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「今の若いヤツは…」 宿舎で聞こえてきた先輩の小言…対抗した“前時代的”思考

2026年04月02日 06:25

プロ入り前に大昭和製紙で活躍した杉本正氏  西武などで先発左腕として活躍した杉本正氏(野球評論家)は、社会人野球・大昭和製紙(富士市)2年目の1979年に都市対抗野球大会で活躍、インターコンチネンタルカップ日本代表にも選出されるなど飛躍した。1年目よりも練習量を増やして、実力を伸ばした。「僕にはチームの環境もすごくよかったかもしれないです」。先輩野手からはいろんなアドバイスを受け、先輩投手には強烈なライバル心を燃やしたという。  1979年の大昭和製紙は7年連続出場となった都市対抗で準々決勝敗退に終わったが、激闘を繰り広げた。日本通運(浦和市)との1回戦は延長12回3-3で引き分け再試合となって2試合目に4-0で勝利。新日鉄広畑(姫路市)との2回戦も延長12回5-5で引き分け再試合、こちらも2試合目を6-3でモノにした。2-3で惜しくも敗れた準々決勝の日産自動車(横須賀市)戦まで、5試合を戦った。そのすべての試合に先発したのが杉本氏だ。 「僕は1年目の秋くらいから主力でも投げ始めたんですけど、2年目からはもうフルタイムで、どの大会でも先発していました。都市対抗もそうでした」。当時の大昭和製紙のエースは杉本氏より10歳年上の鈴木政明投手。1970年代後半から広島で大活躍した山根和夫投手の実兄で、ドラフトで何度か指名されながらプロには行かず、その後、ヤマハ発動機、プリンスホテルにも在籍し、大昭和製紙入りした1968年から1987年まで20年連続で都市対抗出場を成し遂げる右腕だ。  そんな大エースが1979年の都市対抗では先発から抑えに回っていた。杉本氏は「僕の中に鈴木さんには負けたくないって思いがどこかにあったと思う」と振り返りながら、こう続けた。「社会人2年目になったぐらいに、地方遠征があった。あの頃は、旅館に泊って広間に布団を並べて寝る時代。襖越しに先輩たちが一杯飲みながら話している声が聞こえてきたんですよ」。その時の鈴木投手の声が耳に残ったという。 「別に僕の名前が出たのではないんですけど、“今の若いヤツは練習がどうたら、こうたら”って言われていて……」。それが杉本氏の負けん気に火をつけた。「それ以来、先輩がランニングを10本走るなら、僕は11本走ろうとか、ここまで走るなら、もう一歩先まで走ろうとか、っていうのを、常に思うようになったんです」。鈴木投手の発言の意図はともかく、結果的にはそのような練習の積み重ねが、社会人2年目の飛躍にもつながったわけだ。日本代表に選出も「右も左もわからない」 「先輩(内野手)には、のちにヤマハの監督もされる山本秀樹さんもおられて、とてもかわいがってもらいました。野手としての心理とか、いろんなアドバイスも受けました。鈴木さんの存在もそうですし、(大昭和製紙は)僕が野球をやる上で環境も、すごく良かったのかもしれないって思いますね」と杉本氏は先輩たちに感謝している。  ちなみに、この社会人2年目の都市対抗でバッテリーを組んだのが、河合楽器からの補強選手でチームに加わっていた6歳年上の大石友好捕手(元西武、中日)だ。この先、西武で同僚となり、中日には一緒にトレードで移籍するなど、杉本氏にとっては縁深い人になるが、その最初の“出会い”がこの時だった。「大石さんは、その年(1979年)に西武にドラフト(3位)で指名されてプロに行ったんですよね」と懐かしそうに微笑んだ。  杉本氏はこの都市対抗での力投が評価されて、1979年にキューバで開催された「インターコンチネンタルカップ」の日本代表にも選出され、日本の準優勝に貢献した。「初めて海外に行ったんですけど、(プリンスホテルの)石毛(宏典)さん(元西武、ダイエー内野手)、中尾(孝義)さん(元中日、巨人、西武捕手)や(日本鋼管の)木田(勇)さん(元日本ハム、大洋、中日投手)とか錚々たるメンバーでねぇ……」。  その中に交じって杉本氏も結果を出した。「右も左もわからない時でしたし、すごい人ばかりだったですけど、10試合あって規定(投球回)の10イニングは投げさせてもらいました。確かニカラグア戦で1勝したんじゃなかったかな。結構、成績はよかったと思います」。静岡・御殿場西時代から武器にしていたカーブに磨きをかけた。「社会人でも自分のカーブを打たれることはあまりなかったというのはありましたね」。  大昭和製紙で順調にレベルアップしていった杉本氏は、翌社会人3年目の1980年にさらなる結果を出す。それはいろんなことも重なってのこと。そして、入社時には考えてもいなかったプロの世界をもたぐり寄せることとなる。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)

  • 野球
  • 巨人・則本、移籍後初登板はサノーの一発に泣く 斎藤雅樹氏「1球だけ」、「次回に非常に期待できる」

    2026年04月03日 06:20
     2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した野村弘樹氏と斎藤雅樹氏が、移籍後初先発した巨人・則本昂大について言及した。  今オフ楽天から巨人へFA移籍した則本は、4回まで中日打線を2安打無失点に抑えていたが、0−0の5回にサノーに先制の2ランを浴びた。則本は許した失点はこの2点だけで、7回・85球を投げ、5被安打、5奪三振、0与四球、2失点も敗戦投手となった。  番組MCを務めた野村氏は「敗れはしましたけど、移籍後初登板の則本は頑張りましたよね」と斎藤氏に話を振ると、斎藤氏は「打たせてとる感じでいっていましたし、四球ゼロですからね。攻めていっていた。1球だけね、スライダーがちょっと甘くなったのを打たれたところで、次回に非常に期待できると思いますね」と振り返った。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 解説陣がチーム日本人第一号・寺地隆成に注目視「インサイドの打ち方は非常に体の柔らかさを感じる」と分析

    2026年04月03日 06:15
     ロッテは2日、日本ハムとの試合(エスコンF)に1−7で敗戦。  CSフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』では7回にチーム日本人第一号を放った寺地隆成をピックアップ。今季からサードのポジションで勝負している寺地について、解説で出演していた谷沢健一氏は「去年19歳で100試合ちょっと出て、100本ヒット打っている。その打撃を活かすためサードにコンバート。まだ20歳、いいバッターですよ」とコメント。  続けて「このインサイドの打ち方は非常に体の柔らかさを感じる。固くない。腰が入って内側からいっているので」と寺地の打撃を分析した。若手のバットでチームを勢いづけることが出来るのか、今後に期待される。  ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • ヤクルト、下馬評を覆す開幕5連勝!谷沢健一氏「積極的な明るい野球がチームに浸透している」

    2026年04月03日 06:10
     2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した谷沢健一氏が、開幕5連勝のヤクルトについて言及した。  ヤクルトは昨季最下位に終わり、今季から池山隆寛監督が就任。ただ、今季に向けて解説陣の順位予想ではヤクルトの最下位予想が多かった。その中で、2日の広島戦にサヨナラ勝ちするなど、開幕5連勝と好スタートを切った。  谷沢氏はヤクルトについて「池山監督の積極的な明るい野球がチームに浸透しているような感じがするよね」と話せば、番組MCの野村弘樹氏も「勢いがありますよね、選手たちも」と自身の見解を述べた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 広島・岡本 プロ初先発で今季初勝利スルリもイケる!堂々7回3安打無失点 スライド登板も「プラスに捉えた」

    2026年04月03日 06:00
     「ヤクルト2−1広島」(2日、神宮球場)  広島は1点リードの九回に2点を失い、痛恨の逆転サヨナラ負けを喫した。

  • 3季ぶり先発の巨人・則本昂大、体に負担かからないフォームに変え変化球の使い方工夫…負けても「健在」証明の85球

    2026年04月03日 06:00
     中日2−1巨人(セ・リーグ=2日)――中日が開幕からの連敗を5で止めた。  五回にサノーの2ランで先制し、大野が9回1失点で完投勝利を挙げた。巨人は打線が移籍後初登板の則本を援護できず。35歳、移籍後初登板  巨人の則本は悔しさを押し殺し、前を向いた。「我慢強く投げられたことは、次の登板につながる。精度が上がってくれば、もうちょっと良い投球ができる」。3季ぶりに先発として挑む新天地での初登板で白星はつかめなかったが、35歳の今、手元にある武器を巧みに使い、今季チーム最多の7回を投げきった。  直球の球速は140キロ台半ばながら、緩い変化球を効果的に交ぜ、テンポ良く打たせて取った。五回に「投げミス」と悔やんだスライダーをサノーに捉えられ、先制2ランを許したものの、引きずることなく六、七回を抑えてマウンドを降りた。  楽天時代の2014年から5年連続で奪三振王に輝いた頃のような力で押す投球とは、ガラリと変わった。「若い時みたいに無理して投げられるわけでもない。だから、その日できるベストっていう感じで試合を作りたい」。空振りで奪った三振は三つだけだったが、「低めでゴロを打たせたり、ある程度アバウトに投げた真っすぐで押し込めたり、やりたいことはできた」と手応えを口にした。  抑えを任された24年には最多セーブ賞を獲得し、昨季は自己最多の56試合に登板するなど与えられたポジションを全うしてきた。先発再転向にあたり、体に負担のかからないフォームの習得に励んだり、変化球の使い方を工夫したりするなど研さんを続けている。  投球スタイルが変わっても、「一試合一試合、必死にやっていくだけ。それは若い時と変わらない」。経験豊富なベテラン右腕が、健在ぶりを証明する85球だった。(緒方裕明)  巨人・阿部監督「(則本は)結果的に試合は作ってくれたので、次につなげてほしい。(大野は)ベテランらしい素晴らしい投球。最後にワンチャンスというところまでいけたので、明日以降につなげたい」

  • 阪神・村上 昨年開幕マツダの快投再現へ 3日広島戦先発、今季初星目指す

    2026年04月03日 05:01
     3日・広島戦(マツダ)に先発する阪神・村上頌樹投手(27)が2日、今季初白星を目指し“快投再現”を誓った。  昨季のマツダスタジアムでは登板全3試合で勝利投手となり、防御率0・83と好相性。初の開幕投手を務めた昨年3月28日・広島戦では8回2/3を無失点で勝利した。「去年は去年。相手も変わっているので、しっかりやっていけたら」と慢心はないが、「そうなれば良いかなと思う」と、昨季同様に得意の球場で1勝目を挙げて流れに乗りたいところだ。  2年連続の開幕投手を託された3月27日・巨人戦(東京ド)では6回3失点7奪三振も、自己ワーストタイの2被弾で今季初黒星を喫した。1週間で「フォームのところで、投げるタイミングを意識しながらやってきた」と修正。「(感覚は)大丈夫だと思うので、しっかり臨めたら」とうなずいた。  この日はキャッチボールやショートダッシュなどで最終調整。昨季投手3冠を獲得したローテの柱が“鯉斬り”で自身にとっての“快幕”を狙う。

  • 阪神・戸井 特大1号2ランも笑顔なし「もう一回支配下に」 平田2軍監督は絶賛「新幹線に当たるかと思った」

    2026年04月03日 05:01
     「ファーム・交流戦、中日0−6阪神」(2日、ナゴヤ球場)  指揮官も絶賛の“新幹線弾”が飛びだした。育成の阪神・戸井が左越えに特大の1号2ラン。平田2軍監督が「(防球)ネットを突き破って(左翼後方を走る)新幹線に当たるかと思った」と表現するほどの当たりがチームの快勝に花を添えた。  4−0とリードした九回2死一塁。すさまじい打球音が球場にこだました。「初球から自分のスイングをしようと思った」と、中継ぎ左腕・斎藤が投じた初球を一閃(いっせん)。打った瞬間の当たりは追い風にも乗って、あっという間に左翼フェンスを越えて防球ネットを揺らした。  会心の一打に「良い感じで打てた」と話すも笑顔はなし。背景にあるのは、高卒4年目の今季から育成契約となった危機感。八回に代走から途中出場していた戸井にとっては、この試合の最初で最後の打席での快音だった。「今日も自分にとっては大事な一打席。もうやるしかないんで」と表情には覚悟がにじむ。  思い切りの良い打撃の一方で「追い込まれてからが課題」と、克服に向けてバットを振り込む毎日。「結果を出し続けて、もう一回支配下に戻れたら」と、名古屋の夕暮れに誓った。

  • 阪神・木浪 出場4試合で10の7 今季初6番で貴重2点打&初猛打ショー 課題の打順で起用応えた

    2026年04月03日 05:01
     「阪神4−3DeNA」(2日、京セラドーム大阪)  大歓声の中、阪神・木浪が力強く拳を突き上げた。

  • 阪神・伊原 298日ぶり白星“ドラ1対決”投げ勝った 5回1失点に藤川監督「頼もしい姿見せてくれた」

    2026年04月03日 05:01
     「阪神4−3DeNA」(2日、京セラドーム大阪)  最後のアウトを見届けると、ホッとした表情でベンチから飛び出し、喜びを爆発させた。阪神・伊原は5回1安打1失点で今季初勝利。298日ぶりの勝ち星を手にした。  「ストライク先行でいけたので、そこは良かった」  初回は先頭の牧に死球を与え、不穏な立ち上がりとなったが後続は断った。三回を終えて無安打の快投。回を追うごとにスタンドは熱気を帯びていった。  試練が訪れたのは四回。2死一塁から宮崎に139キロのカットボールを捉えられた。中堅フェンス直撃の適時二塁打。「無駄な1球だった。ボールでもあったので反省したい」。この日、初めての被安打が唯一の失点となった。  相手先発の竹田は2024年度ドラフト1位で、社会人からプロ入りと境遇は似ている。“ドラ1対決”を見事に投げ勝った。  藤川監督は「頼もしい姿を見せてくれました。十分です」と左腕を評価した。「しっかり抑えることを考えて次も頑張りたい」と伊原。今季の第一歩を踏み出した。

  • 阪神・藤川監督 木浪「プロらしい姿を見せてくれる」継投「一つずつチームとして、成立させていく」【一問一答】

    2026年04月03日 05:01
     「阪神4−3DeNA」(2日、京セラドーム大阪)  阪神が接戦を制して2010年以来16年ぶりとなる開幕から2カード連続勝ち越しとなった。初回に佐藤輝の左翼フェンス直撃の適時二塁打で先制。さらに木浪が左前に2点適時打を放ち、いきなり3点を挙げた。自身初の開幕ローテ入りを果たした先発・伊原は5回1安打1失点の力投で今季初登板初勝利を挙げた。藤川球児監督の主な一問一答は以下の通り。   ◇  ◇  −接戦を勝ち切った。  「取り切りましたね」  −初回、相手先発・竹田をうまく攻めた。  「3試合とも似たようなゲーム展開。1勝1敗ですから最終的に、どういった展開かというのは考えるところもありました。最後までいい仕事ができたと思います」  −先制後、木浪の2点適時打も大きかった。  「どのヒットも大きいですね。打席に立てば自分の仕事というか、プロらしい姿を見せてくれるというところは、いま乗っているのかなと」  −先発の伊原は難しい登板で結果を残した。  「楽な選手は誰もいないとは思います。まだ始まったばかりで、港を出たばかりですから。取り切れたというところでみんな報われますね」  −継投も4イニング。モレッタも連投で結果。  「一つずつチームとして、成立させていくというところです。岩崎が最後にキッチリとやってくれるというところで他がすべて報われます。明日からサラッとゲームをやっていきましょう」  −開幕2カード連続勝ち越しでいいスタート。 「広島に行こう!!(笑)」

  • 阪神・佐藤輝 止まらん5戦連続安打!初回電光石火の先制V撃 意外?16年ぶり開幕2カード連続勝ち越し 単独2位浮上

    2026年04月03日 05:01
     「阪神4−3DeNA」(2日、京セラドーム大阪)  阪神が鮮やかな速攻劇を決めた。初回1死一、二塁から佐藤輝明内野手(27)が5試合連続安打となる左翼への適時二塁打を放つなど、一気に3点を奪った。前夜の敗戦ムードを吹き飛ばし、そのまま勝利。2010年以来16年ぶりとなる開幕から2カード連続勝ち越しで、単独2位に浮上した。  ポンッと合わせただけで、ピンポン球のように打球は飛んでいった。佐藤輝が竹田の立ち上がりを崩す、決勝の先制適時二塁打。「良かったです」。今年の京セラでは見納めとなる、昨季王者の証しのチャンピオンユニホームが一段と輝きを増した。  初回1死一、二塁。竹田の143キロ外角直球を流し打った。今季最速、打球速度178キロのライナーは左中間フェンスの上部に直撃。序盤から主導権を握る一打に「いいんじゃないですかね。早めに伊原を援護したかったので、初回にいい形で先制できて良かった」。これで5試合連続安打となった。  ただ、2打席目以降は3打席連続三振で終わった。打率・333とコンスタントに結果は残しているが、まだ25打席で本塁打は出ていない。それでも8安打中、4本が二塁打。「そうっすね」ともう少し角度がつけば、スタンドインできるという感覚もある。  好データもある。昨季はコース別の打率で・190と苦しんだ内角高めを、今季は5打数5安打と攻略。相手バッテリーは攻めどころに四苦八苦している印象だ。無安打は開幕戦だけ。「結果が出ていることに関しては良かったかな」と日々の積み重ねには納得している。  昨季は40本塁打、102打点と圧倒的な数字で二冠。さらなる飛躍を目指す今季、プラスアルファで求めたのが「もっと強い打球を打ちたいし、確率良く打てるようになること」。ここまでは甘い球をきっちりと仕留めて、目標の一つとする打率3割以上を維持。安打の半分が長打と、求められる役割も果たしている。  この日は試合前練習のフリー打撃を外で行わなかった。昨季から体の状態に合わせて、試行錯誤してきたこと。室内でバットを振り、「去年からもそういう時はある」と感覚を確かめた。米大リーグ・ドジャースの大谷も行うルーティンの一つで、自分に合った調整で試合に臨んでいる。  チームは2010年以来、16年ぶりに開幕2カード連続で勝ち越し。広島を抜いて、2位に浮上した。まだ出ていないアーチにも「それは周りが思ってるだけでしょ」と笑い飛ばした。3日からは昨季の開幕戦で本塁打を記録したマツダスタジアムに乗り込む。期待の一発が見られる日も近い。

  • 阪神・福島 プロ初打席粘った13球 3月30日に支配下入り 凡退も藤川監督「いやぁ、使いたくなるね」

    2026年04月03日 05:01
     「阪神4−3DeNA」(2日、京セラドーム大阪)  交互に起こるどよめきとエールが背中を押した。

  • 阪神の投手として1軍公式戦に登板した早大出身者は?【プロ野球記録企画】

    2026年04月03日 05:01
     デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は阪神の投手として1軍公式戦に登板した早大出身者を取り上げる。   ◇  ◇  Q…阪神の投手として1軍公式戦に登板した、早大出身者は?  A…現状では大竹耕太郎が唯一  2023年4月8日の阪神−ヤクルト戦(甲子園)は、プロアマ双方の球界にとって歴史的な日となった。現役ドラフトで前年オフに阪神へ移籍した大竹が先発し、6回無失点で勝利投手に。学生野球の雄、早大出身の投手がプロ野球の名門阪神の投手として、初めてマウンドに上がったのだ。  野手には大物がいる。右の強打者岡田彰布は監督も2度務め、阪神を常勝軍団に育て上げた。鳥谷敬は球団在籍中最多の2169試合、2085安打を達成と、それぞれ球団史に名を刻んだ。  獲得を目指した投手もいた。10年度ドラフト1位で大石達也(西武)、14年度1位では有原航平(日本ハム)に入札したものの、抽選負け。02年オフには自由枠で和田毅の争奪戦に加わったが、逆指名先はダイエー(現ソフトバンク)だった。  大竹は阪神に移って以降、3シーズンで32勝を挙げている。押しも押されもせぬローテーション投手としての立場を固め、チームに不可欠な存在に育った。常勝軍団阪神で、今季も唯一無二の存在感を示す。

  • 巨人・則本 1球に泣く「確実な投げミス」中日新外国人・サノーに痛恨被弾 7回2失点、移籍初星ならず

    2026年04月03日 05:01
     「中日2−1巨人」(2日、バンテリンドーム)  先発で迎えた“開幕”は、1球に泣いた。巨人・則本が悔しさを押し殺そうと唇をかむ。「サノーへの1球っていうのは僕の確実な投げミス。そこが相手に主導権を譲ってしまったところだった」。7回5安打2失点の力投も敗戦投手に。この黒星を糧に、早くも次戦を見据えていた。  中日先発・大野との投手戦だった。試合が動いたのは五回だ。1死一塁から甘く入ったスライダーをサノーに完璧に捉えられ、左翼へ痛恨の先制2ランを被弾。援護を待つ中で、均衡を破られた一発は痛かった。  新天地で迎えた26年シーズンだ。チームの連勝も2で止まり、「勝ちたいところはあったんですけど」と本音もポロリ。それでも七回まで投げ抜き「他の中継ぎ陣が休めたことは良かった。明日につながるとは思うので」とフォア・ザ・チームの精神で腕を振った。  阿部監督も「結果的に試合はつくってくれましたので。次につなげてほしい」とうなずく。戦いはまだ始まったばかり。静かに闘志を燃やし、次戦こそ右腕で勝利をつかみ取る。

  • 楽天・村林 サイクルならずもV撃4安打3打点大暴れ 連敗4でストップ、今季ホーム初勝利「今日は勝てて良かった」

    2026年04月03日 05:01
     「楽天5−4ソフトバンク」(2日、楽天モバイル最強パーク)  大接戦にケリをつけたのは楽天・村林のバットだった。同点の八回、2死から作った二、三塁の好機。松本裕の真ん中低めの142キロフォークを右翼線に運ぶ決勝2点二塁打を放った。開幕戦以来の勝利で連敗は4でストップ。今季ホーム初勝利だ。  「みんなつないでくれたので、何とか後ろのバッターにつなごうと思いました」。  二回に二塁打、五回に右前打、七回は一時勝ち越しとなる1号ソロ。八回は三塁打が出ればサイクルという打席だったが「それどころじゃなかったので、なんとか勝てるようにと」と、必死だったことを明かす。もう一つ塁を狙うチャンスのある打球だったことに「今思えば…」。それでも4安打3打点の大暴れだ。  三木監督は「ベタ褒めはしたくないけど」と前置き。その上で「連敗している中で、ベンチで一番声を出している姿を見ると成長してるなって思いますね」とチームを引っ張る姿に目を細める。  村林は「寒い気候も続いていたし、たくさんのお客さんが来てくれた中で早く勝ちたい気持ちはみんなあった。今日は勝てて良かった」。東北の地での1勝を、ファンと分かち合う。