©sports-topics.net 2026
2026年03月19日 17:43
バイエルンに所属するMFレナート・カールが、ドイツ代表に初招集される見込みだ。 昨夏に開催されたFIFAクラブワールドカップでトップチームデビューを飾ったカールは、先月22日に18歳となったばかりの左利きの攻撃的MF。今シーズンはライプツィヒとのブンデスリーガ開幕戦でいきなり出番を得ると、ここまで公式戦34試合8ゴール6アシストを記録。 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節クラブ・ブルッヘ戦ではCLにおけるクラブ史上最年少得点(17歳242日)記録を樹立。さらに、以降のアーセナル戦、スポルティングCP戦でもゴールを記録し、CL史上最年少となる3試合連続得点者となった。 ドイツメディア『ビルト』によれば、以前から若手を積極的に起用するドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は、カールのポテンシャルを高く評価しており、今回のインターナショナルマッチウィークで初招集する決断を下したようだ。 なお、15歳からドイツの世代別代表でプレーするカールは、現在飛び級でU−21チームでプレーしている。 18歳の逸材招集も期待されるドイツ代表は、3月28日にスイス代表と同31日にガーナ代表との国際親善試合を戦う。
2026年03月19日 20:35
バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のアタランタ戦を振り返り、デビューを飾った若手選手を称賛した。18日、クラブの公式サイトが同指揮官のコメントを伝えている。
CLノックアウトフェーズ・ラウンド16の2ndレグが18日に行われ、バイエルンはホームでアタランタと対戦。1stレグを6−1で大勝していたバイエルンは、この試合でも攻撃陣が結果を残し、ハリー・ケインのPKを皮切りに4−1で勝利。2戦合計10−2でアタランタを下し、7シーズン連続で準々決勝へ駒を進めた。
試合後、コンパニ監督は、「選手たちが生み出すパフォーマンス、ゴール、そして何よりもエネルギーを誇りに思う。このような状況で試合に臨み、全力を尽くすのは簡単なことではないからね」と語り、大量リードの中で迎えた第2戦も快勝を収めた選手たちの働きを称賛した。
そして、この試合では、後半から18歳の左サイドバック(SB)デニズ・オフリと16歳のCB(センターバック)フィリップ・パヴィッチがトップチームデビューを果たした。
「若い選手が、バイエルンで出場機会を得るのは容易なことではないから、彼らがこの瞬間を楽しんでくれたことを願っている。でも、彼らは長い間、一緒にトレーニングを積んできた。例えば、フィリップ・パヴィッチはまだ若いが、ほぼ1年間一緒にトレーニングをしている」
「レナート・カールはすでに、先に進んでおり、そのパフォーマンスで経験を示してきた。他の選手たちは、トレーニングで努力を続け、学び続ける必要があるね」
ラウンド16を勝ち上がったバイエルンは、準々決勝でレアル・マドリードとの対戦が決定。コンパニ監督は、CL最多優勝を誇る“エル・ブランコ”撃破に向けて「相手が誰であろうと、ハイプレスをかけるときは全員がしなければならない。それが鍵だ。同時に堅固な守備を構築し、冷静さを保つ必要もある。このような相手には自信を持つべきだが、我々はその自信を持っている」と意気込みを示している。
2026年03月19日 19:46
3月19日に井原正巳氏の日本サッカー殿堂掲額、レリーフ盾贈呈式が行なわれた。
現在58歳の井原氏は、日本代表で歴代4位の122試合に出場。フランス・ワールドカップを含む、うち47試合はキャプテンとして戦った。鉄壁の守備を誇り、「アジアの壁」と称されたスーパーレジェンドだ。
同じ会場で直後に日本代表のメンバー発表会見が行なわれることがあり、贈呈式には森保一監督も参加した。1歳下の日本代表指揮官は、かつて共に日の丸を背負った盟友を祝福し、次のように語った。
「井原さんは雰囲気的にはクールな方ですけど、内に秘めた闘志で、激しく厳しくクオリティを追求しながらプレーをされていました。自分もそういう向上心を持ちながら、プレーを高めていきたいと思っていました。代表でプレーさせていただいた時には、不動の日本代表のセンターバックで、後ろからいつも安心、安定をいただきながら、思い切ってプレーをさせていただきました。本当に忘れない素晴らしい思い出です」
森保ジャパンは今月末にイギリス遠征に臨み、ハムデン・パークでスコットランド代表、ウェンブリーでイングランド代表と対戦する。
日本代表がフットボールの母国と聖地ウェンブリーで試合をするのは、31年ぶり2回目。実は、1−2で敗れた前回対戦で、井原氏は三浦知良が蹴ったCKにヘッドで合わせ、一時同点となるゴールを奪った。また、森保監督も出番こそなかったものの、メンバーに名を連ねていた。
貴重な経験を持つ井原氏は、時を経て聖地に乗り込む後輩たちに熱いエールを送った。
「95年にウェンブリーでゲームをした当時、森保監督もメンバーに入っていたと思います。代表を共にして、もちろんドーハ(の悲劇)も経験していますし、4年ぐらいでしたけれども、僕はディフェンスで、森保監督が中盤で、彼はいつも水を運ぶような仕事をして、本当に頼もしかったのを覚えています。
今回、代表監督として久しぶりにイングランド代表と、それもウェンブリーという聖地で対戦しますし、スコットランドとはその前に対戦するということで、本当にワールドカップに向けた試金石になると思います。本大会に向けて少しでも良い準備、調整ができるように、そして良い試合をして、日本のサッカーファミリーたちに可能性がある、優勝を狙えるようなゲームをしてほしいなと思います」
井原氏が言うように、イギリス遠征2試合は試金石となる。北中米ワールドカップ制覇の可能性を感じられる、大舞台へ弾みをつける戦いを期待したい。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
【画像】スコットランド&イングランド戦に挑む日本代表メンバー28名を一挙紹介!
2026年03月19日 19:38
アタランタに所属するオランダ代表MFマルテン・デ・ローンがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦を振り返った。18日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が同選手のコメント伝えている。
CLノックアウトフェーズ・ラウンド16のセカンドレグが18日に行われ、アタランタは敵地でバイエルンと対戦。ホームでのファーストレグを1−6で落としていたアタランタは、この日もバイエルンの圧倒的な攻撃力を前に1−4で完敗。イタリア勢として唯一CL・ラウンド16に勝ち残っていたが、ここで今大会から姿を消すことになってしまった。
試合後、『アマゾン・プライム・ビデオ』のインタビューに応じたデ・ローンは、「このチーム(バイエルン)から学ぶべきことがたくさんある。ホームではプレッシャーをかけようとしたがうまくいかなかった。そして、今日は守備を固めたが、それでも4点取られてしまった」と、バイエルンの強さを認めつつ、「この経験から学び、すぐにセリエAで再び顔を上げて戦わなければならない」とし、来シーズンもCLの舞台で戦うべく、国内での戦いに気持ちを切り替える必要性を説いた。
さらに、デ・ローンは「イタリアのチームは、学ぶべきことがたくさんある。我々は動きが静的で、戦術的過ぎるんだ。欧州大会の審判でさえ、試合を何度も止めることなく、スムーズに試合を進めている」と語り、イタリア勢が欧州で苦戦した現状に、指摘を飛ばした。
また、力の差を見せつけたバイエルンに対しては、「優勝の最有力候補だと思う。彼らのプレーには感銘を受けた。しかも、ジャマル・ムシアラ、マイケル・オリーズ、ジョシュア・キミッヒを欠いていたにもかかわらずだ。我々も謙虚でいなければならないね」とコメントを残している。
なお、デ・ローンはこの試合で、ジャンパオロ・ベッリーニ氏の持つ、クラブ最多試合出場記録「435」に並ぶことに。「本当に多くの試合に出場したが、ここで終わりたくはないし、これからもプレーを続けていきたい。アタランタで多くの試合に出場できたことは光栄なこと」と感謝の言葉を述べた。
【動画】バイエルンが大勝でCL準々決勝へ
2026年03月19日 19:18
6月に開幕する北中米ワールドカップで日本と戦うオランダ代表に激震が走っている。
2026年03月19日 19:00
鈴木優磨&伊藤達哉も在籍 日本との懸け橋になっている
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー)でシント・トロイデン(以下STVV)の快進撃が続いていて、28節を終了して3位となっています。1位とは勝ち点3差、2位とは同勝ち点で並んでいるので、残り2節の結果次第では上位6チームで争うプレイオフ1を首位で迎える可能性があります。昨季は残留争いしていたので、正直びっくりしています。
日本企業による買収からはじまったクラブ運営が、ようやく花開いた印象です。STVVは当初から日本人選手の獲得に積極的で、このクラブをスタートに成長を遂げた選手が数多くいます。遠藤航、冨安健洋、鎌田大地、鈴木彩艶、藤田譲瑠チマ……。みんなここをスタートに5大リーグへと羽ばたいていきました。
若い選手だけではないですね。香川真司、岡崎慎司のように、欧州でもう一花咲かせようというケースもありました。現在プレイする谷口彰悟も33歳で加入しています。J1の長崎と業務提携を結んでいるし、BSで応援番組も放送されています。いまさらな言い方になりますが、とても馴染みがあるクラブで日本でもサポーターが増えています。
もうひとつの側面として、ここで経験を積んだ選手がその後にJリーグに戻ってきて活躍するというケースもあります。鈴木優磨は加入初年度に7得点、2年目に17得点しています。その後、5大リーグへのステップアップが期待されましたが鹿島へ帰還し、9年ぶりのJリーグタイトルをもたらすなど大活躍しています。
伊藤達哉はハンブルガーSV→STVV→マグデブルクという経歴を持つ選手で、昨季から川崎でプレイして“違い”をみせています。鈴木優磨、伊藤達哉ともに、いまでは鹿島、川崎に欠かせない選手になっています。要は、選手自身がどう感じて、どう次へつなげるかが大事なのだと思います。チャレンジできる場として、経験を積める場として、STVVは重要な役目を果たしてくれています。
これはスタッフにも当てはまることです。アカデミーも含めて、数名の日本人スタッフが働いています。ここを出発点として、指導者にも5大リーグへと羽ばたいてほしいです。日本とベルギー、日本と欧州の架け橋のようなクラブで、こうした活動が日本サッカーの発展にもつながるのは間違いありません。育てた選手で利益を得る 参考になる理想のクラブ
今季のすべての試合をチェックしているわけではありませんが、シーズン序盤は伊藤涼太郎の連続ゴールなどもあり好スタートを切りました。ただ、どうしても下位に沈んだ昨季の印象があり、正直なところ「いつかは落ちてくるかな」と思っていました。実際、少し前までは個人に頼るサッカーをしていました。
いまは違いますね。各選手が攻守に連動するボールを持つサッカーができています。前線ではボールを収めることができる1トップの後藤啓介が攻撃の基点になっています。その下のポジションでは伊藤涼太郎が違いを作り、両サイドにはスピードがあって状況を打開できる選手がいます。これらの選手を含むピッチに立つ選手全員が連係・連動することで厚みが生まれていて、攻守ともに繋がりがあります。
結果としてどこからでも得点できていて、後藤啓介が二桁に乗せて10得点、伊藤涼太郎が7点、山本理仁も5得点となっています。今季はホントにチャンスだと思います。クラブ史上初のリーグ優勝、CL出場権獲得の大きなチャンスを迎えています。
現在、STVVは立石敬之さんがCEOを務めていますが、私はベルマーレ平塚時代に一緒だったときがあります。うまくチームを作っていますね。ファン・サポーターにとっては、うれしい驚きなのではないでしょうか。優勝を狙えるところにいるので、このチャンスをぜひ生かしてほしいです。
日本人選手が多いことで、以前は地元の方々がどんな気持ちでいるのか心配していることもありました。しかし、育成をベースに足りないところに日本人を組み込んでおり、 Win-Win の関係が成立しています。小さな街の地域密着型のクラブであり、ファン・サポーターとの一体感もあって参考になる理想のチーム作りができていると思います。
育成した選手、獲得した選手が活躍し、他クラブへ移籍していく。そうやって利益を得ているクラブで、私はJリーグのなかでは水戸に似たものを感じています。水戸も若手が成長できるクラブで、直近の齋藤俊輔など多くの選手を他クラブへ送り出しています。規模は小さいですが、若い人を育てて送り出すをうまく繰り返しています。いまでは「水戸に行きたい」という若手も増えています。
STVVも日本人選手から「行きたい」と思えるクラブになってきています。今季はCL出場権の獲得も視野に入っており、間違いなく、地元はいま最高に盛り上がっていると思います。
構成/飯塚 健司
※電子マガジンtheWORLD315号、3月15日配信の記事より転載
2026年03月19日 18:52
リヴァプールOBで元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード氏が、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライのパフォーマンスを称賛した。18日、イギリスメディア『TNTスポーツ』が同氏のコメントを伝えている。
UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグが18日に行われ、リヴァプールは本拠地でガラタサライと対戦。1点のビハインドで迎えた第2戦は、前半のうちに同点に追いつくと、後半に3点を追加し、4−0で勝利。2戦合計4−1で準々決勝進出を決めた。
この試合では、ソボスライが25分にCKのサインプレーからダイレクトシュートを決め切り、チームに勢いをもたらす先制点を奪取。後半の逆転劇につながる貴重なゴールを決めると、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも輝いた。
そして試合後には、本人も「少年時代からの憧れ」と称するリヴァプールの“レジェンド”ジェラード氏とのインタビューが実現。ジェラード氏は今シーズン、目覚ましい活躍を見せるソボスライに称賛の言葉を送った。
「彼のメンタリティが好きなんだ。彼はリヴァプールに加入してから大きく成長したと思う。クラブは大きな才能を獲得したと思うし、彼はキャリアの絶頂期を迎えている。リヴァプールは、これからも彼の最高のプレーを目にすることができると思う」
さらにジェラード氏は、25歳にしてハンガリー代表の腕章を巻くソボスライのキャプテンシーを評価している。
「彼には長くチームに残ってほしい。キャプテンの素質があると思うからね。彼のプレーぶり、安定性、メンタリティは、彼の発する言葉にも表れている」
「彼は(試合が終われば)すぐに次の試合、ブライトン戦の話を始める。それが彼のいいところだ。彼は今、絶好調で、自信に満ち溢れている。あとはこの調子を維持して健康を保つだけだね」
【ハイライト動画】リヴァプール、CL準々決勝に進出!
2026年03月19日 18:46
北中米ワールドカップ(W杯)のグループF初戦、オランダと日本が対戦する。本大会では2010年以来の顔合わせとなる注目カードを、『ワールドサッカーダイジェスト』本誌でお馴染みのイタリア人アナリスト、マルコ・ポンピーリ氏が先取りで展望。両チームの戦術的な狙いは? 勝敗を左右するキーファクターは?―――◆―――◆――― オランダ対日本の一戦は、2026年W杯のグループステージにおいて、戦術的に最も興味深いカードのひとつだ。W杯での対戦は10年南アフリカ大会のグループステージ以来(オランダが1−0で勝利)となるが、当時と比べて両チームのレベル差は驚くほど小さくなっている。 ロナルド・クーマン監督のオランダは、システマチックなビルドアップとポジショナルなボール保持を通してゲームを支配し、自分たちのリズムでのプレーを志向する。基本システムは伝統の4−3−3で、攻撃時にはアンカーが最終ラインに落ちると同時に両SBが大きく前進して3−2−5の配置に変化する。 ビルドアップの狙いは、中央ゾーンを安定して占有することで相手のプレッシングを引きつけ、空いたハーフスペースに侵入したウイングやMFにボールを送り込むこと。そこで中核的な役割を担うのは、プレーのリズムと方向をコントロールする司令塔のフレンキー・デ・ヨングだ。プレス耐性、縦パスや持ち運びで相手のプレッシャーラインを割る能力、ポゼッションを維持する能力は、ミドルサードでの地域支配において決定的な機能を担っている。
一方、森保一監督率いる日本は、世界最速でW杯出場権を獲得したチームであり、堅固さと柔軟性を併せ持つ成熟した戦術的アイデンティティーを備えている。日本はもはや組織と戦術的規律だけのチームではなく、マンツーマンのハイプレス、コンパクトなミドルブロック、素早いトランジションを明晰に使い分ける構造を持つ。 非保持時の日本は、中央のパスコースを消してオランダをサイドに誘導し、そこでのボール奪取から素早いトランジションによるカウンターアタックを狙うだろう。守備組織の秩序はよく整っているが、オランダの対人能力の高さには細心の注意を払う必要がある。1対1のデュエルで劣勢に立つ場面が続けば、相手に数的優位と危険なスペースを与えることになるからだ。 試合の流れを左右する要素になりそうなのがトランジションだ。オランダは、オープンスペースでの守備において個のクオリティーとフィジカル能力に弱点を持つ日本の守備を突くために、ハイプレスによるボール奪取、そこからのショートカウンターを狙うだろう。一方の日本は、オランダのハイラインから生じる背後のスペースを有効活用したいところ。オランダ同様ハイプレスによるボール奪取を起点に、2ライン(DFとMF)間に入り込む久保建英、鎌田大地のテクニックと戦術センスを活かし、裏に飛び出す上田綺世や三笘薫にスルーパスを送り込む形を作ることができれば、決定的なチャンスにつながる。
試合を決定づけるであろう重要なデュエルのひとつが、右のシャドーに入る久保とオランダの左SBのマッチアップだ。クーマンはこのポジションにミッキー・ファン・デ・フェンあるいはネイサン・アケーという、CBが本職のDFを起用していて、久保はフィジカル面では厳しい状況に置かれることになる。 しかし彼の高い技術、クイックネス、駆け引きの巧さは、アジリティーで劣る大型DFを翻弄するに十分なレベルだ。このデュエルにおいて久保が優位に立ち、2ライン間でボールを受けてから効果的なパスやアシストを繰り出すことができれば、日本の勝機は大きく広がるだろう。1月に左足の怪我で離脱したのは気がかりだが、全治2か月程度と報じられていて、本大会にはおそらく間に合いそうだ。 もうひとつ、試合のキーポイントとして無視できないのがGKだ。10年大会では、ヴェスレイ・スナイデルのミドルシュートを日本のGKがファンブルしてゴールに吸い込まれ、勝敗が決した。しかしいまの日本は、セービングの技術に加えて、足下のテクニックも備え、最終ライン背後のスペース管理にも長けたモダンなGKの鈴木彩艶を擁している。彼が本大会までに万全のコンディションに回復できるかどうかは(編集部・注/左手の骨折で昨年11月から欠場していたが、3月14日のセリエA29節トリノ戦で戦列復帰)、日本の命運を少なからず左右するはずだ。
1 2 次へ
2026年03月19日 18:36
「塩貝いる!」
イギリス遠征に臨む、日本代表のメンバー発表会見が始まる5分前。
2026年03月19日 18:15
「おぉー」
現地3月18日のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2レグ、トッテナム対アトレティコ・マドリーを取材するため、前者の本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムのメディアカフェで食事をとっていると、どこからともなく声が上がった。
この試合より2時間15分早く始まったバルセロナ対ニューカッスル戦で、ホームのバルサが開始6分に先制したのだ。
同じイングランド勢対スペイン勢の対決。その声を合図に、メディアカフェにいる大勢の記者が、モニターにくぎ付けになる。
劣勢と見られていたニューカッスルが15分に追いつくと、歓声が上がる。18分に勝ち越されてもその10分後に再び振り出しに戻ると、どよめきが起こった。「おいおい、番狂わせを起こすんじゃないか」――。そんな雰囲気さえも立ち込めていた。
だが、バルサはやはり強かった。前半のアディショナルタイムにラミネ・ヤマルのPKで一歩前に出ると、後半も怒涛のゴールラッシュを披露。なんと4点を叩き込んだのだ。
最初は英国人記者から悲鳴のような声が上がっていたが、徐々に沈黙。ロベルト・レバンドフスキの6点目が入った時点で、記者席に向かうために席を立ったが、もうモニターを見る記者も少なくなっていた。
最終スコアは衝撃の7−2。トッテナムもアグリゲートスコア5−7でアトレティコに敗戦し、ここでもスペイン勢に煮え湯を飲まされる結果となった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「日本は狂っている」土曜夜、侍ジャパン日韓戦勝利の裏で…日本サッカーの“衝撃結果”に海外驚愕!相手の監督は「泣き崩れた」
2026年03月19日 18:13
今月に重要な戦いを控えるイタリア代表に懸念材料が出てきている。
FIFAワールドカップ2026の欧州予選でストレートインを逃したイタリア。今月末には欧州予選プレーオフで北マケドニア代表と1回戦で対戦予定。その試合を勝ち抜いた場合、ウェールズ代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表の勝者と本大会行きを懸けた大一番を戦うことになる。
そんな重要な戦いを控える中、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督に不安を与えているのが、中盤で主力を担うニューカッスルMFサンドロ・トナーリのコンディションだ。
トナーリは18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16セカンドレグのバルセロナ戦に先発出場。チームが敵地で2−7の惨敗を喫した中、後半序盤に負傷交代を余儀なくされていた。
スポーツメディア『ESPN』によれば、同試合後の会見でニューカッスルのエディ・ハウ監督は「サンドロ(・トナーリ)は(今週末のサンダーランド戦の)出場が危ぶまれている。鼠径部と股関節に問題を抱えているようだ」と、イタリア代表MFの状態について説明した。
現時点でトナーリの負傷の程度は不明だが、北マケドニア戦を約1週間後に控える中で主力MFの状態が懸念される。
2026年03月19日 18:00
リヴァプールはCLラウンド16・2ndレグでガラタサライと対戦し4-0で快勝。アウェイでの1stレグこそ0-1で敗戦していたが、2戦合計スコア4-1で勝利しベスト8進出を決めた。
そして、リヴァプールがベスト8をかけて戦う相手は昨年王者のパリ・サンジェルマンだ。両者は昨シーズンのラウンド16でも激突しており、この時は2戦合計スコア1-1でPK戦までもつれ、最終的にはパリがベスト8進出を決めた。
リヴァプールはパリホームの1stレグで1-0の勝利をしたものの、内容面では圧倒された。そんなパリと再び対戦することになったが、アルネ・スロット監督はリベンジへ闘志を燃やし、パリもリヴァプールとの対戦を喜んでいないだろうと語った。
「昨シーズン、彼らに敗れた時、アウェイで完全に圧倒されてしまった。アンフィールドでの試合は素晴らしい内容だったと思うが、結局PK戦で負けてしまった。公平に言えば、彼らは水準を下げてはいない。これ以上向上させるのはほぼ不可能だったが、これまで非常に素晴らしいパフォーマンスを見せてきた」
「しかし、今夜の我々のプレイを見れば、相手も我々との対戦をそれほど喜んではいないだろう。特に昨シーズン、延長戦とPK戦に持ち込めたのは我々だけだったからね」(『TNT Sports』より)
またリヴァプールOBのスティーブ・マクマナマン氏はパリが調子を上げてきていると言及しているものの、続けて「昨年ほど圧倒的な強さはない」と主張している。
今シーズンも激しい戦いになることが予想されるが、リヴァプールは昨シーズンのリベンジを果たし、ベスト8へ進めるか。
2026年03月19日 17:43
バイエルンに所属するMFレナート・カールが、ドイツ代表に初招集される見込みだ。
2026年03月19日 17:38
日本サッカー協会は3月19日、3月シリーズに臨む日本代表メンバーを発表。森保ジャパンは、現地3月28日にグラスゴーのハムデン・パークでスコットランド代表と、同31日にロンドンのウェンブリー・スタジアムでイングランド代表と相まみえる。
選ばれた28名のうち、25名が欧州組。国内組で唯一のフィールドプレーヤーとして選出されたのが、FC東京の佐藤龍之介だ。
昨季はファジアーノ岡山にレンタル移籍した19歳のMFは、J1で28試合に出場し、6ゴール・2アシストを記録。ベストヤングプレーヤー賞を受賞した。今季にFC東京へ戻ると、J1百年構想リーグではここまで全7試合に出場して2ゴールをマーク。存在感を示している。
佐藤は、クラブの公式サイトを通じて「日本代表に選出いただき、大変光栄に思います。大きなチャンスを掴めるように自分のすべての力をぶつけて挑んできたいと思います」とコメントしている。
代表には、3月22日に行なわれる東京ヴェルディとの東京ダービー後に合流する予定で「クラブでは絶対に負けられない戦いがあります。東京の誇りを胸に代表活動に臨めるよう全力で戦います。勝ちましょう」と伝えた。
英国遠征前に力強いメッセージを残した。なお、選出された28人は以下のとおりだ。
GK
早川友基(鹿島アントラーズ)
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
鈴木彩艶(パルマ/イタリア)
DF
谷口彰悟(シント=トロイデン/ベルギー)
安藤智哉(ザンクトパウリ/ドイツ)
瀬古歩夢(ル・アーブル/フランス)
渡辺 剛(フェイエノールト/オランダ)
鈴木淳之介(コペンハーゲン/デンマーク)
冨安健洋(アヤックス/オランダ)
伊藤洋輝(バイエルン/ドイツ)
菅原由勢(ブレーメン/ドイツ)
MF/FW
伊東純也(ゲンク/ベルギー)
鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)
三笘 薫(ブライトン/イングランド)
小川航基(NEC/オランダ)
前田大然(セルティック/スコットランド)
堂安 律(フランクフルト/ドイツ)
上田綺世(フェイエノールト/オランダ)
田中 碧(リーズ/イングランド)
町野修斗(ボルシアMG/ドイツ)
中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス/フランス)
佐野海舟(マインツ/ドイツ)
鈴木唯人(フライブルク/ドイツ)
藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ/ドイツ)
佐野航大(NEC/オランダ)
塩貝健人(ヴォルフスブルク/ドイツ)※
後藤啓介(シント=トロイデン/ベルギー)
佐藤龍之介(FC東京)
※=初招集
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】W杯前に強豪と腕試し!スコットランド&イングランドとの親善試合に挑む日本代表メンバーを一挙紹介!
2026年03月19日 17:34
スペイン紙『マルカ』が、3月の代表ウィークを迎えるスペイン代表のメンバーを予想している。
FIFAワールドカップ2026前最後の代表ウィークとなる今回。言い換えれば、選手にとっては、メンバー入りをかけた“サバイバルの最終局面”ということだ。EURO2024王者にして、欧州予選を5勝1分の21得点2失点と圧倒的な成績で勝ち抜けたスペイン代表においても同様で、主な要因はケガやコンディション不良というが、競争力を加速させる“サプライズ”があるようだ。
スペイン紙『マルカ』によると、ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)が正守護神として君臨するGK陣や、予選6試合で6得点4アシストのミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)に加え、フェラン・トーレス(バルセロナ)、ボルハ・イグレシアス(セルタ)と“ゼロトップ”と“ワントップ”のオプションが確立しているFW陣には、大きな変化はないという見方を示している。
対照的に、入れ替わりが予想されるのがCB陣。そう、マルク・プビル(アトレティコ・マドリード)が“ラ・ロハ”の扉を叩いているのだ。今シーズンからロヒブランコスでプレーする22歳は、右SBからCBにコンバートされた後、「極めて高いパフォーマンス」を見せてきた。そのなかで、アイメリク・ラポルテ(アスレティック・ビルバオ)やパウ・クバルシ(バルセロナ)と並んで、「招集リストに名を連ねる」と指摘。また、ディーン・ハウセン(レアル・マドリード)はパフォーマンスに翳りがさしているほか、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督がお気に入りのロビン・ル・ノルマン(アトレティコ・マドリード)も出場機会が減少していることが、プビルにとっては後押しとなっているという。なお4人目には、ケガ明けのダニエル・ビビアン(アスレティック・ビルバオ)がコンディションを取り戻していることから、選出される可能性があると伝えている。
そんなプビルは今月、スペインのラジオ『RNE』のインタビューにて、「もちろん準備もできているし、自信もある。CBでのプレーも想像より早く馴染んできた。もう今は、ずっとやってきたSBと同じくらいのやりやすさを感じているよ。代表に、本当にいきたいね」と思いを巡らせていた。
次に注目されているのが中盤だ。ロドリ(マンチェスター・C)とマルティン・スビメンディという世界最高峰の“舵取り役”が揃っているピボーテは磐石な上に、アレイクス・ガルシア(レヴァークーゼン)とルイス・ミジャ(ヘタフェ)が予備リストに登録されている模様。とくに、後者はここまでキャリアハイとなる8アシストを記録するなど、中盤の底で遺憾無くタクトを振るっている。実際、スペイン代表へと推す声も多く、昨年11月にもサプライズ招集の可能性が取り沙汰されていた。
18日に行われたメディア対応でも、スペイン代表に関する質問が飛び交ったなか、ミジャは「そのようなチャンスを得られるかもしれないというのは、選手にとって最高の出来事だから、本当に嬉しく思うよ。とはいえ、そういったことが日々のプレーに影響しないように心がけてもいる。結局のところ、クラブでの日々の取り組みが、その機会へとつながるものだからね。今は集中して、チームのために良いプレーを続けたい」と述べている。
一方で、「スペインが質と量の両面で他を圧倒するエリア」とするインテリオールでは負傷が続出。ミケル・メリーノ(アーセナル)とファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン)、さらにパブロ・バリオス(アトレティコ・マドリード)が選出外となる見込み。現状において、ペドリ(バルセロナ)、ダニ・オルモ(バルセロナ)、フェルミン・ロペス(バルセロナ)、アレックス・バエナ(アトレティコ・マドリード)が地位を確立しているなか、今回はパブロ・フォルナルス(ベティス)やアルベルト・モレイロ(ビジャレアル)に「チャンスが巡ってくる」としつつ、ガビ(バルセロナ)が「どのような形で復帰するか」も焦点となる、と記した。
そして最後は、ウイングだ。鼠径部痛で離脱しているニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)が外れる一方で、ラミン・ヤマル(バルセロナ)が昨年9月以来の復帰となる模様。その上で、「サイドにはワールドカップに向けたポジション争いがある」と『マルカ』は強調。そこに加わるのが、マルコ・アセンシオ(フェネルバフチェ)のようだ。“エル・ブランコ”の元アタッカーは、ここまで公式戦13得点13アシストと昨夏に加入した新天地で復活を遂げた。ジェレミ・ピノ(クリスタル・パレス)、ビクトル・ムニョス(オサスナ)、ブライアン・サラゴサ(ローマ)、ヘスス・ロドリゲス(コモ)とともに、北中米行きの切符をかけた競争に身を投じることになるかもしれない。
アルゼンチン代表とのフィナリッシマが中止となったスペイン代表は、セルビア代表とエジプト代表とのテストマッチを実施する。生き残りをかけた2試合。メンバー発表前最後の実戦でアピールに成功するのは、誰だ。
2026年03月19日 17:26
日本サッカー協会(JFA)は19日、3月末に開催されるスコットランド代表、イングランド代表とのアウェー2連戦に向けてのメンバー28名を発表した。
6月に開幕を控えるFIFAワールドカップ2026に向けて、重要かつ本大会前に最後と言っていいメンバー選考へのテストの場となるが、現在負傷中の選手も多く、南野拓実や久保建英などが今回は選外となっている。
2025年の日本代表活動に招集(EAFF E-1選手権を除く)されていて、今回招集外となった選手は以下の通り。なお、負傷が明らかになっている選手に関しては、その状況についても記載している。
※【】内は2025年で招集された代表活動期間
▼GK
谷晃生(FC町田ゼルビア)
【25年3月/25年6月】
野澤大志ブランドン(ロイヤル・アントワープ/ベルギー)
【25年11月】
小久保玲央ブライアン(シント・トロイデン/ベルギー)
【25年11月】
▼DF
板倉滉(アヤックス/オランダ)
【25年3月/25年9月/25年11月】
※1月24日の試合出場を最後に欠場。背中の問題と報じられている。3月10日段階で練習でランニングをしている様子がクラブ公式SNSに掲載
橋岡大樹(ヘント/ベルギー)
【25年10月】
町田浩樹(ホッフェンハイム/ドイツ)
【25年6月】
※25年8月23日の試合中に負傷交代。左ひざ前十字じん帯断裂。3月4日段階でボールを使った練習をしている様子がクラブ公式SNSに掲載
中山雄太(FC町田ゼルビア)
【25年3月】
長友佑都(FC東京)
【25年3月/25年6月/25年9月/25年10月】
※3月14日の試合中に負傷交代。右ハムストリング肉離れ。全治不明
望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
【25年9月/25年10月】
高井幸大(ボルシアMG/ドイツ)
【25年3月/25年6月】
※2月22日の試合出場を最後に欠場。筋肉系の問題とみられる。3月16日段階でピッチ練習への復帰に近づいていることがクラブ公式HPに掲載
関根大輝(スタッド・ランス/フランス)
【25年3月/25年6月/25年9月】
荒木隼人(サンフレッチェ広島)
【25年9月】
▼MF/FW
遠藤航(リヴァプール/イングランド)
【25年3月/25年6月/25年9月/25年11月】
※2月11日の試合中に負傷交代。左足首負傷で手術実施。全治不明
守田英正(スポルティング/ポルトガル)
【25年3月】
久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
【25年3月/25年6月/25年9月/25年10月/25年11月】
※1月18日の試合中に負傷交代。左ハムストリング負傷。4月上旬に復帰できる可能性をペッレグリーノ・マタラッツォ監督が示唆
古橋亨梧(バーミンガム/イングランド)
【25年3月】
相馬勇紀(FC町田ゼルビア)
【25年10月】
旗手怜央(セルティック/スコットランド)
【25年3月】
南野拓実(モナコ/フランス)
【25年3月/25年9月/25年10月/25年11月】
※25年12月21日の試合中に負傷交代。左ひざ前十字じん帯断裂。2月19日段階でセバスチャン・ポコニョーリ監督が「シーズン中の復帰は無理だが、その後の大会への希望はあるかもしれない」と言及
細谷真大(柏レイソル)
【25年6月/25年9月】
大橋祐紀(ブラックバーン/イングランド)
【25年6月】
森下龍矢(ブラックバーン/イングランド)
【25年6月】
平河悠(ハル・シティ/イングランド)
【25年6月】
※2月21日の試合中に負傷交代。足首の負傷。全治不明
熊坂光希(柏レイソル)
【25年6月】
※25年6月8日の日本代表練習中に負傷。右ひざ前十字じん帯断裂。全治不明
三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)
【25年6月】
俵積田晃太(FC東京)
【25年6月】
※25年11月13日に負傷。左大腿二頭筋肉離れで受傷日から全治10〜12週間とクラブ発表。今季はここまでベンチ入り無し
斉藤光毅(QPR/イングランド)
【25年10月】
北野颯太(ザルツブルク/オーストリア)
【25年11月】
※2月22日の試合出場を最後に欠場。太ももの問題。20日に控える試合に向けたクラブ公式HP上での負傷者リストからは名前が消える
【画像】日本代表選出メンバー一覧