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2026年03月21日 18:40
ドイツサッカー連盟(DFB)は19日、スイス代表とガーナ代表との国際親善試合に臨むドイツ代表の招集メンバーを発表した。 この中でバイエルン・ミュンヘンのジャマル・ムシアラは、選外だった。昨年夏のクラブワールドカップで左足首脱臼と腓骨骨折の重傷を負ったムシアラは、代表チームからも1年近く遠ざかっている。 そのためワールドカップに向けた登録メンバー発表前の最後のテストマッチであるスイス戦とガーナ戦に呼ばれるかが注目点となっていたが、昨年夏に負傷した部分に痛みが出てバイエルンでも別メニュー調整となっていることから、今回の招集は見送られた。 「彼は、まずはバイエルンでコンディションを戻す必要がある。所属先のクラブで多くの試合に出場するようになったら、ワールドカップが議題になる」とドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督はムシアラについてコメントし、同選手の現状は代表チームに呼べる状態ではないとの考えを明かしている。 フロリアン・ヴィルツとともに攻撃の牽引役を務めるムシアラがいなければ、ドイツ代表の攻撃力は大きく低下する。しかし、ドイツ国内ではムシアラの代表招集について悲観的な意見も出始めている。元ドイツ代表のディトマール・ハマン氏は、ドイツ紙『tz』の取材に対して以下のように語っている。 「彼がワールドカップに出られるかどうかについては、しばらく状況を見守る必要がある。しかし、状況は難しくなっていると私は感じている」 「今後二カ月の間に多くのことが起きるはずだが、状況がこれ以上悪くなることは避けなければならない。彼の足は万全の状態になっていなければならないし、パフォーマンスも期待通りでなければならない。そういう状態になって初めてワールドカップについて考えるべきだ」 果たしてムシアラはワールドカップに間に合うのだろうか。
2026年03月23日 15:44
3月21日のプレミアリーグ第31節で、遠藤航が所属する5位のリバプールは三笘薫を擁する12位のブライトンに1−2で敗れた。
前半に先制を許したリバプールは、一度は追いついてハーフタイムを迎えたものの、後半に追加点を献上。昨季王者はこれで今季のリーグ戦10敗目だ。
アルネ・スロット監督が就任して1年目だった昨季、プレミア優勝を飾ったリバプールだが、今季は開幕直後の連勝が止まって以降に苦戦を続けている。
欧州の舞台では、チャンピオンズリーグのラウンド16でガラタサライをホームで4−0と撃破。逆転でベスト8進出を果たしたところ。だが、リーグ戦で再び黒星を喫し、英公共放送『BBC』によると、元プレミアリーガーのロバート・グリーンは「リバプールにとって後退」と述べた。
「とにかくこのチームから何を得られるのかが分からない。チームの背骨がない。『何が起きているんだ?』と見まわしている。答えを見つけられていない」
欧州最高峰の舞台では、準々決勝で昨季覇者のパリ・サンジェルマンと対戦する。OBのスティーブン・ウォーノックは「パリであのような試合をすれば、0−10とされるかもしれない」と懸念を示した。
「今日のリバプールはそれほどひどかった。ブライトンは決定力がなかったが、パリSGは決めてくる。リバプールはとても、とても心配だ」
昨季の快挙に加え、夏の大型補強もあり、大きく期待されていたリバプール。それだけに、現状には不満と批判が少なくない。インターナショナルウィークをはさむことで、スロットは事態を好転させられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「日本は狂っている」土曜夜、侍ジャパン日韓戦勝利の裏で…日本サッカーの“衝撃結果”に海外驚愕!相手の監督は「泣き崩れた」
2026年03月23日 15:26
2009年・22年の高校総体、17年・24年の高校サッカー選手権で頂点に立ち、21年以降、高円宮杯プレミアリーグU-18で戦い続けている名門・前橋育英高校。その指揮官と言えば、1982年から40年以上にわたってチームを率いてきた山田耕介監督だ。
誰もが認める高校サッカー界屈指の名将が、同じ群馬県のJクラブ・ザスパ群馬のゼネラルマネージャー(GM)に就任するという一報が流れたのが、1月15日のことだった。
2月12日の記者会見で、前橋育英高出身の細貝萌社長が「自分が社長・GMを兼務し始めた当初(昨年頭)からGMに相応しい方を検討してきた。クラブが今後、どんな価値を残していくのかを考えたなかで、山田さんしかいないという決断に至った」と説明した通り、教え子の熱心なオファーを受け、転身を決意したのだという。
現在、山田GMは週3日程度、ザスパの練習場であるGCCザスパークに足を運び、現場のサポートに尽力。完全にGM職に専念するのは、26/27シーズンが開幕する8月頃になる見通しだが、百戦錬磨の経験値をいち早く落とし込もうとしている。その偉大な人物に単独インタビューを実施。自身の役割や今後のビジョンなどを聞いた。
――◆――◆――
「自分は、70歳を過ぎても高校サッカー界、自分が育て上げてきた前橋育英にとどまることに以前から疑問を抱いていました。若い指導者が伸びるような環境を与えた方がいいという考えが、ずっと頭の中にあったんです。
そのタイミングで細貝社長からお話をいただいた。私も教頭、副校長、校長と14〜15年、管理職をやっていて、60歳を過ぎて学監という管理職をサポートする立場になった。それはそれで居心地が良かったし、サッカーに集中できたのも確かなんですけど、新たな環境を作る機会をうかがっていたのも事実。
もともとザスパとはクラブができた頃から関わりがありましたし、前橋商業で長く指導されていた奈良(知彦)先生(育英大学教授)が社長をされていた10年ほど前から理事にもなっていましたけど、もっと本格的にクラブのプラスになるような仕事をしたいという気持ちもあった。それで今年からこの立場でやっていくことを決めました」
山田GMは自身の偽らざる思いをまず口にした。群馬のサッカーと言うと、高校年代は前橋育英を筆頭に、前橋商、桐生第一、高崎健康福祉大学高崎の4チームからプロサッカー選手が輩出されている状況だが、ザスパは残念ながら目下、J3を戦っている状況だ。
「山口素弘、松田直樹という2人のワールドカップ選手を出した群馬県のレベルは低くない」と言われてきたが、もう一段階、突き抜けていくことができれば理想的だ。
「私から見ると、これまでもトップチームはしっかりやっていたように感じていました。もちろん今はJ3なので、J2にすぐ上がらなければいけないのは確か。そこについては現場の沖田優監督とも共有しています。
一方で、アカデミーの方はやや停滞感があるのも事実。Jクラブの育成組織は、プリンスリーグとか関東リーグの上位に行くのが普通なんでしょうけど、今、ザスパのユースは群馬県2部。そこからカテゴリーを上げて、選手がトップチームに上がってくる形に持っていく必要がある。私の経験も還元できますし、その手助けをできればと考えています」と、山田GMは40年以上の蓄積をザスパに注ぎ込む構えだ。
まず、やらなければいけないのは、ズバリ、環境整備である。それは山田GMが前橋育英で実際に取り組んできたことでもある。
1980年代の前橋育英は地元の選手が集まる高校だったが、現在は首都圏を中心に全国のトップ選手が次々と越境入学してくる強豪になっている。多少、時間はかかるかもしれないが、同じような流れを作ることが肝要なのだ。
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2026年03月23日 15:03
オーストラリアで開催されていた「AFC女子アジアカップ2026」を見事に制したなでしこジャパンのニルス・ニールセン監督が、優勝報告会権を行った。
1日から21日にかけて開催されていた「AFC女子アジアカップ2026」。2024年12月に就任したニールセン監督の下、2大会ぶり3度目の優勝を目指してなでしこジャパンは戦った。海外組が中心となったメンバー構成の中、なでしこジャパンはグループステージでチャイニーズ・タイペイ、インド、ベトナムを相手に17得点無失点で3連勝を果たすと、準々決勝ではフィリピンを相手に7ー0で大勝を収め、ブラジルで2027年に開催される女子ワールドカップの出場権を獲得。準決勝では韓国を相手に大会初失点を喫するも1ー4で勝利すると、決勝では自国開催となったオーストラリアを相手に0ー1で勝利を収め、見事にアジア女王に返り咲くことに成功した。
大会終了からまもない中、23日には帰国したニールセン監督が記者会見を実施。大会優勝を喜び、多くのサポートへの感謝を口にした。
「オーストラリアで1カ月、素晴らしい大会を過ごしました。まず、ホスト国であるオーストラリアには非常に素晴らしい大会運営をしていただいたことに感謝をしたいと思う。また、オーストラリアに来ていただいたメディアの方々にも、本当にチームの一員として、色々と助けていただいたかなと思う。ありがとうございます」
「選手たちに関しては、本当に素晴らしい才能であったり、チームスポーツの良さというのを見せてくれたかなと思っている。少しずつ小さなターゲットをしっかりとクリアしつつ、大きなターゲットにということで、今回はアジアカップを制することができた。やはり忘れてはならないのは、メディアの方も含めて、ファンの方も含めて、全員が同じターゲットに向かって助け合うことができれば、より勝てるチャンスというのが大きなものになるということだ」
「決勝戦では選手が本当に素晴らしい試合をしてくれた。簡単なゲームではなかったが、やり遂げることができたかなと思うし、日本にいたファンの方、残念ながらスタジアムに来れなかったファンの方たちの本当の思いっていうのも非常に感じることができた。メディアの方も色々な方法で、こうした日本の女子サッカーのことを伝えていただいて本当にありがたく思っている。今後とも同じように協力していただければと思う。本当にありがとうございました」
また、チームの成長について問われると「満足してしまうとそれ以上良くならないので、今後もチームとしてはより向上していきたい」とコメント。「今回のチームでは本当に若い選手が非常にいい活躍をしてくれた。それは心理的安全性を確保した上で、パフォーマンスを出せたということで、チームとしてもそういった若い選手も活躍できるような雰囲気だったり状況を作ったことが良かったのかなという風に思う」と、若手がプレーしやすい環境がチームにもあったという。
さらに、選手の名前を挙げて評価をしたニールセン監督。「千葉玲海菜選手に関しては本当に素晴らしい活躍をしてくれた。植木理子に関しては、得点王を獲ってくれたということで。やっぱりチームに得点王がいるということは非常に嬉しいこと」と評価。また、「長谷川唯の活躍は本当に誇りに思うし、あと熊谷紗希は本当に素晴らしいチームを引っ張ってくれた」と経験のある選手たちも称えた。そして決勝戦で見事なゴールを決めた浜野まいかについても「本当に素晴らしいゴールを決めてくれた」と言及。「選手たちに非常に才能があるということは分かっていたが、それをいつ出せるかということが重要になってくる。結果を掴むということが今回の大会ではできたので、選手もより自信になったのかな」と、自信につながる優勝だったと振り返った。
アジアを制したなでしこジャパンは、4月にはアメリカ遠征を実施しアメリカ女子代表との3連戦を戦うことが決定。6月には大阪、11月、12月には広島と岡山で国際親善試合が実施。また、9月から10月にかけてはアジア競技大会が愛知県で開催。女子サッカーも行われる。
2026年03月23日 14:55
元フランス代表MFディミトリ・パイェが、現役を引退することを発表した。
2026年03月23日 14:32
韓国のサッカー専門メディア『FourFourTwo』が、日本代表DFの冨安健洋を巡るアクシデントに衝撃を受け、注目している。
同メディアは「“664日”ぶりの奇跡を書いた“かつてのワールドクラスDF”がまたも負傷OUT、英国遠征を前に青天の霹靂」と見出しを打ち、アヤックスに所属する冨安の現状を報じた。
現地時間3月22日に行なわれたエールディビジ第28節で、アヤックスは敵地でフェイエノールトと対戦し、1−1で引き分けた。貴重な勝点1を持ち帰ったアヤックスは、リーグ戦で4位につけている。
この試合で冨安は、2試合連続となる先発出場を果たした。前節のスパルタ戦では、アーセナルに在籍していた2024年5月以来、実に664日ぶりに先発メンバーに名を連ねていた。
記事では「度重なる負傷と手術で“無所属の危機”にまで追い込まれた彼が、アヤックスと6か月の短期契約を結んで成し遂げた、涙ぐましい復帰戦だった。パフォーマンスも完璧。果敢なオーバーラップでチームのゴールに貢献するなど、現地メディアから評点7.5点という絶賛を受けた」と伝え、こう続ける。
「しかし、わずか2試合で悲劇が訪れた。後半26分、突然、右太ももの裏を押さえた冨安は、グラウンドに座り込んだ。彼は首を横に振り、これ以上プレーを続けられないというサインを送ると、悔しそうにピッチを後にした。
1年9か月ぶりの代表復帰を目前にして起きたアクシデントに、日本のファンは驚愕した。『また怪我か』『心臓が止まるかと思った』と、再びの離脱を懸念する声が殺到した」
幸いなことに、冨安は大事には至っていないようで、試合後の詳細にも触れる。
「最悪の事態は免れたようだ。試合後、アヤックスのオスカル・ガルシア監督は『負傷ではない』と一線を画した。彼は『冨安は長い間、実戦から遠ざかっていた。現在は60分程度、プレー可能だが、65分を超えると限界を感じる状態だ』と述べ、単なる体力低下と筋肉の痙攣であることを示唆した。『代表チームへの合流に問題はないか』という質問にも『そうだ』と答え、ファンを安心させた」
そうした事態を踏まえ、『FourFourTwo』は「日本代表の緊張感は最高潮に達している」とも記す。
「日本は来る28日と31日に、欧州の強豪であるスコットランドとイングランドを相手に、アウェーでの親善試合を行なう。現在、日本代表は“超非常事態”だ。南野拓実、久保建英、遠藤航ら主力が負傷で離脱したのに続き、守備陣も板倉滉、町田浩樹、長友佑都らが相次いで離脱し、崩壊レベルに達している。冨安の回復に頼らざるを得ない状況であり、彼のコンディションに問題がないことを願っているだろう」
完全復活に向け、大きな不安のない冨安が、森保ジャパンを力強く支えてくれるはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】どこもかしこもデザイン刷新! 世界各国の北中米W杯“本大会用ユニホーム”を一挙公開!
2026年03月23日 14:25
オランダサッカー協会(KNVB)とサプライヤーのナイキ社は現地3月22日、オランダ代表の新ユニホームを発表した。
ホームキットは、伝統のオレンジを基調とし、黒いサイドラインが入ったシンプルなデザイン。KNVBの公式サイトによれば、「史上最も鮮やかなオレンジ色」だという。アウェーキットは白をベースに、中央には水平方向へ一本のオレンジのラインが走る大胆なデザインだ。
この新ユニホームがKNVBの公式インスタグラムでも公開されると、「勝者のためのユニホーム」「無駄がなくて美しい」「好きだわ」「マジでイケてる」「センス抜群」「やっぱオランイェは唯一無二」といった声が寄せられた。
なお、ホームユニホームは現地3月27日に行なわれるノルウェー代表戦で、アウェーユニホームは同31日のエクアドル代表戦で初披露される予定だ。
なお、6月に開幕する北中米ワールドカップで、オランダはグループFで日本、チュニジア、欧州プレーオフ勝者(ウクライナ/スウェーデン/ポーランド/アルバニア)と対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】オランダの新ユニも! 世界各国の北中米W杯“本大会用ユニホーム”を一挙公開!
2026年03月23日 14:15
フランスサッカー連盟(FFF)は22日、今月の活動に臨むフランス代表メンバーの変更を発表した。
26日にブラジル代表、29日にコロンビア代表との対戦を控えているフランス代表は、19日に同活動に臨むメンバー26名を発表した。このメンバーに選出されていたDFウィリアン・サリバ(アーセナル/イングランド)だが、22日に行われたマンチェスター・シティとのカラバオ・カップ決勝(●0−2)にフル出場していた中で負傷してしまったという。
これを受け、FFFは左足首を負傷したサリバの代役として、DFマクサンス・ラクロワ(クリスタル・パレス/イングランド)を招集することを発表した。なお、U−16からU−20まで世代別のフランス代表に選出されていたラクロワにとっては、これが初のフル代表選出となった。
現在25歳のラクロワは、母国ソショーの下部組織出身で、2020年8月にヴォルフスブルク(ドイツ)に移籍後、日本代表MF鎌田大地と同夏となる2024年8月にクリスタル・パレスに加入した。今シーズンはここまで公式戦43試合に出場し、センターバックながらここまで3ゴール2アシストを記録している。
2026年03月23日 14:00
日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは来シーズンの新指揮官探しに引き続き尽力している。
2026年03月23日 13:44
イングランド代表の招集メンバーに変更がありそうだ。22日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
3月28日にウルグアイ代表、同31日に日本代表との対戦を控えているイングランド代表は、20日に今活動に臨むメンバー35名を発表した。このメンバーに含まれていたFWエベレチ・エゼ(アーセナル)だが、22日に行われたマンチェスター・シティとのカラバオ・カップ決勝(●0−2)を負傷で欠場した。
状態に注目が集まっているなか、エゼは下肢に負傷を抱えていたことで同試合の欠場を余儀なくされた模様で、クラブ公式サイトによると、試合後に同選手がイングランド代表に帯同するのかと聞かれたアーセナルのミケル・アルテタ監督は、「ノー。彼は欠場する」と代表活動も不参加となることを明かした。
これに伴い、『BBC』はエゼに代わって、今季公式戦14ゴールを記録しているFWハーヴィー・バーンズ(ニューカッスル)がイングランド代表に代替招集される見込みであることを伝えている。なお、2020年10月にイングランド代表デビューを飾っている現在28歳のバーンズだが、同代表ではこれが唯一の出場となっており、招集されれば約5年半ぶりの代表活動となる。
また、同じく代表メンバーに含まれているDFジャレル・クアンサー(レヴァークーゼン/ドイツ)も、左太ももの筋肉を負傷したことでイングランド代表の活動には参加できないことをレヴァークーゼンが発表しているため、代わりの選手が招集される可能性が浮上している。
2026年03月23日 12:51
スコットランド、イングランドとの試合が組まれた3月シリーズに向けて、24日からグラスゴーで事前調整をスタートさせる日本代表。ご存じの通り、今回は南野拓実(モナコ)と久保建英(レアル・ソシエダ)というシャドーの主軸2人が揃って離脱。遠藤航(リバプール)も不在のボランチには鎌田大地(クリスタル・パレス)が回ると見られ、2列目の人選に注目が集まっている。
そこに名乗りを挙げそうなのが、今季欧州5大リーグ参戦を果たし、目覚ましい成長を見せているフライブルクの鈴木唯人だ。
これまで日本代表では4試合に出場して無得点という状況だが、前回招集された2025年9月シリーズの時とは所属クラブでの序列が激変。11月以降はトップ下のキーマンとして、明確な違いを作り続けているのだ。
直近19日のヨーロッパリーグでも、伊東純也を擁するゲンクに5−1の完勝。鈴木は1ゴール・1アシストの大活躍を見せ、チームの8強進出の原動力となった。
それから中2日、22日のブンデスリーガ第27節のザンクトパウリ戦(2−1)でも、鈴木は78分に、イゴール・マタノビッチの逆転弾を力強いドリブルでお膳立て。過密日程でも強度や推進力を示し続けられることを実証したのだ。
「(鈴木は)フリーマンみたいに常にライン間でボールを受けるというスカウティングがありました」と、たびたび対峙したザンクトパウリの安藤智哉も話した通り、鈴木は4−2−3−1のトップ下を務めながら、人のいないスペースへ巧みに移動。パスを受けると、自ら持ち運んでチャンスを作り、味方を活かして攻撃を組み立てていた。
まず目を引いたのが、13分の右タッチライン際の強引なドリブル突破。ザンクトパウリは安藤を含めて2枚がマークに行ったが、臆することなくグイグイと前進。安藤のイエローカードを誘発した。
そうやってドリブルで持ち運ぶ形を、鈴木は90分間の中で3〜4回は見せており、そのうち1つをゴールにつなげた。「相手の複数枚にマークされても絶対にボールを失わない」という自信があるからこそ、強気のプレーを選択できる。長い距離を前進できる力、駆け引きのうまさは、ドイツ・ブンデスリーガ1部で大いに磨きがかかった点だ。
代表のシャドーにこういったタイプはほぼいない。それだけに新たなオプションになるのは確か。今の鈴木は本当に頼もしい存在なのである。
守備に関しても、疲労があるなか、ハードワークを辞さず、前線から思い切ってボールを奪いに行くシーンが目立った。球際や寄せ、攻守の切り替えという部分も、この1シーズンで目に見えて意識が変わっている様子だ。
森保一監督も重視しているポイントだ。鈴木は代表に来るたび守備強度の課題を感じ、自分なりにレベルアップに勤しんできたに違いない。その成果が、最近のゲームでしっかりと出ているように見受けられる。ゆえに、欧州5大リーグのクラブでトップ下の重責を担っていられるのだろう。
これまで日本代表で活躍してきた中村俊輔や香川真司(C大阪)にしても、トップ下からボランチやサイドなど多彩なポジションにシフトし、それをこなすことで生き抜いてきた。現10番の堂安律(フランクフルト)も、もともとインサイドのプレーヤーだったが、フライブルクでウイングバックに定着してからは、サイドが主戦場になっている。
鈴木もこの先、多彩なポジションで使われることがあるかもしれないが、今のところはトップ下のスペシャリストとして堂々たる価値を示している。難易度の高いポジションで積み重ねてきたものを、森保ジャパンに還元してほしいのだ。
もちろん、フライブルクのトップ下と代表のシャドーでは、味方との関係性やポジショニング、守備のタスクなどあらゆることが違ってくる。その適応が十分にできなかったから、今までの代表では思うような活躍が叶わなかったのだろう。
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2026年03月23日 12:12
MLS(アメリカプロサッカーリーグ)のオーランド・シティは、スペインの強豪アトレティコ・マドリーでプレーするアントワーヌ・グリーズマンの獲得に成功したようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者が発信した。
オーランド・シティは今年2月下旬頃にも獲得を検討しており、MLSの移籍期限である3月26日までの決着を目ざしていた。しかしグリーズマンは、まだアトレティコでチャンピオンズリーグやコパ・デル・レイといったタイトル獲得の可能性を残していたため、今季終了までの残留を選択したという。この時点で移籍は実現しなかった。
それでも交渉は継続され、ついに合意に至ったようだ。ロマーノ氏は3月23日に自身の公式Xを更新。選手の移籍確定時に用いる“HERE WE GO”のフレーズと共に「アントワーヌ・グリーズマンがオーランド・シティへ、here we go! フランス人スター選手、MLSクラブ移籍で口頭合意が成立」と伝えた。
「2026年7月までの契約で合意、アトレティコからのフリー移籍。3月の交渉が破談となった後、今夏の加入で最終決着。『MARCA』の報道では、グリーズマンは今週中に米国へ向かう予定だ」
なお、ロマーノ氏によると、オーランド・シティは、グリーズマンには現在もアトレティコで背負う7番を託す予定で、35歳のレフティは早ければ今週中に契約書にサインする可能性がある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】スコットランド&イングランドとの親善試合に挑む日本代表メンバーを一挙紹介!
2026年03月23日 12:00
U-17日本代表は、3月中旬のアルゼンチン遠征を前に、2月下旬に広島市内で開催された「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」に出場。
2026年03月23日 11:49
現地時間3月22日に開催されたプレミアリーグの第31節で、13戦未勝利で残留争いに巻き込まれている16位のトッテナムが、1ポイント差で17位のノッティンガム・フォレストとホームで対戦。この裏天王に0−3でまさかの惨敗を喫し、フォレストに抜かれて17位に転落した。降格圏の18位ウェストハムまではわずか勝点1差。厳しい状況に追い込まれた。
試合前、スタジアム周辺からスパーズサポーターの掛け声が響いた。第1レグで2−5の完敗を喫していた4日前のアトレティコ・マドリー戦(チャンピオンズリーグ・ラウンド16第2レグ)に比べて、より気合が入っているように見えた。やはり“大一番”だからか。
しかし、その声援を受けて、序盤から押し込んだチームはゴールをこじ開けられない。迎えた45分、CKからあっさり失点。隣の席に座っていたベテラン記者は、失点シーンが流れるモニターを見ながら、「なんでずっと支配していたのに、1回のセットプレーでやられるんだ」とおかんむりだった。
62分、ゴール前でどフリーになっていたモーガン・ギブス=ホワイトに決められ、追加点を献上。ホームのファンが静まり返るなか、スタンドの上の方から怒号が響いた。
それでも、声援を送っていたサポーターだったが、87分に3点目が決まると次々に席を立ち始める。終了のホイッスルが鳴った時には、もうガラガラ。もはやブーイングすらも聞こえなかった。
アトレティコ戦と同様、セットプレーやシンプルなクロスからあっさり失点を喫しているのは気になるところ。どこか集中できていない感がある。逆に、チャンスは作り出すものの、相手ゴール前でのクオリティ不足は明らかだ。
試合後の取材エリア、厳しい顔つきで選手たちが立ち去っていく。なかでも、茫然として表情を浮かべていたイングランド代表DFジェド・スペンスの姿が印象的だった。
イゴール・トゥードル新体制で、プレミアリーグは1分け4敗。名門のお尻にいよいよ火がついている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「日本は狂っている」侍ジャパン日韓戦勝利の裏で…日本サッカーの“衝撃結果”に海外驚愕!相手の監督は「泣き崩れた」
2026年03月23日 11:45
AZ(オランダ1部)に所属するDF市原吏音が、待望のトップチームデビューを果たした。
現在20歳の市原はRB大宮アルディージャの育成組織出身で2023年にトップチームデビュー。昨シーズンは明治安田J2リーグで29試合に出場し、J2リーグのベストイレブンにも選出された。各年代の日本代表としても活躍しており、今年1月にサウジアラビアで開催されたAFC U−23アジアカップ2026では、主将を務めて日本の大会連覇に貢献した。
その後、今年1月31日にAZに完全移籍で加入を果たし、2月8日に行われたエールディヴィジ第22節のアヤックス戦からベンチ入りメンバーに入っていたが、6試合連続で出番はなく。リザーブチームでは5試合に出場していた一方で、トップチームでは出場機会がない状況が続いていた。
そんななか、22日に行われたエールディヴィジ第28節のフローニンゲン戦でもベンチスターとなった市原だが、0−3で迎えた82分に途中出場を果たし、AZのトップチームデビューを飾った。なお、試合は0−3のまま敗れたほか、AZに所属するDF毎熊晟矢はベンチ外だった。
【動画】市原吏音がAZのトップチームで初出場!
2026年03月23日 11:40
リヴァプールにとって、アルネ・スロット体制の2季目は迷走のシーズンとなっている。
21日に行われたプレミアリーグ第31節ブライトン戦で、リヴァプールは1-2で敗れた。14分にブライトンのダニー・ウェルベックに先制点を許し、その後ミロシュ・ケルケズの同点弾で1-1のタイスコアに戻したが、56分にウェルベックに勝ち越し点を決められ敵地で敗れた。
これで今シーズンのプレミアリーグで10敗目。5位以内確保も危うくなりつつある現状に対して、主将のフィルジル・ファン・ダイクは危機感を募らせている。
「試合後に最初に感じたのはフラストレーションだ。こういう感覚になることを最近繰り返している。何を言えばいいのか分からない。ここ数カ月間、僕は同じことを言い続けてきた。僕らは良いパフォーマンスを構築することができていない。もしも僕らが何かを達成したいのであれば、それこそが変えるべきことだ」(リヴァプール専門メディア『Liverpool Echo』より)
「今はあらゆることにトライしている。状況を変えようと努力しているし、転機が訪れることを願っているけど、今はその時ではないように見える」
「今シーズンはチームの問題点について何度も質問されてきたが、こういうことは今までなかった。これは僕ら自身の問題であり、選手として、あるいはグループとして取り組むべきものだ。僕らが変われば、チームはシーズンを通して相手にとって非常に危険な存在になれる。でも、今はそうなっていない」
リヴァプールは代表ウィーク後にマンチェスター・シティ戦、パリ・サンジェルマン戦との対戦が控えている。スロット監督を中心にスタッフ陣が早急な修正を加えない限り、この2連戦も厳しい結果になってしまうかもしれない。