阪神」(21日、Agreスタジアム北谷)
1番・谷端(日大)−のアナウンスに、沖縄の敵地スタンドが沸く。昨季リーグ王者に加わった新戦力。阪神ドラフト2位・谷端将伍内野手は、打席では4打数無安打に終わったが、二塁では軽快な守備を見せフル出場。藤川監督も「ディフェンスができれば出続けることができる。本人も勉強になったのでは」と及第点を与えた。
初回、プレーボール直後に巡った打席。初球ストライクからスイングを仕掛け、カウント1−1から投ゴロに倒れた。悔やんだのは三回、1死三塁。ここも積極的に空振り直後の2球目、二塁の正面を突くゴロになった。五回は根尾に空振り三振。結果は出なかった。
「結果を求めていたので悔しい気持ちが一番。一発で仕留められないという課題を感じた」。実りが多かった“デビュー戦”。指揮官は「入団した谷端ですというごあいさつ。健康で来ましたからね」とし、他球団でも故障離脱する新人がいる中で、取り組みを評価した1番起用だと明かした。
2026年02月22日 05:01
「阪神春季キャンプ」(21日、宜野座)
阪神は21日、「左アキレス腱(けん)の損傷」で離脱した石井大智投手(28)が大阪府内の病院で「左アキレス腱断裂縫合術」を終え、20日に退院したことを発表した。また、オープン戦初戦は中日と引き分けた。以下、藤川球児監督との主な一問一答。
◇ ◇
−オープン戦初戦。
「勝負は本番に持ち越しと、そういったゲーム展開になっていってたので。本番に、シーズンに取っておこうかなと思いますね、勝負は」
−今季目指す野球は。
「今日のようなゲームですね。やはり1対1じゃないですが、しっかりとした内容でまず、ゲーム運びをしていく。そこをベースにする。そういったところですね」
−中日に新外国人・サノーが加入。印象は。
「ファーストはナイスプレーでしたね。小野寺が悲しがっていました(笑)。ベンチでも応援していましたよね。その辺りがドミニカンだなと見えました。いいメンタルを持った、チームに溶け込んでそうな。拍手もしていましたしね」
−WBCの影響でオープン戦はいろんな選手を使える。底上げにつながる。
「全てどう考えて利用して、自分たちの力に変えるのか。どのチームでもプラスに考えるように作り上げるはずですから。メンバーを固めにいくチームもあるでしょうし、タイガースの場合は切磋琢磨(せっさたくま)する期間に充てられる。ゲームが始まれば応援が入るので抑揚というか。戦いの場に戻ってきた感じがしますね」
2026年02月22日 05:01
「侍ジャパン強化合宿」(21日、宮崎)
侍ジャパンの井端弘和監督(50)が21日、初の対外試合となる22日のソフトバンク戦(サンマリン)で阪神の佐藤輝明内野手(26)を「4番・三塁」、森下翔太外野手(25)を「5番・左翼」で先発出場させると明かした。佐藤輝にとっては侍ジャパンで初の4番を務めることになる。森下も激しい外野手の争いで定位置をつかむため、大事なアピールの一戦。虎の主軸2人がWBCを前に宮崎を熱くする。
侍ジャパンの初戦に大事な4、5番を託されたのは、虎が誇る強打者たちだった。日本代表で4番に佐藤輝、5番に森下という夢のような並び。井端監督がスラスラと名前を挙げて先発を発表したように、迷いのない選出だったのだろう。WBCで世界一を取るための初陣。2人は強烈なインパクトを残すデビュー戦にすると誓った。
佐藤輝はいつもと変わらない言葉で久しぶりの試合を見据えた。「いいスイングができたらなと思います」。ただ、思いが行動に表れる。全体練習終わりに、メイングラウンドで快音を響かせた。約20分の特打で10本以上の柵越え。スタンドのファンを何度も沸かせ、調整に没頭した。
フリー打撃では少し柵越えが少なめ。特打の狙いについては「フォームの確認です」。修正ポイントは明確で、本戦までの貴重な練習時間をフル活用している。「しっかり確認できたので良かったです」。連日、笑顔で帰りのバスに乗り込んでおり、状態の良さは表情からも伝わってくる。求めるのは結果よりも内容だ。
一方で森下はアピールに燃えている。この日、メジャー組ではカブスの鈴木が中堅、レッドソックスの吉田が左翼で出場。侍ジャパンではこの2人に加え、右翼・近藤の布陣が有力視される。自身は22日、左翼で先発予定。WBCでの出場機会を増やすためにも、大事な連戦となる。
目指すのは攻守での躍動。「やっぱりチャンスの場面での1本を。あとは守備も安心して送り出してもらえるように、しっかり守っていきたいと思います」。フリー打撃では鋭い打球を飛ばし、右翼で懸命に打球捕。ここぞの代打、終盤での守備固めも考え、自身の役割に合った活躍も頭に入れている。
いよいよ初戦。チケットも前売りで完売し、ファンの期待度の高さも感じられる。相手先発は左腕の前田悠。柳田や山川、栗原と野手はフルメンバーでぶつかってくる。佐藤輝は、左のスラッガーとして井端監督の期待も大きい。ホークス相手とはいえ、負けるわけにはいけない。日の丸を背負うプライドを懸け、虎の左右の主軸が日本代表でも主役の座を奪う。
◆佐藤輝の侍ジャパン 22年11月5日の強化試合、日本ハム戦でデビュー。翌6日の巨人戦と、2試合とも7番・右翼で先発した。23年のアジアチャンピオンシップでは5番3試合、8番1試合。昨年3月の強化試合オランダ2連戦では、3番と2番での出場だった。
2026年02月22日 05:01
「オープン戦、中日1−1阪神」(21日、Agreスタジアム北谷)
オープン戦は21日、沖縄県内の4試合で開幕した。
2026年02月22日 05:01
「オープン戦、中日1−1阪神」(21日、Agreスタジアム北谷)
集中力を研ぎ澄ませ、貫禄の結果を示してみせた。球場を盛り上げた3度の快音に、今季への期待は膨らむばかり。阪神・大山悠輔内野手がオープン戦初戦で、3安打の好発進を決めた。
まずは二回先頭。大野から左前にしぶとく落とした。続く四回は1死で一塁線を破る右前打。広角に打ち分けると、ハイライトは六回に訪れた。
カウント2−2から左腕・三浦の5球目をジャストミート。外野を襲う強烈な飛球を中堅手がはじき、左中間への二塁打とした。その後、浜田の適時打で生還。同点の口火を切った本人は「いいところもありましたし、まだまだというところも」と浮かれることなく淡々と受け止めた。しかしながら佐藤輝と森下が不在の中、中軸としての存在感は別格だった。
藤川監督は「本人には、もう伝えていますね」と改めて今季の5番起用に言及。「開幕まで、まだまだ鍛えていくでしょうね」と今後さらに状態を万全にしていく姿に期待した。今年も“恐怖の5番打者”として、猛虎打線の核を担っていく。
今キャンプは早出特守で精力的に汗を流し、フリー打撃もシャープなスイングで快音を連発。新たな戦いに向けて、足取りは力強い。今後に向け「(まだまだな部分は)しっかり反省しながら、残りのキャンプも少ないので、しっかりやりたいと思います」と大山。主力の自覚を胸に、抜かりなく準備を整えていく。
2026年02月22日 05:01
「オープン戦、中日1−1阪神」(21日、Agreスタジアム北谷)
アクシデントを乗り越え、復活だ。阪神3番手・伊藤将司投手は2回1安打無失点と好投し、開幕ローテ入りへ前進した。
五回から登板し、まずは三者凡退。六回は2死から四球を許し、ボスラーには右前打を浴びた。一、二塁のピンチとなったが、最後は花田を三ゴロに抑えた。「いいコースに(球が)いっていると感じた。継続してやっていけたら」と手応え。好内容でアピールした。
11日の紅白戦で佐藤輝の打球が左膝を襲った。膝を抱えて苦しむ姿に場内は騒然とし、不安は広がったが、翌日は別メニュー調整。その後、全体練習に合流し、順調に復帰への道を歩んだ。「足の方が心配だったので、そこでしっかり今日投げ切れたっていうところは良かったと思います」。虎党の心配を見事な投げっぷりで吹き飛ばした。
2026年02月22日 05:01
阪神は21日、石井大智投手(28)が大阪府内の病院で「左アキレス腱断裂縫合術」を終え、20日に退院したことを発表した。11日の紅白戦で本塁へカバーに入った際に負傷。当時は損傷と発表されていたが、新たに断裂だったことが分かった。一般的には復帰へ約6カ月の時間を要する。今季絶望の可能性も浮上しており、チームにとって大きな痛手となることは避けられない。
阪神にとって大きな痛手を負うことになる。球団を通じて石井は「長いリハビリになりますが、最善を尽くし、満員の甲子園球場で良いパフォーマンスを出せるように努力していきますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします」とコメントした。
想像以上の深手を負っていた。11日の紅白戦で無死一、二塁から前川に右前打を浴び、本塁のカバーへ入った際に突然座り込み、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。当時の球団発表は「アキレス腱の損傷」。ただ今回の発表で断裂であることが分かった。
一般的にはスポーツの復帰まで術後約6カ月の期間を要する重傷だ。日本代表としての出場が決まっていたWBCの辞退のみならず、レギュラーシーズン中の復帰も困難な状況となった。
昨季は世界記録かつNPB記録の50試合連続無失点を達成した石井の代役の台頭が求められる。石黒や工藤らの名前も挙がるが、ブルペンに大きな負担がのしかかることは避けられない。
突然の悲劇に、虎党もチームメートも悲しみに暮れた。「侍ジャパンのWBC連覇、阪神タイガースのリーグ優勝、そして皆さまの健康を心から願っています」と石井。過酷なリハビリが待ち受けるが、多くの困難を乗り越えてきた右腕ならこの壁を乗り越えられると誰もが信じている。
◆アキレス腱断裂からの復帰 門田博光(南海)79年2月キャンプ中に右アキレス腱断裂。同年9月に代打で復帰。「ホームランなら走らずに済む」と切り替え、キングを3度。
山本和行(阪神)85年9月4日中日戦の試合前に左アキレス腱を断裂。戦列に戻ったのは翌86年で、11勝15セーブを挙げた。
遠藤一彦(大洋)87年10月3日巨人戦走塁中に右アキレス腱を断裂。翌88年に復帰後、90年に21セーブでカムバック賞。
前田智徳(広島)95年5月23日ヤクルト戦での走塁時に右アキレス腱を断裂。翌96年に復帰し124安打19本塁打と復活。通算2119安打。
2026年02月22日 05:01
「オープン戦、中日1−1阪神」(21日、Agreスタジアム北谷)
初めてオープン戦の開幕投手を務めた阪神・高橋遥人投手が、藤川監督も認める順調な仕上がりを見せた。
2026年02月22日 05:01
「オリックス紅白戦、ホーム1−2ビジター」(21日、SOKKENスタジアム)
復活へのステップを踏んだ。昨年3月にトミー・ジョン手術を受けたオリックス・吉田輝星投手(25)が21日、紅白戦のホーム組4番手で登板。24年9月28日・楽天戦以来、511日ぶりの“実戦復帰”で術後最速となる146キロをマークし、多彩な変化球も交えて1回を三者凡退。1奪三振と上々の内容で終えた。
「一応、シート(打撃登板)で打者の景色は見てるんで、特別何かはなかった。手術後の初登板としてはいい方じゃないですか」。3連休でスタンドには1万人のファンが集結。「たくさん拍手してもらったんで、帰ってきたな、と感じました」と笑顔を見せた。
目標としている「開幕1軍」まで1カ月強に迫る中、「できるだけ少ない球数で、どんどん試合で投げていきたい。あとは肘の状態にもよると思いますが、出力の問題。そこですね」と自己分析。岸田監督は「この前のライブBPよりもまた一つ出力を上げて投げていた。開幕1軍?(今後も実戦で)抑えられれば可能性もある」と評したが、当然その期待に応えたいところだ。
2026年02月22日 05:01
日本ハムは21日、清宮幸太郎内野手(26)が沖縄県名護市内の病院で検査を受け「右肘関節炎」と診断されたと発表した。試合復帰まで約3週間の見通し。
清宮幸は19日に中日との練習試合(北谷)への出場を直前で回避。この日は、名護キャンプのチーム練習には参加せず、別メニューで調整した。球場から宿舎に引き揚げる際には、明るい表情で「全然大丈夫です」と話したが、3月27日の開幕までは1カ月あまり。診断通り、実戦復帰が同月中旬以降となれば、オープン戦への出場は7試合程度に限られる。調整遅れは必至だ。
新庄監督は19日の試合前、清宮幸について「何かトラブルがあったみたい。ウエート(トレーニング)中に。引っかかりがあるから気になるっていう感じじゃないですか」と、右肘付近を指しながら説明。「ケガした者は置いていくから。早く帰ってきて、とは思うけどね」と話していた。今季から選手会長を務める清宮幸。チームリーダーとしての役割も期待される中で、痛い離脱となった。
2026年02月22日 05:01
「オープン戦、巨人1−3ヤクルト」(21日、沖縄セルラースタジアム那覇)
いきなり響いた快音に、巨人新助っ人のボビー・ダルベック内野手(前ロイヤルズ傘下3A)はホッとした表情を見せた。「飛んでくれたところも良かったんですけど、ヒットが出たことに一安心しています」。19日は体調不良で静養し、20日には別メニュー調整した中でのぶっつけ本番舞台だ。100%じゃない状態でも結果を出した。
四回だ。ヤクルト・松本健の144キロ内角シュートを詰まりながらも、右翼前にポトリと運んだ。会心の当たりではないが、「タイミングを合わせることにしっかりフォーカスを当てた。毎シーズン自分にとって一歩目で一番大事だと思うので」と好発進となった。
二回には一塁への強い一打(結果は失策で出塁)。「1打席目はアメリカ人投手だったので、(日本投手の)特徴という意味ではつかめなかったけど、2打席目に対戦できてなおかつ結果が出たのでそれに関しては良かった」とうなずいた。
22日の中日戦(北谷)は主力選手が残留する中、ダルベックは志願の出場に向かう。「打席数を稼ぐことが一番。現時点に関しては、しっかりと日本投手の特徴、球種、ボールの軌道…そういったものをしっかりと見極めたい」。貪欲姿勢は覚悟の表れだ。ダルベックの挑戦はここから始まる。
2026年02月22日 05:01
「オープン戦、楽天3−3ロッテ」(21日、金武町ベースボールスタジアム)開幕投手
初の開幕投手へ、順調な仕上がりを披露した。
2026年02月22日 05:01
「オープン戦、巨人1−3ヤクルト」(21日、沖縄セルラースタジアム那覇)
巨人開幕投手最有力候補の山崎伊織がオープン戦の“開幕投手”を任され、2回2安打無失点と好発進した。
立ち上がりには1死から連打で一、二塁のピンチを作るも、落ち着いて中軸を分断。「ランナーも出た場面でも投げられた」と今の段階だからこそ、ピンチ上等精神も見せた。キャンプ中にもう一度登板予定もあるといい、「変化球の精度はまだまだ。一個一個のボールの精度を高めていかないと」と修正を誓った。
2026年02月22日 05:01
「侍ジャパン強化合宿」(21日、宮崎)
日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(50)は21日、今年のチーム初実戦となる22日の壮行試合・ソフトバンク戦(サンマリン)で、タイブレークを想定した実戦練習を行う意向を示した。
同点の延長戦で無死二塁からスタートするタイブレーク制度。指揮官は「(無死)二塁というところでは、作戦的に迷う部分はあるのかなと思います」とした。難しいケースで攻守に采配を振るい、本番に近い形での練習にもなるだけに「貴重で大事なところかと思っています」と語った。
大谷らメジャー組がそろっていない中で行う今年の侍初実戦。選手たちには「自分のコンディションっていうか、状態もろもろが、第一優先なので」とケガなくプレーすることを求めた。国内組のメンバー中心で戦い、連覇に向けて好発進したいところだ。
2026年02月22日 05:01
「巨人春季キャンプ」(21日、那覇)
悩める巨人・戸郷翔征投手に救世主だ。
リリースポイントを下げる投球フォーム固めを連日行っているが、この日のブルペンでは阿部監督が熱血指導。1球を投げては助言をもらう場面も見られ、「シュートして強い球を投げればいいんじゃないか、と。もっと大胆に吹き上がるぐらい」と内容を説明。「腕の振りがすごく良くて。本当に久しぶりにいいブルペンだった」ときっかけをつかむ52球になった。