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2026年03月29日 13:57
<アクサレディス 最終日◇29日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>昨年12月に亡くなった尾崎将司さんが主宰してきたジュニア養成所「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」が、今年3月末で閉校することが発表された。1期生の佐久間朱莉はツアー会場で、「寂しい。続けていってほしかったという思いはもちろんあります」と残念がった。 【写真】笑顔で尾崎将司さんを送り出す門下生たち 18年に設立されたアカデミーは、同じく1期生で海外メジャー「シェブロン選手権」を制した西郷真央ら多くのプロゴルファーを輩出。今月に行われたお別れの会では、長男・智春さんがアカデミー継続について、「模索中。一筋縄ではいかないなというくらい、いろんなハードルが高い」と説明していた。佐久間は「ジャンボさんが亡くなってから、そういう(閉じる)方向になるとは聞いていました」と明かす。「自分にできることを少しでもしたい」と、金銭面を含めたサポートの意向を伝えていたという。中学3年生時に入門し、9年間を過ごした。「プロになってからも練習させてもらった場所。アカデミー生がいなくなるのは寂しい」と語る。広大な敷地を擁するジャンボ邸は練習するためだけの場所ではなく、「オフにはみんなで大掃除をしたり、羽子板をしたり。部活というか、みんなで切磋琢磨できるいい場所だった」と振り返る。練習場自体の存続も未定だという。「あれだけ何かにとらわれずに練習できる場所はない。コースボールが打てるし、アプローチもパターもできる」。自身の女王戴冠を支え、師匠との思い出がつまった特別な場所。「無くなってほしくないです」とつぶやいた。(文・笠井あかり) <随時更新>アクサレディス リーダーボード ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー閉校「ジャンボさん、ジュニアに対して責任を持てないのはよくない」 佐久間朱莉 プロフィール&成績 尾崎将司さん プロフィール 弟たちが明かす尾崎将司さんの故郷への思い「オヤジの元へ戻ったのかな」
2026年03月29日 16:14
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 最終日(29日、宮崎・UMKCC=6539ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、単独首位で出た小林光希(三徳商事)は2バーディー、3ボギーの73と落とし、通算8アンダーの4位で終えた。
出だし1番で3パット、2番はグリーン右カラーからアプローチを寄せ切れず2連続ボギー発進。その後は挽回できなかった。「まだチャンスがあると思ってやっていた。最善は尽くしたけど、10番でバーディーを取って、いけるかなと思ったけど、ダメでした」と振り返った。
昨年大会のリベンジはかなわなかった。1年前は初日から首位に立ち、最終組で臨んだ最終日で72と伸ばせずに4位。今年も首位で臨んだ最終日にスコアを崩した。「やっぱりちょっと緊張感がいつもよりあって、自分の思うようなプレーができなくてちょっと悔しい」と嘆いた。
プロ4年目。悲願の初優勝は逃したが「初優勝に向けての経験を糧にして、初優勝を目指して頑張ります。来年またレベルアップして帰ってきたい」と前を向いた。
2026年03月29日 15:41
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 最終日(29日、宮崎・UMKCC=6539ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、地元・宮崎市出身の永峰咲希(ニトリ)が1イーグル、6バーディー、2ボギーの66をマーク。通算13アンダーで逆転優勝し、ツアー4勝目を挙げた。
優勝賞金1800万円を獲得。そのほか、優勝副賞として、宮崎牛・一頭分(ミヤチク提供)を筆頭に、宮崎県知事賞の「宮崎特産 完熟マンゴー太陽のタマゴ」、宮崎市長賞の「宮崎県産うなぎ」、宮崎商工会議所会頭賞の「宮崎特産 宮崎キャビア1983プレミアム」が贈られた。
永峰は表彰式後、巨大な宮崎牛のオブジェの前でトロフィーを手に満面の笑顔を浮かべた。
2026年03月29日 15:22
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 最終日(29日、宮崎・UMKCC=6539ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、地元・宮崎市出身の永峰咲希(ニトリ)が5位で出て1イーグル、6バーディー、2ボギーの66をマークし、通算13アンダーでツアー4勝目を挙げた。
69の申ジエ(韓国)は11アンダーの単独2位。65をマークした菅楓華(ニトリ)は9アンダーで単独3位に入った。
8アンダーの4位には、河本結(リコー)、藤本愛菜(ヤマエグループHD)、永井花奈(ServiceNow)、渡辺彩香(大東建託)、穴井詩(らら、ゴルフ5)、小林光希(三徳商事)、宮沢美咲(HESTA大倉)が並んだ。
青木瀬令奈(リシャール・ミル)は7アンダーの11位、柏原明日架(富士通)と高橋彩華(さやか、フリー)は6アンダーの10位。4年ぶりに予選通過した48歳の大山志保(大和ハウス工業)、昨季年間女王の佐久間朱莉(しゅり、大東建託)は2アンダーの31位で終えた。
2026年03月29日 15:14
<フォード選手権 3日目◇28日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6675ヤード・パー72>初日「68」、2日目に「65」をマークし、8位で迎えた岩井千怜が6バーディ・1ボギーの「67」をマーク。
2026年03月29日 14:42
女子ゴルフの国内ツアー、アクサレディースは29日、宮崎市のUMKCC(6539ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、首位に2打差の5位で出た永峰咲希(30)が通算13アンダーで逆転優勝し、ツアー通算4勝目を挙げた。
優勝賞金は1800万円。
2026年03月29日 14:27
<アクサレディス 最終日◇29日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>国内女子ツアーの最終ラウンドが終了した。首位と2打差で出た地元・宮崎出身の永峰咲希が1イーグル・6バーディ・2ボギーの「66」をマーク。トータル13アンダーで逆転し、ツアー通算4勝目を果たした。
【写真】地元の仲間たちも大喜び!
前半は1バーディ・1ボギーと伸ばしあぐねたが、後半から潮目が変わった。10番パー5で値千金のイーグルを奪うと、15番からは3連続バーディを奪取して単独トップへ。最終18番もバーディで締めて、最終組のホールアウトを待たずして勝利を決めた。優勝スピーチでは「みなさん最後までついて回ってくださって、それが一番の力になりました。10歳でゴルフを始めて、宮崎という地にすごく助けられてプロゴルファーになりました。感謝を伝えたい方、一緒にトロフィーを持って写真を撮りたい方がいっぱいいすぎて、うれしい悩みもあります」と話し、笑顔を見せた。「私の優勝した姿を見て、ジュニアの子たちの励みになれるよう、これからも頑張っていきます。また来年ここにもっと大きくなって帰ってくるので、これからも応援よろしくお願いします」。地元ギャラリーからの拍手を受けて、また顔をほころばせた。永久シード入り(通算30勝)に王手をかけていた申ジエ(韓国)は、1打差のトータル11アンダー・2位。悲願成就はお預けとなった。前週Vの笠りつ子はトータル5アンダー・14位タイ。女王・佐久間朱莉、4年ぶり予選通過の大山志保はトータル2アンダー・31位タイだった。今大会の賞金総額は1億円。優勝した永峰は1800万円を獲得した。【最終ラウンドの上位成績】優勝:永峰咲希(-13)2位:申ジエ(-11)3位:菅楓華(-9)4位:河本結(-8)4位:渡邉彩香(-8)4位:穴井詩(-8)4位:永井花奈(-8)4位:小林光希(-8)4位:宮澤美咲(-8)4位:藤本愛菜(-8)11位:青木瀬令奈(-7)
国内女子アクサレディス 最終結果
永峰咲希 プロフィール&成績
〈連続写真〉体が開いてもスライスしない! 永峰咲希のドライバースイング
【写真】初々しい! JK時代の都玲華
日本勢は? 米女子ツアー3日目の結果
2026年03月29日 14:25
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 最終日(29日、宮崎・UMKCC=6539ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、地元・宮崎市出身の永峰咲希(ニトリ)が1イーグル、6バーディー、2ボギーの66をマーク。通算13アンダーで逆転優勝し、ツアー4勝目を挙げた。優勝賞金1800万円を獲得した。
2打差5位で出た永峰は、後半の10番パー5で残り218ヤードから3ウッドでピンそば2メートルに寄せるスーパーショットを見せ、イーグルを奪取。15番、16番で2連続で伸ばし、同組の首位・申ジエ(韓国)に並んだ。さらに、直後の17番は第2打を約1メートルに寄せて3連続バーディーを決めて通算12アンダーでトップに立ち、最終ホールもロングパットをねじ込むバーディー締めで頂点に立った。優勝を決めると、18番グリーン脇で脇元華、菅楓華、柏原明日架、大山志保、山内日菜子らに祝福された。
開催コースは母校・宮崎日大高にほど近い。「学校が終わり次第、しょっちゅう来ていた。小学生の時からここで試合もあったし、何回か分からないくらい回っている。裏の管理道路まで知ってますよ」と豪語し、隅々まで知り尽くした“ホームコース”。昨年7月の資生堂・JALレディス以来、8か月ぶりの4勝目を挙げた。表彰式で「春先に勝つことができて本当にうれしい。今年は目標として複数回優勝を掲げていて、早めに勝つことができたので2勝目、3勝目を目指していきたい」と笑顔で語った。
◆永峰 咲希(ながみね・さき)1995年4月28日、宮崎市生まれ。30歳。ゴルフは小学4年から。宮崎日大高2年時に全国高校選手権制覇。3年時に日本女子アマ8強。2014年夏にプロテスト一発合格。15年に賞金ランク39位で初シード獲得。18年のフジサンケイレディスで初V。通算4勝。21年12月に高校の同級生の田野聖和さんと結婚。158センチ、58キロ。
2026年03月29日 13:57
<アクサレディス 最終日◇29日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>昨年12月に亡くなった尾崎将司さんが主宰してきたジュニア養成所「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」が、今年3月末で閉校することが発表された。
2026年03月29日 13:54
神奈川・南足柄市の「大口河川敷パークゴルフ場」(荒井晴男理事長)で29日、県内外から59人が参加して「令和8年第1回金太郎カップ」が開催された(36Hストロークプレー)。気温が20度を超える中、参加者は満開の桜を見ながら気持ち良くプレーした。男性はスコア95で大原克美さん、女性は99で葛西富貴子さんが優勝した。
▽男性
大原克美 スコア95高橋次男99山田俊男98
▽女性
葛西富貴子 スコア99高橋ヒロ子101坂井きよ子103
2026年03月29日 13:46
<アクサレディス 最終日◇29日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>国内女子ツアーの最終ラウンドが進行している。最終組が後半15番までを終えて、永久シード(通算30勝)に王手をかけている申ジエ(韓国)と地元・宮崎の永峰咲希がトータル11アンダー・首位に並んでいる。
【ライブフォト】河本結さんは淡い赤色ウェア
2打差3位に菅楓華。3打差4位タイに河本結、高橋彩華、渡邉彩香、永井花奈、穴井詩、宮澤美咲、ルーキーの藤本愛菜が続いている。前週Vの笠りつ子はトータル5アンダー・14位タイ。女王・佐久間朱莉はトータル2アンダー・31位タイでホールアウトしている。4年ぶりに予選を通過した48歳・大山志保は、トータル2アンダー・31位タイで後半をプレーしている。今大会の賞金総額は1億円。優勝者には1800万円が贈られる。
<随時更新>国内女子ファイナルRのリーダーボード
申ジエ プロフィール&成績
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【写真】スカイブルーのドレスに身を包んだ柏原明日架
日本勢は? 米女子ツアー3日目の結果
2026年03月29日 12:18
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 最終日(29日、宮崎・UMKCC=6539ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、最終組が前半のプレーを終えた。
3位で出たツアー6勝の穴井詩(らら、ゴルフ5)が前半で2つ伸ばし、ツアー29勝の申ジエ(韓国)と並ぶ通算10アンダーの首位で折り返した。永峰咲希(ニトリ)が9アンダーの3位。菅楓華(ニトリ)、高橋彩華(さやか、サーフビバレッジ)、宮沢美咲(HESTA大倉)が8アンダーの4位でトップを追っている。
7アンダーの7位にルーキーの藤本愛菜(ヤマエグループHD)、河本結(リコー)、永井花奈(ServiceNow)、小林光希(三徳商事)らが並んでいる。6アンダーの12位に都玲華(大東建託)、柏原明日架(富士通)ら。
昨季年間女王の佐久間朱莉(しゅり、大東建託)は17ホールを終えて2アンダーの36位。4年ぶりに予選通過した48歳の大山志保(大和ハウス工業)は、10ホールを終えて3アンダーの28位で後半をプレーしている。
2026年03月29日 12:06
<アクサレディス 最終日◇29日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>国内女子ツアーの最終ラウンドが進行している。
2026年03月29日 12:00
<フォード選手権 3日目◇28日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6675ヤード・パー72>畑岡奈紗が15番パー3で、優勝もした2021年の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」以来となる自身5度目のホールインワンを達成した。「びっくりしましたね〜」と笑顔を見せる。
【写真】高級車に頬ずりする畑岡奈紗
この一打により、CMEチャレンジプログラムとしてセントジュード・チルドレンホスピタルに2万ドルが寄付される。「子どもたちに寄付できるのはすごくうれしい」と喜んだ。ホールは打ち下ろしの崖越えで、ピンまでは133ヤード。フォローの風の中、「最初は50度かなと思ったんですけど、エイミー(エイミー・ヤン)が9番を持っていたので『えっ?』と思って」と、最終的にPWを選択。放ったボールは手前から転がり、そのままカップインした。「とにかく鳥肌が立って、すごくドキドキしていた」と振り返るが、「まだ3ホール残っていたので、すぐに集中しました」と気持ちを切り替えてラスト3ホールに向かった。その後、17番パー5で2オン2パットのバーディを奪うなど、この日は1イーグル・4バーディ・3ボギーの「69」。トータル10アンダー・28位タイに浮上した。ホールインワンの副賞として、フォードのSUVブロンコを獲得。「練習ラウンドのときに“いい車だな”と思って見ていたので、まさか入るとは…。うれしいです」。ティイングエリア脇に展示されていた車の前で母と記念撮影。車内をのぞくなど、喜びをにじませた。「いま課題にしているコントロールショットだったので、ホールインワンが出たのは、よりうれしいです」と自信にもつながった。一方で、日に日に硬く、速くなるグリーンには「距離感に苦戦しました」と振り返る。3番ではエッジからの下り約7メートルを2.5メートルオーバー、4番も花道から約3メートルオーバー、6番では約6メートルのパットを1メートルオーバーして返しを外すなど、「もったいないボギー」が続いた。「その辺のミスは多かったですが、ショットはだいぶいいと思います」と手応えも口にする。初日「68」、2日目、3日目はともに「69」。「あしたはビッグスコアを出していきたい。今週は出しきれていない感じがあるので、思い切ってプレーしたい」。最終日の巻き返しを見据えた。(文・高木彩音)
米女子ツアー 3日目の結果
畑岡奈紗 プロフィール&成績
元“天才少女”が1800万円の高級車ゲット「完ぺきだった」
夢のポルシェにあと20cm… 山下美夢有がエース寸前ショット「ほんまに入ってほしかった」
米下部の石川遼は? 大会3日日の成績
2026年03月29日 12:00
多くのゴルファーにとって憧れのパターであるスコッティ・キャメロン。その中でもツアー支給品とされる“サークルT”はマニア垂涎の逸品だ。そこで今回は、ツアー会場で見つけたキャメロンに注目。「Vポイント×SMBCレディス」が開催された紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)で、木優奈がパッティンググリーンで何やら新たな“相棒”を調整している様子をキャッチ。本人を直撃した。
木が使っていたのはスコッティ・キャメロンの新作『ファントム 9.2R』だ。一体どのような点が気に入ったのか?「1カ月くらい前から打ち始めて、オフはずっと使っていました。同じインサートのブレード型も持っていますが、マレットを使ってみようかと。実は初めてキャメロンを使います。以前使っていたものよりは少し硬いけど、違和感なく打てますね」『ファントム』シリーズは、『スタジオスタイル』シリーズで採用された、SCS(スタジオカーボンスチール)インサートをフェース全面に搭載。カーボンスチールは非常に高い振動吸収効果があるのだが、それに加えてチェーンリンクミーリングを施すことで、金属ながらもソフトな打感に仕上がっている。ツアーレップの澤岩男氏も「柔らかい打感のモデルですが、キャメロンらしい音と手応えはしっかりあるので、タテの距離感が合いやすいと選手からは好評です。キャメロンユーザーも打てるし、他社のやわらかいインサートモデルを使う選手でも打ちやすいと思います」という。また、木は構えやすさについても言及。「しっかり真っすぐ向いていると分かって構えやすい。座りも超良いです。浜松でフィッティングしたのが良かったのかな。安心感がありますね。それに『ファントム 9.2R』はカッコイイし、気分も上がります」。打感、性能はもちろんのこと、所有欲も満たす“キャメロン”パター。これからも選手たちのこだわりの1本に注目していきたい。
GSS2本持ちの真意とは 蛭田みな美のパター“使い分け”の核心【プロのキャメロン調査】
打感はしっかり目が好み 尾関彩美悠のミーリングあり、なしの2本持ち【プロのキャメロン調査】
ロボット計測で判明! 31種のボールを試打検証したら一番飛距離が出たのはホンマ『D-1』だった
米国タイトリスト、今週から「GTよりも速い」『GTS』ドライバーのツアー検証プロセスを開始
政田夢乃の笑顔をまとめました
2026年03月29日 12:00
2024年でツアーから撤退した上田桃子や25年プロテストに合格した藤本愛菜、千田萌花が在籍している「チーム辻村」を率いるプロコーチの辻村明志氏。今回はスコアメイクに直結するパッティングのコツについて聞いた。
【連続写真】鈴木愛が長年やり続ける『クラブを両ワキに挟んで打つ』ドリル
◇ ◇ ◇ゴルフ界を生き抜こうという若い女子プロにとって、特にパットの技術は命綱になることは間違いありません。もっとも若い選手に共通しているのは、昔の選手と比べるとパッティングが上手いことです。上手いというより、悩みがないと言った方が適切かもしれません。ならばそんなに練習しなくても、と思う方もいるでしょう。しかし、感覚的に上手に打っている選手も、やがて思うようにコロがらない、入らないと悩む日が訪れます。時に年齢や知識、経験が増えれば、その悩みが生まれ、深刻になりがちなのがゴルフだからです。その悩みを克服するには、戻るべき基本がなければなりません。では、その基本とはどんなものでしょうか?深刻な悩みの究極はイップスです。イップスはいうまでもなく心理的な要因によって、体が思うように動かず、思い通りのプレーができない症状です。ざっくりと体と書きましたが、思うように動かないのは筋肉です。ゴルフ歴を重ねるごとに増える失敗の経験などから、脳が発する不安などの負のメッセージは筋肉へと伝達されます。ショートパットで手が震えるなどのイップスの症状は、あくまでも筋肉の反応です。ところが同じ体であっても、脳からの負の信号に反応しない部位があります。それは骨であり、関節です。ちなみに関節には記憶センサーがありますが、筋肉にはそれがないそうです。筋肉で打とうとすれば、当然、毎回違う動きとなり、それが悩みとなってイップスの種になるのです。ならば記憶センサーのある関節にいい動きを覚え込ませ、成功体験を増やし続けることが重要です。骨である関節の記憶センサーが要因です。これを「コツ(骨)」と呼ぶことは、師匠である故・荒川博先生から教わりました。さて、なかなかパットが上達しない人は、小手先やヘッドの動きばかりに意識が集中しています。小手先は人間の体の中で最も器用ですが、逆に言えば最も脳の信号に反応しやすい筋肉でもあります。パットは小手先ではなく、「骨で打つ」ものなのです。まずはその第一歩として、意識を小さな筋肉から大きな筋肉へと変えます。というのも、関節を意識しろと言っても数が多すぎて難しいからです。そこで具体的には体幹などの大きな筋肉を意識させます。そのために、ロングパットの練習を数多く取り組むことが大事になります。ロングパットは必然的に小手先ではなく、大きな筋肉で打つようになるからです。ロングパットの練習は、距離感とリズムが良くなることにもつながります。パットの名手とは、1日のラウンドをいい距離感とリズムで打ち続けられる人のことです。次のステップとして意識させるのが、両肩とヘッドを結ぶ二等辺三角形です。具体的にはアドレスでできたこの二等辺三角形を、崩さないように打ちます。チームではボクが開発した練習器具(ボディローテーションMAX)を両ワキに挟んだ状態で打たせます。クラブを両ワキに挟んでもOK。鈴木愛プロがよく行っているドリルですね。究極は手元の意識をなくすことです。これを練習すれば、小手先が敏感に反応してパンチが入る・緩む動きが激減します。さて、皆さんはヘッドの重さを感じて打っているでしょうか。小手先やヘッドの動きを意識するばかり、ヘッドの重さを見失っている人の多いこと。道具を自在に操るのはその重さを知っているからであり、重さは関節が記憶するものです。普段からパターを握り、ヘッドを浮かせてその重さを感じてください。さらにヘッドにボールをコツンコツンと当て、耳元で芯に当たる音を聞いてください。パッティングでは、ボールを打たなくても上達する方法は山ほどあります。■辻村明志つじむら・はるゆき/1975年生まれ、福岡県出身。上田桃子らのコーチを務め、プロを目指すアマチュアも教えている。2025年は千田萌花と藤本愛菜をプロテスト合格に導いた。読売ジャイアンツの打撃コーチとして王貞治に「一本足打法」を指導した荒川博氏に師事し、その練習法や考え方をゴルフの指導に取り入れている。元(はじめ)ビルコート所属。※『アルバトロス・ビュー』913号より抜粋し、加筆・修正しています◇ ◇ ◇ ●古江のスイングを詳細分析! 関連記事『古江彩佳の驚異的な安定感! 秘密は“ノーコック”バックスイングにあった』を詳しく読めば、その秘密が分かります。
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古江彩佳の驚異的な安定感! 秘密は“ノーコック”バックスイングにあった
ロボット計測で判明! 31種のボールを試打検証したら一番飛距離が出たのはホンマ『D-1』だった
ウソだろ!? ショットメーカーの川春花は、右手のヒラを上に向けてインパクトしていた
【写真】都玲華が髪をほどいたら…