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2026年03月05日 06:00
「オープン戦、オリックス2−0広島」(4日、京セラドーム大阪) 広島のドラフト1位・平川蓮外野手(21)=仙台大=が4日、対外試合デビューからスタメン出場8戦連続安打を記録した。初回に剛腕・山下から右前打を放った。スタメン時の第1打席に限ると、8打数6安打、打率・750と驚異的な数字をマーク。新井監督は初対戦の投手に対しても臆せずスイングを仕掛けて結果を残す対応力に目を細めた。 バットを折られながらも、平川らしいアグレッシブなスイングで右前へと運んだ。二塁を陥れる勢いでオーバーランし、赤く染まった左翼席からの歓声を浴びる。絶好調のルーキーがまたしても、Hランプをともした。「まぁ結果は良かったですけど、内容があまり良くなかった」と首をひねりながらも、勢いはとどまることを知らない。 初回2死で迎えた第1打席。最速160キロを超える剛腕・山下に対し、初球の154キロをフルスイングで空振り。2球目の155キロにも果敢にスイングを仕掛けると、「バキッ」と鈍い音が球場に響くも打球は右前へ。「芯で捉えてないんで、あまり良くない」と冷静に振り返りつつ、「真っすぐに遅れないタイミングで待っていた。いつもと変わらずに」と涼しい顔で言葉を並べた。 剛腕との第2ラウンドは三回2死。この打席は2ストライクから155キロを華麗にはじき返した。遊撃正面へのライナーに倒れたが、捕球した紅林が打球の勢いに体勢を崩されるほど強烈な一打。「内容は良かったんですけど、結果が出てこなかったんで。まぁしゃあないなと」と凡打の内容は前向きに捉えた。 この日はファビアン、モンテロのドミニカンコンビがチームに帯同しておらず、自身初の3番でスタメン出場。これまでは主に1番として、チームに勢いを与えてきた背番号51は、打順を変えても爆発力は健在だった。 好調の要因は試合開始直後の集中力の高さにある。対外試合デビューからスタメン出場時に限ると、第1打席の打率は8打数6安打、打率・750と驚異的な数字をマーク。「序盤、中盤、終盤ってありますけど、序盤で一気にいった方が流れもくる。自分は最初の打席を大切にしてます」と“平川流”の考えを明かした。 これでスタメン出場時は対外試合デビューから8試合連続安打。初対戦が続く中で結果を残し続けるルーキーに対して新井監督は「初見の投手がいい真っすぐ投げる中で、あれだけどんどん振っていけるっていうのが、やっぱりいいところだと思うね」と改めて太鼓判を押した。打席を重ねるごとに評価を高める期待の星が、新井カープに新たな刺激を与えていく。
2026年03月05日 08:00
「オープン戦、オリックス2−0広島」(4日、京セラドーム大阪)
身長50センチ差対決が実現だ。NPB最小兵である163センチの広島ドラフト3位・勝田(近大)が213センチで同最長身のジェリーと対戦。「最初は本当に大きいなと思ったけど、上を見過ぎずにしっかりと自分のイメージを持って打席に入ることができました」と果敢にスイングを仕掛けた。
0−0の八回1死二塁で2人は対峙(たいじ)。結果は勝田が鋭いライナーを放つも一塁手正面の一直に終わり、天を仰いだ。内容は良く、「自分の中では捉えた感覚はあった。あとは打つコースだけ」と前を向いた。
地元・大阪でプロ入り後初めての試合で、両親を含めて親族14人が球場に駆けつけた。母・明子さんは「自分の息子じゃないみたい。ずっと来ていた京セラドームでプレーしている姿を見られて感激。これからもケガなく頑張ってほしい」とエールを送った。
2026年03月05日 08:00
「オープン戦、オリックス2−0広島」(4日、京セラドーム大阪)
広島の床田寛樹投手と森下暢仁投手がそろって今年初の対外試合登板に臨み、無失点投球を披露した。新井監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−床田、森下について。
「2人ともまずまず良かったと思います」
−打線について。相手が好投手だった。
「2人(山下、ジェリー)とも真っすぐが強い投手。ヒット4本か。点は入らなかったけど、内容のいい打者はたくさんいたかなと。捉えた当たりだとか、いい内容の打者は多かったなと見えました」
−佐々木は引っ張りだけでなく、高め真っすぐを右方向に。
「いいですね。あれも150キロ超えた強い真っすぐをああやって逆方向にいい当たりというは、内容もいいと思います。あと、成(勝田)にしても内容は良かったし。最後(八回)の一塁ライナーもすごくいい」
−佐藤柳について。
「点は取られたけど、真っすぐは良くなっているなって感じました」
−今後も中継ぎ起用を続けていくか。
「そうやね。ショートイニングで見てみたいなと思います」
2026年03月05日 08:00
「オープン戦、オリックス2−0広島」(4日、京セラドーム大阪)
開幕投手候補の2人が共演じゃ!広島の床田寛樹投手と森下暢仁投手がそろって今年初の対外試合登板に臨み、無失点投球を披露した。床田が「いい緊張感で投げられたので良かった」と笑みをこぼすと、森下は「これを継続していけるように」と充実感。ローテの柱の盤石具合が光った。
先発した床田は2四球を与えながらも2回無安打無失点。オフから直球の質に注力して調整を進めてきた中、この日は最速145キロをマークし、「真っすぐ良かったですね。ここから細かいところをしっかり詰めていければなと思う」と前を向いた。試行錯誤の末、昨季までと同じ形に戻したスライダーにも一定の手応えをつかんだ。
2番手として三回からマウンドに上がった森下も3回1安打無失点の好投。最速は150キロをマークし、「バッターからしっかりと空振りも取れた」とうなずいた。心待ちにしていた元同僚・西川との対戦は1四球1三振。「最初は力が入って四球を出しちゃったけど、次は三振を取れたので良かったかな」とはにかんだ。
2人の投球に新井監督は「2人ともまずまず良かったと思います」と評価。キャンプ終了時に「まだ何も決まっていない」と語っていた開幕投手についての言及はなかった。開幕までは残り約3週間。大役を巡る争いはまだ続いていく。
2026年03月05日 08:00
日本時間3月5日にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕する。
2026年03月05日 07:38
オリックスは4日、2026年シーズンからオリックス主催試合でアナウンスを担当する新スタジアム MC「スタジアム・ボイス」をYUTO が務めることが決定したと発表した。
200倍を超える選考倍率を勝ち抜き、球団史上最年少でスタジアムMCを担うYUTOは、3月4日のオープン戦でアナウンスデビューを果たした。
▼ YUTO
「はじめまして!今シーズンからスタジアム・ボイスを務めます、YUTO です。小さい頃から応援してきたバファローズの試合に声として参加できることをとても光栄に思います。まずは皆さんに認めていただけるように、全ての試合に一生懸命向き合って会場を盛り上げます!どうぞよろしくお願いします」
2026年03月05日 07:10
元近鉄・太田氏が語る巨人へのトレード移籍の裏側
“元祖甲子園アイドル投手”の太田幸司氏(野球評論家)は、プロ14年目の1983年開幕前の3月25日に石渡茂内野手とともに近鉄から巨人に移籍した。金銭トレードだった。1981年以降、0勝のシーズンが続く苦しい立場でもあり「僕は刺身のつま。石渡さんの付属品、そんな感じだと思いました」。青森・三沢高から1969年ドラフト1位で入団以来、バファローズ一筋だった右腕は当初、移籍を断って引退することも考えたという。
1979年の阪急とのプレーオフ前に右肩痛を発症させてから太田氏は勝てなくなった。1980年は14登板で0勝4敗。近鉄・西本幸雄監督が勇退した1981年は1軍登板がわずか1試合の0勝1敗だった。「僕は西本さんが監督になってから2桁勝ちました。自分の一番いいときの監督。なのに、最後の年に何もできませんでしたからねぇ」と、恩師のラストシーズンに働けなかった悔しさを募らせた。
西本監督との思い出は尽きない。「厳しかったですからねぇ。僕なんか4回2/3で代えられたことも何度もありましたよ。でも、すごいのは(エースの)鈴木啓示さんにも試合中のベンチ前で「何だ、あれは、どないなっているんだぁ!」と怒るんですよね。監督によっては主力にへそを曲げられたら嫌と思う人もいるだろうけど、西本さんは逆でしたからね」と、ベテランも若手も関係なしの“熱い”姿は忘れられないという。
「試合中の西本さんは1球ごとにドン、ドーンとベンチを蹴飛ばしたりもしていた。負けて終わって僕らが荷物を片付けて『お疲れさまでした』と言っても座って動かない時もあった。勝負に対する気持ちはすごくて、負けたのに帰りのバスでチャラチャラやっていたら『お前ら、悔しくないのかぁ!』とよく怒られましたよ」。太田氏はそんな西本イズムで近鉄の主力投手になっただけに、指揮官最後の年に右肩痛のため何の恩返しもできなかったのは痛恨だった。
しかも故障の影響はさらに続いた。近鉄が関口清治監督体制になった1982年は13登板(1先発)で0勝0敗。ほとんどが負け展開のリリーフでの出番で、唯一の先発となった6月24日の阪急戦(藤井寺)も2回自責点4でKOされた。この頃も右肩痛に苦しみ、2軍生活の方が長くなった。もはや戦力になっていなかった。巨人に移籍したのは、その次の年、プロ14年目の1983年だった。開幕前に待っていた通告、複雑だった巨人移籍「やめようかなって」
「キャンプは近鉄だったし、もうシーズン寸前ですよ」と太田氏が話すように開幕前の3月25日の出来事。石渡内野手とともに金銭トレードでの移籍だったが、全く思ってもいなかった行き先だった。「近鉄での出番が減ってきて、阪神の編成担当がよくファームの試合を見に来ていたから、その人には冗談で『ちょっとアレしてくださいよ』とか話をしていたんですけどね。ジャイアンツと聞いてびっくりしました」。
太田氏にとって巨人は、少年時代から大ファンの球団だったとはいえ、複雑な気分だったという。「巨人は石渡さんが、ショートが欲しかったんです。だからまぁ、もう刺身のつま。石渡さんの付属品ですよ。だって、あの頃の巨人投手陣って江川(卓)、西本(聖)、定岡(正二)とかですよ。“えっ、あんなところに近鉄でも放れないピッチャーがいってどうするんだ”って話ですよ。あの時、僕はもう断って(現役を)やめようかなって思いましたもんねぇ」。
最終的に承諾したのは「後援会の人といろいろ話をした」結果だった。「今まで近鉄でずっと来ているし、やれるか、やれないかは別にして、他のチームの飯を食うのも経験になるんじゃないか、ということで、それなら一発、勝負をかけてみようとなったんです」。背番号は33番に決まった。「33番はのちに長嶋(茂雄)さんが(1993年の2度目の監督の時に)つけたでしょ。あの時“あ、俺がつけていた番号だ”って思いましたけどね」。
しかし、巨人の背番号33のユニホームで、太田氏が1軍公式戦のマウンドに上がることはなかった。「(1983年は)開幕してちょっとの間は1軍にいたんですけど(開幕5連勝など)なかなか負けないから、僕が出るところはなかった。(3カード目の4月17日に)甲子園での阪神戦が終わった後『明日から2軍』と言われました」。そのまま2軍生活が続いた。結局、巨人生活はその年限りで終わり、オフに阪神に移籍。高校時代の思い出が詰まった甲子園が太田氏のプロ人生最後の“本拠地”となる。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年03月05日 06:00
「オープン戦、オリックス2−0広島」(4日、京セラドーム大阪)
広島のドラフト1位・平川蓮外野手(21)=仙台大=が4日、対外試合デビューからスタメン出場8戦連続安打を記録した。初回に剛腕・山下から右前打を放った。スタメン時の第1打席に限ると、8打数6安打、打率・750と驚異的な数字をマーク。新井監督は初対戦の投手に対しても臆せずスイングを仕掛けて結果を残す対応力に目を細めた。
バットを折られながらも、平川らしいアグレッシブなスイングで右前へと運んだ。二塁を陥れる勢いでオーバーランし、赤く染まった左翼席からの歓声を浴びる。絶好調のルーキーがまたしても、Hランプをともした。「まぁ結果は良かったですけど、内容があまり良くなかった」と首をひねりながらも、勢いはとどまることを知らない。
初回2死で迎えた第1打席。最速160キロを超える剛腕・山下に対し、初球の154キロをフルスイングで空振り。2球目の155キロにも果敢にスイングを仕掛けると、「バキッ」と鈍い音が球場に響くも打球は右前へ。「芯で捉えてないんで、あまり良くない」と冷静に振り返りつつ、「真っすぐに遅れないタイミングで待っていた。いつもと変わらずに」と涼しい顔で言葉を並べた。
剛腕との第2ラウンドは三回2死。この打席は2ストライクから155キロを華麗にはじき返した。遊撃正面へのライナーに倒れたが、捕球した紅林が打球の勢いに体勢を崩されるほど強烈な一打。「内容は良かったんですけど、結果が出てこなかったんで。まぁしゃあないなと」と凡打の内容は前向きに捉えた。
この日はファビアン、モンテロのドミニカンコンビがチームに帯同しておらず、自身初の3番でスタメン出場。これまでは主に1番として、チームに勢いを与えてきた背番号51は、打順を変えても爆発力は健在だった。
好調の要因は試合開始直後の集中力の高さにある。対外試合デビューからスタメン出場時に限ると、第1打席の打率は8打数6安打、打率・750と驚異的な数字をマーク。「序盤、中盤、終盤ってありますけど、序盤で一気にいった方が流れもくる。自分は最初の打席を大切にしてます」と“平川流”の考えを明かした。
これでスタメン出場時は対外試合デビューから8試合連続安打。初対戦が続く中で結果を残し続けるルーキーに対して新井監督は「初見の投手がいい真っすぐ投げる中で、あれだけどんどん振っていけるっていうのが、やっぱりいいところだと思うね」と改めて太鼓判を押した。打席を重ねるごとに評価を高める期待の星が、新井カープに新たな刺激を与えていく。
2026年03月05日 05:01
阪神・高橋遥人投手(30)が4日、甲子園で投手指名練習に参加し、春季キャンプから継続して直球の精度向上を求めていくと意気込んだ。
2026年03月05日 05:01
阪神・大竹耕太郎投手(30)が4日、初の自叙伝「覆す」(21日発売予定、ベースボール・マガジン社)に込めた思いを告白した。世間の評価、投手の常識を覆してきた左腕は直球に磨きをかけ、開幕に備える。
タイトルに「覆す」を採用した理由を「『プロで活躍できない』という声を覆してきた自負がある」と説明。加えて「投手の常識みたいなものを疑って、覆して、投げているという意味合いもある」と補足した。直球の平均球速が高速化する野球界にあって、超スローボールで打者を手玉に取る大竹らしい思いを込めた。
昨冬から始まった執筆作業を「大学の卒論ぶりの文字数で…。優勝旅行の往復の機内でもずっと書いてました」と振り返った。「普段のトレーニングも『変わっている』と言われるものが多いので、それを言語化したい」と細かい言葉の表現にもこだわり、今春キャンプ終盤にようやく校了。「出来上がりが楽しみ」と笑顔を見せた。
一方で「開幕も近いので、余韻に浸っている暇はない」と気を引き締めた。次回のオープン戦登板は7日・ソフトバンク戦(甲子園)が有力。「真っすぐをしっかり投げること。シンプルにそれだけ」とテーマを設定した上で、「良かろうが悪かろうが、淡々と準備を続けていくことに意味がある」と達観した表情で語った。
2026年03月05日 05:01
2年連続の開幕投手に指名された阪神・村上頌樹投手(27)が4日、今季から甲子園で行われる公式戦を対象に、「村上シート」を設置すると発表した。「ふるさと応援大使」を務める兵庫・南あわじ市の子どもたちを各試合4人ずつ招待。故郷に恩返しするために一層の覚悟を持って腕を振る。この日は甲子園で投手指名練習に参加し、今年2度目の実戦登板が見込まれる6日のソフトバンクとのオープン戦(甲子園)へ向け調整した。
今でも覚えている。大きなタテジマの背中、4万人超えの観衆が放つ熱気。カラフルなジェット風船が宙に舞う光景は、淡路島から聖地に訪れた野球少年の心を躍らせた。「より一層、プロ野球選手になりたいな、という気持ちになったので」。同じように「ワクワクする」体験を故郷の子どもたちへ−。村上が腕を振る理由が、一つ増えた。
今季から「村上シート」を設置することを発表。甲子園での公式戦を対象に、三塁側SMBCシート4席に同郷の子どもたちを招待する。「野球でも良いですし、他のスポーツでも良いので、何かを始めるきっかけになれば良いなと思って」と思いを明かした。
今オフに帰省した際には、南あわじ市内の母校・賀集小学校を訪問。地元の少年野球チームが合併することを見聞きし、少子化や野球人口の減少を実感した。プロ2年目から同様の活動を続けている、淡路島の先輩・近本にも助言をもらい、かねて思い描いていた「恩返し」を具現化。「良い試合を見せられたら良いなと思います」と子どもたちが夢を持つきっかけになるような、さらなる活躍を見せる。
27日・巨人戦(東京ド)の開幕本番へ向けて、準備も順調だ。この日は50メートルの距離でダッシュを行った後、ブルペン入り。ちょうど同戦の3週間前となる6日にソフトバンクとのオープン戦に先発する予定だ。前回は、春季キャンプ中の2月22日にヤクルトとのオープン戦(浦添)に先発して2回無安打無失点、1四球。関西に戻り、今年2度目の実戦となる。「イニングは少し伸びるんじゃないかなと思う。甲子園で投げるのが久々なので、全球種でストライクを投げられるように」とテーマを設定した。
相手も申し分ない。ソフトバンクと戦った昨年の日本シリーズでは、第1戦に先発して7回1失点で白星発進を導くも、1勝3敗で迎えた第5戦で救援登板し、野村に決勝ソロを被弾。2年ぶりの日本一を逃した。それ以来の対戦に「本当に良い相手だと思うので、気を抜かず。しっかり抑えて自信になるように」と右腕。故郷への思いを背負い挑む今季へ、弾みをつける投球を見せる。
◆村上の昨年日本シリーズ 昨年の日本シリーズは阪神とソフトバンクが激突。村上は第1戦で先発して7回6安打1失点でチームを白星発進へ導いた。ただ、チームが1勝3敗で王手を懸けられて迎えた第5戦はスコア2−2の同点で延長戦へ突入。村上が延長十回からリリーフ登板したものの、延長十一回に野村から決勝ソロを浴びてチームは敗戦。日本一を逃した。
2026年03月05日 05:01
阪神が4日、野球普及、振興活動に関する球団プロジェクトを「TRIAL BASEBALL」と総称し、ロゴやコンセプトムービーを製作したと発表した。球団は昨年1月に野球振興室を新設。嶌村聡球団本部長兼野球振興室長(58)が、活動をより拡大していく方針を語った。その一環として今年9月から、西宮市内にある中学部活動地域展開の支援を行うが、トーナメントの決勝戦を、甲子園球場で開催する夢プランを明かした。
野球の普及活動に尽力する振興室スタッフが、特注のジャージーを着用し記者会見で一堂に会した。中心に立った嶌村球団本部長兼野球振興室長が、プロジェクトを「TRIAL BASEBALL」と総称し、今後の活動をより拡大していく意義を語る。そこには伝統球団が背負う責任があった。
「今年、創設91周年を迎える球団。古くからやっているというところにおいて、やっぱり責任があると思っています。われわれが活動の地域を拡大していき、地道に、継続していくというのが一番の強みだと思います」
巨人と並び球界のシンボルとして歴史と伝統を紡いできた。昨今、野球人口の減少が叫ばれている中で、同プロジェクトは「どんどん旗を振って、前に向いて進んでいく。シンボリックにやりたい」という決意表明でもある。具体的には昨年1月に野球振興室を設置。「女子野球」「アカデミー事業」に加え、「野球の普及・振興活動」と3つを軸にしている。
昨年12月に西宮市と連携協定を結び、今年9月から中学軟式野球クラブ活動を支援すると発表。登録申請のない市内3カ所の空白地に地域クラブを設立する。市と地域クラブ向けの大会「タイガースカップ」を共催予定で、嶌村室長は「トーナメントの決勝は甲子園で行うことを計画中です」と説明。新たな夢プランの一端が明かされた。
西宮市内で育った佐藤輝は阪神タイガースジュニア出身。同じく同市で生まれた下村ら現役選手が、大会のプレゼンターを務めることも検討されている。また、4月から6月には独立リーグ球団と、交流試合として5試合を開催すると発表した。「切迫感を持ちながらやっているのは事実。活動を一層加速させて、少しでも野球人口の減少率をとどめたい」と同室長。球界随一の人気球団が、新たなシンボルになる。
2026年03月05日 05:01
阪神の新外国人、ダウリ・モレッタ投手(29)=前パイレーツ=が4日、本拠地・甲子園球場デビューを心待ちにした。
2026年03月05日 05:01
「春季教育リーグ、くふうハヤテ5−12阪神」(4日、ちゅ〜るスタジアム清水)
恐怖の満塁男健在や!阪神・木浪が会心の2点適時打を放ち、15安打12得点と大爆発の猛虎打線をもり立てた。
四回無死満塁で打席に入った。相手右腕の2球目を強振。痛烈に転がった打球は右翼線を破る2点適時二塁打に。「しっかり振りにいった中で、というのが今日のテーマでもあったので」とフルスイングの意識が奏功した。
満塁で本領を発揮するのが木浪だ。過去3年の満塁時の打撃成績は39打数18安打で42打点。打率・462と快音を量産している。この日も同様に塁は埋まっていたが「そこは考えずに。チャンスだったのでつないでくれたものを点数に絡めようと思っていたので良かったです」と振り返った。
今季は教育リーグからシーズンをスタートしたが、今が大事な時期だ。「戦力としてこっち(2軍)でやれることをしっかりやるしかないと思うのでそれだけだと思います」。持ち前の勝負強さと、力強いフルスイングを武器に、開幕1軍に向かって懸命なアピールを続ける。
2026年03月05日 05:01
阪神・伊原陵人投手(25)が4日、野球界で古くからささやかれる「2年目のジンクス」打破を誓った。
1年目の昨季、シーズン序盤は先発ローテの一角として活躍するも、夏場以降に失速を経験。今季も「行けるところまで行ってみて」と開幕からフル回転を誓いつつ、「そこから昨年の経験がすごく生きてくる」と胸を張った。「うまく自分をコントロールして、疲れがドッとくる前にしっかり対策できると思う」と、同じ失敗は繰り返さない。
今春の対外試合は全て中継ぎで起用され、3試合で計5イニングを無失点。起用法は未定だが、石井の長期離脱もあって、当面はブルペン入りが濃厚。「いつ投げる時も結果を出せるように準備はしています」。2年目の伊原にはジンクスも起用法も関係ない。
2026年03月05日 05:01
「オープン戦、オリックス2−0広島」(4日、京セラドーム大阪)
期待の大器、オリックス・山下がオープン戦初戦となった広島戦(京セラ)に先発し5回を65球、3安打無失点。自身2度目の開幕投手に向け上々の発進を決めた。
「全体的にうまくまとまった感じです。初回は少しマウンドで探る部分はあったが、それ以降は真っすぐもいい場所に決まった」
この日は「まだまだ出力が足りない」と評したMAX155キロの真っすぐに、新球カットボールなど変化球も駆使した。初回は2死から連打を食らうも秋山を空振り三振。二回も先頭・渡辺に安打を許しても後続3人を難なく封じ、三回以降は打者9人を無安打と完全に牛耳ってみせた。
前回登板となった宮崎キャンプ中の対外試合・ロッテ戦では50球メドの球数制限の中、新球カットボールを“解禁”。「使えるボールであると確認できました」と手応えを口にしていたが、この日は空振り、凡打を奪うなど精度はさらに増した。
注目の開幕投手について岸田監督は明言を避けたが、「自分の課題に向き合いながら…いつ指名されてもいいように準備するだけです」と山下。自身2度目の大役に一歩前進だ。