©sports-topics.net 2026
2026年03月23日 05:00
巨人は、ともに育成選手の宇都宮葵星()内野手(21)、エルビス・ルシアーノ投手(26)と、支配下選手契約を結ぶことになった。 俊足巧打の宇都宮は育成ドラフト3位で2024年に入団し、ルシアーノはドミニカ共和国出身の右腕。春季キャンプを一軍でスタートした2人は、オープン戦でアピールを続けていた。
2026年03月24日 05:01
「選抜高校野球・1回戦、三重2−0佐野日大」(23日、甲子園球場)
1回戦3試合が行われ、元阪神の麦倉洋一監督(54)が率いる佐野日大は三重に惜敗した。終盤の好機に得点できず、同監督の甲子園初勝利はお預け。東北は初出場の帝京長岡を下し、22年ぶりの選抜大会勝利。英明は高川学園に勝った。
指揮官として戻ってきた甲子園で“監督初星”とはいかなかった。それでも闘志は消えていない。試合後すぐ、元阪神で佐野日大の麦倉監督は小さく息をはき前向きに力強く話した。
「母校の後輩と一緒に来られたことは、まず一つ大きなステップができたんじゃないかなと。ここからこの子たちとね、もう一回り二回り大きくなって、この夏ちょっと違った形でまたここに来られたらと思う」
聖地での初タクト。勝負をかけたのは0−2の八回だ。先頭の小和田和輝捕手(3年)が二塁手のファンブルで出塁すると、代打・青木裕弥内野手(3年)を送り込んだが空振り三振。そこから二ゴロと安打で2死一、二塁と好機を拡大したが、相手投手の低め変化球に翻弄(ほんろう)され、最後も空振り三振で得点を奪えなかった。
「思ったよりも緊張しなかった。私の指示がもう少し通っていれば。私の責任」と敗戦の責任を一身に背負った。無得点の要因は「低めの変化球を追いかけすぎたこと」と分析し、投手については「やっぱり真っすぐが一番打ちづらいんだっていうのをもう一回分からないといけない」と夏に向けての課題とした。
自身は佐野日大時代に1989年夏の甲子園で完封勝利を挙げ、阪神では91年5月6日の大洋戦でプロ初先発初勝利を挙げている。「私はね、自分勝手にやってましたんで」と話しながらも、「思いっきりやれる環境をつくるのが私の今の仕事。甲子園は一つ勝つのは大変。勝負強さがないと、ここで戦えない」と聖地の難しさを語った。
「いい経験をさせていただいた。選手たちも思いっきりやってくれたんじゃないかな」。チームを成長させ、再び聖地凱旋を果たす。
◆麦倉 洋一(むぎくら・よういち)1971年7月29日生まれ、54歳。栃木県出身。右投げ右打ち。高3だった89年夏の甲子園に佐野日大のエースとして出場。89年度ドラフト3位で阪神に入団し94年までプレー。通算12試合で2勝4敗、防御率4.81。現役引退後はゴルフ場開発企業勤務を経て、デサントに入社。17年に佐野日大の監督に就任。
2026年03月24日 05:00
阪神の森下翔太外野手(25)が23日、開幕戦の相手投手となる巨人のドラフト1位・竹丸をチェックしつつも、自然体で立ち向かうと強調した。
虎の中軸を担う森下は初戦から準備を怠らない。これまで「見ていない」と話していた竹丸の映像だが、開幕戦までの期間を利用して「見られるところは見る」と、ルーキー左腕攻略へ対策して臨むことを明かした。
ただ、「(映像を)見過ぎて考え過ぎても良くない」との考えも持ち合わせる。相手を知り尽くし、丸裸にすれば打てるというものでもない。情報を詰め込み過ぎるあまり、持ち味の積極性を失っては本末転倒だ。
「どっちにしろ(竹丸とは)初対戦なので、自分のスイングができれば大丈夫じゃないかと思う」
根底にあるのは、自らのスイングへの圧倒的な自信だ。ここまでWBCとオープン戦を含めて15試合で4本塁打、13打点と勝負強さを発揮。帰国2日後の18日・ロッテとのオープン戦(ゾゾ)でもいきなり2ランを放っており、4年目の滑り出しは上々だ。世界を相手に戦い、名前をとどろかせた森下に怖いものはない。
2026年03月24日 05:00
阪神の近本光司外野手(31)がデイリースポーツ読者に向け綴るコラム「余韻」。2026年の第1回はシーズン開幕を目前に、今季テーマにする「野球を楽しむ」極意を語る。“チカ・マインド”にあるのは職業「プロ野球選手」という責任、使命。「青春」の2文字をキーワードに野球少年や少女、多くのファンに元気、勇気を届ける活躍を誓う。また初球打ちにヒントを得た2、3月の実戦についても解説した。
近本は3、4月に求める数字を「精神安定剤」と言う。シーズンは6カ月間の長丁場。一定の数字を求める背景には、メンタルスポーツと言われる野球の仕組みがある。
「4月の一カ月と8、9月の一カ月では同じ打率でも、その期間の変動が4月は大きい。例えば3本ヒットを打てば一気に打率が上がるし、一本も打てなかったら一気に下がるじゃないですか。でも8、9月は打っても2厘とか3厘しか上がらないし、打てなくても1厘2厘しか下がらない。その差がすごく大きいんですよ。そこのメンタルは野球選手である以上、気にしないというのは絶対に無理なのでね」
143試合を戦うプロならではの境地。数字を語り、現在地を語る近本はどこまでも楽しそうだ。谷を知り、山を登った経験があるからだろう。ただ、楽しむことは簡単そうでいて難しい。取材当日、甲子園球場ではセンバツ大会が開幕していた。球児が野球を楽しむには−そんな問いには意外な答えが返ってきた。
「やっぱり『青春』じゃないですか。僕、青春はすごいな、いい期間だと思っているんです。あの期間にしかできないことは多い。人との付き合い方、心境の変化に気づけているかどうかが、これからの人生の土台になっていく。コロコロと流行も人間関係も変わっていく中で、そこで自分を見失わないように、自分自身を理解しておくこと。人に合わせるということも自分を理解することだし、人に合わせないことも自分で理解することが大切。甲子園に出られなくても人間関係の中で野球を楽しむことができたら。僕、寮生だったので、洗濯物を干してすぐに素振りをしたなとか、チームメートと結構、今でもそういう話をします。昔話をしたところで何も変わらないですけど、人生ってそんなものじゃないですか」
隣接するクラブハウスまで届く歓声、甲高いブラスバンドの音色。野球を楽しむ原点は、プロ選手の近本も、甲子園を目指す球児も変わらない。野球を楽しむために技術の向上を目指す日々。打撃でも常に変化を求める中で「やっぱりタイミングが大事だと、改めて感じましたね」と話す。
「今年もそうですけどやりたいことや、オープン戦だからこそチャレンジできることがある。ただ、やっぱりタイミングが合っていないと、やりたいこともできないし、できたかどうかのフィードバックも取れない。その中でやってみたら面白いんじゃないかというのを理解して取り組む。その結果、良い面も悪い面も出てくるので、それをどう天秤(てんびん)にかけて取っていくか。そう考えるとワクワクしますよね」
オープン戦だからこそのチャレンジがあった。2月22日・ヤクルト戦の初回、近本は奥川の初球をスイング。投手の足元を抜ける遊撃内野安打で出塁した。翌23日の日本ハム戦でも初回、達の初球を狙い右前打を放つ。奥川の投じた一球は見送ればボール気味。それでもスイングを仕掛けた。
「2月から、3月上旬に取り組んでいたことは、シーズンに入ったらプレーボールの初球をそんなにスイングしにいけないから、今のうちにしておこうという考えでした。最近は、そのスイングにいっている中で、変化球だったら勝手に止まるだろうし、真っすぐだったらそのままスイングしていく。その時に力んでしまうので、その力みをどう自分の中で閉じ込めながら、外に出ないで自分の中でしっかりスイングできるか、というのを初球からやってみようと思っています」
開幕を目前に控える中で、頭と体を連動させる作業。初球打ちでも時期によって意味が違う。ただ、2月のオープン戦から継続してきた中で「見えてきたものはたくさんあります」とうなずく。
「やっぱりタイミングだなと。しっかりと合わせにいって、合っていたら勝手に振っているものなので。あまり自分から振るというのを意識し過ぎなくてもいいのかなというイメージ。シーズンではできないようなこともありますし、逆にシーズンでも続けていきたいこともあった。それが開幕戦のプレーボールで、竹丸くんの初球をスイングしにいくかと言われると、それはまだ分からないですけどね。あの環境では絶対に力むので、そこをどうコントロールしていくかですね」
開幕は3月27日・巨人戦。「オープン戦が終わってからの4日間の練習、そこの過ごし方がすごく大事になる」と気を引き締める。昨季王者として迎える新シーズン。球団としても2リーグ制導入後、初の連覇に挑む戦いになる。前回、挑戦権を得た24年はリーグ2位。苦い経験も知る男が今、考える戦い方とは。
「他の人がどう思っているか全然分かりませんが、僕自身はそんなに連覇、連覇と気にしなくても、自分たちの仕事がしっかりできれば勝てると思っています。連覇とか、優勝というのは、あまり気にしなくてもいいんじゃないかと。それは24年に感じました。結果的に連覇はできなかった。だから何か違うものに取り組まないといけないというのもあるんでしょうけど、結局、自分が良いパフォーマンスを発揮できるのは、優勝とかタイトルとか成績を気にしないで、今できることにしっかりフォーカスして取り組む時。あくまで選手は自分のプレー、自分の成績が良くなればいいかなと思っています」
藤川監督は「強いから勝つではなく、勝つから強い。勝つチームをつくる」と言う。個々のスキルを磨いた先に、チームの戦力アップがある。
2026年03月24日 05:00
阪神の近本光司外野手(31)がデイリースポーツ読者に向け綴るコラム「余韻」。
2026年03月24日 05:00
阪神の新外国人、イーストン・ルーカス投手(29)が23日、甲子園の室内練習場で行われた投手指名練習に参加し、“恐怖の9番打者”を目指すべく打撃練習に臨んだ。
がらんとした室内練習場に力強い打球音が響く。約10年のブランクを感じさせない。「マシン相手には自信が付いてきたかな」と不敵な笑みを浮かべた。
打席に立てば2015年のアマチュア時代以来という。「高校時代は打率・375とかホームランも2本ぐらい打っていた記憶がある」と、強打者としての実績は十分。21日のオープン戦で“来日初安打”を放った広島の新外国人、ターノックの名前を挙げ、「彼ができるなら俺も打てる」と自信をのぞかせた。
25日のファーム・オリックス戦(京セラ)では開幕前最後の登板を予定。「楽しみで仕方ない。早く投げたい」と球春到来を待ちわびる。既に来日しているブルック夫人からは食事など、環境面でのサポートを受け、「すごく助かっている」と笑顔。自身のシーズン初戦となる4月1日のDeNA戦(京セラ)に向け、調整は最終局面へ入った。
2026年03月24日 05:00
阪神の才木浩人投手(27)が23日、兵庫県西宮市の甲子園で行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。24日のファーム・オリックス戦(京セラ)に先発予定で、ちょうど1週間後の31日に同球場で行われる、DeNAとのホーム開幕戦に先発濃厚となっている。シーズン開幕前最後の登板は結果にもこだわると明言。いよいよ本番モードに突入していく。
練習後、24日の登板について問われた才木の表情が、すっと引き締まった。「もう(開幕前)最後なんで。しっかり気持ちも入れながら、開幕に向けた準備ってところですね」。その言葉から、既に本番モードに突入していることが伝わってきた。
これまでのオープン戦では直球や変化球の精度、体力面を意識した球数など、テーマを掲げて試合に入っていた。ただ、シーズン開幕直前。内容に加え、結果にもこだわる時期に入っている。「ファームは開幕していて、そこで投げさせてもらう。調整ではなく(結果を)意識しながら、しっかり抑えられるようにやっていけたら」と力を込めた。
絶好のリハーサルになる。24日に上がるマウンドは、31日のホーム開幕戦でも登板濃厚な京セラドーム。今季から人工芝が張り替えられており「マウンド周りの確認もそうですし、バント処理とかがあれば、本番のつもりでやりたい」。2日の韓国代表戦で一度は経験しているが、再確認できることはプラスに働くはずだ。
ここまでは順調にステップを踏んできた。2月のキャンプでは昨年に比べ、1週間以上早く実戦のマウンドに立った。そこからオープン戦に加え、ファーム教育リーグなども使いながら5試合に登板し計16回を3失点。イニング数を上回る18個の三振を奪うなど、結果も伴っている。「(状態は)徐々に上がってきていますし、すごく感覚はいい」と自信を口にした。
この日は、甲子園の室内練習場でキャッチボールや瞬発系のメニューで汗を流した右腕。まもなく始まるシーズンへ強い決意を示した。「開幕したからといって(オフからの取り組みを)やめるのではなく、しっかり継続しながらレベルアップしていけるように」。まずはスタートダッシュを決めるため、最高のピッチングでプレシーズンを締めくくる。
2026年03月23日 22:31
元DeNAヘッドコーチで野球評論家の高木豊氏が23日、自身のYouTubeチャンネルを更新。巨人・甲斐拓也捕手の開幕2軍スタートについて解説した。
高木氏は「状態がいいとは思えなかったな、バッティングを含めて」と言及。甲斐はオープン戦7試合で打率・176で、開幕1軍の争いに敗れた格好となった。
1軍スタートは岸田、大城、山瀬の布陣で「岸田はキャプテンであり、キャッチャーとしてのレギュラー。大城も打てるしファーストもできる。山瀬は肩が強い」と3捕手の強みに言及。一方で甲斐については「甲斐があまり刺せなくなっている。甲斐という名前は先行しているが、内容が伴ってこない」と現状に触れた。
FA移籍1年目の昨季はけがもあり途中離脱したが、「盗塁が刺せないというのもあったし。春先は打ったけど、徐々にダメになった。リードで引っ張れたかというと、ちょっと違うなというところもあった」と冷静に分析。「阿部監督が遠慮しなかったっていうことは緊張感も生む。マツゴー(松本剛)とかも、『やらなかったら落とすよ』って。『FA関係ないから』というメッセージ性があるなって」と、チームに与える影響にも触れた。
長いシーズン、甲斐や小林の必要性について「小林はジョーカー的な存在。誰か怪我した時、小林がいてくれるから安心」と言及。「チーム全体の緊張感につながる。岸田もキャプテンだって関係ない、やらなければ2軍いってこいとなる。大城も打たなければ2軍、ってなってくる」と、うなずいた。高木氏は同じく開幕2軍の戸郷、石塚についても「これはしょうがない。結果で生きていくしかない。危機感を持ってやらないと大変なことになる、巨人は」などと語っている。
2026年03月23日 22:22
コペック夫妻に第5子…フリーマンやベッツらも祝福ラッシュ
昨季ドジャースでプレーし、フリーエージェント(FA)となっているマイケル・コペック投手の妻モーガンさんが22日(日本時間23日)、自身のインスタグラムを更新。
2026年03月23日 20:50
運転手から「観光で来られているならぜひ」と本拠地観戦を勧められた杉谷氏
日本ハムの元選手である杉谷拳士氏が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。北広島市内からエスコンフィールドへ向かうタクシーでの心温まるエピソードを披露した。地元の人々との交流に感激した様子を綴ったが、運転手とのある“すれ違い”に対し、ネット上のファンからは「流石に草」「悲報」と多数のツッコミが殺到している。
杉谷氏はこの日、「北広島からエスコンフィールドへ向かうタクシーで、心が熱くなる出来事がありました」と投稿。乗車したタクシーの運転手から「最近これを見てファイターズを勉強しているんです」と、球団の年間スケジュールのパンフレットを差し出されたという。
さらに、運転手からは「観光で来られているなら、ぜひ行ってみてください」と本拠地での試合観戦を勧められたことを報告。地域に根差し、地元の人々に愛されている球団の姿を肌で感じた杉谷氏は「地域の方々にここまで愛されている球団なのだと実感し、とても嬉しくなった」と喜びを噛み締めていた。
自身もかつて日本ハムでプレーし、ファンからの人気も高かった元プロ野球選手。運転手とは「一緒に応援しましょう」と言葉を交わしたといい、「改めて優勝してほしいという思いが強くなりました!!」と古巣への熱い思いを新たにしていた。
心温まるエピソードではあるものの、元選手であることに全く気づかれず「観光客」として扱われた事実に、SNS上のファンも即座に反応した。ネット上には「胸熱だけども……」「気づかれなかったんですね」「流石に草」「悲報」と愛のあるツッコミが続出。「この運転手さん、乗せてるのが杉谷さんだと知ったら驚くだろうな」といった声や、「元選手ですよアピしてなさそうで好感持てる」と杉谷氏の謙虚な人柄を称賛するコメントも寄せられていた。(Full-Count編集部)
2026年03月23日 19:14
日本ハムのフランミル・レイエス外野手が23日、エスコンフィールドで行われたチーム練習に参加し、27日のソフトバンク戦(ペイペイ)で開幕するシーズンへの意気込みを口にした。
オフのトレーニングからキャンプ、オープン戦と調整は順調。「体的にもメンタル的にも開幕する準備はできている。コンディションは最高」と手応えを口にした。
今季の目標の数字には「(ホームラン)50本は狙っているし、100打点は狙いたい」と宣言。一方で「ただ、何よりも優勝することが目標なので、50本打って優勝できないよりも、30本しか打てなくても優勝できる方が僕はうれしい」と、チームの勝利が最優先の姿勢を示した。
今季で加入3年目。ファンの人気も高い。「本当に北海道という地は、僕も家族のことも大切に、そして完全に受け入れてくださった。僕がこの土地を離れるまでには絶対に優勝を北海道に持って帰らないといけないという使命感はすごく強い」と地元愛を強調した主砲。「最低でもパ・リーグ優勝というのを掲げて、みなさまに誓えれば」と力強く約束した。
2026年03月23日 19:07
プロ野球2軍「オイシックス新潟アルビレックスBC」は、21日にホーム開幕戦を迎えました。約4000人のファンの声援を力に変え、今シーズン初勝利です。
NPB3年目のシーズンを迎えたオイシックス。開幕から5連敗と厳しい状況のなか、ホームで今シーズン初勝利を狙います。
その大事なホームの開幕投手として先発のマウンドに上がったのは、元DeNAの髙田琢登(23)。ビジター開幕戦では3回6失点。そのリベンジに燃えていました。
1回-
■実況
「ランナースタート、キャッチャー2塁送球、盗塁成功!足を使ってきました楽天。」
得点圏にランナーを背負いますが-
■実況
「センター方向へのあたり!センター下がります、3アウト。」
立ち上がりを無失点に抑えます。
先制点がほしいオイシックスは2回、ノーアウト1塁で打席には今シーズン加入した元広島・松山。
■実況
「良い当たりだ、右中間・・・チャンス拡大ノーアウト3塁1塁。」
続く打席には、今シーズンすでに2ホーマー。元巨人のウォーカー。
■実況
「大きな当たりだぞ!ホーム開幕戦、先制点を奪いました。」
ウォーカーの犠牲フライで、幸先よく先制します。
打線に応えたい先発・髙田はー
■実況
「変化球空振り三振。」
回を追うごとにテンポを上げると、守備陣も好守が光りスコアボードに0が並びます。
しかし、7回-
■実況
「強い打球がライト方向にのびていきます、ホームラン!」
楽天・YG安田のソロホームランで同点に。
それでも-
■実況
「辰巳を抑えられるか。見逃し三振。すばらしいボールを投げました。」
髙田は7回1失点の好投でマウンドを後続に託します。
2回以降、得点がなかった打線はその裏-
■実況
「鋭い打球。2アウトランナー3塁2塁としました。」
1番・漆原がチャンスをつくると、バッターボックスは高卒2年目・19歳の岸川。
■実況
「上手く合わせた。2番バッター岸川タイムリーヒット!」
再びリードを奪います。
ホーム開幕戦で勝利を-
9回、オイシックスの守護神・上村がマウンドへ上がります。しかし、2アウト2塁1塁ホームランで同点の場面に。
■実況
「この苦しい場面なんとか抑えられるか。上村ファールです。バッターとしては外目の変化球を狙ってくるでしょうし、裏をかいてインコース真っ直ぐも面白い・・・インコース見逃し三振!ピンチの場面をつくりましたが、最後は見事なインコース。今シーズンの初勝利を掴みました。」
開幕6試合目にして待望の今シーズン初勝利。集まったファン・サポーターが歓喜に包まれました。
■髙田琢登投手(23)
「(ビジター)開幕を任せてもらったなかで、ふがいないピッチングをしてしまったので、今日は全力で頑張ろうという気持ちでこのホーム開幕で勝ちたいと思っていたので、そこで勝ち投手がついてホッとした。」
■武田勝監督
「チーム一丸となって戦っているオイシックスの姿を勝ちとして証明したいと思うので、今後もよろしくお願いします。今日はありがとうございました。」
この試合の解説をつとめた前ヤクルト監督で、2012年にはアルビBCを独立リーグ日本一に導いた髙津臣吾さん。先発・髙田のピッチングを高く評価します。
■高津臣吾
「とくに髙田投手は1点は取られたが、テンポ・リズム・制球良くゲームを引っ張ることができた。今日くらいのピッチングができれば、(NPB復帰の)可能性は十分にある。四球を出さない制球力はアピールになったと思うし、これをいかに続けていくかが大事。」
2026年03月23日 18:56
本拠地のフェンスが前方に移設されることも「打球の伸びにプラス」
来日1年目から、67試合に出場し、243打数73安打、13本塁打をマーク。
2026年03月23日 18:30
◆ 白球つれづれ2026・第12回
プロ野球がいよいよ27日から開幕する。
セ・リーグが巨人vs阪神なら、パ・リーグもソフトバンクと日本ハムが激突するなど注目カードが目白押しだ。
各球団の仕上がり具合を占う一つの指標となるオープン戦の成績が出揃った。
チーム別では、巨人が8年ぶりのトップ。日本ハムと同率の首位ではあるが10勝5敗1分けの数字は発展途上のチームにとって、励みとなる“春の王者”になったかも知れない。
阿部慎之助監督にとって、試練の3年目となった。
主砲の岡本和真選手がメジャーのブルージェイズ移籍。代わるチームのリーダー役を担うべき吉川尚輝選手も股関節の手術で開幕絶望。投手陣では昨年6勝を記録したフォスター・グリフィンらも退団し、坂本勇人、丸佳浩と言ったベテラン選手に衰えが目立つ。指揮官としても進退を賭けるシーズンがチーム再建の正念場となった。
レギュラー当確者ゼロ。「誰にもチャンスはある」とスタートしたサバイバル・キャンプ。確かに新戦力として、外国人なら新四番候補のボビー・ダルベックや、投手陣では則本昂大、スペンサー・ハワードの楽天コンビが移籍して戦力層を厚くする。
加えて首脳陣を小躍りさせているのがルーキーたちだ。
ドラフト1位の竹丸和幸投手(鷺宮製作所)はオープン戦防御率0.75と抜群の安定感をり、球新人では1962年城之内邦雄以来62年ぶりの開幕投手に抜擢が決まった。さらにドラフト3位の山城京平投手(亜大)も22日に行われたファームリーグのDeNA戦で好投が認められて一軍入り。それどころか対阪神開幕3戦目の先発の可能性まで浮上している。
野手に目を向けると2年目の浦田俊輔や育成出身の宇都宮葵星らの俊足選手が開幕一軍を勝ち取っている。今年は例年以上に機動力を駆使すると言う狙いが見て取れる。
しかし、ここまでが好材料としたら、多くの不安材料にも目を向けなければならない。
3月に入ると、まず岡本に代わる四番候補として期待を集めていたリチャード選手が右手指の骨折で戦列離脱。加えてもっとショックの大きなアクシデントが起こる。
3月15日にエースの山崎伊織投手が右肩のコンディション不良で突如戦列を離れた。一度は開幕投手を託した山崎は昨年11勝4敗と唯一2ケタ勝利を挙げた大黒柱。そして山崎と並ぶエース復活を期待された戸郷翔征投手もキャンプ、オープン戦と球威が戻らず二軍での再調整が決まった。
WBC関連組では大勢が完調ではなく、キューバ代表で出場したライデル・マルティネスも来日が遅れて、開幕戦の登板は危惧されている。クローザー二枚の動向も気がかりだ。
新年早々、山口寿一オーナーはチームの若返りの必要性を訴え、中でも期待の星に石塚裕惺選手の名を挙げた。攻走守三拍子揃った19歳の大型内野手を育成教育するスケジュールを立てたが、現時点では覚醒とまではいかず、こちらもファーム落ちが決まった。
これだけのマイナス要素がありながら、オープン戦首位は「不思議な進撃」と言っていいだろう。名将・野村克也氏の言葉を借りれば「勝ちに不思議な勝ちあり」である。
ちなみに、オープン戦首位でスタートした2018年のシーズンは3位で終えている。昨年のオープン戦を見るとリーク優勝の阪神は10位。それほどオーブン戦の順位はあてにならない。
外国人のトレイ・キャベッジとダルベックに一、四番を託し、ルーキーの竹丸と山城に開幕カードの先発を任せる阿部用兵は、ある意味止むに止まれぬ“ギャンブル策”かも知れない。だが、未知との戦いで思わぬ副産物をもたらす可能性だってある。
昨年、ソフトバンクは故障者続出で最下位からのスタートを余儀なくされた。それでも小久保裕紀監督は辛抱強く戦力が整うのを待って、逆襲に転じて日本一の座をつかみ取った。
嬉しい誤算も、深刻な誤算もある。そうした中で迎える開幕。阿部監督に求められるのは辛抱と臨機応変な戦い方。そして何よりチームを一つにまとめ上げる統率力だろう。今年こそは、まず阪神と互角の戦いを見せて欲しい。ファンの拙なる願いである。
文=荒川和夫(あらかわ・かずお)
2026年03月23日 17:38
テレビ朝日系「GET SPORTS」が23日に放送された。
この日は、ロッテ・サブロー監督をゲストに招き「最下位からの逆襲」を進行。今季にかける思いを聞いた。
サブロー監督は、現役時代に「つなぎの4番」として切れ目のない打線の象徴的存在を担った。今季、理想に掲げるのは「2005年のチーム」と切り出し、自身が「つなぎの4番」を務めてチーム打率、打点、盗塁など打撃9部門でリーグ1位。圧倒的な得点力で日本一まで上り詰めたチームの再現が目標だと話した。
サブロー監督は「(当時のロッテは)強かったですよ。先発ピッチャーが初回に3点、4点取られても平気でひっくり返せるっていう感じも余裕もあったので」と述懐。今季のキーマンの一人として俊足巧打の高部瑛斗外野手の名を挙げた。
サブロー監督は「彼の走力で考えると。打てるし、小技もそこそこできるんで。その面では彼が起点となって、どんどん、どんどん動いてくれたら、相手はこんがらがるかなとは思います」と期待を寄せていた。
2026年03月23日 17:25
原点セントルイスで育まれた野球愛
日本での生活を心から楽しんでいます」と笑顔で話すのは、楽天の主砲ルーク・ボイト内野手である。昨年7月に入団すると、合流初日にあいさつ代わりの一発で鮮烈なNPBデビューを飾り、結果的にチーム最多の13本塁打を記録した。「トウホク サイコー!」と流ちょうな日本語で締めるお立ち台が恒例となり、東北のファンに愛される存在となった。今回は、自身のルーツや日本での生活について語った。
ミズーリ州東部に位置するセントルイスで生まれ育ったボイトのルーツは、4歳の頃に始めたTボールにある。Tボールは野球やソフトボールに似た競技で、ピッチャーはおらず、ティースタンドに置いたボールを打つ競技である。そこで自身のポテンシャルに気付き、地元の野球チームで本格的にスキルを磨いた。
幼少期、当時カージナルスに所属し、現在はアスレチックスの選手育成担当特別補佐を務めるマーク・マグワイア氏が、セントルイスのヒーローだった。ボイトもまた、そのプレーに魅了された一人である。
「彼は私のアイドルでした。ポスター、野球ボール、記念品、バット……ありとあらゆるグッズを持っていましたね。マグワイアのバット『ビッグ・スティック』も持っていて、兄弟と一緒に庭でウィッフルボールをしたり、野球場に行ってそれを振り回したりしていました。彼のレベルには到底及びませんが、私のプレースタイルも彼に憧れてつくり上げたものです」
カージナルスファンとして育ったボイトは、2017年に憧れのユニホームに身を包み、足繁く通ったブッシュ・スタジアムでメジャーデビューを果たした。
「本当に最高でしたね。カージナルスのファンとして育って、そのカージナルスでメジャーデビューできたんですから。キャリア通算2本目か3本目のホームランは、本拠地ブッシュ・スタジアムの『ビッグ・マック・ランド(マグワイア氏の愛称にちなんで設けられたレフトスタンドの看板エリア)』に飛び込んだんです。あれは本当に感慨深かったですね。セントルイスは野球が盛んな街なので、私の野球愛が育まれたのは、間違いなくあの街でした」
当時を振り返りながら語ったボイト。マグワイア氏の背中を追いかけてプロを目指した自身の姿と同様に、今度は自身のプレーに憧れ、プロを目指して努力する東北の子どもたちへメッセージを送る。
「私がここまで来ることができたのは、とにかくハードに努力してきたからです。大切なのは、自分を律して打ち込むこと。それは、ただバットを振ったりノックを受けたりすることだけではありません。自分の体のケアや栄養管理、そういったあらゆる面が含まれます。細かな積み重ねが大切なんです」2020年ア・リーグ本塁打王も直面した日米野球の違い
2020年、新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンながらア・リーグ本塁打王に輝いた実績を持つボイトだが、楽天での1年目については「最初は苦戦しましたし、慣れるまでに時間がかかりました」と振り返る。
特に「投手のクイックモーションの速さ」に苦戦したという。「アメリカでは、ピッチャーはランナーの動きをそこまで気にしませんが、日本では盗塁やバント、ヒットエンドランが多いんです」。日米のプレースタイルの違いに戸惑いながらも、それを「新たな気付きになった」とポジティブに捉えている。
「“三振か長打か”という今のメジャーリーグのスタイルに対して、日本は”古き良き野球”に近いと感じますし、それが、野球をより楽しくさせてくれました。アメリカだと、練習も自分のルーティンを個々にこなしますが、日本はチーム全体で動きます。バントやヒットエンドランのように、自分の役割を果たすことが求められるので、チームプレーの側面が間違いなく強いですし、データだけの世界ではないんです。それが“家族”のような一体感を生んでいて、新鮮で心地いいですね。すごく気に入っています」
日本の魅力は野球だけにとどまらない。文化面についても高く評価する。
「野球のレベルも想像以上に高かったですが、文化も素晴らしいし、何よりすごく安全です。家族に対しても、チームが手厚くサポートしてくれて本当に助かっています。日本で経験を積むのは本当に素晴らしいことですし、多くの外国人選手が日本に留まるのも納得ですよ」
シーズン途中加入ながら高い適応力とコミュニケーション能力でチームに溶け込んだ。オフはトレーニングに励みつつ、家族や友人、親戚と過ごす時間を大切にしたという。
「4月には家族が日本に来る予定なんですが、本当に楽しみです。やっぱり、家族が恋しいですから」と語った。家族の支えを受け、万全の状態で来日2年目のシーズンを迎える。(「パ・リーグ インサイト」後藤万結子)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)