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2026年03月31日 10:23
● マーリンズ 4 − 9 ホワイトソックス ○ <現地時間3月30日 ローンデポ・パーク> ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が30日(日本時間31日)、敵地でのマーリンズ戦に「2番・指名打者」でフル出場。5打数1安打で開幕4試合連続安打をマークし、チームの今季初勝利に貢献した。 開幕カードのブリュワーズ戦で衝撃の3試合連続本塁打を放った村上。メジャー新人タイ記録となる4戦連発の期待がかかる第1打席は、相手の先発右腕・パダックの前に二ゴロに倒れた。 1点を先制し二死一塁で迎えた第2打席は、三塁前に転がったボテボテのゴロが内野安打となり4試合連続安打をマーク。続くヘイズの右越え3ランで生還し4試合連続得点も記録した。 二死無走者で迎えた4回の第3打席は、1ボール1ストライク後の高め直球がストライクとコールされたあと、頭をポンポンと叩き今季から導入された「ABSチャレンジ(自動ストライク・ボール判定システム)」を初要求。これがボール判定に覆り、改めて選球眼の良さを垣間見せたが、最後は2ボール2ストライク後の低めチェンジアップを振らされ空振り三振に倒れた。 同じく二死無走者だった6回の第4打席は、2番手右腕・バカーの初球を打ち損じ左飛。一死無走者だった9回の第5打席も4番手右腕・ピーターセンの初球を狙うも浅めの中飛に打ち取られた。 メジャー4戦目は5打数1安打、1得点1三振の打撃結果。今季の打率は.286、OPSは1.373となった。 ホワイトソックスは1番のバルガスが、1号満塁弾を放つなど計6打点の大活躍。課題の投手陣もマーリンズ打線の反撃を4点に抑え、待望の今季初勝利を挙げた。
2026年04月01日 08:50
本拠地開幕投手を務めた細野がノーノー達成でチーム今季初勝利
■日本ハム 9ー0 ロッテ(31日・エスコンフィールド)
日本ハムの3年目・細野晴希投手が31日、エスコンフィールドで行われたロッテ戦でノーヒットノーランを達成した。9回128球を投げ、2四死球と失策で走者を出しながらも安打は許さず、12奪三振の快投。本拠地開幕投手の大役を託した新庄剛志監督も“べた褒め”だった。
9回2死から失策で走者を背負ったが、最後は藤原を150キロの外角直球で見逃し三振。ベンチを飛び出した仲間たちの歓喜の輪の中心で笑みを浮かべた背番号29は「ノーヒットノーランはおまけみたいなものなんですけど、ゼロで抑えられたのは自信になりました」と控えめに喜んだ。
ソフトバンクとの敵地での開幕3連戦でまさかの3連敗という中で出番がやってきた。不安からこの日は朝5時に目覚めて「吐き気が止まらなかった」という。初回、先頭の高部にいきなり四球。しかし続く藤原を遊ゴロ併殺に仕留めたことで、本来の姿を取り戻した。
2023年ドラフト1位で入団も、プロ入りから2年間でわずか8登板。昨季は6試合で3勝を挙げ防御率1.51とポテンシャルの高さは示したが、7月21日を最後に1軍での登板はなかった。オフにはフォーム改造を決断し、腕の位置をわずかに下げて新たな勝負に挑んだ。
好投手ひしめくチームの中で、開幕ローテーションを掴み取った。新庄監督は「なんかいい投手なんですよね、僕の中で。コントロールがよくなってから、さらに。速い球を投げたい、投げたいっていうのから、しっかりコントロールを付ける投手に変わってくれたので、そこからちょっともう、惚れ込みましたね」と高い期待を懸ける理由を明かす。制球に苦しみ崩れる姿はもうない。それが信頼を勝ち取った証だった。
「四球を出したときにきょうヤバいかなと思ったんですけど、その後ちゃんと修正できたので、そこは昨年と比べて成長しているのではと思います」と細野。才能を爆発させチームに今季初勝利をもたらした24歳が、強固な投手層をまた分厚くした。(町田利衣 / Rie Machida)
2026年04月01日 08:33
大谷は「1番・投手」で投打同時出場…午前11時10分プレーボール
【MLB】ドジャース ー ガーディアンズ(日本時間1日・ロサンゼルス)
ドジャースは31日(日本時間4月1日)、本拠地でガーディアンズ戦に臨む。試合前にはデーブ・ロバーツ監督が会見に登場し、この日投打同時出場する大谷翔平投手について「気が散ることがない」と語った。
大谷は「1番・投手」で投打同時出場する。投手としては今季初登板初先発となる。オープン戦では2試合登板して1勝1敗、防御率3.24。計8回1/3を投げて15奪三振、4四球の内容だった。3年ぶりに投打の二刀流で開幕を迎える。
ロバーツ監督は「彼は集中力が非常に高く、断固たる意思がある選手。気が散ることがない。何かをすると決めたら、実現したいと思っている。彼は投手として(シーズンを)完走するつもりだし、もちろん指名打者として試合を欠場することも嫌う」と、二刀流の負担があっても出場を続けたい意向だと言及した。
3年連続4度のMVPに輝く偉才。その中でも唯一といっていいまだ手にしていないタイトルが、サイ・ヤング賞だ。2022年には投票4位に入ったが、その後は故障もあって無縁。しかし、ロバーツ監督は今年の大谷に“可能性”を見出している。
「確かにばかげているように聞こえる。でも指名打者の(役割を)果たすことができて、効果的な活躍もできている。サイ・ヤング賞を狙っていることは理解しがたいかもしれないが、彼ならできる。何よりも彼はチーム優先の姿勢を見せている。そして、個人でも達成したいことがいくつかあることはいいことだ」と指揮官。そして最大のポイントは「もちろん健康」と語った。(Full-Count編集部)
2026年04月01日 08:00
「ヤクルト8−3広島」(31日、神宮球場)
帽子のつばからは雨粒がしたたった。風雨の中で懸命に腕を振ったが報われることはなかった。今季初登板の広島の先発・森下暢仁投手が4回3安打ながら3失点(自責点2)で黒星。3連勝中だったチームの勢いに乗れず、「本当に申し訳ない。チームが良い流れだったので、勝ちに持っていきたかった。貢献できなかったことがすごく悔しい」と唇をかみしめた。
試合前から雨が降り続き、試合開始も30分遅れた。厳しい環境下で初回は三者凡退で立ち上がるも、二回に2死二塁から遊撃手・勝田が一塁へ悪送球し、その間に三走が生還して先制点を献上した。
さらに四回にオスナに直球を捉えられてバックスクリーンへ被弾。その後、投手・小川にも適時打を浴びた。「オスナの本塁打は仕方ないとして、その次の1点は防げた。やれることはあったかなと思います」と反省した。
結果的に昨季も1度しかなかった4回での降板。新井監督は「序盤は真っすぐが走っているように見えたけどね」と評価した一方、早期の継投決断については「3点差で追いかけないといけないから」と説明した。
次回登板に向けて「本当にチームに貢献できるようにやっていきたい。チームを勝ちに導けるようにやっていきたい」と前を向いた右腕。悔しさをバネに調整に励む。
2026年04月01日 08:00
「阪神4−1DeNA」(31日、京セラドーム大阪)
阪神がホーム開幕戦に快勝して連勝を3に伸ばした。
2026年04月01日 08:00
「ヤクルト8−3広島」(31日、神宮球場)
広島はヤクルトとの首位直接対決に敗れて今季初黒星を喫した。先発の森下は4回3失点(自責2)。打線は0−6の六回、坂倉の走者一掃の適時二塁打で3点を返すのみに終わった。開幕から「1番・中堅」でスタメン出場していたドラフト1位・平川(仙台大)が負傷交代するアクシデントも。四回にオスナが放ったバックスクリーンへの打球にフェンスに激突しながら捕球を試み、着地したあとに転倒。トレーナーが駆け寄り、そのままベンチに下がった。新井監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−先発・森下は立ち上がりは良く見えたが。
「序盤は真っすぐが走っているように見えたけどね」
−四回は申告敬遠の後に投手・小川に手痛い適時打を食らった。
「ピッチャーのところか…小川に。そうやね」
−二回は死球で出塁を許して失策で失点。
「まあ、それも野球なので」
−平川の状態は。
「ちょっと当たったところが痛いということだったから。様子を見て。明日の朝チェックしてという感じかな」
−激突した箇所は。
「肩と背中かな」
−3点ビハインドの七回に島内を投入した。
「島内は投げて状態を上げてもらいたいから」
2026年04月01日 07:10
西武の滝澤夏央が母校の野球部へバスを贈呈
西武の滝澤夏央内野手が行った、母校への粋な“恩返し”が反響を呼んでいる。母校の関根学園(新潟)の野球部へ移動用のバスを寄贈。ファンから「気持ちがあっぱれ」など称賛を受けている。
野球部が公式のインスタグラムで「埼玉西武ライオンズの滝澤夏央選手から野球部バスを寄贈していただきました! 大切に使用させていただきます!」と報告。立派なバスの写真も添えられていた。
ナンバーは滝澤の背番号と同じ「62」。後部の黒い窓には滝澤がスローイングしているシルエットもデザインされている。
ファンからは「若くて年俸も少ないだろうに後輩や母校を思う気持ちがあっぱれです」「本当尊敬します」「若いのに凄いわ」「なつおさんすごいね〜」「ますます応援したくなる」と22歳の行動を絶賛。そのほか「このバスに乗った子から夏央先輩のようなプロが出るといいですね」というファンの願いが叶う日がくるのか――。(Full-Count編集部)
2026年04月01日 07:00
ヤクルトが8−3で勝利し、開幕4連勝を飾った。4回にオスナの第1号ソロ、5回に増田珠の第1号2ランが飛び出すなど5回までに6得点を奪い、試合を優位に進めた。
先発を任された小川泰弘は、粘り強い投球で6回3失点と試合を作った。打者としても存在感を示し、4回には3点目となる適時打をマークした。31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大矢明彦氏は「初球のストレートをお手本のようにセンターに打ち返しましたね。自分にとっても大きな援護点だったと思います」と振り返った。
投球についても、「緩急を使って粘り強く投げていくという内容だった。今日のようなテクニカルな投球を1試合でも多く見せてほしいと思いますね。今の時代は速いストレートとフォークで三振を取っていくスタイルが多いが、こういった投球術でもやれるというところを示してほしい」と期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年04月01日 06:50
ヤクルトは開幕4連勝を飾り、単独首位に浮上した。
2026年04月01日 06:40
阪神がDeNAとのホーム開幕戦を4−1で勝利した。昨季まで阪神に在籍していたデュプランティエとの対戦となったが、5回までに2点を奪取。さらに後続の坂本裕哉からも追加点を挙げ、試合を決定づけた。
一方、阪神側の先発を務めたのは昨季最優秀防御率のタイトルを獲得した才木浩人。初回に158キロを計測するなど持ち前の豪速球を軸に好投し、相手打線の粘りにも屈せず、今季初登板を6回4安打1失点にまとめた。
才木の投球内容について、31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた五十嵐亮太氏は「6回111球と球数は多かった」と振り返りつつも、「力んで思うようにいかなかった場面でも阪神のエースとして6回1失点でまとめたのは良かった」と評価した。
協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年04月01日 06:35
杉本正氏は社会人時代に大昭和製紙でプレーした
西武、中日、ダイエーの3球団で通算13年間プレーした左腕・杉本正氏(野球評論家)は社会人野球・大昭和製紙(富士市)出身だ。1978年の社会人1年目は都市対抗野球大会での登板こそなかったものの「春先から小さな大会とかでは投げさせてもらっていた」と徐々に頭角を現していった。そんななか思い出されるのは、当初入社予定だった日本楽器(浜松市、現ヤマハ)との“遺恨戦”という。「ヤジられました」と苦笑しながら、自身の“非”も明かした。
高校(御殿場西)までは自宅から通学した杉本氏だが、大昭和製紙では寮生活。「高校を卒業して就職して『今日から行ってくるね』って家を出る時、父にいただいたお金は5000円でした。それは何か覚えていますね。ボストンバッグを持って、当時、沼津にあった大昭和の寮に向かいました。それが家を出た最初でしたね」。
入社後、すぐに大会があったという。「当然、行かなきゃいけないんですけど、みんなジャケットを着ているわけですよ。でも僕は革靴とシャツはあったけどジャケットを持っていなかったんです。そしたら先輩が貸してくれたんです。ズボンとネクタイも。それで参加しました。帰ったら『もうそれ、お前にやるよ』って言われて……」。そんな形で杉本氏の社会人生活はスタートした。
「合宿所は4月の半ばくらいに沼津から富士に移転したんですけど、その時は給料をもらっていたから生活必需品は自分で買ったと思いますけどね。1年目は基本給が6万9500円だったかな。何かいろいろ引かれて6万くらい手取りでもらえたんですけど、そこからまた1万円を天引き貯金して5万円を現金で茶封筒でいただいていました。僕はタバコを吸わないし、お酒も飲まなかったから、お金はあまり使うことがなかった。妹の学校の月謝も僕が払っていました」
1年目から登板機会は多かったという。「小さな大会とか、地区予選とか、オープン戦とかに投げさせてもらいました。中央大とのオープン戦にも投げましたね。あの頃の中大は小川淳司さん(元ヤクルト外野手)、熊野(輝光)さん(元阪急・オリックス、巨人外野手)、高木豊さん(元横浜、日本ハム内野手)に僕と同学年の尾上旭(元中日、近鉄内野手)とかがいて強かったんですけど、尾上にホームランを打たれただけで抑えたと思います」と振り返った。“内定”蹴ったチーム相手に登板し…ひと波乱
「尾上とは後に中日で一緒になった。『俺、杉本からホームランを打って(大学)1年からレギュラーを取ったんだよ』って言うから『じゃあ、俺のおかげだな』なんて言ったりしたもんですけど、彼は(2022年に)亡くなっちゃったんですよね」としんみりと話したが、杉本氏にとっても強豪・中大戦での好投は、さらにチャンスをもらえるきっかけにもなったようで、そういう意味でも思い出深い様子だった。
そんな社会人1年目で、さらに忘れられない試合が日本楽器戦という。「都市対抗の一時予選かなんかで勝敗が関係ない試合に投げさせてもらって完投勝ちしたんです」。杉本氏は御殿場西高から当初は日本楽器に入社するつもりで練習にも参加。食事などの接待も受けていたが、その後、大昭和製紙に気持ちがかたむき、ひっくり返した経緯があり、試合ではやじられたそうだ。
「高3の夏休みに日本楽器へ行った時、帰りにグラブとスパイクをもらったんですよ。(入社を)断ったからそれも返さなければいけなかったのに、僕はそのままいただいて、大昭和に入ってからも使っていたんです。そりゃあ怒りますよね。試合中、向こうのベンチから『グラブを返せ!』『スパイクを返せ!』って言われたんです」。その件に関してはヤジられてもしかたがない状況だったが、それをも乗り越えて完投勝利をマークしたわけだ。
大昭和製紙はこの年(1978年)、6年連続で都市対抗に出場した。2回戦で敗退し、ここでは杉本氏の出番はなかったが、日本楽器戦をはじめ、他での数多くの実戦経験が、その先につながった。「まぁ、日本楽器には、同じ地区でしたし、負けたくないっていうのもありましたね」。さらに練習も積み重ね、杉本氏は、社会人2年目(1979年)にジャンプアップする。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年04月01日 06:00
「ヤクルト8−3広島」(31日、神宮球場)
広島は敵地でヤクルトとの“全勝対決”に敗れ、開幕からの連勝は3で止まった。厳しいゲーム展開となった中、坂倉将吾捕手(27)が0−6の六回2死満塁で走者一掃の左越え二塁打。開幕から「7番・捕手」でスタメン出場を続ける“扇の要”の意地の一打は、チームにとっても次戦につながる1本になった。
神宮の夜空に、力強く拳を突き上げた。勝負どころで、ようやく飛び出した一本だ。六回、坂倉が左越えの3点適時二塁打を放つ。重かったチームの雰囲気を変える、貴重な適時打だ。
「前のチャンスで凡退をしていたので、打てて良かった」
2死満塁で出番が来た。中村奨の今季初安打となる左前打からファビアン、菊池が四死球でつなぎ、築いた好機だ。初球、148キロの直球を積極的に振り抜き、走者3人を迎え入れた。
我慢の展開が続いていた。初回、二回と三塁に走者を進めながら無得点。四回2死二、三塁では、自身が中飛に打ち取られ、得点を挙げられなかった。訪れた挽回の好機は、チームとして4度目の得点機に走者を置いた場面。気合が入った。
試合前から大粒の雨が降り続き、試合開始が当初予定より30分遅れた。それでも三塁側から左翼席の一部は、真っ赤に染まっていた。今季初の関東での戦い。大声援も大きな力に変えた。
二回に四球を選び、この日は1安打3打点、2出塁。八回は捉えた打球が中堅手・岩田の正面に飛ぶ不運があった。開幕から「7番・捕手」でスタメン出場を続ける。4試合を終え、無安打だった試合は1試合だけ。状態を維持しながら、献身的な打撃が続いている。
3−6となり迎えた七回の守備では、島内が登板した。ビハインドの展開にもかかわらず、勝ちパターンの1人がマウンドへ。「点を取って、次の回ということもあった」と新井監督。終盤に数々の逆転劇を演じた過去がある。勝利への執念を感じさせる継投だった。
マツダで中日との開幕3連戦に3連勝。敵地・神宮に乗り込んで迎えたヤクルトとの首位対決だった。投手陣が8失点し、打線は3点にとどまった。チームは今季初黒星を喫した。
試合後、三塁側のファウルゾーンを歩きながら、新井監督は「仕切り直してあした?そうやね」と短い言葉に思いを込めた。坂倉も「一戦一戦、切り替えて、勝つだけです」と前を向いた。
連勝は「3」で止まったが、勢いまで止まったわけではない。坂倉が打線に火をつけ、勝利を呼び込んでみせる。
2026年04月01日 05:01
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。
2026年04月01日 05:01
阪神の新助っ人イーストン・ルーカス投手(29)が4月1日のDeNA戦(京セラ)で来日初登板初勝利を狙う。31日は強めのキャッチボール、短いダッシュなどで調整。「早く投げたい。ワクワクしているよ」と気を引き締めた。
同球場では25日のファーム・オリックス戦で登板。3回2/3を投げ6安打4失点だったが「結果は理想的なものではなかったが、次はしっかり対応できるようにしたい。マウンドは投げやすいし、いい結果になるように頑張りたいね」と意気込んでいる。
来日から3カ月。日本野球については「ある程度、想像していた通りかな」とうなずく。メジャーとの比較として「打席で多く球数を投げさそうとしてくる。しっかりとした打者が多い印象だね」と分析。各打者の“粘り”を警戒し、初登板を前に対策を練ってきた。
巨人との開幕3連戦も映像でチェック。カード勝ち越しスタートに「本当にいいチームだと改めて思った。いい投手がそろっているし、打線もしっかり点を取ってくれる。今シーズンがさらに楽しみになったよ」と新助っ人。連覇に欠かせぬ新鮮力がベールを脱ぐ。
2026年04月01日 05:01
「阪神4−1DeNA」(31日、京セラドーム大阪)
ホーム開幕戦で王者の誇りを示した。阪神・佐藤輝明内野手(27)が初回2死二塁のチャンスでDeNAに移籍したデュプランティエから先制タイムリーを放った。六回には高寺の左犠飛でホームへ激走。チャンピオンユニホームを着たナインは躍動し、チームは3連勝となった。
金色のチャンピオンユニホームを土で汚しながら、全力でグラウンドを駆け回った。ホーム開幕戦の主役は佐藤輝。昨季までチームメートだったデュプランティエを打ち砕いた。「燃えるものもありました」。心に宿していた闘志をバットにぶつけた。
初回2死二塁。フルカウントから156キロの内角直球を捉えた。「もちろん、いい球を投げるんでね」。決して投げミスではなく、厳しいところを突いてきた。それをはじき返し、右中間への先制適時二塁打。「いいところに落ちて良かったです」。二塁上では“熱覇ポーズ”と、黄金に輝く胸の「Tigers」を強調した。
デュプランティエとは一緒にお立ち台へ上がったこともある。昨年のポストシーズン前にはシート打撃で対戦して、直球をスタンドイン。「去年もいい投球をしてたんでね」。好投手だということは、ともに戦ったからこそ知っている。「1打席目から、いい結果になって良かった」。移籍後初勝利は挙げさせなかった。
これで3試合連続安打と好調キープ。六回には三塁強襲の内野安打で出塁すると、足でも貢献した。無死二、三塁の三走となり、高寺の浅めの左飛で果敢にスタート。「田中コーチに『行くぞ』と言われたんで、思い切ってスタートできました」。際どいタイミングもヘッドスライディング。「頭からの方が、確率が高いかなと思って」と先にベースを触った。
この3連戦と本拠地開幕3連戦でチャンピオンユニホームを着用する。球団名や背番号などが金色になり、左肩や帽子には7つの星が刻まれている。過去に7度、リーグ優勝を成し遂げたという証し。「ここにある星の数を、もう一個増やせるように頑張ります」。今季初のお立ち台で虎党へ高らかに宣言した。
チームは3連勝。関西に帰ってきても、昨季王者の強さを発揮した。24年は金色の戦闘服でカード負け越し。今年は勢いを加速させたい。「最高のスタートを切れた。来年も(このユニホームを)着られるように頑張ります」。星を8つに増やし、再びキラキラのユニホームを着るために。虎の4番が頂へと導く。
2026年04月01日 05:01
「阪神4−1DeNA」(31日、京セラドーム大阪)
勢いよく二塁ベースに滑り込み、スタンドの熱気を増幅させた。阪神・中野が球団史上15人目となる通算100盗塁を記録。「気づいていなかった。後から(周囲に)言われて『そういえば、そうだったんだな』って思った」と表情を変えることなく、淡々と振り返った。
五回だ。内野ゴロで一塁に残ると、森下の3球目にスタート。快足を飛ばして今季2個目の盗塁を決め、押せ押せムードを高めた。プロ1年目の21年に30盗塁で盗塁王を獲得し、昨季はリーグ4位の19盗塁。塁間での攻防に心血を注ぎ続け、成功を積み上げてきた。「まだまだ通過点。もっと150、200個と数を増やせられるようにやるだけかなと思う」と今後に向けて目標設定した。
盗塁の前に見せた働きも、見逃せない。五回は1死満塁の好機で打席が巡った。デュプランティエに追い込まれるも、何とかバットに当てて二ゴロ。快音ではなかったが今季初打点を挙げて、2点目に絡んだ。「事を起こせば点につながるかなっていう意識はあった。三振しないことを頭に置きながら食らい付いた結果、いいところに飛んでくれた」とうなずいた。
チームは3連勝も、背番号7は浮足立つ様子はない。「毎試合、新しい気持ちでみんな臨んでいると思う。いい時こそ、何かのほころびですぐチームが悪くなってしまうことはある。いいゲームができるように、明日も気を引き締めてやっていく」。地に足を着け、堅実に勝利を支えていく。
◆阪神では15人目 中野の通算100盗塁は球団在籍中15人目。現役では近本200盗塁に次ぎ2位。なお盗塁死は35しかなく、成功率.741は球団100盗塁以上では5位。なお最高成功率は赤星の.812。